JPH0484518A - ジョセフソン論理回路 - Google Patents

ジョセフソン論理回路

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JPH0484518A
JPH0484518A JP2200640A JP20064090A JPH0484518A JP H0484518 A JPH0484518 A JP H0484518A JP 2200640 A JP2200640 A JP 2200640A JP 20064090 A JP20064090 A JP 20064090A JP H0484518 A JPH0484518 A JP H0484518A
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JP
Japan
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magnetic field
field coupling
circuit
loop
fan
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Pending
Application number
JP2200640A
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English (en)
Inventor
Masatake Kotani
誠剛 小谷
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ジョセフソン論理回路に関し、特にレイアウ
ト面積の増加を招くことなく、ファンアウト数の増大を
意図したジョセフソン論理回路に関する。
微小厚の絶縁膜を挟んだ2つの超伝導体の間(トンネル
接合)を、超伝導電子対のトンネル効果によって超電流
が流れる現象(ジョセフソン効果)を利用するジョセフ
ソン論理回路は、きわめて高速に動作する優れた特長が
あり、各種電子機器の構成要素としてその将来性が期待
されている。
かかる要素を実現するには、ひとつの論理出力を多数の
負荷回路に分配できる能力すなわちファンアウト能力の
向上が要求される。
〔従来の技術〕
第7図はジョセフソン論理回路の従来例を示す図であり
、ふたつのオアゲート10.11とひとつのアンドゲー
トエ2とを備える2オアーアンドゲートである。ふたつ
のオアゲート1O111には、MVTL (Modif
ied Varjable Threshold Lo
gic )ユニットが用いられ、MVTLは、制御線1
3のインダクタンスL+ 、Lzを2接合のS QU 
I D (Superconducting Quan
tum Interference Device )
 14のインダクタンスL’s、L4に磁界結合させる
とに、制御線13の終端抵抗15の一端側と5QUID
14とをジョセフソン接合15′を介して接続するもの
で、制御線13上を流れる入力電流を、5QUID14
のループに磁界結合させると共に、接合15′を通して
直接に注入することもでき、動作マージンを広くして安
定した高速性能を確保することができる。
ここで、オアゲート10.11は、ふたつの制御電流1
a、Ibの何れか一方が人力すると、接合16.17が
電圧状態にスイッチして後段のアンドゲート12に制御
電流Tcを与える。また、アンドゲート12は、少なく
ともふたつの制御電流(2XIC)が入力すると、接合
18.19が電圧状態にスイッチして、出力端子A、B
、Cに接続された後段回路を駆動する。
(発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、かかる従来のジョセフソン論理回路にあ
っては、オアゲート10.11に加えられる制御電流が
終端抵抗15によって消費される構成となっていたため
、当該制御電流を発生する前段回路のファンアウトを大
きくすることができず、例えば前段回路を第7図の構成
とすると、最大でも3程度のファンアウトしか確保でき
なかった。
ところで、ファンアウトを増大できる従来例としては、
例えば第8図に示すように、ひとつの5QUID20に
対してふたつの制御線21.22を設けるようにしたも
のが知られている。この従来例によれば、制御綿21.
22を流れる制御信号が磁界だけで5QUrD20に結
合しているので、制御電流の減衰をなくすことができ、
例えば、第8図の回路を複数備えた場合に各制御線を直
列接続することにより、容易にファンアウト数を増大で
きる。
しかしながら、かかる第8図の従来例にあっては、第9
図に示すように、5QUID側のインダクタンス配線2
3の線幅り、を拡幅してふたつの制御線21.22を含
むようにレイアラ1−するが、この拡幅に伴って単位長
さ当たりのインダクタンス分が減少するので、減少分を
補うためにインダクタンス配線23の線長D2を大きく
しなければならず、レイアウト面積が(例えばMVTL
に比べると2〜5倍程度も)増大するといった問題点が
あった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、
レイアウト面積の増加を招くことなく、ファンアウト数
を増大することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理図である。30.31はオアゲー
トであり、これらふたつのオアゲート30.31の各々
には、少なくとも2個づつのインダクタンス及びジョセ
フソン接合を含む第1及び第2ループ、前記第1ループ
のインダクタンスに磁界結合する第1磁界結合線32、
前記第2ループのインダクタンスに磁界結合する第2磁
界結合線33が備えられ、ふたつのオアゲート30.3
1でひとつの基本回路34が構成される。基本回路34
は回路要求に応じて複数個配置され、各基本回路34間
で前記第1磁界結合線32同士及び第2磁界結合線33
同士が直列に接続される。
〔作用〕
本発明では、複数の基本回路間で制御電流がシリーズに
流され、減衰をなくしてファンアウト数の向上が図られ
ると共に、ひとつのループに対してひとつの磁界結合線
が設けられ、レイアウト面積の増加が回避される。
因みに、第2図(a)に示すように、各オアゲ−1−3
0,31の出力をアンドゲート35(例えば第7図の符
号12参照)に与えるようにすると、アンド論理が実現
され、また、第2図(b)に示すように、3人カアンド
ゲート36のひとつの入力に論理“1”を常時与えるよ
うにすると、2人カオア論理が実現される。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第3〜6図は本発明に係るジョセフソン論理回路の一実
施例を示す図であり、乗算器の、部分積を含む加算器演
算アレイに適用した例である。
ここで、第3図は数a、、(nは4.3、・・・・・・
0とする)と数b□の5ビツトの乗算過程を示す図であ
り、a、b、は部分積である。但し、同図中では部分積
以外の全加算器、半加算器を省略している。例えばa。
、boの伝播方向は、aOが右上方から左下方(■参照
)、boが右から左であり(■参照)、a、、b、共に
5つの部分積に伝播している。すなわち、かかる部分積
を求める場合のファンアウト数は少なくとも5を必要と
する。
第4図は、以降の回路説明を容易にするために、ひとつ
の部分積anb、を含む全加算器の入・出力信号を示す
図である。a、、b、、は、a nil b n−1か
らの和信号S u mz a n b n−1からの桁
上げ信号Ca r r y、およびa、、、b、、を入
力し、これらの信号の和信号Sumと桁上げ信号Car
ryをa n b nilやan−1bn。1に出力す
る。
第5図はひとつの部分積回路(anbn )を含む全加
算器の構成を示す図であり、この回路は、ふたつのオア
ゲート(■で示す)とひとつのアンドゲート(■で示す
)とを含む公知のMVTLユニットを7ユニツト41〜
47備えると共に、部分積演算部48を備える。
部分積演算部48は、各々相補信号で入力する数a、、
b、ごとに設けられたふたつの基本回路49.50を備
え、一方の基本回路49でa9とb7のアンド論理をと
ってその結果P。を出力すると共に、他方の基本回路5
0で7丁と[のオア論理をとってその結果P。を出力す
る。
第6図はふたつの基本回路49.50に共通の回路図で
ある。
各々の基本回路49.50には、インダクタンスL10
%LI+及びジョセフソン接合Jio−,Jz、J、□
を含む第1ループ51が備えられると共に、インダクタ
ンスL+2、Lll及びジョセフソン接合J13、JI
4、JI5を含む第2ループ52が備えられ、且つ、第
1ループ51のインダクタンスL1゜、Lllに磁界結
合するインダクタンスL+4、I−1,を含む第1磁界
結合線53、および第2ループ52のインダクタンスI
、1□、L12に磁界結合するインダクタンスL1いL
12を含む第2磁界結合線54が備えられる。
なお、55は抵抗R1〜R4、ジョセフソン接合J 1
6% J 17を含むアンドゲート、56.57.58
はバイアス電流供給端子、59は抵抗R5を介してバイ
アス電流を取り出すためのバイアス電流取り出し端子、
60.61は第1、第2ループの出力端子、62.63
.64はアンドゲートの入力端子、65.66.67は
アンドゲートの出力端子、68.69は制御電流入力端
子、70.71は制御電流出力端子である。
このような構成において、aゎとす、lのアンド論理は
、端子68にa。を入力すると共に、端子69にす。を
入力し、第1、第2ループの出力端子60.61をアン
ドゲートの入力端子62.63.64の何れかふたつに
(空き端子はオープン状態にする)接続することで達成
される。また、7丁と下Tのオア論理は、端子68に7
丁を入力すると共に、端子69にす、を入力し、第1、
第2ループの出力端子6o、61をアンドゲートの入力
端子62.63.64の何れかふたつに接続し、且つ、
空き端子とバイアス電流取り出し用の端子59とを接続
することで達成される。かかる端子間接続は、多層配線
層とスルーボールによって行うのが望ましい。
ここで、第3図の演算過程によれば、a、、、bnは各
々5つの部分積生成に関与する。すなわち、a、、、b
、を分配するのに必要なファンアウト数は5つである。
そこで、本実施例では、5つの部分積演算部に含まれる
基本回路の第1、第2磁界結合線を直列に接続する。こ
うすると、第1 flilJ御線53に入力したa、、
(または−5′)および第2磁界結合線54に入力した
す、(または履)を無損失で次の基本回路の第1、第2
磁界結合線に渡すことができ、必要なファンアウト数を
確保することができる。
しかも、本実施例によれば、ひとつの5QUTD毎にひ
とつの磁界結合線を備えればよいから、5QUIDのレ
イアウト面積を増加することなく、上記ファンアウト数
の増大を図ることができる。
(発明の効果〕 本発明によれば、上記のように構成したので、レイアウ
ト面積の増加を招くことなく、ファンアウト数を増大す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理図、 第2図(a)(b)はアンド論理またはオア論理を実現
する場合の原理図、 第3〜6図は本発明に係るジョセフソン論理回路の一実
施例を示す図であり、 第3図は一例として乗算器の部分積演算に適用した場合
のその演算過程を示す図、 第4図はそのひとつの部分積演算を抽出して示す図、 第5図はその部分積演算部の構成図、 第6図はその基本回路の構成図である。 第7〜9図は従来例を示す図であり、 第7図はMVTLユニットを含む従来例の構成図、 第8図は磁界結合線をふたつ備える従来例の構成図、 第9図は第8図のレイアウト図である。 30.31・・・・・・オアゲート、 32・・・・・・第1磁界結合線、 33・・・・・・第2fli界結合線、34・・・・・
・基本回路、 49.50・・・・・・基本回路、 LlO〜L17・・・・・・インダクタンス、JIO〜
J15・・・・・・ジョセフソン接合、51・・・・・
・第1ループ、 52・・・・・・第2ループ、 53・・・・・・第1磁界結合線、 54・・・・・・第2磁界結合線。 8刈83 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  各々に少なくとも2個づつのインダクタンス及びジョ
    セフソン接合を含む第1及び第2ループと、前記第1ル
    ープのインダクタンスに磁界結合する第1磁界結合線と
    、 前記第2ループのインダクタンスに磁界結合する第2磁
    界結合線と、を備えて基本回路を構成すると共に、 複数の基本回路間で前記第1磁界結合線同士及び第2磁
    界結合線同士を直列に接続したことを特徴とするジョセ
    フソン論理回路。
JP2200640A 1990-07-26 1990-07-26 ジョセフソン論理回路 Pending JPH0484518A (ja)

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JP2200640A JPH0484518A (ja) 1990-07-26 1990-07-26 ジョセフソン論理回路

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JPH0484518A true JPH0484518A (ja) 1992-03-17

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