JPH048514Y2 - - Google Patents

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JPH048514Y2
JPH048514Y2 JP1985178760U JP17876085U JPH048514Y2 JP H048514 Y2 JPH048514 Y2 JP H048514Y2 JP 1985178760 U JP1985178760 U JP 1985178760U JP 17876085 U JP17876085 U JP 17876085U JP H048514 Y2 JPH048514 Y2 JP H048514Y2
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housing
light receiving
tape cassette
tape
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はテープカセツト自動装着脱装置に関す
る。
従来の技術 テープカセツトをモータにより自動的に装着及
び離脱させる装置においては、ハウジング離脱位
置にあることを検出するスイツチとハウジングが
装着位置にあることを検出するスイツチとは別個
のものであつた。こゝで、離脱位置とはテープカ
セツトを挿入したり取り出したりする位置を
いゝ、装着位置とはテープカセツトが正常に装着
された位置をいう。
考案が解決しようとする問題点 このように、従来の装置では二個の検出スイツ
チを必要とし、コストダウンを図りにくゝ、しか
も信頼性の点でも問題があつた。
本考案は上記問題点を解決したテープカセツト
自動装着脱装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本考案は、ハウジングが離脱位置に到つたとき
に一の状態を示す信号を発生し、ハウジングが離
脱位置と装着位置との途中の位置にあるときには
上記一の状態を示す信号とは異なる他の状態を示
す信号を発生し、ハウジングが装着位置に到つた
ときに上記一の状態を示す信号を発生する単一の
センサを設け、この単一のセンサよりの信号によ
つてハウジングが離脱位置或いは装着位置に位置
することを検出するようにし、且つテープカセツ
ト内のテープ端を光学的に検出する既設のテープ
端検出手段の出力を利用して、ハウジングが離脱
位置又は装着位置のいずれに位置するかを特定す
る構成としたものである。
実施例 次に本考案になるテープカセツト自動装着脱装
置の一実施例について説明する。
まず、第1図乃至第4図を参照して、テープカ
セツトの装着、離脱動作について概略的に説明す
る。第1図はハウジングが離脱位置にあるときの
状態を示すが、テープカセツトについては装着さ
れた状態を示す。
ハウジング1は、両側の側板2,3の間に移動
可能に支持されている。テープカセツト4を、離
脱位置に位置しているハウジング1内に矢印X1
方向に挿入すると、モータ5が始動して正転す
る。モータ5の回転はベルト6,ギヤ7,ギヤ8
を介してギヤ9に伝達され、ギヤ9が第3図中時
計方向に回動し、アーム10がギヤ9と一体的に
回動する。ハウジング1は、アーム10により側
方のピン11を係止されて、アーム10の回動に
応じて側板2のL字形状のガイド溝12,13に
案内されつゝ、テープカセツト4と共に移動す
る。ハウジング1は最初は矢印X1方向に移動し、
次いで矢印Y1方向に下降して、第4図に示す装
着位置まで移動し、リールが供給側リール軸14
及び巻取側リール軸15と嵌合して所定位置に装
着される。
イジエクト操作をするとモータ5が始動して逆
転し、これによりアーム10が第4図中反時計方
向に回動し、ハウジング1がテープカセツト4と
共に最初は矢印Y2方向に上昇し、次いで矢印X2
方向に移動して、第3図に示す離脱位置まで移動
する。テープカセツト4はこの状態で引き抜かれ
て取り出される。
上記の装置が取り付けられる再生装置には、ラ
ンプ(又は発光素子、以下同様)16と、リーダ
テープ検出用受光素子17と、トレーラテープ検
出用受光素子18とよりなる周知のテープ端検出
手段が設けてある。16a,16bは夫々ランプ
16より出て受光素子17,18に向かう光線で
ある。テープカセツト4内には、始端側に透明の
リーダテープ(図示せず)、終端側に透明のトレ
ーラテープ(図示せず)が接続された磁気テープ
19が収容してある。受光素子17はランプ16
より出てリーダテープを透過した光を受光し、そ
の出力レベルは低となる。受光素子18はランプ
16より出てトレーラテープを透過した光を受光
し、その出力レベルは低となる。
また、ハウジング1が第3図に示すように離脱
位置にあるときには、受光素子17,18は共に
ランプ16よりの光を受光し、夫々の出力は第5
図B,Cに示すように共に低レベルである。供給
側テープ巻回体20及び巻取側テープ巻回体21
が収納されているテープカセツト4が装着される
と、ランプ16より受光素子17,18に向う光
は磁気テープにより遮られ、受光素子17,18
は共に非受光状態となり、夫々の出力は第5図
B,Cに示すように共に高レベルとなる。また、
磁気テープ19が順方向に走行し、トレーラテー
プが引き出されると、受光素子18の出力が低レ
ベルとなる。受光素子17の出力は高レベルの
まゝである。磁気テープ19が逆方向に走行し、
リーダテープが引き出されると、受光素子17の
出力が低レベルとなる。受光素子18の出力は高
レベルのまゝである。
上記より、テープカセツト4の装着前では、両
方の受光素子17,18の出力のレベルが共に低
であり、テープカセツト4が装着された状態で
は、受光素子17,18のうちいずれかの出力の
レベルが高であることが分かる。従つて既設のテ
ープ端検出手段の出力をハウジング1が離脱位置
に位置するか装着位置に位置するかの判別に利用
できることが分かる。本実施例では第1図に示す
ように受光素子17,18は制御回路22に接続
してあり、テープ端検出手段の出力がハウジング
1の位置の判別に利用している。
23は単一のセンサであり、ギヤ9をまたいで
設けてある。このセンサ23は、ランプ(又は発
効素子、以下同様)23aと受光素子23bとが
ギヤ9の両側に相対向して配された簡単な構成で
ある。ギヤ9には、第3図に示すようにハウジン
グ1が離脱位置にあるときの回動位置においてラ
ンプ23aと受光素子23bとに対向する第1の
開口9aと、第4図に示すように、ハウジング1
が装着位置にあるときの回動位置においてランプ
23aを受光素子23bとに対向する第2の開口
9bとが形成してある。ハウジング1が離脱位置
にあるときには、受光素子23bは受光状態とな
り、ハウジング1が移動すると受光素子23bは
非受光状態となり、ハウジング1が装着位置に到
ると、受光素子23bは再び受光状態となる。受
光素子23bの出力レベルは受光状態では低く、
非受光状態では高くなる。従つてセンサ23(受
光素子23b)の出力レベルは、ハウジング1の
位置に応じて第5図Aに示すように変化する。セ
ンサ23は、ハウジング1が装着位置に到つたこ
と及びハウジング1が離脱位置に到つたことを更
にはテープカセツト4がハウジング1内に挿入さ
れたことを検出するためのものであり、制御回路
22に接続してある。
次に上記の制御回路22の動作を第5図A乃至
Dを併せ参照して説明する。第5図Dは制御回路
22よりモータ駆動回路24へ出力されるモータ
制御信号を示す。ハウジング1が離脱位置に位置
しているときには、受光素子17,18及びセン
サ23の出力は共に低であり、制御回路22はこ
れらに基づいてハウジング1が離脱位置に位置し
ていると判断し、出力される制御信号は零レベル
である。モータ駆動回路24は動作せずモータ5
は停止している。
テープカセツト4がハウジング1内に挿入され
ると、ハウジング1がテープカセツト4により押
されて矢印X1に多少移動し、これに伴い第3図
中アーム10が時計方向にギヤ9と共に時計方向
に多少回動し、第1の開口9aが受光素子23b
に対向する位置よりずれ、受光素子23bは非受
光状態となつて出力レベルが高となる。これによ
り、制御回路22は第5図Dに示すようにモータ
正転信号d1を出力し、モータ駆動回路24が動作
し、モータ5が始動して正転し、前記のテープカ
セツト装着動作が行なわれる。
テープカセツト4が装着位置に到る手前で、テ
ープカセツト4内にランプ16が相対的に進入
し、受光素子17,18はランプ16よりの光を
磁気テープ19により遮られて共に非受光状態と
なり、受光素子17,18の出力は第5図B,C
に示すように高レベルとなる。
テープカセツト4がハウジング1と共に装着位
置に到ると、第4図に示すように、第2の開口9
bが受光素子23bに対向し、受光素子23bの
出力は第5図Aに示すように低レベルとなる。
モータ正転信号d1は、第5図Dに示すように所
定時間t1経過後零レベルとなり、モータ5は停止
する。
制御回路22は、受光素子17,18の出力レ
ベルが高であることから、ハウジング1が装着位
置に位置していると判断している。またテープが
走行して終端又は始端に到ると、受光素子18又
は17の出力レベルが低となる。いずれの場合に
も受光素子17,18のうち一の受光素子の出力
レベルは高であり、制御回路22はハウジング1
が装着位置に位置していると判断する。
イジエクト操作をすると、制御回路22は第5
図Dに示すモータ逆転信号d2を出力し、モータ5
はモータ駆動回路24により始動されて逆転す
る。ハウジング1は第4図に示す位置より第3図
に示す離脱装置に移動される。ハウジング1が離
脱位置に到ると、第1の開口9aが受光素子23
bに対向し、受光素子23bの出力は低レベルと
なりモータ逆転信号d2は所定時間t1経過後零レベ
ルとなり、モータ5は停止する。
なお、装着位置に位置するテープカセツト4が
上昇し、ランプ16がテープカセツト4より抜け
出ると受光素子17,18は共に受光状態とな
り、受光素子17,18の出力は第5図B,Cに
示すように共に低いレベルとなる。
また、装着されたテープカセツト内の磁気テー
プが切断した場合又は磁気テープが収容されてい
ない空のテープカセツトが装着された場合には、
三個の受光素子17,18,23bの出力レベル
が共に低レベルとなり、制御回路22はモータ逆
転信号を出力し、装置は自動的にイジエクトモー
ドとなる。
上記の制御回路22はマイクロコンピユータで
構成されており、第6図に示すように動作する。
まず、ステツプ30で受光素子23bの出力レ
ベルが低か否かを判断し、判断結果がYESの場
合には、ステツプ31で、受光素子17の出力レ
ベルが低か否かを判断する。判断結果がYESの
場合には、ステツプ32で受光素子18の出力レ
ベルが低か否かを判断する。判断結果がYESの
場合には、ステツプ33で、受光素子23bの出
力レベルが低→高に変化したかを判断し、判断結
果がYESの場合にはステツプ34の動作を行な
い、モータ正転信号d1を出力する(テープカセツ
ト装着動作開始)。
次のステツプ35で、受光素子23bの出力レ
ベルが高→低に変化したかを判断する。判断結果
がYESの場合には、ステツプ36でモータ5の
正転を停止させる(テープカセツト装着動作終
了)。
次にステツプ37で受光素子17及び/又は1
8が高になつたかを判断し、判断結果がYESの
場合には、この判断結果より装着されたテープカ
セツトが空のテープカセツトでないことを確認
し、イジエクト操作がされたかを判断する次のス
テツプ38に移る。
ステツプ38の判断結果がYESの場合には、
ステツプ39の動作を行ない、モータ逆転信号d2
を出力する(テープカセツト離脱動作開始)。
次にステツプ40で、受光素子23bの出力レ
ベルが高→低になつたかを判断し、判断結果が
YESの場合には、ステツプ41で、受光素子1
7及び18の出力レベルが共に低いであるか否か
を判断し、判断結果がYESの場合には、この判
断結果よりテープカセツトが正常に離脱されたこ
とを確認し、ステツプ42でモータ5の逆転を停
止させる。次に動作は元に戻る。
また前記ステツプ30の判断結果がNOの場合
には、動作にはステツプ34に移る。
ステツプ35の判断結果がNOの場合には、ス
テツプ43でテープカセツトの装着動作に通常要
する時間を経過したか否かを判断し、判断結果が
YESの場合には、ステツプ39の動作を行ない、
モータ5が逆転し、テープカセツトは挿入口側に
戻される。判断結果がNOの場合には、ステツプ
35の判断を行なう。
ステツプ37の判断結果がNOの場合にも、動
作はステツプ39に移る。
ステツプ31又は32の判断結果がNOの場合
には、ステツプ38の動作を行なう。
また、ステツプ40又は41の判断結果がNO
の場合には、ステツプ44でテープカセツトの離
脱動作に通常要する時間を経過したか否かを判断
し、判断結果がNOの場合にはステツプ40の判
断を行ない、判断結果がYESの場合にはステツ
プ38の判断を行なう。
考案の効果 上述の如く、本考案になるテープカセツト自動
装着脱装置によれば、ハウジングが移動して離脱
位置に到つたとき及び装着位置に到つたときに同
様に動作する単一のセンサを設け、この単一のセ
ンサよりの出力と既設のテープ端検出手段の出力
とを利用してハウジングが装着脱位置と離脱位置
のうちいずれかの位置にあるかを判断するように
構成してあるため、ハウジングの位置検出手段と
して、従来のように離脱位置を検出するセンサと
装着位置を検出するセンサとの双方を設ける代わ
りに上記の単一のセンサを設けるだけで足り、セ
ンサを二つ設けた従来のものに比べてコスト低減
を図り得ると同様に信頼性の向上を図り得るとい
う特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になるテープカセツト装着脱装
置の一実施例を制御回路等と併せて示す平面図、
第2図はその正面図、第3図及び第4図は夫々ハ
ウジング離脱位置及び装着位置にある状態を示す
側面図、第5図A乃至Dは夫々受光素子の出力及
び制御回路の出力を示す波形図、第6図は第1図
中制御回路の動作を説明するフローチヤートであ
る。 1……ハウジング、4……テープカセツト、5
……モータ、6……ベルト、7,8,9……ギ
ヤ、9a……第1の開口、9b……第2の開口、
10……アーム、16,23a……ランプ(又は
発光素子)、17……リーダテープ検出用受光素
子、18……トレーラテープ検出用受光素子、1
9……磁気テープ、22……制御回路、23……
センサ、23b……受光素子、24……モータ駆
動回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 テープカセツトを収容するハウジングを該テー
    プカセツトが挿入抜去される離脱位置と該テープ
    カセツトが装着される装着位置との間を往復移動
    させて該テープカセツトを自動的に装着脱させる
    装置において、 該ハウジングが上記離脱位置に到つたときに一
    の状態を示す信号を発生し、該ハウジングが上記
    離脱位置と上記装着位置との途中の位置にあると
    きには該一の状態を示す信号とは異なる他の状態
    を示す信号を発生し、該ハウジングが上記装着位
    置に到つたときに上記一の状態を示す信号を発生
    する単一のセンサを設け、且つ該単一のセンサが
    上記一の状態を示す信号を発生したときに、該テ
    ープカセツト内のテープの端を光学的に検出する
    テープ端検出手段の出力に基づいて該ハウジング
    が上記離脱位置にあるか上記装着位置にあるかを
    判断する判断手段を備え、該判断手段の出力に基
    づいて該ハウジングを駆動すべきモータを制御す
    る構成のテープカセツト自動装着脱装置。
JP1985178760U 1985-11-20 1985-11-20 Expired JPH048514Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985178760U JPH048514Y2 (ja) 1985-11-20 1985-11-20

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985178760U JPH048514Y2 (ja) 1985-11-20 1985-11-20

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Publication Number Publication Date
JPS6290436U JPS6290436U (ja) 1987-06-10
JPH048514Y2 true JPH048514Y2 (ja) 1992-03-04

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ID=31121197

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985178760U Expired JPH048514Y2 (ja) 1985-11-20 1985-11-20

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59118139U (ja) * 1983-01-24 1984-08-09 ソニー株式会社 磁気記録再生装置

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JPS6290436U (ja) 1987-06-10

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