JPH0475784A - 溶接ガン装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、トランスを収納するトランスブラケットにガ
ンブラケットを介１７て抵抗溶接ガンを搭載Ｉ７て成る
溶接ガン装置に関し、特にトランスブラケット内に複数
のトランスを並設して、高電流での溶接を行なうように
した溶接ガン装置に関する。

（従来の技術） 従来、ロボットに取付けられるトランスブラケットにガ
ンブラケットを介して溶接ガンを搭載１７て成る溶接ガ
ン装置は、実開昭５９−１０９Ｈ号公報や実開昭６１−
１８５５８４号公報により種々知られている。

これらのもの゛では、トランスブラケット内に設＋ｊた
トランスの２次端子に接続される給電板を溶接ガンのガ
ンアームの近傍位置に延出し、給電板をオンス銅板を介
してガンアームに接続１７で、ガンアームへの給電を行
なうように１７でいる。

（発明が解決１７ようとする課題） ところで、アルミニウム等の導電性の良い相打の抵抗溶
接には大きな電流が必要となり、この場合トランスブラ
ケット内に複数のトランスを並設し、トランスブラケッ
トのトランス並設方向の端部にガンブラケットを固設し
て、複数のトランスの２次端子を並列接続する給電板の
端部をトランスブラケットの端部外方に延出１７、ガン
ブラケットに支持される溶接ガンのガンアームに給電板
の端部をオンス銅板を介１．て接続することが考えられ
る。

然し、このものでは、給ａｔのオンス銅板接続端と各ト
ランスの２次端子との間の通電距離が、トランスブラケ
ットのガンブラケット取付端側のトランスとその逆側の
トランスとで大きく異なり、各トランスからの供給電流
にばらつきを生じて、給電効率が悪くなり、又大電流を
流ずためにオンス銅板を厚肉のものにする必要があり、
その結果オンス銅板の剛性が高くなってガンアームの動
きが阻害されるといった不具合を生ずる。

本発明は、以上の点に鑑み、トランスブラケットに並設
する複数のトランスからの電流を効率良くガンアームに
供給し得るようにして月つガンアームの動きも阻害しな
いようにした溶接ガン装置を提供することをその目的と
１．て（する。

（課題を解決するための手段） 上記目的を達成すべく、本発明では、トランスを収納す
るトランスブラケットにガンブラケットを介して抵抗溶
接ガンを搭載して成る溶接ガン装置において、前記トラ
ンスブラケ・ソト内に複数のトランスを並設Ｌ　、該ト
ランスブラケットのトランス並設方向の端部に前記ガン
ブラケットを固設すると共に、該トランスブラケ・ソト
の側部外側に、前記複数のトランスの２次端子を並列接
続するトランス並設方向に長手の給電板を配設置〜、該
給電板の長手方向中間部に端子部を突設して、該端子部
を給電ケーブルを介して前記溶接ガンのガンアームに接
続１５た。

（作　用） 給電板の長手方向中間部に端子部を設けるため、各トラ
ンスの２次端子と該端子部との間の通電距離が平均化さ
れ、名トランスから該端子部にほぼ均等に電流が供給さ
れ、給電効率が向」二する。

給電板の端子部からは給電ケーブルを介Ｉ７てガンアー
ムに給電され、ここで給電ケーブルはオンス銅板と異り
任意複数本を束ねて配線できるから、比較的小径のケー
ブルを複数本用いることで可撓性を損うことなく通電容
量を綻保でき、ガンアームの動きを阻害することなくこ
れに大電流を供給できる。更に、給電ケーブルは、オン
ス銅板と興り三次元的に任意の方向に湾曲できるため、
給電板とガンアームとの間の配線の取り回１７性も向上
する。

（実施例） 第１図乃至第３図を参照して、　（１）は上面にロボッ
ト等の移動装置に対する取付部（２）を形成した箱形の
トランスブラケット・を示１７、該ブラケッＩ・（１）
内に前後方向に３＠のｌ・ランス（３）を並設置−１該
ブラケッ１＝（１）の−側部に着脱自在の蓋板（０を取
付けて、該−側部からこれらトランス（３）を該ブラケ
ット（１）内に出入れ自在と１７だ。

該ブラケット（１）の前端には、前方にのびるガンブラ
ケット（５）がその後端のフランジ部（５ａ）において
ボルト止めされており、該ガンブラケット（５）に抵抗
溶接ガン（６）を搭載した。

該溶接ガン（６）は、加圧シリンダ（７）に固定の固定
ガンアーム（８）と、該シリンダ（７）のピストンロッ
ド（７ａ）に連結される可動ガンアーム（９）とを、該
両ガンアーム（８）（９）の先端の電極（８ａ）　（９
ａ）がシリンダ軸線方向に対向するように配置１−、た
Ｃ型ガンで構成され、該溶接ガン（６）を、第４図示の
如く、加圧シリンダ（７）に一体に形成１７た上下１対
のガイドスリーブ（７ｂ）　（７ｂ）においてガンブラ
ケット（５）に固定の上下１対のガイドバー（５ｂ）　
（５ｈ）に前後方向に進退自在に支持し、図示の閉じ状
態からピストン口・ンド（７ａ）を後退させたとき、可
動ガンアーム（９）が後方に開かれ、次いで加圧シリン
ダ（７）の後方に突出するピストンロッド（７ａ）の後
端がガンブラケッ）−（５）のフランジ部（５ａ）に当
接したところで、加圧シリンダ（７）が前進して、固定
ガンアーム（）ｌ）が前方に開かれるようにした。尚、
可動ガンアーム（９）はピストンロッド（７ａ〉に絶縁
材（１０）を介して締付固定され、又固定ガンアーム（
８）は、加圧シリンダ（７）の上面に固定り。

たアームホルダ（１１）に同じく絶縁材（ｌＯ）を介Ｌ
２てボルト止めされる。

前記名１−ランス（３）は、その側端部に上下１対の２
次端子（３ａ）　（３ａ）を備えるもので、トランスブ
ラケット）　（１）の側部外側にトランス並設方向即ち
前後方向に長手の上下〕対の給電板（１２）（１２）を
配設置−５該各給亀板（１２）の内側縁にトランス（３
）の並設ピッチと等ピッチで３個の舌片部（１２ａ）を
突設１７て、該各舌片部（１２ａ）をトランス並設方向
Ｉ−（１）に形成した各透窓（ｌａ）を通し°〔各トラ
ンス（３）の２次端子（３ａ）にボルト止めし、３個の
トランス（３）の」−下凸側の２次端子（３ａ）を該各
給軍板（１２）により並列接続１７た。

又、該各給を板（１２）の外側縁の前後方向中間部に端
子部（１２ｂ）を突設り７、」二側の給電板（１２）の
端子部（１２ｂ）を固定ガンアーム（８）に突設置７た
端子部（８ｂ）と、下側の給電板（１２）の端子部（１
２ｂ）を可動ガンアーム（９）に突設した端子部（９ｂ
）とに夫々給電ケーブル（１３）を介して接続した。給
電ケーブル（１３）は、各ガンアーム（８）（９）につ
いて４本宛用いるものとし、これら給電ケーブル（１３
）をその端部の接続端子（１３ａ）において各端子部（
８ｂ）　（９ｂ）　（１２ｂ）の表裏に２水死ボルト止
めした。

尚、両給電板（１２）（１，２）の端子部（１２ｂ）　
（１２ｂ）が上下方向にオーバーラツプすると、ケーブ
ル接続作業を行ないにくくなるため、両端子部（１２ｂ
）（１２ｂ）を」１下方向にオーバラップしないよう前
後方向にオフセットした。

以上の構成によれば、給電板（１２）の端子部（１２ｂ
）と各トランス（３）の２次端子（３ａ）との間の通電
距離が平均化されて、端子部（１２ｂ）に全てのトラン
ス（３）からほぼ均等に電流が供給されるようになり、
この電流が給電ケーブル（１３）を介してガンアーム（
８）　（９）に供給されて、大電流での抵抗溶接が行な
われる。

給電ケーブル（１３）は、任意の方向に自在に湾曲でき
るため、給電ケーブル（１３）を側方に大きく張出すよ
うに湾曲させて端子部（１２ｂ）と各ガンアーム（８）
（９）との間に配線ｊ７なくても、各ガンアーＡ　（８
）（９）の動きが阻客されることはなく、給電ケーブル
（１３）の側方への張出しを小さく抑えて、配線のコン
パクト化を図れ、且つ複数本の給電ケーブル（１３）を
用いることで通電容量も確保できる。

（発明の効果） 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、給電
板の端子部にトランスブラケット内に並設する蝮数のト
ランスからほぼ均等に電流を供給できて、給電効率が向
上し、且つ給電板の端子部とガンアームとの間の配線に
給電ケーブルを用いるため、ガンアームの動きに悪影響
を与えることなくν線の取り回１７性を向上できる効果
を有する。

【図面の簡単な説明】

第】図は本発明装置の１例の部分試断側面図、第２図は
その平面図、第３図及び第４図は夫々第１図の■−■線
及びＩＶ−ＩＶ線線断断面図ある。 （１）・・・トランスブラケット （３）・・・トランス （３ａ）・・・２次端子 （５）・・・ガンブラケット （６）・・・抵抗溶接ガン （１２）・・・給電板 （１２ｂ）・・・端子部 （１３）・・・給電ケーブル 特　許　出　願　人　　本田技研工業株式会社ｂ′ 外３名

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. トランスを収納するトランスブラケットにガンブラケッ
   トを介して抵抗溶接ガンを搭載して成る溶接ガン装置に
   おいて、前記トランスブラケット内に複数のトランスを
   並設し、該トランスブラケットのトランス並設方向の端
   部に前記ガンブラケットを固設すると共に、該トランス
   ブラケットの側部外側に、前記複数のトランスの２次端
   子を並列接続するトランス並設方向に長手の給電板を配
   設し、該給電板の長手方向中間部に端子部を突設して、
   該端子部を給電ケーブルを介して前記溶接ガンのガンア
   ームに接続したことを特徴とする溶接ガン装置。