JPH048735Y2 - - Google Patents

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JPH048735Y2
JPH048735Y2 JP228086U JP228086U JPH048735Y2 JP H048735 Y2 JPH048735 Y2 JP H048735Y2 JP 228086 U JP228086 U JP 228086U JP 228086 U JP228086 U JP 228086U JP H048735 Y2 JPH048735 Y2 JP H048735Y2
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JP
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fertilizer
hose
rod
shaped member
case
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JP228086U
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JPS62113618U (ja
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  • Fertilizing (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、田植機などに装備される施肥装置
の、特に、肥料繰出しケースから肥料供給ホース
を通して作溝器内に至るまでの肥料供給径路に対
する掃除具に関する。
〔従来の技術〕
この種の掃除具では、第4図に示すように肥料
繰出しケースを通して作溝器内にまで挿入可能な
棒状部材24の一端にブラシ25を、他端にホー
スの内周面に摺接する弾性鍔状体26を外嵌固定
して構成してある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この従来の掃除具を用いる場合は、先ず、ケー
ス内壁及びホース内周面に付着した肥料をブラシ
を挿入してその往復移動によつて掻き落した後、
弾性鍔状体を挿入して摺接移動させることにより
付着している薄層状態の肥料や新たな肥料の付着
原因となる水分を拭つてホースの下部より排出し
ていた。
しかし、上述の掃除具では、取扱い上に次のよ
うな難点があつた。即ち、弾性鍔状体が下方へ摺
接移動するときは問題ないが、上方へ摺接移動す
るときに下部に付着した肥料混じりの水をケース
内壁の一部やホース内周面に水滴として残してし
まうので、これを完全に除去するためには弾性鍔
状体を何度も往復摺動させなければならず、煩し
いものであつた。
そこで、棒状部材全体をホース下端から取り出
すようにすると、棒状部材でホース内面を傷つけ
る不都合があり、又、ホース下端開口と田面との
間隔が狭いことから、棒状部材の引抜きが行い難
く、これを避ける為に、施肥装置を上昇させる
と、棒状部材の挿入が行い難くなる不都合があ
る。
本考案は、施肥装置用掃除具に対する簡単かつ
安価な改造をもつて前述の問題点を改善する点に
目的を有する。
〔問題点を解決するための手段〕 本考案による施肥装置用掃除具の特徴構成は、
施肥装置の肥料繰出しケースから肥料供給ホース
を通して作溝器内にまで挿入可能な棒状部材の先
端に、前記ホースの内周面に摺接する弾性鍔状体
を、前記棒状部材に対して先端側から抜き取り可
能に差し込み連結した点にあり、その作用・効果
は次の通りである。
〔作用〕
つまり、棒状部材を肥料繰出しケースから肥料
供給ホースを通して挿入していくと、棒状部材の
先端に差し込み連結された弾性鍔状体は、ケース
内壁の一部及び該ホース内周面の薄層状態の肥料
や水分を拭いとつて作溝器の下部から排出させる
と共に、弾性鍔状体も棒状部材から抜き取つて同
様に該ホース下端から取り出し、残つた棒状部材
も該ケースの上方から取り出す。以上のように、
弾性鍔状体は、下方へ摺接移動するのみであるか
ら、上方への摺接移動に起因した肥料混じりの水
の該ケース内壁や該ホース内周面への付着がなく
なる。又、十分に拭い取れていないときには、再
び弾性鍔状体を棒状部材の先端に差し込み連結し
て同様の操作を行えばよい。
そして、弾性鍔状体のみホース下端から取り出
すので、ホース下端開口と田面との間隔が狭くと
も取り出し易い。また、ホース内面を傷つける虞
れもない。
〔考案の効果〕
従つて、棒状部材に対して弾性鍔状体を抜き差
し可能にするだけの簡単かつ安価な改造を以て、
肥料供給経路の清掃を確実且つ容易に行ない得る
に至つた。
〔実施例〕
第3図に施肥装置付き田植機が示される。
この田植機は、前後車輪1,2及び操縦部3を
備えた走行機体Aの後部に、その前端部を支点と
して上下揺動自在な一本のトツプリンク4及び左
右一対のロアーリンク5,5を設け、そのうち、
前記トツプリンク4と走行機体Aとの間に昇降用
油圧シリンダ6を架設するとともに、前記両リン
ク4及び5,5の後部間に亘つて架設された連結
枠7には、施肥装置Bを備えた苗植付装置Cの植
付伝動ケース8をローリング自在に連結して構成
されている。
前記施肥装置Bは第2図の如く構成されてい
る。
即ち、肥料貯留タンク9の下側に形成される吐
出筒部9aに筒状の肥料繰出しケース10を取付
け、この肥料繰出しケース10内に横架される断
面六角形状の駆動回転軸11に、外周面に周方向
に適宜間隔を隔てて回転軸芯方向に沿う複数個の
肥料受入用凹部12aを形成してある肥料繰出し
用回転体12を外嵌固定するとともに、前記回転
体12の外周面に摺接する一対のブラシ13を前
記肥料繰出しケース10に対して取付け位置調節
自在に設けている。
また、前記苗植付装置Cの構成部材の一つであ
るフロート14の支持金具15に、前記肥料繰出
しケース10に肥料供給ホース17を介して連通
接続され、かつ、機体進行に伴つて苗植付爪18
の横側脇相当位置に施肥溝を形成する作溝器19
を、ブラケツト20を介して取付けるとともに、
前記ブラケツト20の前面には、これの前方に位
置するワラ屑や草等の夾雑物を該作溝器19の下
方に押込み案内する板体20aを、前記フロー1
4の整地作用部分の底面に当て付けた状態で一体
連設し、もつて、前記回転体12の凹部12aか
ら繰出される粉粒状肥料を前記の溝内に流下供給
すべく構成している。
また、前記ブラケツト20に粉粒体供給後の溝
を埋め戻す泥押圧板22を上下動自在に枢支し、
この泥押圧板22を下方付勢するスプリング23
を設けている。
次に、上述の如く構成された施肥装置Bの掃除
具Dを第1図に示す。前記肥料繰出しケース10
に形成された開閉自在な掃除用開口部10aから
肥料供給ホース17を通して作溝器19内にまで
充分に挿入することのできる弾性変形可能な撚り
線からなる棒状部材24の一端側にブラシ25を
設けるとともに、前記棒状部材24の他端にカシ
メ固定した金具21には、前記肥料供給ホース1
7の内周面に摺接し、2重の鍔を持つゴム製の弾
性鍔状体26を棒状部材24の先端側、つまり、
前記ブラシ25を設けた側とは反対側から抜き取
り可能に差し込み装着してある。
尚、27は、棒状部材24が弾性鍔状体26へ
容易に抜き差しできるようにするための空気孔で
ある。
そして、肥料繰出しケース10から肥料供給ホ
ース17を通して作溝器19内に至るまでの肥料
供給経路aを掃除する場合、先ず、ブラシ25の
方から挿入し、このブラシ25の往復移動及び回
動によつて前記ケース10内壁及びホース17内
周面に付着した肥料を掻き落す。しかるのち、棒
状部材24を反転して、ケース10内壁及びホー
ス17の内周面に沿つて弾性鍔状体26を下方へ
摺接移動させることにより、このケース10内壁
及びホース17内周面に付着している薄層状態の
肥料のみならず、このような付着原因となる水分
まで取り除くことができるのである。
そして、ホース17の下端から弾性鍔状体26
を肥料及び水分と共に排出させた後、弾性鍔状体
26を棒状部材24から抜き取り、更に棒状部材
24を肥料繰出しケース10の上方から抜き出
す。そして必要であれば、同じことを繰り返して
清掃効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る施肥装置用掃除具の実施例
を示し、第1図は一部断面図、第2図は施肥用繰
出し装置の縦断側面図、第3図は乗用田植機の側
面図である。第4図は従来技術を示す側面図であ
る。 10……肥料繰出しケース、17……肥料供給
ホース、19……作溝器、24……棒状部材、2
6……弾性鍔状体、B……施肥装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 施肥装置Bの肥料繰出しケース10から肥料供
    給ホース17を通して作溝器19内にまで挿入可
    能な棒状部材24の先端に、前記ホース17の内
    周面に摺接する弾性鍔状体26を、前記棒状部材
    24に対して先端側から抜き取り可能に差し込み
    連結してある施肥装置用掃除具。
JP228086U 1986-01-10 1986-01-10 Expired JPH048735Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP228086U JPH048735Y2 (ja) 1986-01-10 1986-01-10

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JP228086U JPH048735Y2 (ja) 1986-01-10 1986-01-10

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Publication Number Publication Date
JPS62113618U JPS62113618U (ja) 1987-07-20
JPH048735Y2 true JPH048735Y2 (ja) 1992-03-05

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ID=30780974

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