JPH0485102A - ホイールカバー取付装置 - Google Patents

ホイールカバー取付装置

Info

Publication number
JPH0485102A
JPH0485102A JP19649090A JP19649090A JPH0485102A JP H0485102 A JPH0485102 A JP H0485102A JP 19649090 A JP19649090 A JP 19649090A JP 19649090 A JP19649090 A JP 19649090A JP H0485102 A JPH0485102 A JP H0485102A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
wheel cover
spring body
nut
mounting device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19649090A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Iida
飯田 功
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Kansei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kansei Corp filed Critical Kansei Corp
Priority to JP19649090A priority Critical patent/JPH0485102A/ja
Publication of JPH0485102A publication Critical patent/JPH0485102A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60BVEHICLE WHEELS; CASTORS; AXLES FOR WHEELS OR CASTORS; INCREASING WHEEL ADHESION
    • B60B7/00Wheel cover discs, rings, or the like, for ornamenting, protecting, venting, or obscuring, wholly or in part, the wheel body, rim, hub, or tyre sidewall, e.g. wheel cover discs, wheel cover discs with cooling fins
    • B60B7/06Fastening arrangements therefor
    • B60B7/061Fastening arrangements therefor characterised by the part of the wheels to which the discs, rings or the like are mounted
    • B60B7/068Fastening arrangements therefor characterised by the part of the wheels to which the discs, rings or the like are mounted to the wheel bolts or wheel nuts

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は自動車用のホイールカバーの取付装置に係り
、就中、ホイールナツトに取付する形式のホイールカバ
ー取付装置に関する。
[従来の技術] ディスクホイールをハブに締結するホイールナツト(又
はボルト)を取付対象に選んだ、ホイールカバーの取付
形式は従来から各種存在しているが、どの形式も問題点
を孕んでいる。最も古い形式は特殊形状のホイールナツ
トを要求するもので、汎用性に劣る。次いでバヨネット
形式が提案されたが、廻し嵌めそのものが仇となり、急
制動時に脱落を起す、プラスチックホイールカバーが普
及すると、その成形自在性を利用してナツトに抱き付く
形式も現れたが、プラスチック特有のクリープ性・耐熱
性を克服できず、裏打の金属ばねを併用するなどを要し
、複雑で高価な欠点があり、更に型側も困難で生産性も
悪かった。
以上の欠点を解消する方策として、本出願人は、特開昭
63−287801号公報を提案し続いて特願平1−1
13295号を提出した。両者の基本的形式は、ディス
クホイールの取付ピッチ円上に数個ある標準袋ナツトか
ら適宜数を選択し、−個のナツトに対して、二辺の挟角
をもつばねで吐着すると共に、ばねはナツトの選択数に
渡って連繋して環状に一体化されて成り、取付操作に当
ってはナツトを乗越えて嵌着されるものとしている。こ
のため従来形式の難点は解決された上に、挟角と連繋環
状の二重のばね性を併有するため取付操作しやすく脱落
しない特徴をもっている。更に後者出願においては単純
化も極限まで計られ、生産性並びに経済性にも優れたも
のとなっている。
然し、ホイールカバーもディスクホイールのディスクも
構造形状は多岐にわたっている。ホイールカバー取付装
置は、これら種々の構造形状にも通用可能であること、
即ち広い汎用性が求められる。
[発明が解決しようとする課M] 特願平1−113295号の問題点は次の場合に生じる
。第2図と第3図は同公報の要旨と問題点の説明図であ
る。
両図を参照して、ディスクホイール5をハブに取付する
ホイールナツト4をホイールカバー1の取付にも兼用す
るもので、ナツト4に嵌着するばね体3を支承板2によ
りホイールカバー盤1に支承している構成である。ホイ
ールナツト4は車種によりボルト頭であったり、ピッチ
円上に4〜10個配列されたりするが、その数から適宜
数(3〜5個)を選択する(図示は4個選択)、一方ば
ね体3は、この選択数の挟角αをもち、その外側では張
圧耳32をもって、又内側では基円300をもって連繋
し、接合31をもって閉環したものである。ばね体3の
ホイールカバー盤1への支承は、支承板2に設けた嵌挿
孔201に張出耳32の外郭を嵌入して取付される。ば
ね体3は又、ホイールナツト4の頭球41に案内され六
角部42を乗越えてテーバ或は球面をなす外郭線40に
嵌着される。この時、六角部42の乗越に際しては挟角
αの開角と基円300の拡径及び挟角αの開角を援助す
る張出耳32の開角と拡径があり、嵌着された後はそれ
らが共働して強靭な嵌着機能を発揮する。
然し前記の汎用性に照らすと、幾つかの問題点が浮び上
って来る。
その第1はディスクホイールの構造に関係するもので、
二点ある。ディスク5は応力緩和の為一般に理由51を
もつが、これよりナツト4の座に落込む斜面52が52
°のようにナツト4との間隔が狭い場合もある(即ちハ
ブ取付面直径が小さい)、この間隔は基本機能ではナツ
ト4を締めるソケットレンチ(JIS用語)が入ればよ
いので、その制限内において生じ得る。すると、張出耳
32の長さ320が短縮され、挟角αの開閉弾性が強く
なり、ひいてはばね体3のナツト4の乗越えを困難化さ
せる0次に理由51の内輪面に車重の応力が生じては理
由51の機能は亡失するから補強棹53を有するのが常
である。補強棹53は点線53゛ で示すようにハブ孔
縁50に連設すると最も効果的である。
しかしこの構造では、ばね体3の基円300と搗ち合い
(同一空間を三者が占める)、間隙を確保できない場合
が生じる。
第2の問題点はばね体3の嵌着弾性とばね線径30に関
するものである。嵌着弾性は挟角開閉と拡縮径と三者を
もつが、車輌の受ける振動(の周波数分布)に応じて、
上記寸法制限のもとで決定される。その結果、ばね線材
のヤング率に依り、ばね線径3oが細い(例えば1.!
lv+m)ものと決定されると、前記ナツト4の乗輔時
に頭球41から六角部42への乗上げが難しく、取付感
触を著しく阻害する。
第3の問題点は、ばね体3の設計自由度が小さいことで
ある。これは、形状単純性と表裏一体を成すもので欠点
と決め付は難いが、上記問題−点と絡まるときは重大な
機能低下に連なる場合を生じる。
第4の問題点は支承板2の嵌挿孔201へのばね体3の
張出耳32の嵌着強度に関するものである。支承板2の
プラスチック材の弾性係数は金属に比べれば二桁小さい
上にクリープ性もあり、嵌着力は大きいものではない、
その所へ上述の乗越困難性が加わるときは、嵌着強度の
不足により抜出を生じるおそれがある。
[発明の目的] この発明は上記問題点を解決する手段を提示することを
通じて、汎用性の高いホイールカバー取付装置を提供す
ることを目的としている。
[課題を解決するための手段] 第1図は、この発明に用いるばね体3の線描図で複数の
課題解決手段の概念を総水したイメージ図である。図中
には、Aは折上部、Bは傾斜部、Cはコイル巻部、Dは
接合部、の各部を図示した。なお、この発明の暗黙の前
提条件では、ばね体3の素線の断面形状は円形と仮定し
ている。丸線ばね材は選択中が広いし、もし異形断面で
あると、三次元立体型のばねの加工は精度良く行い難い
からである。
手段としての各部の機能は各々次のようである。
折上部Aは、確保されているソケットレンチ用スペース
に形状的に納りつつも、充分な挟角αの開角コンプライ
アンス(弾性のしなやかさ)を得る手段。
傾斜部Bは、ばね線径30が小径であった場合にあって
も、容易にホイールナツト4を乗越え得られ且つ嵌着で
・きると共に、補強棒53から隔離配置し得る手段。
コイル巻部Cは、環状連繋体としてのばね体3の拡縮径
ばね特性を制御し、コイル巻径及び巻数の選定によって
ばね設定上の自由度を増大させると共に、そのコイル巻
高さの分だけ補強棒53からの隔離を計る手段。
接合部りは、全体としては環状をなすばね体3を、ホイ
ールナツト選択数に分割して成形加工することにより、
成形形状の単純化と生産数の選択数倍量産化を通じて生
産性の向上を企ると共に、接合の容易化も併せて向上さ
せる手段。
これらの手段は、単独使用も複数併用も可能であって、
その選択基準はホイールカバー1の所要取付性能と、取
付対象になるディスクホイール5の諸元(主に形状並び
に寸法)に依存する。
これら手段の選択使用態様を以下の実施例を用いて具体
的に詳述する。
[′!J−実施例] 第4図と3@5図は第一実施例のホイールナツト1個当
りの平面図と断面図であり、折上部Aの手段だけを単独
便用した例である。第6図には支承組付部分の斜視図を
示す。
この例のばね体33は、張出耳32として平行部321
と折上部322をもち、上記の手段Aを構成している。
これに応じて支承板23は、挿入孔231の奥に掛止突
起232を設け、その周囲穴233にてホイールカバー
盤1の中心に向って開孔している。
挿入孔231はホイールカバー盤1の裏型と共抜きし、
周囲穴233はヒンジ20と共に斜方突出型を用いると
掛止突起232もアンダカットなく型抜きすることがで
きる。ばね体33の組付は、折上部322を挿入孔23
1に通し、衝撃打込すると折上部322の頂上が掛止突
起232を乗越えて恒久掛止される。
この例の作用は従来例に準するが、張出耳32は平行部
321と折上部322が縦列接続されたものであるため
挟角αの開閉弾性は柔軟で、ホイールナツト4の六角部
42の肩を乗越えやすい、従うてホイールカバー0の取
付操作が容易に行える。
第5図には島部分の詳細を示す、ディスクホイール5の
斜面52は、ホイールナツト4に近接していようとも少
くともソケットレンチの入るスペースは確保されている
から、支承板23を斜面52・とホイールナツト4との
間に嵌入し得ると共に、その高さは少くともホイールナ
ット4の高さと同等の寸法が許容できる。第5図示のも
のは、その高さの最小限を示すもので、一般にはもっと
高く設定しつるものである。
従って、斜面52の制限にも拘束されずに挟角αの開閉
角弾性はしなやかにナツト4を嵌圧することができる。
加えて張出耳32の連接点は折上部322の頂上に移っ
ていて、ホイールナツト4の外郭線40よりも立体的に
離れた位置にあるから、挟角aの当接点二点は第4図示
上下方向に平行に開くことも可能である。間Is! 2
34はこの作用を果す配慮である。又、挟角αの当接点
二点は、支承板23のヒンジ2oによって、基円300
の弾性拘束に抗して第4図左方に移動することも可能で
ある。
[実施例の効果] 以上の結果、ばね体33のホイールナツト4への嵌着は
三重の異った共振周波数をもつ弾性で果されている。こ
の為、ホイールカバー0の取付性能は広い振動周波数範
囲にわたって強靭である。反問−の理由からホイールナ
ツト4を乗越える取付操作も容易であり、取付操作感も
良好である。
この実施例では、斜面52はばね体3の張出耳32の制
限にはならないと共に、張出耳32は平行部321と折
上部322と間の直角曲げ工程が追加されるだけであっ
て、経済的負担も少く、又はね体33の支承板23への
取付も打込のみで恒久組付でき簡便である。更に支承板
23は第5図にて、ばね体33より下方への突出部がな
いから、ナツト座54が浅いホイール5にも対応できる
ホイールカバー盤1も又、支承板23の周囲孔233に
斜方突出型を要するのみで、従来例と同じく表裏二枚型
側で成形でき、繁雑性の増加はないのみならず、ばね体
3の取付は半永久的に強固である。従って手荒い取扱い
にも耐える効果がある。
[第二実施例] 第7図〜第9図はこの発明の第二実施例を示し、各々平
面図、断面図及び要部斜視図であって、折上部Aとコイ
ル巻部Cの手段を併用した例である。
343図示のばね体3をなすこの例のばね体34は、コ
イル巻部341を有してその基内部342が高く位置し
ていると共に、張出耳32は平行部321と折上部32
2に加えて曲戻部323をもっている。又、ホイールナ
ツト4の外郭線40には角度βの区間で密着するように
成形される。
第5図の支承板2をなすこの例の支承板24は、ホイー
ルカバー盤1からヒンジ部2oを介して立上り、ファス
ナ孔241 と凹み242を設けてあり、ここに上記ば
ね体34の曲戻部323を嵌入させ、ブラインドリベッ
ト(市販名)や小ねじ91を用いて固着する。ここでも
し折上部322が長く設定できるときは、その撓みに依
存して支承板24のヒンジ20を省略することができて
、支承板24の成形加工もホイールカバー盤1の成形表
裏型のみで行う簡素化も図れる。
この例のばね体34では、ホイールナツト4の外郭線4
0を挟持する二本の素線の接続点は・張出耳32を構成
する二重の曲げを含む三部分321,322,323の
彼方にあり、上記外郭線40の挟持は第7図示の上下・
左右・開閉角共にしなやかになっている。又、基円30
0を構成する基内部342は、上記外郭線4oの挟持を
拘束するものであるが、コイル巻部341の廻動許容作
用によってばね定数としては小さな値になってくる。こ
の共動作用によって、ホイールカバー0を取付操作する
際のホイールナツト4の六角部42の乗越えは極めて容
易になり、例えばホイールナツト4の外郭線4oに対し
て巻掛角βを取付上の支障なく持たせることができる。
巻掛角βは、ナツト4の六角部42の稜が回転角の何処
の位置にあっても、そのテーバ部アンダカット量が大ぎ
〈作用し、脱落耐性を増すものである。
次に、コイル巻部341がない場合には基円300はナ
ツト4の六角部42乗越時には拡径するばかりであった
、しかし、コイル巻部341がある場合はその撓みによ
って拡径する場合と縮径する場合とが生じ、一般にホイ
ールナツト4のピッチ円径に比べ基円300の径が小さ
い場合には縮径させることができる。この現象を活用す
ると、ばね体34がナツト4のテーパ面43から外れる
方向に動くと巻掛角βが増して絡み付く挙動を得られ、
著しく執拗な取付性能をもつ作用を得る。このことを含
めて、コイル巻部341の弾性設定と基内部342の設
定に大きな設定自由度を持ち、ばね体34としても調整
範囲が拡大される。
以上のように、張出耳32とコイル@341とで得られ
るコンプライアンス(弾性撓み易さ)の大きいばね体3
4では、逆に従前様のばね剛さを望む場合には素線径3
0を太く設定することができる。素線径30が太いと、
その断面Rによってナツト4の頭球41から六角部42
の乗上げが容易であって、ホイールカバー0の取付操作
に当って押込力は大きく要するが取付感は返って好まし
いものとなる。
[実施例の効果コ この例では、以上のように取付しやすく外れ難い特性の
ばね体34を得られる外に、斜面52の制限を殆ど受け
ず、補強棒53があっても基内部342によって回避す
ることができる。
ばね体34と支承板24の組立はリベットや小ねじ91
を用いるので非常に強靭であり、もし張出耳32の特に
折上部322が長く採れる場合は支承板24のヒンジ2
0が不要となり、当部型抜きが容易で経済性向上するば
かりでなく、支承板24の強度剛性共に高くできる。こ
のことは又、ホイールカバー盤1の材質にヒンジ特性(
耐繰返屈曲性)の良くないプラスチック材をも適用可能
となし、材質選択範囲を拡大する。
[′fS三実施例] 第10図と第11図は、この発明の第三実施例を示す平
面図と断面図で、両図内にはホイールカバーの取付時と
取付後のばね体34の形態を併示しである。この実施例
は、折上部Aと斜傾部Bの手段を併用した例である。
この例のばね体35は図示のように基内部352を含む
平面からホイール5側に向って角度θ傾いた斜傾部35
1を付け、この斜傾部351から引続いて張出耳32に
なっている。張出耳32は第4図及び345図示の第一
実施例と同じく平行部321と折上部322とからなる
支承板25はホイールカバー1からヒンジ20を介して
立上っていて、上記折上部322に適合し、その素線径
30より深さの深いU字溝251とその中心孔253を
もち、折上部322を嵌入して小ねじ92を締付けて組
付する。この時、中心孔253とU字溝251の間には
ボス252が形成され、小ねじ92の強締付に係わらず
折上部322には遊び間隙が許される。
ホイールカバー1の取付時にばね体35は、第10図の
中心線より下半と第11図内に3゛として図示したよう
に、ホイールナツト4の頭球41に導かれ六角部42に
乗上げる。乗上げ角度は斜傾θと挟角αとの合成立体角
となるので、ばね体35は両図にて左方へ移行させられ
、挟角αの開角も促されて容易に六角部42を乗越える
ホイールカバー0が取付された後のばね体35は、ホイ
ールナツト4のテーパ面43に角度θ傾いて嵌着される
。嵌着されるテーパ面43の平面投影は400のように
大径化するが、嵌着力に影響は生じない。
[実施例の効果] この例の第1の特徴は取付時の嵌着しやすさにある。こ
の発明のばね体35の素線径30は、ばね特性に支配的
に作用するが、標準的なホイール5と、ホイールカバー
0の組合せでは大略値でφ2程度に定まるもので、本例
ではこの値にても好適な取付性を得られる(勿論化の特
性を満足した上である)。
ばね体35は基内部352を含む平面を基準としての角
度θの曲げと折上部322の曲げ加工を要するが、これ
らは環状をなすばね体35全形に同時加工も可能である
ため、差したる工数の増大を招かない。
支承板25は第4図及び第5図示の第一実施例と同等の
成形工程により得られ、ばね体35の取付は汎用の小ね
じ92に依っているから、強固に且つ耐振性をもって取
付され、しかも遊隙をもつので支承板25への異状方向
応力が生じない。従って高い信頼性・耐久性が得られる
ばね体35の基内部352は、角度θをもつ分だけ高い
位置にあって連繋しているため、補強棒53の存在に影
響を受けない。しかも第7図〜′!J9図示の第二実施
例に比べても高い位置にあるばね体35の部分は角度θ
の立下り部まで及んでいるから、平面図第10図におけ
る補強棹巾53が広い場合にも対応可能になっている。
[第四実施例コ 第12図〜3414図は本発明の第四実施例を示し、第
12図は本例のばね体36をディスクホイール5に装着
した状態の平面図、第13図は第12図X−X線に沿っ
た断面図と同図のY−Y線に沿った断面−図(第13図
の中央)とを併示している。′s14図は本例ばね体3
6の接合部31とホイールカバー1側に一体成形される
連結筒61の係合を示す斜視図である。
本例は課題解決の手段として述べた、折上部A、斜傾部
B、コイル巻部C′ELび接合部りの全手段を織り込ん
で成る実施例である。
本例のばね体36は、折上部32と斜傾角θをもってホ
イールナツト4に巻掛される傾斜部361とコイル巻部
362と接合部31とから構成されている。
折上部32は第二実施例に述べたものと同様に、平行部
321と折上部322と曲戻部323とより構成され、
ホイールカバー1と一体成形された支承部26に小ねじ
93を締付して組付される。支承部26は図示のように
必ずしもヒンジ20をもつ必要はない、これは本例のば
ね体36の様に、長い折上部322とコイル巻部362
に大きな撓みが期待できる場合、支承部26を介しての
ホイールカバー盤1の応力を小さく押え込むことができ
るからである。
斜傾部381は、コイル巻部362から直接に平行部3
21に向って角度θの傾斜を付している。
斜傾部361から平行部321を経て折上部322に至
る経路形状は、ディスクホイール5のナツト座55から
直接に立上る最狭形の斜面52(第13図示)であって
も充分な間隔を保たれ、ホイールナツト4の六角部42
を乗越する場合であっても影響を受けることがない。又
、長い折上部322とコイル巻部362の撓みに依って
、斜傾部361は挟角αの開角も平行開路も、更にラジ
アル外方へも移動も許されるので、ホイールナツト4の
六角部42の乗越は容易であり、これにより巻掛角βを
大きくとることが許される0巻掛角βは、ホイールナツ
ト4の六角部42が何れの角度に止っている場合でも(
この角度はディスクホイール5のハブへの締付に係って
いるから不定である)、少くとも六角部42の二つの稜
を含むことができ、ばね嵌着部のアンダカット量を大き
く得ることができる方策である。
コイル巻部362は、ばね特性を制御できると共に、デ
ィスクホイール5の補強棒53を廻避するに有効な手段
であるが、本例では特に斜傾部361と基内部300と
の関連をばね弾性上緩衝させる点で有意になっている。
接合部31は立上部311と鉤部312とから成り、立
上部311は隣接する開部と並添させてスポット溶接3
19により固着させることができる(第14図参照)。
スポット溶接319を施せば、前例までに述べた基内部
300の作用を完全に果すことができるが、上述のコイ
ルを362の緩衝機能があることを活用すると必ずしも
必要な要件ではなく、ホイールカバー1と一体成形され
る連結筒61内に圧入し鉤部312で連結筒孔611に
噛付かせ固定する手段によっても充分な接合が果される
。鉤部312の噛付点はその先端であるから、鉤部31
2の巾が大咎い寸法である程、立上部311.311の
並添部の許容回動角は少く押えられ、従って基内部30
0のばね機能は大きく働くものとなる。
[実施例の効果] 本例のばね体36の斜傾部361の挟持両辺の接続点は
、張出耳32の平行部321、折上部322、曲戻部3
23を経た彼方にあるので、挟角αの開閉角も平行間隔
離間もラジアル外方向への移行も許され、加えてコイル
巻部362の基内部300からの緩衝によって更に上記
三弾性が許容される。その上に斜傾角θを持つので、ホ
イールカバー1の取付時に単に押込操作するだけで斜傾
部361は容易に開いてホイールナツト4の六角部42
を乗越える。このとき、ナツト六角部42の不定である
締付時の角度には拘束されない。
ばね体36が取付された後は、斜傾部361の巻掛角β
の中には少くともナツト4の一稜を含む(両側で三稜)
から、その嵌着部のアンダカット量は非常に大きく(リ
ム・ハンプへの取付に比べると3〜5倍に到する)、従
フて強力な取付ができ、著しく強い耐脱落性能を示す。
このとき、接合部31が第14図に示すようにスポット
溶接319等で接合されていると基内部300の緊張力
に依り、ナツト選択数(第12図では4個)の斜傾部3
61は、全数ホイール5の中心方向に強い弾性力を付勢
されていて、選択数ナツトを外側から抱きかかえ強い取
付性を顕わすものである。しかし、この発明の主要な取
付機能特徴は挟角αの挟み付は楔効果にあるので、溶接
接合など無しで連結筒61内に嵌接合された場合でも取
付性能は維持される。尚技術的詳細には基内部300の
緊張力は一般に低い共振周波数を与え、挟角αの挟持力
は高い共振周波数をもたらし、両者の相補効果で強靭な
取付性能を発揮するものであるが、本例の如くばね体3
6の設定自由度の大きい形態では基内部300の作用の
みに依存せずとも良好なばね特性を設定することができ
る。
次に、以上のばね体36のホイールカバー盤lへの支承
・保持・取付について述べる。ばね体36のナツト4−
個当りの部分に着目すると、張出耳32の頂上を支承部
26に固着し基内部300の両端を連結筒61に強嵌し
た、都合三点止め構造になっている。従ってばね体36
の取付は強固であるが、このことは逆に、若し支承部2
6と連結筒61に図示のようにヒンジを有しないならば
、ホイールカバー盤1に大きな応力を発生させることに
なる。応力の最大の発生時は、ホイールカバー0の取付
時にばね体36がナツト4の六角部42を乗越える時に
発生する。この時は実際に応力のみならず、ホイールカ
バー盤1の中央部は大きく撓んで取付を果される。しか
しながら取付操作は実用上竿に一度あるかなしかの稀に
行われる操作であって、ホイールカバー盤1に損傷を与
える可能性は無いに等しいものである。
ホイールカバー盤1の材買選定には、前例までのように
プラスチックヒンジを活用する実施例ではポリプロピレ
ンやポリアミドなどの結晶性樹脂が適合するが、他の物
性、たとえば塗装性、メツキ性などが望まれる場合には
プラスチックヒンジの適性のみに依存できない場合も出
て来る。この実施例はその要求にも対応しつる点を強調
した実施例である。従って本例をヒンジ化する手段は自
明であろう。
ホイールカバー盤1は支承部26と連結筒6Iを含めて
、雌雄二枚割型の基本的型割にて一体成形でき、非常に
簡単である。
これに対し、ばね体36は、張出耳32を構成する折上
部322、曲戻部323と斜傾角θをもつ斜傾部361
 とコイル巻362をもっているから、ホイールナツト
4の全数を周回する環状に製造するのは困難である。そ
こでホイールナツト4−個当りの部分に分割して本例の
ようにすレバ、ハブ孔側の両端は開放端となるので、生
産性が向上する。当然成形型は必要になるが、所要生産
数もナツト数倍に増大するので型償却しやすい、更に溶
接せずに連結筒61をのみ利用した接合を採れば、接合
工数が無くなる。以上を総合すると見た眼の緊雑さに比
べ好演的負担は大きくないものである。
[効果・特徴] この例の最大の効果は、非常に容易な取付性と強靭な耐
脱落性能を両立させ得ることである。このことは、ばね
体36の弾性設定の自由度が広く、車種やサスペンショ
ン、そして使用路面に適したばね特性を望むままに設定
可能であることに関連している。
第二に、ホイールカバー盤1は二枚型側のみの成形工程
で作られ、ばね体36は多種のホイールカバー盤1・・
・1に共通部品として使用で診ることである。ホイール
カバー盤1は所要の意匠から多種となるが、=れが基本
的な型割りのみで成形し得、且つ塗装やメツキに制限さ
れないから、広汎な適用が可能であり、一方ばね体36
は少々繁雑であっても共用できて、量産効果も生じて来
る。
これらのことから、多種少量生産でも、大量生産でも対
応できる効果があり、これに伴い経済性も高い。
[′fS五実施例] 第15図と第16図はこの発明の第五実施例を示す平面
図と要部斜視図である。
本例は、前例の拡張・応用例で、ホイールナツト4のピ
ッチ円(PCD)の異るディスクホイールへの適用方策
を示す。
この例のばね体36及び張出耳32の支承部26は前例
と同一であるから、同符号を付し、説明を省略する。
ホイールナツト4のピッチ円直径(PCD)は、ディス
クホイール5の規格で定められているが、メートル寸法
に基準をおくものとインチ寸法を基礎とするものとで各
々数種あり、乗用車に限フても僅かに違う径が数種を数
える。
今、前例よりも大きいピッチ円直径(PCD)に同一ば
ね体を掛止すると、相隣る接合部31゜31間に間隔d
を生じることになる。これを連結するに本例では、眼鏡
形断面の連結筒62を用い、それぞれの立上部311と
鉤部312を孔621に圧入することによりて果す。
前例と異る点は、ばね体36の接合部31が溶接などに
より密着固着できない点である。更に連結筒62は長く
、前例の連結筒61と比べて剛性に劣るものとなる(勿
論、同筒肉厚を増せば剛性向上は図れるが、ホイールカ
バー盤1の表面へのヒケ防止策を要する。従って基内部
300(図示せず、前例と同一)の弾性緊張力は小さく
なるが、ばね弾性設定の如何に帰着して、影響は少い。
[実施例の効果] 本例では前例の効果に加え、ピッチ円直径(PCD)の
異るディスクホイール5用のホイールカバー0にも用途
が拡大する。この為、生産性及び経済性が更に向上する
[第六実施例] 第17図〜′t%19図はこの発明の第六実施例を示す
平面図と要部断面図及び接合斜視図である。
この実施例は、ホイールナツト4にその内側から外向き
にばね体37を嵌着すると共に、斜傾部Bの手段と、折
上部Aと接合部りの両手段を合併した手段を例示する。
当然、コイル巻部Cや他の前例までに例示した各種の手
段をも、単独に或は複合・併合して通用することも可能
であるが、自明であるから省略する。
この例のばね体37は、基円を構成する基内部371か
ら斜傾角θをもって、ホイールナツト4に添って立下る
挟角部372 と、これより平行部373を介して折上
部374を立上げ、その先端に鉤部375を設けたもの
である。これらの部分375は、ホイールナツト4の選
択数分に分割して成形加工されるが、折上部374や鉤
部375が成形加工上終端部に位置する構造である為に
繁雑な形状であるにもかかわらず加工容易になっている
。折上部374は隣接する同筒374と治具等により添
わせ、第19図に示すようにスポット溶接379などの
方策により一体化してばね体37として環状に組上げす
る。但し溶接接合は強負荷を要する場合であって、通常
負荷では後述する連結筒63内への圧入嵌合のみで充足
される。
ホイールカバー盤1には、ナツト4の選択数と同数の連
結筒63を一体に成形し、その孔631内に上記ばね体
37の折上部374を並べて圧入する。これにより鉤部
375は拡がり、その先端が孔631内に噛付いて恒久
的に組付される(3419図参照)。
ホイールカバー0の取付性能の要求に依ってばね体37
の剛性が高く自己形状維持性が大きい場合には以上の構
成で完成する。しかしばね体37の所要弾性から基内部
371が揺れる場合には、支承鋏フ1又は双支承鋏フ2
.フ2を用いて支承する。
ガイドリブ8.8は、ホイールナツト4のピッチ円を中
心として振分けに二条設けられたリブで、ホイールカバ
ー1の取付時にナツト4の頭球41°を案内し、ばね体
37の挟角部372内に導入し易く配慮されたものであ
る。
以上の構造中、連結筒63、支承鋏7及びガイドリブ8
はホイールカバー盤1と一体にしかも雌雄型側のみで成
形することができる。連結筒63の孔631と支丞鋏7
のスリワリ711がホイールカバー盤1の一般肉厚内に
浸入しているのは盤面表面へのひけ防止策であり、支承
鋏7の細溝712も同目的である。なお、スリワリ71
1及び細溝712はばね体37支承応力の緩和機能上も
有効である。
この例のホイールカバー取付操作は、まずディスクホイ
ール5と径合せしく又は、連結筒63を延長して成るハ
ブホールガイドに導かせて)て廻すと、ガイドリブ8.
8がホイールナツト頭球41゛をなぞって、ばね挟角部
372内にナツト4の頭球41が落込んで来る。そこで
ホイールカバー盤1を介して鉤部375上端を押下げす
れば、折上部374下半が開くと共に内傾して挟角部3
72がナツト4の六角部42を乗越え、テーパ面43に
嵌着される。挟角部372は斜傾角θをした傾斜部Bを
もっているから、テーパ面43の平面投影は40に示す
円となり、ばね体37は嵌着された状態でこの円40に
巻掛されるものである。壱掛点平均有効径はホイールナ
ツト4のピッチ円よりも小さいから、ホイールカバー盤
1の一縁をのみ持上げる(“こじる”)モーメントには
弱いものとなるので、ピッチ円の大きいディスクホイー
ル5に適合する。
この例のばね体3フでは基円が外側にあり、径が大きい
為に、ナツト嵌着部である挟角部372を緊張させる作
用は小さい。この故に、同じ緊張力を得るためには、ば
ね線径を太く設定できる。一般に本発明の内側に基円を
もつ形式のばね体では、ばね線径は1.5〜2.0φに
定まる場合が多く、斜傾部8手段や折上部へ手段がない
とナツトの頭球41から六角部42への乗上げが困難と
なることとなるが、本例の如く外側に基円をもつ形式で
はφ2.5〜φ3.0となるので、乗上げは容易で、取
付態も良好となる。
[実施例の効果] この例では、前例までの効果を有する他に、上記ばね線
径を太く設定できる為に、ばね体37の形状維持性が高
く、即ち揺れ捩れ等に起因する支障が起らず、設計自由
度が大きく操作性も良い。
ばねは分割成形のため生産性が高く、ホイールカバー盤
1との組付性も良い、このことは、ばねとカバー盤1の
互換性を含め、量産性と好演性に優れる。
ばね体37の構成は、理由51からの斜面52や補強棹
53との間隔も充分に保たれ、更にハブキャップ99が
あっても干渉を起さないので、広範なディスクホイール
形式形状に適用できる。
また、ホイールナツト4の数が多い場合の選択数が多く
なっても、基円が外側にあるために、ばね形状が紛然(
ごちゃごちゃ形状)とはならず、作りやすく且つ性能も
良い。ナツト数の多い場合は必然的にピッチ円径も大と
なるので、上述の本例の特徴は発揮される。
[発明の効果] 以上のようにこの発明は、ディスクホイールを締付して
いるホイールナツトに嵌着されるばね体を支承体を介し
てホイールカバー盤に組付して成るホイールカバー取付
装置において、前記ホイールナツトを挟持する挟角部を
環状に連繋してばね体を構成し、このばね体に折上部A
、斜傾部B、コイル巻部C1接合部D、の手段の内の少
くとも一手段を通用したホイールカバー取付装置である
から、これによれば取付装置の主役を果すばね体は、取
付対象となるナツトを挟持する挟角部と挟角部を環状に
連繋する基内部とより成り、両者の弾性特性が異って二
重の弾性共振周波数をもつため、広い加振周波数範囲に
渡って共振Qが低く強靭な耐振取付性を得られる。
ホイールカバーの取付操作には、ばね体の挟角部をナツ
トを乗越して嵌込み、スナツプフィツトさせる方式であ
るから、車に押込み操作するだけで装着できて取付作業
性が良い。取付後は挟角によるナツト面の挟持により、
ホイールカバーの廻動は完全に阻止されていて急ブレー
キ時等の慣性モーメントにも耐え、又挟角の楔効果によ
り、ナツトへの圧着力も強く耐脱落性も高い。
ばね体のホイールカバー盤への取付支承はプラスチック
ヒンジ又はばね自身の撓み性を利用しているから、ホイ
ールカバー盤に生じる応力は零であるか又は非常に微少
になっている。このためプラスチック特性であるクリー
プ現象には影響を受けず、永年に渡うて変形なく、且つ
信頼性の高いホイールカバーを得られる。
ばね体の圧着対象であるホイールナツトは、ブレーキ時
には局部的に高温(200℃弱)になるが、この熱はば
ね体に伝熱されるだけであって以後空冷されホイールカ
バー盤までは及ばない、このため、ホイールカバー盤自
体材買の耐熱性は不要であり、上記耐クリープ性不用の
特色とあいまって、汎用樹脂材(例えばポリプロピレン
等)を適用でき、応用性が広く経済性も高い。
ブレーキ熱放散にはディスクホイール・ホイールカバー
共風孔を設けて対処するが、この発明の取付装置は風孔
より内側に小径に納っているから熱放散を防害しない。
また、ホイールカバーの風孔はカバー主機能である意匠
の主項(“目玉”)となるが、この発明の取付装置は小
径故に意匠形状を制限しない。同時に上述の材質選択自
由性と呼応して塗装メツキなどの表面処理も自由である
から、ホイールカバーデザインは全く自由に行い得る。
ホイールカバー盤は雌雄二枚型側だけで成形加工できる
から、生産性が良好で型代も廉価である。このため大量
生産にも多種少量生産にも適合する。更にこの点は上項
までの効果と相乗効果を発揮する。
取付主体をなすばね体は、素材を丸線に求めている。丸
線素材は曲加工に際し方向性がないので三次元立体形に
成形しやすく、上述実施例の語形状を容易に実現できる
。又最も基本的、標準的なばね素材であるから、材質・
線径・表面処理などの面で市販品からの選択中が広く、
高機能、高性能のばね体を経済的に得ることができる。
これらの特質を備えたばね体は、多様なディスクホイー
ルに適合性をもりている。これにより互換性・交換性・
共通部品化を図ることができ、上項ホイールカバー盤の
特色と相乗的に効果をもたらす。
以上からこの発明では、広い汎用性をもつ取付装置であ
りながら高性能であり、生産性。経済性も高く、商品と
して優れたものが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のばね体の斜視図で、複数の課題解決
手段を含むイメージ図、第2図と第3図は従来技術の説
明図、第4図〜′s6図はこの発明の第一実施例の説明
図、第7図〜第9図はこの発明の第二実施例の説明図、
第10図〜第11図はこの発明の第三実施例の説明図、
第12図〜第14図はこの発明の第四実施例の説明図、
第15図〜第16図はこの発明の第五実施例の説明図、
第17図〜第19図はこの発明の第六実施例の説明図で
ある。 1・・・ホイールカバー盤 2・・・支承板3・・・ば
ね体      4・・・ホイールナツト5・・・ディ
スクホイール 6・・・連結筒7・・・支承鋏    
  8・・・ガイドリブ9・・・ファスナ     0
・・・ホイールカッて−他4名 第12図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ディスクホィールを締付しているホィールナットに
    嵌着されるばね体を支承体を介してホィールカバー盤に
    組付して成るホィールカバー取付装置において、前記ホ
    ィールナットを挟持する挟角部を環状に連繋してばね体
    を構成し、このばね体に折上部(A)、斜傾部(B)、
    コイル巻部(C)、接合部(D)、の手段の内の少くと
    も一手段を適用したことを特徴とする、ホィールカバー
    取付装置。 2 前記ばね体は、前記ホィールナットを挟持する挟角
    部を有する一本の素線の両端を接合して環状に連繋した
    ことを特徴とする請求項1記載のホィールカバー取付装
    置。 3 前記ばね体は、前記ホィールナットを挟持する挟角
    部を有する複数個のばね単位体からなり、これらの単位
    体を前記接合手段を用いて相互に接合することにより環
    状に連繋したことを特徴とする請求項1記載のホィール
    カバー取付装置。 4 前記ばね体は、前記ホィールナットを挟持する挟角
    部を有する複数個のばね単位体からなり、これらの単位
    体を前記ホィールカバー盤(1)に設けた連結部材によ
    って環状に連設したことを特徴とする請求項1記載のホ
    ィールカバー取付装置。 5 前記挟持部は、前記ホィールナットを前記ホィール
    カバー盤の外周部から中心部に向かう方向に挟持するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載のホィールカバ
    ー取付装置。 6 前記挟持部は、前記ホィールナットを前記ホィール
    カバー盤の中心部から外周部に向かう方向に挟持するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載のホィールカバ
    ー取付装置。 7 ディスクホィールを締付しているホィールナットに
    嵌着されるばね体を支承体を介してホイールカバー盤に
    組付して成るホイールカバー取付装置において、前記ホ
    イールナットを挟持する挟角部を環状に連繋してばね体
    を構成し、前記挟角部に前記ホイールナットの軸方向に
    対して傾斜する斜傾部を設け、前記挟角部は前記斜傾部
    によって前記ホイールナットのテーパ面を傾斜しながら
    挟持するようにしたことを特徴とするホイールカバー取
    付装置。 8 車軸にホイールを螺着するホイールナットに対向す
    る支承体を前記ホイールナットと同数又は選択数、前記
    ホイールを覆うホイールカバー盤に立植し、外側に張出
    する張出耳が前記ホイールナットと同数又は選択数設け
    られた環状をしたばね体を、前記支承体に対して前記張
    出耳が取付られることによって前記ホイールカバー盤に
    組付け、前記張出耳から伸びて、前記ホイールカバー盤
    から離間する方向に折上がる折上部及びこの折上部に連
    なり、かつ前記ホイールナットを挟持する挟角部を前記
    ばね体に設け、複数の前記張出耳を含む平面から複数の
    前記挟角部を含む平面が離間するようにしたことを特徴
    とするホイールカバー取付装置。 9 デイスクホイールを締付しているホイールナットに
    嵌着されるばね体を支承体を介してホイールカバー盤に
    組付して成るホイールカバー取付装置において、前記ば
    ね体は前記ホイールナットを挟持する挟角部を有する複
    数のばね単位体からなり、これらのばね単位体の両端部
    に前記支承体に取付られる支承部及びこの支承部に連な
    り、かつ前記ホイールカバー盤から離間する方向に折上
    がる折上部を設け、前記ばね体を隣接する前記両ばね単
    位体の折上部を接合することにより環状に構成したこと
    を特徴とするホイールカバー取付装置。 10 デイスクホイールを締付しているホイールナット
    に嵌着されるばね体を支承体を介してホイールカバー盤
    に組付して成るホイールカバー取付装置において、前記
    ホイールナットを挟持する挟角部を環状に連繋してばね
    体を構成するとともに、隣接する前記挟角部間にコイル
    巻部を設けて前記ばね体の張力を緩和するようにしたこ
    とを特徴とするホイールカバー取付装置。 11 デイスクホイールを締付しているホイールナット
    に嵌着されるばね体を支承体を介してホイールカバー盤
    に組付して成るホイールカバー取付装置において、前記
    ホイールナットを結ぶナット円の内側に位置させて前記
    支承体を前記ホイールカバー盤に立設し、前記ホイール
    ナットを挟持する挟角部を環状に連繋してばね体を構成
    すると共に、前記支承体に取付られる取付部及びこの取
    付部から延びて前記ホイールカバー盤から離間する方向
    に折上がる折上部を前記ばね体に設けたことを特徴とす
    るホイールカバー取付装置。
JP19649090A 1990-07-25 1990-07-25 ホイールカバー取付装置 Pending JPH0485102A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19649090A JPH0485102A (ja) 1990-07-25 1990-07-25 ホイールカバー取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19649090A JPH0485102A (ja) 1990-07-25 1990-07-25 ホイールカバー取付装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0485102A true JPH0485102A (ja) 1992-03-18

Family

ID=16358645

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19649090A Pending JPH0485102A (ja) 1990-07-25 1990-07-25 ホイールカバー取付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0485102A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5542750A (en) * 1994-05-26 1996-08-06 Wheelmasters, Inc. Wheel cover assembly retainer ring
US5853228A (en) * 1997-04-18 1998-12-29 Patti; Tony Wheel cover retainer device
US6969124B2 (en) 2002-11-19 2005-11-29 Lacks Enterprises, Inc. Center cap for vehicle wheel
US7204562B2 (en) 2002-10-23 2007-04-17 Lacks Enterprises, Inc. Wheel clad assembly

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5542750A (en) * 1994-05-26 1996-08-06 Wheelmasters, Inc. Wheel cover assembly retainer ring
US5853228A (en) * 1997-04-18 1998-12-29 Patti; Tony Wheel cover retainer device
US7204562B2 (en) 2002-10-23 2007-04-17 Lacks Enterprises, Inc. Wheel clad assembly
US6969124B2 (en) 2002-11-19 2005-11-29 Lacks Enterprises, Inc. Center cap for vehicle wheel

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9610878B2 (en) Seat assembly having a cross member
US8733203B2 (en) Steering wheel
US9611913B2 (en) Dust cover assembly
JP4336041B2 (ja) エアーバッグモジュール取り付け機構及びその製作方法
US5368327A (en) Air bag device
US6568704B2 (en) Air bag cover with ornament
JPH0842757A (ja) バンドクリップ
US20120007415A1 (en) Multi-piece vehicle wheel cover retention system and method for producing same
US5042881A (en) Universal wheel liner
JP2000018223A (ja) 溶着スタッド
US4917441A (en) Plastic wheel cover with fastening device
JPH0485102A (ja) ホイールカバー取付装置
WO2004037562A1 (ja) 車両用ホイール
WO2015092891A1 (ja) スルーアンカ
HUE029684T2 (hu) Tömítõszerkezettel ellátott tárcsafék
JPS60500086A (ja) 自動車のホィ−ルリムのための装飾ホィ−ルトリム
CN110626122A (zh) 车辆用车轮
JPH04146801A (ja) ホイールカバー取付装置
JP4723318B2 (ja) ホイール
US4229048A (en) Wire wheel cover
JPH04151301A (ja) ホイールカバー取付装置
JPS62258802A (ja) ホイ−ルカバ−の装着装置
CN219947764U (zh) 轮毂组件及具有其的车辆
JP3815925B2 (ja) ホイールキャップ
US4040465A (en) Wheel rim assemblies