JP2000276758A - 光ヘッド装置 - Google Patents

光ヘッド装置

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JP2000276758A
JP2000276758A JP11077460A JP7746099A JP2000276758A JP 2000276758 A JP2000276758 A JP 2000276758A JP 11077460 A JP11077460 A JP 11077460A JP 7746099 A JP7746099 A JP 7746099A JP 2000276758 A JP2000276758 A JP 2000276758A
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博行 山崎
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真奈美 杭迫
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恭 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型、軽量で光学系の設計上の自由度が大き
い近接場光用光ヘッド装置を得る。 【解決手段】 光の入射面12aと第1及び第2内面反
射面12b,12cと出射面12dとからなる高屈折率
媒質12を備えた近接場光用光ヘッド。光源15から放
射された光は入射面12aから高屈折率媒質12へ入射
し、反射面12b,12cでそれぞれ1回だけ反射し、
出射面12d上で集光され、近接場光Nとして浸み出
す。記録媒体1の記録層3と出射面12dとのギャップ
は光の波長の1/4以下に設定されており、浸み出した
近接場光Nが記録層3を照射し、記録ピット3aを形成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ヘッド装置、特
に、光記録媒体への高密度光記録/再生/消去に用いら
れる光ヘッドに関する。
【0002】
【発明の背景】近年、光学的に情報を記録/再生する光
メモリの分野においては、コンピュータの高速化やマル
チメディアの発達に伴い、より大容量の情報を記録でき
る、即ち、記録密度の著しく向上した装置が望まれ、近
接場光記録技術が提案されている。レーザ光を用いた従
来の光メモリにおいて、記録密度は光の回折限界で上限
が決まり、光の波長程度(約数百nm)のマークしか記
録/再生ができなかった。近年提案されている光の近接
場光現象を用いた光メモリでは、光の波長以下の微小開
口を有するファイバプローブやSolid Immersion Lens
(固浸レンズ)を用いて記録媒体(光ディスク)に対し
て光ヘッドと記録媒体との間隔を数十nmまで近づけた
状態で記録/再生用の光を照射することで、光の回折限
界を超えて数十nmという小さなマークを信号として書
き込み、読み取ることが可能である。
【0003】
【従来の技術と課題】CD、DVD、MO等伝搬光を用
いた従来の光メモリにおいては、集光レンズやミラー、
プリズム等多数の光学部品が光ヘッドに搭載されるた
め、光ヘッドが大型化して重くなり、磁気記録ヘッドで
一般的に用いられている空気膜潤滑原理に基づく空気浮
上方式を採用することは困難である。また、前記固浸レ
ンズを用いた光ヘッドにおいては、固浸レンズ自体は小
型、軽量であっても集光レンズを組み合わせる必要があ
り、やはり大型化重量化は避けられていない。
【0004】最近では、ODF'98,Tokyo June 16,199
8に掲載された論文「Objective Lenses for DVD &
Near Field Optical Disk Pick-up」によって、
集光レンズを必要としないSIM(Solid Immersion
Mirror)が提案されている。このSIMは高屈折率媒質
中で1回の屈折と2回の反射によって光を集光させるよ
うになっており、集光レンズが不要であるため小型、軽
量の光ヘッドが可能となる。しかし、このSIMでは共
軸系の光学系を使用しているために設計上の制約が大き
いという問題点を有している。また、光の入射が記録媒
体の記録面と垂直方向であるために光路を折り曲げるミ
ラーが必要となり、ミラーのがたつき、位置ずれに対処
しなければならず、小型化、軽量化に反することにな
る。
【0005】そこで、本発明の目的は、小型、軽量で、
光学系の設計上の自由度が大きい近接場光用光ヘッド装
置を提供することにある。
【0006】
【発明の構成、作用及び効果】以上の目的を達成するた
め、本発明に係る光ヘッド装置は、入射面と二つの内面
反射面と出射面とからなる高屈折率媒質を備え、記録、
再生及び/又は消去のための光を入射面から入射させ、
二つの内面反射面でそれぞれ1回反射させて出射面近傍
に集光させるようにした。
【0007】本発明において、入射面から入射した所定
波長の光は、高屈折率媒質中で2回だけ内面反射し、出
射面に集光され近接場光として浸み出す。この近接場光
を用いて記録/再生/消去を行う。本発明においては、
高屈折率媒質のみで小型、軽量のヘッドを構成すること
ができ、光学系が簡略化され、記録媒体とのギャップの
形成に空気浮上方式の採用が可能となる。
【0008】さらに、入射光が平行光であれば前記二つ
の内面反射面をそれぞれ回転放物面と回転楕円面とすれ
ば、球面収差を補正することができ、拡散光であれば二
つの内面反射面を平面と回転楕円面とすれば同様に効果
を発揮する。また、前記出射面の集光部に微小開口を形
成すれば、近接場光をさらに小径化して高密度での記録
が可能となる。
【0009】さらに、本発明に係る光ヘッド装置は、前
記高屈折率媒質の入射面に光導波路(例えば、光ファイ
バ)が接合されていてもよい。光導波路を用いれば光伝
搬路が外部からの振動、衝撃に対して安定する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る光ヘッド装置
の実施形態について、添付図面を参照して説明する。
【0011】(第1実施形態、図1、図2、図3参照)
図1、図2において、1は記録媒体、10は光ヘッド装
置を示す。記録媒体1は基板2上に記録層3を形成した
もので、回転駆動軸4を中心に回転駆動可能とされてい
る。なお、記録層3上には保護層が形成されていてもよ
い。
【0012】光ヘッド装置10は、アーム11の先端に
高屈折率媒質12を設けて光ヘッドを構成し、アーム1
1上に光源15、コリメートレンズ16(図2参照)、
偏光ビームスプリッタ17、λ/4波長板18、光検出
器19を設けたものである。高屈折率媒質12は、例え
ば、硝材LaSF、LaF、BaSFなどからなり、入
射面12a、第1の内面反射面12b、第2の内面反射
面12c、出射面12dによって構成されている。入射
面12aと出射面12dはそれぞれ平面である。
【0013】一方、図3に示すように、第1の内面反射
面12bで1回目の反射をした光を進行方向とは逆向き
に延長した線を結んだ点をP、その光が第2の内面反射
面12cで2回目の反射をして集光する点をOとする。
すると、第1の内面反射面12bは点Pを焦点とする回
転放物面であり、第2の内面反射面12cは点Pと点O
とを二つの焦点とする回転楕円面である。さらに、回転
放物面12bと回転楕円面12cは、それぞれの回転対
称軸が光源15から放射された光の光束の中央を通らな
いように設定されている。また、内面反射面12b,1
2cはそれぞれ、光反射膜13a,13b(例えば、A
u、Ag、Cu、Cr、Ni、Al)を成膜することに
よって形成されている。
【0014】なお、回転放物面12bと回転楕円面12
cは、図3に示したXYZ直交座標系で以下の式で表わ
される。 Z=cY2/{1+(1−εc221/2} c:曲率 ここに、ε=0のとき回転放物面12bを表わし、ε=
0.91のとき回転楕円面12cを表わす。
【0015】光源15の発光源に関しては、レーザダイ
オード又は発光ダイオードのいずれか、あるいはそれら
以外の発光源を使用してもよい。
【0016】まず、記録プロセスについて説明する。光
源15から放射された波長λの光はコリメートレンズ1
6で平行光とされ、偏光ビームスプリッタ17とλ/4
波長板18を透過して入射面12aから高屈折率媒質1
2内に入射する。この入射光は反射面12b,12cで
それぞれ1回だけ反射し、出射面12d上で集光され、
近接場光Nとして浸み出す。このとき、高屈折率媒質1
2の出射面12dに集光する光束の中心光線Lは、出射
面12dに対して垂直である。記録媒体1の記録層3と
出射面12dとのギャップは波長λの1/4以下(50
〜100nm)に設定されており、浸み出した近接場光
Nが記録層3を照射し、記録ピット3aを形成する。
【0017】近接場光Nのスポット径S1(図3参照)
は、光が高屈折率媒質中を伝搬しているときのスポット
径と略同じ大きさであり、この光が空気中を伝搬すると
きのスポット径の1/n(nは高屈折率媒質の屈折率)
となる。図2において、入射光の波長λが650nm、
高屈折率媒質12の屈折率nが1.8、入射光(平行
光)のビーム径Wが1mm、高屈折率媒質12の全高が
2.1mm、全長が3.5mmの場合、スポット径S1
は約260nmとなり、このときの記録密度は約7Gbit
/inch2と非常に高密度になる。
【0018】また、前記高屈折率媒質12の第1の内面
反射面12bは点Pを焦点とする回転放物面とされ、第
2の内面反射面12cは点Pと点Oとを二つの焦点とす
る回転楕円面とされているため、平行光に対して球面収
差を補正する作用を奏する。
【0019】次に、再生プロセスについて説明する。前
記記録プロセスで説明した近接場光Nは記録層3で反射
し、該反射光は前記とは逆方向に進行し、高屈折率媒質
12の入射面12aから出射され、λ/4波長板18を
再度通過することにより、偏光ビームスプリッタ17で
反射され、光検出器19で検出される。この検出によっ
て、記録ピット3aに対応した再生信号が得られる。λ
/4波長板18を介在させているため、再生時の反射光
が光源15に戻ることはなく、確実に光検出器19の方
向に反射され、良好な再生信号を得ることができる。な
お、再生時の光源15のパワーは記録時のパワーよりも
小さくてもよい。また、消去も前記と同様のプロセスが
行われるが、場合によっては光の波長を変える必要があ
る。
【0020】本第1実施形態においては、光を高屈折率
媒質12へ入射して2回の内面反射で出射面12d上に
集光させ、近接場光Nによって記録/再生/消去を行
う。ヘッドは高屈折率媒質12のみで構成され、集光レ
ンズや反射ミラーを組み付ける必要なく、小型、軽量の
ヘッドを構成でき、空気膜潤滑原理に基づいて浮上させ
ることができる。また、集光レンズや反射ミラーが不要
であることと相俟って光学系の設計上の自由度が大き
い。
【0021】(入射光のビームスポット形状、図4、図
5参照)入射光のビームスポットSの形状としては、図
4、図5に示すような楕円形状が好ましい。図4は図3
のA−A断面、図5は図3のB−B断面を示す。この入
射光は、そのビームスポットSの長軸をX軸方向に一致
させたもので、高屈折率媒質12中で集光点Oに集光し
たとき、X軸方向に大きい開口数の光を集光することが
でき、Z軸方向のスポット径S1(図3参照)に比べて
X軸方向のスポット径S2(図5参照)が小さくなる。
【0022】具体的には、図4に示すように、入射光の
ビームスポットSの長軸aが1.5mm、短軸bが1m
m、入射光の波長λが650nm、高屈折率媒質12の
屈折率nが1.8、高屈折率媒質12の全高が2.1m
m、全長が3.5mmの場合、Z軸方向のスポット径S
1は約260nmとなるのに対して、X軸方向のスポッ
ト径S2は約220nmとなる。従って、X軸方向が記
録媒体1の回転円周方向(記録方向)の場合、記録密度
が向上する。
【0023】(第1実施形態の変形例)図6は第1実施
形態の他の変形例を示し、図2に示したコリメートレン
ズ16を省略し、高屈折率媒質12に拡散光を入射する
ようにしたものである。高屈折率媒質12の入射面12
aは凸面とされ、入射した拡散光を平行光にコリメート
する。
【0024】図7は第1実施形態のさらに他の変形例を
示し、高屈折率媒質12の出射面12dの集光部に微小
開口14aを設けた。微小開口14aは出射面12d上
に成膜した遮光膜14に形成される。遮光膜14は前記
光反射膜13a,13bと同じ材質であってもよい。微
小開口14aを設けることで近接場光Nのスポット径を
小さくすることができ、より高密度な記録が可能にな
る。
【0025】(第2実施形態、図8参照)本第2実施形
態は、記録/再生/消去のためにそれぞれ波長λ1
λ2,λ3の光を用いたものである。図8に示すように、
構成自体は前記第1実施形態と同様であり、光源15と
しては波長λ1,λ2,λ3の光を放射する発光源を備
え、記録/再生/消去の際にそれぞれを切り換えて発光
させ、高屈折率媒質12へ入射させる。
【0026】この場合、記録層3としてはフォトクロミ
ック媒体を用いることが好ましい。具体例としては、東
京化成社製ジアリールエテン[1,2−ビス(2,4,
5−トリメチル−3−シエニル)−シス−1,2−ジシ
アノエテン]を挙げることができる。このような記録層
3に対しては、記録用には波長λ1が355nmの光を
用い、再生用には波長λ2が532nmの光を用い、消
去用には波長λ3が780nmの光を用いる。
【0027】本第2実施形態における記録/再生/消去
の各プロセスは、光源のλ1,λ2,λ3を切り換える以
外は前記第1実施形態と同様である。
【0028】(第3実施形態、図9、図10参照)図9
及び図10に示すように、本第3実施形態は、高屈折率
媒質42に光導波路46を接合して光ヘッド装置40と
したものである。光導波路46は、アーム41上に搭載
した3本の光ファイバ46a,46b,46c(コア5
1をクラッド52で被覆した周知のものである。)から
なり、それらの各端部は光分岐回路47で結合されてい
る。光ファイバ46aの他端は光源45に接合され、光
ファイバ46bの他端は高屈折率媒質42の入射面42
aに接合され、光ファイバ46cの他端は光検出器48
に接合されている。これらの光ファイバ46a,46
b,46cとしては、コア51の径が4μm、クラッド
52の径が125μmのシングルモードファイバを使用
した。
【0029】光源45は、レーザダイオードや発光ダイ
オード等の発光源とコリメートレンズと対物レンズとを
組み合わせたもので、コリメートされた所定波長の光が
光ファイバ46aに入射される。高屈折率媒質42は入
射面42a、第1の内面反射面42b、第2の内面反射
面42c、出射面42dによって構成されている。入射
面42a、第1の内面反射面42b、出射面42dはそ
れぞれ平面である。
【0030】一方、図10に示すように、第1の内面反
射面42bで1回目の反射をした光を進行方向とは逆向
きに延長した線を結んだ点(つまり、光ファイバ46b
の出射点Rの、第1の内面反射面42bに対する鏡像
点)をP、その光が第2の内面反射面42cで2回面の
反射をして集光する点をOとする。すると、第2の内面
反射面42cは点Pと点Oとを二つの焦点とする回転楕
円面である。そして、回転楕円面42cは、その回転対
称軸が光源45から放射された光の光束の中央を通らな
いように設定されている。内面反射面42b,42cに
はそれぞれ光反射膜43a,43bが成膜されている。
【0031】記録プロセスにおいて、光源45から放射
された波長λの光は光ファイバ46aに入射され、光分
岐回路47から光ファイバ46bを通じて高屈折率媒質
42に入射する。この入射光は反射面42b,42cで
それぞれ1回だけ反射し、出射面42d上で集光され、
近接場光Nとして浸み出す。このとき、高屈折率媒質4
2の出射面42dに集光する光束の中心光線Lは、出射
面42dに対して垂直である。記録媒体1の記録層3と
出射面42dとのギャップは波長λの1/4以下(50
〜100nm)に設定されており、浸み出した近接場光
Nが記録層3を照射し、記録ピット3aを形成する。
【0032】ところで、高屈折率媒質42の内面反射面
42cは、光ファイバ46bの出射点(言い換えると、
光ファイバ46bの端面から出射される光のビームウェ
スト点)Rと、集光点Oとを二つの焦点とする回転楕円
面とされている。光ファイバ46bから出射される光は
拡散光であり、反射面42cを回転楕円面とすること
は、このような拡散光に対して球面収差を補正する作用
を奏する。
【0033】一方、再生プロセスにおいて、前記近接場
光Nは記録層3で反射した後、前記とは逆方向に進行
し、光ファイバ46bの端面で集光する。この反射光は
光ファイバ46bを通じて光分岐回路47で光ファイバ
46cに導かれて光検出器48で検出される。この検出
によって、記録ピット3aに対応した再生信号が得られ
る。なお、再生時の光源45のパワーは記録時のパワー
よりも小さくてもよい。また、消去も前記同様のプロセ
スで行われるが、場合によっては光の波長を変える必要
がある。
【0034】本第3実施形態の作用、効果は、前記第1
実施形態の作用、効果に加えて、高屈折率媒質が光導波
路と接合されているため、記録媒体1の振動に基づくア
ーム41の振動や外部からの振動、衝撃に対して安定し
ており、光軸がぶれることがなく、安定した記録/再生
が可能となる。
【0035】なお、本第3実施形態においても、図6に
示した変形例を採用することができる。さらに、図7に
示したように、出射面42dの集光点Oに微小開口を形
成してもよいし、図8に示した三つの波長λ1,λ2,λ
3を用いてもよい。また、光導波路としては光ファイバ
以外にZnO層からなる薄膜導波路等を用いることもで
きる。
【0036】(他の実施形態)なお、本発明に係る光ヘ
ッド装置は前記各実施形態に限定するものではなく、そ
の要旨の範囲内で種々に変更することができる。特に、
光ヘッドと記録媒体とのギャップを維持する方式は空気
浮上方式に限らず種々の方式を採用することができる。
また、出射面は、記録媒体に接近しやすくするために記
録媒体に向かって凸の曲面であってもよい。また、実施
例では、光束の中心光線Lは出射面に垂直であったが、
垂直方向を中心に±10度の入射角度であればよい。こ
れより大きな角度で入射すると、微小開口通過における
効率が低下したり、浸み出し光分布の乱れが生じるの
で、好ましくない。また、光源や光学素子の構成、高屈
折率媒質の形状は任意に変更可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態である光ヘッド装置を示
す概略構成図。
【図2】前記第1実施形態での近接場光の発生を示す説
明図。
【図3】前記第1実施形態の高屈折率媒質内での光の進
行を示す説明図。
【図4】入射光のビームスポット形状を示す説明図、図
3のA−A断面である。
【図5】入射光のビームスポット形状と近接場光の発生
を示す説明図、図3のB−B断面である。
【図6】前記第1実施形態の一変形例を示す概略構成
図。
【図7】前記第1実施形態の他の変形例を示す概略構成
図。
【図8】本発明の第2実施形態である光ヘッド装置を示
す概略構成図。
【図9】本発明の第3実施形態である光ヘッド装置を示
す概略構成図。
【図10】前記第3実施形態の高屈折率媒質内での光の
進行を示す説明図。
【符号の説明】
1…記録媒体 10,40…光ヘッド装置 12,42…高屈折率媒質 12a,42a…入射面 12b,42b…第1の内面反射面 12c,42c…第2の内面反射面 12d,42d…出射面 14a…微小開口 46…光導波路 L…光束の中心光線 S…ビームスポット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 恭 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 5D119 AA01 AA22 BA01 DA01 DA05 DA07 EB02 EB04 HA63 JA35 JA36 JA48 JB02 LB05

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入射面と二つの内面反射面と出射面とか
    らなる高屈折率媒質を備え、記録、再生及び/又は消去
    のための光を前記入射面から入射させ、前記二つの内面
    反射面でそれぞれ1回反射させて出射面近傍に集光させ
    ることを特徴とする光ヘッド装置。
  2. 【請求項2】 前記二つの内面反射面のうち一方の内面
    反射面は回転放物面であり、他方の内面反射面は回転楕
    円面であり、かつ、前記回転放物面と前記回転楕円面の
    それぞれの回転対称軸が前記光の光束の中央から外れて
    いることを特徴とする請求項1記載の光ヘッド装置。
  3. 【請求項3】 前記入射面は平面であり、該平面にコリ
    メートされた平行光を入射させることを特徴とする請求
    項2記載の光ヘッド装置。
  4. 【請求項4】 前記入射面は凸面であり、該凸面に拡散
    光を入射させることを特徴とする請求項2記載の光ヘッ
    ド装置。
  5. 【請求項5】 前記入射面に入射する光のビームスポッ
    ト形状は楕円であることを特徴とする請求項1、請求項
    2、請求項3又は請求項4記載の光ヘッド装置。
  6. 【請求項6】 前記二つの内面反射面のうち一方の内面
    反射面は平面であり、他方の内面反射面は回転楕円面で
    あることを特徴とする請求項1記載の光ヘッド装置。
  7. 【請求項7】 前記高屈折率媒質の入射面に光導波路が
    接合されていることを特徴とする請求項6記載の光ヘッ
    ド装置。
  8. 【請求項8】 前記回転楕円面は、前記光導波路の出射
    点の、前記平面の内面反射面に対する鏡像点と、前記出
    射面の集光点とを二つの焦点とする回転楕円面であり、
    かつ、前記回転楕円面の回転対称軸が前記光の光束の中
    央から外れていることを特徴とする請求項7記載の光ヘ
    ッド装置。
  9. 【請求項9】 前記出射面の集光部に微小開口が形成さ
    れていることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項
    3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7又は請求
    項8記載の光ヘッド装置。
  10. 【請求項10】 記録と再生と消去のための光は少なく
    とも二つの異なる波長の光を用いることを特徴とする請
    求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請
    求項6、請求項7、請求項8又は請求項9記載の光ヘッ
    ド装置。
  11. 【請求項11】 前記高屈折率媒質の出射面に集光する
    光束の中心光線は前記出射面に対して略垂直であること
    を特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項
    9又は請求項10記載の光ヘッド装置。
JP11077460A 1998-11-27 1999-03-23 光ヘッド装置 Pending JP2000276758A (ja)

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