JPH0479608A - スイッチング駆動回路 - Google Patents

スイッチング駆動回路

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JPH0479608A
JPH0479608A JP2194356A JP19435690A JPH0479608A JP H0479608 A JPH0479608 A JP H0479608A JP 2194356 A JP2194356 A JP 2194356A JP 19435690 A JP19435690 A JP 19435690A JP H0479608 A JPH0479608 A JP H0479608A
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fet
diode
power supply
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potential point
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JP2194356A
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Naoto Fujishima
直人 藤島
Yukio Yano
幸雄 矢野
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電界効果トランジスタをスイッチング回路要素
とし、入力端子に低圧の入力信号を受けその論理値に応
じてその信号電圧より高い電圧下で動作する負荷を出力
端子を介してスイッチング駆動する例えば表示パネルの
画素の駆動に適するスイッチング駆動回路に関する。
〔従来の技術〕
上述の表示パネルの画素やプリンタの印字要素はビデオ
信号回路や計算機回路からのディジタルな信号がとる0
、1ないし’Ld、’l(+の論理値に応じてスイッチ
ング駆動されるが、かかる論理信号がふつうは5V程度
の低圧の信号であるに対し、画素や印字要素等がそれよ
りもかなり高い回路電圧。
例えばプラズマ表示パネルでは100V以上の電圧で動
作するので、かかる負荷を駆動するスイッチング回路は
、負荷に必要な電流を供給する役目のほかにいわば駆動
電圧の変換回路としての機能を果たす必要がある。
また、かかるスイッチング駆動回路では、上述のディジ
タルな論理信号に鋭敏に応動できるようその入力インピ
ーダンスを極力高める必要があるので、そのスイッチン
グ回路要素として電界効果トランジスタ (以下FET
という)を用いるのが有利である。このようLこ、電圧
変換回路の機能をもちFETで構成されたスイッチング
駆動回路の従来例には、例えば本件出願人の前の提案に
なる特開昭63−269617号公報および特開昭63
−226113号公報があり、第11図を参照して以下
にその概要を説明する。
図示の電圧変換回路は、その左側の電源電圧Vd下で動
作する論理図!40から低圧論理信号として例えばシフ
トレジスタの各段のフリップフロップのQ出力とその補
信号を受け、それに応じて右側の負荷50を出力端子T
oを介して駆動するもので、その出力部は高電圧用の1
対のt源電位点■とVeの間に直列接続されたpチャネ
ルFET61およびnチャネルFET62からなり、両
者の相互接続点から出力端子Toを導出する。
この出力部の左側にFET61と62に対しゲート操作
電圧をそれぞれ発生するツェナーダイオード71と72
を間に抵抗73を介してt源電位点VとVeの間に直列
接続した電圧設定回路を設け、ツェナーダイオード71
と72にそれぞれpチャネルFET63とnチャネルF
ET64を並列接続する。この内の高い電源電位点V側
のFET63に対しnチャネルFET65と抵抗74お
よび75を電源電位点■とVeの間に直列接続したレベ
ルシフト回路を設け、抵抗74と75の相互接続点の電
位をFET63のゲートに与える。また、論理回路40
の論理信号をFET65のゲートに与え、その補信号を
FET64のゲートに与える。
論理信号がへのときFET65がオンし、抵抗74の発
生電圧でFET63がオンして、ツェナーダイオード7
1によるゲート操作電圧を短絡しFET61をオフさせ
るが、その補信号のしを受けるFET64はオフ状態な
ので、FET62はツェナーダイオード72によるゲー
ト操作電圧を受けてオンする。
従ってこの状態では負荷50は駆動されない。
逆に論理信号がtのときは、その補信号のhを受けるF
ET64がオンしてツェナーダイオード72によるゲー
ト操作電圧を短絡するのでFET62はオフするが、F
ET65がオフ、従ってFET63がオフするので、F
ET61はツェナーダイオード71によるゲート操作電
圧を受けてオンする。従ってこの状態では出力端子To
から電源電圧Vが出力されて負荷50が駆動される。
なお、上述のツェナーダイオード71と72は対応する
FET61と62に対するゲート操作電圧を発生するほ
か、それらのゲートとサブストレートの間に掛かる電圧
を最大でもそのツェナー電圧に制限する役目を兼ねる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述の従来回路は負荷50に対するスイッチング駆動動
作が確実で、かつ負荷回路電圧が高くてもすべてのFE
Tのゲートを過電圧から安全に保護できる利点を有する
が、その構成回路要素の数がかなり多く、集積回路装置
への組み込みに際して広いチップ面積を要する問題があ
る。
すなわち第11図の回路では、出力部に不可欠な2個の
FET61と62は別としても、そのほか3個のFET
63〜65.3個の抵抗73〜75.および2個のツェ
ナーダイオード71と72が必要なので、合計では10
個の回路要素が必要である。一方、前述の表示パネルや
プリンタ用では、この種のスイッチング駆動回路を数−
一角の小さな半導体チップ内に少なくとも30個、多い
場合は100個以上組み込むことが要求されるので、回
路あたりの回路要素数をできるだけ少なくする必要があ
る。
さらに、従来回路ではFETにnチャネル形とpチャネ
ル形の2種が必要なので、集積回路装置の製作時のウェ
ハプロセスの工程数を減らす上で限界がある問題もあり
、コスト面からはFETを1種にするのが最も望ましい
かかる観点から、本発明の目的は上述のような電圧変換
の機能を備えるスイッチング駆動回路を構成する回路要
素数を減少させ、同じチップ面積の集積回路装置内に従
来より多数個の回路を組み込めるようにすることにある
〔課屈を解決するための手段〕
この目的は本発明によれば、第1と第2の電源電位点の
間に第1と第2のFETを相互間にダイオードを介して
直列に第1のFETを第1の電源電位点側に配して接続
し、第1のFETのゲートをダイオードと第2のFET
との相互接続点に抵抗を介し第1の電源電位点にそれぞ
れ接続し、入力端子を第2のFETのゲートから、出力
端子を第1のFETとダイオードとの相互接続点からそ
れぞれ導出し、かつ第1のFETの閉動作時にそのゲー
トとサブストレートの間に逆方向電圧を掛ける方向にダ
イオードを接続してなるスイッチング駆動回路により達
成される。
上記の第1と第2のFETは交互に開閉動作するが、こ
れらを同チャネル形とするのが有利で、第1の電源電位
点が第2の電源電位点より正側の場合はこれをnチャネ
ル形、負側の場★はpチャネル形とし、いずれの場合も
両FETのソースを第2のNB電位点側にしてそのサブ
ストレートをこれと接続するのが有利である。
また、第2のFETとしてDMO3IFETにダイオー
ドをそのドレイン領域にキャリアを注入するよう作り込
んだ伝導度変調形絶縁ゲートバイポーラトランジスタを
用い、この内蔵ダイオードを介して第1と第2のFET
を第1と第2の電源電位点間に直列接続する構成が本発
明の実施態様として非常に有利である。この場合にも、
第1と第2のFETのチャネル形を同じとするのが有利
であり、第2のFETとしての伝導度変調形絶縁ゲート
バイポーラトランジスタのエミッタを第2の電源電位点
側にしてそのサブストレートをこれと接続するのがよい
ダイオードには、その降伏電圧が第2のFETのゲート
耐圧より低く、ただしその動作しきい値よりは高いもの
を用いるのが有利であり、これをツェナーダイオードと
することでもよい。
負荷は出力端子と第2の電源電位点の間に接続するのが
よいが、出力端子と第1の電源電位点の間に負荷を接続
し、出力端子と第2の電源電位点の間には抵抗を接続す
ることでもよい。
〔作用〕
本発明は前項の構成にいう第2のFETをそのゲートか
ら導出した入力端子に与える入力信号の論理状態に応じ
てオンオフ動作させた上で、ダイオードを介して第1の
FETをこの第2のFETの動作に従動させることによ
り、回路構成を大幅に簡単化することに成功したもので
ある。以下、理解を容易にするためこの第1のFETの
第2のFETに対する従動動作の原理を第1図の回路を
例にとって説明する。
図のように、第1の電源電位点v1と第2の電源電位点
V2(7)間に第1(7)FETIIと第2(7)FE
T12とが中間にダイオード20を介し第1のFETI
Iを第1の電源電位点vl側に配して直列接続される。
第1のFETIIのゲートはダイオード20と第2のF
ET12の相互接続点に接続され、また抵抗30を介し
第1の電源電位点Vlにそれぞれ接続される。
入力端子Toが第2のFET12のゲートから、出力端
子Toが第1のFETIIとダイオード20との相互接
続点からそれぞれ導出される。
なお、この例では基準電位である第2の電源電位点v2
に対し第1の電源電位点v1が正側であり、両FETI
Iと12はいずれもこれに応じnチャネル形とされてそ
のソースを第2の電源電位点v2側にして接続され、サ
ブストレートはソースと接続される。またこの例では、
負荷50は抵抗51とキャパシタ52からなり出力端子
TOと第2の電源電位点v2の間に接続されている。
入力端子Tiに接続された論理回路40は第2の電源電
位点v2上の低い電源電圧Vd下で動作し、第2図(a
)に示す入力信号Vlを第2のFET12に与え、その
’)(l、’Llに応じてこれを第2図(C)に示すよ
うに強制的にオンオフ動作させる。第2のFET12の
オン動作時には第1のFETIIのゲートは第2の電源
電位点v2と実質上同じ電位にあるが、第2のFET1
2がオフ動作すると第1のFETのゲートは抵抗30に
より第1の電源電位点v1に持ち上げられ、かつ同時に
第1の電源電位点Vlから抵抗30とダイオード20と
負荷50を経て第2の電源電位点v2に至る回路に電流
が流れる。
さて本発明回路では、ダイオード2oが前記構成にいう
ように上述の第2のFET12のオフ動作時である第1
のFETIIのオン動作時にそのゲートとサブストレー
ト間に対し常にその逆方向電圧を掛ける方向、この例で
は第1のFETIIがら第2のFET12に向かう方向
に接続されるので、上述のダイオード20を通る電流は
ごく僅がであるが、その際発生するダイオード20の逆
方向電圧が第1のFETIIのゲートとサブストレート
間に掛がって、第1のFETIIを第2図(b)に示す
ように確実にオン動作させる。
なお、これにより出力端子Toに第2図(d)に示す出
力電圧Voが出て負荷50を駆動するが、この出力電圧
ν0の立ち上がりに応じダイオード2oの逆方向電圧が
減少し第1のFETIIの動作しきい値Vtと同程度と
なった状態で第1のFETIIにオン状態を維持させる
。このため、負荷5oの駆動状態における出力電圧Vo
は第1の電源電位点v1よりも第1のFETIIの1v
程度の動作しきい値Vtの分だけ僅かに低い電位に維持
される。
第2のFET12が再びオン動作すると、第2のFET
IIのゲートの電位は第2の電源電位点v2とほぼ同じ
になるが、同時にダイオード20に掛かる電圧が逆方向
電圧から順方向電圧に変化し、第1のFETIIを確実
にオフ動作させかつその状態を維持させる。これにより
出力電圧Voはほぼ第1の電源電位点v1まで下がり、
キャパシタ52が負荷50内にある場合その放電電流は
いわゆるシンク電流となってダイオード20と第2のF
ET12によって映収される。
以上の動作かられかるように、従来回路において第1の
電源電位点ν1側の第1のFETIIの操作に必要であ
ったレベルシフト回路やツェナーダイオードやその短絡
用FETの役目を、本発明回路ではダイオード20と抵
抗30とにすべて持たせ得るので回路構成が格段に簡単
化され、第1図のように最低2個のFETと1個のダイ
オードと1個の抵抗の計4個の回路要素でスイッチング
駆動回路を構成でき、かつ2個のFETを同しチャネル
形にすることができる。
〔実施例〕
前項で本発明の一実施例の説明を終えたので、以下本発
明によるスイッチング駆動回路のこれと異なる若干の実
施例を第3図以降を参照しながら説明する。これらの図
の第1図と同じ部分には同じ符号が付されている。
第3図の実施例によるスイッチング駆動回路は第1図の
実施例とほぼ同構成であるが、負荷5oが出力端子To
と第1の電源電位点viとの間に接続される点が異なり
、これに応じて出方端子↑0っまり第1のFETIIと
ダイオード2oとの相互接続点と第2の電源電位点v2
の間に抵抗31が接続される。
第2のFET12がオフ動作したとき、第1の電源電位
点νlから抵抗3oとダイオード2oとこの抵抗31を
経由して第2の電源電位点v2に小電流を流し、ダイオ
ード20に第1のFETIIをオン動作させる逆方向電
゛圧を発生させるようにしたものである。
抵抗31はもちろん高抵抗であってよく、集積回路装置
内には抵抗3oとともに多結晶シリコン抵抗の形で作り
込むのがよい。
なお、前の第1図の実施例でも同じであるが、ダイオー
ド20には第1のFETIIの動作を第2のFET12
に従動させるためそのゲート電位を前述のように操作す
る役目のほか、ゲートを絶縁破壊から保護する役目を持
たせることができる。このためには、ダイオード20の
逆方向降伏電圧を第1のFET12のゲートの破壊電圧
よりも低い例えば10V程度に選定するのが望ましく、
ダイオード2゜にツェナーダイオードを利用することが
できる。
第2のFET12の方は、第1図の論理回路4oとの接
続等によって容品にゲートを保護できるので、本発明の
スイッチング駆動回路では負荷用の回路電圧がけくら高
くてもFETのゲートの絶縁破壊のおそれは非常に少な
い。
第4図と第5図の実施例では、第2の電源電位点v2に
対し第1の電源電位点v3が負側であって。
これに対応して第1のFET13と第2のFETI4の
いずれにもpチャネル形FETが用いられる。
またこれに応じ、ダイオード20が図のようにいままで
とは逆の方向に接続される。
なお、第4図と第5図の違いは、負荷50が出力端子T
oと第1の1iifflt位点v2との間に接続される
か、第2の電源電位点v3との間に接続されるかにあり
、第5図の実施例では抵抗31が出力端子Toと第2の
電源電位点v2の間に接続される。
第4図の実施例において第2のFET14がオフ動作し
た時、それまで第2の電源電位点v2の電位にあった第
1のFET13のゲートは負側の第1のif源電位点v
3の電位に押し下げられ、これに応じ第2の電源電位点
v2から負荷50とダイオード20と抵抗30を通って
第1の電源電位点v3に小電流が流れ、ダイオード20
に第1のFET13のオン操作用の逆方向電圧が発生し
て第1のFET13のゲート電位をそのサブストレート
よりも低める。第4図と第5図の実施例のこれ以外の動
作は、いままでと同様なので省略する。
第6図〜第9図の実施例では、第2のFETに伝導度変
調形絶縁ゲートバイポーラトランジスタが用いられ゛る
が、回路の説明に入る前に第10図を参照してまずその
概要を説明する。
第10図(a)に伝導度変調形絶縁ゲートバイポーラト
ランジスタ (以下単にIC;BTという)の構造をn
チャネル形について例示する0通例のように集積回路装
置用のn形の基板1にn形の埋込層2をまず拡散した上
でn形のエピタキシャル層3を成長させ、これをP形の
接合分離層4により接合分離した半導体頭載領域をドレ
イン領域としてこのIGBTを作り込む。
まずn形のドレイン接続層5を埋込層2にまで達するよ
う深(拡散した上で、バイポーラトランジスタのベース
層に当たるn形層6をこの例では環状にやや深く拡散し
、それに囲まれた範囲内にゲート酸化膜7aを介してゲ
ート7を設ける0次にゲート7をマスクとするイオン注
入法によりn形層6と接続するP形のチャネル形成層と
n形のソース層8をゲート7の下側に潜り込むように拡
散する。ここまではいわゆるDMO3と同構成であるが
、IC,BTではn形のダイオード層9をエピタキシャ
ル層3内にこの例ではドレイン接続層5とpn接合を作
るように拡散する。
このIGBT15は、n形のソース層8と、チャネル形
成層であるP形層6と、ドレイン領域であるn形のエピ
タキシャル層3を備えるnチャネル形のFETと、n形
のソース層8をエミッタに。
n形層6をベースに、n形のエピタキシャル層3をコレ
クタ領域にそれぞれする npn形バイポーラトランジ
スタとを一体化した構造を持ち、前者のFETをゲート
7によりオンオフ動作させることにより電流容量が大き
い後者のバイポーラトランジスタをオンオフ動作させる
ことができる。
さらに、ダイオード層9とドレイン接続層5ないしエピ
タキシャル層3との間に形成されるダイオードを介しド
レイン領域であるエピタキシャル層3に対し外部から少
量のキャリアを注入して、その内部でいわゆる伝導度変
調を起こさせることによって、バイポーラトランジスタ
部の電流容量を一層増加させるようにしたものである。
なお、かかるI GBTの詳細については本件出願人の
前の提案になる特開平2−30187号公報を参照され
たい。
このIC;BT15では、n形層6とソース層8は図示
のように表面で短絡されてエミッタ端子Eがこれから導
出され、このほかゲート7からゲート端子G、ドレイン
接続層5からドレイン端子り。
ダイオード層9からアノード端子A、がそれぞれ導出さ
れる。第2図(b)には、これらの端子を備えFET1
5aとダイオード15bからなるIGBT15の等価回
路が示されている。
第6図と第7図の実施例では、第2のFETに第2図の
IGBT15が用いられ、第6図の実施例では負荷50
が出力端子Toの第2のtfI電位電位点側2側第7図
の実施例では第1の電源電位点Vl側にそれぞれ接続さ
れる。第6図につき示すように、IGBT15のエミッ
タ端子Eが第2の電源電位点v2に、ドレイン端子りが
第1のF、ETllのゲートに、アノード端子Aが第1
のFETIIのソースにそれぞれ接続され、ゲート端子
Gから入力端子Tiが導出される。これら実施例の回路
動作は第6図が第1図と、抵抗31を備える第7図が第
3図とそれぞれ同じなので説明を省略する。
第8図と第9図の実施例では、第2のFETにpチャネ
ル形のIGBT16が用いられる。もちろんこのIGB
TlGではFET16aがpチャネル形で、ダイオード
16bは図のように前とは逆方向に作り込まれる。pチ
ャネル形のIGBT16に対応して第1の電源電位点v
3には第2の電源電位点v2に対して負の極性が与えら
れる。負荷50は第8図の実施例では出力端子Toの第
2の電源電位点側2側に、第9図の実施例では第1のt
源電位点り3側にそれぞれ接続され、第9図の回路に抵
抗31が設けられる。これらの実施例についても、回路
動作は第8図が第4図と、第9図が第5図とそれぞれ同
しなので説明を省略する。
このように第2のFETにI GBTを用いることによ
って、スイッチング駆動回路を最低1個のFETと1個
のI GBTと1個の抵抗との計3個の回路要素で構成
できる。なお、このIGBTに組み込むダイオードの逆
方向蹄状電圧も第10図(a)のダイオード層9の不純
物濃度を上げることにより充分に低くすることができる
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によるスイッチング駆動回路
では、第1と第2のFETを第1と第2のN源電位点の
間に中間にダイオードを介し第1のFETを第1の電源
電位点側に配して直列接続し、第1のFETのゲートを
ダイオードと第2のFETの相互接続点に、かつ抵抗を
介して第1の電源電位点にそれぞれ接続し、入力端子を
第2のFETのゲートから、出力端子を第1のFETと
ダイオードとの相互接続点からそれぞれ導出し、かつダ
イオードを第1のFETのオン動作時にそのゲートとサ
ブストレートの間に逆方向電圧を掛ける方向に接続して
、入力端子に与える低圧入力信号の論理値に応しその信
号電圧よりも高い回路動作する負荷を出力端子を介して
駆動することにより、次の効果を上げることができる。
(a)第2のFETを入力信号に応じてまずオンオフ動
作させ、これに第1のFETのオフオン動作をダイオー
ドを介して従動させることによって回路構成を大幅に簡
素化できる。
本発明によりスイッチング駆動回路の回路要素数を従来
の半分以下の4個に、さらに伝導度変調形のI GBT
を利用すれば3個に減らせるので、集積回路装置内に組
み込み可能な回路数が従来の2〜3倍に増加し小形の半
導体チップ内に100個以上の回路を容易に集積化でき
る。
(b)ダイオードによって第1のFETに従動動作をさ
せるほかそのゲートの絶縁破壊を効果的に防止できるの
で、負荷回路の電圧が現在のレベルよりかなり高められ
ても、FETのゲートの絶縁破壊のおそれが非常に少な
いスイッチング駆動回路を提供することができる。
(C)第1と第2のFETのチャネル形を同じにできる
ので、ウェハプロセスの工程5数が減少して集積回路装
置の合理化を進めることができる。
このように、本発明は集積回路装置の集積度の向上、動
作信転性を改善1製造の合理化の諸点で優れた効果を備
え、とくに表示パネルやプリンタの駆動用等に多数並列
回路の高集積化に適用して著効を奏し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図から第10図までが本発明に関し、第1図は本発
明によるスイッチング駆動回路の一実施例の回路図、第
2図は第1図の回路中の第1と第2のFETの動作状態
図および入出力信号の電圧波形図、第3図〜第5図は本
発明のそれぞれ異なる実施例の回路図、第6図〜第9図
は第2のFETに伝導度変調形I C;BTを用いる本
発明のそれぞれさらに異なる実施例の回路図、第1O図
(a)はこのIGBTの断面図、第10図(b)はかか
るI GBTの等価回路図である。第11図は従来技術
によるスイッチング駆動回路ないしは電圧変換回路の回
路図である。これらの図において、 l:集積回路装置の基板、2:埋込層、3:エピタキシ
ャル層ないしI GBTのドレイン領域、4:接合分離
層、5ニドレイン接続層、6:P形層、7:ゲート、7
a:ゲート酸化膜、8:ソース層、9:ダイオード層、
11:nチャネル形の第1のFET、12:nチャネル
形の第2のFET、13:Pチャネル形の第1のFET
、14:pチャネル形の第2のFET、15;第2のF
ETとしてのnチャネル形のI GBT、15a : 
nチャネルFET、15b:ダイオード、16:第2の
FETとしてのpチャネル形のI GBT、16a :
 pチャネルF E T。 16b:ダイオード、20;ダイオード、30.31 
:抵抗、40;論理回路、50;負荷、51:負荷内の
抵抗、52:負荷内のキャパシタ、61〜65:FET
、7172;ツェナーダイオード、73〜75;抵抗、
A:IGBTのアノード端子、D:IGBTのドレイン
端子、E:IC;BTのエミッタ端子、G:IGBTの
ゲート端子、Ti:入力端子、TO;出力端子、■:電
it位点ないし電源電圧、シd:論理回路用低圧の電源
電圧、ve;電源電位点ないし接地電位、シミ:入力信
号、シ0:出力電圧、vt:第1のFETの動作しきい
値、vl:正の第1の電源電位点、v2:第2の電11
!電位点、vl負の第1のTi源電位点、第3図 第4図 第テ閉 第1図 第2図 第6図 第7肥 第8図 第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 第1および第2の電界効果トランジスタを第1および第
    2の電源電位点の間に中間にダイオードを介し第1の電
    界効果トランジスタを第1の電源電位点側に配して直列
    に接続し、第1の電界効果トランジスタのゲートをダイ
    オードと第2の電界効果トランジスタの相互接続点に、
    かつ抵抗を介し第1の電源電位点にそれぞれ接続し、入
    力端子を第2の電界効果トランジスタのゲートから、出
    力端子を第1の電界効果トランジスタとダイオードの相
    互接続点からそれぞれ導出し、ダイオードを第1の電界
    効果トランジスタのオン動作時にそのゲートとサブスト
    レートの間に逆方向電圧を掛ける方向に接続してなり、
    入力端子に与える低圧の入力信号の論理値に応じてその
    信号電圧よりも高い第1および第2の電源電位点間の電
    圧で動作する負荷を出力端子を介して駆動するようにし
    たことを特徴とするスイッチング駆動回路。
JP2194356A 1990-07-23 1990-07-23 スイッチング駆動回路 Pending JPH0479608A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100783708B1 (ko) * 2001-12-21 2007-12-07 삼성전자주식회사 액정 표시 장치의 구동 장치
JP2015126596A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 三菱電機株式会社 高周波交流電源装置

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KR100783708B1 (ko) * 2001-12-21 2007-12-07 삼성전자주식회사 액정 표시 장치의 구동 장치
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