JPH0484332A - 近似推論装置 - Google Patents

近似推論装置

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JPH0484332A
JPH0484332A JP2197763A JP19776390A JPH0484332A JP H0484332 A JPH0484332 A JP H0484332A JP 2197763 A JP2197763 A JP 2197763A JP 19776390 A JP19776390 A JP 19776390A JP H0484332 A JPH0484332 A JP H0484332A
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浩 熊本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の要約 事象と結論との関係が生起したときにそのデータを履歴
ファイルに記憶しておく。たとえば近似推論を故障診断
に用いた装置においては、故障が生じたときにその故障
の種類と症状とを記録しておく (修理レポート、保守
レポート等)。このような履歴ファイル・データにより
知識ベースを修正する。または履歴ファイル・データに
より知識ベースを作成する。このような知識ベースに基
づいて結論の可能性、静的情報量、明瞭性等の演算を行
なう。
発明の背景 技術分野 この発明は近似推論装置に関する。
従来技術 推論結果を、その推論結果を導くために使用した事象の
情報量によって修正または変更する方式の近似推論が知
られている(たとえば、 Zhang)1ongwjn
   AN  EXPERT  SYSTEM  WI
T)l  THINKING  INIMAGES’、
 Preprints of 5econd IFSA
 Congress。
Tokyo、 July 20−25.1987. P
、7f35 )。
この近似推論方式は、事象に対して結論ごとに与えられ
たメンバーシップ関数を用いて、事象ごとの情報量(す
なわち事象の情報忠別能力)を算出し、推論結果(すな
わち結論が成り立つ可能性)を、その結論を導くために
使用した事象の情報量によって修正または変更する(可
能性と情報量の積をとる)ことによって、推論結果の識
別能力を高めようとするものである。
しかしながらこのような従来の近似推論方式では、知識
ベースの構築または修正の際に専門家が必要となり非常
にめんどうである。また知識ベースの保守を行なうこと
が困難であるという問題があった。
発明の概要 発明の目的 この発明は、過去の履歴データを用いて自動的に知識ベ
ースを改良または新たに構築することができるようにす
ることを目的とする。
発明の構成1作用および効果 この発明による近似推論装置は、既に設定されている事
象と結論との関係を表わす知識を記憶する知識記憶手段
、同一の事象と結論について合成された知識を記憶する
合成後知識記憶手段、生起した事象と結論との関係を表
わすデータを記憶する履歴データ記憶手段、および上記
知識記憶手段に記憶されている同一の事象と結論につい
ての知識を合成するとともに、上記履歴データ記憶手段
に記憶されているデータを用いてそのデータと同一の事
象と結論についての合成後知識を再合成する知識合成/
修正手段を備え、上記知識合成/修正手段により再合成
された知識によってそれと同一の事象と結論についての
上記合成後知識記憶手段における合成後知識を更新する
ことを再演算する。
この発明によると、生起した事象と結論との関係を表わ
すデータを蓄積しておくことにより、この蓄積したデー
タを用いて、先に(たとえば設計段階で)設定された知
識ベースを修正することができる。実際に生起した事象
と結論との関係を表わすデータを用いて知識ベースを修
正しているから、より正確な近似推論が可能となる。ま
た、知識ベースの修正は自動的に行なわれるから専門家
がいなくても知識ベースの保守が可能である。
この発明の近似推論装置を故障診断に用いた場合には、
生起した事象と結論との関係を表わすデータは、故障の
種類とそのときの機械等の症状(五感で知覚できる症状
、センサで検出した測定値等)との関係を表わすデータ
であり、これは故障レポート1保守レポート等に記録さ
れている。
または、このようなデータを自動的に採取しメモリに記
憶するようにしてもよい。
上記近似推論装置は、事象入力データを上記合成後知識
記憶手段に記憶されている知識にあてはめることにより
結論の可能性を演算する近似推論手段を備えている。
上記近似推論手段は、入力されたデータを上記知識によ
って表わされるメンバーシップ関数を用いて適合度に変
換する適合度演算手段1 この適合度を用いて事象ごと
の動的情報量を求める動的情報量演算手段、および上記
適合度と動的情報量とを用いて結論の可能性を求める可
能性演算手段。
から構成される。
上記合成後知識記憶手段に記憶されている知識が更新さ
れたときに上記近似推論手段は更新後の知識に基づいて
再演算を行なう。これにより、より正しい推論か可能と
なる。
上記近似推論装置は、上記合成後知識に基づいて各事象
の静的情報量を演算する静的情報量演算手段をさらに備
えている。事象の静的情報量は事象のメンバーシップ関
数が結論を識別する能力を示している。
上記静的情報量演算手段は1合成後知識の再合成があっ
たときに、再合成された知識に関して各事象の静的情報
量を再演算する。
上記近似推論装置は、上記静的情報量演算手段により算
出された静的情報量を用いて結論ごとに各事象の明瞭性
を演算する明瞭性演算手段を備えている。
上記明瞭性演算手段は1合成検知まの再合成があったと
きに、再演算により得られた静的情報量を用いて明瞭性
を再演算する。
上記近似推論装置はさらに、上記明瞭性演算手段から得
られる明瞭性を用いて、実際にデータが入力された事象
の明瞭性を加算して結論ごとの明瞭性を演算する加算手
段を備えている。
加算された明瞭性から結論の信頼性が分る。
この発明による近似推論装置は、生起した事象と結論と
の関係を表わすデータを記憶する履歴データ記憶手段、
上記履歴データ記憶手段に記憶されている同一事象と結
論についての複数のデータを1つのデータに合成するデ
ータ合成手段、上記データ合成手段によって合成された
データを記憶する合成後データ記憶手段、および事象入
力データを上記合成後データ記憶手段に記憶されている
合成後データにあてはめることにより結論の可能性を演
算する近似推論手段を備えていることを再演算する。
この発明によると、過去に生起した事象と結論との関係
を表わすデータを蓄積しておき、この蓄積したデータに
基づいて知識ベースを作成しているので、専門家の助け
を借りることなく自動的に知識ベースの構築が可能とな
る。
上記近似推論手段は、入力されたデータを上記合成後デ
ータによって表わされるメンバーシップ関数を用いて適
合度に変換する適合度演算手段。
この適合度を用いて事象ごとの動的情報量を求める動的
情報量演算手段、および上記適合度と動的情報量とを用
いて結論の可能性を求める可能性演算手段から構成され
る。
上記近似推論装置は、上記合成後データに基づいて各事
象の静的情報量を演算する静的情報量演算手段、上記静
的情報量演算手段により算出された静的情報量を用いて
結論ごとに各事象の明瞭性を演算する明瞭性演算手段、
および上記明瞭性演算手段から得られる明瞭性を用いて
、実際にデータが入力された事象の明瞭性を加算して結
論ごとの明瞭性を演算する加算手段を備えている。
実施例の説明 (1)近似推論装置の全体構成 第1図および第7図に近似推論装置の全体構成の一例が
示されている。第1図は第1の実施例にしたがう近似推
論装置を示し、第7図は第2の実施例にしたがう近似推
論装置を示している。
第1図において、第1実施例の近似推論装置は、知識記
憶装置11.知識合成/修正装置121合成後知識記憶
装置13.事象値入力装置14.適合度演算装置15.
動的情報量演算装置1B、可能性演算装置17.可能性
表示装置18.静的情報量演算装置19、明瞭性演算装
置20.明瞭性記憶装置21.明瞭性加算装置22.明
瞭性表示装置23および履歴データ記憶装置31から構
成されている。
第7図において、第2実施例の近似推論装置には、第1
図に示す知識記憶装置llは設けられていない。また、
第1図の知識合成/修正装置12および合成後知識記憶
装置1Bがそれぞれデータ合成袋at 12Aおよび合
成後データ記憶装置13Aに代わっている。第7図に示
す他の構成は第1図に示すものと同じである。
このように第1および第2実施例の近似推論装置は多く
の共通部分をもっており、かつこれらの共通部分が近似
推論装置の主要部分となっているので、まず第1図を参
照して共通部分について説明する。そして、その後に第
1実施例および第2実施例に特有の構成と動作をそれぞ
れ別個に説明する。
(2)知識記憶装置 知識記憶装置11は、専門家等が前もって(たとえば設
計段階で)入力した知識を、事象と結論との関係を示す
形式で記憶する装置である。この装置は複数の専門家の
知識を記憶することができる。
知識記憶装置11に記憶されている2名の専門家exl
 、 ex2の知識の例を規則の形式で以下に示す。
専門家exJ  : 1r20≦f1≦60.0≦f2≦40. then 
 cl−(1)jf40≦fl≦H,60≦f2≦10
0.then  c2=12)専門家ex2 : 1f30≦f1≦50.10≦f2≦30. then
  cl−(3)1f50≦fl≦70.70≦f2≦
90. then  c2−14)fl、 f2は事象
であり、これらをそれぞれ事象1、事象2と呼ぶことが
ある。cl、 c2は結論であり9 これらをそれぞれ
結論1.2と呼ぶことがある。
また、a≦f1≦bのように表わされたabをそれぞれ
最小値、最大値と呼ぶ。
上述の規則を、専門家ごとに表(テーブル)の形式で表
現すると次のようになる。
第1表 第2表 (3)知識合成/修正装置 知識合成/修正装置12は、知識記憶装置11に記憶さ
れた複数の専門家の知識を合成して、1つの知識にまと
める装置である。
知識合成/修正装置12はまた履歴データ記憶装置31
に記憶された履歴データを用いて1合成した知識を修正
する機能をもつが、これについては第1の実施例の説明
の箇所で詳しく説明する。
知識の合成方法は種々あるか、ここでは、各結論に関与
している各事象の最大値と最小値について、複数の専門
家の平均値と標準偏差を計算する。
上述した2名の専門家の事象f1から結論C1を導く知
識を例にとって知識合成処理について以下に説明する。
上述の規則(第(1)式、第(3)式)から、事象1 
(fl)から結論1 (cl)を求める規則を抽出する
と次のように表わされる。
専門家exl  :H20≦f1≦60  then 
 cl−15)専門家ex2  :if  30≦f1
≦50  then  cl=16)最小値の平均値m
、および最大値の平均値+lln m  が算出される。
aX 20+30−25       ・・・(7)111n
       2 60+50 ”11aX    2  −”5        ・・
・(8)最小値の標準偏差σ  および、最大値の標準
層1n 偏差σ  が算出される。
ax 第3表 このような専門家の知識の合成演算を、上述した規則(
第(1)式〜第(4)式)について、各結論に関与して
いる各事象の最小値と最大値のすべてについて行なうと
1次のような表(テーブル)が得られる。      
     (以下、余白)一般に、近似推論においては
、事象に対してメンバーシップ関数が与えられる。ここ
では、−例として、上述のようにして合成された専門家
の知識を用いてガウス分布によりメンバーシップ関数を
求める方法について説明する。
最小値の平均値m 1.最大値の平均値ml1aX’■
】n 最小値の標準偏差σ、、最大値の標準偏差顧1n σ  を用いて メンバーシップ関数は次式によax り表わされる。
・・・(11) ただし。
X  :事象への入力データの値 Φ(X):入力データXが事象に適合する程度(適合度
) Gauss(x) :入力Xにおけるガウス分布の値で
ある。
第2図にガウス分布の一例を示す。二〇ガウス分布にお
いてメンバーシップ関数の作成のために左半分のみが使
用される。Φ(X) =0.5におけるXの位置はm 
、 またはm  によって決定さ11111     
       maXれ 傾きはσ 、 またはσ  
によって決定されfll]nll1ax る。
一例として、事象flから結論clを求めるためのメン
バーシップ関数は、第(7)式から第(10)式により
算出した値を用いて第3a図から第3C図のようにして
作成される。この場合、第(11)式は次のようになる
第3a図は第(11)式または第(12〉式の右辺第1
項を、第3b図は第(11)式または第(12)式の右
辺第2項を、第3C図は上記第1項から第2項を減算し
た結果、すなわち第(11)式または第(12)式で表
わされるメンバーシップ関数を表わしている。
第3表に示す合成された知識に基づいて作成された各事
象f’l、 f2について、結論cl、 c2を求める
ためのメンバーシップ関数の例を、第4a図および第4
b図に示す。
(4)合成後知識記憶装置 合成後知識記憶装置13には、知識合成/修正装置12
によって算出された平均値と標準偏差が、第3表のよう
な形式で記憶される。知識の合成は推論の都度性なう必
要はないため、このようにあらかじめ計算した結果を記
憶しておく。そして推論の都度この記憶装置13内の値
を読み出して使用することによって推論処理の高速化を
図ることができる。
(5)事象値入力装置 事象値入力装置14はキーボード、通信インターフェイ
ス装置、メモリ、ファイルなどから、事象ごとに入力さ
れる入力データを読み込む装置である。入力されたデー
タは適合度演算装置15に与えられるとともに、各事象
のデータが入力されたかどうかの情報が明瞭性加算装置
22に与えられる。
事象データは確定値のみならず言語値やメンバーシップ
関数で与えてもよい。
(6)適合度演算装置 適合度演算装置15は、事象値入力装置14から入力さ
れたデータの各メンバーシップ関数(または結論)に対
する適合度を算出するものである。具体的には適合度は
、入力データが確定値の場合には第(11)式の右辺の
変数Xとして入力データを代入することによりΦ(X)
として求められる。もちろんこのような演算式を必ずし
も用いなくてもよい。入力データか言語値やメンバーシ
ップ関数の場合には、たとえば旧N−MAX演算を用い
て適合度が算出されよう。
(7)動的情報量演算装置と静的情報量演算装置事象r
1の事象値(入力データ)をxl、事象f2の事象値を
x2とする。これらのデータは事象値入力装置」4から
入力される。
第5a図および第5b図に示すように各適合度”11’
 m12’  21’ m22を次のように定める。
” 11 ’入力データx1の結論c1に対する適合度
m12:入力データx1の結論c2に対する適合度m2
1:入力データx2の結論clに対する適合度m22;
入力データX2の結論c2に対する適合度これらの適合
度は入力データxi、 x2が与えられたときに適合度
演算袋fif15によって算出される。
ここでファジィ エントロピという概念を考える。
入力x1が与えられたときのファジィ・エントロピEf
lを次のように定義する。
二のファジィ・エントロピは、情報識別能力の指標の一
種で、入力データx1を与えたときに、結論が明確に識
別できるほど小さい値となり、結論があいまいにしか識
別できないほど大きい値となる。つまり、入力データx
iの結論C1に対する適合度m11と入力データx1の
結論C2に対する適合度m12との差が大きいほど小さ
い値となり、差が小さいほど大きい値となる。
同じようにして、入力x2が与えられたときのファジィ
・エントロピEf2は次式によって与えらとは、推論を
行なうときにおける結論を確定するための事象の識別能
力で1人力データx1の結論clに対する適合度m1□
と入力データx1の結論C2に対する適合度m の差が
大きいほど大きい値をとす、差が小さいほど小さい値と
なるものとする。
そこで、事象f1についての動的情報量Ir1p(XI
)を、最大ファジィ・エントロピから、入力データ×1
が与えられたときのファジィ・エントロピEflファジ
ィ・エントロピEfの取り得る値の範囲は以下に示すも
のとなる。
0≦Ef≦log(n ) n:事象上の結論数 この例では、事象1 (fl)上の結論数は2 (cl
c2)であるので、ファジィ・エントロピEfの最大値
は、  log(2)となる。
次に、このファジィ拳エントロピEflを使用して、入
力データx1が与えられたときの動的情報量Iflp(
xl、)を求める。ここで、動的情報量1fID(xi
)同じように、事象f2について入力データx2か与え
られたときの動的情報量を次のように定義する。   
           (以下、余白)動的情報量演算
装置16は、適合度演算装置15で得られた適合度を用
いて、第(15)式および第(16)式にしたがって事
象ごとに動的情報量を算出する。
動的情報量は上述のように入力データxi、 x2に依
存する。これに対して、静的情報量は入力データに依存
しないものであって、最大ファジィ・エントロピから、
事象のレンジ幅の中のファジィ・エントロピの平均を引
いたものを、事象全体の静的情報量とする。たとえば、
事象1についての静的情報量は次式で与えられる。
同じように事象2についての静的情報量は次式%式% mu(x)’事象f1についての入力データXの結論c
1に対する適合度 m12(x)  :事象flについての入力データXの
結論c2に対する適合度 m21(x):事象r2についての入力データXの結論
c1に対する適合度 m22(x)  :事象r2についての入力データXの
結論C2に対する適合度 ・・・ (17ン において、Xをδ間隔て変化 させ、それぞれのXについて のファジィ・エントロピを計 算して、それらの平均を求め る演算(ただし0くδ≦100) 第(17)式および第(18)式から分るように、事象
のメンバーシップ関数間の重なりが大きいほど。
事象の静的情報量は小さく、事象のメンバーシップ関数
間の重なりが小さいほど、事象の静的情報量は大きい。
つまり、静的情報量は、事象のメンバーシップ関数が結
論を識別する能力を示している。
静的情報量演算装置19は1合成された知識により得ら
れるメンバーシップ関数から、上述した第(17)式お
よび第(18)式にしたがって、事象ごとに、静的情報
量を演算して記憶する。静的情報量は入力データには依
存しないので、1回のみ算出されればよい。
(8)可能性演算装置 各結論ごとに、その結論に関与する事象の情報量の総和
が1になり、かつそれらの事象の情報量の相対強度は変
化しないような事象の情報量を算出する。この算出した
情報量を重みという。
たとえば上述した動的情報量を用いると各重みは次のよ
うになる。
結論1に対する事象1の重み:  Wfll−Iff 
(XI)/ [Ifl (xi) + If’2D(x
2)]  −(19)D          D 結論1に対する事象2の重み:Wf1□If2  (X
2)/  [Iff  (Xi)+  ]f2D(x2
)コ   −(20)D          D 結論2に対する事象1の重み+  wf、、、mJfl
 (xl)/ [Ifl (xi)+lf2.(x2)
]  −(21)D           D 結論2に対する事象2の重み:  wf22m−If’
2  (x2)/  [Irl  (xi)+  IF
5.(x2)コ    =122)D        
   D 次に、これらの重みと適合度との積を計算しそれを結論
ごとに合計したものを、結論の可能性として算出する。
たとえば上記の例では 結論1の可能性−wf 11Xm、十wf 12Xm2
1  −(23)結論2の可能性−vi f  Xm十
Wf 22×m22   +’ (24)となる。
可能性演算装置17は上述した演算を行ない結論ごとの
可能性を算出する。
(9)可能性表示装置 この可能性表示装置18は、可能性演算装置17で算出
された可能性を結論ごとに表示するものである。この可
能性の表示は、すべての結論について表示するようにし
てもよいし、可能性が高い結論を1個または複数個表示
するものでもよい。また1通信によって可能性を他の装
置に伝送したり、可能性をメモリやファイルに記憶して
もよい。
(lO)明瞭性演算装置 明瞭性演算装置f20は、各結論ごとに、各事象の明瞭
性を演算する装置である。ここで、各結論ごとの各事象
の明瞭性とは、ある結論の可能性を評偏するときの各事
象の相対的な識別能力を示すものである。したがって、
この明瞭性により、ある結論を確定するための1複数の
事象の識別能力を比較することができ、どの事象が高い
識別能力を持っているか(多くの情報量を持っているか
)が分る。明瞭性の算出法について以下に述べる。
まず、結論および事象と静的情報量の関係を第4表に示
す。
第4表 第4表から分るように静的情報量によっても。
各結論を確定するための複数の事象の識別能力を比較す
ることはできる。しかし、このままでは相対的な識別能
力が直観的に分りにくいので、下表に示すように各結論
ごとに静的情報量を正規化して、その正規化した値を各
結論ごとの各事象の明瞭性cnとする。
第5表 ただし。
C1l  −C9−1f’l / (Irls+If2
s)CL)  −C1)  −1H/(Ifl+lf’
2s)21   22    S    S である。
このようにして、明瞭性演算装置20において。
各結論ごとに各事象の明瞭性が算出される。
(11)明瞭性記憶装置 明瞭性記憶装置21は、明瞭性演算装置20で算出され
た各結論ごとの各事象の明瞭性を記憶する装置である。
明瞭性の演算は、推論のたびに行なう必要はない。そこ
で、知識を合成したときに算出した明瞭性を明瞭性記憶
装置21に記憶しておき。
推論を行なうたびに明瞭性記憶装置21に記憶している
値を読み出すようにする。これにより、推論処理の高速
化が図れる。
(12)明瞭性加算装置 明瞭性加算装置22は、データが実際に入力された事象
の明瞭性を演算する装置である。ここでは、実際に行な
われる推論のために、データが入力された事象の明瞭性
の総和をとる。この明瞭性の総和は、推論結果の明瞭性
を示す。この明瞭性が高いほど、推論結果を導くだめの
情報量が多いといえる。したがって明瞭性は推論結果自
体の信頼性を判断する指標に使用することができる。
推論結果に対する明瞭性は次のようにして算出される。
a)事象1 (rl)のみについてデータが入力された
場合 ・結論1 (cl)の推論結果に対する明瞭性Cρ1−
”11 ・結論2 (c2)の推論結果に対する明瞭性c、p2
−”12 b)事象2(r2)のみについてデータが入力された場
合 ・結論1 (cl)の推論結果に対する明瞭性c、p1
−Cρ21 ・推論2 (c2)の推論結果に対する明瞭性C,C2
−”22 C)事象1 (fl)および事象2 (f2)の両方に
ついてデータ入力された場合 ・結論1 (cl)の推論結果に対する明瞭性C11−
Cp 十CN、 −1,0 ・結論2 (c2)の推論結果に対する明瞭性cn2−
C1+  Cjl122−1.0 推論結果の明瞭性Cpのとり得る範囲は。
0.0 ≦ Cp ≦1.0 である。つまり、推論を行なう前に与えられた知識の中
で、ある結論を導くために使用することができる事象の
すべてについてデータを入力して推論を行なった場合、
その結論の明瞭性は1,0になる。また、ある結論を導
くために使用することができる事象の中で、一部の事象
のみについて。
データを入力した場合、明瞭性は0,0から1.0の間
の値となる。このとき、使用することができる事象の中
で、明瞭性の高い事象を多く使用すれば、結論の明瞭性
も高くなり、信頼性が高い推論結果か得られると言える
り13)明瞭性表示装置 明瞭性表示装置23は、明瞭性加算装置22て算出した
推論結果(−例として上述した可能性)に対する明瞭性
を表示する装置である。明瞭性は推論結果と共に表示し
てもよいし、また明瞭性を他の装置に伝送したり、メモ
リやファイルへ記憶するようにしてもよい。
この明瞭性の表示は、推論結果の全ての結論について表
示する。したがって結論が複数存在する場合には、それ
ぞれの結論に対応する明瞭性が表示される。
このようにして、データが入力されるたびに。
入力されたデータが属する事象の情報量を演算し、推論
結果に対する明瞭性を表示することにより、推論結果に
対する信頼性をユーザが判断てきるようになる。
(14)第1実施例 第1図に示す第1実施例の近似推論装置は履歴データ記
憶装置31を備えている。履歴データ記憶装置31は、
生起した事象と結論との関係を記憶しておくものである
。この事象と結論の関係はそれが生起するごとに記憶す
るようにしてもよいし。
いくつか生起したのちにまとめて記憶するようにしても
よい。
履歴データの例が第6図に示されている。この図におい
て、第1回目の生起においては結論clが生起し、その
ときの事象flとr2の値がそれぞれ30、80である
。第2回目の生起においては結論C2が生じ、そのとき
の事象f2の値が10.事象f3の値が30であったこ
とが示されている。
この近似推論装置が故障診断装置に適用された場合には
、故障が生じたときに事象と結論の関係が生起したこと
になる。結論は故障の種類に対応し、事象はそのときの
症状(五感で知覚した状態、各種センサの出力信号等)
に対応する。このような故障とその症状の関係を表わす
記録(故障データ)は、修理レポート、保守レポート、
故障レポート等から得ることができる。履歴データ記憶
装置31は故障データ記憶装置と呼ばれることになろう
このような故障データの記憶装置31への記憶は、入力
装置を使用して人間が入力するようにしてもよいし、対
象機器からデータをオンライン等で入力するようにして
もよい。
知識合成/修正装置12は1合成後知識記憶装置13に
記憶されている合成後知識を履歴データ記憶装置31に
記憶されている履歴データによって修正する。履歴デー
タに関連する合成後知識のみを修正すればよい。
修正のやり方は上述した合成のやり方と同じであり履歴
データを1人または複数人の専門家の知識と考えればよ
い。
たとえば第1回目の生起における履歴データのみが存在
する場合には、この履歴データは結論c1と事象fl、
 f2とに関係するので、これらの結論と事象について
の合成後知識が修正される。第1回目の履歴データのみ
ではそれが最小値か最大値か分らないので、この履歴デ
ータを両方の値として採用する。
結論clと事象f1についてのみ着目すると、最小値の
平均値m 、および最大値の平均値m  を1111n
                         
    ff1aXそれぞれ表わす第(7)式および第
(8)式は次のように修正される。
最小値の標準偏差σ 、および最大値の標準偏■In 差σ  を表わす第(9)式および第(1o)式はそれ
1ax ぞれ次のように修正される。
しては第1回目の事象値30と第2回目の事象値60と
があるので、これらのうちの小さい方30を第3の専門
家の最小値、大きい方60を最大値と考える。
最小値の平均値m 、および最大値の平均値lln m  をそれぞれ表わす第(7)式および第(8)式a
+aX は次のように修正される。
結論clとf2に関する合成後データも同じように修正
される。
第2回目の生起における履歴データは結論c1に関する
ものではないので、この履歴データによって結論c1に
関する合成後知識は修正されることはない。第2回目の
生起データによっては結論c2に関する合成後データが
修正される。
第1回目から第3回目までの履歴データが存在するとき
には、結論c1と事象f1との関係を表わす合成後知識
は次のように修正される。事象flに関最小値の標準偏
差σ 、および最大値の標準偏111n 差σ  を表わす第(9)式および第(lO)式は次の
lax ように修正される。
このように、ある結論に関係する特定の事象の履歴デー
タが複数個存在する場合には1それらを小さい順に並べ
、小さい方の半数のデータを最小値、大きい方の半数の
データを最大値としてそれぞれ取扱う。また、履歴デー
タ数が奇数個の場合には丁度中央の大きさのデータを最
小値兼最大値として採用する。この真中の大きさのデー
タは最小値または最大値のいずれか一方のグループに取
込んでもよい。
このようにして、履歴データによって対応する合成後知
識が修正されると、修正後の知識が先の合成後知識に代
わって合成後知識記憶装置13に記憶されるとともに静
的情報量演算装置19に与えられる。したかって、これ
以降は修正後の知識を用いて近似推論か行なわれる。す
なわち、修正後の知識を用いて結論の可能性が演算され
る。また修正後の知識を用いて、修正された知識に関係
する部分においてのみ静的情報量、明瞭性等の再演算が
行なわれる。
このように履歴データによって知識か自動的に修正され
るので、より正確な推論が可能となり。
また自動学習機能をもつことになる。
(15)第2実施例 第7図に示す第2実施例において、第1図に示す知識記
憶装置11は設けられていない。履歴データ記憶装置3
1は第1図に示すものと同じである。
データ合成装置12A 、合成後データ記憶装置13A
も基本的には上述した知識合成/修正装置127合成後
知識記憶装置13と同じであるが、専門家の知識を取扱
うのではなく、履歴データを取扱う点て異なるのみであ
る。
第2実施例の近似推論装置は、専門家の知識を不要とし
、近似推論のためのルールおよびメンバーシップ関数を
すべて履歴データから作成する。
履歴データ記憶装置31には第6図に示すような履歴デ
ータが記憶されているものとする。第2回目を除く第1
〜5回目の履歴データは結論c1と事象r1.. f2
に関係するものであるから、これらの履歴データにより
結論c1と事象fl、 f2に関係するルールを作成す
ることができる。
第8図は結論C1と事象f1に関する履歴データの分布
を示すものであり、第8図(A)は第1回目のデータの
みを表わし、(B)は第1回目と第3回目のデータを表
わし、(C)は第1回目、第3回目および第4回目のデ
ータを表わす。第8図(D)は第2回目を除くすべての
データを表わす。このように履歴データの数が増加すれ
ばそれだけその分布が明確になっていくので、これによ
り結論C1を導くための事象flのメンバーシップ関数
が作成される。
履歴データの合成方法は上述したものと同じであり、デ
ータを大きさの順に一列に並べ1小さい値のグループと
大きい値のグループとに半分に分け、小さい値のデータ
・グループから最小値に関するデータ(平均値、標準偏
差)を作成し、大きい値のデータ・グループから最大値
に関するデータを作成する。このデータ合成は履歴デー
タの数が3個以上あることが必要である。2個の場合に
は小さい方を最小値、大きい方を最大値とする。
第6図に示す結論C1と事象f1に関係する履歴データ
は30. Eio、 20.50であり、これを大きさ
の順に並べると20.30.50. EiOとなる。小
さい方の20と30を最小値(専門家の知識における最
小値に対応)、大きい方の50と60を最大値(専門家
の知識における最大値に対応)とする。
これらの履歴データを用いて最小値の平均値m1nおよ
び最大値の平均値m  が次のようにO+aX 算出される。
最小値の標準偏差σ 、および最大値の標準偏Uln 差σ  は次のように算出される。
ax 結論c1と事象f2.その他の結論と事象との関係を表
わすデータも同じように合成される。
第6図の履歴データを合成して得られるデータは次の第
6表のようになる。ここで、結論C1に関する事象r2
のデータは3個しかないので、そのうちの小さい2個を
最小値、大きい1個を最大値として取扱っている。また
、結論c2に関しては事象r2. f3について履歴デ
ータが1個しかないので。
これらが最小値、最大値として用いられている。
第6表 上述したデータ合成方法を一般的に表現すると次のよう
になる。ある結論と事象との関係に関する履歴データの
数をnとする。
これらのデータを小さい順に並べる。ソーティングされ
たデータを dI、d、d3.−・・drl とする。d、が最も小さい値をもつデータ、dnが最も
大きい値をもつデータである。
最小値の平均値m 。
1n で与えられる。
m、−(Σd、)/n1 11n     +−+    1 と標準偏差σ 9 1n は次式 %式%(37) ここでnlはn/2の小数点以下を四捨五入した値とす
る。
最大値の平均値m  と標準偏差σ  は次式1式% このようにして作成された合成後データは合成後データ
記憶装置13Aに記憶される。そして、この合成後デー
タに基づいて上述した近似推論が行なわれる。すなわち
、結論の可能性、静的情報量、明瞭性等が演算される。
上述した各装置11〜23.12A、 13A、 31
はメモリおよび表示装置を含むコンピュータによって実
現できるのはいうまでもない。たとえば知識合成装置1
2.データ合成装置12A 、各種演算装置15゜1B
、 1.7.19.20.22はプログラムにしたがっ
て動作するCPUによって好適に実現される。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の実施例による近似推論装置の全体構成の
一例を示すブロック図である。 第2図はガウス分布を示すグラフである。 第3a図から第3C図はメンバーシップ関数が形成され
る様子を示すグラフである。 第4a図および第4b図は、各事象ごとに得られたメン
バーシップ関数を示すグラフである。 第5a図および第5b図は適合度を求める様子を示すグ
ラフである。 第6図は履歴データ記憶装置の内容を示す図である。 第7図は第2の実施例による近似推論装置の全体構成の
一例を示すブロック図である。 第8図(A)〜(D)は履歴データの分布を示すグラフ
である。 11・・・知識記憶装置。 12・・・知識合成/修正装置。 12A・・・データ合成装置。 13・・・合成後知識記憶装置。 13A・・・合成後データ記憶装置。 14・・・事象値入力装置。 15・・・適合度演算装置。 16・・・動的情報量演算装置。 17・・・可能性演算装置。 1B・・・可能性表示装置。 19・・・静的情報量演算装置2 20・・・明瞭性演算装置。 21・・・明瞭性記憶装置。 22・・・明瞭性加算装置。 23・・・明瞭性表示装置。 31・・・履歴データ記憶装置。 以

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)既に設定されている事象と結論との関係を表わす
    知識を記憶する知識記憶手段, 同一の事象と結論について合成された知識を記憶する合
    成後知識記憶手段, 生起した事象と結論との関係を表わすデータを記憶する
    履歴データ記憶手段,および 上記知識記憶手段に記憶されている同一の事象と結論に
    ついての知識を合成するとともに,上記履歴データ記憶
    手段に記憶されているデータを用いてそのデータと同一
    の事象と結論についての合成後知識を再合成する知識合
    成/修正手段を備え, 上記知識合成/修正手段により再合成された知識によっ
    てそれと同一の事象と結論についての上記合成後知識記
    憶手段における合成後知識を更新する, 近似推論装置。
  2. (2)事象入力データを上記合成後知識記憶手段に記憶
    されている知識にあてはめることにより結論の可能性を
    演算する近似推論手段を備えている請求項(1)に記載
    の近似推論装置。
  3. (3)上記近似推論手段が, 入力されたデータを上記知識によって表わされるメンバ
    ーシップ関数を用いて適合度に変換する適合度演算手段
    , この適合度を用いて事象ごとの動的情報量を求める動的
    情報量演算手段,および 上記適合度と動的情報量とを用いて結論の可能性を求め
    る可能性演算手段, から構成される請求項(2)に記載の近似推論装置。
  4. (4)上記合成後知識記憶手段に記憶されている知識が
    更新されたときに上記近似推論手段は更新後の知識に基
    づいて再演算を行なう,請求項(2)に記載の近似推論
    装置。
  5. (5)上記合成後知識に基づいて各事象の静的情報量を
    演算する静的情報量演算手段をさらに備えた請求項(1
    )から(4)のいずれか1項に記載の近似推論装置。
  6. (6)上記静的情報量演算手段は,合成後知識の再合成
    があったときに,再合成された知識に関して各事象の静
    的情報量を再演算する請求項(5)に記載の近似推論装
    置。
  7. (7)上記静的情報量演算手段により算出された静的情
    報量を用いて結論ごとに各事象の明瞭性を演算する明瞭
    性演算手段を備えている請求項(5)または(6)に記
    載の近似推論装置。
  8. (8)上記明瞭性演算手段は,合成後知識の再合成があ
    ったときに,再演算により得られた静的情報量を用いて
    明瞭性を再演算する請求項(7)に記載の近似推論装置
  9. (9)上記明瞭性演算手段から得られる明瞭性を用いて
    ,実際にデータが入力された事象の明瞭性を加算して結
    論ごとの明瞭性を演算する加算手段,を備えた請求項(
    7)または(8)に記載の近似推論装置。
  10. (10)生起した事象と結論との関係を表わすデータを
    記憶する履歴データ記憶手段, 上記履歴データ記憶手段に記憶されている同一事象と結
    論についての複数のデータを1つのデータに合成するデ
    ータ合成手段, 上記データ合成手段によって合成されたデータを記憶す
    る合成後データ記憶手段,および事象入力データを上記
    合成後データ記憶手段に記憶されている合成後データに
    あてはめることにより結論の可能性を演算する近似推論
    手段,を備えている近似推論装置。
  11. (11)上記近似推論手段が, 入力されたデータを上記合成後データによって表わされ
    るメンバーシップ関数を用いて適合度に変換する適合度
    演算手段, この適合度を用いて事象ごとの動的情報量を求める動的
    情報量演算手段,および 上記適合度と動的情報量とを用いて結論の可能性を求め
    る可能性演算手段, から構成される請求項(10)に記載の近似推論装置。
  12. (12)上記合成後データに基づいて各事象の静的情報
    量を演算する静的情報量演算手段,上記静的情報量演算
    手段により算出された静的情報量を用いて結論ごとに各
    事象の明瞭性を演算する明瞭性演算手段,および 上記明瞭性演算手段から得られる明瞭性を用いて,実際
    にデータが入力された事象の明瞭性を加算して結論ごと
    の明瞭性を演算する加算手段,を備えた請求項(10)
    または(11)に記載の近似推論装置。
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