JPH0476288B2 - - Google Patents
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- JPH0476288B2 JPH0476288B2 JP24471686A JP24471686A JPH0476288B2 JP H0476288 B2 JPH0476288 B2 JP H0476288B2 JP 24471686 A JP24471686 A JP 24471686A JP 24471686 A JP24471686 A JP 24471686A JP H0476288 B2 JPH0476288 B2 JP H0476288B2
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- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、PVC樹脂、ABS樹脂、PVC樹脂と
ABS樹脂の混合物あるいはPVC樹脂と発泡
PVC、ABS樹脂と発泡PP、ABS樹脂と発泡PE
等の熱可塑性樹脂粉体(以下パウダーと称す)を
原料とするスラツシユ成形法(以下パウダースラ
ツシユ成形と称す)およびパウダースラツシユ成
形装置の改良に関するものである。
ABS樹脂の混合物あるいはPVC樹脂と発泡
PVC、ABS樹脂と発泡PP、ABS樹脂と発泡PE
等の熱可塑性樹脂粉体(以下パウダーと称す)を
原料とするスラツシユ成形法(以下パウダースラ
ツシユ成形と称す)およびパウダースラツシユ成
形装置の改良に関するものである。
(従来技術)
スラツシユ成形は、精密な形状模写が可能であ
り、皮様の高級感のある表皮の成形が可能である
ため、自動車内装品、家具等の表皮の成形に広く
採用されている。
り、皮様の高級感のある表皮の成形が可能である
ため、自動車内装品、家具等の表皮の成形に広く
採用されている。
そして、近年従来主体であつたプラスチゾルを
原料とするスラツシユ成形(特公昭54−10581号
公報参照)にかわつてパウダーを原料とするパウ
ダースラツシユ成形が提案され、各方面において
実用化されている。
原料とするスラツシユ成形(特公昭54−10581号
公報参照)にかわつてパウダーを原料とするパウ
ダースラツシユ成形が提案され、各方面において
実用化されている。
ここで、パウダースラツシユ成形の代表的な成
形工程について記載すると、背面に熱媒体配管を
設ける等により成形面の温度調整を可能としたス
ラツシユ成形型と、上部が開口した箱であつて内
部にパウダースを入れる事ができ、且つスラツシ
ユ成形型と一体に結合可能なリザーバタンクおよ
び回転装置を用い、最初成形型の開口を下向した
状態で、開口が上向するリザーバタンクと一体に
結合し、回転装置によつて両者を結合したままの
状態で反転する事によりパウダーを成形型のキヤ
ビテイに投入し成形面に近接する部分のパウダー
を成形型からの熱により溶融させ、成形時に付着
させた後、再び成形型およびリザーバタンクを反
転し、余剰のパウダーをリザーバタンク内に戻し
た後成形型とリザーバタンクを分離し、表皮を更
に加熱キユアの後脱型するものである。(特開昭
58−20517号公報参照) また、これに類似する工程としてはリザーバタ
ンクを用いる代わりに成形型の外部にパウダー投
入装置および排出装置を配備し、パウダーの投入
排出を行うものも提案されている。(特開昭60−
157818号公報参照) (発明が解決しようとする問題点) 従来技術のパウダースラツシユ成形は、それ以
前のプラスチゾルを使用したスラツシユ成形に比
較して厚みの薄い表皮を成形する事が可能であ
り、原料の節約に寄与する効果を有するものであ
るが、本発明は更に原料の節約の可能性を求めて
研究を重ねたところ、従来技術には次のような欠
点がある事を発見した。
形工程について記載すると、背面に熱媒体配管を
設ける等により成形面の温度調整を可能としたス
ラツシユ成形型と、上部が開口した箱であつて内
部にパウダースを入れる事ができ、且つスラツシ
ユ成形型と一体に結合可能なリザーバタンクおよ
び回転装置を用い、最初成形型の開口を下向した
状態で、開口が上向するリザーバタンクと一体に
結合し、回転装置によつて両者を結合したままの
状態で反転する事によりパウダーを成形型のキヤ
ビテイに投入し成形面に近接する部分のパウダー
を成形型からの熱により溶融させ、成形時に付着
させた後、再び成形型およびリザーバタンクを反
転し、余剰のパウダーをリザーバタンク内に戻し
た後成形型とリザーバタンクを分離し、表皮を更
に加熱キユアの後脱型するものである。(特開昭
58−20517号公報参照) また、これに類似する工程としてはリザーバタ
ンクを用いる代わりに成形型の外部にパウダー投
入装置および排出装置を配備し、パウダーの投入
排出を行うものも提案されている。(特開昭60−
157818号公報参照) (発明が解決しようとする問題点) 従来技術のパウダースラツシユ成形は、それ以
前のプラスチゾルを使用したスラツシユ成形に比
較して厚みの薄い表皮を成形する事が可能であ
り、原料の節約に寄与する効果を有するものであ
るが、本発明は更に原料の節約の可能性を求めて
研究を重ねたところ、従来技術には次のような欠
点がある事を発見した。
即ち、従来技術のパウダースラツシユ成形を一
定時間行いその厚さを個々測定したところ、第4
図のように成形時期が後の表皮ほど厚さが厚くな
り、また欠肉、ピンホール等の外観の欠陥も増加
する傾向にあつた。
定時間行いその厚さを個々測定したところ、第4
図のように成形時期が後の表皮ほど厚さが厚くな
り、また欠肉、ピンホール等の外観の欠陥も増加
する傾向にあつた。
そこで、先の研究に基づく従来技術のかかる欠
点に着目し、常に一定厚さ、一定品質の表皮を成
形する事により品質の安定化、原料の低減に寄与
する事ができるスラツシユ成形法および成形型を
提供する事を目的とするものである。
点に着目し、常に一定厚さ、一定品質の表皮を成
形する事により品質の安定化、原料の低減に寄与
する事ができるスラツシユ成形法および成形型を
提供する事を目的とするものである。
(問題を解決するための手段)
そして、従来技術について種々調査の結果、上
述の成形を重ねるにつれて表皮の厚みが増加する
原因は、以下の通りと判明した。
述の成形を重ねるにつれて表皮の厚みが増加する
原因は、以下の通りと判明した。
即ち、成形回数を重ねる程にパウダーやパウダ
ー粒子間の空気が、成形型から加熱され蓄熱され
て溶融を起こさないまでも相当の温度に上昇し、
成形型からのわずかな加熱により溶融しやすい状
態となり、成形される表皮が厚肉化し、またパウ
ダー自体が粘着性を帯び、流動性が悪化して複雑
形状部へのパウダーのまわりが悪化するためピン
ホール等が発生するものであつた。
ー粒子間の空気が、成形型から加熱され蓄熱され
て溶融を起こさないまでも相当の温度に上昇し、
成形型からのわずかな加熱により溶融しやすい状
態となり、成形される表皮が厚肉化し、またパウ
ダー自体が粘着性を帯び、流動性が悪化して複雑
形状部へのパウダーのまわりが悪化するためピン
ホール等が発生するものであつた。
そこで、上述の調査に基づき先の目的を達成す
るための本発明の特徴は、加熱および冷却が可能
なスラツシユ成形型のキヤビテイ内に、粉体状の
熱可塑性樹脂を投入し、スラツシユ成形型の成形
面に半溶融状の表皮を成形後余剰の粉体状の熱可
塑性樹脂を排出し、前記半溶融状の表皮を加熱キ
ユアの後冷却し脱型する各工程を順次繰り返すス
ラツシユ成形法において、スラツシユ成形型から
排出された粉体状の熱可塑性樹脂を冷却する工程
を有する事を特徴とするスラツシユ成形法。
るための本発明の特徴は、加熱および冷却が可能
なスラツシユ成形型のキヤビテイ内に、粉体状の
熱可塑性樹脂を投入し、スラツシユ成形型の成形
面に半溶融状の表皮を成形後余剰の粉体状の熱可
塑性樹脂を排出し、前記半溶融状の表皮を加熱キ
ユアの後冷却し脱型する各工程を順次繰り返すス
ラツシユ成形法において、スラツシユ成形型から
排出された粉体状の熱可塑性樹脂を冷却する工程
を有する事を特徴とするスラツシユ成形法。
加熱および冷却が可能なスラツシユ成形型、上
面が開口するとともに、スラツシユ成形型と一体
に結合する機能を有する箱体であるリザーバタン
ク、および前記スラツシユ成形型、リザーバタン
クを一体に回転あるいは揺動する回転装置より成
るスラツシユ成形装置において、リザーバタンク
内部に冷風発生装置に接続されたノズルを有する
事を特徴とするスラツシユ成形装置。
面が開口するとともに、スラツシユ成形型と一体
に結合する機能を有する箱体であるリザーバタン
ク、および前記スラツシユ成形型、リザーバタン
クを一体に回転あるいは揺動する回転装置より成
るスラツシユ成形装置において、リザーバタンク
内部に冷風発生装置に接続されたノズルを有する
事を特徴とするスラツシユ成形装置。
加熱および冷却が可能なスラツシユ成形型、上
面が開口するとともに、スラツシユ成形型と一体
に結合する機能を有する箱体であるリザーバタン
ク、および前記スラツシユ成形型、リザーバタン
クを一体に回転あるいは揺動する回転装置により
成るスラツシユ成形装置において、リザーバタン
ク内部に、冷媒発生装置に接続されたパイプを有
する事を特徴とするスラツシユ成形装置。
面が開口するとともに、スラツシユ成形型と一体
に結合する機能を有する箱体であるリザーバタン
ク、および前記スラツシユ成形型、リザーバタン
クを一体に回転あるいは揺動する回転装置により
成るスラツシユ成形装置において、リザーバタン
ク内部に、冷媒発生装置に接続されたパイプを有
する事を特徴とするスラツシユ成形装置。
加熱および冷却が可能なスラツシユ成形型、上
面が開口するとともにスラツシユ成形型と一体に
結合する機能を有する箱体であるリザーバタン
ク、および前記スラツシユ成形型、リザーバタン
クを一体に回転あるいは揺動する回転装置により
成るスラツシユ成形装置において、リザーバタン
クの外周部に、冷媒発生装置に接続されたジヤケ
ツトを有する事を特徴とするスラツシユ成形装置
の以上4点にある。
面が開口するとともにスラツシユ成形型と一体に
結合する機能を有する箱体であるリザーバタン
ク、および前記スラツシユ成形型、リザーバタン
クを一体に回転あるいは揺動する回転装置により
成るスラツシユ成形装置において、リザーバタン
クの外周部に、冷媒発生装置に接続されたジヤケ
ツトを有する事を特徴とするスラツシユ成形装置
の以上4点にある。
(実施例)
以下更に、本発明の具体的実施例について説明
する。
する。
第1図は本発明のスラツシユ成形装置であり、
スラツシユ成形型1、リザーバタンク2、回転装
置3および昇降テーブル4により構成される。ス
ラツシユ成形型1は、電気鋳造等により形状模写
された金型5を両端に回転軸6を有するモールド
ボツクス7の一面に配し、該モールドボツクス7
の内部に外部の図示しない熱風発生装置と冷風発
生装置に接続されるマニホールド8および該マニ
ホールド8上に設けられ金型5の背面に近接する
ノズル9を有し、該ノズル9により熱風あるいは
冷風を金型5の背面に吹き付ける事により温度調
整可能に構成されたものであり、また回転軸6の
一方には歯車10が設けられている。回転装置3
は左右一対の柱11,12の頂部にそれぞれ軸受
13が設けられるとともに、一方の柱11の中間
部に電動機14が搭載され、電動機14の出力軸
には歯車15が接続されている。リザーバタンク
2は、パウダー16を入れる箱であり、シリンダ
17により昇降可能な昇降テーブル4上に結合手
段を有せずに搭載されるとともに、スラツシユ成
形型1との結合機能を有し(図示せず)、スラツ
シユ成形型1と結合分割が可能である。
スラツシユ成形型1、リザーバタンク2、回転装
置3および昇降テーブル4により構成される。ス
ラツシユ成形型1は、電気鋳造等により形状模写
された金型5を両端に回転軸6を有するモールド
ボツクス7の一面に配し、該モールドボツクス7
の内部に外部の図示しない熱風発生装置と冷風発
生装置に接続されるマニホールド8および該マニ
ホールド8上に設けられ金型5の背面に近接する
ノズル9を有し、該ノズル9により熱風あるいは
冷風を金型5の背面に吹き付ける事により温度調
整可能に構成されたものであり、また回転軸6の
一方には歯車10が設けられている。回転装置3
は左右一対の柱11,12の頂部にそれぞれ軸受
13が設けられるとともに、一方の柱11の中間
部に電動機14が搭載され、電動機14の出力軸
には歯車15が接続されている。リザーバタンク
2は、パウダー16を入れる箱であり、シリンダ
17により昇降可能な昇降テーブル4上に結合手
段を有せずに搭載されるとともに、スラツシユ成
形型1との結合機能を有し(図示せず)、スラツ
シユ成形型1と結合分割が可能である。
そして、リザーバタンク2の内部には、冷凍機
および送風機を内蔵する冷風発生装置22にホー
ス23をもつて接続され冷風噴射ノズル18と攪
拌羽根19を千鳥状に並設するとともにリザーバ
タンク2の外部側壁に取付けられた電動機、エア
モータ、油圧モータ等の原動機20により回転可
能に構成された直線状のパイプ21を有する特徴
を具備するものである。
および送風機を内蔵する冷風発生装置22にホー
ス23をもつて接続され冷風噴射ノズル18と攪
拌羽根19を千鳥状に並設するとともにリザーバ
タンク2の外部側壁に取付けられた電動機、エア
モータ、油圧モータ等の原動機20により回転可
能に構成された直線状のパイプ21を有する特徴
を具備するものである。
そして、これらスラツシユ成形型1、リザーバ
タンク2、回転装置3、昇降テーブル4は、スラ
ツシユ成形型1の両回転軸6が、回転装置3の軸
受13により支承されるとともに回転軸6の歯部
10は回転装置3の電動機14の出力軸に取付け
られた歯車15と嵌合し、回転軸6を中心に回転
可能であり、リザーバタンク2は昇降テーブル4
上に搭載されてスラツシユ成形型1の真下に配設
される。
タンク2、回転装置3、昇降テーブル4は、スラ
ツシユ成形型1の両回転軸6が、回転装置3の軸
受13により支承されるとともに回転軸6の歯部
10は回転装置3の電動機14の出力軸に取付け
られた歯車15と嵌合し、回転軸6を中心に回転
可能であり、リザーバタンク2は昇降テーブル4
上に搭載されてスラツシユ成形型1の真下に配設
される。
本実施例のスラツシユ成形装置を用いてのスラ
ツシユ成形法を説明すると、従来のパウダースラ
ツシユ成形と略同様に、予めリザーバタンク2内
にパウダー16を投入し、該リザーバタンク2を
昇降テーブル4により上昇させてスラツシユ成形
型1と合致させ、図示しない結合装置により両者
を結合し、一体のままで両者を反転する。
ツシユ成形法を説明すると、従来のパウダースラ
ツシユ成形と略同様に、予めリザーバタンク2内
にパウダー16を投入し、該リザーバタンク2を
昇降テーブル4により上昇させてスラツシユ成形
型1と合致させ、図示しない結合装置により両者
を結合し、一体のままで両者を反転する。
そして、スラツシユ成形型1の成形面に半溶融
表皮を付着させた後、再びスラツシユ成形型1と
リザーバタンク2とを、反転してスラツシユ成形
型1を上、リザーバタンク2を下に配備し、パウ
ダー16をリザーバタンク2にもどす。
表皮を付着させた後、再びスラツシユ成形型1と
リザーバタンク2とを、反転してスラツシユ成形
型1を上、リザーバタンク2を下に配備し、パウ
ダー16をリザーバタンク2にもどす。
そうした後、リザーバタンク21をスラツシユ
成形1から分離し待機させるとともにスラツシユ
成形型1内においては、更に表皮を加熱キユアさ
れ脱型されるがその間に、リザーバタンク2内に
おいて、ノズル18から冷風を吹き出すとともに
原動機20によりパイプ21を回転し、攪拌羽根
19を回転してリザーバタンク2内のパウダー1
6およびパウダー16間の空気を均等に冷却す
る。
成形1から分離し待機させるとともにスラツシユ
成形型1内においては、更に表皮を加熱キユアさ
れ脱型されるがその間に、リザーバタンク2内に
おいて、ノズル18から冷風を吹き出すとともに
原動機20によりパイプ21を回転し、攪拌羽根
19を回転してリザーバタンク2内のパウダー1
6およびパウダー16間の空気を均等に冷却す
る。
そして、上述のスラツシユ成形型1においての
表皮のキユア工程、脱型工程が終了すれば、リザ
ーバタンクのノズル18からの冷風の吹き出しお
よびパイプ21の回転を停止し、再び新たにスラ
ツシユ成形を開始する。
表皮のキユア工程、脱型工程が終了すれば、リザ
ーバタンクのノズル18からの冷風の吹き出しお
よびパイプ21の回転を停止し、再び新たにスラ
ツシユ成形を開始する。
本実施例のスラツシユ成形方法および成形装置
は、リザーバタンクの主に待機中に、パウダーの
中に冷風を混入し、また一様に攪拌する事によ
り、スラツシユ成形工程中にスラツシユ成形型か
ら加えられ蓄積された熱を放出し、パウダーを一
定の温度に保つ事により常に、一定厚さ、一定品
質の表皮を成形する事ができる。
は、リザーバタンクの主に待機中に、パウダーの
中に冷風を混入し、また一様に攪拌する事によ
り、スラツシユ成形工程中にスラツシユ成形型か
ら加えられ蓄積された熱を放出し、パウダーを一
定の温度に保つ事により常に、一定厚さ、一定品
質の表皮を成形する事ができる。
本実施例の攪拌羽根はリザーバタンク内のパウ
ダーを均一に攪拌し冷却する事を目的とするもの
であるから、パウダーが飛散するほどに高速回転
する事は好ましくなく、周速度が2m/s以下が
好ましい回転速度であり、最も好ましくは0.5
m/s以下がよい。
ダーを均一に攪拌し冷却する事を目的とするもの
であるから、パウダーが飛散するほどに高速回転
する事は好ましくなく、周速度が2m/s以下が
好ましい回転速度であり、最も好ましくは0.5
m/s以下がよい。
また、上記攪拌羽根は、ノズルとは別個に設け
てもよく、その際にはノズルを直接リザーバタン
クの壁面に設けてもよい。
てもよく、その際にはノズルを直接リザーバタン
クの壁面に設けてもよい。
本実施例において、ノズルから吹き出す冷却の
吹き出し圧力は任意であるが、好ましくはパウダ
ーが舞い上がらない限度以下がよい。
吹き出し圧力は任意であるが、好ましくはパウダ
ーが舞い上がらない限度以下がよい。
また、本実施例の冷風の吹き出し時間は、任意
であり、常時吹き出し続けていてもかまわない
が、リザーバタンクが成形型と結合している間
は、表皮あるいはスラツシユ成形型の昇温の妨げ
になるので停止する事が好ましい。
であり、常時吹き出し続けていてもかまわない
が、リザーバタンクが成形型と結合している間
は、表皮あるいはスラツシユ成形型の昇温の妨げ
になるので停止する事が好ましい。
本実施例においては、冷風発生装置について
は、実施例に記載の通常の冷凍機および逆風機を
有するものの他、外気温の状態によつては単なる
送風機であつてもよい。
は、実施例に記載の通常の冷凍機および逆風機を
有するものの他、外気温の状態によつては単なる
送風機であつてもよい。
また、本発明のスラツシユ成形法に使用する本
実施例以外の装置としては、第2図のようにリザ
ーバタンク30内に螺旋状の銅、アルミニウム等
の熱伝導性の良好な素材から成る伝熱パイプ31
を設け外部の図示しない冷媒発生装置と、冷水、
フレオンガス、アンモニアガス等の冷媒を循環す
るように各配管を行う事により先の実施例と同様
の効果を得る事ができる。
実施例以外の装置としては、第2図のようにリザ
ーバタンク30内に螺旋状の銅、アルミニウム等
の熱伝導性の良好な素材から成る伝熱パイプ31
を設け外部の図示しない冷媒発生装置と、冷水、
フレオンガス、アンモニアガス等の冷媒を循環す
るように各配管を行う事により先の実施例と同様
の効果を得る事ができる。
また、第3図のようにリザーバタンクの構成を
箱状のタンク部40の外側にジヤケツト部41を
設け、先の実施例と同様にジヤケツト部41内に
冷媒を循環しても同様の効果を得ることができ
る。
箱状のタンク部40の外側にジヤケツト部41を
設け、先の実施例と同様にジヤケツト部41内に
冷媒を循環しても同様の効果を得ることができ
る。
(効果)
本発明のスラツシユ成形法は、成形工程におい
てスラツシユ成形型により加熱されたパウダーを
冷却する工程を有する事により、リザーバタンク
内のパウダーおよびパウダーを一定温度に保持し
パウダーの性質変化を防止し、常時一定厚さ、一
定品質の表皮の成形を可能とする効果があり、品
質の安定化、原材料の低減に寄与する事ができる
ものである。
てスラツシユ成形型により加熱されたパウダーを
冷却する工程を有する事により、リザーバタンク
内のパウダーおよびパウダーを一定温度に保持し
パウダーの性質変化を防止し、常時一定厚さ、一
定品質の表皮の成形を可能とする効果があり、品
質の安定化、原材料の低減に寄与する事ができる
ものである。
第1図は本発明の具体的実施例のスラツシユ成
形装置の断面図であり、第2図第3図は第1図と
異なる本発明のスラツシユ成形装置のリザーバタ
ンクの断面図であり、第4図は従来技術により成
形された表皮の、厚さと成形時期との関係を示す
グラフである。 1……スラツシユ成形、2……リザーバタン
ク、3……回転装置、18……ノズル、31……
パイプ、41……ジヤケツト。
形装置の断面図であり、第2図第3図は第1図と
異なる本発明のスラツシユ成形装置のリザーバタ
ンクの断面図であり、第4図は従来技術により成
形された表皮の、厚さと成形時期との関係を示す
グラフである。 1……スラツシユ成形、2……リザーバタン
ク、3……回転装置、18……ノズル、31……
パイプ、41……ジヤケツト。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 加熱および冷却が可能なスラツシユ成形型の
キヤビテイ内に、粉体状の熱可塑性樹脂を投入
し、スラツシユ成形型の成形面に半溶融状の表皮
を成形後余剰の粉体状の熱可塑性樹脂を排出し、
前記半溶融状の表皮を加熱キユアの後冷却し脱型
する各工程を順次繰り返すスラツシユ成形法にお
いて、スラツシユ成形型から排出された粉体状の
熱可塑性樹脂を冷却する工程を有する事を特徴と
するスラツシユ成形法。 2 加熱および冷却が可能なスラツシユ成形型、
上面が開口すると共にスラツシユ成形型と一体に
結合する機能を有する箱体であるリザーバタン
ク、および前記スラツシユ成形型、リザーバタン
クを一体に回転あるいは揺動する回転装置より成
るスラツシユ成形装置において、リザーバタンク
の内部に、冷風発生装置に接続されたノズルを有
する事を特徴とするスラツシユ成形装置。 3 加熱および冷却が可能なスラツシユ成形型、
上面が開口すると共にスラツシユ成形型と一体に
結合する機能を有する箱体であるリザーバタン
ク、および前記スラツシユ成形型、リザーバタン
クを一体に回転あるいは揺動する回転装置より成
るスラツシユ成形装置において、リザーバタンク
の内部に冷媒発生装置に接続されたパイプを有す
る事を特徴とするスラツシユ成形装置。 4 加熱および冷却が可能なスラツシユ成形型、
上面が開口すると共にスラツシユ成形型と一体に
結合する機能を有する箱体であるリザーバタン
ク、および前記スラツシユ成形型、リザーバタン
クを一体に回転あるいは揺動する回転装置より成
るスラツシユ成形装置において、リザーバタンク
の外周部に、冷媒発生装置に接続されたジヤケツ
トを有する事を特徴とするスラツシユ成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24471686A JPS6398408A (ja) | 1986-10-14 | 1986-10-14 | スラッシュ成形法および成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24471686A JPS6398408A (ja) | 1986-10-14 | 1986-10-14 | スラッシュ成形法および成形装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6398408A JPS6398408A (ja) | 1988-04-28 |
JPH0476288B2 true JPH0476288B2 (ja) | 1992-12-03 |
Family
ID=17122845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24471686A Granted JPS6398408A (ja) | 1986-10-14 | 1986-10-14 | スラッシュ成形法および成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6398408A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0667574B2 (ja) * | 1989-09-01 | 1994-08-31 | 東レエンジニアリング株式会社 | 流動化ガス供給装置 |
DE4106964C2 (de) * | 1991-03-05 | 1994-07-21 | Peguform Werke Gmbh | Vorrichtung und Verfahren zum Herstellen von Formhäuten und -körpern aus Kunststoff |
JP4880964B2 (ja) * | 2005-09-30 | 2012-02-22 | 株式会社イノアックコーポレーション | シート状成形品の成形装置 |
-
1986
- 1986-10-14 JP JP24471686A patent/JPS6398408A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6398408A (ja) | 1988-04-28 |
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