JPH0476147A - コンクリート用補強材の設置方法 - Google Patents

コンクリート用補強材の設置方法

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JPH0476147A
JPH0476147A JP18720790A JP18720790A JPH0476147A JP H0476147 A JPH0476147 A JP H0476147A JP 18720790 A JP18720790 A JP 18720790A JP 18720790 A JP18720790 A JP 18720790A JP H0476147 A JPH0476147 A JP H0476147A
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JP
Japan
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site
ultraviolet
bars
ultraviolet rays
shape
Prior art date
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Pending
Application number
JP18720790A
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English (en)
Inventor
Shoji Takasuka
高須賀 祥二
Ikuzo Usami
宇佐見 育三
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ThreeBond Co Ltd
Original Assignee
ThreeBond Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0476147A publication Critical patent/JPH0476147A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は紫外線硬化型樹脂で結束されたガラス繊維部材
からなるコンクリート用補強材の設置方法に係り、特に
現場への搬入が容易であってかつ現場での組み立てない
しは形状の手直しが容易であるコンクリート用補強材の
設置方法に関する。
〔従来の技術〕
近年、コンクリート用補強材として、従来の鉄筋に代わ
って各種のプラスチック材料が使用されつつある。例え
ば、補強繊維を熱硬化性樹脂や熱可塑性樹脂で結束、硬
化してなるものが知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上述の公知補強材は工場等において三次元構造
に組み立てた後、現場に搬入されており、このためかさ
張って運搬に手間がかかってしまい、かつ現場での形状
の手直しが不可能である。また、上記補強材を現場で組
み立てたのでは、組み立てが大変にやっかいである。
そこで、本発明の目的は現場への搬入が容易であり、か
つ現場での組み立てないしは形状の手直しが容易であり
、上述の公知技術に有する欠点を改良したコンクリート
用補強材の設置方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、本発明によれば、現場に搬
入前にあらかじめ紫外線硬化型樹脂を結束剤として含浸
させたガラス繊維部材を現場において所望の形状に形成
の後、この形状を保持したまま、これに紫外線を照射し
て硬化し、所定の個所に設置することを特徴とする。
以下、本発明を添付図面を用いて詳述する。
第1図および第2図はいずれも本発明方法を説明するた
めの工程図であって、まず、第1図を詳述すると、第1
図(A)はビル等における柱の建造に用いられる現場に
搬入前のコンクリート用補強材の一興体例であって、軸
筋1と剪断補強筋2とを組み合わせて構成される。これ
ら軸筋1および剪断補強筋2はいずれもガラス繊維束(
ガラス繊維部材)からなるが、軸筋1は結束剤として紫
外線硬化型樹脂を含浸させ、これに紫外線を照射し、全
体的に硬化したものであり、また剪断補強筋2は前述と
同様紫外線硬化型樹脂を含浸させ、これに紫外線を部分
的に照射し、部分硬化したものであり、2aの個所が紫
外線照射による硬化個所、2bが紫外線照射を受けてい
ない未硬化個所である。
第1図(B)は現場に運搬中のコンクリート用補強材の
形状の一態様であって、未硬化個所2bは紫外線照射を
受けていないからやわらかで、変形自在であり、したが
って、第1図(B)のように剪断補強筋2を未硬化個所
2bで折り曲げてかさを小さくすることができ、このよ
うな形状で運搬すると現場への搬入が容易となる。
第1図(C)は現場で組み立てられ、ないしは形状の手
直しを受けた後、最終的に硬化されたコンクリート用補
強材の一具体例であって、第2図(B)の形状で現場に
搬入されたコンクリート用補強材を剪断補強筋2の未硬
化個所2bを再び伸ばして第1図(A)の形状に手直し
、この形状を保持したまま未照射の個所、すなわち未硬
化個所2bに紫外線を照射して全体的に硬化し、これを
ビル等における柱のコンクリート用補強材3として現場
の所定の個所に設置する。なお、第1図(A)において
、軸筋1および剪断補強筋2はいずれも紫外線未照射で
あってもよく、この場合、第1図(C)において、現場
で所望の形状に手直しの後、全体的に紫外線を照射して
硬化する。
第2図は本発明方法における他の具体例を説明するため
の工程図であって、第2図(A)はビル等の建造に使用
される組み立て前のガラス繊維部材の一員体例であって
、11は曲げ筋、12は接続筋である。
これら曲げ筋11および接続筋12はいずれも第1図と
同様にガラス繊維束(ガラス繊維部材)からなり、いず
れも結束材として紫外線硬化樹脂を含浸させ、これに紫
外線を部分的に照射して部分硬化したものであり、ll
a、12aの個所が紫外線照射による硬化個所、llb
、12bが紫外線照射を受けていない未硬化個所である
。これら曲げ筋11および接続筋12は組み立てされず
にこのままの状態で運搬され、したがって、かさが小さ
くてすみ、現場への搬入が容易となる。
第2図(B)は第2図(A)の曲げ筋11および接続筋
12を現場で組み立てて所定の形状に形成した状態を示
し、未硬化個所11bおよび12bはいずれもやわらか
くて折り曲げ自在であるから第2図(B)の形状に容易
に組み立てられる。
第2図(C)は現場で組み立てられた後、最終的に硬化
されたコンクリート用補強材の一具体例であって、第2
図(B)の形状を保持したまま、未照射の個所、すなわ
ち未硬化個所11bおよび12bに紫外線を照射して全
体的に硬化して構成され、これをビル等における建造物
のコンクリート用補強材13として現場の所定の個所に
設置する。
〔作用〕 上述の本発明ではあらかじめ紫外線硬化型樹脂を結束剤
として含浸させたガラス繊維部材を材料として用い、現
場に搬入前の段階ではこれに紫外線を全く照射せずに、
あるいは部分的に照射して部分硬化しておく。そうする
とこれらガラス繊維部材の紫外線の未照射個所は未硬化
であってやわらかく、変形自在であるので、たとえ搬入
前の段階で所望の形状に組み立てても運搬時に未硬化個
所を折り曲げたり等、かさを小さくすることができ、こ
のため運搬が容易となる。また、運搬時に組み立てずに
材料のまま現場に搬入してもよい。
現場に搬入後では未硬化個所は柔らかいから、ここの個
所を伸ばしたり等、形状の手直しが容易であり、したが
ってもとの形状に容易にもどすことができ、次いでこの
形状を保持したまま、やわらかい未照射部分に紫外線を
照射して全体的に硬化する。
また、材料のまま現場に搬入された場合でも、材料の未
硬化個所を任意に変形したり等、現場で所望の形状に組
み立て、この形状を保持したまま、未照射部分に紫外線
を照射して全体的に硬化することにより現場において、
所望の形状に容易に組み立てられる。
〔発明の効果〕
以上のとおり、本発明は現場への搬入が容易であって、
かつ現場での形状の手直しが容易であり、また、材料の
ままで現場に搬入されても現場での組み立てが容易であ
り、実用上極めて有用な発明である。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は本発明にかかるコンクリート用補強材の
現場へ搬入前の状態、第1図(B)は現場へ運搬中の状
態、第1図(C)は現場に搬入の後、全体的に硬化され
た状態を示し、第2図(A)は現場へ搬入前の材料のま
まの状態、第2図(B)は現場に搬入の後、コンクリー
ト用補強材の形状に組み立てた状態、第2図(C)は第
2図(B)の形状を保持したまま紫外線を照射して全体
的に硬化した状態を示す。 1・・軸筋、   2・・剪断補強筋、2a・・硬化個
所、 2b・・未硬化個所、3・・コンクリート用補強
材、11・・曲げ筋、12・・接続筋、  lla、 
12a・・硬化個所、11b、 12b・・未硬化個所
、 13・・コンクリート用補強材 特許出願人株式会社スリーボンド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)現場に搬入前にあらかじめ紫外線硬化型樹脂を結
    束剤として含浸させたガラス繊維部材を現場において所
    望の形状に形成の後、この形状を保持したままこれに紫
    外線を照射して硬化し、所定の個所に設置することを特
    徴とするコンクリート用補強材の設置方法。(2)請求
    項第1項に記載の設置方法において、現場に搬入前にあ
    らかじめ紫外線硬化型樹脂を結束剤として含浸させ、紫
    外線を部分的に照射して部分硬化させたガラス繊維部材
    を現場において所望の形状に形成の後、この形状を保持
    したまま、未照射の個所に紫外線を照射して全体的に硬
    化し、所定の個所に設置することを特徴とするコンクリ
    ート用補強材の設置方法。
JP18720790A 1990-07-17 1990-07-17 コンクリート用補強材の設置方法 Pending JPH0476147A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1170596A (ja) * 1997-06-20 1999-03-16 Tonen Corp 強化繊維補強筋、コンクリート構造物の補強方法及び強化繊維補強筋の製造方法
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CN107130740A (zh) * 2017-06-19 2017-09-05 中国五冶集团有限公司 一种快速制作钢筋构造柱的方法及钢筋构造柱
IT201700037480A1 (it) * 2017-04-05 2018-10-05 Atp S R L Metodo di produzione di conci cementizi per gallerie rinforzati in materiale composito e prodotto così ottenuto.

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