JPH0481443B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0481443B2
JPH0481443B2 JP62329014A JP32901487A JPH0481443B2 JP H0481443 B2 JPH0481443 B2 JP H0481443B2 JP 62329014 A JP62329014 A JP 62329014A JP 32901487 A JP32901487 A JP 32901487A JP H0481443 B2 JPH0481443 B2 JP H0481443B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
urethane elastomer
thermoplastic urethane
fibers
nonwoven fabric
polyisocyanate
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP62329014A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01170401A (ja
Inventor
Hirofumi Ootsubo
Tomohiro Eto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Corp
Original Assignee
Asahi Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Corp filed Critical Asahi Corp
Priority to JP62329014A priority Critical patent/JPH01170401A/ja
Publication of JPH01170401A publication Critical patent/JPH01170401A/ja
Publication of JPH0481443B2 publication Critical patent/JPH0481443B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/08Processes
    • C08G18/10Prepolymer processes involving reaction of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen in a first reaction step

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) この発明は靴底材の製造法に関するものであ
る。 (従来の技術) 従来、熱硬化性のポリウレタンエラストマー溶
液を含浸させ、これを湿式凝固させた後、加熱加
圧することによつて、その表面に凹凸模様を型付
するとともにウレタンエラストマーを架橋する合
成皮革調の靴底材の製造法は一般に良く知られて
いる。しかしながら、このような靴底材に使用さ
れる熱硬化性のポリウレタンエラストマーは、こ
れを湿式凝固させる時点で溶剤または水と反応し
てその表面が硬化して緻密な高反発弾性層となつ
てしまい、屈曲柔軟性が低下し、しかも加熱加圧
する段階でその表面に形成される皮シボ等の凹凸
模様が、高反発弾性層の反発回復性によつて、浅
くて不鮮明なものに回復してしまう欠点があつ
た。 (発明の解決しようとする問題点) この発明は、加熱加圧によつて簡単にその表面
に皮シボ等の微細な凹凸模様を鮮明に付した靴底
材を提供しようとするものである。 (問題点を解決するための手段並びに実施例) この発明は架橋剤としてブロツクポリイソシア
ネートを添加した熱可塑性のウレタンエラストマ
ー溶液を含浸させ、これを湿式凝固させた不織布
を加熱圧縮することにより、その表面に凹凸模様
を型付するとともに加熱によつてブロツクポリイ
ソシアネートのブロツクを解離してポリイソシア
ネートを再活性化して、熱可塑性のウレタンエラ
ストマーを架橋することを特徴とする靴底材の製
造法を発明の要旨とするものである。この発明に
使用される熱可塑性のウレタンエラストマーは高
分子量活性水素含有化合物、ポリオールと低分子
量活性水素含有化合物、ジイソシアネートとの反
応物からなる実質的に線状のポリマーである。こ
れらのポリマーはジメチルフオルムアミド、ジオ
キサン、メチルエチルケトン等の溶剤に溶解させ
た溶液として使用される。この発明に使用される
ブロツクポリイソシアネートは、次ぎにあげるポ
リイソシアネート化合物のイソシアネート基を次
ぎにあげるブロツキング剤でブロツクした付加化
合物である。このような付加化合物を構成するイ
ソシアネート化合物としては、トリレンジイソシ
アネート、ジフエニルメタン、ジイソシアネート
等の芳香族ポリイソシアネート、ヘキサメチレ
ン、ジイソシアネート、テトラメチレンジイソシ
アネート、ω.ω′−ジイソシアネートジメチルシ
クロヘキサン、ジシクロヘキシルメタンジイソシ
アネート、イソホロンジイソシアネート、ω.
ω′−ジイソシアネートジメチルベンゼン、メチ
ルシクロヘキシンジイソシアネート等の脂肪族、
脂環族、芳香脂肪族等のポリイソシアネート化合
物が挙げられる。付加化合物を構成するブロツキ
ング剤としては、メタノール、エタノール、エト
キシエタノール、メトキシエタノール等のアルコ
ール類、ジフエニルアミン、キシリジン等の芳香
族アミン、N−フエニルアセトアミド、N−フエ
ニルプロピオン酸アミド等のアミド類、コハク酸
イミド、フタル酸イミド等のイミド類、アセチル
アセトン、ジエチルマロネート等の活性メチレン
化合物、ε−カプロラクタム、ブチロラクタム等
のカプロラクタム類、フエノール、クレゾール等
のフエノール類、シクロヘキオキシム等のオキシ
ム類、イミン類、尿素類等が挙げられる。このよ
うなブロツクポリイソシアネート化合物(付加化
合物)は、常温付近ではポリイソシアネート化合
物のイソシアネートの活性がブロツキング剤で押
さえられているが、これを適当な温度に加熱する
ことによつて、ブロツキング剤がイソシアネート
から、即ちブロツクが解離して、イソシアネート
が再活性化される。このようなブロツクポリイソ
シアネートは、一般に焼付塗料の硬化剤として常
用されているものである。 この発明において使用される不織布は、ポリア
ミド繊維、ポリエステル繊維、ポリアクリル繊
維、ポリビニルアルコール繊維、ポリウレタン繊
維、ポリオリフイン繊維等の合成繊維のみではな
く、これらの混紡繊維、ビスコース繊維、アセテ
ート繊維等の再生繊維、綿、麻等の天然繊維ある
いはこれらの混合繊維を使用して湿式または乾式
法によつて製造されたものが使用される。この発
明において、ブロツクポリイソシアネートを添加
した熱可塑性のウレタンエラストマー溶液は、ナ
イフコーター、カレンダーコーター、スプレーコ
ーター等適宜方法によつて不織布に含浸され、そ
の表面を水で凝固させ、次に水中に浸漬して溶剤
を水中に抽出して除去するものであるが、溶剤を
水中に抽出する際、熱可塑性のウレタン皮膜は単
に凝固されているだけで架橋されていないので屈
曲柔軟性に優れた多孔質の皮膜が形成される。そ
してこれを乾燥して熱プレスで加熱加圧して、そ
の表面に凹凸模様を型付するものであるが、熱プ
レスで加熱加圧する前段階で前記のブロツクポリ
イソシアネートを添加した熱可塑性のウレタンエ
ラストマー溶液と同種の熱可塑性のウレタンエラ
ストマー溶液を不織布の表面に塗布して、これを
乾燥して不織布の表面に熱可塑性のウレタンエラ
ストマーからなる薄肉なトツプ層を形成しておけ
ば、その表面に形成される凹凸模様をより一層鮮
明で微細なものとすることができる。 この発明において、加熱加圧段階で不織布に含
浸された熱可塑性のウレタンエラストマーは、加
熱の初期段階で軟化溶融し、不織布の表面に凹凸
模様を型付するとともに、さらに熱可塑性のウレ
タンエラストマーに添加されたブロツクポリイソ
シアネートのブロツク解離温度に加熱し、ブロツ
クを解離しイソシアネート基を再活性化し、この
再活性化されたイソシアネート基によつて熱可塑
性のウレタンエラストマーが架橋され不織布の表
面に型付された凹凸模様が鮮明に固定化するとと
もに不織布中に含浸されたウレタンエラストマー
の硬化によつて機械的強度並びに耐油性、耐薬品
性に優れた靴底材を提供できる。このようにして
形成された靴底材は、常法によつて靴底形状に裁
断して靴底として使用される。 実施例 第1表に示す配合の熱可塑性のウレタンエラス
トマー溶液を厚み10mmの不織布に含浸させた後、
水中でこれを凝固させるとともに熱可塑性エラス
トマー中の溶剤を水中に抽出した後、これを乾燥
しさらに第2表に示す配合の、熱可塑性ウレタン
エラストマー溶液を塗布乾燥してトツプ層を形成
した後、成形面にシボ模様形成用の微細な凹凸を
有するプレスで150℃100Kg/cm2で75分間加熱加圧
することによつて、熱可塑性ウレタンエラストマ
ーを含浸させた不織布を5mm厚に圧縮するととも
に、その表面に凹凸模様を形成した。 このようにして形成された靴底材を比較例に示
す配合の熱硬化性のウレタンエラストマーを含浸
並びに塗布して形成された靴底材とその外観、物
性を比較して第3表に示す。
【表】
【表】
【表】
【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 架橋剤としてブロツクポリイソシアネートを
    添加した熱可塑性のウレタンエラストマー溶液を
    含浸させ、これを湿式凝固させた不織布を加熱圧
    縮することにより、その表面に凹凸模様を型付す
    るとともに加熱によつてブロツクポリイソシアネ
    ートのブロツクを解離してポリイソシアネートを
    再活性化して熱可塑性のウレタンエラストマーを
    架橋することを特徴とする靴底材の製造法。
JP62329014A 1987-12-24 1987-12-24 靴底材の製造法 Granted JPH01170401A (ja)

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JP62329014A JPH01170401A (ja) 1987-12-24 1987-12-24 靴底材の製造法

Applications Claiming Priority (1)

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JP62329014A JPH01170401A (ja) 1987-12-24 1987-12-24 靴底材の製造法

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Publication Number Publication Date
JPH01170401A JPH01170401A (ja) 1989-07-05
JPH0481443B2 true JPH0481443B2 (ja) 1992-12-24

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ID=18216634

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JP62329014A Granted JPH01170401A (ja) 1987-12-24 1987-12-24 靴底材の製造法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03247303A (ja) * 1990-02-24 1991-11-05 Asahi Corp 靴底の成形法

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JPH01170401A (ja) 1989-07-05

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