JPH02310015A - 二層表皮合成樹脂製品の製造方法 - Google Patents
二層表皮合成樹脂製品の製造方法Info
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- JPH02310015A JPH02310015A JP1131739A JP13173989A JPH02310015A JP H02310015 A JPH02310015 A JP H02310015A JP 1131739 A JP1131739 A JP 1131739A JP 13173989 A JP13173989 A JP 13173989A JP H02310015 A JPH02310015 A JP H02310015A
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Classifications
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- B29C41/00—Shaping by coating a mould, core or other substrate, i.e. by depositing material and stripping-off the shaped article; Apparatus therefor
- B29C41/02—Shaping by coating a mould, core or other substrate, i.e. by depositing material and stripping-off the shaped article; Apparatus therefor for making articles of definite length, i.e. discrete articles
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- B29C41/00—Shaping by coating a mould, core or other substrate, i.e. by depositing material and stripping-off the shaped article; Apparatus therefor
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C2791/00—Shaping characteristics in general
- B29C2791/004—Shaping under special conditions
- B29C2791/007—Using fluid under pressure
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、二層表皮合成樹脂製品の製造方法に関し、
とくに発泡層の表面に緻密層が一体に形成された二層表
皮ものの製造方法に関する。
とくに発泡層の表面に緻密層が一体に形成された二層表
皮ものの製造方法に関する。
(従来の技術)
従来、擦過に強い緻密層と衝撃吸収などに秀れた発泡層
とを一体とした二層表皮合成樹脂製品が例えば自動車の
内装材として多く使用されている。
とを一体とした二層表皮合成樹脂製品が例えば自動車の
内装材として多く使用されている。
このような発泡層の表面に緻密層を一体に形成した二層
表皮を有する二層表皮合成樹脂製品を製造する場合、金
型の表面に予め発泡剤を有しない原料粉を用いて緻密層
を形成し、この緻密層の裏面に発泡剤を含有する原料粉
を用いて発泡層を形成することとし、例えば第2図(a
)〜(g)に示すように製造されている。
表皮を有する二層表皮合成樹脂製品を製造する場合、金
型の表面に予め発泡剤を有しない原料粉を用いて緻密層
を形成し、この緻密層の裏面に発泡剤を含有する原料粉
を用いて発泡層を形成することとし、例えば第2図(a
)〜(g)に示すように製造されている。
すなわち、第2図において、1は金型、2はボックスて
あり、ボックス2は上方に開口3が形成されている。
あり、ボックス2は上方に開口3が形成されている。
この間口3には、前記金型1をバッキング4を介してク
ランプ5で装着することによって密閉閉止されるが、前
記金型1の内面は製品形状が形成された型面が形成され
ている。
ランプ5で装着することによって密閉閉止されるが、前
記金型1の内面は製品形状が形成された型面が形成され
ている。
また、この金型1とボックス2とは図示しない支持機構
で回転又は反転可能に支持されている。
で回転又は反転可能に支持されている。
従来、かかる装置を用いてこの種の発泡剤を製造する場
合、予めボックス2内には所定量の原料粉6を充填し、
第2図(a)に示すようtこ予めバーナーで金型1を加
熱する。
合、予めボックス2内には所定量の原料粉6を充填し、
第2図(a)に示すようtこ予めバーナーで金型1を加
熱する。
この場合、ボックス2内に充填される原料粉6は、発泡
剤を含有しないものである。
剤を含有しないものである。
そして、金型1が適度に加熱されると、ボックス2の開
口3側にクランプ5で金型1を装着してボックス2内を
密閉状態とする(第2図(l〕)参照)。
口3側にクランプ5で金型1を装着してボックス2内を
密閉状態とする(第2図(l〕)参照)。
ボックス2をこのように金型1で密閉した後、図示しな
い支持機t14により金型1とボックス2とを回転又は
反転(矢印R)させ、ボックス内に充填された原料粉6
を金型1の型面に十分に付着さゼる。
い支持機t14により金型1とボックス2とを回転又は
反転(矢印R)させ、ボックス内に充填された原料粉6
を金型1の型面に十分に付着さゼる。
この時、金型1の型面は高温であるので、壁面に付着し
た原料粉6はその熱によって溶融して、緻密層である樹
脂膜7を形成するく第2図(c)参照)。
た原料粉6はその熱によって溶融して、緻密層である樹
脂膜7を形成するく第2図(c)参照)。
この樹脂膜7は製品13の表皮部分に該当する。
この工程が終了すると、金型1が高温であるうちに金型
1を該ボックス2から外し、同様のボックス8に先の場
合と同様に装着する。
1を該ボックス2から外し、同様のボックス8に先の場
合と同様に装着する。
このボックス8内に充填されている原料粉9は先の原料
粉6とは異なりフ、発泡剤を含有するものである。
粉6とは異なりフ、発泡剤を含有するものである。
そして、第2図(C)の工程と同様にボックス8を回転
又は反転することにより、先に形成された樹脂II7の
裏面に、発泡剤を含有する原料粉9を付着させ、熱によ
り発泡させて、前記樹脂f17の裏面に一体に発泡層1
0を形成する(第2図(e)参照)。
又は反転することにより、先に形成された樹脂II7の
裏面に、発泡剤を含有する原料粉9を付着させ、熱によ
り発泡させて、前記樹脂f17の裏面に一体に発泡層1
0を形成する(第2図(e)参照)。
この後、金を1をボックス8から外し、第2図(f)に
示すように熱風ボックス1】からの熱風でキュア(硬化
)させて完全に樹脂FJ7と発泡層10とを形成した後
、金型工の外側に冷却水ノズル12からの水をかけて冷
却し、緻密な樹脂膜7と発泡層10とを表皮として一体
に有する二層表皮合成樹脂製品13を金型1の型面から
離型するものである。
示すように熱風ボックス1】からの熱風でキュア(硬化
)させて完全に樹脂FJ7と発泡層10とを形成した後
、金型工の外側に冷却水ノズル12からの水をかけて冷
却し、緻密な樹脂膜7と発泡層10とを表皮として一体
に有する二層表皮合成樹脂製品13を金型1の型面から
離型するものである。
(発明が解決すべき課題)
ところで、このような従来の技術にあっては、発泡剤を
含有しない原料粉6と、発泡層を形成するための発泡剤
を含有する原料粉9との2種類の原料粉を用いることに
伴なって、ボックス2.8等の製造設備をそれぞれに対
応して2種類分だけ設置することが必要てあり、製造工
程もおおむね2工程となるので製造作業が効率的でない
。
含有しない原料粉6と、発泡層を形成するための発泡剤
を含有する原料粉9との2種類の原料粉を用いることに
伴なって、ボックス2.8等の製造設備をそれぞれに対
応して2種類分だけ設置することが必要てあり、製造工
程もおおむね2工程となるので製造作業が効率的でない
。
この発明はこのような事情に基づいてなされたもので、
緻密層と発泡層とを一体に有する二層表皮合成樹脂製品
を1種類の原料粉から製造することにより、この種の二
層表皮合成樹脂製品の製造設備の簡素化を図るとともに
、製造作業を効率的にすることを目的としたものである
。
緻密層と発泡層とを一体に有する二層表皮合成樹脂製品
を1種類の原料粉から製造することにより、この種の二
層表皮合成樹脂製品の製造設備の簡素化を図るとともに
、製造作業を効率的にすることを目的としたものである
。
(課題を解決するための手段)
この目的に対し、この発明は、開口を有するボックス内
に発泡剤を有する原料粉を充填し、この間口に加熱した
金型を装着して閉止状態とし、この金型に原料粉を付着
させて発泡層の表面に緻密層を形成した二層表皮合成樹
脂製品の製造方法において、前記ボックスには内部に連
通する給気口を形成し、前記ボックスの開口に金型を装
着した?組前記給気口から圧縮空気を供給して該ボック
ス内を高圧に保ち、金型の型面側部位に前記原料粉を溶
融付着さゼたi駅 前記圧縮空気を排出して該ボックス
内の圧力を低下させ、前記型面に近い部位を緻密層に形
成し、残余部を発泡硬化させて発泡層を形成するもので
ある。
に発泡剤を有する原料粉を充填し、この間口に加熱した
金型を装着して閉止状態とし、この金型に原料粉を付着
させて発泡層の表面に緻密層を形成した二層表皮合成樹
脂製品の製造方法において、前記ボックスには内部に連
通する給気口を形成し、前記ボックスの開口に金型を装
着した?組前記給気口から圧縮空気を供給して該ボック
ス内を高圧に保ち、金型の型面側部位に前記原料粉を溶
融付着さゼたi駅 前記圧縮空気を排出して該ボックス
内の圧力を低下させ、前記型面に近い部位を緻密層に形
成し、残余部を発泡硬化させて発泡層を形成するもので
ある。
(作用)
この発明によれば、圧縮空気の給排によってボックス内
の圧力を調整し、発泡剤を含有する原料粉の発泡の程度
が調整されるので、金型により原料粉が表皮を形成する
時点にはボックス内の圧力を高めて原料粉の発泡を抑制
し、緻密層を形成することができ、また、緻密層が形成
された後にはボックス内の圧力を低下して原料粉の発泡
を容易とすることにより、緻密層の裏面に一体に発泡層
を1種類の原料粉で形成することができる。
の圧力を調整し、発泡剤を含有する原料粉の発泡の程度
が調整されるので、金型により原料粉が表皮を形成する
時点にはボックス内の圧力を高めて原料粉の発泡を抑制
し、緻密層を形成することができ、また、緻密層が形成
された後にはボックス内の圧力を低下して原料粉の発泡
を容易とすることにより、緻密層の裏面に一体に発泡層
を1種類の原料粉で形成することができる。
したがって、従来のように2種類の原料粉の使用をゼず
に済み、製造設備の簡素化や製造作業が効率的に行なえ
る。
に済み、製造設備の簡素化や製造作業が効率的に行なえ
る。
(実施例)
以下、第1図に示ず一実施例により、この発明を説明す
る。
る。
図面において、21は金型、22はボックスであり、ボ
ックス22は上方に開口23が形成されるとともに、側
部にはボックス22の内部に連通ずる給気[」28が形
成されている。
ックス22は上方に開口23が形成されるとともに、側
部にはボックス22の内部に連通ずる給気[」28が形
成されている。
そしC5この給気口28には、図示省略の開閉弁を介し
てコンプレッサ等の圧縮空気源が接続されており、この
ボックス22は図示省略の支持機構で回転又は反転可能
に支持されている。
てコンプレッサ等の圧縮空気源が接続されており、この
ボックス22は図示省略の支持機構で回転又は反転可能
に支持されている。
この開口23には、前記金型2]をバッキング24を介
してクランプ25して装着することによって密閉閉止さ
れるが、前記金型21の内面には製品形状をなす型面が
形成されている。
してクランプ25して装着することによって密閉閉止さ
れるが、前記金型21の内面には製品形状をなす型面が
形成されている。
この装置を用いてこの種の一層表皮合成樹脂製品を製造
するに際し、予めボックス22内には所定量の原料粉2
6を充填するとともに、第1図(a)に示すように予め
金型21を加熱する。
するに際し、予めボックス22内には所定量の原料粉2
6を充填するとともに、第1図(a)に示すように予め
金型21を加熱する。
この場合、ボックス22内に充填される原料粉26は、
発泡剤を含有した熱可塑性のものである。
発泡剤を含有した熱可塑性のものである。
そして、金型21が適度に加熱されると、ボックス22
の開口23側にクランプ25で金型21を装着してボッ
クス22内を密閉状態とし、前記開閉弁を操作すること
によって、前記給気口28から該ボックス22内に圧縮
空気Aを供給してボックス22内の圧力を、原料粉26
の含有する発泡剤の発泡圧より高く(例えば、発泡剤と
してアゾジカルボンアミドを用いる場合には、この圧縮
空気の圧力は15〜20kg/am)する(第1図(b
)参照)。
の開口23側にクランプ25で金型21を装着してボッ
クス22内を密閉状態とし、前記開閉弁を操作すること
によって、前記給気口28から該ボックス22内に圧縮
空気Aを供給してボックス22内の圧力を、原料粉26
の含有する発泡剤の発泡圧より高く(例えば、発泡剤と
してアゾジカルボンアミドを用いる場合には、この圧縮
空気の圧力は15〜20kg/am)する(第1図(b
)参照)。
この状態として、金型21とボックス22を回転又は反
転(第1図(C)の矢印R)させ、ボックス内に充填さ
れた原料粉26を金型21の型面に十分に付着させる。
転(第1図(C)の矢印R)させ、ボックス内に充填さ
れた原料粉26を金型21の型面に十分に付着させる。
なお、付着させるため、回転又は反転に限ることなく、
空気流の様なものて原料粉26を舞い上がらせることて
もよい。
空気流の様なものて原料粉26を舞い上がらせることて
もよい。
この時、金型21の型面は高温であるので、型面に到達
した原料粉26はその熱にJ二って溶融付着するが、ボ
ックス22内の圧力が高いので、発泡剤の発泡が抑制さ
れ、また、金型21の熱が原料粉26や外部への伝達で
低下させられ、その結果、金型21の型面に沿う近い部
分は緻密な組織に形成されて緻密層27aとなる。
した原料粉26はその熱にJ二って溶融付着するが、ボ
ックス22内の圧力が高いので、発泡剤の発泡が抑制さ
れ、また、金型21の熱が原料粉26や外部への伝達で
低下させられ、その結果、金型21の型面に沿う近い部
分は緻密な組織に形成されて緻密層27aとなる。
なお、この場合金型21の外側を適度に冷却することに
よって、緻密な表皮部分27aの形成を補助することが
好ましい。
よって、緻密な表皮部分27aの形成を補助することが
好ましい。
この後、溶融付着した原料粉26の残余部が溶融状態に
あるうちに、前記開閉弁を開きボックス22内の圧力を
外部に放出し低圧(第1図(d)矢印参照)にすると、
この残余部において発泡剤が発泡を開始し、前記緻密層
27aの裏面側に一体に発泡層27bを形成することが
できる。
あるうちに、前記開閉弁を開きボックス22内の圧力を
外部に放出し低圧(第1図(d)矢印参照)にすると、
この残余部において発泡剤が発泡を開始し、前記緻密層
27aの裏面側に一体に発泡層27bを形成することが
できる。
なお、この場合、ボックス22内の圧力の低下の程度に
より、発泡層27bの発泡倍率を適宜調整することがで
きる。
より、発泡層27bの発泡倍率を適宜調整することがで
きる。
この後、従来と同様に金型21をボックス22から外し
、第1図(e)に示ずように熱風ボックス31からの熱
風でキュアさせた?&、 金型21の外側に冷却水ノ
ズル32からの水をかけて冷却し、発泡層27 b I
:緻密層27aを一体に有する二層表皮合成樹脂製品3
3を金型21の型面から離型(第1図(f)参照)する
ものである。
、第1図(e)に示ずように熱風ボックス31からの熱
風でキュアさせた?&、 金型21の外側に冷却水ノ
ズル32からの水をかけて冷却し、発泡層27 b I
:緻密層27aを一体に有する二層表皮合成樹脂製品3
3を金型21の型面から離型(第1図(f)参照)する
ものである。
(発明の効果)
この発明は以上説明したように構成したから、圧縮空気
の給排によってボックス内の圧力を調整し、発泡剤を含
有する原料粉の発泡の程度が調整されるので、加熱され
た金型により原料粉を付着溶融させる時点にはボックス
内の圧力を高めて原料粉の発泡を抑制し、型面に沿って
近い部位に緻密層を形成することができ、また、緻密層
が形成された復にはボックス内の圧力を低下して残余部
の発泡をさせて発泡層を緻密層と一体に1種類の原料粉
で形成することができる。
の給排によってボックス内の圧力を調整し、発泡剤を含
有する原料粉の発泡の程度が調整されるので、加熱され
た金型により原料粉を付着溶融させる時点にはボックス
内の圧力を高めて原料粉の発泡を抑制し、型面に沿って
近い部位に緻密層を形成することができ、また、緻密層
が形成された復にはボックス内の圧力を低下して残余部
の発泡をさせて発泡層を緻密層と一体に1種類の原料粉
で形成することができる。
したがって、従来のように2種類の原料粉の使用をせず
に清み、製造設備の簡素化や製造作業がlO− 効率的に行なえる。
に清み、製造設備の簡素化や製造作業がlO− 効率的に行なえる。
第1図(a)〜(f)はこの発明の一実施例の工程説明
図、第2図(a、 )〜(g)は従来例の工程説明図で
ある。 A、圧縮空気、 1.21; 金型、 2. 8,22. ボックス
、3.23. 開口、 6. 9. 26. 原料
粉、7.27a; 緻密層、10,271); 発泡層
、]、3,33.二層表皮合成樹脂製品、28; 給気
口。
図、第2図(a、 )〜(g)は従来例の工程説明図で
ある。 A、圧縮空気、 1.21; 金型、 2. 8,22. ボックス
、3.23. 開口、 6. 9. 26. 原料
粉、7.27a; 緻密層、10,271); 発泡層
、]、3,33.二層表皮合成樹脂製品、28; 給気
口。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 開口を有するボックス内に発泡剤を有する原料粉を充填
し、この開口に加熱した金型を装着して閉止状態とし、
この金型に原料粉を付着させて発泡層の表面に緻密層を
形成した二層表皮合成樹脂製品の製造方法において、 前記ボックスには内部に連通する給気口を形成し、前記
ボックスの開口に金型を装着した後、前記給気口から圧
縮空気を供給して該ボックス内を高圧に保ち、金型の型
面側部位に前記原料粉を溶融付着させた後、前記圧縮空
気を排出して該ボックス内の圧力を低下させ、前記型面
に近い部位を緻密層に形成し、残余部を発泡硬化させて
発泡層を形成することを特徴とする二層表皮合成樹脂製
品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1131739A JPH02310015A (ja) | 1989-05-25 | 1989-05-25 | 二層表皮合成樹脂製品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1131739A JPH02310015A (ja) | 1989-05-25 | 1989-05-25 | 二層表皮合成樹脂製品の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02310015A true JPH02310015A (ja) | 1990-12-25 |
Family
ID=15065062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1131739A Pending JPH02310015A (ja) | 1989-05-25 | 1989-05-25 | 二層表皮合成樹脂製品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02310015A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04257407A (ja) * | 1991-02-08 | 1992-09-11 | Kasai Kogyo Co Ltd | 表皮材の成形方法 |
-
1989
- 1989-05-25 JP JP1131739A patent/JPH02310015A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04257407A (ja) * | 1991-02-08 | 1992-09-11 | Kasai Kogyo Co Ltd | 表皮材の成形方法 |
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