JPH0477637B2 - - Google Patents

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JPH0477637B2
JPH0477637B2 JP21147588A JP21147588A JPH0477637B2 JP H0477637 B2 JPH0477637 B2 JP H0477637B2 JP 21147588 A JP21147588 A JP 21147588A JP 21147588 A JP21147588 A JP 21147588A JP H0477637 B2 JPH0477637 B2 JP H0477637B2
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JP
Japan
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liquid
sulfuric acid
storage tank
kneading
treated
Prior art date
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JP21147588A
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JPH0259087A (ja
Inventor
Yoshasu Ishikawa
Teruyoshi Noda
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DAINICHI KOSAKU KK
NIPPON BISEIBUTSU KK
Original Assignee
DAINICHI KOSAKU KK
NIPPON BISEIBUTSU KK
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は下水汚泥、人糞活性汚泥、畜産汚泥
(鶏糞、豚糞、牛糞、血液汚泥、羽、内蔵)、水産
汚泥(魚粕、魚油、粗)、食品汚泥(醤油粕、ジ
ユース粕、乳製品の残渣、蒲鉾の残渣、椰子の絞
粕)、焼酎及びビール廃液等を、微生物又は酵素
を殖培する装置に関するものである。
<従来の技術> 従来より各種被廃液処理の方法としては、まず
プール状の収納槽に廃液を収納し、それに対して
高分子凝集剤を投入し、同高分子凝集剤に不純物
を吸着させ、水分と不純物に分離させる。次に分
離された水分は、浄化槽に移送され、微生物処理
を施し、海、又は川へ放流され、ケーキ状及びブ
ロツク状に分離された不純物は海洋投棄又はセメ
ントで固めて焼却投棄されているのが現状であ
る。
<発明が解決しようとする課題> しかし乍ら上記処理方法にあつては、規模が非
常に大きくなり、更に幾つもの処理過程を通す必
要があり、不純物を海洋投棄又はセメントで固め
て焼却投棄する量にも限定が生じ、別の物質に再
生し、利用する事が重要な課題となつている。
本発明では、上記課題を解消する為に、小規模
で、かつ微生物又は酵素の培地として再生処理で
きる処理方法及びそれに用いる装置を提供する事
を目的とするものである。
<課題を解決する為の手段> 本発明の目的は次の手段によつて達成できる。
即ちその処理方法は被処理廃液に対し、生石灰又
は、石灰と、CaOを含む鉱物ゼオライト、サン
ゴ、シラス、活性炭、植物灰及び骨灰の中から選
ばれる少なくとも1種を添加し撹拌をした後、該
混練液に対し硫酸を添加し、次いで混練をなすこ
とを特徴とする各種廃液の処理方法であり、それ
に用いる装置は被処理廃液と、それに添加する生
石灰又は、石灰と、ゼオライト、サンゴ、シラ
ス、活性炭、植物灰及び骨灰の中から選ばれる少
なくとも1種を収容、次いで撹拌する為の撹拌手
段を具備する貯液タンクと、硫酸タンクと、混練
装置とを有し、上記貯液タンクと混練装置とを送
液パイプ及びスクリユーコンベア又はエアースラ
イド装置にて連通し、かつ上記送液パイプの中途
に上記硫酸タンクからの硫酸供給パイプを連通せ
しめたことを特徴とする各種廃液の処理装置であ
る。
<作用> 以下本発明に係る処理方法を、詳述する。
第1図に示すのは本発明の処理方法を示す概要
説明図である。
まず撹拌タンク1内に下水、汚泥等の各種被処
理廃液を投入し、その被処理廃液全量に対し、生
石灰(CaO)、或いは石灰(CaO3)と、ゼオライ
ト、サンゴ、シラス、活性炭、植物灰、骨灰の中
から選ばれる少なくも1種の添加物の合計量が5
〜20%重量の範囲内で添加し撹拌する。この場合
上記被処理廃液の含水率及び種類によつて、生石
灰(CaO)、或いは石灰(CaO3)とゼオライト、
サンゴ等との合計量及び配合割合を決定するもの
であり、例えば含水率85%〜95%範囲の被処理廃
液の場合では、添加物としては15%〜20%の範囲
で添加〔生石灰(CaO)10%、ゼオライト等の合
計量10%〕し、又は含水率65%〜85%範囲の被処
理廃液の場合では、添加物として5%〜15%範囲
で添加〔生石灰(CaO)2.5%、ゼオライト等の
合計量2.5%〕とする。
上記撹拌タンク1内にて撹拌される被処理廃液
廃液と添加物は、その添加物の石灰分が被処理廃
液の水分及び不純物を吸着し、又ゼオライト等の
多孔質物質も水分及び不純物を吸着の後に塩基置
換(イオン交換)をし乍ら、上記撹拌タンク1内
において、含水率が75%〜85%位で混練される様
に調整し、更に該混練液を、移送用ポンプ2に
て、送液パイプ3内を移送し、硫酸収納タンク4
から連通状とされる硫酸供給パイプ5にて濃硫酸
(H2SO4)を、上記送液パイプ3にて移送された
混練液に対して3%〜25%重量を添加し、更に混
練装置6によつて十分に混練するものである。そ
こで上記濃硫酸(H2SO4)を添加混練すること
によつて、混練液中の生石灰(CaO)と濃硫酸
(H2SO4)が反応し、石こう(CaSO4)と水
(H2O)とに分離され、更に反応熱が270℃〜280
℃位となる為に、被処理廃液に含まれる各種微生
物及び雑菌が死滅し無菌状態となり、かつ脱水及
び脱色作用が生じると共に、中和作用によつてPH
が6以下となり無臭状態となる。又上記混練装置
6によつて混練液と濃硫酸とを完全に反応混練さ
れた状態で、取り出された時には、含水率60%位
の粉体となつて処理されるものである。該粉体
は、ゼオライト、サンゴ、シラス等の多孔質物質
によつて、上記粉体自体が多孔質状となり、酵
素、或いは微生物の培地として非常に有効な物質
となり、更にゼオライト、シラス等はアルカリ性
であり、濃流酸との中和作用によつてPH(6.5〜
7.5)位になり、酵素、或いは微生物の培地とし
て好環境状態を作り出すものである。
<実施例> 以下本発明に係る処理装置を、その実施例を示
す図面を参酌し乍ら詳述する。
第2図に示すのは本発明処理装置Aの貯液タン
クの一例を示す実施例図であり、撹拌装置7が装
着された貯液タンク8内に投入された被処理廃液
に対して、生石灰又は、石灰と、ゼオライト、サ
ンゴ、シラス、活性炭、植物灰及び骨灰の中から
選ばれる少なくとも1種からなる添加物が収納さ
れる添加物収納タンク9を、粉体輸送パイプ10
と連通状に設け、同粉体輸送パイプ10に添加物
の投入量を自在に調整する移送制御装置11が設
けられ、上記添加物収納タンク9から添加物を上
記移送制御装置11によつて定量に調整し、貯液
タンク内に投入し、撹拌装置7によつて撹拌する
機構とするものである。又第3図に示すものは、
大型の添加物収納タンク9に、粉体輸送パイプ1
0を連通状に設け、更に粉体輸送パイプ10に定
量供給装置12を装着し、小出しホツパー13を
介して、貯液タンク8内に被処理廃液の種類及び
含水率に応じて定量の添加物を透過する機構とし
たものである。
なお被処理廃液を大量、かつ連続的に処理する
場合には、貯液タンク8内へ移送される添加物収
納タンク9及び被処理廃液収納タンク(図示せ
ず)を、大型、或いは二槽構成とすることがで
き、状況に応じて最も適した機構とすることが望
ましい。
次に貯液タンク8内にて混練された混練液は、
第4図に示す様にまず混練液収納タンク14内に
送液パイプ3によつて収納され、更に硫酸収納タ
ンク4内の硫酸と、上記混練液収納タンク14内
の混練液は、二連式スクリユーコンベア、又はリ
ボン式スクリユーコンベアー等によつて構成され
る混練装置6内にて、定量混合され、完全混合反
応を行い、混練装置6より一定の処理粉体が排出
されるものである。又第5図に示すのは、硫酸収
納タンク4内の硫酸を移送用ポンプ2によつて定
量移送し、混練液収納タンク14内より混練装置
6内へ投入する際に、添加混練する機構を示すも
のである。又上記混練液収納タンク14を設けず
に、貯液タンク8内にて撹拌された混練液を直
接、送液パイプ3によつて上記混練装置6内へ投
入する場合もある。
なお、上記混練装置6及び硫酸収納タンク4
は、高温及び耐酸性に耐える材質を用いるもので
あり、更に混練装置6への投入量及び硫酸との配
合割合又は被処理廃液と添加物との混合割合をす
べてコンピユーターによつて定量に電気制御し、
確実に被処理廃液の処理が連続的に行える機構と
するものである。
<発明の効果> 以上述べて来た如く本発明方法及び装置によれ
ば、硫酸と被処理廃液に混練された生石灰、又は
石灰と水が反応して、温度280℃位となり、無菌
状態となると共に、ゼオライト、シラス等の多孔
質均質によつて、処理粉体が多孔質体及び硫酸と
の中和でPH6.8〜7.5範囲となり、微生物及び酵素
の純粋培養が可能な培地としての粉体に処理され
るものである。又装置としては小型化が可能とな
ると共に、ポンプ圧送の為に連続処理が可能とな
り、短時間(約20分間)での被処理廃液の処理が
無臭かつ純粋飼料及び植物培養用粉末培地の生産
が可能となる等、種々の効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明処理行程を示す概要説明図、第
2図及び第3図はそれぞれ本発明装置の貯液タン
ク内への添加物の投入機構を示す説明図、第4図
及び第5図はそれぞれ本発明装置の混練装置への
投入機構を示す説明図である。 図中、A:処理装置、1:撹拌タンク、2:移
送用ポンプ、3:送液パイプ、4:硫酸収納タ
ク、5:硫酸供給パイプ、6:混練装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被処理廃液に対し、生石灰又は、石灰と、ゼ
    オライト、サンゴ、シラス、活性炭、植物灰及び
    骨灰の中から選ばれる少なくとも1種を添加し撹
    拌をした後、該混練液に対し硫酸を添加し、次い
    で混練をなすことを特徴とする各種廃液の処理方
    法。 2 被処理廃液と、それに添加する生石灰又は、
    石灰と、ゼオライト、サンゴ、シラス、活性炭、
    植物灰及び骨灰の中から選ばれる少なくとも1種
    を収容、次いで撹拌する為の撹拌手段を具備する
    貯液タンクと、硫酸タンクと、混練装置とを有
    し、上記貯液タンクと混練装置とを送液パイプに
    て連通し、かつ上記送液パイプの中途に上記硫酸
    タンクからの硫酸供給パイプを連通せしめたこと
    を特徴とする各種廃液の処理装置。
JP21147588A 1988-08-24 1988-08-24 各種廃液の処理方法及びそれに用いる装置 Granted JPH0259087A (ja)

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JP21147588A JPH0259087A (ja) 1988-08-24 1988-08-24 各種廃液の処理方法及びそれに用いる装置

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JP21147588A JPH0259087A (ja) 1988-08-24 1988-08-24 各種廃液の処理方法及びそれに用いる装置

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JPH0259087A JPH0259087A (ja) 1990-02-28
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