JPH0482940A - い草織機における織製物の長さ測定装置 - Google Patents
い草織機における織製物の長さ測定装置Info
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- JPH0482940A JPH0482940A JP18998590A JP18998590A JPH0482940A JP H0482940 A JPH0482940 A JP H0482940A JP 18998590 A JP18998590 A JP 18998590A JP 18998590 A JP18998590 A JP 18998590A JP H0482940 A JPH0482940 A JP H0482940A
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Landscapes
- Auxiliary Weaving Apparatuses, Weavers' Tools, And Shuttles (AREA)
- Looms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
この発明は、い草織機における織製物の長さ測定装置に
関するものである。
関するものである。
(ロ)従来の技術
従来、畳表やござをい草で織製する場合には、織製機に
おいて多数のい草を1本ずつ横方向に飛ばしながら縦方
向に張った多数の縦糸間にい草を編成していき、このよ
うに、縦糸と横方向のい草とにより織製されたござ等は
連続して次々に完成されていく。
おいて多数のい草を1本ずつ横方向に飛ばしながら縦方
向に張った多数の縦糸間にい草を編成していき、このよ
うに、縦糸と横方向のい草とにより織製されたござ等は
連続して次々に完成されていく。
しかも、かかる織製に使用される縦糸は、ドラム状に巻
かれて織製部に向かって解舒されていくものであり、徐
々にドラムに巻かれた縦糸は減っていき、ドラム状に巻
かれた縦糸の径が漸次小径になっていく。
かれて織製部に向かって解舒されていくものであり、徐
々にドラムに巻かれた縦糸は減っていき、ドラム状に巻
かれた縦糸の径が漸次小径になっていく。
この際、ドラム状の縦糸の解舒回転速度が一定であると
、大径の縦糸の場合と小径の縦糸の場合とでは解舒され
る縦糸の長さが異なってくることになり、結局は織製さ
れたござ等の長さが異なってくる。
、大径の縦糸の場合と小径の縦糸の場合とでは解舒され
る縦糸の長さが異なってくることになり、結局は織製さ
れたござ等の長さが異なってくる。
例えば、小径になれば、同し回転速度であると解舒長さ
は短くなり、その分織製ござの長さも短くなる。
は短くなり、その分織製ござの長さも短くなる。
従って、織製に従って縦糸のドラム径が小さくなっても
、規格された一定長さのござが織製されるように、縦糸
を巻いたドラムの回転速度を調整する必要が生じる。
、規格された一定長さのござが織製されるように、縦糸
を巻いたドラムの回転速度を調整する必要が生じる。
その為に、縦糸を巻いたドラムにブレーキ機構を設けて
大径の縦糸のドラムの場合は、ブレーキの作用を強くし
、小径になるに従ってブレーキの作用を弱くして、解舒
速度を速くし、ドラムの大小径に関わりなく同じ長さの
縦糸が解舒されるように構成している。
大径の縦糸のドラムの場合は、ブレーキの作用を強くし
、小径になるに従ってブレーキの作用を弱くして、解舒
速度を速くし、ドラムの大小径に関わりなく同じ長さの
縦糸が解舒されるように構成している。
そして、かかるブレーキ機構としては、ドラムいと共に
、1日数回、縦糸の張り具合の確認、或いは、定規で計
るという手間が煩わしいという欠点があった。
、1日数回、縦糸の張り具合の確認、或いは、定規で計
るという手間が煩わしいという欠点があった。
かかる煩わしさを解消すべく、本発明者は、すでに特願
平2−71687としてい草織機における織製物の長さ
測定装置を出願している。
平2−71687としてい草織機における織製物の長さ
測定装置を出願している。
これは、織製ござの長さを計測する機構を設けて、ござ
の長さが、織製作動のござ一枝分或いは半枝分において
、実際、どの位の長さになったがを計測し、短くなった
分をブレーキ機構の調整を行って織製長さの調整が容易
に行えるようにしたものであった。
の長さが、織製作動のござ一枝分或いは半枝分において
、実際、どの位の長さになったがを計測し、短くなった
分をブレーキ機構の調整を行って織製長さの調整が容易
に行えるようにしたものであった。
ところが、かかる調整が行えるものは、予め織製作動の
ござ一枝分或いは半枝分が明確に計測できる場合に限る
。
ござ一枝分或いは半枝分が明確に計測できる場合に限る
。
即ち、例えば、柄板(織製模様を出すために畳−枝分の
サイクルの織製毎に一回転する模様出し用の無端状綴り
板)によって、任意のサイクルの初期及び終了を知るこ
とができる場合に限られるものであり、従って、柄板で
、本来の正しく織製の軸に取り付けた車輪の外周面にブ
レーキバンドを巻き付けて、同ブレーキハンドの締めっ
け具合を、同バンドの一端に連設した重錘の重さの調整
により行うように構成しており、同重錘の重さの調整は
、多数の重錘から少しずつ取り外すことにより行い、こ
のようにして、ブレーキの強さを徐々に弱めて、縦糸ド
ラムの回転速度を速くすることにより、縦糸の解舒長さ
を大径のドラムの時と同じになるように調整している。
サイクルの織製毎に一回転する模様出し用の無端状綴り
板)によって、任意のサイクルの初期及び終了を知るこ
とができる場合に限られるものであり、従って、柄板で
、本来の正しく織製の軸に取り付けた車輪の外周面にブ
レーキバンドを巻き付けて、同ブレーキハンドの締めっ
け具合を、同バンドの一端に連設した重錘の重さの調整
により行うように構成しており、同重錘の重さの調整は
、多数の重錘から少しずつ取り外すことにより行い、こ
のようにして、ブレーキの強さを徐々に弱めて、縦糸ド
ラムの回転速度を速くすることにより、縦糸の解舒長さ
を大径のドラムの時と同じになるように調整している。
(ハ)発明が解決しようとする課題
ところが、大径から小径に縦糸のドラムが変化していく
際に、どの位縦糸の長さが短くなっているかを感知する
為には、作業者がドラムから織製部に至る縦糸の張り具
合を手で押さえながら確認するか、或いは、織製されて
い(ござの長さを定規で計測してどの位短くなったかを
把握し、それによって、重錘の調整を行うという手段を
とっていた。
際に、どの位縦糸の長さが短くなっているかを感知する
為には、作業者がドラムから織製部に至る縦糸の張り具
合を手で押さえながら確認するか、或いは、織製されて
い(ござの長さを定規で計測してどの位短くなったかを
把握し、それによって、重錘の調整を行うという手段を
とっていた。
かかる調整方法では、まず、いつの時点が計測するタイ
ミングとして適切であるかの判断が難しされるござの長
さが察知されると、これと対比して実際の織製ござの長
さを計測し、その差によってブレーキ機構の調整操作を
行うことができる。
ミングとして適切であるかの判断が難しされるござの長
さが察知されると、これと対比して実際の織製ござの長
さを計測し、その差によってブレーキ機構の調整操作を
行うことができる。
このように、前述の特許出願は、かかる柄板を有したい
草織機に適用できるものであるが、かかる柄板を有しな
いござ、例えば、畳表用ござ(即ち、模様のないござ等
)には、ござ−枝分のサイクルを柄板で知るという方法
がないので適用できない欠点があった。
草織機に適用できるものであるが、かかる柄板を有しな
いござ、例えば、畳表用ござ(即ち、模様のないござ等
)には、ござ−枝分のサイクルを柄板で知るという方法
がないので適用できない欠点があった。
(ニ)課題を解決するための手段
本発明は、縦糸ドラムから解舒される多数の縦糸と、縦
糸の間隙に直角方向から供給されるい草とによりござを
織製すべく構成すると共に、縦糸ドラムに解舒ブレーキ
機構を連動連結し、同ブレーキ機構の調整操作にて縦糸
の解舒長さの調整が行えるべく構成したい草織機におい
て、織製されたござをガイドする送りローラの表面に計
測ホイルを対設し、その間を搬送されるござによって計
測ホイルが回転し、同計測ホイルの回転によって織製ご
ざの長さが計測できるべく構成し、更には、ござ織製機
の織製作動の任意サイクル毎にパルス発生装置から送ら
れてくる信号を制御装置のカウンターで計測し、同計測
カウント数と織製ござの長さとを対比して、パルス信号
の一定計測カウント数に対応した織製ござの長さが一定
以上短くなると、解舒ブレーキ機構の調整機操作をして
織製ござの長さの調整が行えるべく構成してなるい草織
機における織製物の長さ測定装置を提供するものである
。
糸の間隙に直角方向から供給されるい草とによりござを
織製すべく構成すると共に、縦糸ドラムに解舒ブレーキ
機構を連動連結し、同ブレーキ機構の調整操作にて縦糸
の解舒長さの調整が行えるべく構成したい草織機におい
て、織製されたござをガイドする送りローラの表面に計
測ホイルを対設し、その間を搬送されるござによって計
測ホイルが回転し、同計測ホイルの回転によって織製ご
ざの長さが計測できるべく構成し、更には、ござ織製機
の織製作動の任意サイクル毎にパルス発生装置から送ら
れてくる信号を制御装置のカウンターで計測し、同計測
カウント数と織製ござの長さとを対比して、パルス信号
の一定計測カウント数に対応した織製ござの長さが一定
以上短くなると、解舒ブレーキ機構の調整機操作をして
織製ござの長さの調整が行えるべく構成してなるい草織
機における織製物の長さ測定装置を提供するものである
。
(ホ)作用・効果
この発明では、縦糸ドラムから解舒される多数の縦糸の
間隙に、横方向からい草を飛ばしてオサ杆で締めつけな
がらござを織製するものであり、縦糸ドラムの径が小径
になった場合には、解舒される縦糸の長さがその分短く
なるので、同縦糸ドラムに連動連結した解舒ブレーキ機
構を調整操作することにより、縦糸ドラムの解舒回転速
度を速くして、解舒される縦糸を長くし、大径の場合と
同じ解舒長さにするものであるが、実際の縦糸の解舒長
さ、即ち、実際に織製されるござの長さを一ザイクル毎
に、パルス発生装置からパルス信号を得るようにしてそ
の数をカウンターで計測していくと、4 、000回の
計測でござ一枝分、2,000回の計測でござ半枝分で
あることを知ることかできる。
間隙に、横方向からい草を飛ばしてオサ杆で締めつけな
がらござを織製するものであり、縦糸ドラムの径が小径
になった場合には、解舒される縦糸の長さがその分短く
なるので、同縦糸ドラムに連動連結した解舒ブレーキ機
構を調整操作することにより、縦糸ドラムの解舒回転速
度を速くして、解舒される縦糸を長くし、大径の場合と
同じ解舒長さにするものであるが、実際の縦糸の解舒長
さ、即ち、実際に織製されるござの長さを一ザイクル毎
に、パルス発生装置からパルス信号を得るようにしてそ
の数をカウンターで計測していくと、4 、000回の
計測でござ一枝分、2,000回の計測でござ半枝分で
あることを知ることかできる。
即ち、4 、000回或いは2,000回の計測をする
間において、その計測初期と終期のタイミングが明確に
把握されることになるため、その初期と終期のタイミン
グに合わせて実際の織製ござの長さを計測すれば、規格
の長さに対する実際の織製ござの長さの違いを知ること
ができる。
間において、その計測初期と終期のタイミングが明確に
把握されることになるため、その初期と終期のタイミン
グに合わせて実際の織製ござの長さを計測すれば、規格
の長さに対する実際の織製ござの長さの違いを知ること
ができる。
このカウンター計測数と織製ござの長さとを対比した場
合に、カウンター計測数(規格のござの長さ)に正しく
対応した実際の織製ござの長さが許容範囲以上に短くな
っていると、縦糸の解舒長さの調整が必要となる。
合に、カウンター計測数(規格のござの長さ)に正しく
対応した実際の織製ござの長さが許容範囲以上に短くな
っていると、縦糸の解舒長さの調整が必要となる。
そこで、解舒ブレーキ機構の調整機を操作して解舒長さ
の調整を行うものである。
の調整を行うものである。
このように、本発明によれば、柄板のない畳表ござを織
製する装置において、織製のために供給計測する為には
、計測ホイルの回転を使用することにより行う。
製する装置において、織製のために供給計測する為には
、計測ホイルの回転を使用することにより行う。
即ち、織製されたござが送りローラによってガイドされ
て後方に搬送される際に、同ローラに当接した計測ホイ
ルを回転させると、織製ござの実際の長さを正確に知る
ことができる。
て後方に搬送される際に、同ローラに当接した計測ホイ
ルを回転させると、織製ござの実際の長さを正確に知る
ことができる。
これに加えて、ござ織製機の織製作動において、畳−枝
分の織製サイクル毎に送られてくるパルス発生装置から
の信号を、制御装置に入力して、同装置のカウンターで
計測する。
分の織製サイクル毎に送られてくるパルス発生装置から
の信号を、制御装置に入力して、同装置のカウンターで
計測する。
かかるござ織製機のサイクルのカウンター計測は、い草
を、多数の縦糸の間隙に何本供給したかを表している。
を、多数の縦糸の間隙に何本供給したかを表している。
即ち、織製作動すべくい草供給装置が一回作動(−サイ
クルという)すると、−本のい草が供給されることにな
り、しかも、通常−枚の畳表ござを織製するためには、
例えば、4 、000木のい草を必要とするので、この
織製作動の畳−枝分で4 、000本のい草が供給され
ることになる。
クルという)すると、−本のい草が供給されることにな
り、しかも、通常−枚の畳表ござを織製するためには、
例えば、4 、000木のい草を必要とするので、この
織製作動の畳−枝分で4 、000本のい草が供給され
ることになる。
従って、−木のい草が供給される度に、即ち、されるい
草数をカウントすることにより、本来、正しく織製され
るべきい草ござの長さのカウント初期と終期とを知るこ
とができ、これに対応したタイミングを合わせて、実際
の織製ござの長さを計測し、その差によって解舒ブレー
キ機構の調整操作をして実際の織製ござの長さを正しい
長さに調整することができる効果を有する。
草数をカウントすることにより、本来、正しく織製され
るべきい草ござの長さのカウント初期と終期とを知るこ
とができ、これに対応したタイミングを合わせて、実際
の織製ござの長さを計測し、その差によって解舒ブレー
キ機構の調整操作をして実際の織製ござの長さを正しい
長さに調整することができる効果を有する。
(へ)実施例
この発明の実施例を図面に基づき詳説すれば次の通りで
ある。
ある。
まず、第1図、第2図において、Aはござ織製機を示し
ており、同ござ織製機Aは前面に織製部1を設け、その
後方に縦糸ドラム2を配設し、同縦糸ドラム2から解舒
した縦糸3を織製部1において、横方向に飛ばされたい
草4と編成することにより、ござを連続的に織製するよ
うに構成している。
ており、同ござ織製機Aは前面に織製部1を設け、その
後方に縦糸ドラム2を配設し、同縦糸ドラム2から解舒
した縦糸3を織製部1において、横方向に飛ばされたい
草4と編成することにより、ござを連続的に織製するよ
うに構成している。
そして、縦糸3の前後間隙中に飛ばされるい草4の編成
位置を変えることにより、ござに一定の模様を織製する
ように構成されている。
位置を変えることにより、ござに一定の模様を織製する
ように構成されている。
更には、第1図に示すように、かかる縦糸ドラム2から
の縦糸3の解舒速度は、解舒ブレーキ機構7によって制
御されており、縦糸3の解舒に伴い縦糸ドラム2の径が
小さ(なってくると、同ドラム2の一回転による解舒縦
糸の長さは短くなってくるために、編成される一枝分の
ござの長さが短くなっていき、規格の長さのござが織製
できなくなる。
の縦糸3の解舒速度は、解舒ブレーキ機構7によって制
御されており、縦糸3の解舒に伴い縦糸ドラム2の径が
小さ(なってくると、同ドラム2の一回転による解舒縦
糸の長さは短くなってくるために、編成される一枝分の
ござの長さが短くなっていき、規格の長さのござが織製
できなくなる。
このために、解舒ブレーキ機構7の操作により、縦糸ド
ラム2の回転速度を徐々に速くして、同ドラム2の径が
小さ(なることに伴う縦糸3の解舒長さの変化を補正す
るようにしている。
ラム2の回転速度を徐々に速くして、同ドラム2の径が
小さ(なることに伴う縦糸3の解舒長さの変化を補正す
るようにしている。
即ち、解舒ブレーキ機構7の構造は、第1図、第3図、
第4図の通りであり、縦糸ドラム2のドラム軸8は、連
動機構により駆動されるように構成されており、同ドラ
ム軸8の端部にはブレーキシューに該当するブレーキ輪
9が設けられており、同ブレーキ輪9の外周面には、一
端を機枠aに連結したブレーキバンド10を囲繞し、同
ブレーキバンド10の他端は、機枠に枢支12シたブレ
ーキア−このように縦糸3の解舒に伴い徐々に縦糸ドラ
ム2の径が小さくなってくると、その分だけ織製したご
ざの長さが短くなるので、かかる不都合を解消するため
に、重錘14の軽重調整をやることにより、解舒ブレー
キ機構7を介して縦糸ドラム2の糸解舒速度を徐々に速
くし、縦糸3の解舒長さが縦糸ドラム2の径の減少に関
わらず常に一定となるように調整を行っている。
第4図の通りであり、縦糸ドラム2のドラム軸8は、連
動機構により駆動されるように構成されており、同ドラ
ム軸8の端部にはブレーキシューに該当するブレーキ輪
9が設けられており、同ブレーキ輪9の外周面には、一
端を機枠aに連結したブレーキバンド10を囲繞し、同
ブレーキバンド10の他端は、機枠に枢支12シたブレ
ーキア−このように縦糸3の解舒に伴い徐々に縦糸ドラ
ム2の径が小さくなってくると、その分だけ織製したご
ざの長さが短くなるので、かかる不都合を解消するため
に、重錘14の軽重調整をやることにより、解舒ブレー
キ機構7を介して縦糸ドラム2の糸解舒速度を徐々に速
くし、縦糸3の解舒長さが縦糸ドラム2の径の減少に関
わらず常に一定となるように調整を行っている。
本発明の要旨は、かかる縦糸3の解舒調整の機構を使用
するに際して、縦糸3の解舒長さが短くなっていること
を自動的に知るために、本来の正しくあるべき長さを知
るためのい草カウントの初期と終期をパルス信号により
察知し、この初期と終期のタイミングに合わせて実際の
織製ござgの長さを測定し、その差によって長さの調整
が行えるようにしたものである。
するに際して、縦糸3の解舒長さが短くなっていること
を自動的に知るために、本来の正しくあるべき長さを知
るためのい草カウントの初期と終期をパルス信号により
察知し、この初期と終期のタイミングに合わせて実際の
織製ござgの長さを測定し、その差によって長さの調整
が行えるようにしたものである。
実際の織製ござの長さを知るための測定装置Mは、第3
図に示すように、計測ホイル15を、織製ござgを所定
位置に送るための送りローラ16に圧接して、同ホイル
15と送りローラ16との間を通過ム11の中途部分に
連結しており、同ブレーキアム11の先端框支部12を
中心としたアームの回動により、ブレーキ作動の強弱を
調整できるように構成している。
図に示すように、計測ホイル15を、織製ござgを所定
位置に送るための送りローラ16に圧接して、同ホイル
15と送りローラ16との間を通過ム11の中途部分に
連結しており、同ブレーキアム11の先端框支部12を
中心としたアームの回動により、ブレーキ作動の強弱を
調整できるように構成している。
同ブレーキアーム11の他端には、支持杆13を延設し
、同支持杆13の先端には、重錘14を吊下することに
より、同重錘14の重量によってブレーキアーム11の
回動を促し、ブレーキ作用を果たすようにしている。
、同支持杆13の先端には、重錘14を吊下することに
より、同重錘14の重量によってブレーキアーム11の
回動を促し、ブレーキ作用を果たすようにしている。
重錘14を重くすればブレーキが強くかかり、ブレーキ
輪9の回転が遅くなるために縦糸ドラム2からの縦糸3
の解舒長さが短くなり、反対に、重錘14の重さを軽減
することによりブレーキは弱くなり、縦糸ドラム2の回
転が速くなるために縦糸3の解舒長さは長くなる。
輪9の回転が遅くなるために縦糸ドラム2からの縦糸3
の解舒長さが短くなり、反対に、重錘14の重さを軽減
することによりブレーキは弱くなり、縦糸ドラム2の回
転が速くなるために縦糸3の解舒長さは長くなる。
このように、重錘14の軽重調整によって、ブレーキの
強さを変化させることにより、縦糸ドラム2の回転速度
を調整し、結果的には縦糸3の長さの調整が行えるよう
に構成している。
強さを変化させることにより、縦糸ドラム2の回転速度
を調整し、結果的には縦糸3の長さの調整が行えるよう
に構成している。
上記構成は、既に公知の技術であり、従来は、する織製
ござgの長さを計測するように構成されている。
ござgの長さを計測するように構成されている。
即ち、開側ホイル15は、機枠aに突設された計測アー
ム17の先端に回動自在に取付られており、同計測ホイ
ル15の位置は、縦糸ドラム2の下方後方で、且つ織製
部1の後方に配設された織製ござgを送るための送り機
構18の上方に配設されており、同計測ホイル15の外
周面には、滑り止め突起19が多数形成されており、ま
た、同ホイル15の両側面の周縁部には、それぞれ一定
間隔毎に左側計測突起20、右側計測突起21を突設し
ており、しかも各側の計測突起20.21は、それぞれ
互い違いになるようにずらした状態で配設されている(
第5図参照)。
ム17の先端に回動自在に取付られており、同計測ホイ
ル15の位置は、縦糸ドラム2の下方後方で、且つ織製
部1の後方に配設された織製ござgを送るための送り機
構18の上方に配設されており、同計測ホイル15の外
周面には、滑り止め突起19が多数形成されており、ま
た、同ホイル15の両側面の周縁部には、それぞれ一定
間隔毎に左側計測突起20、右側計測突起21を突設し
ており、しかも各側の計測突起20.21は、それぞれ
互い違いになるようにずらした状態で配設されている(
第5図参照)。
しかも、第4図に示すように、計測ホイル15の両側面
方向には、各計測突起20.21に対応する状態で左側
近接スイッチ22及び右側近接スイッチ23が配設され
ている。
方向には、各計測突起20.21に対応する状態で左側
近接スイッチ22及び右側近接スイッチ23が配設され
ている。
このように、左右側計測突起20.2Iが互いにずれた
位置で配設されているのは、計測ボイル15の回動に伴
・う近接スイッチの作動をできるだけ頻繁に行わせて、
計測の精度を上げるようにしている。
位置で配設されているのは、計測ボイル15の回動に伴
・う近接スイッチの作動をできるだけ頻繁に行わせて、
計測の精度を上げるようにしている。
また、かかる左右側近接スイッチ22.23は、制御装
置Cに出力信号を送ることができ、制御装置Cにおいて
左右側計測突起20.21の通過数をカウントし、記憶
しておく。
置Cに出力信号を送ることができ、制御装置Cにおいて
左右側計測突起20.21の通過数をカウントし、記憶
しておく。
次に、正しく織製されるべきござの規格長さ及びその初
期、終期タイミング等を知るためのパルス発生装置Pに
ついて説明する。
期、終期タイミング等を知るためのパルス発生装置Pに
ついて説明する。
即ち、ござ織製機Aには、織製作動の一サイクル毎に送
られてくるパルス発生装置Pからの信号を制御装置Cに
入力し、同装置Cのカウンターで計測する機構が設けら
れている。
られてくるパルス発生装置Pからの信号を制御装置Cに
入力し、同装置Cのカウンターで計測する機構が設けら
れている。
即ち、ござ織製機Aの織製作動は左右のい草送給装置2
4よりい草4が一本づつ送られるものであり、い草送給
装置24はい草分は機に設けられたクランク機構で作動
する針アームとい草分は機のい華道行方向に設けた上下
送りローラ25とより構成されて、クランク機構の作動
により針アームがい草4を一本上下送りローラ25間に
載置し、同口かかるサイクルの数は織製時に縦糸間に送
られたい草4の数であり、このサイクルの数は一枚のご
ざgに対して、例えば、4 、000回、即ち、4 、
000本のい草4を必要とするということを表しており
、このサイクルの数でもって、規格された一枚のござg
の長さが確定されていることになる。
4よりい草4が一本づつ送られるものであり、い草送給
装置24はい草分は機に設けられたクランク機構で作動
する針アームとい草分は機のい華道行方向に設けた上下
送りローラ25とより構成されて、クランク機構の作動
により針アームがい草4を一本上下送りローラ25間に
載置し、同口かかるサイクルの数は織製時に縦糸間に送
られたい草4の数であり、このサイクルの数は一枚のご
ざgに対して、例えば、4 、000回、即ち、4 、
000本のい草4を必要とするということを表しており
、このサイクルの数でもって、規格された一枚のござg
の長さが確定されていることになる。
従って、例えば、−枝分或いは、半枝分のサイクル数(
即ち、規格された一枝分或いは半枝分のござの長さ)の
初期と終期が確定されると、この初期と終期に対応した
実際の織製されたござgの長さ(前述した計測ホイル1
5にて測定した長さ)を対比すれば、基準となる規格の
長さに対してどれだけ実際の織製ござが短くなっている
かを知ることができる。
即ち、規格された一枝分或いは半枝分のござの長さ)の
初期と終期が確定されると、この初期と終期に対応した
実際の織製されたござgの長さ(前述した計測ホイル1
5にて測定した長さ)を対比すれば、基準となる規格の
長さに対してどれだけ実際の織製ござが短くなっている
かを知ることができる。
そして、一定の許容範囲を超えた場合には、所要の手段
で縦糸の解舒長さを調整するものであり、本実施例にお
いては、解舒ブレーキ機構7の調整操作を行うことによ
り織製ござの縦糸3の長さの調整を行っている。
で縦糸の解舒長さを調整するものであり、本実施例にお
いては、解舒ブレーキ機構7の調整操作を行うことによ
り織製ござの縦糸3の長さの調整を行っている。
即ち、かかる対比をして、実際の織製したござう25の
い草挟持とローラ作動とによって一本のい草4をござ織
製機Aの織製部1に搬送して、多数の縦糸3間にい草4
を送給し、ござ織製機Aのオザ杆を縦糸3に沿って上下
作動することにより、織製を行っていくものであり、ご
ざ織製機Aのかかる織製作動の一サイクル毎に一回転す
る任意の回転軸26には、パルス発生カム27が取り付
けである。なお、かかる回転軸26と織製作動を行う作
動機構との間は、適当な連動機構により連動連結されて
いる (第7図参照)。
い草挟持とローラ作動とによって一本のい草4をござ織
製機Aの織製部1に搬送して、多数の縦糸3間にい草4
を送給し、ござ織製機Aのオザ杆を縦糸3に沿って上下
作動することにより、織製を行っていくものであり、ご
ざ織製機Aのかかる織製作動の一サイクル毎に一回転す
る任意の回転軸26には、パルス発生カム27が取り付
けである。なお、かかる回転軸26と織製作動を行う作
動機構との間は、適当な連動機構により連動連結されて
いる (第7図参照)。
そして、かかるパルス発生カム27に近接して近接スイ
ッチ28が取付けられてあり、このパルス発生カム27
と近接スイッチ28によってパルス発生装置Pが構成さ
れている。
ッチ28が取付けられてあり、このパルス発生カム27
と近接スイッチ28によってパルス発生装置Pが構成さ
れている。
そして、織製作動の一サイクル毎にON・OFFのパル
ス信号が制御装置Cに送られるように構成されており、
同制御装置Cには、カウンターが設けられており、同カ
ウンターはパルス信号がONの時にカウント作動して、
織製作動のサイクルの数を計測する。
ス信号が制御装置Cに送られるように構成されており、
同制御装置Cには、カウンターが設けられており、同カ
ウンターはパルス信号がONの時にカウント作動して、
織製作動のサイクルの数を計測する。
] 6
gが規格長さより短く、且つ、その差が許容長さを超え
る直前になったことを知ると、縦糸ドラム2の回転を速
くして解舒縦糸の長さを長くするように操作するもので
あり、その為には、解舒ブレーキ機構7に連結した重錘
14を軽くして、フレーキの作用を弱くすることにより
行われる。
る直前になったことを知ると、縦糸ドラム2の回転を速
くして解舒縦糸の長さを長くするように操作するもので
あり、その為には、解舒ブレーキ機構7に連結した重錘
14を軽くして、フレーキの作用を弱くすることにより
行われる。
なお、−旦カウントした表示が、所要位置に設けたデジ
タル表示としてのカウントデイスプレィ29に現れるよ
うにすると、次の一枝分のござgの織製が完了するまで
、その表示が同デイスプレィ29に保留されたままにな
るようにしており、従って、デイスプレィされているカ
ウント数は、現段階の織製中のござgの一つ前の織製完
了のござgの長さに関するものであり、この保留表示さ
れたカウント数は、新しい一枝分のござgの織製時間中
表示されているので、いつでも作業者はござgの長さを
知ることができる。
タル表示としてのカウントデイスプレィ29に現れるよ
うにすると、次の一枝分のござgの織製が完了するまで
、その表示が同デイスプレィ29に保留されたままにな
るようにしており、従って、デイスプレィされているカ
ウント数は、現段階の織製中のござgの一つ前の織製完
了のござgの長さに関するものであり、この保留表示さ
れたカウント数は、新しい一枝分のござgの織製時間中
表示されているので、いつでも作業者はござgの長さを
知ることができる。
なお、左右側近接スイッチ22.23に関しては、左右
側計測突起20.21の移動動作により一旦スイッチが
ONすると、次の同突起によるスイソチONまでの間、
しばら((1秒以下)スイッチの作動がなされないよう
なタイマ機構を設けておく。
側計測突起20.21の移動動作により一旦スイッチが
ONすると、次の同突起によるスイソチONまでの間、
しばら((1秒以下)スイッチの作動がなされないよう
なタイマ機構を設けておく。
なぜならば、計測ホイル15が不用意に、わずかに逆転
戻り現象を生しても、二重にスイッチ○Nがなされない
ようにして、精確なカウントができるようにしている。
戻り現象を生しても、二重にスイッチ○Nがなされない
ようにして、精確なカウントができるようにしている。
以上、本発明の一実施例を説明したが、計測ホイル15
のカウント数による実際の織製長さと、パルス発生装置
Pによる規格長さとの対比をして、その差を察知して、
許容範囲以上であると手動にて重錘14の調整をする以
外に、重錘14に代えてスプリングを使用し、スプリン
グの長さを適宜手動にて調整して、その張力を変化させ
る方法もある。
のカウント数による実際の織製長さと、パルス発生装置
Pによる規格長さとの対比をして、その差を察知して、
許容範囲以上であると手動にて重錘14の調整をする以
外に、重錘14に代えてスプリングを使用し、スプリン
グの長さを適宜手動にて調整して、その張力を変化させ
る方法もある。
しかも、制御装置Cにおいて、近接スイッチカウント数
と規格長さとの比較演算をさせてその差が一定の許容長
さ以上になった時にモータに出力信号を出すようにして
モータ駆動を行わせ、且つ、その比較演算の値によって
出力信号の出力時間をタイマーIII?卸させるように
することによって、モタの駆動時間を制御し、ワイヤの
引き上げ量をP:パルス発生装置
と規格長さとの比較演算をさせてその差が一定の許容長
さ以上になった時にモータに出力信号を出すようにして
モータ駆動を行わせ、且つ、その比較演算の値によって
出力信号の出力時間をタイマーIII?卸させるように
することによって、モタの駆動時間を制御し、ワイヤの
引き上げ量をP:パルス発生装置
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、縦糸ドラム(2)から解舒される多数の縦糸(3)
と、縦糸の間隙に直角方向から供給されるい草(4)と
によりござを織製すべく構成すると共に、縦糸ドラム(
2)に解舒ブレーキ機構(7)を連動連結し、同ブレー
キ機構(7)の調整操作にて縦糸(3)の解舒長さの調
整が行えるべく構成したい草織機において、 織製されたござ(g)をガイドする送りローラ(16)
の表面に計測ホイル(15)を対設し、その間を搬送さ
れるござによって計測ホイル(15)が回転し、同計測
ホイル(15)の回転によって織製ござ(g)の長さが
計測できるべく構成し、更には、ござ織製機(A)の織
製作動の任意サイクル毎にパルス発生装置(P)から送
られてくる信号を制御装置(C)のカウンターで計測し
、同計測カウント数と織製ござ(g)の長さとを対比し
て、パルス信号の一定計測カウント数に対応した織製ご
ざ(g)の長さが一定以上短くなると、解舒ブレーキ機
構(7)の調整機操作をして織製ござの長さの調整が行
えるべく構成してなるい草織機における織製物の長さ測
定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18998590A JP2773961B2 (ja) | 1990-07-17 | 1990-07-17 | い草織機における織製物の長さ測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18998590A JP2773961B2 (ja) | 1990-07-17 | 1990-07-17 | い草織機における織製物の長さ測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0482940A true JPH0482940A (ja) | 1992-03-16 |
JP2773961B2 JP2773961B2 (ja) | 1998-07-09 |
Family
ID=16250468
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18998590A Expired - Fee Related JP2773961B2 (ja) | 1990-07-17 | 1990-07-17 | い草織機における織製物の長さ測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2773961B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0718544A (ja) * | 1993-06-30 | 1995-01-20 | Yamazono Shokki Seisakusho:Kk | い草織機の縦糸巻取ドラムの制動調節装置 |
-
1990
- 1990-07-17 JP JP18998590A patent/JP2773961B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0718544A (ja) * | 1993-06-30 | 1995-01-20 | Yamazono Shokki Seisakusho:Kk | い草織機の縦糸巻取ドラムの制動調節装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2773961B2 (ja) | 1998-07-09 |
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Legal Events
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