JPH0489417A - コロミン酸含有化粧料 - Google Patents

コロミン酸含有化粧料

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JPH0489417A
JPH0489417A JP20019890A JP20019890A JPH0489417A JP H0489417 A JPH0489417 A JP H0489417A JP 20019890 A JP20019890 A JP 20019890A JP 20019890 A JP20019890 A JP 20019890A JP H0489417 A JPH0489417 A JP H0489417A
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JP
Japan
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colominic acid
acid
cosmetic
colominic
lotion
Prior art date
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Pending
Application number
JP20019890A
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English (en)
Inventor
Yasu Matsubara
松原 縁
Nobuhiro Aoki
伸浩 青木
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NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は保湿機能と抗菌機能とを備えたコロミン酸含有
化粧料に関するものである。
(従来の技術) 肌を美しく保つためには、皮膚に柔軟性と弾力性とを与
えることが重要である。このために従来からソルビトー
ル、ポリエチレングリコール、グリセリン等の保温剤を
配合した化粧料が知られている。しかしこれらの保湿剤
は吸湿性に起因するべとつき感を生ずるという問題があ
る。
そこで近年では天然多糖である平均分子量の大きいヒア
ルロン酸を保湿剤として配合したべとつき感のない化粧
料が開発されており、例えば特開昭62−158203
号、特開昭63−156707号として公開されている
。ところがこのようなヒアルロン酸含有化粧料は保湿機
能には優れるものの、肌を清潔に保つために必要な抗菌
機能に欠けるので、ニキビ等の原因となる微生物の繁殖
を防止することはできないという問題があった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明はこのような従来の問題点を解決して、保湿機能
とともにニキビ等の原因となる微生物汚染を予防するこ
とができる抗菌機能を併せ持つ化粧料を提供するために
完成されたものである。
(課題を解決するための手段) 上記の課題を解決するためになされた本発明は、コロミ
ン酸又はその塩を含有することを特徴とするコロミン酸
含有化粧料を要旨とするものである。
コロミン酸は1957年にバリー等により発見された物
質で、N−アセチルノイラミン酸を構成単位とした分子
量1万程度の高分子ホモポリマーである、コロミン酸は
前記のヒアルロン酸と化学構造がII僚しておりヒアル
ロン酸と同様に保湿機能を有するものである。しかし本
発明者の研究によれば、コロミン酸は保湿機能の他に抗
菌活性を持つことが分かった。
一般にN−アセチルノイラミン酸は動物界に広く存在す
る物質であり、生体液中に多く含まれて生理的に機能す
る。この化合物の供給源として従来は牛の初乳が用いら
れてきたが、供給が不安定であるという難点がある。そ
こで最近では微生物を利用してコロミン酸を得る方法が
研究されており、特開平1−144989号公報に示さ
れるようにコロミン酸生成菌であるエシェリヒア・コリ
・M12株から製造することができるほか、ニスケリチ
ア・コリ・K235株を用いて製造することもできる。
本発明においては、このコロミン酸又はその塩を化粧料
の基礎成分中に配合して、保湿機能とともに抗菌機能を
発揮させる。その具体的な配合例および作用は次の実施
例に示すとおりである。
(実施例) 実施例1−保湿効果の評価 まず下記の配合でコロミン酸含有化粧水を作成した。
エタノール             8.0%1.3
ブチレングリコール     5.0%ポリオキシエチ
レン(20モル) オイルアルコールエーテル   1.2%コロミン酸 
           0.3%プルラン      
        0.05%メチルパラヘン     
     0.1%苛性カリ            
   0.015%EDTW−3Na        
        O,01%香料          
      0.1%イオン交換水         
   残量次に上記の組成中、コロミン酸を同量のヒア
ルロン酸に置き換えたヒアルロン酸含有化粧水を作成し
た。
これらの2種類の化粧水について水分蒸発速度定数を測
定した。測定は化粧水を濾紙に塗布し、25℃、相対湿
度50%における濾紙面からの水分連発による濾紙の重
量変動(dw/dt)を電子天秤を用いて測定する方法
によった。水分の蒸発は一次式dw/dt = k−で
進行するものと仮定し、水分蒸発速度定数kを求めた。
この値が小さいほど保水性が高いと評価される。
この結果、水分蒸発速度定数には、 コロミン酸含有化粧水 : 4.4 xto−” (s
in −’)ヒアルロン酸含有化粧水: 4.3 Xl
0−’ (sin −’)イオン交換水     : 
5.2 Xl0−” (sin柑)となり本発明のコロ
ミン酸含有化粧水は従来のヒアルロン酸含有化粧水と同
程度の保湿性を持つことが確認された。
実施例2−抗菌活性の評価 種々の濃度のコロミン酸含有化粧水に栄養寒天を溶解し
て化粧水含有栄養寒天培地を作成し、検定薗を10” 
cell/ mlの濃度で植菌し、30”C172時間
後の検定菌の生育を観察して抗菌活性の評価を行った。
なお比較のため、ヒアルロン酸含有化粧水およびアサマ
化成■からインパクトNの商品名で市販されている天然
食品保存剤(鮭の白子分解物)を含有する化粧水をも作
成し、上記と同様に試験を行った。
試験を行った化粧水含有栄養寒天培地の組成は次の通り
である。但しコロミン酸の抗菌活性を正しく評価するた
め、実施例1の化粧料の組成から抗菌性を持つエタノー
ルとメチルパラヘンを除いた組成とした。
化粧水含有栄養寒天培地組成 1.3ブチレングリコール     5.0%ポリオキ
シエチレン(20モル) オイルアルコールエーテル   1.2%プルラン  
            0.05%メチルパラヘン 
          0.1%苛性カリ       
        0.015%EDTII−3Na  
             O,01%イオン交換水 
           残量(以上pH7,5) ヒアルロン酸、コロミン酸、インパクトNは次表に示す
各濃度、 ペプトン マルトエキス aC1 実験結果は次の通りである。
■検定菌がBacillus 5ubtillusの場
合1.0% 1.0% 065% ■検定菌がEshcerichia coliの場合 十:生育有り、−二生育なし、 上記のように、ヒアルロン酸含有化粧水には抗菌性がな
いのに対して、本発明のコロミン酸含有化粧水はBac
illus 5ubtillusに対しては食品抗菌剤
であるインパクトNと同様の抗菌活性を示した。また本
発明のコロミン酸含を化粧水は、インバク)Nが抗菌活
性を示さなかったEshcerichiacoliに対
しても抗菌活性を示した。
(発明の効果) 以上に説明したように、本発明の化粧料はコロミン酸又
はその塩を含有させたことにより、従来のヒアルロン酸
含有化粧料と同様の保湿機能を持つのみならず、食品抗
菌剤であるインパクトNと同様の抗菌機能を発揮するも
のであり、ニキビ等の原因となる微生物の繁殖を防止す
ることにより肌を美しく保つことができるものである。
なお、前記の実施例では化粧水のみを示したが、乳液、
クリーム等のその他の化粧料についてもそのまま適用す
ることが可能である。
よって本発明は従来の問題点を解消したコロミン酸含有
化粧料として、産業の発展に寄与するところは極めて大
きいものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、コロミン酸又はその塩を含有することを特徴とする
    コロミン酸含有化粧料。 2、コロミン酸が微生物によって産生されたものである
    請求項1記載のコロミン酸含有化粧料。
JP20019890A 1990-07-27 1990-07-27 コロミン酸含有化粧料 Pending JPH0489417A (ja)

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