JPH0485910A - E型コア - Google Patents

E型コア

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JPH0485910A
JPH0485910A JP20038790A JP20038790A JPH0485910A JP H0485910 A JPH0485910 A JP H0485910A JP 20038790 A JP20038790 A JP 20038790A JP 20038790 A JP20038790 A JP 20038790A JP H0485910 A JPH0485910 A JP H0485910A
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central
side magnetic
leg
yoke
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Daisuke Kaino
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、トランス、チョークコイル及びノイズフィ
ルタ等の磁芯に使用される磁性材料よりなるE型コアに
関し、さらに詳細には、各部寸法を有効活用した構造設
計が為されたE型コアに関するものである。
(従来の技術) 近年、電子機器への小型化の要求が高まり、殊に、屋外
或いは屋内において、携帯して使用することが可能な薄
型軽量な電子機器が要望されている。
このため、これらの電子機器に用いられるトランス、チ
ョークコイル及びノイズフィルタ等も小型軽量化が切望
されている。
従って、前記トランス、チョークコイル及びノイズフィ
ルタ等の磁芯として使用されている磁性材料よりなるコ
アに就いても、薄型化及び軽量化が強く求められ、これ
までにも種々の提案がなされてきた7 前記トランス等に組込まれる磁芯としては、E型コアが
一般的であり、該E型コアの従来例を、第8図を参照し
ながら説明する。
フェライト等の磁性材料よりなるE型コアlは、略正方
形の断面を有する中央磁脚2の両側に、各々第1溝6及
び第2溝7を有して一対の第1側磁脚3並びに第2側磁
脚4が配置されるとともに2該中央磁脚2、第1側磁脚
3及び第2側磁脚4の各々一端がヨーク部5により連結
されることにより構成されている。
この際、前記中央磁脚2、第1側磁脚3及び第2側磁脚
4の他端面は、同一面上に形成されるとともに、!i′
iI記E型コア1の磁気特性を最良とするために、該中
央磁脚2の断面積が該第J側磁脚3及び第2側磁脚4の
各々の断面積の和に等しくなるように形成されている。
前記E型コアlをトランス等に組込む場合には、同図に
仮想線にて示すように、エナメル線等が捲回されたコイ
ル等よりなるコイルボビン8を、fit記中央磁脚2に
嵌装し、さらにE塑成いはI型のコアと組合わせて、図
示しない固定金具等により固定している。
前記E型コア1にコイルボビン8を嵌装すると、該コイ
ルボビン8の巻線上部及び下部が、該E型コア1の中央
磁脚2上下面より7幅突出されており、従って前記E型
コア1の構造設計において各部寸法を有効活用している
とは言えなかった。
しかも、該トランス等を電子回路基板等に搭載する際に
は、該突出した7幅の巻線部が、該基板等への搭載部と
なるために安定が悪い等の不具合があった。
このため、中央磁脚の断面積が第1側磁脚及び第2側磁
脚の断面積の和に等しいという条件を濃足しつつ、各部
寸法を有効活用した構造設計の為されたE型コアが案出
されており、このE型コアを第9図を参照しながら説明
する。
E型コア11は、横方向に長形化された中央磁脚12が
ヨーク部15の正面略中央下部より延設されるとともに
、該中央磁脚12の両側に第1溝16及び第2溝17を
有して第1側磁脚I3及び第2側磁脚14が配設され、
該第1側磁脚13並びに第2側磁脚14の各々一端が前
記ヨーク部15により連結されている。
さらに11i記E型コア11は、該中央磁脚12、第1
側磁脚13及び第2側磁脚14の他端面が同面上に形成
されるとともに、該中央磁脚12、第1側磁脚13及び
第2側磁脚14の下面が同一面上に形成されることによ
り構成されている。
前記E型コア11の中央M1脚12には、同図に仮想線
にて示すようにコイルボビン18が嵌装され、さらにE
塑成いはI型のコアと組合わされることにより、トラン
ス等が形成されるようになっている。
前記E型コア11によると、前記中央磁脚12が横方向
に長形化されることにより、該中央磁脚工2の高さが、
前記第1側磁脚13、第2(Illff1脚14及びヨ
ーク部15の高さに比して低背になり。
従って該中央磁脚12の上部に空間を有するようになり
、該中央磁脚12に嵌装されたコイルボビン18の上巻
線部が、第1側磁脚13、第2側磁脚14及びヨーク部
15の上面よりも突出することがなくなり、よって該E
型コアIIの小型化等に対応した横道設計が為されてい
る。
前記E型コア11は1例えば複数の加圧面を有する複動
型ブレス装置(図示省略)により6Mi性材料を加圧成
型することにより、成型加工される。
上記の複動型ブレス装置によれば、各々の加圧面が複式
連動して、前記磁性材料を加圧するため、該磁性材料を
均一な密度を何するように成型加工することが困雌であ
り、該複動加圧される際に内部応力により、前記E型コ
ア11にマイクロクラック等が発生する恐れがあった。
さらに、前記複動型ブレス装置は、大型であり動作制御
が複雑且つ成型速度が遅いために、大量生産に不向きで
あった。
このため、第10図(a)〜(d)に示すようなE型コ
アの製造方法が提案された。
該方法によると、磁性材料を単動型ブレス装置(図示省
略)により成型部材28に成型加工し(同図(a))、
該成型部材28に例えば旋盤等により切削?#I27a
、27bを切削加工する(同図(b))。
次に、所定幅に前記成型部材28を順次切断しく同図(
C))、該切断片の略中央上部を切削加工することによ
り、中央磁脚22の両側部に第1側磁脚23及び第2側
磁脚24が配置形成されるとともに、該中央磁脚22、
第1側磁脚23及び第2側磁脚2°4の各々一端を連結
するヨーク部25が形成されたE型コア21が製造され
る。
前記E型コア21には、切削加工により中央磁脚切削部
268及びヨーク部切削部26bとが同一面をなす切削
溝部26が形成されており、該切削溝部26のヨーク部
切削部26bの幅W4’は、中央磁脚切削部26aの幅
Wl’に対して幅広に形成されて、該ヨーク部切削部2
6bの両側部に余切欠部30が形成されるのが一般であ
った。
該E型コア21は、図示しないコイルボビンが中央磁脚
22に嵌装されるとともに、他のE塑成いはI型のコア
と組合わされることにより、トランス等を構成するよう
になっている。
この際、前記切削溝部26が形成されていることにより
、第11図に示すように、1記中央磁脚22の高さH1
’が、前記第1側磁脚23及び第2側磁脚24の高さH
2に対して、H1’<H2となっており、従ってnil
 Leコイルボビンの上巻線部は、該第1側磁脚23及
び第2 full磁脚24の上面より突出することが防
止され、電子回路基板等への安定搭載並びに小型低背化
に寄与していた。
上記E型コアの製造方法によると、前記複動型ブレス製
雪を使用する必要がなくなり、−射的な装置並びに工程
により該E型コア21を製作することができた。
また、第12図に示すように、前記E型コア21と異な
る形状を有するE型コア31は、中央磁脚32の両側に
、各々切削溝37a、37bを何して一対の第1側磁脚
33並びに第2側磁脚34が配置されるとともに、該中
央磁脚32、第1側磁脚33及び第2側磁脚34の各々
一端がヨーク部35により連結されることにより構成さ
れている。
さらに、前記E型コア31においては、該中央磁脚32
の上面が高さHl に切削加工されるとともに、該ヨー
ク部35が前記高さH1’より高背な高さH3’に、テ
ーバ部40を有して切削加工されて切削溝部36が形成
されている。
前記E型コア31の切削溝部36は、切削加工された該
中央磁脚32の上面と、該ヨーク部35の上面とが、同
一面上になっていなかった。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来のE型コアによれば中央磁脚切
削部の幅W1′とヨーク部切削部の幅W4″とが、Wl
’<W4’なる関係を有することにより、ヨーク部にお
いて余切欠部が形成され、また第1側磁脚及び第2側磁
脚の幅W2′とヨーク部の幅W3’とが、略W2 ’ 
=W3 ′なる関係を有することにより、該余切欠部の
断面積が第1側磁脚及び第2側磁脚の断面積よりも小さ
くなるため、第1側磁脚及び第2側磁脚の断面積の和が
中央磁脚の断面積に等しくなる関係が保持できないこと
になり、該E型コアが組込まれたトランス等に高い負荷
が与えられた場合等、前記余切欠部が所定の特性値以下
において磁気飽和を生じ、結果として該トランス等の所
望特性が得られないという問題点があった。
また、前記余切欠部による磁気飽和を回避するために、
前記WiとW4’とを、略W1′=W4 なる関係に、
前記中央磁脚及びヨーク部を切削加工するにしても、該
切削加工の際の切欠位誼の少しのずれにより、前記中央
磁脚面に切削加工の行われない凸部が残留し、外観不良
が発生してしまうため、該切削加工に高い加工精度を要
し該加工精度により作業効率が低下するという問題点が
あった。
さらに、前記E型コアを構成する磁性材料は、一般に比
重が高いにも拘らず、殊に重量を減少するような手段は
採られておらず、該E型コアが組込まれるトランス等の
重量も大きくなるという問照点があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、全切
欠部の断面積が小さくなることによる所定特性値以下で
の磁気飽和を防止するとともに、該全切欠部を幅広にし
て加工精度を緩和し、さらに放熱特性を向上し、軽量化
が図られたE型コアを提供するものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この発明は、中央&Fi脚
と、該中央磁脚を挟むように対向配置された一対の側磁
脚と、前記中央磁脚の一端及び前記−対の側磁脚の各々
一端を互いに連結するヨーク部と、を有するE型コアに
おいて、前記ヨーク部の幅を、該側磁脚の幅よりも幅広
にするとともに、前記E型コアの少なくとも一方のE型
面を、該中央磁脚と側磁脚との間に設けられた溝の中央
部に沿って複数に分割加工し、さらに、前記中央磁脚及
び側磁脚が連結されたヨーク連結部の各々の反対部に切
欠部を形成加工したことにより、上記目的を達成するも
のである。
(作用) 本発明においては、E梨コアのヨーク部の幅を該側磁脚
の幅よりも幅広にすることにより、第1側磁脚または第
2側磁脚の断面積に対して、ヨク部の全切欠部における
断面積が、小となることを防護しでいることによrl 
 該E型コアが組込まれたトランス等に、高負荷が加え
られた場合であっても、前記全切欠部での所定特性値以
下に8番する磁気飽和の発生を防止できる。
また、前記E型コアの少なくとも一方のE型面を、該中
央磁脚と側磁脚との間に設けられた溝の略中央部に沿っ
て複数に分割するように加工しているため、切削加工の
際:二 切欠位置が多少ずれても、中央磁脚面に切削加
工の行われない凸部が残留する恐れはなく、外観不良の
発生を防止できる。
さらに、前記ヨーク部の連結面反対面を複数に分割する
ように加工しているため、該ヨーク部に複数の切欠部が
形成され、比重の高い磁性材料を削減でき、これよりE
型コアの重量を軽減できる。
(実施例) 本発明の実施例を、図面に基いて詳細に説明する。
第1図は本発明に係わるE型コアの実施例を示す斜視図
、第2図(a)は同実施例のE型コアを示す平面図、第
2図(b)は同実施例のE型コアのX−X断面を示す断
面図、第3図(a)、  (blは本発明に係わるE型
コアの他の実施例を説明する説明図、第4図(a)、 
 (b)は本発明に係わるE型コアの他の実施例を説明
する説明図、第5図(a)、  (b)は本発明に係わ
るE型コアの他の実施例を説明する説明図、第6図は本
発明に係わる実施例のE型コアにより構成されたトラン
スを示す斜視図、第7図は本発明に係わる実施例のE型
コアにより構成されたトランスの基板実装状態を示す斜
視図が示されている。
第1図に示すE型コア51は、下記の工程等により製造
される。
磁性材料を単動型ブレス装置等により、一対の側柱と、
該側柱の両端部を各々連結する一対の共通柱と、該一対
の側柱の中央部を連結する中心共通柱と、を有する日型
成型部材に成型加工する。
該日型成型部材の中心共通柱に沿って、前記−対の側柱
と該中心共通柱との表面を、研摩材等より形成された円
板型グラインダ等により切削加工する。
この際、切削加工幅は、該中心共通柱の幅よりも幅広且
つ該円板型グラインダが軸着された回転軸の設置高さに
よる切削深度に切削加工される。
また、前記線動型ブレス装置のプレス面が平面加工され
ていることにより、前記日型成型部材の一対の側柱、一
対の共通柱及び中心共通柱の上面及び下面は、各々同一
面を成している。
次に、前記日型成型部材の一対の共通柱及び中心共通柱
を略中央部にて切断することにより対のE型コアが製造
される。
上記の方法により製造されたE型コア51は第1図に示
すように、中央磁脚52の両側部に第]11156及び
第2溝57を存して、第1側磁脚53及び第2側磁脚5
4が配置され、前記中央磁脚52、第1側磁脚53並び
に第2側磁脚54の各々一端がヨーク部55により連結
されることによって構成されており、さらに中央磁脚5
2及びヨク部55に切削溝部61が切削形成されている
該E型コア51は、前記切削加工により形成された切削
溝部61の中央磁脚切削部61aと、ヨーク部切削部6
1bと、が同一面上になるとともに、中央磁脚52より
も幅広な前記円板型グラインダを使用しているため、該
ヨーク部55に余切欠部60が形成されている。
この際、該中央磁脚切削部61aの幅W1と、ヨーク部
切削部61bの幅W4と、の間に、Wl<W4なる関係
があり、該W4からWlを差引いた左右の部位が余切欠
部60になっている。
さらに、前記E型コア51のヨーク部55の中央磁脚5
2運結位置後方部は、扇状の中央切欠部62が切欠加工
されるとともに、第1側磁脚53及び第2側磁脚54の
連結位置後方部であって且つ該ヨーク部55の両端部の
角が、曲部形状に各々切欠かれて第1側方切欠部63及
び第2側方切欠部64が切欠加工されている。
該E型コア51においては、第2図(a)を参照しても
判るように、第1側磁脚53或いは第2側磁脚54の幅
W2と、ヨーク部55の幅W3と、の関係が、W2<W
3なるが如く、ヨーク部55が第1側磁脚53並びに第
2側磁脚54より幅広になっている。
この際、前記中央1inlllll152の断面積は、
第1側磁脚53及び第2側磁脚54の断面積の和になる
とともに、前記ヨーク部55の左右の余切欠部60にお
ける断面積の和にもなっている。
しかも、前記W2<W3の関係より、前記中央切欠部6
2に対するヨーク部切削部61bの断面積は、前記第1
側磁脚53並びに第2側磁脚54の断面積より小となら
ない範囲内を踏襲しつつ、該中央切欠部62がヨーク部
55に切欠加工されている。
さらに、ii′ii記第1側方切欠部63及び第2側方
切欠部64に対するヨーク部55の両側部の断面積は、
該両側部にヨーク部切削部61bが切削加工されていな
いことより、上記同様第11111a脚53並びに第2
側磁脚54の断面積より小とならない範囲内を踏襲しつ
つ、各々該第1側方切欠部63及び第2側方切欠部64
が切欠加工されている。
また、前記中央磁脚52及びヨーク部55を切削加工す
る際に、該ヨーク部55に余切欠部6゜を生じてしまう
が、前記W2<W3なる関係より該余切欠部60の断面
積が、前記第1側磁脚53及び第2側磁脚54より小と
ならないように、前記切削工程において、該切削溝部6
1の切削幅及び切削深度を決定している。
上記のようにしてE型コア51が製造され、構成されて
いる。
前記E型コア51によれば、Wl<W4なる関係を有し
、さらに余切欠部6oの幅が、前記第11156及び第
2溝57の略中央部まで切削加工されるため、該切削加
工の際に、切欠位置が多少ずれても、中央磁脚52面に
切削加工の行われない凸部の残留を防止できる。
また、該E型コア51は、Wl<W4なる関係によりヨ
ーク部切削部61bの左右に余切欠部60が形成される
が、W 2 < W 3なる関係を有しているために、
該第1側磁脚53または第2側磁脚54の断面積に対し
て、該余切欠部6oにおける断面積が小となることを防
止することができ、該余切欠部60における所定値以下
での磁気飽和を回避できる。
さらに、該E型コア51のヨーク部に、中央切欠部62
、第1側方切欠部63及び第2側方切欠部64が切欠形
成されているため、該切欠量分の重量を軽減できる。
なお、前記E型コア51等を組合わせることにより構成
されるトランス等は、一般に一次側磁界の変化を該E型
コア51等を介して、相互誘導により二次側磁界の変化
として作用させているが、該作用において損失が発生し
、該損失は熱として熱雑音等を引起こす恐れがあるが、
該E型コア51のヨーク連結部の反対部に中央切欠部6
2が切欠形成されており、該中央切欠部62により該ヨ
ーク部55における放熱面積を大きくすることができ、
従って放熱効率を向上できる。
上記E副コア51は、第2図(b)に示すように、中央
臼If!152の断面積が、第1側磁脚53及び第2側
磁脚54の断面積の2倍になっているとともに、切削溝
部61が切削加工されることにより、該中央臼1115
2の高さHlが第1側磁脚53及び第2側磁脚54の高
さH2よりも低背に形成されている。
訓も、エナメル線等が捲回されたコイル等より構成され
るコイルボビン65(仮想線表示)が、前記中央磁脚5
2に嵌装された際に、該コイルボビンの一方の上巻線部
が、該第1側磁脚53及び第2側磁脚54の高さH2よ
り突出することを防止できる。
なお、前記中央切欠部62は、日型成型部材に成型加工
し、切断加工したE型コア51に切欠加工するすること
により形成されるに限らず、当初から中央切欠部62、
$1側方切欠部63及び第2側方切欠部64を有する金
型を使用して、磁性材料を8型成型部材に成型加工する
ことにより形成してもよい。
また、E型コア51には、中央切欠部62、第1側方切
欠部63及び第2側方切欠部64のうち少なくとも一つ
を切欠形成してもよい。
また、前記切削溝部61は、E型コア51の一方向面に
のみ切削形成されるに留まらず、両方向面に切削形成さ
れていてもよい。
次に1本発明の他の実施例を第3図(a)(b)を参照
しながら説明する、 なお、先の実施例と同一箇所jこfi、  同一符号を
符して説明を省略する。
E型形状に形成されるとともに、中央磁脚52及びヨー
ク部55に切削加工が施されたEをコア71には、該ヨ
ーク部55の中央磁脚52連結位置後方部が三角のくさ
び形状に切欠かれた中央切欠部72が形成されるととも
に、該ヨーク部55の第1側磁脚53及び第2側磁脚5
4連結位置後方部の各々の角が切欠かれた第1 I11
万切欠部73及び第2側方切欠部74が形成されている
この際、前記中央磁脚52の断面積は、第1側磁脚53
と第2側磁脚54との断面積を和したものであるという
規約を踏襲しつつ、前記中央切欠部72、vg] I1
1方切欠部73及び第2(]111方切欠部74が、ヨ
ーク部55に切欠形成されている。
上記のように構成されたE型コア71は、先の実施例と
同様の優れた効果を奏する。
また、本発明の他の実施例をそれぞれ第4図(a)、 
 (b)及び第5図(a)、  (b)を参照しながら
説明する。
なお、先の実施例と同一箇所には、同一符号を符して説
明を省略する。
E型コア81のヨーク連結部後方には、半円形状の中央
切欠部82並びに曲部形状の第1側方切欠部83及び第
2側方切欠部84が切欠形成されている。
また同様にE型コア91のヨーク連結部後方には、四角
形状の中央切欠部92並びに四角形状の第1側方切欠部
93及び第2fll11方切欠部94が切欠形成されて
いる。
上記のように構成されたE型コア81及びE型コア91
は、それぞれ先の実施例と同様の優れた効果を奏する。
次に2 前述したE型コア51を一組使用してトランス
を構成した例を、第6図を参照して説明する。
前記E副コア51及び該E副コア51と対をなす他のE
副コアが組合わさねるとともに、該E副コア51の中央
Mi1111152に、エナメル線等が捲回されたコイ
ル等より構成されるコイルボビン101が嵌装され1図
示しない固定金具等により固定されて、トランス100
が構成される この際、該E副コア51には 切削溝部61及び中央切
欠部62が形成されており、前記コイルボビン101の
引出11102は、該切削溝部61並びに中央切欠部6
2に沿って引出すことができ、前記トランス100を電
子回路基板等に整然と搭載することができる。
また、第7図は、前記トランス100を電子回路基板等
に実装した状態を示しており、前記引出線102の代わ
りに、フレームリード103が取付られて、外部との信
号の授受に供している。
該トランス100には、切削溝部61が形成されており
、該切削溝部61がフレームリード103の取付空間を
供給するため、実際に該切削溝部61の空間にフレーム
リード】03を取付ることにより、前記トランスを電子
回路基板等に面実装することができる。
なお、前記6B性材料に鉄粉を適用した場合は、加圧成
型することにより圧粉磁芯が形成され、またフェライト
粉を適用した場合は、該フェライト粉にバインダを加え
て造粒し、加圧成型し、さらに焼成することによりフェ
ライトコアが形成される。
(発明の効果) 本発明に係わるE型コアは、上記のように構成されてい
るため、以下に記載するような効果を有する。
(1)E型コアの切削溝部における中央磁脚切削部の幅
W1と、ヨーク部切削部の幅W4とが、W 1 <W4
なる関係を有し、さらに該W4からWlを差引いた左右
の余切欠部幅を有することにより、切削加工の際に、切
欠位置が多少ずれても中央磁脚上面に切削加工の行われ
ない凸部が残留する恐れはなく、外観不良の発生を防止
できるとともに 該切削加工に高い加工精度を必要とし
ないため、作業効率の向上が図れるという優れた効果を
有する。
(2)また、前記W l <W4なる関係を有すること
により、該ヨーク部上に全切欠部が形成されるが、第1
側磁脚または第2側&Fi脚の幅W2と、中央磁脚の幅
W3とが、W2<W3なる関係を有しているために、該
第1側磁脚または第2側磁脚の断面積に対して、ヨーク
部の全切欠部における断面積が小となることを防止する
ことができ、該E型コアが組込まれたトランス等に大き
い負荷が与えられた場合であっても、前記全切欠部にお
いて所定特性以下での磁気飽和が生じることを防止する
ことができ、従って該トランス等の所望特性を損なうこ
とを未然に防止することができるという優れた効果を宵
する。
(3)さらに、該E型コアのヨーク部に、中央磁脚の断
面積が第1側磁脚及び第2側磁脚の断面積の和に等しい
という規約を踏襲しつつ、中央切欠部、第1側方切欠部
及び第2m11方切欠部が切欠形成されているため、該
切欠微分の重量を削減でき、従って該E型コアが組合わ
されることにより構成されるトランス等の重量を軽減す
ることができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わるE型コアの実施例を示す斜視図
、 第2図(a)は同実施例のE型コアを示す平面図、 第2図(b)は同実施例のE型コアのX−x断第3図(
a)、  (b)は本発明に係わるE型コアの他の実施
例を説明する説明図、 第4図(a)、  (b)は本発明に係わるE型コアの
他の実施例を説明する説明図、 第5図(a)、  (b)は本発明に係わるE型コアの
他の実施例を説明する説明図 第6図は本発明に係わる実施例のE型コアにより構成さ
れたトランスを示す斜視図、 第7図は本発明に係わる実施例のE型コアにまり構成さ
れたトラン、スの基板実装状態を示す斜視図、 第8図及び第9図は従来のE型コアを示す斜視図、 第10図(a )〜(d)は従来のE型コアの製造工程
を説明する説明図、 第11図は同従来例の一部を切欠いた断面を示す断面図
、 第12図は他の従来例の一部を切欠いた断面を示す断面
図である。 面を示す断面図、 5 l ・ 53 ・ 55 ・ 56 ・ 60 ・ 61 ・ 62 ・ 63 ・ 64 ・ ・E型コア、52・ ・第1側磁脚、54 ・ヨーク部 ・第1溝、57・・ ・全切欠部、 ・切削溝部、 中央切欠部 ・第1側方切大部 ・第2側方切大部。 ・中央磁脚。 第2側磁脚、 ・第2溝、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)中央磁脚と、該中央磁脚を挟むように対向配置さ
    れた一対の側磁脚と、前記中央磁脚の一端及び前記一対
    の側磁脚の各々一端を互いに連結するヨーク部と、を有
    するE型コアにおいて、前記ヨーク部の幅を、該側磁脚
    の幅よりも幅広にするとともに、前記E型コアの少なく
    とも一方のE型面を、該中央磁脚と側磁脚との間に設け
    られた溝の中央部に沿って複数に分割加工し、さらに、
    前記中央磁脚及び側磁脚が連結されたヨーク連結部の各
    々の反対部に切欠部を形成加工したことを特徴とするE
    型コア。
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