JPH0487044A

JPH0487044A - 頭出し再生装置

Info

Publication number: JPH0487044A
Application number: JP2203617A
Authority: JP
Inventors: Tadafumi Kawasaki; 川崎　忠文
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1990-07-30
Filing date: 1990-07-30
Publication date: 1992-03-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、所定のコードからなる頭出し信号が記録され
た記録媒体を用いて頭出し再生を行うとき、早送りモー
ドにて頭出し信号を検出すると、巻き戻しモードを経て
から再生モードに移行するように構成された頭出し再生
装置に関し、例えばビデオテープレコーダ等に利用され
る。

（従来の技術）ｖｒｓｓ機能を備えた従来のビデオテープレコーダでは
、頭出し再生を行う場合、まず早送りモードとして、磁
気テープに記録されたインデックス信号（頭出し信号）
を検出すると、次に巻き戻しモードとなり、先はど検出
したインデックス信号を再び検出すると、再生モードに
移行するようになっている。

この場合、前記した巻き戻しモード時において、インデ
ックス信号が検出できなかった場合の対策として、巻き
戻しモードの動作時間を一定時間に設定し、インデック
ス信号が検出できないまま一定時間が経過すると、自動
的に頭出し再生に移行するようになっている。また、巻
き戻しモード中に記録媒体の記録開始部分を検出したと
きには、自動的に停止するようになっている。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、巻き戻しモードになってから一定時間経
過後に自動的に再生モードに移行する方法では、例えば
リール台の駆動トルクやその他の要因で磁気テープが走
行しなかった場合、頭出し再生となっても、インデック
ス信号の書き込まれている画面を見ることができないと
いった問題があった。また、巻き戻しモード中に記録開
始部分を検出したとき自動的に停止する方法では、例え
ば磁気テープの巻き始めからイントロサーチを行った場
合、巻き戻しモード中に記録開始部分を検出すると、イ
ントロサーチを解除し、イントロサーチにおける約７秒
間、再生を一度も行わずに停止することになる。

本発明はかかる実情に鑑みてなされたもので、その目的
は、頭出し再生における磁気テープの巻き戻しが確実に
行われた場合にのみ再生モードに移行するとともに、誤
ってイントロサーチを解除するといったことの無い頭出
し再生装置を提供することにある。

（課題を解決するための手段）上記課題を解決するため、本発明の頭出し再生装置は、
所定のコードからなる頭出し信号が記録された記録媒体
を用いて頭出し再生を行うとき、早送りモードにて前記
頭出し信号を検出すると、巻き戻しモードを経てから再
生モードに移行するように構成された装置において、前
記記録媒体の記録開始部分を検出する記録開始検出手段
と、前記巻き戻しモード時において、リールパルスを検
出するリールパルス検出手段と、このリールパルス検出
手段によって検出されたリールパルスの数をカウントす
るカウント手段と、このカウント手段によって所定数の
リールパルスをカウントしたとき、及び前記巻き戻しモ
ード時において前記記録開始検出手段により記録開始部
分を検出したとき、記録媒体の再生モードに移行する制
御を行う制御手段とを備えた構成とする。

（作用）頭出し再生における巻き戻しモード時、リールパルス検
出手段によってリールパルスを検出し、カウント手段に
よってこの検出されたリールパルスの数をカウントする
。制御手段では、このカウント手段によってカウントさ
れたリールパルスの数が予め設定された所定数に達した
とき、及び記録開始検出手段により記録開始部分を検出
したとき、記録媒体の再生モードに移行する制御を行う
。

これにより、頭出し再生が確実に行われるとともに、イ
ントロサーチを誤って解除するといった不具合も解消さ
れる。

（実施例）以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第１図は、本発明の頭出し再生装置をビデオテープレコ
ーダ（以下、ＶＴＲと略記する。）に適用した例を示し
ている。

同図において、ＶＴＲ全体の動作制御を行うシステムコ
ントローラ１１と、ＶＴＲの機械的な機構制御を行うメ
カ制御部１２とは双方向性の接続となっており、またシ
ステムコントローラ１１と、頭出し制御を行うＶＩＳＳ
制御部１４とは双方向性の接続となっている。また、メ
カ制御部１２の出力は、テープ駆動系であるテープ走行
部１３に導かれており、テープ走行部１３の出力は、リ
ールパルス検出部１５とスタートセンサ［ｉ部（記録開
始検出手段）１６とに導かれている。そして、リールパ
ルス検出部１５の出力と、スタートセンサ検出部１６の
出力とがそれぞれシステムコントローラ１１に導かれた
構成となっている。

システムコントローラ１１は、メカ制御部１２を介して
テープ走行部１３を制御するとともに、ＶＩＳＳ制御部
１４に対してインデックス信号の書き込み及び読み出し
を行うように指令するものである。また、テープ走行部
１３は、ＶＩＳＳ制御部１４での書き込み及び読み出し
制御に適合するように、メカ制御部１２によって制御さ
れている。また、ＶＩＳＳ制御部１４は、システムコン
トローラ１１からの指令に応じ、テープ走行部１３に対
してインデックス信号の書き込み及び読み出しを行うも
のである。また、リールパルス検出部１５は、テープ走
行部１３に設けられたリール台の回転により検出可能な
構成となっており、このリールパルス検出部１５によっ
て検出されたリールパルスは、システムコントローラ１
１によってカウントされるようになっている。また、ス
タートセンサ検出部１６は、磁気テープのリーダテープ
部（乳白色部分）を光センサによって検出するようにな
っており、このスタートセンサ検出部１６による記録開
始部分の検出は、システムコントローラ１１において認
識されるようになっている。

次に、上記構成の頭出し再生装置の動作を、第２図に示
す動作模式図及び第３図に示すフローチャートを参照し
て説明する。

まず、使用者はインデックス信号が書き込まれた磁気テ
ープ１７をＶＴＲに装填し、ＶＴＲのスインチ部に設け
られている頭出し再生スイッチ（図示省略）を押圧操作
する（ステップＳｌ）。これにより、早送り頭出し再生
モードとなる。そして、まず早送りモード（Ａ）となり
、このときに磁気テープ１７に書き込まれたインデック
ス信号をＶＩＳＳ制御部１４によって検出すると、この
検出信号はシステムコントローラ１１に入力すれる。シ
ステムコントローラ１１は、この検出信号に基づき、メ
カ制御部１２に対して早送りモードの停止を指令すると
同時に、巻き戻しモード（Ｂ）の開始を指令する（ステ
ップＳ２，３３）。このとき、磁気テープ１７の録再ヘ
ッド（図示省略）に対する停止位置は、インデックス信
号が書き込まれた位置を少し通過した位置し１となって
いる。

また、システムコントローラ１１は、リールパルス検出
部１５によって検出されるリールパルスのカウントを開
始する（ステップＳ４）。

そして、巻き戻しモード（Ｂ）において、先はどのイン
デックス信号を検出したときには、システムコントロー
ラ１１からメカ制御部１２に対して巻き戻しモード（Ｂ
）の停止を指令すると同時に、再生モート（Ｃ）の開始
を指令する。これにより、メカ制御部１２はテープ走行
部１３を制御して、再生モード（Ｃ）に移行する（ステ
ップ５５゜Ｓ８）。また、ステップＳ５において、巻き
戻しモード（Ｂ）時に何らかの理由によりインデックス
信号が検出できなかったときには、ステップＳ６へと動
作を進め、リールパルスのカウント値が予め設定された
値になったかどうかの判断を行う。

ステップＳ６での判断において、カウント値が設定値に
なったときには、ステップＳ８へと動作を進め、システ
ムコントローラ１１からメカ制御部１２に対して巻き戻
しモード（Ｂ）の停止を指令すると同時に、再生モード
（Ｃ）の開始を指令する。これにより、メカ制御部１２
はテープ走行部１３を制御して、再生モード（Ｃ）に移
行する。

また、ステップＳ６での判断において、カウント値が設
定値まで達していない場合には、ステップＳ７において
、スタートセンサ検出部１６からの検出信号がシステム
コントローラ１１に入力されたかどうかの判断を行う。

そして、リールパルスのカウント値が設定値になってい
ないときに、磁気テープ１７の記録開始部分１８が検出
された場合には、ステップＳ８へと動作を進め、システ
ムコントローラ１１からメカ制御部１２に対して巻き戻
しモード（Ｂ）の停止を指令すると同時に、再生モード
（Ｃ）の開始を指令する。これにより、メカ制御部１２
はテープ走行部１３を制御して、再生モード（Ｃ）に移
行する。

（発明の効果）本発明の頭出し再生装置は、頭出し再生における巻き戻
しモード時、リールパルスを検出することによって磁気
テープの実際の走行量を検出するように構成したので、
例えばリール台の駆動トルク等の外的要因に影響される
ことなく、頭出し再生を確実に行うことができる。また
、巻き戻しモード時に磁気テープの記録開始部分を検出
したときにも、頭出し再生モードに移行するように構成
したので、例えば磁気テープの巻き始めからのイントロ
サーチを誤って解除するといった不具合も解消される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の頭出し再生装置の電気的構成を示すブ
ロック図、第２図は同装置の動作を説明するための模式
図、第３図は同装置の動作を説明するためのフローチャ
ートである。第１図・・・システムコントローラ・・・メカ制御部・・・テープ走行部・・・ＶＩＳＳ制御部・・・リールパルス検出部・・・スタートセンサ検出部第２図を博℃＝

Claims

【特許請求の範囲】１）所定のコードからなる頭出し信号が記録された記録
媒体を用いて頭出し再生を行うとき、早送りモードにて
前記頭出し信号を検出すると、巻き戻しモードを経てか
ら再生モードに移行するように構成された装置において
、前記記録媒体の記録開始部分を検出する記録開始検出手段と、前記巻き戻しモード時において、リールパルスを検出するリールパルス検出手段と、このリールパルス検出手段によって検出されたリールパルスの数をカウントするカウント手段と、このカウント手段によって所定数のリールパルスをカウントしたとき、及び前記巻き戻しモード時
において前記記録開始検出手段により記録開始部分を検
出したとき、記録媒体の再生モードに移行する制御を行
う制御手段とを備えたことを特徴とする頭出し再生装置
。