JPH0476553B2 - - Google Patents

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JPH0476553B2
JPH0476553B2 JP60070019A JP7001985A JPH0476553B2 JP H0476553 B2 JPH0476553 B2 JP H0476553B2 JP 60070019 A JP60070019 A JP 60070019A JP 7001985 A JP7001985 A JP 7001985A JP H0476553 B2 JPH0476553 B2 JP H0476553B2
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JP
Japan
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circuit
signal
video signal
transistor
resistor
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JP60070019A
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JPS61230482A (ja
Inventor
Motoi Yagi
Tadao Myabayashi
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication of JPS61230482A publication Critical patent/JPS61230482A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は例えば電子スチルカメラにおいてデ
イスクメモリから複合映像信号を読み出してテレ
ビジヨンに映し出す場合などに用いられるテレビ
ジヨン複合映像信号波形処理装置に関する。
[従来の技術] 通常のテレビジヨン標準方式では1/2インタレ
ース走査となつている。例えばNTSC方式では1
フイールドの水平走査線は262.5H(1Hは1水平
同期周期である。)で、1フレーム=2フイール
ドで525Hとなつている。このため、1フイール
ド=262.5Hが1回転に記録されている電子スチ
ルカメラの回転デイスクを再生する場合、記録の
接ぎ目(始点即ち終点)において水平同期は
0.5H即ち水平同期周期の1/2だけずれることにな
り、通常の受像機では画面に歪みを生じて正常な
表示は不可能になる。このため、デイスクからの
再生信号を記録接ぎ目からフイールドくり返し周
期毎に1つおきに0.5Hの遅延回路を通して連続
な水平同期の再生信号を作る必要がある。すなわ
ち、第4図のaはデイスクからの再生信号を示し
ているが、これをフイールドくり返し周期毎に1
つおきに0.5H遅延することによつて第4図のb
に示すような再生信号を作る必要がある。なお、
図中VSは垂直同期信号、HSは水平同期信号で、
この場合は両信号とも1つおきに遅延をかけてい
る場合を示している。
このような波形処理を行なうテレビジヨン複合
映像信号波形処理装置の基本回路構成は第5図に
示すようになつている。この回路はヘツド1でデ
イスクから読み出した再生信号を増幅器2及びハ
イパスフイルタ3を介して復調回路4に供給し、
その復調回路4から出力される再生信号を0.5H
遅延回路5を介してフイールドくり返し周期毎に
その接点を交互に切換えるアナログスイツチ5の
一方の接点に入力するとともに、他方の接点に直
接入力している。そしてアナログスイツチ5から
出力される再生信号を出力増幅器7を介して複合
映像信号SVとして出力している。
このような装置に使用される0.5H遅延回路と
しては従来、第6図に示すものが知られている。
すなわち、入力端子I1に入力される映像信号を
PNP形のトランジスタTr11のベースに供給し、
そのトランジスタTr11からコンデンサC11
を介してPNP形のトランジスタTr12とNPN形
のトランジスタTr13からなる回路に供給して
いる。そしてトランジスタTr13から出力され
る映像信号を電荷結合素子(CCD)からなる遅
延部51に供給している。一方入力端子I2に入力
される同期パルスをコンデンサC12及び抵抗R
21を介してNPN形のトランジスタTr14のベ
ースに供給している。このトランジスタTr14
はそのエミツタを前記トランジスタTr12のベ
ースに接続し、そのコレクタを+電源端子と接地
間に接続された可変抵抗器VR1の可動端子に接続
するとともにコンデンサC13を介して接地して
いる。
この従来回路はトランジスタTr14の作用に
よつて映像信号をシンクチツプクランプしてい
る。すなわち、トランジスタTr14のベースに
は正極性の同期パルスが印加され、このシンクチ
ツプでトランジスタTr14がオンし、可変抵抗
器VR1で設定されたコンデンサC13の充電電圧
にシンクチツプ電位を保ち、CCD遅延部51へ
の入力直流電圧レベルを設定している。
[発明が解決しようとする問題点] しかしこの回路では、映像信号の平均画像レベ
ルの変化に関係なく動作点が固定されるため、例
えば映像信号に大きな白レベルを多く含み平均画
像レベルの高い信号に対して平均的歪みが少なく
なるように動作点を選ぶと、映像信号に黒レベル
を多く含んだ平均画像レベルの低い信号に対して
はCCDの動作特性の直線性から非直線性へ移る
端部付近で遅延動作が行われることになり、波形
に片方向の歪みが生じる問題があつた。また、シ
ンクチツプクランプ電位の温度による変動も受け
易く、また同期パルス波形によりバイアスが影響
を受け、これらによつても波形に非直線性の歪み
が生じる問題があつた。
このような問題は画像の明るさの違いによつて
フリツカが発生したり、温度変動に対して画像が
不安定となるなどの問題となつて現われる。
この発明はこのような事情に鑑みて為されたも
ので、明るい画像や暗い画像などの画がらが変わ
つてもそれによつて映像信号の波形に歪みが生じ
る虞れがなく、従つて画像にフリツカが発生する
虞れがなく、また、温度変化に対しても安定した
動作を保障できるテレビジヨン複合映像信号波形
処理装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明は1/2インタレース走査方式で1フレ
ームの画像を表示するための複合映像信号を1フ
イールドのくり返し再生信号として記憶した映像
信号記憶媒体から取出される再生信号を出力する
復調回路と、この復調回路からの再生信号を水平
同期周期の1/2時間遅延する電荷結合素子で構成
される0.5H遅延回路と、この遅延回路から出力
される再生信号及び復調回路から出力されるその
ままの再生信号をフイールドくり返し周期毎に交
互に通過させる回路切換え手段とを有するテレビ
ジヨン複合映像信号波形処理装置において、
0.5H遅延回路は、その入力部に交流結合回路と
バイアス設定回路とを設けたものである。
[作用] この発明は上述した構成をもつことによつて電
荷結合素子に入力される平均的映像信号レベルを
明るい画像や暗い画像などの画がらに関係なく電
荷結合素子の最も歪みの少ない動作点に合せるこ
とができ、歪みの少ない映像信号波形が得られ
る。また、遅延制御動作に同期パルスの入力も不
要にできる。
[発明の実施例] 以下、この発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
第1図において21はヘツドで、このヘツド2
1は1/2インタレース走査方式で1フレームの画
像を表示するための複合映像信号を1フイールド
のくり返し再生信号として記憶した映像信号記憶
媒体であるデイスクから再生信号を読み出すよう
にしている。このヘツド21で読み取つた再生信
号を増幅器22及びハイパスフイルタ23を介し
て復調回路24に供給している。
前記復調回路24は再生信号と同期信号を出力
する作用を為すもので、再生信号を電荷結合素子
(CCD)で構成される0.5H遅延回路25に供給す
るとともにコンデンサC1を介してPNP形トラン
ジスタTr1のベースに供給している。
前記遅延回路25は入力される再生信号を水平
同期周期の1/2時間遅延するもので、この遅延し
た再生信号をピークレベル補正手段を構成する平
衡変調回路26の入力端子I及び加算器27に供
給している。
前記平衡変調回路26はその入力端子Bに抵抗
R1,R2の分圧回路によつて得られる基準電圧を
入力するとともに、その入力端子Cに後述するピ
ークレベル差検出手段からの誤差電圧を入力し、
誤差電圧の大きさに応じた利得で入力される再生
信号を処理して正又は負極性の信号を出力端子O
から出力し、その信号を前記加算器27に供給し
ている。
前記加算器27は前記遅延回路25からの再生
信号に前記平衡変調回路26からの信号を重畳し
てレベル補正し、そのレベル補正後の遅延再生信
号をコンデンサC2を介してPNP形トランジスタ
Tr2のベースに供給している。
前記トランジスタTr1のコレクタは接地され、
そのエミツタは回路切換え手段を構成するアナロ
グスイツチ28の一方の固定接点281に接続さ
れるとともにダイオードD1を順方向に介し、さ
らに抵抗R3を介して一端が接地された抵抗R4
コンデンサC3との並列回路の他端及びエミツタ
フオロアのNPN形トランジスタTr3のベースに
接続されている。また、前記トランジスタTr2
のコレクタは接地され、そのエミツタは前記アナ
ログスイツチ28の他方の固定接点282に接続
されるとともにダイオードD2を順方向に介し、
さらに抵抗R5を介して一端が接地された抵抗R5
とコンデンサC4との並列回路の他端及びエミツ
タフオロアのNPN形トランジスタTr4のベース
に接続されている。前記ダイオードD1、抵抗R3
抵抗R4とコンデンサC3との並列回路及びトラン
ジスタTr3からなる回路は遅延されない再生信
号における映像信号のピークレベルを検出するピ
ークレベル検出手段を構成し、またダイオード
D2、抵抗R5、抵抗R6とコンデンサC4との並列回
路及びトランジスタTr4からなる回路は遅延さ
れた再生信号における映像信号のピークレベルを
検出するピークレベル検出手段を構成している。
前記各トランジスタTr3,Tr4はそのコレクタ
を+電源端子に接続し、そのエミツタを抵抗を介
して接地している。なお、この回路においてはコ
ンデンサC3,C4の容量を比較的大きくすれば映
像信号のピークレベルが波形状であつてもそのピ
ークレベルの平均値をピークレベルとして検出す
ることができる。
前記トランジスタTr3のエミツタ出力をポル
テイジフオロアの演算増幅器29を介してピーク
レベル差検出手段を構成する差動増幅器30の一
方の入力端子(+)に供給している。また、前記
トランジスタTr4のエミツタ出力を前記差動増
幅器30の他方の入力端子(−)に供給してい
る。前記差動増幅器30は各トランジスタTr3,
Tr4を介して入力される遅延されない映像信号
のピークレベルと遅延された映像信号のピークレ
ベルとを入力してそのレベル差を検出し、その差
を誤差電圧として出力し、抵抗を介して前記平衡
変調回路26の入力端子Cに供給している。
前記アナログスイツチ28の共通接点283
+電源端子と接地間に接続された抵抗7、スイツ
チ31及びコンデンサC5の直列回路の上記抵抗
R7とスイツチ31との接続点及び同期分離回路
32の入力端子に接続するとともに、抵抗R8
R9を直列に介して出力増幅器33の入力端子に
接続している。
前記同期分離回路32は再生信号のペデスタル
期間だけ発生するパルスと同期パルスを出力し、
ペデスタル期間発生パルスで前記スイツチ31を
そのペデスタル期間オン動作し、かつ同期パルス
をシンクチツプレベル設定手段を構成するNPN
形トランジスタTr5のベースに供給している。
前記コンデンサC5の端子間電圧をペデスタルク
ランプ回路34の入力端子に供給している。この
ペデスタルクランプ回路34の出力を抵抗R10
を介して前記トランジスタTr1のベースに供給
するとともに抵抗R11を介して前記トランジス
タTr2のベースに供給している。前記抵抗R7
R10,R11、スイツチ31、コンデンサC5
及びペデスタルクランプ回路34はペデスタルレ
ベル制御回路を構成している。
前記トランジスタTr5のエミツタはコンデン
サC6を介して接地されるとともに、+電源端子と
接地間に接続された抵抗R12、可変抵抗器
VR1、抵抗R13の直列分圧回路における可変抵
抗器VR1の可動端子に接続されている。前記トラ
ンジスタTr5のコレクタは前記抵抗R8とR9との
接続点に接続している。なお、前記トランジスタ
Tr5のベース、エミツタ間には抵抗R14が接
続されている。
前記0.5H遅延回路25は第2図に示すような
構成になつている。すなわち、入力端子I1に入力
される映像信号をコンデンサC7を介してエミツ
タフオロアのPNP形トランジスタTr6のベース
に供給している。前記トランジスタTr6のベー
スは抵抗R15を介して+電源端子と接地間に接
続された可変抵抗器VR2の可動端子に接続してい
る。前記トランジスタTr6のコレクタは接地さ
れ、エミツタは抵抗R16を介して+電源端子に
接続されるとともにコンデンサC8と抵抗R17
との並列回路を介してCCD(電荷結合素子)遅延
部251の入力端子に接続されている。前記トラ
ンジスタTr6、コンデンサC7,C8、抵抗R16,
R17からなる回路は交流結合回路を構成し、ま
た前記可変抵抗器VR2及び抵抗R15からなる回
路はバイアス設定回路を構成している。
このように構成された本発明実施例装置におい
てはヘツド21によつてデイスクから読み出され
た再生信号は増幅器22、ハイパスフイルタ23
及び復調回路24を介して出力される。この復調
回路24からの再生信号は遅延回路25によつて
水平同期周期の1/2時間すなわち0.5H遅延され
る。この遅延された再生信号は平衡変調回路26
及び加算器27に供給される。そして加算器27
で遅延されたそのままの再生信号に平衡変調回路
27からの出力が重畳されてレベル補正され、そ
のレベル補正された再生信号がコンデンサC2
介してトランジスタTr2のベースに供給される。
一方、復調回路24から出力された遅延されない
そのままの再生信号はコンデンサC1を介してト
ランジスタTr1のベースに供給される。しかし
て、トランジスタTr1のエミツタには遅延され
ない再生信号が出力され、かつトランジスタTr
2のエミツタには遅延された再生信号が出力され
る。
トランジスタTr1に出力される再生信号にお
ける映像信号のピークレベルはダイオードD1
抵抗R3、抵抗R4とコンデンサC3及びトランジス
タTr3からなる回路によつて検出され、さらに
演算増幅器29を介して差動増幅器30の一方の
入力端子(+)に供給され、また、トランジスタ
Tr2に出力される再生信号における映像信号ピ
ークレベルはダイオードD2、抵抗R5、抵抗R6
コンデンサC4及びトランジスタTr4からなる回
路によつて検出され、差動増幅器30の他方の入
力端子(−)に供給される。しかして、差動増幅
器30において遅延されない再生信号における映
像信号のピークレベルと遅延された再生信号にお
ける映像信号のピークレベルが比較され、その差
に応じた誤差電圧が出力される。しかして、平衡
変調回路26は遅延されない再生信号における映
像信号のピークレベルと遅延された再生信号にお
ける映像信号のピークレベルとを比較して得られ
る誤差電圧に応じた利得で入力される再生信号を
処理することになる。従つて、この平衡変調回路
26の出力を遅延されたそのままの再生信号に重
畳する加算器27から出力されるレベル補正され
た再生信号はその映像信号のピークレベルが遅延
されない再生信号における映像信号のピークレベ
ルに一致するように補正されたものとなる。
また、アナログスイツチ28を介して得られる
再生信号のペデスタルレベルはスイツチ31のオ
ン、オフ動作によつてコンデンサC5に保持され
る。この保持電圧はペデスタルクランプ回路34
を介して、さらに抵抗R10を介してトランジス
タTr1のベースに供給されるとともに抵抗R1
1を介してトランジスタTr2のベースに供給さ
れ、その各トランジスタTr1、Tr2の動作によ
つて遅延されない再生信号のペデスタルレベルと
遅延された再生信号のペデスタルレベルとが一致
するように制御される。従つて、アナログスイツ
チ28を介して得られる再生信号は遅延された信
号と遅延されない信号とで映像信号のピークレベ
ル及びペデスタルレベルが一致した信号となる。
さらに、同期分離回路32からの同期パルスに
よつてトランジスタTr5がオン動作し、これに
よつて抵抗R8とR9との接続点には可変抵抗VR1
で設定され、コンデンサC5に保持された電圧が
現われる。この電圧は再生信号のシンクチツプレ
ベルを設定するレベルに設定されており、これに
より遅延されない再生信号及び遅延された再生信
号のシンクチツプレベルは設定レベルに固定され
る。従つて、最終的に出力増幅器33から出力さ
れる再生信号SVは遅延されない信号と遅延され
た信号とで映像信号のピークレベル、ペデスタル
レベル及びシンクチツプレベルの3つのレベルが
いずれも一致した信号となる。従つて、出力増幅
器33から出力される再生信号SVを複合映像信
号としてテレビジヨン受像機で表示すれば、画像
にはレベル変化によるフリツカが現われることが
なく、チラツキのない鮮明な画面が得られる。
また、0.5H遅延回路25においては映像信号
がコンデンサC7を介してトランジスタTr6のベ
ースに供給される。そしてこのトランジスタTr
6のベースには可変抵抗器VR2から抵抗R15を
介してバイアスが与えられるようになつているの
で、トランジスタTr6のエミツタの平均電位は
可変抵抗器VR2によつて設定できる。また、トラ
ンジスタTr6のエミツタから出力される平均的
映像信号レベルをCCD入力電源によるセルフバ
イアス効果を利用してコンデンサC8と抵抗R1
7との並列回路を介してCCD遅延部251に入
力している。従つて、可変抵抗器VR2の設定によ
つてCCD遅延部251に入力される平均的映像
信号レベルがCCD遅延部251の動作点の一番
安定した位置になるように設定することができ、
このように設定することによつて入力端子I1から
入力される映像信号が明るい画像や暗い画像など
画がらが変化する映像信号であつても常にその映
像信号の平均的レベルがCCD遅延部251の動
作点の一番安定した位置になるように制御される
ので、映像信号は常にCCD遅延部251の動作
特性の直線性の部分で遅延制御されることにな
り、画がらの変化によつて映像信号の波形に歪み
が生じる虞れはない。従つて、画面には0.5H遅
延回路25の動作の影響によるフリツカも発生す
ることはない。
さらに、従来のように同期パルスを使用してシ
ンクチツプクランプする必要がないので、温度変
化による変動を受ける虞れはない。また、同期パ
ルス波形によつてバイアスが影響を受けることも
ない。従つて、この点においても表示画面の安定
度は高くなる。
こうして受像機にはより鮮明度の高い画像を表
示することができるようになる。
次にこの発明の他の実施例を図面を参照して説
明する。なお、前記実施例と同一のものには同一
符号を付して詳細な説明は省略する。
これは第3図に示すように0.5H遅延回路25
の他の実施例を示すもので、トランジスタTr6
のベース側に介挿されたコンデンサC7を省き、
また可変抵抗器VR2と抵抗R15をCCD遅延部
251の入力端子に接続し、かつ抵抗R17も省
いたものである。
この回路でもCCDへの入力平均電位は可変抵
抗器VR2によつて設定でき、またCCDのセルフ
バイアス効果も利用することができるので、前記
実施例と同様に入力端子I1から入力される映像信
号が明るい画像や暗い画像など画がらが変化する
映像信号であつても常にその映像信号の平均的レ
ベルがCCD遅延部251の動作点の一番安定し
た位置になるように制御することができ、映像信
号を常にCCD遅延部251の動作特性の直線性
の部分で遅延制御することができて、画がらの変
化によつて映像信号の波形に歪みが生じる虞れは
ない。なお、この回路においてはCCDのセルフ
バイアス効果を有効に利用するためには抵抗R1
5の抵抗値を大きく設定する必要がある。
[発明の効果] 以上詳述したようにこの発明によれば、明るい
画像や暗い画像などの画がらが変わつてもそれに
よつて映像信号の波形に歪みが生じる虞れがな
く、従つて画像にフリツカが発生する虞れがな
く、また、温度変化に対しても安定した動作を保
障できるテレビジヨン複合映像信号波形処理装置
を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す回路図、第
2図は同実施例における0.5H遅延回路の具体的
回路図、第3図はこの発明の他の実施例を示す
0.5H遅延回路の具体的回路図、第4図は遅延回
路による再生信号の遅延制御を説明するための波
形図、第5図は基本的回路構成を示すブロツク
図、第6図は従来例を示す回路図である。 21……ヘツド、24……復調回路、25……
0.5H遅延回路、28……アナログスイツチ、Tr
6……エミツタフオロアのPNP形トランジスタ、
C7,C8……コンデンサ、VR2……可変抵抗器、
R15,R16,R17……抵抗。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 1/2インタレース走査方式で1フレームの画
    像を表示するための複合映像信号を1フイールド
    のくり返し再生信号として記憶した映像信号記憶
    媒体から取出される上記再生信号を出力する復調
    回路と、この復調回路からの再生信号を水平同期
    周期の1/2時間遅延する電荷結合素子で構成され
    る0.5H遅延回路と、この遅延回路から出力され
    る再生信号及び前記復調回路から出力されるその
    ままの再生信号をフイールドくり返し周期毎に交
    互に通過させる回路切換え手段とを有するテレビ
    ジヨン複合映像信号波形処理装置において、前記
    0.5H遅延回路は、その入力部に交流結合回路と
    バイアス設定回路とを設けたことを特徴とするテ
    レビジヨン複合映像信号波形処理装置。
JP60070019A 1985-04-04 1985-04-04 テレビジヨン複合映像信号波形処理装置 Granted JPS61230482A (ja)

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JP60070019A JPS61230482A (ja) 1985-04-04 1985-04-04 テレビジヨン複合映像信号波形処理装置

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JPS61230482A JPS61230482A (ja) 1986-10-14
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5597099A (en) * 1979-01-18 1980-07-23 Fujitsu Ten Ltd Bias voltage supply circuit
JPS56149885A (en) * 1980-04-23 1981-11-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd Color signal processing circuit

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JPS61230482A (ja) 1986-10-14

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