JPH0489718A - リニア誘導モータを利用した土砂類の運搬方法 - Google Patents

リニア誘導モータを利用した土砂類の運搬方法

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JPH0489718A
JPH0489718A JP20551290A JP20551290A JPH0489718A JP H0489718 A JPH0489718 A JP H0489718A JP 20551290 A JP20551290 A JP 20551290A JP 20551290 A JP20551290 A JP 20551290A JP H0489718 A JPH0489718 A JP H0489718A
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JP
Japan
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sediment
kinds
primary side
sand
earth
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Pending
Application number
JP20551290A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihisa Yamashita
山下 凱久
Toshie Konno
紺野 勤衛
Naoto Takami
高見 直人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Publication date
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Publication of JPH0489718A publication Critical patent/JPH0489718A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、土木建設の工事現場や建設資材の工場など
において、土砂類の搬送作業を行うための運搬方法に関
するものである。さらに詳しくいえば、リニア誘導モー
タの原理を応用した電気的な運搬方法に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、土木建設の工事現場や建設資材の工場などにおい
て、土砂類を運搬する手段として最も普及している方法
は、コンベア形式のモータ駆動による機械的な運搬装置
を用いる方法が一般的である。ただ搬送すべきものの性
状によっては、それをスラリー状にしてポンプにより運
搬する方法を採用するケースもある。
(発明が解決しようとする課題) いずれにしても、前記コンベア形式の運搬方法による土
砂類の運搬は、モータによって機械的に駆動される可動
部分が多いため次のような欠点があった。
まず機械的な可動部分の摩耗や破損に対する保守作業が
頻繁に要求される。
例えばベルトコンベアでは、両端にあるプーリ間にヘル
ドを掛けまわし、これをキャリアと転送ローラで支持し
、回転駆動させているがベルトの両側縁が損耗する。ま
た回転駆動部の摩耗、破損が多い。そのため事前の保守
点検をはじめ管理にかなりの手数が必要である。
次に被搬送物はすなわち土砂類は、コンヘア上にオープ
ンの状態で積載されて移送されるので、移送速度は必然
的に制約を受ける。すなわち移送速度を大きくとればコ
ンベア上の被搬送物が飛散する欠点がある。したがって
高速運搬には不向きである。
この発明は、このような従来の運搬方法の欠点を解消し
、保守点検や維持管理に手数のかからない、しかも高速
運搬ができる土砂類の運搬方法を提供することを目的と
するものである。
特に、この発明方法の特徴とするところは、従来の機械
的な駆動による土砂類の運搬手段に代え、リニア誘導モ
ータの原理を応用した電磁力による運搬方法を提供する
ことにある。
公知のようにリニア誘導モータは、時間とともに移動す
る進行磁界と、このときの磁束変化によって生じる渦電
流との相互作用によって発生する推力を利用したモータ
である。
すなわち積層した鉄心に1次コイルを巻装してなる1次
側固定子、すなわちステータに相当する1次側を直線状
に配列し、この上にロータに相当する2次側可動子すな
わち非磁性導体を配置する。
そして前記1次側固定子に多相交流、例えば3相交流の
電流を印加することによって、時間的に移動する進行磁
界を発生させるとともに、前記2次側可動子である非磁
性導体に渦電流を誘導させ、前記進行磁界と磁束変化に
よる渦電流との相互作用により2次側可動子に推力を発
生させる直線的なモータである。
この発明は、このリニア誘導モータの原理を応用したも
ので、具体的にはロータの両面にステータが存在する通
称両側式リニア誘導モータと呼ばれ誘導モータの原理を
応用したものである。すなわちステータに相当する1次
側固定子を上下に対向させるとともに、直線状に配列を
する。そしてその両面間の中空部に搬送路を構成し、こ
の搬送路内に鉄分等からなる導電性微粒子を添加混合し
た土砂類の被搬送物を導入し、ついで前記1次側固定子
に多相交流の電流を供給することにより、前記土砂類に
2次側可動子としての推力を与え、もって土砂類を搬送
路に沿って運搬することを特徴とするものである。
なお被搬送物である土砂類に添加混合した鉄分等からな
る導電性微粒子は、前記搬送路の出口側において磁選機
等を介して分離回収し、再利用するようにしたことにあ
る。
(作用) この発明による土砂類の運搬方法は、被搬送物である土
砂類に鉄分等からなる導電性の微粒子を添加混合し、す
なわち土砂類を非磁性体からなる導体にし、これを直線
状に配列した1次側固定子からなる中空の搬送路内に導
入し、これを2次側可動子に仕立てて、しかるべき位置
へ搬送するようにしたものであるため、すなわちリニア
誘導モータの原理を利用したものであるため、従来のコ
ンヘア方式による運搬手段にみられるような機械的な可
動部分がなく、円滑で効率的な、しかも高速な運搬が可
能である。
(実施例) 次に、図面を示す実施例に基づいて、本発明方法の構成
・作用を説明する。
まず第1図は被搬送物である土砂類に鉄分等からなる導
電性の微粒子を添加混合する搬入口側の構成を示す。第
2図は1次側固定子からなる搬送路の構成を示すもので
ある。
搬入口側の構成は、図示のように被搬送物すなわち土砂
類の搬入用ホッパ1と添加すべき鉄分等からなる導電性
の微粒子の供給口2と、さらに双方を混合しながら前記
第2図で示す1次側固定子からなる中空の搬送路4内ヘ
フイードするスクリューミキサ5との組み合わせをもっ
て構成している。
次に1次側固定子3からなる中空の搬送路4は、第2図
で示すようにガイドバイブロの上下位置に鉄心3a、具
体的には鉄板の複数枚を積層して構成した鉄心3aに、
コイル3bを巻回してなる、いわゆる1次側固定子3を
それぞれ磁極面が対向するようにして配列して構成して
いる。第3図はその1次側固定子3を対向させて配列し
た構造の概念図で、いわゆる両側式のリニア誘導モータ
と呼ばれる構造を示す。なお実施例においては前記第2
図で示すように上下に配列した1次側固定子3を172
づつ位置をずらして配列し、各1次側固定子3.3.3
・・・同士の端部における磁束密度の低下を互いに補う
ことができる構成としている。ちなみに第2図において
一点鎖線で示すのは各1次側固定子3.3.3・・・の
磁束密度の分布状態を示す。
また実施例では前記ガイドバイブロは断面長方形の角形
パイプをもって構成したが、断面円形のガイドバイブロ
をもって構成することも可能である。
第4図は前記第2図で示す1次側固定子3,3゜3・・
・で構成した搬送路4を介して移送されてきた土砂類の
出口側に設けた磁選機である。すなわち土砂類に添加混
合させた鉄分等からなる微粒子を分離するための磁選機
である。
この実施例においては、円筒状のドラム7を傾きをもた
せて設けるとともに、これを緩かな速度で回転する搬送
ドラムに構成し、その回転するドラム7の外周に、下側
から半円状の電磁石8を固定させておき、ドラム7の回
転にともなって、土砂類に混合した鉄分をドラム7の内
側に集め、上方の電磁石8の切れたところで排出コンヘ
ア9上に放出させ、土砂類から鉄分のみを分離させるよ
うに構成した磁選機を使用している。
この発明は、以上実施例に基づいて説明したように、搬
送すべき土砂類に鉄分等の導電性微粒子を添加混合させ
て、それを1次側固定子からなる搬送路内に導入すると
ともに、その1次側固定子に多相交流の電流を供給して
時間的に移動する進行磁界を発生させるとともに、前記
鉄分等の導電性微粒子を添加混合した土砂類を2次側可
動子として移動し搬送させるものであるため、従来のベ
ルトコンベア方式の運搬手段等に比較して次のような効
果を発揮することができる。
(発明の効果) (1)機械的な可動部分がないため、すなわち従来のよ
うに駆動用のモータと、負荷との間を結ぶ動力伝達機構
がないため、摩耗やガタや、またこれらに対する保守上
の点検等が不要である。
(2)いわゆる電磁エネルギーによって負荷を駆動する
ので、高速の運搬が可能であるばかりでなく、その制御
が容易である。
したがって従来の運搬手段に比較し、効率的な運搬作業
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明による土砂類の運搬方法を実施する装置
の構造を示すもので、第1図は被搬送物である土砂類に
鉄分等からなる導電性微粒子を添加混合する入口側の構
造図、第2図は1次側固定子からなる搬送路を示す構造
図、第3図は搬送路を構成する1次側固定子の配列構造
を示す斜視図、第4図は磁選機を配備してなる搬送路に
おける出口側の構造を示す側面図である。 1・・・土砂類の搬入ホッパ 2・・・導電性微粒子の供給口 3・・・1次側固定子   3a・・・鉄心3b・・・
コイル     4・・・搬送路5・・・スクリューミ
キザ 6・・・ガイドパイプ7・・・円筒状ドラム 9・・・排出コンヘア 8・・・電磁石

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. リニア誘導モータにおける1次側固定子を上下に対向さ
    せるとともに、直線状に配列して中空の搬送路を構成し
    、この搬送路内に導電性微粒子を添加混合した土砂類を
    導入し、前記1次側固定子に多相交流の電流を供給する
    ことにより、前記土砂類を2次側可動子として搬送路に
    沿って運搬することを特徴とするリニア誘導モータを利
    用した土砂類の運搬方法。
JP20551290A 1990-08-02 1990-08-02 リニア誘導モータを利用した土砂類の運搬方法 Pending JPH0489718A (ja)

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