JPH0484042A

JPH0484042A - 空気調和機

Info

Publication number: JPH0484042A
Application number: JP2199505A
Authority: JP
Inventors: Akira Shiraishi; 彰白石
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1990-07-26
Filing date: 1990-07-26
Publication date: 1992-03-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】、（イ）産業上の利用分野この発明は空気吸込口を開閉するパネルを備えた空気調
和機に関する。

（ロ）従来の技術空気吸込口を開閉するパネルを備えた空気調和機の従来
技術としては実公平１−４１０６０号公報に記載された
ものがある。この公報に記載のものは、使用者がパネル
を本体の背面側に押すことによってパネルの位置を開放
状態と閉本状態とに保持する保持機構を備えたものであ
る。

また、出願人は、横長の空気吸込口を開閉する横長のパ
ネルを備えた空気調和機において、パネルを開閉自在に
支持する支持具をパネルの両側に設け、この支持具のそ
れぞれに支持具を連動させる駆動装置を設け、パネルを
自動的に開閉させることを試みた。

（Ａ）発明が解決しようとする課題前述した公報に記載の空気調和機では、使用者がその空
気調和機の使用時や使用停止時毎にパネルを押してパネ
ルを開閉させなければならないという欠点があった。

また、出願人の試みた空気調和機では、同じ駆動装置を
パネルの両側に夫々設けると共に、この両駆動装置に同
時に通電させることによって、両側の駆動装置の動きを
揃えようとしているものの、両側の支持具の駆動部分の
摩擦抵抗の違い等により、両側の支持具の動きにずれが
生じ易く、パネルが傾いて開閉したりすることがあった
。

この発明は、パネルを開閉自在に支持する支持具の動き
が揃っている空気調和機を提供するものである。

（ニ）課題を解決するための手段この発明は、空気吸込口を開閉するパネルと、このパネ
ルを動かす開閉装置とを備えた空気調和機において、前
記開閉装置に、前記パネルを開閉自在に支持する一対の
支持具と、駆動装置と、この駆動装置の動力を前記一対
の支持具に伝える伝達具とを設けたものである。

（＊）作用この空気調和機では、駆動装置の動力を伝達具が一対の
支持具に伝えることによって、一対の支持具には駆動装
置からの動力が同時に伝わり、パネルが空気吸込口を開
閉する。

（へ）実施例この発明の一実施例を図面に基づき説明する。

第１図はこの発明の実施例を示す空気調和機の正面図、
第２図は同空気調和機のパネルの開いた時の内部構造を
示す正面図、第３図は同空気調和機の第２図に示す■−
■線断面図、第４図は同空気調和機のパネルの閉じた時
の内部構造を示す正面図、第５図は同空気調和機の第４
図に示すｖ−ｖ線断面図である。

図において、（１）は壁等に埋込まれる空気調和機の本
体前面に取付けられた化粧パネルで、この化粧パネルの
前面上側には横長の空気吸込口（２）が、前面下側には
吹出口（３）がそれぞれ設けられ、また化粧パネル（１
）の上面にも吸込口（４）が設けられている。（５）は
前記空気吸込口（２）を開閉するパネル、（６）（７）
は吹出口（３）の吹出空気の吹出方向を変える水平羽根
、（８）はこの水平羽根を動かす駆動装置である。（９
）はワイヤレスリモコン〔図示せず〕からの信号を受け
る受光部で、化粧バネルク１）の右下に設けられている
。

（１０）はＤＣモータを用いた駆動装置、（１１ンはこ
の駆動装置に取付けられたウオームギア、（１２）はこ
のウオームギアに回されるギア、（１３）はこのギアの
小ギア（１４）に回諮れるギア、（１５〉はこのギアの
背面側に設けられた螺旋状の摺動溝、（１６）はこの摺
動溝に摺動自在にピン（１７）が嵌まり合っているスラ
イド板、（１８）はリンク棒（１９）のピニオンギア（
１９ａ）と嵌まり合って、このリンク棒（１９）を回転
させるラック、（２０）（２１）（２２）はリンク棒（
１９）を回転自在に支持している支持部材、（１９ｂ）
はリンク棒（１９）の左側のピニオンギア、（２３）は
このピニオンギアに嵌まり合っているラック（２４）を
備えたスライド板である。（２５）（２６）はパネル（
５）の下部が前面側に動くようにパネル（５）を回動自
在に支持するヒンジ、（５０）は−回押す毎に係止と係
止解除を繰返すラッチで、パネル（５）の左右の下部に
対向するように２個設けられている。尚、主にウオーム
ギア（１１）、ギア（１２）（１３）、リンク棒（１９
）、スライド板（１６）（２３）で、駆動装置（１０〉
からの動力を後述する支持具へ伝える伝達具（２７）を
構成している。（１６ｇ）はスライド板（１６）の下部
左側に形成された作動部で、この作動部でリミッタスイ
ッチ（２８）（２９）を押した時スイッチオフとなる。

上側のリミッタスイッチ（２８）は作動部（１６ａ）で
押されてスイッチオフとなると、駆動装置（１０）の通
電が停止して、スライド板（１６）の上方向の動きが止
まるものである。また、下側のリミッタスイッチ（２９
）は作動部（１６ａ）で押されてスイッチオフとなると
駆動装置（１０）の通電が停止して、スライド板（１６
）の下向きの動きが止まるものである。

（３０）は化粧パネル（１）の右側に取付けられた支持
部材で、この支持部材には駆動アーム（３１）が長孔（
３２）に摺動自在に軸（３３）止めされ、駆動アーム（
３４）が回動自在に軸（３５）止めされている。また両
駆動アーム（３１）（３４）はそのほぼ中間部分で軸（
３６）止めされている。（３７）はパネル（５）の右側
の背面側に取付けられた支持部材で、この支持部材には
駆動アーム（３４）が長孔（３８）に摺動自在に軸（３
９）止めされ、駆動アーム（３１）が回動自在に軸（４
０）止めされている。また、前記軸（３３）はスライド
板（１６）に嵌まり合っており、このスライド板（１６
）の上下の動きに連動して軸（３３〉が上下に動かされ
ることによって、パネル（５）が前面側へ動かされて吸
込口（２）が開放状態となったり、パネル（５）が背面
側へ動かされて吸込口（２）が閉室状態となったりする
。尚、主に支持部材（３０）（３７）、駆動アーム（３
１）（３４）で右側の支持具（４１ａ）を構成しており
、この支持具は前記伝達具（２７）に連動され、パネル
（５）を開閉自在に支持している。また、この空気調和
機には左側にもほぼ同様な支持具（４１ｂ）が設けられ
ており、（３９）はこの支持具の支持部材である。

そして、駆動装置（１０）と、伝達具（２７）と、一対
の支持具（４１ａ）（４１ｂ）とてパネル（５）を動か
す開閉装置を構成している。

このように構成された空気調和機では、その運転開始時
、駆動装置（１０）が駆動〔回転〕する。駆動装置（１
０）が駆動すると、この駆動に連動して、ウオームギア
（１１）、ギア（１２）、ギア（１３）の順に動力が伝
わる。ギア（１３）が回転すると、摺動溝（１５）に嵌
まり合ったピン（１７）及びスライド板（１６）が上向
きに動く。このスライド板（１６）と左側のスライド板
（２３）とはリンク棒（１９）で連動されるようになっ
ているので、スライド板（１６）の上向きの動きに連動
して、スライド板（２３）も上向きに動く。また、スラ
イド板（１６）とスライド板（２３）の上向きの動きに
連動して右側の駆動アーム（３１）（３４）と左側の駆
動アーム〔図示せず〕が同時に動くので、左右の動きが
揃ってパネル（５）が本体の前面側へ動く。このパネル
（５）の前面側への動きは、作動部（１６ａ）がリミッ
クスイッチ（２８）を押して駆動装置（ｌＯ）が停止す
ると、止まる。そして、このパネル（５）が前面側へ動
くことで、空気吸込口（２）が開かれた開放状態となる
。

空気調和機の運転が停止すると、駆動装置（１０）が再
び駆動する。駆動装置（１０）が駆動すると、この駆動
に連動して、つオームギア（１１）、ギア（１２）、ギ
ア（１３）の順に動力が伝わる。ギア（１３）が回転す
ると、摺動溝り１５）に嵌まり合ったピン（１７）及び
スライド板（１６）が下向きに動く。このスライド板（
１６）と左側のスライド板（２３）とはリンク棒（１９
）で連動されるようになっているので、スライド板（１
６）の下向きの動きに連動して、スライド板（２３）も
下向きに動く。また、スライド板（１６）とスライド板
（２３）の下向きの動きに連動して右側の駆動アーム（
３１）（３４）と左側の駆動アーム〔図示せず〕が同時
に動くので、左右の動きが揃ってパネル（５）が本体の
背面側へ動く。このパネル（５）の背面側への動きは、
作動部（１６ａ）がリミックスイッチ（２９）を押して
駆動装置（１０）が停止すると、止まる。そして、この
パネル（５）が背面側へ動くことで、空気吸込口（２）
が閉じた閉本状態となる。

このような空気調和機では、スライド板（１６）（２３
）の上下に動く距離に比べて、パネル（５）の前後へ動
く距離が大きく、パネル（５）を効率良く開閉させるこ
とができる。

また、ギア（１２）（１３）を用いて、伝達装置（２７
）を構成しているので、ギア（１２）（１３）のギア比
を変えることによって容易にパネル（５）の開閉速度を
変えることができる。このため、パネル（５）の開閉に
伴なう音が小さい開閉速度を選ぶこともできる。

尚、この実施例では、駆動装置（１ｏ）としてＤＣモー
タを用いた例を示したが、駆動装置としてステッピング
モータや、プランジャを用いても構わない。

（ト）発明の詳細な説明したように、この発明によれば、パネルを開閉自
在に支持する一対の支持具の動きが揃うため、パネルが
傾いて開閉したりすることを防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例を示す空気調和機の正面図、
第２図は同空気調和機のパネルの開いた時の内部構造を
示す正面図、第３図は同空気調和機の第２図に示す■−
■線断面図、第４図は同空気調和機のパネルの閉じた時
の内部構造を示す正面図、第５図は同空気調和機の第４
図に示すＶＶ線断面図である。（２）・・・空気吸込口、　（５）・・・パネル、　（
１０）・・・駆動装置、　（２７）−・・伝達具、　（
４１ａ　）　（４１ｂ　）−・・支持具。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）空気吸込口を開閉するパネルと、このパネルを動
かす開閉装置とを備えた空気調和機において、前記開閉
装置に、前記パネルを開閉自在に支持する一対の支持具
と、駆動装置と、この駆動装置の動力を前記一対の支持
具に伝える伝達具とを設けたことを特徴とする空気調和
機。