JPH0480131A - 給紙装置の回転用紙トレイ縦横位置検知装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、回転用紙トレイユニットが給紙装置本体に対
して引出し可能に設けられ、回転用紙トレイユニットに
備えられている回転用紙トレイが用紙の縦送り位置と横
送り位置とに回転可能な給紙装置に供され、回転用紙ト
レイが縦送り位置および横送り位置にある状態を検知す
る給紙装置の回転用紙トレイ縦横位置検知装置に関する
ものである。

〔従来の技術〕

従来、例えば複写機には、用紙を供給するための給紙装
置が備えられている。この種の給紙装置には、第３図お
よび第４図に示すように、用紙を補給あるいは交換する
ために、回転用紙トレイ２１を備えた回転用紙トレイユ
ニット２２が、スライド機構３０により給紙装置本体２
３に支持され、給紙装置本体２３に対して引出し可能と
なっているものがある。上記の回転用紙トレイ２１は収
容している用紙を縦送りあるいは横送りするために、二
点鎖線で示した縦送り位置とこの位置から９０°回転し
た実線で示す横送り位置とに回転されるようになってい
る。回転用紙トレイ２１の縦送り位置あるいは横送り位
置にある状態は、通常、回転用紙トレイ２１と連結され
て回転用紙トレイ２１の回転に伴いリードスクリュ３１
に沿って移動する遮光板２４と、回転用紙トレイユニッ
ト２２のトレイ収容箱２９内に設けられ、上記の遮光板
２４を検出する光学式の縦送り位置センサ２５および横
送り位置センサ２６とを備えた回転用紙トレイ縦横位置
検知装置によって検出されている。上記の両センサ２５
・２６は給紙装置本体２３に設けられている図示しない
制御装置とハーネス２７およびコネクタ２８を介して接
続されており、回転用紙トレイ縦横位置検知装置により
回転用紙トレイ２１が縦送り位置あるいは横送り位置に
ある状態が検出されているときに、制御装置の制御によ
り、例えば、回転用紙トレイ２１の次の回転動作、回転
用紙トレイ２１内の図示しない用紙積載板を上昇させる
動作、あるいは回転用紙トレイ２１からの給紙動作等が
開始されるようになっている。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところが、上記従来の構造では、縮および横送り位置セ
ンサ２５・２６が、回転用紙１−レイユニット２２内に
設けられ、ハーネス２７によって給紙装置本体２３と接
続されているため、給紙装置本体２３に対する回転用紙
トレイユニット２２の着脱動作を考慮してハーネス２７
の配線処理を行わなければならず、この処理操作が面倒
である。

また、ハーネス２７を例えば給紙装置本体２３と接続す
るためのコネクタ２８が必要である等、部品点数の増加
を招来する等の問題点を有している。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の給紙装置の回転用紙トレイ継横位置検知装置は
、上記の課題を解決するために、用紙の縦送り位置と横
送り位置とに回転可能な回転用紙トレイを有する回転用
紙トレイユニットが給紙装置本体に対して引出し可能に
設けられている給紙装置に備えられ、回転用紙トレイが
縮送り位置にある状態を検出する紺送り位置センサと、
回転用紙トレイが横送り位置にある状態を検出する横送
り位置センサとを有する給紙装置の回転用紙トレイ縦横
位置検知装置において、以下の手段を講じている。

即ち、上記の縦送り位置センサと横送り位置センサとが
給紙装置本体に設けられている。

〔作　用〕

上記の構成によれば、縦送り位置センサと横送り位置セ
ンサとが給紙装置本体に設けられているので、これら両
センサと給紙装置本体とを接続するために回転用紙トレ
イユニットと給紙装置本体との間にハーネスを設ける必
要がなくなる。従って、給紙装置本体に対する回転用紙
トレイユニットの引出し動作を考慮してハーネスの配線
処理を行う必要がなく、ハーネスの処理操作が簡単にな
る。また、ハーネスを給紙装置本体と接続するためのコ
ネクタも不要になる。

〔実施例〕

本発明の一実施例を第１図および第２図に基づいて以下
に説明する。

給紙装置は、第１図および第２図に示すように、給紙装
置本体１と回転用紙トレイユニット２とを備えている。

回転用紙トレイユニット２はトレイ収容箱３の内部に回
転用紙トレイ４を備えている。トレイ収容箱３と給紙装
置本体１との間には、給紙装置本体１を摺動自在に給紙
装置本体１に支持するスライド機構５が設けられている
。このスライド機構５は、本体側メンバ５ａ、中間メン
バ５ｂおよびドロワメンバ５ｃを備え、本体側メンバ５
ａに対して中間メンバ５ｂおよびドロワメンバ５Ｃが摺
動するようになっている。これにより、回転用紙トレイ
ユニット２がＡ−Ａ’力方向即ち給紙装置本体１への回
転用紙トレイユニット２の装着方向および給紙装置本体
１からの回転用紙トレイユニット２の引出し方向へ摺動
自在となっている。

トレイ収容箱３における給紙方向、即ちＢ方向側部位に
は、リードスクリュ６がＡ−Ａ“方向に設けられている
。リードスクリュ６のＡ方向側端部は、トレイ収容箱３
から突出しており、回転用紙トレイユニット２が給紙装
置本体１に装着されたときに、給紙装置本体１に設けら
れた駆動力伝速機構７のカップリングクラッチ８と嵌合
するようになっている。駆動力伝達機構７はモータ９の
動力を減速して上記のリードスクリュ６に伝達するよう
になっている。

リードスクリュ６には、回転用紙トレイ４と連結され、
リードスクリュ６の回転に伴ってリートスクリュ６上を
移動する移動片１０が螺着されている。回転用紙トレイ
４には裏面の中央部に細長い板状をなすアーム１１の一
端部が軸着され、アーム１１の他端部はトレイ収容箱３
の底壁上に軸着されている。これにより、回転用紙トレ
イ４は、移動片１０の移動に伴い、アーム１１に支持さ
れて、実線で示す横送り位置と二点鎖線で示す縦送り位
置とに回転するようになっている。

また、上記の移動片１０には遮光板１２が設けられる一
方、給紙装置本体ｌには、発光素子と受光素子とからな
る光学式の緬送り位置センサ１３および横送り位置セン
サ１４が設けられている。

縦送り位置センサ１．３は、回転用紙トレイ４が縦送り
位置に配されたときに遮光板１２によって光路を遮断さ
れる位置、即ち遮光板１２を検出する位置に設けられ、
横送り位置センサ１４は、同様に、回転用紙トレイ４が
横送り位置に配されたときに遮光Ｆｉ１２を検出する位
置に設けられている。上記の縦送り位置センサ１３およ
び横送り位置センサ１４は、これら両センサ１３・１４
の検出信号に基づいてモータ９等の作動を制御する給紙
装置本体１の図示しない制御装置と接続されている。そ
して、上記の遮光板Ｉ２と縦および横送り位置センサ１
３・１４により回転用紙トレイ縦横位置検知装置が構成
されている。

上記の構成において、回転用紙トレイユニット２を給紙
装置本体１に装着した際には、第１図に示すように、リ
ードスクリュ６が駆動力伝達機構７のカップリングクラ
ッチ８と嵌合し、リードスクリュ６が回転可能な状態と
なる。次に、制御装置に回転用紙トレイ４の回転指令が
入力されることによりモータ９が回転すると、その駆動
力が駆動力伝達機構７を介してリードスクリュ６に伝達
され、リードスクリュ６が回転する。これにより移動片
１０がリードスクリュ６上を移動し、これに伴って回転
用紙トレイ４が回転し、縦あるいは横送り位置に配され
る。そして、緬あるいは横送り位置センサ１３・１４に
よって、縦あるいは横送り位置への回転用紙トレイ４の
到達が検知されると、制御装置はモータ９を停止させ、
この状態で回転用紙トレイ４からの給紙が可能となる。

一方、回転用紙トレイユニット２の回転用紙トレイ４へ
の用紙の補給あるいは用紙の交換等を行う際には回転用
紙トレイユニット２をＡ゛方向引き出す。このときには
、リードスクリュ６の端部がカップリングクラッチ８か
ら外れ、リードスクリュ６と駆動力伝達機構７とが切り
離される。

上記のように、給紙装置本体１から引き出された回転用
紙トレイユニット２には、回転用紙トレイ４の縦横の送
り位置を検出するセンサ１３・１４が設けられていない
ので、不用意にこれら両センサ１３・１４を損傷する虞
がない。また、これら両センサ１３・１４と給紙装置本
体１とを接続するハーネスがないので、このハーネスの
配線処理に煩わされることもなく、さらにハーネスを給
紙装置本体１に接続するためのコネクタも不゛要となる
。

〔発明の効果〕

本発明の給紙装置の回転用紙トレイ縦横位置検知装置は
、以上のように、回転用紙トレイが縦送り位置にある状
態を検出する縦送り位置センサと、回転用紙トレイが横
送り位置にある状態を検出する横送り位置センサとが給
紙装置本体に設けられている構成である。

これにより、給紙装置本体に対する回転用紙トレイユニ
ットの着脱動作を考慮して緬および横送り位置センサと
給紙装置本体とを接続するハーネスの配線処理を行う必
要がなく、このハーネスの処理操作が簡単になる。また
、例えば上記のハーネスを給紙装置本体と接続するコネ
クタが不要となり部品点数を減少させることができる等
の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明の一実施例を示すものであ
る。 第１図は給紙装置を示す概略の平面図である。 第２圓は同正面図である。 第３図および第４図は従来例を示すものである。 第３図は給紙装置を示す概略の平面図である。 第４図は同正面図である。 ■は給紙装置本体、２は回転用紙トレイユニット、３は
トレイ収容箱、４は回転用紙トレイ、６はリードスクリ
ュ、１０は移動片、１２は遮光板１３は縦送り位置セン
サ、１４は横送り位置センサである。 特許出願人　　　　　シャープ　株式会社碧 図 Ｂ’ 第 図 宵 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、用紙の縦送り位置と横送り位置とに回転可能な回転
   用紙トレイを有する回転用紙トレイユニットが給紙装置
   本体に対して引出し可能に設けられている給紙装置に備
   えられ、回転用紙トレイが縦送り位置にある状態を検出
   する縦送り位置センサと、回転用紙トレイが横送り位置
   にある状態を検出する横送り位置センサとを有する給紙
   装置の回転用紙トレイ縦横位置検知装置において、上記
   の縦送り位置センサと横送り位置センサとは給紙装置本
   体に設けられていることを特徴とする給紙装置の回転用
   紙トレイ縦横位置検知装置。