JPH048116A - 電気機器劣化監視装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は５を気機器劣化監視装置に関し、特に電気を
通電する機器の劣化監視を行う場合等に用いて好適な電
気機器劣化監視装置に関するらのである。

［従来の技術１ 第２図〜第５図は従来の電気機器例えばコシトロールセ
ンタを示すもので、第２（”３はその概略構成図、第３
図はその動力主回路図、第４図はコントロールセンタに
フィーダユニットを収納した断面構造図、第５図はフィ
ーダユニットの制御回路図である。第２図において、（
１）はコントロールセンタ、（２）は箱体、（３）は電
動機回路を開閉するフィーダユニットで、このフィーダ
ユニット（３）は箱体（２）に収納される。第３図にお
いて、（４）は主回路電源母線、（５）は主回路断路部
、（６）は主回路導体、（７）は区分遮断器、（８）は
電磁開閉器−（９）は計器用変流器である。区分遮断器
（７）、電磁開閉器（８）及び計器用変流器（９）は主
回路導体（６）で接続されてフィーダユニット（３）を
構成し、このフィーダユニット（３）は主回路断路部（
５）で主回路電源１１１（４）と自動連結されている。

第４図において、フィーダユニット（３）が箱体（２）
に収納されている。第５図において、（１０）は制御電
源回路のヒユーズ、（１１）は計器用変流器（９）に接
続された熱動形過負荷継電器、（１２）はこの過負荷継
電器（１１）に接続された電流測定相の切り替えのため
の切り替えスイッチ、（１３）はこの切り替えスイッチ
（１２）に接続された電流計、（１４）は電磁開閉器（
８）の運転スイッチ、（１５）はこの運転スイッチ（１
４）に接続された停止スイッチ、（１６）は運転表示灯
、〈１７）は停止表示灯である。

次に、第２図〜第５図に示した従来のコントロールセン
タの動作について説明する。ｔカは主回路電源母線（４
）からフィーダユニット（３）に給電される１区分遮断
器（７）を手動にて閉路し、運転スイッチ（１４）をオ
ンにすると電磁開閉器（８）の電磁開閉器コイル（８ａ
）が励磁され、電磁開閉器（８）が動作して閉路し、電
動機が起動する。同時に電磁開閉器補助接点（８ｂ）が
閉路し、電磁開閉器コイル（８ａ）を自己保持して運転
状態に入る。また、電磁開閉器補助接点（８Ｃ）が閉路
し、運転表示灯（１６）を点灯する。

運転状態で３１器用変流器（９ａ）、（９ｂ）の２次側
に接続されている過負荷継電器（１１）が過負荷で動作
すると過負荷１１電器接点（ｌｌａ＞が開路して電磁開
閉器コイル（８ａ）を消磁して電磁開閉器（８）が開路
して電動機は停止する。電磁開閉器補助接点（８ｄ）が
閉路して停止表示灯（１７）が点灯する。運転中の主回
路電流は切り替えスイッチ（１２）で切り替えることに
より、各相の電流が電流計（１３）に表示される。

このようにフィーダユニット（３）の主回路は、各機器
が直列に主回路導体（６）で接続されている。主回路機
器は有接点機器であり、接点損耗で劣化していく。した
がって、定期的に機器の抵抗を測定して劣化監視を行う
には、電動機を停止して、フィーダユニット（３）を引
き出して抵抗値を測定している。

［発明が解決しようとする課題］ 従来のコントロールセンタは以上のように構成されてい
るので、主回路の有接点機器の劣化監視を行うためには
、定期的に電動機を停止してフィーダユニットを引き出
して抵抗値の測定をしなければならず、連続運転中でも
設備を体Ｉトすることが必要てあり、また、フィーダユ
ニット数が多いのて、フィーダユニットの引き出し或は
抵抗値の測定等に非常に大きな労力が必要である等の問
題点があった。

この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、コントロールセンタのような電気機器におい
て、定期的に停電をとらなくとも、運転中にオンライン
で抵抗値の測定が出来る電気機器劣化監視装！を得るこ
とを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係る電気機器劣化監視装置は、主回路電源母
線から各負荷に分岐して給電する電気機器において、上
記主回路電源母線に接続され、電源側端子と負荷側端子
の端子電圧を検出する電圧検出手段と、上記主回路電源
母線に接続され、回路電流を検出する電流検出手段と、
上記電圧検出手段と上記電流検出手段に接続され、五記
端子電圧分上記回路電流で除した抵抗値を基準値と比較
して機器の劣化判定を行う信号処理手段とを備えたちの
である。

［作用］ この発明においては、主回路の電源側端子と負荷側端子
の端子電圧を検出し、この端子電圧を回路ｔａで除した
抵抗値を信号処理により常時監視し、オンラインによる
劣化予測システムを横築する。

［実施例］ 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図はこの発明の一実施例を示す回路図であり、（１）〜
（１７）は前述と同様のものである。（１８）は印刷配
線基板（図示せず）上に形成された電気機器劣化監視装
置、（１９ａ）〜（１９ｃ）は電源側端子と負荷側端子
間の電圧を検出するための絶縁トランス、（２ｏ）はフ
ィーダユニット（３）内の温度を検出する温度検出器、
（２１）は変流器（９ａ）、（９ｃ）を介して主回路電
流を内部信号レベルに変換する主回路電流検出部、（２
２）は絶縁トランス（１９ａ）〜（１９Ｃ）を介して電
源側端子と負荷側端子間電圧を内部信号レベルに変換す
る端子間電圧検出部、（２３）は温度検出部（２０）を
介して温度を内部信号レベルに変換する温度検出部、（
２４）は主回路電流検出部＜２１）、端子間電圧検出部
（２２）及び温度検出部（２３）の検出信号の出力を合
成処理して出力信号を形成する信号処理部、（２５）は
信号処理部（２４）からの信号を増幅する出力部、（２
６）は以上の各回路に電源を供給する電源回路部である
。尚、絶縁トランス（１９ａ）〜（１９ｃ）及び端子間
電圧検出部（２２）は電圧検出手段を構成し、変流器（
９ａ）、（９ｃ）及び主回路電流検出部（２１）は電流
検出手段を構成し、信号処理部（２４）及び出力部（２
５）は信号処理手段を構成する。

次に、第１図に示したこの発明の一実施例の動作につい
て説明する。フィーダユニット（３）の区分遮断器（７
〉を手動にて閉路する。区分遮断器補助接点く７ａ）〜
（７Ｃ）が開路して電源側の電圧が電気機器劣化監視装
置（１８）に供給される。制御電源回路のヒユーズ（１
０）を介して制御電源が供給され、運転スイッチ（１４
）をオンにすると、電磁開閉器コイル（８ａ）を励磁し
て電磁開閉器（８）が閉路して電動機が起動する。

同時に電磁開閉器補助接点（８ｂ）が閉路して電磁開閉
器コイル（８ａ）を自己保持して運転状態に入る。また
、電磁開閉器補助接点く８Ｃ）が閉路して運転表示灯（
１６）が点灯する。電磁開閉器補助接点（８ｅ）〜（８
ｇ）が閉路すると、主回路の負荷側端子の電圧が電気機
器劣化監視装置（１８）に供給される６電源側端子と負
荷側端子間電圧が絶縁トランス（１９ａ）〜（１９ｃ）
を介して端子間電圧検出部（２２）に検出され、内部信
号レベルに変換して信号処理部（２４）に送る。運転状
態で計器用変流器（９ａ）、（９Ｃ）の２次側には熱動
形過負荷継電器（１１）、運転中の主回路電流を計測す
るための切り替えスイッチ（１２）及び電流計（１３）
、電気機器劣化監視袋’Ｒ（１，８）が接続される。過
負荷になると、熱動形過負荷継電器（１１）が動作して
過負荷継電器接点（ｌｌａ）が開路し、これにより電磁
開閉器コイル（８ａ）が消磁して電磁開閉器（８）が開
路し、電動機が停止する。そして電磁開閉器補助接点（
８ｄ）が閉路して停止信号灯（１７）か点灯する。運転
中の主回路電流は電゛流計（１３）によって計測表示さ
れる。

電気機器劣化監視装置（１８）に接続された計器用変流
器（９ａ）、（９ｃ）の２次側より主回路電流を主回路
電流検出部（２１）が検出して内部信号レベルに変換し
て信号処理部（２４〉に送る。また、フィーダユニット
（３）内の空気温度を温度検出器（２０）が検出して内
部信号レベルに変換して信号処理部（２４）に送る。信
号処理部（２４）では端子間電圧検出部（２２）から送
られてくる回路の電源側端子と負荷側端子間の電圧を主
回路電流検出部（２１）から送られてくる回路＄流で除
して抵抗値を演算する。この演算した抵抗値を温度検出
部（２３）から送られてくるフィーダユニット（３）内
の空気温度て補正し、あらかじめ設定しである基準値と
比較演算して機器の劣ｆヒ判定を行い〜演算して得た抵
抗値が例えば基準値より大きければある出力信号を出力
して出力部（２５）に送り、ここで増幅して外部に警報
として出力する。

尚、上記実施例では外部に警報を出力するようにしたが
、内部に記憶回路を内蔵して記憶させ、定期的に抵抗値
の変化を取り出しても良く、或は伝送装置を内蔵して信
号伝送し、オンラインによる劣化監視をしてもよい。ま
た、上記実施例では電気機器としてコントロールセンタ
の場合について説明したが、これに限定されることなく
、例えば他の低圧開閉装置であっても良く、この場合も
上記実施例と同様の効果を奏することが出来る。

［発明の効果］ 以上のようにこの発明によれば、主回路電源母線から各
負荷に分岐して給電する電気機器において、上記主回路
電源母線に接続され、電源側端子と負荷側端子の端子電
圧を検出する電圧検出手段と、Ｅ記主回路電源丘線に接
続され、回路電流を検出する電流検出手段と、上記電圧
検出手段と上記電流検出手段に接続され、上記端子電圧
をＦ記回路電流で除した抵抗値を基準値と比較して機器
の劣化判定を行う信号処理手段とを備えたので、オンラ
インで常時劣化監視ができ、予測保全ができると共に省
力化が得られるという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す回路図、第２図は従
来のコントロールセンタの概略構成図、第３図は従来の
コントロールセンタの動力主回路図、第４図は従来のコ
ントロールセンタにフィーダユニットを収納した断面構
造図、第５図は従来のフィーダユニットの制御回路図で
ある。 図において、（４）は主回路電源母線、（９ａ）（９ｃ
）は計器用変流器、（１８）は電気機器劣化監視装置、
＜１９ａ）〜（１９ｃ）は絶縁トランス、（２１）は主
回路電流検出部、（２２）は端子間電圧検出部、（２４
）は信号処理部、（２５）は出力部である。 図中、

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 主回路電源母線から各負荷に分岐して給電する電気機器
   において、 上記主回路電源母線に接続され、電源側端子と負荷側端
   子の端子電圧を検出する電圧検出手段と、上記主回路電
   源母線に接続され、回路電流を検出する電流検出手段と
   、 上記電圧検出手段と上記電流検出手段に接続され、上記
   端子電圧を上記回路電流で除した抵抗値を基準値と比較
   して機器の劣化判定を行う信号処理手段と を備えたことを特徴とする電気機器劣化監視装置。