JPH0478230B2 - - Google Patents

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JPH0478230B2
JPH0478230B2 JP60073606A JP7360685A JPH0478230B2 JP H0478230 B2 JPH0478230 B2 JP H0478230B2 JP 60073606 A JP60073606 A JP 60073606A JP 7360685 A JP7360685 A JP 7360685A JP H0478230 B2 JPH0478230 B2 JP H0478230B2
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JP
Japan
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JP60073606A
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JPS61232787A (ja
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Tadashi Isobe
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Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Japan Broadcasting Corp
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Publication date
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Publication of JPS61232787A publication Critical patent/JPS61232787A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
(技術分野) この発明は、テレビジヨン信号特に高品位テレ
ビジヨン信号に多重して伝送した文字特にカラー
文字放送の受信表示に関わるものである。 (発明の背景) テレビジヨン文字多重放送は、文字・図形で構
成された画像情報を、デイジタルデータ信号の形
でテレビジヨン映像信号の垂直帰線消去期間に多
重して伝送し、受信側で映像信号に変換して受像
管に表示する放送システムで、速報性、随時性、
選択性のある多様な情報を受信者に提供できると
ともに、既存のテレビジヨンネツトワークが利用
でき実用化が比較的容易であるという特徴を有し
ており、国際的にはテレテキストと呼ばれてい
る。 これら文字放送の受信側における表示機能につ
いては、NTSC標準方式(525ライン、60フイー
ルド、飛越走査)の機能を備えた表示装置の場
合、第1表にその1例を示したように、横方向に
248ドツト、縦方向に204ラインのドツト構成で、
横書きの場合標準文字フオントの1字に15ドツト
(横)×18ドツト(縦)を割当て、画面全体で120
文字程度にするのが無理のない表示とされてき
た。この120文字程度の表示を単密度表示と呼ぶ。
【表】 これに対し横方向に496ドツト、縦方向に408ラ
インのドツト構成を考え、画面全体で約500文字
程度の表示を行う倍密度表示は、飛越走査の影響
が避けられずラインフリツカーによる文字画面の
劣化が生じる。これを緩和するには画面の最大輝
度を下げてコントラストを低下させるなどの手段
がとられるが、フリツカーを完全になくすには走
査方式を順次走査、60フレーム毎秒に変換せざる
を得ない。こうすると表示装置には走査方式の切
替や回路の広帯域化が必要となりコストアツプに
つながる。 上述の関係より高品位テレビジヨン方式を使用
した文字多重放送の受信側における表示装置のコ
ストアツプはさらに顕著となり、その影響は今後
とり入れられる高品位テレビジヨンに文字放送を
導入する際に問題が大きい。 文字画面におけるラインフリツカーは、文字と
その背景との輝度差が大きい程目立つので、対策
として、文字周縁部に中間輝度のドツトを挿入す
るという多階調処理に依る方法が考えられる。 この多階調処理の方法として、コンピユーター
グラフイツクス技術等で一般に用いられているよ
うに、RGB3原色のそれぞれの輝度に8段階ある
いは16段階の階調をつける方法があるが、そのよ
うにすると512色(8×8×8)あるいは4096色
の色調が必要で、後述する表示メモリーの容量が
大きくなりやはり価格の高騰を招くことになる。 また、表示メモリーからパターンデータを読み
出して発生したRGB信号を1ラインメモリー遅
延回路などを用いて多階調処理する方法(特願昭
56−214112)では、アナログ処理であるため回路
の規模が大きく、またその調整が微妙で不安定で
ある。 (発明の要旨) 本発明の文字放送受信方式は、文字放送の受信
側における表示機能を大巾に変更することなく、
すなわち標準テレビジヨン方式、高品位テレビジ
ヨン方式に関わりなく、走査方式を変換すること
なく飛越し走査方式のままで、後に詳述する多階
調表示方式を導入することにより、倍密度表示の
ために生ずる表示文字の劣化特にラインフリツカ
ーの発生を抑圧することを目的としたものであ
る。 すなわち本発明放送受信方式は、送信側で文字
をコード化して送信し、受信側で当該送信されて
きたコードに基づき、受信側に設けられた文字フ
オントROMにより前記文字が読み出され、さら
に二階調のドツトパターンより成る文字色とその
背景色とが予め指定され送られてくる文字コード
放送方式において、前記受信側に設けられた文字
フオントROMの出力と、文字周縁演算用アパー
チヤとのアドレスOR合成により、文字の周縁部
をすくなくとも1ドツト求める手順と、前記文字
色である前景色と前記背景色との二つの輝度レベ
ルの中間の輝度レベルを持つ少なくとも1つの中
間色を、前記周縁部に挿入する手順とを備えた多
階調処理を行なつて表示し、ラインフリツカーを
低減せしめるようにしたことを特徴とするもので
ある。 以下本発明はの骨子となる多階調表示について
図面を参照して詳細に説明する。 (実施例) 本発明にかゝる多階調表示機能を備えた文字放
送受信機構成の1例を第1図にブロツク線図にて
示す。入力に加えられた文字放送信号のうち選択
キー2により選ばれた文字放送番組のデータを文
字コード列バツフアメモリ3に先ず記憶する。こ
の文字コード列は、表示する文字種を指定する文
字コードと、表示する文字の着色を指定する着色
データと、その文字を表示する位置を示す表示位
置データとからなつている。文字コードは文字フ
オントROM4へ送り、文字コードが指定した字
種の字形を表わす文字フオントドツトパターンデ
ータ(以下文字フオントデータという)F1を出
力し、着色データに基づき後に詳述する多階調処
理5をして表示フオントデータに変換して表示メ
モリー6に書き込まれる。表示メモリー6は繰返
えし再生して得られる信号を表示管7で表示して
文字放送番組を提供する。 多階調処理の処理手順の1例を第2図に示す。 文字フオントROM4より呼びだされた文字フオ
ントデータF1は、文字を表わす部分が1、背景
部分が0の値を持つ二値信号であり、1の値を持
つ前景色FGで表示される文字の周囲を二つの中
間色FG′とBG′で囲んで背景色BGに致るものと
し、前景色FGと背景色BGの輝度(EY)が与え
られた時両者間に挿入するFG′とBG′の中間色の
輝度は、第3図a,b,c,d,eの例のように
移行させるものとする。すなわち前景色と背景色
の輝度FG(EY),BG(EY)がFG(EY)>BG(EY
の時は第3図a,FG(EY)<BG(EY)の時は第3
図bに従つて中間輝度の中間色FG′(EY),
BG′(EY)を挿入する。FG(EY)BG(EY)すな
わちFG(EY)とBG(EY)がほとんど等しいかわ
ずかBG(EY)が大きい時(第3図c)、FG(EY
BG(EY)の時(第3図d)、FG(EY)とBG
(EY)が等しく差が0の時(第3図e)は輪郭を
強調するために、中間色FG′(EY),BG′(EY)を
挿入するものとする。 次に各色信号を多階調化する。すなわちCIE表
色系の輝度YをカラーのR,G,Bの電気信号で
表示すると EY=0.30ER+0.59EG+0.11EB (1) となることから、カラー放送における8色白、
黄、シアン、緑、マゼンタ、赤、青、黒、は3原
色信号ER,EG,EBの値により第2表○印のよう
に表示でき、その輝度はEYの欄に縦に上記の順
番のごとく並べられる。この8色では細かい階調
を表示するには稍不十分なので、たとえばEY
20%減じた色をそれぞれに設け全体で16階調(実
際は黒が1種のみで15階調)とする。この様子を
第2表に示す。第2表ではR,G,B,Yの4ビ
ツトのデイジタル化符号0,1でこの15階調がす
べて表示できるのがわかる。ただしY=1はEY
が100%、Y=0はEYが80%の意味である。
【表】 以上のように16種の階調に基づきFG(EY)と
BG(EY)との組み合せを考えると、最大16×16
=256の組み合わせが考えられ、その各々の組に
対し中間色FG′,BG′がそれぞれR,G,B,Y
の4ビツトで表示できるとすれば、全体で256×
8ビツトすなわち256バイトのROMにすべての
組合せが収容でき、ある決つた前景色(FG)背
景色(BG)の組に対し予め定めた中間色FG′,
BG′を上記256バイトのROMより読みだせばよい
ことになる。 次に第4図に示すように、文字フオントデータ
F1第4図aより中間色FG′,BG′に必要なF2第4
図bおよびF3第4図cの各ドツトパターンデー
タを発生させる。そのためにはF1からF2への変
換は第5図aに示す形状のアパーチヤでF1を走
査し、アパーチヤ内の中心画素(図の右下り斜線
画素)がF1のデータ1と重なる場合、他の周辺
の8画素をすべて1とすることでF2のドツトパ
ターンデータを得る。同様に第5図bのアパーチ
ヤを用いF2よりF3のドツトパターンデータを求
める。第4図よりわかるように外枠中でドツトパ
ターンデータF1のデータが1である領域(F1
域)は、前景色FGであり、ドツトパターンデー
タF2のデータが1である領域(F2領域)中より
F1領域を除いた領域(1F2とあらわす)は中間
色FG′であり、ドツトパターンデータF3のデータ
が1である領域F3領域中よりF2領域を除いた領
域(2F3)は中間色BG′であり、ドツトパター
ンデータF3のデータが0である領域(3)は、
背景色である。 それゆえ、F1,F2,F3の文字フオント情報と
256バイトのROMより作り出したFG,BG,
FG′,BG′の色情報を合成してRD,GD,BD,YD
の四層のパターンデータより成る一文字分の表示
フオントデータ(FD)の作成手順は第(2)式に示
すマトリツクスで表現できる。 FD=RD GD BD YD=R1 R2 R3 R4 G1 G2 G3 G4 B1 B2 B3 B4 Y1 Y2 Y3 Y4F1 F1 F2 F2 F3 F3 (2) ただし(R1G1B1Y1),(R2G2B2Y2),(R3G3B3
Y3),(R4G4B4Y4)はそれぞれ前景色FG、中間
色FG′,BG′、背景色BGをあらわす。 すなわち、表示フオントデータ(FD)中の赤
色コードRDはRD=R1F1+R2 1F2+R3 2F3+R4
3でありF1領域、1F2領域、2F3領域、3
域でそれぞれR1,R2,R3,R4の値(2値)を持
つことを意味し、デイジタル回路上ではAND回
路で実現されうる。この表示フオントデータ
(FD)に文字の画面上の位置に関する表示位置デ
ータを付加し、一画面分を表示メモリーに記憶さ
せ、多階調、多色表示を行なう。 以上の例では表示メモリは4層16階調色で、文
字の周囲を別の着色にして輝度を変化させ、なめ
らかな輝度変化にしてフリツカーを低減してきた
が、表示メモリを増加して色は不変で輝度だけを
変化させることもできる。また上述の例では文字
フオントF1の周囲に2階調色を配設して背景色
に連接したが、簡易な方法として中間に1階調色
のみを挿入させることもできる。その場合の処理
は第(3)式で表わされる。 FD=R G B Y=R1 R2 R4 G1 G2 G4 B1 B2 B4 Y1 Y2 Y4F1 1 F2 2 (3) こゝで(R1G1B1Y1),(R2G2B2Y2),(R4G4B4
Y4)はそれぞれ前景色FG、中間色FG′、背景色
BGである。 (発明の効果) この発明を実施することにより、文字放送の受
信側における表示機能を大幅に変換することな
く、すなわち飛越走査方式を順次方式に変換する
ことなく、倍密度表示で従来生じていたラインフ
リツカーを抑圧し、比較的廉価な構成で好画質の
倍密度表示を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明多階調化処理機能を備えた文字
放送受信機の構成を示すブロツク線図、第2図は
同上多階調化処理の処理手順の流れを示すブロツ
ク線図、第3図は多階調化処理の文字色から背景
色への移行を説明するための図、第4図は多階調
化処理の表示データの1例を示す図、第5図は文
字フオント変換アパーチヤを示す図、第6図は第
1表の内容の1部を説明するための図で、aは高
品位テレビジヨン方式のドツト構成、bは同方式
文字表示の例(倍密横書)、cは同方式一文字デ
ザイン枠と外枠を示す図である。 1……文字放送受信、2……選択キー、3……
文字コード列バツフアメモリ、4……文字フオン
トROM、5……多階調化処理、6……表示メモ
リ、7……陰極線管(CRT)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 送信側で文字をコード化して送信し、受信側
    で当該送信されてきたコードに基づき、受信側に
    設けられた文字フオントROMにより前記文字が
    読み出され、さらに二階調のドツトパターンより
    成る文字色とその背景色とが予め指定され送られ
    てくる文字コード放送方式において、前記受信側
    に設けられた文字フオントROMの出力と、文字
    周縁演算用アパーチヤとのアドレスOR合成によ
    り、文字の周縁部をすくなくとも1ドツト求める
    手順と、前記文字色である前景色と前記背景色と
    の二つの輝度レベルの中間の輝度レベルを持つ少
    なくとも1つの中間色を、前記周縁部に挿入する
    手順とを備えた多階調処理を行なつて表示し、ラ
    インフリツカーを低減せしめるようにしたことを
    特徴とする文字放送受信方式。
JP60073606A 1985-04-09 1985-04-09 文字放送受信方式 Granted JPS61232787A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60073606A JPS61232787A (ja) 1985-04-09 1985-04-09 文字放送受信方式

Applications Claiming Priority (1)

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JP60073606A JPS61232787A (ja) 1985-04-09 1985-04-09 文字放送受信方式

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Publication Number Publication Date
JPS61232787A JPS61232787A (ja) 1986-10-17
JPH0478230B2 true JPH0478230B2 (ja) 1992-12-10

Family

ID=13523158

Family Applications (1)

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JP60073606A Granted JPS61232787A (ja) 1985-04-09 1985-04-09 文字放送受信方式

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JP (1) JPS61232787A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63274271A (ja) * 1987-05-02 1988-11-11 Akai Electric Co Ltd ビデオ機器における縁取り文字挿入回路
US5663772A (en) * 1994-03-29 1997-09-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Gray-level image processing with weighting factors to reduce flicker

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5848583A (ja) * 1981-09-04 1983-03-22 ウエスタ−ン・エレクトリツク・カムパニ−・インコ−ポレ−テツド インタ−レ−スビデオ表示におけるフリツカを軽減する方法とその回路

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JPS5848583A (ja) * 1981-09-04 1983-03-22 ウエスタ−ン・エレクトリツク・カムパニ−・インコ−ポレ−テツド インタ−レ−スビデオ表示におけるフリツカを軽減する方法とその回路

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