JPH0488305A - 光ピックアップ装置 - Google Patents
光ピックアップ装置Info
- Publication number
- JPH0488305A JPH0488305A JP2204367A JP20436790A JPH0488305A JP H0488305 A JPH0488305 A JP H0488305A JP 2204367 A JP2204367 A JP 2204367A JP 20436790 A JP20436790 A JP 20436790A JP H0488305 A JPH0488305 A JP H0488305A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- optical waveguide
- optical
- grating coupler
- recording surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 title claims abstract description 100
- 230000001902 propagating effect Effects 0.000 claims description 7
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 8
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 4
- 230000008878 coupling Effects 0.000 abstract description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 abstract description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 abstract description 2
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 abstract 1
- 238000006731 degradation reaction Methods 0.000 abstract 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 abstract 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 8
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 7
- 230000000644 propagated effect Effects 0.000 description 6
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 6
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 4
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 4
- 230000009471 action Effects 0.000 description 3
- 230000006870 function Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N Nickel Chemical compound [Ni] PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005323 electroforming Methods 0.000 description 1
- 238000000609 electron-beam lithography Methods 0.000 description 1
- 229910052759 nickel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011368 organic material Substances 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Optical Head (AREA)
- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
- Optical Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は、導波路型光ピックアップ装置に関する。
[背景技術]
光磁気ディスク等の光デイスク装置は、大容量で、互換
性に優れる等の利点のため、大きな市場の伸びが期待さ
れている。しかしながら、コンピュータの外部メモリの
主流であるハードディスク装置に対しては、アクセスタ
イムが遅い、高コストである等の点で劣っており、ハー
ドディスクにとって代わる記憶手段となるためには、ア
クセスタイムの短縮と低コスト化が強く望まれている。
性に優れる等の利点のため、大きな市場の伸びが期待さ
れている。しかしながら、コンピュータの外部メモリの
主流であるハードディスク装置に対しては、アクセスタ
イムが遅い、高コストである等の点で劣っており、ハー
ドディスクにとって代わる記憶手段となるためには、ア
クセスタイムの短縮と低コスト化が強く望まれている。
ここで、アクセスタイムは、光ピックアップ装置の移動
速度を決める重量により決定され、また光デイスク装置
のコストの1/3は光ピックアップ装置によって占めら
れているので、小形、軽量かつ安価な光ピックアップ装
置が望まれている。
速度を決める重量により決定され、また光デイスク装置
のコストの1/3は光ピックアップ装置によって占めら
れているので、小形、軽量かつ安価な光ピックアップ装
置が望まれている。
このため、小形、軽量かつ安価な光ピックアップ装置を
実現するための手段として、光導波路を用いて光学系を
集積化した導波路型光ピックアップ装装置−が提案され
ている。
実現するための手段として、光導波路を用いて光学系を
集積化した導波路型光ピックアップ装装置−が提案され
ている。
第6図に示すものは、提案されている導波路型光ピック
アップ装置31であって、シリコン基板82の上に5i
nsからなるバッファ層33が形成され、バッファ層3
3の上にガラスの光導波路34が形成されており、光導
波路34の一端に半導体レーザ素子35を取り付け、半
導体レーザ素子35からの出射光を光導波路34に結合
されており、同じ側において光導波路34内にフォトダ
イオード36が埋め込まれている。また、他端側では、
光導波路34の表面にグレーティング型ビームスプリッ
タ37と集光グレーティングカップラ38が隣接して設
けられている。
アップ装置31であって、シリコン基板82の上に5i
nsからなるバッファ層33が形成され、バッファ層3
3の上にガラスの光導波路34が形成されており、光導
波路34の一端に半導体レーザ素子35を取り付け、半
導体レーザ素子35からの出射光を光導波路34に結合
されており、同じ側において光導波路34内にフォトダ
イオード36が埋め込まれている。また、他端側では、
光導波路34の表面にグレーティング型ビームスプリッ
タ37と集光グレーティングカップラ38が隣接して設
けられている。
しかして、半導体レーザ素子35から出射された光線8
θaは、光導波路34を伝搬し、集光グレーティングカ
ップラ38により空間へ出射される。空間に出射された
光M39bは、同時に集光グレーティングカップラ38
により、光ディスク21の記録面22に集光される。つ
いで、光ディスク21からの戻り光39cは、集光グレ
ーティングカップラ38により再び光導波路34へ結合
されると共にグレーティング型ビームスプリッタ37で
分割され、この光導波路伝搬光39dは、それぞれフォ
トダイオード36上に導かれ、光ディスク21のデータ
が読み取られる。
θaは、光導波路34を伝搬し、集光グレーティングカ
ップラ38により空間へ出射される。空間に出射された
光M39bは、同時に集光グレーティングカップラ38
により、光ディスク21の記録面22に集光される。つ
いで、光ディスク21からの戻り光39cは、集光グレ
ーティングカップラ38により再び光導波路34へ結合
されると共にグレーティング型ビームスプリッタ37で
分割され、この光導波路伝搬光39dは、それぞれフォ
トダイオード36上に導かれ、光ディスク21のデータ
が読み取られる。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記のような導波路型光ピックアップ装
置にあっては、半導体レーザ素子と光導波路との結合効
率及び集光グレーティングカップラの効率が低いため、
大ぎなパワーの光線な光ディスクに照射させることがで
きず、読み出し専用として用いられており、書き込み用
には使用することができなかった。
置にあっては、半導体レーザ素子と光導波路との結合効
率及び集光グレーティングカップラの効率が低いため、
大ぎなパワーの光線な光ディスクに照射させることがで
きず、読み出し専用として用いられており、書き込み用
には使用することができなかった。
また、半導体レーザと光導波路の位置合わせ精度の要求
が非常に厳しく、温度変化や振動に対して不安定であっ
た。このため、製造工程における精度管理が厳しくなり
、低コスト化が困難であフた。
が非常に厳しく、温度変化や振動に対して不安定であっ
た。このため、製造工程における精度管理が厳しくなり
、低コスト化が困難であフた。
さらに、フォーカシング及びトラッキングの際、光ピッ
クアップ装置全体を移動させなければならないので、移
動体の重量が大きく、ピックアップ位置の移動速度もし
くはアクセスタイムが遅くなり、また、動作も不安定と
なっていた。しかも、専用のアクチュエータが必要で、
コストも高くついていた。
クアップ装置全体を移動させなければならないので、移
動体の重量が大きく、ピックアップ位置の移動速度もし
くはアクセスタイムが遅くなり、また、動作も不安定と
なっていた。しかも、専用のアクチュエータが必要で、
コストも高くついていた。
また、光ディスクの記録面に集−光させる光の焦点位置
が集光グレーティングカップラによって決まり、製造後
の調整が不可能であるので、光導波路及びグレーティン
グカップラの作製に際し、非常に厳しい作製精度を要求
され、多量生産が困難で、量産による低コスト化も難し
かった。
が集光グレーティングカップラによって決まり、製造後
の調整が不可能であるので、光導波路及びグレーティン
グカップラの作製に際し、非常に厳しい作製精度を要求
され、多量生産が困難で、量産による低コスト化も難し
かった。
〔課題を解決するための手段コ
本発明の光ピックアップ装置は、光導波路と、発光素子
から出射された出射光を収束ないしコリメートさせるレ
ンズ素子と、空間伝搬光と光導波路伝搬光とを結合させ
るグレーティングカップラと、受光素子を備え、前記レ
ンズ素子及びグレーティングカップラが、光導波路の同
一面上に形成され、前記受光素子がグレーティングカッ
プラからの光伝搬方向において光導波路内に設けられて
いることを特徴としている。
から出射された出射光を収束ないしコリメートさせるレ
ンズ素子と、空間伝搬光と光導波路伝搬光とを結合させ
るグレーティングカップラと、受光素子を備え、前記レ
ンズ素子及びグレーティングカップラが、光導波路の同
一面上に形成され、前記受光素子がグレーティングカッ
プラからの光伝搬方向において光導波路内に設けられて
いることを特徴としている。
また、前記レンズ素子で収束ないしコリメートされた光
を集光させるための対物レンズを具備させ、この対物レ
ンズを位置調整可能としてもよい。
を集光させるための対物レンズを具備させ、この対物レ
ンズを位置調整可能としてもよい。
E作用コ
本発明にあっては、発光素子からの出射光は、レンズ素
子で収束されて光ディスク等の記録面へ出射させられる
。一方、記録面で反射された戻り光は、クレーティング
カップラで光導波路へ結合され、光導波路を伝搬して受
光素子で検出される。
子で収束されて光ディスク等の記録面へ出射させられる
。一方、記録面で反射された戻り光は、クレーティング
カップラで光導波路へ結合され、光導波路を伝搬して受
光素子で検出される。
ここで、光ディスク等の記録面へ光を収束させて出射さ
せるためにレンズ素子を用いているので、光の透過効率
もしくは反射効率が集光グレーティングカップラよりも
高く、出射光のパワー低下が少なく、データの読み出し
用はもちろん、書き込み用としても使用することができ
る。
せるためにレンズ素子を用いているので、光の透過効率
もしくは反射効率が集光グレーティングカップラよりも
高く、出射光のパワー低下が少なく、データの読み出し
用はもちろん、書き込み用としても使用することができ
る。
また、レンズ素子を用いたことにより発光素子を光導波
路に結合させる必要がなくなり、製造時の精度要求も緩
和され、温度変化や振動に対しても比較的安定で、安価
に光ピックアップ装置を製作することができる。
路に結合させる必要がなくなり、製造時の精度要求も緩
和され、温度変化や振動に対しても比較的安定で、安価
に光ピックアップ装置を製作することができる。
さらに、レンズ素子から出射された光を直接光ディスク
等の記録面に照射させるのでなく、−旦対物レンズで集
光させて記録面に照射させるようにし、しかも、対物レ
ンズを位置調整可能とすれば、光ピックアップ本体を動
かすことなく、対物レンズだけを移動させて光の焦点位
置(記録面上でのピックアップ位置)を変化させること
ができる。従って、焦点調節のための移動部分が軽量と
なり、ピックアップ位置の移動速度ないしアクセスタイ
ムが高速化され、移動部分が少ないために動作も安定す
る。
等の記録面に照射させるのでなく、−旦対物レンズで集
光させて記録面に照射させるようにし、しかも、対物レ
ンズを位置調整可能とすれば、光ピックアップ本体を動
かすことなく、対物レンズだけを移動させて光の焦点位
置(記録面上でのピックアップ位置)を変化させること
ができる。従って、焦点調節のための移動部分が軽量と
なり、ピックアップ位置の移動速度ないしアクセスタイ
ムが高速化され、移動部分が少ないために動作も安定す
る。
[実施例]
以下、本発明の*施例を添付図に基づいて詳述する。
第1図に示すものは1本発明の一実施例の光ピックアッ
プ装置Aを示す斜視図であり、第2図はその断面図であ
る。どの光ピックアップ装置Aは、半導体レーザ素子の
ような発光素子2と、光ピックアップ本体7と、凸レン
ズのような対物レンズ6とから構成されている。光ピッ
クアップ本体7は、ガラス基板8の表面にガラス基板8
よりも屈折率の大きな透明有機材料によって光導波路l
を形成し、光導波路lの表面に透過型のマイクロフレネ
ルレンズ3と集光グレーティングカップラ4とを設けた
ものであり、光導波路1の一方端部には、複数個のフォ
トダイオード等の受光素子5を埋め込んである。このマ
イクロフレネルレンズ3及び集光グレーティングカップ
ラ4は、光導波路lと同一材料により光導波路lの同一
面上に重畳させて形成されている。さ゛らに、この実施
例では、マイクロフレネルレンズ3と集光グレーティン
グカップラ4とは、両機能を有する1つの複合素子、例
えば重畳グレーティング素子(マイクロフレネルレンズ
重畳集光グレーティングカップラ)−9によって実現さ
れている。第2図に示すように、発光素子2は、マイク
ロフレネルレンズ3の光軸に一致させて光ピックアップ
本体7の裏側に配置されており、対物レンズ6は光ピッ
クアップ本体7の表側に配置されている。
プ装置Aを示す斜視図であり、第2図はその断面図であ
る。どの光ピックアップ装置Aは、半導体レーザ素子の
ような発光素子2と、光ピックアップ本体7と、凸レン
ズのような対物レンズ6とから構成されている。光ピッ
クアップ本体7は、ガラス基板8の表面にガラス基板8
よりも屈折率の大きな透明有機材料によって光導波路l
を形成し、光導波路lの表面に透過型のマイクロフレネ
ルレンズ3と集光グレーティングカップラ4とを設けた
ものであり、光導波路1の一方端部には、複数個のフォ
トダイオード等の受光素子5を埋め込んである。このマ
イクロフレネルレンズ3及び集光グレーティングカップ
ラ4は、光導波路lと同一材料により光導波路lの同一
面上に重畳させて形成されている。さ゛らに、この実施
例では、マイクロフレネルレンズ3と集光グレーティン
グカップラ4とは、両機能を有する1つの複合素子、例
えば重畳グレーティング素子(マイクロフレネルレンズ
重畳集光グレーティングカップラ)−9によって実現さ
れている。第2図に示すように、発光素子2は、マイク
ロフレネルレンズ3の光軸に一致させて光ピックアップ
本体7の裏側に配置されており、対物レンズ6は光ピッ
クアップ本体7の表側に配置されている。
しかして、光ディスク21の読み出しを行なう場合には
、発光素子2のパワーを小さくし、発光素子2からパワ
ーの小さな出射光Jonを出射させる。発光素子2から
出射された出射光10aは、ガラス基板8を透過し、さ
らにマイクロフレネルレンズ3を透過してコリメートさ
れ、コリメートされた出射光10bは対物レンズ6で集
光され、この、集束光10cは光ディスク21の記録面
22に焦点を結ばれる。この時、光ピックアップ本体7
を静止させたまま、対物レンズ6のみを適宜駆動手段に
よって移動させることにより、記録面22に焦点を結ぶ
ようにフォー力ッシング調整したり、記録面22のトラ
ック間移動を行なわせるようにしている。こうして、記
録面22で反射された戻り光10dは、再び対物レンズ
6を通過してコリメートされ、光ピックアップ本体7の
集光グレーティングカップラ4に照射される。この戻り
光10dは、集光グレーティングカップラ4の働きで光
導波路1内に伝搬され、光導波路伝搬光10eは受光素
子5によって検出され、記録面22のデータが読み出さ
れる。
、発光素子2のパワーを小さくし、発光素子2からパワ
ーの小さな出射光Jonを出射させる。発光素子2から
出射された出射光10aは、ガラス基板8を透過し、さ
らにマイクロフレネルレンズ3を透過してコリメートさ
れ、コリメートされた出射光10bは対物レンズ6で集
光され、この、集束光10cは光ディスク21の記録面
22に焦点を結ばれる。この時、光ピックアップ本体7
を静止させたまま、対物レンズ6のみを適宜駆動手段に
よって移動させることにより、記録面22に焦点を結ぶ
ようにフォー力ッシング調整したり、記録面22のトラ
ック間移動を行なわせるようにしている。こうして、記
録面22で反射された戻り光10dは、再び対物レンズ
6を通過してコリメートされ、光ピックアップ本体7の
集光グレーティングカップラ4に照射される。この戻り
光10dは、集光グレーティングカップラ4の働きで光
導波路1内に伝搬され、光導波路伝搬光10eは受光素
子5によって検出され、記録面22のデータが読み出さ
れる。
また、光デイヌク21への書き込みを行なう場合には、
まず読み比し時と同様にして、発光素子2からパワーの
小さな光を出射させ、記録面22からの戻り光を受光素
子5で検出することによって書き込み位置?確認した後
、発光素子2の駆動パワーを増大させて書き込みを行な
わせるのに十分なパワーの光を記録面22に照射させ、
データの書き込みを行なわせる。この光は、マイクロフ
レネルレンズ3を透過した光であり、マイクロフレネル
レンズ3は集光グレーティングカップラ4よりも効率が
高いので、書と込みに十分な強度の光を記録面22に照
射させることができる。書き込みに続き、発光素子2の
パワーを元のように落とし、書き込みデータの確認が行
なわれる。
まず読み比し時と同様にして、発光素子2からパワーの
小さな光を出射させ、記録面22からの戻り光を受光素
子5で検出することによって書き込み位置?確認した後
、発光素子2の駆動パワーを増大させて書き込みを行な
わせるのに十分なパワーの光を記録面22に照射させ、
データの書き込みを行なわせる。この光は、マイクロフ
レネルレンズ3を透過した光であり、マイクロフレネル
レンズ3は集光グレーティングカップラ4よりも効率が
高いので、書と込みに十分な強度の光を記録面22に照
射させることができる。書き込みに続き、発光素子2の
パワーを元のように落とし、書き込みデータの確認が行
なわれる。
なお、この実施例のような構成では、発光素子2から8
射された光の一部が、集光グレーティングカップラ4に
よって光導波路lへ結合され、受光素子5で検出され、
受光素子5のノイズ成分となる恐れがあるが、集光グレ
ーティングカップラ4の一効率は、マイクロフレネルレ
ンズ3等のレンズ素子に比較して効率が低いので、実用
上は問題かない。
射された光の一部が、集光グレーティングカップラ4に
よって光導波路lへ結合され、受光素子5で検出され、
受光素子5のノイズ成分となる恐れがあるが、集光グレ
ーティングカップラ4の一効率は、マイクロフレネルレ
ンズ3等のレンズ素子に比較して効率が低いので、実用
上は問題かない。
第3図は、本発明の別な実施例の光ピックアップ装置B
であり、発光素子2及び対物レンズ6をマイクロフレネ
ルレンズ3の光軸に対して傾斜させるように配置したも
のである。このように配置すると、発光素子2から出射
された光10aが、集光グレーティングカップラ4の働
きで光導波路1内へ伝搬させられても、この光導波路伝
搬光10fは受光素子5と反対側へ伝搬されるので、受
光素子5のノイズ成分となることがない。これに対し、
記録面22からの戻り光10dが集光グレーティングカ
ップラ4の働きで光導波路l内に伝搬される場合には、
光導波路伝搬光10eは効率良く受光素子5の方向へ向
けられる。従って、本実施例によれば、光ピックアップ
装置BのS/N比を向上させることができる。
であり、発光素子2及び対物レンズ6をマイクロフレネ
ルレンズ3の光軸に対して傾斜させるように配置したも
のである。このように配置すると、発光素子2から出射
された光10aが、集光グレーティングカップラ4の働
きで光導波路1内へ伝搬させられても、この光導波路伝
搬光10fは受光素子5と反対側へ伝搬されるので、受
光素子5のノイズ成分となることがない。これに対し、
記録面22からの戻り光10dが集光グレーティングカ
ップラ4の働きで光導波路l内に伝搬される場合には、
光導波路伝搬光10eは効率良く受光素子5の方向へ向
けられる。従って、本実施例によれば、光ピックアップ
装置BのS/N比を向上させることができる。
第4図は、本発明のさらに別な実施例の光ピックアップ
装置Cであり、光導波路1の表面に反射型マイクロフレ
ネルレンズ11と集光グレーティングカップラ4とを重
畳させてマイクロフレネルレンズ重畳集光グレーティン
グカップラ12を成形したものである。この実施例では
、反射型マイクロフレネルレンズ11を用いているので
、光比射方向を傾斜させて発光素子2も対物レンズ6と
同様光ピックアップ本体7の表側に配置できる。
装置Cであり、光導波路1の表面に反射型マイクロフレ
ネルレンズ11と集光グレーティングカップラ4とを重
畳させてマイクロフレネルレンズ重畳集光グレーティン
グカップラ12を成形したものである。この実施例では
、反射型マイクロフレネルレンズ11を用いているので
、光比射方向を傾斜させて発光素子2も対物レンズ6と
同様光ピックアップ本体7の表側に配置できる。
従って、発光素子2から出射された出射光10aは、反
射型マイクロフレネルレンズ11で反射及びコリメート
され、さらに対物レンズeの位置を調節して記録面22
上の目的とするピックアップ位置に焦点を結ばれる。一
方、記録面22で反射された戻り光10dは、集光グレ
ーティングカップラ4から光導波路l内へ伝搬され、受
光素子5によって受光される。
射型マイクロフレネルレンズ11で反射及びコリメート
され、さらに対物レンズeの位置を調節して記録面22
上の目的とするピックアップ位置に焦点を結ばれる。一
方、記録面22で反射された戻り光10dは、集光グレ
ーティングカップラ4から光導波路l内へ伝搬され、受
光素子5によって受光される。
上記各光ピックアップ本体7は、光導波路1の材料とし
て紫外線硬化型樹脂を用いれば、第5図に示すように、
2P法によって製造することがでとる。13は、マイク
ロフレネルレンズ3又は11及び集光グレーティングカ
ップラの凹型14を形成されたニッケル類のスタンパで
あって、電子線描画法によって作製された光ピックアッ
プ本体7の原盤(図示せず)をもとに電鋳法によって作
成されたものである。このスタンパ13に対向させてガ
ラス基板8を配置し、スタンパ13とガラス基板8との
間に紫外線硬化型樹脂15を注入し、ガラス基板8側か
ら紫外線硬化型樹脂15に紫外線1θを照射させて硬化
させ、紫外線硬化型樹脂15によってガラス基板8の表
面に光導波路l、とマイクロフレネルレンズ3又は11
と集光グレーティングカップラ4とを一度に成形し、こ
の後光ピックアップ本体7からスタンパ13を離型させ
るものである。このようにして2P法によって製造すれ
ば、量産性にすぐれ、光ピックアップ本体7の低コスト
化を図ることができる。
て紫外線硬化型樹脂を用いれば、第5図に示すように、
2P法によって製造することがでとる。13は、マイク
ロフレネルレンズ3又は11及び集光グレーティングカ
ップラの凹型14を形成されたニッケル類のスタンパで
あって、電子線描画法によって作製された光ピックアッ
プ本体7の原盤(図示せず)をもとに電鋳法によって作
成されたものである。このスタンパ13に対向させてガ
ラス基板8を配置し、スタンパ13とガラス基板8との
間に紫外線硬化型樹脂15を注入し、ガラス基板8側か
ら紫外線硬化型樹脂15に紫外線1θを照射させて硬化
させ、紫外線硬化型樹脂15によってガラス基板8の表
面に光導波路l、とマイクロフレネルレンズ3又は11
と集光グレーティングカップラ4とを一度に成形し、こ
の後光ピックアップ本体7からスタンパ13を離型させ
るものである。このようにして2P法によって製造すれ
ば、量産性にすぐれ、光ピックアップ本体7の低コスト
化を図ることができる。
なお、本発明は、上記実施例以外にも種々設計変更可能
である。例えば、グレーティングカップラは、発散させ
る機能をもつものであってもよく、出射光がグレーティ
ングカップラで発散させられても、対物レンズで集光さ
せられていればよい。
である。例えば、グレーティングカップラは、発散させ
る機能をもつものであってもよく、出射光がグレーティ
ングカップラで発散させられても、対物レンズで集光さ
せられていればよい。
また、マイクロフレネルレンズ等のレンズ素子としては
、光の進行方向を変える機能をもつオフアクシスレンズ
を使用してもよい。
、光の進行方向を変える機能をもつオフアクシスレンズ
を使用してもよい。
[発明の効果]
本発明によれば、光ディスク等の記録面へ照射させる光
のパワーの損失は、レンズ素子の効率による低下だけで
あるので、パワー低下が小さく、データの読み出し用は
もちろん、書き込み用としても使用することかでとる。
のパワーの損失は、レンズ素子の効率による低下だけで
あるので、パワー低下が小さく、データの読み出し用は
もちろん、書き込み用としても使用することかでとる。
また、レンズ素子を用いたことにより発光素子を光導波
路に結合させる必要がなく、組み立て及び調整が容易と
なり、また、光導波路やレンズ素子、グレーティングカ
ップラは一体成形も可能であるので、量産性にすぐれて
おり、低コスト化を図ることができる。
路に結合させる必要がなく、組み立て及び調整が容易と
なり、また、光導波路やレンズ素子、グレーティングカ
ップラは一体成形も可能であるので、量産性にすぐれて
おり、低コスト化を図ることができる。
さらに、レンズ素子から出射された光を直接光ディスク
の記録面等に照射させるのでなく、−旦対物レンズで集
光させ、対物レンズで集光させた光を記録面等に照射さ
せるようにし、しかも、対物レンズを位置調整可能とす
れば、光ピックアップ本体を動かすことなく、対物レン
ズだけを移動させてピックアップ位置を移動させること
ができるので、ピックアップ位置の移動速度ないしアク
セスタイムが高速化され、移動部分が少ないために動作
も安定する。
の記録面等に照射させるのでなく、−旦対物レンズで集
光させ、対物レンズで集光させた光を記録面等に照射さ
せるようにし、しかも、対物レンズを位置調整可能とす
れば、光ピックアップ本体を動かすことなく、対物レン
ズだけを移動させてピックアップ位置を移動させること
ができるので、ピックアップ位置の移動速度ないしアク
セスタイムが高速化され、移動部分が少ないために動作
も安定する。
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図は同上
の作用説明図、第3図は本発明の別な実施例を示す断面
図、第4図は本発明のさらに別な実施例を示す断面図、
第5図は光ピックアップ本体の製造方法を示す断面図、
第6図は従来例の導波路型光ピックアップ装置を示す斜
視図である。 1・・・光導波路 2・・・発光素子 3.11・・・マイクロフレネルレンズ4・・・クレー
ティングカップラ 5・・・受光素子 6・・・対物レンズ
の作用説明図、第3図は本発明の別な実施例を示す断面
図、第4図は本発明のさらに別な実施例を示す断面図、
第5図は光ピックアップ本体の製造方法を示す断面図、
第6図は従来例の導波路型光ピックアップ装置を示す斜
視図である。 1・・・光導波路 2・・・発光素子 3.11・・・マイクロフレネルレンズ4・・・クレー
ティングカップラ 5・・・受光素子 6・・・対物レンズ
Claims (2)
- (1)光導波路と、発光素子から出射された出射光を収
束ないしコリメートさせるレンズ素子と、空間伝搬光と
光導波路伝搬光とを結合させるグレーティングカップラ
と、受光素子を備え、 前記レンズ素子及びグレーティングカップラが、光導波
路の同一面上に形成され、前記受光素子がグレーティン
グカップラからの光伝搬方向において光導波路内に設け
られていることを特徴とする光ピックアップ装置。 - (2)前記レンズ素子で収束ないしコリメートされた光
を集光させるための対物レンズをさらに備え、この対物
レンズを位置調整可能としたことを特徴とする請求項1
に記載の光ピックアップ装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2204367A JPH0488305A (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 光ピックアップ装置 |
AT91112802T ATE155275T1 (de) | 1990-07-31 | 1991-07-30 | Optisches wiedergabegerät |
EP91112802A EP0469552B1 (en) | 1990-07-31 | 1991-07-30 | Optical pickup device |
DE69126745T DE69126745T2 (de) | 1990-07-31 | 1991-07-30 | Optisches Wiedergabegerät |
US08/062,321 US5835472A (en) | 1990-07-31 | 1993-05-17 | Optical pickup device with substantially mutually orthogonal reflection surfaces |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2204367A JPH0488305A (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 光ピックアップ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0488305A true JPH0488305A (ja) | 1992-03-23 |
Family
ID=16489346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2204367A Pending JPH0488305A (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 光ピックアップ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0488305A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014034458A1 (ja) * | 2012-08-31 | 2014-03-06 | 日本電気株式会社 | 光モジュールと光コネクタとの接続構造 |
-
1990
- 1990-07-31 JP JP2204367A patent/JPH0488305A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014034458A1 (ja) * | 2012-08-31 | 2014-03-06 | 日本電気株式会社 | 光モジュールと光コネクタとの接続構造 |
JPWO2014034458A1 (ja) * | 2012-08-31 | 2016-08-08 | 日本電気株式会社 | 光モジュールと光コネクタとの接続構造 |
US9778420B2 (en) | 2012-08-31 | 2017-10-03 | Nec Corporation | Connecting structure of optical module and optical connector |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7408847B2 (en) | Integrated type optical head with sheet waveguide and light coupler | |
US6236514B1 (en) | Optical head device and near-field light emitting device | |
JPH10269608A (ja) | 光ピックアップ装置 | |
US5953294A (en) | Optical pickup apparatus | |
US6785201B2 (en) | Optical information recording and reading apparatus | |
US6940803B2 (en) | Optical head, recording and reproducing apparatus and solid immersion lens | |
US7177260B2 (en) | Optical pickup including a many-sided reflection prism and method of using the optical pickup | |
KR970029433A (ko) | 초소형 듀얼 포커스 광 픽-업장치 | |
JPH0488305A (ja) | 光ピックアップ装置 | |
US6801492B2 (en) | Solid immersion mirror type objective lens and optical pickup device adopting the same | |
US6661765B2 (en) | Optical pickup apparatus | |
JPS63164034A (ja) | 光導波路型光ピツクアツプ | |
JPH02311816A (ja) | ビーム変換装置 | |
JPS61294646A (ja) | 集積型光学ヘツド | |
KR100464427B1 (ko) | 광픽업 및 이를 채용한 광 기록 및/또는 재생기기 | |
JP2000221306A (ja) | 光カップリング素子 | |
KR100562338B1 (ko) | 광픽업 장치 | |
CN101131833A (zh) | 光学拾取装置 | |
JPH01307934A (ja) | 光学ヘッド | |
JP2002367218A (ja) | 光ピックアップ装置 | |
KR100298402B1 (ko) | 이파장광원모듈 | |
JPH0276138A (ja) | 光ピックアップ | |
JP2004178701A (ja) | 対物レンズ及び光ピックアップ装置 | |
JP2000276758A (ja) | 光ヘッド装置 | |
JP2000163793A (ja) | 光ヘッド、ディスク装置、および光ヘッドの製造方法 |