JPH047713Y2 - - Google Patents

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JPH047713Y2
JPH047713Y2 JP15541386U JP15541386U JPH047713Y2 JP H047713 Y2 JPH047713 Y2 JP H047713Y2 JP 15541386 U JP15541386 U JP 15541386U JP 15541386 U JP15541386 U JP 15541386U JP H047713 Y2 JPH047713 Y2 JP H047713Y2
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soil
frame
bed soil
bed
plunger
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、そ菜苗等の種子を播種し育成するの
に用いるソイルブロツクの製造装置に関するもの
である。
【従来の技術】
従来周知のソイルブロツクマシンとして、間欠
移動するベルト上に、調整した床土をほぼ所定厚
さに供給し、この移動する床土を横幅方向に一列
状に押し固める加圧装置と、固められた床土を所
定の大きさに切断する切断装置と、切断されたブ
ロツクに播種穴をあけるポンチとを備え、ソイル
ブロツクを連続的に成形していくものが、例えば
特公昭54−33972号公報に開示されている。
【考案が解決しようとする問題点】
前記従来のソイルブロツクマシンにおいては、
ソイルブロツクを連続的に能率よく製造できる利
点を有しているが、装置が大型化し、また、ソイ
ルブロツクがベルト上に供給された床土を横列に
複数個ずつ単位で圧縮し、切断し、播種穴をあけ
ていくので、例えば製造されたソイルブロツク群
を育苗箱に収容した場合、個々のソイルブロツク
の形状、圧縮度合、含有水分等が不揃いとなり、
種子の発芽、苗の育成にバラツキを生じる問題が
あつた。
【問題点を解決するための手段】
上記の問題点を解決するため、本考案は、調整
した床土を均平した状態でほぼ所定量収容する受
皿と、前記受皿の上方に上下動可能に設けられ、
受皿内に嵌入される大きさのケーシングフレーム
内に、床土を所望の大きさのソイルブロツクに区
画するように設けた多数の仕切を有する成形部
と、前記ケーシングフレームの上方に上下動可能
に設けられ、前記各仕切の区画内に嵌挿されて仕
切内に収容された床土の圧縮と播種穴の形成およ
びソイルブロツクを排出する機能を有するプラン
ジヤ群を備えるプランジヤ部と、前記成形部内を
大仕切枠で等分に仕切り、その大仕切枠内をさら
に小仕切により等分に仕切ると共に、両仕切の下
端部の長さを大仕切枠の方がわずかに長くなるよ
うに構成したことを特徴とするものである。
【作用】
上記の構成によつて、装置を小型化できると共
に、例えば苗箱1個分のソイルブロツク群を一度
に成形することができるので、均一なソイルブロ
ツク群が得られ、また、播種穴は圧縮と同時に形
成されるからソイルブロツクの上面中央部に確実
にあけることができ、床土を圧縮後ケーシングフ
レームを上昇するときの床土の落下が少なく、所
定の大きさのソイルブロツクが得られ、ソイルブ
ロツクに高水分含有が可能となり、成形されたソ
イルブロツク群の育苗箱への詰換えが自動的に行
うことができるものである。
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明
する。 第1図及び第2図において、符号1はソイルブ
ロツク製造装置の基台で平面形状が長方形をして
おり、この基台1の四隅部には円柱状のガイド支
柱2が立設されている。4本のガイド支柱2の頂
部には上部フレーム3が固設されている。この上
部フレーム3はガイド支柱2を安定よく支持する
と共に、その平面中央部にブラケツト3aを介し
て油圧シリンダ4のシリンダ基部が下向きに支持
されている。油圧シリンダ4のピストンの先端に
は菱形状の一対の中央フレーム5の上端が連結さ
れ、中央フレーム5の両側端部には一対の三角形
状の側部フレーム6の上端部が固着されており、
この側部フレーム6,6の下部に成形部7のケー
シングフレーム8が固着されている。 前記成形部7のケーシングフレーム8は、平面
形状が長方形をしており、後述する育苗箱の内側
縁の大きさとほぼ一致している。そして、ケーシ
ングフレーム8の四隅部分には、前記ガイド支柱
2に挿通されて摺動可能の摺動環9が取付けら
れ、前記油圧シリンダ4の伸縮によりガイド支柱
2に沿つて上下動するようになつている。ケーシ
ングフレーム8内は、第3図にも示すように、長
さ方向に4等分し、幅方向に2等分して、8つの
各区画が平面形状で同じ大きさの正方形をなすよ
う大仕切枠10で仕切られており、またケーシン
グフレーム8もこの大仕切枠を兼ね、各大仕切枠
10の下端は内側に刃縁を有する切断刃10aを
有している。大仕切枠10内は、さらに等間隔の
正方形に小仕切11で仕切ると共に、その下端に
は両刃の切断刃11aが形成されている。また、
大仕切枠10と小仕切11の長さの差は、大仕
切枠10の方が1〜2mm長くなつている。 前記中央フレーム5の下端部にはプランジャ用
油圧シリンダ12のピスト先端が装着され、その
シリンダの基部はプランジヤ部をなすプランジャ
フレーム13に取付けられている。プランジャフ
レーム13は、前記成形部7の摺動環9と同様の
摺動環14を有していて、油圧シリンダ12の伸
縮によりガイド支柱2に沿つて上下動するもの
で、このプランジャフレーム13に前記大仕切枠
10および小仕切11で仕切られた直方体状の各
空間の上部から昇降可能の多数のプランジャ15
を取付けており、このプランジャ15は床土の圧
縮、播種穴の形成、ソイルブロツクの押出しの機
能を有するものである。 前記成形部7下方の基台1上には、受皿16が
出し入れ可能に設けられている。この受皿16
は、横幅が前記ケーシングフレーム8の横幅とほ
ぼ等しく、長さはケーシングフレーム8の長さよ
りやや長い平面形状が長方形をしたもので、この
中に床土をほぼ所定量、所定厚さに均平状に入れ
るものである。 前記受皿16には、ソイルミキサーにより混練
された床土が、床土入れ装置17により所定量入
れられて均平され、また、受皿16の長さ方向一
側端には、育苗箱18を支持する育苗箱支持台1
9が設けられている。そして、受皿16を床土入
れ装置17の下方に位置させたとき、育苗箱支持
台19上に載置された育苗箱18が油圧シリンダ
4により上昇した成形部7のケーシングフレーム
8の下方に位置するようにしてある。 このような構成のソイルブロツク製造装置にお
いては、まず受皿16を床土入れ装置17の下方
に位置させ、図示しないソイルミキサー等で混
練、調整され床土入れ装置17にいれられた床土
を所定量入れ、均平して成形部7の下方の基台1
上に移動させる(第4図イ)。次に、プランジャ
用油圧シリンダ12を収縮させてプランジャ15
が大仕切枠10および小仕切11で仕切られた空
間の上端部に位置させた状態で油圧シリンダ4を
伸長させると、成形部7およびプランジャフレー
ム13はガイド支柱2に沿つて下降し、ケーシン
グフレーム8、大仕切枠10の下端が受皿16の
底面に接する位置で下降が停止され、受皿16内
の床土はケーシングフレーム8内の各仕切内に切
断刃10a,11aで切断、案内されるようにし
て直方体状の空間内に収容される(第4図ロ)。
このとき大仕切枠10では、第3図に示すように
切断刃10aが床土を切断しながら仕切内空間に
案内し周辺部における床土導入不足を解消し、小
仕切11では切断刃11aで床土を均等に切断し
て空間内に導入する。この床土が仕切空間内に収
容された状態で、プランジャ用油圧シリンダ12
を伸長させプランジャフレーム13を下降させ
(第4図ハ)、各プランジャ15によつて各仕切空
間内の床土を圧縮し、同時に播種穴も形成する。
このときプランジャ15の下降、圧縮量は、収容
された床土をほぼ半分の高さにし、油圧シリンダ
12の伸長は停止させておく。 そして、油圧シリンダ4を収縮させて成形部7
を上昇させるとケーシングフレーム8内で各仕切
毎に圧縮された床土は、受皿16内にほとんど床
土を残すことなく上昇され(第4図ニ)、受皿1
6を床土入れ装置17側に移動させる(第4図
ホ)。この受皿16の移動により、育苗箱支持台
19上に載置された育苗箱18は、上昇したケー
シングフレーム8の下方に位置し、プランジャ用
油圧シリンダ12を伸長することにより、各プラ
ンジャ15は圧縮されたソイルブロツク群を同時
に育苗箱18内に排出する(第4図ヘ)。そして、
ソイルブロツクを収容した育苗箱18を支持台1
9から取出し(第4図ト)、播種穴に播種し、芽
出器にストツクし、発芽、育成する。このような
作業を繰返して行う。 上記実施例では、一度に200個のソイルブロツ
クを製造することができるが、前記仕切りの大き
さ、プランジャを変更することにより所望の大き
さ、個数のソイルブロツクを製造することができ
る。また、床土に含有する水分も、従来のソイル
ブロツクマシンでは70%くらいが限度であつた
が、本実施例のものでは80%でも可能であり、種
子の発芽、苗の育成に都合がよい。大仕切枠10
の長さを小仕切11の長さよりわずかに長くして
あるので大仕切枠内の各小仕切空間内の床土の収
容量が平均化されると共に、受皿から持上げたと
きに大仕切枠10による床土の保持力が強化され
た圧縮されたソイルブロツクの落下が防止され
る。さらに、ソイルブロツクの育苗箱への移し換
えがプランジャ15の押出しだけで行える。
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のソイルブロツク
製造装置によれば、例えば育苗箱1個分に収容さ
れる多数のソイルブロツク群を一度に成形するこ
とができ、特に大仕切枠内の各小仕切空間内に収
容される床土の収容量が平均化され、受皿から持
上げたときに大仕切枠による床土の保持力が強化
されてソイルブロツクの落下が防止され、均一に
圧縮されたソイルブロツクを製造することができ
る。また、播種穴が定まつた位置に確実に形成さ
れ、播種された種子に好結果をもたらす。床土の
含有水分を高くしてもソイルブロツクの製造が可
能なので、種子の発芽、苗の育成に好影響を与え
る。成形されたソイルブロツク群の育苗箱への移
し換えが簡単に行え、作業の能率化と共に、ソイ
ルブロツクを損傷することがない。さらに、装置
の小形化が達成される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2
図はソイルブロツク製造装置の側面図、第3図は
成形部の部分断面図、第4図はイ〜トは作業工程
説明図である。 1……基台、2……ガイド支柱、3……上部フ
レーム、4……油圧シリンダ、5……中央フレー
ム、6……側部フレーム、7……成形部、8……
ケーシングフレーム、9,14……摺動環、10
……大仕切枠、10a……切断刃、11……小仕
切、11a……切断刃、12……プランジャ用油
圧シリンダ、13……プランジャフレーム、15
……プランジャ、16……受皿、17……床土入
れ装置、18……育苗箱、19……育苗箱支持
台。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 調整した床土を均平した状態でほぼ所定量収容
    する受皿と、 前記受皿の上方に上下動可能に設けられ、受皿
    内に嵌入される大きさのケーシングフレーム内
    に、床土を所望の大きさのソイルブロツクに区画
    するように設けた多数の仕切を有する成形部と、 前記ケーシングフレームの上方に上下動可能に
    設けられ、前記各仕切の区画内に嵌挿されて仕切
    内に収容された床土の圧縮と播種穴の形成および
    ソイルブロツクを排出する機能を有するプランジ
    ヤ群を備えるプランジヤ部とからなり、 前記成形部内を大仕切枠で等分に仕切り、その
    大仕切枠内をさらに小仕切により等分に仕切ると
    共に、両仕切の下端部の長さを大仕切枠の方がわ
    ずかに長くなるように構成したことを特徴とする
    ソイルブロツク製造装置。
JP15541386U 1986-10-09 1986-10-09 Expired JPH047713Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15541386U JPH047713Y2 (ja) 1986-10-09 1986-10-09

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JP15541386U JPH047713Y2 (ja) 1986-10-09 1986-10-09

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JPS63174648U JPS63174648U (ja) 1988-11-14
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2778112B2 (ja) * 1989-05-22 1998-07-23 井関農機株式会社 ソイルブロック成形装置
JP2600907B2 (ja) * 1989-06-02 1997-04-16 井関農機株式会社 育苗床

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