JPH04761A - 光電変換装置 - Google Patents
光電変換装置Info
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- JPH04761A JPH04761A JP1324986A JP32498689A JPH04761A JP H04761 A JPH04761 A JP H04761A JP 1324986 A JP1324986 A JP 1324986A JP 32498689 A JP32498689 A JP 32498689A JP H04761 A JPH04761 A JP H04761A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、光電変換装置に関し、より詳細には、光感度
を改善した光電変換装置に関する。
を改善した光電変換装置に関する。
[従来の技術]
従来、光電変換装置としては、例えば、特開昭60−1
2759号公報等によって技術開示されたBASIS型
の光電変換装置等が知られている。BAS I S型の
光電変換装置とは、ベースを浮遊状態にして光電変換に
より得られた電荷をここに蓄積した後に、この蓄積電荷
を読み出すタイプの光電変換装置をいう。このため、従
来のBAS I S型の光電変換装置は、ベース領域で
、光によるキャリアの励起を行なっていた。
2759号公報等によって技術開示されたBASIS型
の光電変換装置等が知られている。BAS I S型の
光電変換装置とは、ベースを浮遊状態にして光電変換に
より得られた電荷をここに蓄積した後に、この蓄積電荷
を読み出すタイプの光電変換装置をいう。このため、従
来のBAS I S型の光電変換装置は、ベース領域で
、光によるキャリアの励起を行なっていた。
第10図は、このような従来のBASIS型の光電変換
装置の主要部(光電変換部)の1例を示す概略図であり
、第10図(a)は平面図、第10図(b)は断面図で
ある6以下、第10図に示した充電変換装置について説
明する。
装置の主要部(光電変換部)の1例を示す概略図であり
、第10図(a)は平面図、第10図(b)は断面図で
ある6以下、第10図に示した充電変換装置について説
明する。
1は、半導体基板であり、リン(Ph)、アンチモン(
sb)、ヒ素(As)等の不純物をトープしてn型とさ
れるか、あるいは、ボロン(B)、アルミニウム(A℃
)等の不純物をトープしてp型とされている。
sb)、ヒ素(As)等の不純物をトープしてn型とさ
れるか、あるいは、ボロン(B)、アルミニウム(A℃
)等の不純物をトープしてp型とされている。
2は、n4埋め込み領域である。
3は、不純物濃度の低いn−領域であり、n埋め込み領
¥x、2上にエピタキシャル技術等て形成される。
¥x、2上にエピタキシャル技術等て形成される。
5は、受光部およびBPTのベース領域としてのp+領
領域あり、n−領域3上に、不純物拡散、イオン注入、
エピタキシャル技術等を用し)で形成され、ポロン(B
)等の不純物をドープされてなる。
領域あり、n−領域3上に、不純物拡散、イオン注入、
エピタキシャル技術等を用し)で形成され、ポロン(B
)等の不純物をドープされてなる。
6は、BPTのエミッタとしてのn+領領域ある。
7は、MoSトランジスタのドレインとしてのn′)領
域である。
域である。
101は、MOSトランジスタのゲートとなる電極であ
り、多結晶シリコン、金属によって形成される。
り、多結晶シリコン、金属によって形成される。
102は、BPTのエミッタ電極であり、多結晶シリコ
ン、単結晶シリコン、高融点金属等によって形成される
。
ン、単結晶シリコン、高融点金属等によって形成される
。
103は電極配線であり、金属等によって形成される。
110.130は、電極、配線、素子間を分離するため
の絶縁膜である。
の絶縁膜である。
120は、保護膜およびMoSトランジスタのゲート膜
としての酸化膜である。
としての酸化膜である。
200は、水平素子分離領域であり、多結晶シリコン等
により形成される。
により形成される。
このような、光電変換装置においては、従来より、装置
の微細化の検討が行なわれていた。
の微細化の検討が行なわれていた。
[発明が解決しようとしている課題]
しかし、上述のような従来の充電変換装置においては、
微細化が進んだ場合に、ベース・コレクタ間容量が太き
(なるため、十分な光感度を得ることができないという
n題を有していた。
微細化が進んだ場合に、ベース・コレクタ間容量が太き
(なるため、十分な光感度を得ることができないという
n題を有していた。
一般に、BPTをセンサセルとした光電変換装置の感度
S6は近似的に次式であられせる。
S6は近似的に次式であられせる。
s、 −ipoAioti ・−・(1
)l1le ここで、1pは単位面積当りの光誘起電流、A8は開口
面積、t、は蓄積時間、Cbeはベース・コレクタ間容
量である。
)l1le ここで、1pは単位面積当りの光誘起電流、A8は開口
面積、t、は蓄積時間、Cbeはベース・コレクタ間容
量である。
(1)式から解るように、単位面積当りになおしたベー
ス・コレクタ間容量(Cbc/A−)が犬きくなると光
感度は低下する。
ス・コレクタ間容量(Cbc/A−)が犬きくなると光
感度は低下する。
微細化が進むとベース・コレクタ間容量Cbe/ A
*が大きくなるのは、本発明者の検討によれば、以下の
理由による。
*が大きくなるのは、本発明者の検討によれば、以下の
理由による。
上記従来の光電変換装置では、光電変換装置の微細化が
進む程、単位セルの開口面積にしめる光電変換領域の受
光面の面積に対する周辺の長さの割合は大きくなってい
た。開口面の真下はp4n接合で接合容量は小さいが、
一方、開口面の周辺は当該光電変換領域と水平素子分離
領域200の下に形成されているチャネルストップ領域
(n0領域)との間でp+ n*接合が形成されている
ため、単位面積当りになおしたベース・コレクタ間容量
Cb、/A、の値が大きくなってしまう。これが、微細
化された光電変換装置においてベース・コレクタ間容量
Cbc/A、を増大させ、センサの感度を低下させる原
因である。通常、このp + n ″接合によるキャパ
シタンスは、Cbeの半分程度にもなっていた。
進む程、単位セルの開口面積にしめる光電変換領域の受
光面の面積に対する周辺の長さの割合は大きくなってい
た。開口面の真下はp4n接合で接合容量は小さいが、
一方、開口面の周辺は当該光電変換領域と水平素子分離
領域200の下に形成されているチャネルストップ領域
(n0領域)との間でp+ n*接合が形成されている
ため、単位面積当りになおしたベース・コレクタ間容量
Cb、/A、の値が大きくなってしまう。これが、微細
化された光電変換装置においてベース・コレクタ間容量
Cbc/A、を増大させ、センサの感度を低下させる原
因である。通常、このp + n ″接合によるキャパ
シタンスは、Cbeの半分程度にもなっていた。
本発明は、以上説明したような従来技術の課題に鑑みて
試されたものであり、微細化しても十分な光感度を得る
ことが可能な充電変換装置を提供することを目的とする
。
試されたものであり、微細化しても十分な光感度を得る
ことが可能な充電変換装置を提供することを目的とする
。
[課題を解決するための手段]
本発明は、第1導電型を有する第1半導体領域と;第2
導電型を有する、制御電極領域としての第2半導体領域
と:第1導電型を有する、蓄積電荷を出力するための第
3半導体領域と;前記第2半導体領域と電気的に接して
設けられた、第2導電型を有する、電荷蓄積領域として
の第4半導体領域と;を少なくとも有し、且つ、前記第
2半導体領域の不純物濃度が前記第4半導体領域の不純
物濃度よりも大きいことを特徴とする特上記特徴におい
ては、少なくとも前記第2半導体領域および前記第3半
導体領域が自己整合的に形成されることが望ましい。
導電型を有する、制御電極領域としての第2半導体領域
と:第1導電型を有する、蓄積電荷を出力するための第
3半導体領域と;前記第2半導体領域と電気的に接して
設けられた、第2導電型を有する、電荷蓄積領域として
の第4半導体領域と;を少なくとも有し、且つ、前記第
2半導体領域の不純物濃度が前記第4半導体領域の不純
物濃度よりも大きいことを特徴とする特上記特徴におい
ては、少なくとも前記第2半導体領域および前記第3半
導体領域が自己整合的に形成されることが望ましい。
上記特徴においては、前記第4半導体領域の拡散深さが
、前記第2半導体領域の拡散深さよりも深いことが望ま
しい。
、前記第2半導体領域の拡散深さよりも深いことが望ま
しい。
[作用]
本発明は、ベース領域と光電変換領域とを別々に形成す
ることにより、単位面積当りになおしたペース・コレク
タ間容量C,,/A、を低下させ、これにより光電変換
装置の光感度を向上させるものである。すなわち、本発
明においては、ベース領域と光電変換領域とを別々に形
成することにより当該光電変換領域を不純物濃度の低い
半導体により形成することが可能となるため、当該光電
変換領域とチャネルストップ領域との間の接合をp−n
“接合とすることができ、これにより、当該接合による
キャパシタンスを小さくすることができる。従って、本
発明によれば、単位面積当りになおしたベース・コレク
タ間容量c be/ A 、を低下させることができ、
ひいては、光感度を向上させることができるのである。
ることにより、単位面積当りになおしたペース・コレク
タ間容量C,,/A、を低下させ、これにより光電変換
装置の光感度を向上させるものである。すなわち、本発
明においては、ベース領域と光電変換領域とを別々に形
成することにより当該光電変換領域を不純物濃度の低い
半導体により形成することが可能となるため、当該光電
変換領域とチャネルストップ領域との間の接合をp−n
“接合とすることができ、これにより、当該接合による
キャパシタンスを小さくすることができる。従って、本
発明によれば、単位面積当りになおしたベース・コレク
タ間容量c be/ A 、を低下させることができ、
ひいては、光感度を向上させることができるのである。
また、以下の理由により、本発明によれば上記(1)式
における単位面積当りの光誘起電流i。
における単位面積当りの光誘起電流i。
を大きくすることも可能であり、この点からも、光電変
換装置の光感度の向上を図ることが可能である。
換装置の光感度の向上を図ることが可能である。
第2図(a)は通常の光電変換装置の受光面下の層構造
を拡大して示した概略的断面図であり、第2図(b)は
第2図(a)の深さ方向におけるポテンシャル図である
。第2図(a)において、Wは空乏層全体の幅、Xpは
p−領域における空乏層幅、X、はn−領域における空
乏層幅、X。
を拡大して示した概略的断面図であり、第2図(b)は
第2図(a)の深さ方向におけるポテンシャル図である
。第2図(a)において、Wは空乏層全体の幅、Xpは
p−領域における空乏層幅、X、はn−領域における空
乏層幅、X。
はp−領域の深さである。また、第2図(b)において
、Wは空乏層幅、Xdはp−領域の中性領域を示し、X
d=Xr X、である。
、Wは空乏層幅、Xdはp−領域の中性領域を示し、X
d=Xr X、である。
空乏層(空乏層幅W内)中で光を吸収した場合には、生
成された電子と正孔は、ドリフトよりすみやかに移動す
るため再結合はおこりにくく、従って、非常に優れた光
感度を得ることができる。しかし、中性領域(第2図中
、X、で示された部分)で光吸収がおこる場合には、生
成された電子は拡散により移動するために、正孔と再結
合をおこし、光に対する感度が低くなる。すなわち、光
感度の面からは、受光部表面の中性領域は少ない方が良
い。
成された電子と正孔は、ドリフトよりすみやかに移動す
るため再結合はおこりにくく、従って、非常に優れた光
感度を得ることができる。しかし、中性領域(第2図中
、X、で示された部分)で光吸収がおこる場合には、生
成された電子は拡散により移動するために、正孔と再結
合をおこし、光に対する感度が低くなる。すなわち、光
感度の面からは、受光部表面の中性領域は少ない方が良
い。
しかし、表面が空乏化すると、半導体と絶縁層の界面で
光の入射にかかわりなくキャリアが生成されてノイズと
なるため、表面付近は中性領域である方がよい。
光の入射にかかわりなくキャリアが生成されてノイズと
なるため、表面付近は中性領域である方がよい。
一方、中性領域の幅が広すぎると、低波長光に対する感
度が低下する。例えば、光電変換領域を形成する材料が
Siである場合には、青色(λ=0.45μm)、緑色
(λ=0.53μm)、赤色(λ=0.65μm)にお
ける吸収係数は、それぞれ青色〜2 X 10’ c
m−’、緑色〜7.5X103cm−’、赤色〜3X1
0’cm−’であり、半値幅を0.05μmとすると、
光の吸収が行なわれる深さは、青色〜1μm、緑色〜2
μm、赤色〜5μmとなる。故に半導体表面における中
性領域の厚ざXdの影響を青色が最も受けることとなり
、感度がおちる。
度が低下する。例えば、光電変換領域を形成する材料が
Siである場合には、青色(λ=0.45μm)、緑色
(λ=0.53μm)、赤色(λ=0.65μm)にお
ける吸収係数は、それぞれ青色〜2 X 10’ c
m−’、緑色〜7.5X103cm−’、赤色〜3X1
0’cm−’であり、半値幅を0.05μmとすると、
光の吸収が行なわれる深さは、青色〜1μm、緑色〜2
μm、赤色〜5μmとなる。故に半導体表面における中
性領域の厚ざXdの影響を青色が最も受けることとなり
、感度がおちる。
一般に、光電変換装置の分光感度は、近似的に、次式で
表わされる。
表わされる。
[A/W] ・・・ (2)
ここで、λは入射光の波長、αは入射光の吸収係数(c
m−’) 、X4は不感領域(中性領域)、Wは高感度
領域(空乏層幅)、Tは半導体中に入射する光量の割合
(透過率)である。
m−’) 、X4は不感領域(中性領域)、Wは高感度
領域(空乏層幅)、Tは半導体中に入射する光量の割合
(透過率)である。
上式(2)かられかるように、光電変換装置の分光感度
はXaの厚さに敏感に影響されるため、優れた分光感度
を得るためには、X、は薄い方がよい。また感度には波
長依存があり、青色は赤色に比べ、感度が低くなる。な
お、・分光感度を相対的に補正するためにWを小さくし
て最適化することも可能である。
はXaの厚さに敏感に影響されるため、優れた分光感度
を得るためには、X、は薄い方がよい。また感度には波
長依存があり、青色は赤色に比べ、感度が低くなる。な
お、・分光感度を相対的に補正するためにWを小さくし
て最適化することも可能である。
このように、p−領域の中性領域の幅Xdの設定(すな
わち、空乏層幅Wの設定)は、優れた特性を有する光電
変換装置を得る上で非常に重要である。
わち、空乏層幅Wの設定)は、優れた特性を有する光電
変換装置を得る上で非常に重要である。
ここで、空乏層幅Wは、次のような関係式で示される。
なお、NAはp−領域の不純物密度、Noはn領域の不
純物密度、ε8は話電率、VRは逆バイアス電圧であり
、 である(n+ は真正キャリア密度)。
純物密度、ε8は話電率、VRは逆バイアス電圧であり
、 である(n+ は真正キャリア密度)。
また、中性領域の幅Xdは、
O
×、−・W ・・・ (5
)NA+N。
)NA+N。
で示される。
これらの式から明らかなように、p−領域の中性領域の
幅X、の設定(すなわち、空乏層幅Wの設定)は、p−
領域およびn−領域の不純物密度の設定により行なうこ
とができる。
幅X、の設定(すなわち、空乏層幅Wの設定)は、p−
領域およびn−領域の不純物密度の設定により行なうこ
とができる。
本発明によれば、ベース領域と光電変換領域とを別々に
形成したので、光電変換領域の不純物濃度を、ベース領
域の不純物濃度の最適値に束縛されずに、自由に定める
ことができるので、光電変換領域中の中性領域の幅を任
意に設定することが可能である。すなわち、本発明によ
tば上記(1)式における光話起電流i、を犬きくする
ことも可能であり、この点からも、充電変換装置の光感
度の向上に有効である。
形成したので、光電変換領域の不純物濃度を、ベース領
域の不純物濃度の最適値に束縛されずに、自由に定める
ことができるので、光電変換領域中の中性領域の幅を任
意に設定することが可能である。すなわち、本発明によ
tば上記(1)式における光話起電流i、を犬きくする
ことも可能であり、この点からも、充電変換装置の光感
度の向上に有効である。
[実施例コ
以下、本発明の実施例について、図面を用いて詳細に説
明する。
明する。
(実施例1)
第1図(a)および(b)は、本実施例に係わる光電変
換装置の主要部(光電変換部)を示す概略的構成図であ
り、第1図(a)は平面図、第1図(b)は、第1図(
a)のA−A’線における断面図である。図において、
第9図と同じ符号を付したものは、それぞれ同じものを
示す。また、4は、光電変換領域としてのp−領域であ
り、n−領域3上に不純物拡散、イオン注入、エピタキ
シャル技術等を用いて形成され、ボロン(B)等の不純
物がトープされている。さらに、5は、ベース領域とし
てのp″″″領域り、充電変換領域4と同様、n−領域
3上に不純物拡散、イオン注入、エピタキシャル技術等
を用いて形成され、ボロン(B)等の不純物がトープさ
れている。なお、エミッタ電極102は多結晶シリコン
により形成した。
換装置の主要部(光電変換部)を示す概略的構成図であ
り、第1図(a)は平面図、第1図(b)は、第1図(
a)のA−A’線における断面図である。図において、
第9図と同じ符号を付したものは、それぞれ同じものを
示す。また、4は、光電変換領域としてのp−領域であ
り、n−領域3上に不純物拡散、イオン注入、エピタキ
シャル技術等を用いて形成され、ボロン(B)等の不純
物がトープされている。さらに、5は、ベース領域とし
てのp″″″領域り、充電変換領域4と同様、n−領域
3上に不純物拡散、イオン注入、エピタキシャル技術等
を用いて形成され、ボロン(B)等の不純物がトープさ
れている。なお、エミッタ電極102は多結晶シリコン
により形成した。
次に、第1図に示した本実施例の光電変換装置の製造プ
ロセスについて、N3図(a)〜(C)を用いて説明す
る。
ロセスについて、N3図(a)〜(C)を用いて説明す
る。
■p型あるいはn型基板1に、As、Sb、P等をイオ
ン注入、不純物拡散等することにより、n゛埋め込み領
域2(不純物濃度1×1015〜1019c m−3)
を形成した。
ン注入、不純物拡散等することにより、n゛埋め込み領
域2(不純物濃度1×1015〜1019c m−3)
を形成した。
■エピタキシャル技術等により、n−領域3(不純物濃
度1 x 10 ”〜10 I7c m−3)を作製し
た。
度1 x 10 ”〜10 I7c m−3)を作製し
た。
■コレクタの抵抗を減少させるためのn゛領域不純物濃
度I X 10 ”〜1020c m−’)を形成した
。
度I X 10 ”〜1020c m−’)を形成した
。
■イオン注入、熱拡散等により、チャネルストップを形
成した。
成した。
■素子分離領域200を、選択酸化法、CVD法等によ
り作成した。
り作成した。
■シリコン窒化[300を堆積した後、パターニングを
行ない、窒化膜を選択的に残した。その後、窒化@30
0をイオン注入マスクとして、自己整合的にボロイをイ
オン注入し、p−領域4を作成した(第3図(a))。
行ない、窒化膜を選択的に残した。その後、窒化@30
0をイオン注入マスクとして、自己整合的にボロイをイ
オン注入し、p−領域4を作成した(第3図(a))。
■シリコン窒化[300をマスクとして選択酸化し、厚
い酸化(1000〜4000人)をし、絶縁層110を
作成した後、Sj、N4膜のみを除去した。
い酸化(1000〜4000人)をし、絶縁層110を
作成した後、Sj、N4膜のみを除去した。
■レジスト・パターニングをし、エミッタ部をエツチン
グし、窓あけをした後、イオン注入、熱拡散法等により
、BPTのベースとなるp′″領域5を形成した(第3
図(b))。
グし、窓あけをした後、イオン注入、熱拡散法等により
、BPTのベースとなるp′″領域5を形成した(第3
図(b))。
■全面にポリシリコンあるいは41−結晶を堆積した後
、不純物拡散(熱拡散あるいは、イオン注人、ドープ膜
)をした後、MO3Trのゲート101、BPTのエミ
ッタ102をバターニングした。同時に熱処理を行ない
、エミッタ領域6を形成した(第3図(C))。
、不純物拡散(熱拡散あるいは、イオン注人、ドープ膜
)をした後、MO3Trのゲート101、BPTのエミ
ッタ102をバターニングした。同時に熱処理を行ない
、エミッタ領域6を形成した(第3図(C))。
[株]絶縁物(Si02 、Sis Na等)13oを
堆積した後、コンタクトのバターニングをして金属(、
l!、 1f2−3i、等)を全面堆積し、金属配線バ
ターニングをする。なお、その後、さらに絶縁物を堆積
し、配線の保護膜等を形成してもよい。
堆積した後、コンタクトのバターニングをして金属(、
l!、 1f2−3i、等)を全面堆積し、金属配線バ
ターニングをする。なお、その後、さらに絶縁物を堆積
し、配線の保護膜等を形成してもよい。
以上、本実施例の充電変換装置の製造プロセスについて
説明した。このように、本実施例では、ベース領域5の
面積をエミッタの下部のみに自己整合プロセスにより作
成した。自己整合プロセスを用いることにより、ベース
領域5の形成位置を精度よく決定することができるので
、エミッタ領域6の面積とほぼ同じの面積のみとするこ
とができた。また、光電変換領域とは別々に、p領域の
濃度、深さの設計を行なうことができた。
説明した。このように、本実施例では、ベース領域5の
面積をエミッタの下部のみに自己整合プロセスにより作
成した。自己整合プロセスを用いることにより、ベース
領域5の形成位置を精度よく決定することができるので
、エミッタ領域6の面積とほぼ同じの面積のみとするこ
とができた。また、光電変換領域とは別々に、p領域の
濃度、深さの設計を行なうことができた。
第4図は、第1図(b)におけるBPTのエミッタの周
辺を拡大して示した概略的断面図である。
辺を拡大して示した概略的断面図である。
本実施例では、BPTのベース・エミッタを両方とも自
己整合型に作成したために、ベース領域5の周辺のコレ
クタ電流の流れIC2に注意する必要がある。
己整合型に作成したために、ベース領域5の周辺のコレ
クタ電流の流れIC2に注意する必要がある。
ベース領域5の作成時にイオン注入を用いると、不純物
ドープの分布がマスクの縦方向の徐さより横方向の深さ
が浅くなる。一方、エミッタのn1領域6は熱拡散で1
02から拡散するため、縦、横の拡散深さはほぼ等しく
なる。そのため、縦のベース幅WBと横のベース幅W6
′がW、>W11′となってしまう。
ドープの分布がマスクの縦方向の徐さより横方向の深さ
が浅くなる。一方、エミッタのn1領域6は熱拡散で1
02から拡散するため、縦、横の拡散深さはほぼ等しく
なる。そのため、縦のベース幅WBと横のベース幅W6
′がW、>W11′となってしまう。
ベース領域が階段的である場合には、コレクタ電流は、
近似的に、 であられされ、N、・Wらに逆比例する。なお、(6)
式において、N11はベース濃度である。したがフて、
N、が一定であるとすると、WB〉W、゛の場合には、
横方向のrcが多く流れることになる。その場合、パタ
ーン寸法のバラツキを電流増巾率hFEのバラツキに反
映させてしまうため、センサセルのバラツキの原因にな
る。すなわち、縦方向のhFEと横方向のh FE’が
異なり、h PE< h FE’ になると周辺の影響
が大きくなるのである。このエミッタ周辺効果をおさえ
るためには周辺コレクタ電流をおさえておく必要があり
、ベース構造に工夫をしておく必要がある。少なくとも
、 h rt> h FE’ としなければならない。
近似的に、 であられされ、N、・Wらに逆比例する。なお、(6)
式において、N11はベース濃度である。したがフて、
N、が一定であるとすると、WB〉W、゛の場合には、
横方向のrcが多く流れることになる。その場合、パタ
ーン寸法のバラツキを電流増巾率hFEのバラツキに反
映させてしまうため、センサセルのバラツキの原因にな
る。すなわち、縦方向のhFEと横方向のh FE’が
異なり、h PE< h FE’ になると周辺の影響
が大きくなるのである。このエミッタ周辺効果をおさえ
るためには周辺コレクタ電流をおさえておく必要があり
、ベース構造に工夫をしておく必要がある。少なくとも
、 h rt> h FE’ としなければならない。
■。を、ベースの不純物密度分布まで考慮に入れて近似
的に表わすと、 となり、ここで、NBWBの代わりに用いられている、
1ns(x)dxで表わされるW、は、ベース領域の中
性領域の厚みを示す。また、ベース不純物が分布n 、
(x)を有していて、その積分値が問題となる。通常
(n21(x)dxは、ガンメル数と呼ばれている。す
なわち、BPTの横方向のガンメル数は縦方向のガンメ
ル数より、小さくすればよい。本発明では横方向はP−
領域を作成して、横方向はp″p−構造とし、横方向の
ガンメル数を小さくしている。
的に表わすと、 となり、ここで、NBWBの代わりに用いられている、
1ns(x)dxで表わされるW、は、ベース領域の中
性領域の厚みを示す。また、ベース不純物が分布n 、
(x)を有していて、その積分値が問題となる。通常
(n21(x)dxは、ガンメル数と呼ばれている。す
なわち、BPTの横方向のガンメル数は縦方向のガンメ
ル数より、小さくすればよい。本発明では横方向はP−
領域を作成して、横方向はp″p−構造とし、横方向の
ガンメル数を小さくしている。
さらに、第4図のA−A’ の線の概略の電位図を第5
図に示す。すなわち、コレクタ電流は電位の低い、n−
領域を流れる。このため、p−領域4をpゝ領域5より
深くすることは、BPTを安定に動作(すなわち、hP
Eのバラツキを小さく)させるためには、非常に有効で
ある。
図に示す。すなわち、コレクタ電流は電位の低い、n−
領域を流れる。このため、p−領域4をpゝ領域5より
深くすることは、BPTを安定に動作(すなわち、hP
Eのバラツキを小さく)させるためには、非常に有効で
ある。
さらに、本実施例の光電変換装置は、エミッタ電極10
2の周辺の寄性容量が、従来構造よりも小さくできる。
2の周辺の寄性容量が、従来構造よりも小さくできる。
すなわち、従来センサでは電極102の周辺は薄いゲー
ト膜と同じであり、エミッタの寄性容量が大きいため、
エミッタ・ベース容量Cbeが実質的に大きかった。本
実施例によれば、このCb、を低下させることができる
。
ト膜と同じであり、エミッタの寄性容量が大きいため、
エミッタ・ベース容量Cbeが実質的に大きかった。本
実施例によれば、このCb、を低下させることができる
。
エミッタの容量は、エミッタ・ベース間のn′p接合の
容量Cb@j と、エミッタ電極102と酸化膜120
あるいは110を介したベースとの間の容][Cb @
。との並列てあり、第9図(a)に下す如くである。
容量Cb@j と、エミッタ電極102と酸化膜120
あるいは110を介したベースとの間の容][Cb @
。との並列てあり、第9図(a)に下す如くである。
CbeJは純粋に生じる容量であるが、C1,、。は寄
性容量である。Cba。は酸化膜の厚みと面積によって
決まる。
性容量である。Cba。は酸化膜の厚みと面積によって
決まる。
すなわち、Cba。=εo、xA0/loxできまる。
ここでε。8は酸化膜の話電率、t oxは酸化膜厚み
、Aoは周辺面積である。
、Aoは周辺面積である。
第4図で示す如く、近似的にエミッタの一辺の寸法をa
、ポリシリコンの寸法すとし、aに対して、b”’a+
2 (μm)として設計ルールを固定した場合、コンタ
クト面積はAj =82μm2周辺面積はA0= (a
+2) 2.4zm2となり、A o / A Jはa
に対して第9図(b)の如くなる。すなわち、寸法が微
細化するとA0/A、は犬になるため、本発明の如く、
t oxを大にして、Cba。を小にして、Cba=C
beJ + Cbe。を小にする。
、ポリシリコンの寸法すとし、aに対して、b”’a+
2 (μm)として設計ルールを固定した場合、コンタ
クト面積はAj =82μm2周辺面積はA0= (a
+2) 2.4zm2となり、A o / A Jはa
に対して第9図(b)の如くなる。すなわち、寸法が微
細化するとA0/A、は犬になるため、本発明の如く、
t oxを大にして、Cba。を小にして、Cba=C
beJ + Cbe。を小にする。
これにより、エミッタ周辺の寄性容量を激減させること
ができた。
ができた。
以上説明したように、本実施例の充電変換装置は、h2
.のバラツキが少なく、光感度に優れた光電変換装置を
得ることができた。
.のバラツキが少なく、光感度に優れた光電変換装置を
得ることができた。
(実施例2)
第6図は、本発明の他の実施例に係る光電変換装置を示
す概略的断面図である。本実施例に係る光電変換装置は
、エミッタ電極102が単結晶シリコンにより形成され
たことと、ニミッタ領域6がほとんどないこととが、上
記実施例1と異なる。
す概略的断面図である。本実施例に係る光電変換装置は
、エミッタ電極102が単結晶シリコンにより形成され
たことと、ニミッタ領域6がほとんどないこととが、上
記実施例1と異なる。
本実施例の充電変換装置では、単結晶シリコンにより形
成されたエミッタ電極がエミッタとして機能するので、
エミッタの周辺電流が少なくなり、hFEのバラツキを
少なくすることができる。
成されたエミッタ電極がエミッタとして機能するので、
エミッタの周辺電流が少なくなり、hFEのバラツキを
少なくすることができる。
(実施例3)
第7図は、本発明の光電変換装置を用いたラインセンサ
を示す回路図である。このラインセンサにおいては、S
l・・・ で示すセンサとBPT2として上記実施例1
で示した光電変換装置を用いた。また、他のトランジス
タとしては、はMOSトランジスタを使用した。
を示す回路図である。このラインセンサにおいては、S
l・・・ で示すセンサとBPT2として上記実施例1
で示した光電変換装置を用いた。また、他のトランジス
タとしては、はMOSトランジスタを使用した。
センサトランジスタのエミッタ・ベース間容量をCbe
、ベース・コレクタ間容量をcbo、電流増巾率をhf
e5読み出し容量をCtとすると、C0に読み出された
エミッタ電圧VErのバラツキ電圧は、近似的に次式と
なる。
、ベース・コレクタ間容量をcbo、電流増巾率をhf
e5読み出し容量をCtとすると、C0に読み出された
エミッタ電圧VErのバラツキ電圧は、近似的に次式と
なる。
ここで、FPNnは本質的固定パターン雑音てあり、A
は、 A −ct / (Cbc、Flfa ) 但し
、1 >Aである。
は、 A −ct / (Cbc、Flfa ) 但し
、1 >Aである。
また、C,e、Ctのバラツキが小さい場合は、上式は
、 となる。本発明の光電変換装置では、センサの高感度化
を行なうために、Cbeの極小化を行なったので(1+
Cbe/ Cbe )を小さくするために、Cbeの
極小化を行なうことも非常に重要であるが、先に説明し
たように、エミッタの寄性容量を減少させることにより
(1+ Cbe/ Cbe)も小さく保つことができる
。
、 となる。本発明の光電変換装置では、センサの高感度化
を行なうために、Cbeの極小化を行なったので(1+
Cbe/ Cbe )を小さくするために、Cbeの
極小化を行なうことも非常に重要であるが、先に説明し
たように、エミッタの寄性容量を減少させることにより
(1+ Cbe/ Cbe)も小さく保つことができる
。
また、横方向電流をおさえることにより、hfeのバラ
ツキをおさえて、△VErを小さくすることができる。
ツキをおさえて、△VErを小さくすることができる。
(実施例4)
第8図は、本発明の光電変換装置を用いたエリアセンサ
を示す回路図である。本実施例においても、上記実施例
3と同様に、センサのバラツキをおさえることに効果が
ある。
を示す回路図である。本実施例においても、上記実施例
3と同様に、センサのバラツキをおさえることに効果が
ある。
寄性容量を減らすことは、このエリアセンサにおいては
、異った意味で第7図のラインセンサより効果は大きい
。エリアセンサにおいては、各画素から出力を読み出す
場合の負荷容量はCtではなく、垂直線の数Nで決まる
。すなわち、負荷容量となるのは、NC+、、と配線容
量である。
、異った意味で第7図のラインセンサより効果は大きい
。エリアセンサにおいては、各画素から出力を読み出す
場合の負荷容量はCtではなく、垂直線の数Nで決まる
。すなわち、負荷容量となるのは、NC+、、と配線容
量である。
高精細対応のセンサの場合、従来は、Nの数が大きくな
ると負荷容量が一義的に決まってしまうので、センサの
駆動能力から行ってもエミッタ寸法(従来のセンサのL
l)を小さくすることは難しかったのである。これに対
して、本発明の光電変換装置によれば、各画素の負荷容
量を減らすことが容易になった。
ると負荷容量が一義的に決まってしまうので、センサの
駆動能力から行ってもエミッタ寸法(従来のセンサのL
l)を小さくすることは難しかったのである。これに対
して、本発明の光電変換装置によれば、各画素の負荷容
量を減らすことが容易になった。
さらに、Cbcの低下により、感度も上げることができ
た。
た。
[発明の効果]
以上詳細に説明したように、本発明によれば、光電変換
装置の光感度を向上させ、且つ、電流増幅率hfaのバ
ラツキを小さくすることができる。
装置の光感度を向上させ、且つ、電流増幅率hfaのバ
ラツキを小さくすることができる。
また、本発明の光電変換装置を用いてラインセンサ、エ
リアセンサ等を作成した場合には、エミッタの寄性容量
を減少させ、Cbeを/hさくすることができるので、
1+C6゜/Cbeを小さく保つことができ、従って、
FPNを小さく保つことができる。これにより、ライン
センサ等の光感度を向上させ、また、S/Nを改善する
ことができる。
リアセンサ等を作成した場合には、エミッタの寄性容量
を減少させ、Cbeを/hさくすることができるので、
1+C6゜/Cbeを小さく保つことができ、従って、
FPNを小さく保つことができる。これにより、ライン
センサ等の光感度を向上させ、また、S/Nを改善する
ことができる。
さらに、本発明の光電変換装置を用いてエリアセンサ等
を作成した場合には、Cbeの低減は、エリアセンサの
負荷容量をへらすことになるので、BPTの駆動能力を
下げることが可能となり、従って、エミッタを小さく設
計することかできるので、高集積化に有効である。
を作成した場合には、Cbeの低減は、エリアセンサの
負荷容量をへらすことになるので、BPTの駆動能力を
下げることが可能となり、従って、エミッタを小さく設
計することかできるので、高集積化に有効である。
第1図(a)および(b)は、本実施例に係わる光電変
換装置の主要部(光電変換部)を示す概略的構成図であ
り、第1図(a)は平面図、第1図(b)は、第1図(
a)のA−A’線における断面図、 第2図(a)は、通常の光電変換装置の受光面下の層構
造を拡大して示した概略的断面図、第2図(b)は、第
2図(a)の深さ方向におけるポテンシャル図、 第3図(a)〜(C)は、第1図に示した本実施例の充
電変換装置の製造プロセスについて説明するための概略
的断面図、 第4図は、第1図(b)におけるBPTのエミッタの周
辺を拡大して示した概略的断面図、第5図は、第4図の
A−A’ の線の電位を示す概略図、 第6図は、本発明の他の実施例に係る光電変換装置を示
す概略的断面図、 第7図は、本発明の光電変換装置を用いたラインセンサ
を示す回路図、 第8図は、本発明の光電変換装置を用いたエリアセンサ
を示す回路図、 第9図は、本発明の実施例1に係る光電変換装置の特性
を説明するための図であり、第9図(a)はエミッタ容
量の等価回路図、第9図(b)はエミッタ寸法と、(周
辺面積A0)/(コンタクト面積AJ)との関係を示す
グラフ、 第10図は、従来のBASIS型の光電変換装置の主要
部(光電変換部)の1例を示す概略的断面図であり、第
10図(a)は平面図、第10図(b)は断面図である
。 (符号の説明) 1・・・半導体基板、2・・・n゛埋め込み領域、3・
・・不純物濃度の低いn−領域、4・・・充電変換領域
、5・・・受光部およびBPTのベース領域としてのp
“領域、5゛・・・ベース領域、6・・・BPTのエミ
ッタとしてのn“領域、7・・・MO3I−ランジスタ
のドレインとしての00領域、101・・・MOSトラ
ンジスタのゲートとなる電極、102・・・BPTのエ
ミッタ電極、103・・・電極配線、110.130・
・・電極、配線、素子間を分離するための絶縁膜、12
0・・・保護膜およびMoSトランジスタのゲートsと
しての酸化膜、200・・・水平素子分離領域。 第1ズ (a) (b) kす イ1 図 +02 +01 第 図 (a) 第 図 第 図 第 図 第 図 第9図 (a) 第 図 (b) (b) 一辺の長さ a(μm) 手続補正書 平成 2年 4月20日 1、事件の表示 平成1年特許願第324986号 2、発明の名称 光電変換装置 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都大田区下丸子 3丁目30番2号 名 称 (100)キャノン株式会社代表者 山路敬
三 4、代 理 人 〒160電話o3 (3s81884
0手 続 補 正 1重り 平成3年8月27日
換装置の主要部(光電変換部)を示す概略的構成図であ
り、第1図(a)は平面図、第1図(b)は、第1図(
a)のA−A’線における断面図、 第2図(a)は、通常の光電変換装置の受光面下の層構
造を拡大して示した概略的断面図、第2図(b)は、第
2図(a)の深さ方向におけるポテンシャル図、 第3図(a)〜(C)は、第1図に示した本実施例の充
電変換装置の製造プロセスについて説明するための概略
的断面図、 第4図は、第1図(b)におけるBPTのエミッタの周
辺を拡大して示した概略的断面図、第5図は、第4図の
A−A’ の線の電位を示す概略図、 第6図は、本発明の他の実施例に係る光電変換装置を示
す概略的断面図、 第7図は、本発明の光電変換装置を用いたラインセンサ
を示す回路図、 第8図は、本発明の光電変換装置を用いたエリアセンサ
を示す回路図、 第9図は、本発明の実施例1に係る光電変換装置の特性
を説明するための図であり、第9図(a)はエミッタ容
量の等価回路図、第9図(b)はエミッタ寸法と、(周
辺面積A0)/(コンタクト面積AJ)との関係を示す
グラフ、 第10図は、従来のBASIS型の光電変換装置の主要
部(光電変換部)の1例を示す概略的断面図であり、第
10図(a)は平面図、第10図(b)は断面図である
。 (符号の説明) 1・・・半導体基板、2・・・n゛埋め込み領域、3・
・・不純物濃度の低いn−領域、4・・・充電変換領域
、5・・・受光部およびBPTのベース領域としてのp
“領域、5゛・・・ベース領域、6・・・BPTのエミ
ッタとしてのn“領域、7・・・MO3I−ランジスタ
のドレインとしての00領域、101・・・MOSトラ
ンジスタのゲートとなる電極、102・・・BPTのエ
ミッタ電極、103・・・電極配線、110.130・
・・電極、配線、素子間を分離するための絶縁膜、12
0・・・保護膜およびMoSトランジスタのゲートsと
しての酸化膜、200・・・水平素子分離領域。 第1ズ (a) (b) kす イ1 図 +02 +01 第 図 (a) 第 図 第 図 第 図 第 図 第9図 (a) 第 図 (b) (b) 一辺の長さ a(μm) 手続補正書 平成 2年 4月20日 1、事件の表示 平成1年特許願第324986号 2、発明の名称 光電変換装置 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都大田区下丸子 3丁目30番2号 名 称 (100)キャノン株式会社代表者 山路敬
三 4、代 理 人 〒160電話o3 (3s81884
0手 続 補 正 1重り 平成3年8月27日
Claims (3)
- (1)第1導電型を有する第1半導体領域と;第2導電
型を有する、制御電極領域としての第2半導体領域と;
第1導電型を有する、蓄積電荷を出力するための第3半
導体領域と;前記第2半導体領域と電気的に接して設け
られた、第2導電型を有する、電荷蓄積領域としての第
4半導体領域と;を少なくとも有し、且つ、前記第2半
導体領域の不純物濃度が前記第4半導体領域の不純物濃
度よりも大きいことを特徴とする光電変換装置 - (2)少なくとも前記第2半導体領域および前記第3半
導体領域が自己整合的に形成されたことを特徴とする請
求項1記載の光電変換装置 - (3)前記第4半導体領域の拡散深さが、前記第2半導
体領域の拡散深さよりも深いことを特徴とする請求項1
または2記載の光電変換装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1324986A JPH04761A (ja) | 1989-12-15 | 1989-12-15 | 光電変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1324986A JPH04761A (ja) | 1989-12-15 | 1989-12-15 | 光電変換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04761A true JPH04761A (ja) | 1992-01-06 |
Family
ID=18171853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1324986A Pending JPH04761A (ja) | 1989-12-15 | 1989-12-15 | 光電変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04761A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0645577A (ja) * | 1992-03-03 | 1994-02-18 | Canon Inc | 固体撮像装置及びそれを用いた装置 |
-
1989
- 1989-12-15 JP JP1324986A patent/JPH04761A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0645577A (ja) * | 1992-03-03 | 1994-02-18 | Canon Inc | 固体撮像装置及びそれを用いた装置 |
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