JPH0475738B2 - - Google Patents

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JPH0475738B2
JPH0475738B2 JP63113848A JP11384888A JPH0475738B2 JP H0475738 B2 JPH0475738 B2 JP H0475738B2 JP 63113848 A JP63113848 A JP 63113848A JP 11384888 A JP11384888 A JP 11384888A JP H0475738 B2 JPH0475738 B2 JP H0475738B2
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JP
Japan
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running
liquid
house
supported
guide
Prior art date
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JP63113848A
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English (en)
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JPH01285144A (ja
Inventor
Mitsuo Yamanaka
Osamu Kurogoe
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Iwatani Corp
Original Assignee
Iwatani Sangyo KK
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  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Spray Control Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、園芸用ハウスなどの植物育成ハウス
内を自動走行して薬液散布、散水などを行う液体
散布装置に関し、特に、ハウスの上部に配置した
走行ガイド部材に散布器を移動可能に位置させ、
導液チユーブがハウス内に垂れ下がらないように
したものに関する。
〈従来技術〉 近年、植物育成ハウスによる栽培方法は著しい
進歩発展を見せているが、市場の要求により、よ
り形の整つたもの、傷や虫喰の跡がないものを得
るため、あるいは病害虫に備えて、頻度が高く薬
液散布、散水等を行う必要がある。ところが高温
度のハウス内での薬液散布作業は環境が極めて悪
く、また密閉されているため薬液を作業者が吸い
込んでしまう等、健康に直接的な害悪を与える。
また、人力にて行つた薬液散布作業では、どうし
ても作業ムラが生じ、完全な作業を行うことがで
きない。
そこで、ハウス内を自動走行して各種液体の散
布作業を自動的に行える装置として、例えば実開
昭62−59158号公報に示されたものがある。
これは、植物育成ハウスの上部に、そ長手方向
に沿つてガイドレールを配置し、このガイドレー
ル内にガイドレールを略同長の可撓性の導液チユ
ーブを環状に接続して収納し、このチユーブの接
続部に液体の供給口を設けてこれをレールの長手
方向ほぼ中央部に固定するとともに、供給口と対
向してチユーブの長手方向略中央部に液体散布器
を取り付け、環状のチユーブを巻回してレール内
を走行する一対の走行体を設けた構成になつてい
る。
〈解決しようとする問題点〉 前記従来のものでは、無端状に形成した環状導
液チユーブを一対の走行体(台車)に巻き掛ける
とともに、一方の台車から導出した牽引索の他端
部を他方の台車を連結することにより、導液チユ
ーブに張力を与えて一対の走行体の間隔を保持し
たままガイドレール上を移動させるようにし、か
つ、散布器を円滑に移動させるために、散布器を
走行台車に保持させ、環状導液チユーブの一個所
を液供給口として固定し、各走行台車をガイドレ
ール上に走行可能に細置していることから、幅の
広いハウス等でガイドレールを複数並設した場合
には、各ガイドレールに対応させてそれぞれ駆動
モータを配置しなければならず、ハウスの構造部
材を強化しなければならないうえ、コスト高にな
り、また、走行系のメンテナンスも面倒であると
いう問題がある。
また、互いに隣接する走行ガイド部材にそれぞ
れ支持されている両走行体を一本の牽引索で連結
し、一方の走行体を引き寄せるとともに他方の走
行体を遠ざけるようにして、一台の駆動モータで
両走行体を同時に往復駆動させることが考えられ
る。
しかしこの場合、隣接する走行体が互いに反対
方向に移動するため、害虫に対して駆除用の薬液
を直接散布しようとしても、未散布の場所にいる
害虫が隣りで散布した後の薬液の浮遊が収まつた
場所へ移動することがあり、特に飛遊可能な害虫
に対しては直接散布できず、十分に害虫駆除でき
ない問題がある。
本発明はこのような点に鑑み、ハウス内を複数
の散布器で散布出来るようにするにあたり、構造
が簡単で、作動が確実な液体散布装置を提供する
ことを目的とする。
《問題点を解決するための手段》 上記目的を達成するために、本発明はハウスの
上部にその長手方向に沿つて複数の走行ガイド部
材を並設し、各走行ガイド部材にそれぞれ複数の
走行体を走行可能に支持させ、一つの走行体から
導出した牽引索を隣接する走行ガイド部材に支持
されている他端側の走行体に連結することによ
り、各走行体を牽引索と導液チユーブとで直列に
接続し、牽引索と導液チユーブとで形成した無端
移送機構を一台の駆動モータで作動させるように
構成したことを特徴としている。
《作用》 本発明では、ハウスの上部にその長手方向に沿
つて複数の走行ガイド部材を並設し、各走行ガイ
ド部材にそれぞれ複数の走行体を走行可能に支持
させ、一つの走行体から導出した牽引索を隣接す
る走行ガイド部材に支持されている他端側の走行
体に連結することにより、各走行体を牽引索と導
液チユーブとで直列に接続し、牽引索と導液チユ
ーブとで形成した無端移送機構を一台の駆動モー
タで作動させるように構成しているので、一台の
駆動モータで複数の散布器を同期させて作動させ
ることになり、しかも牽引索は、隣接する走行ガ
イド部材に支持された走行体のうち他端側の走行
体に連結してあるので、各散布器は同時に同一方
向へ移動していくことになる。
《実施例》 図面は本発明の実施例を示し、第1図は本発明
の実施例を示す概略斜視図、第2図はその原理的
構成を示す説明図である。
図において、1は可撓性材料で環状に形成した
導液チユーブ、2は導液チユーブ1を環状に接続
する接続金具等からなる液体供給口、3は導液チ
ユーブ1の中央部に固定した散布器、4は散布器
3を固定している作業用の走行台車、5,6は環
状の導液チユーブ1をそれぞれ巻き掛けている一
対の調整用の走行台車である。
作業用の走行台車4は、第3図に示すように、
その上面に三つ転動ローラ7を分散して配置する
とともに、下面に散布器3が固定してある。ま
た、調整用の走行台車5,6は、第4図に示すよ
うに、それぞれの上面の3つの転動ローラ8を分
散させて配置するとともに、下面に導液チユーブ
1を巻き掛ける回転プーリ9が枢支させてある。
この各走行台車4,5,6は、植物育成用ハウ
スの天井部から吊り下げられている断面略倒立Π
状のガイドレール10にトロリー状に吊持されて
いる。ガイドレール10は植物育成用ハウスの長
手方向に沿う状態で二条配置してあり、一対の調
整用走行台車5,6と一台の作業用台車4とを一
組として各ガイドレール10に一組ずつ配置して
ある。また、各組での導液チユーブ1の液体供給
口2は、植物育成用ハウスの長手方向中央部に固
定されている。
ガイドレール10に案内されて液体供給口2よ
りも前側部分を移動する調整用走行台車5の前端
面11と、液体供給口2よりも後側部分を移動す
る調整用走行台車6の後端面12には牽引索13
が接続してあり、この牽引索13は、一方のガイ
ドレール10に支持されている前側台車5の前端
面に隣接している他方のガイドレール10に支持
されている後側台車6の後端面とを連結するよう
に張り渡してある。図中符号14は牽引索13を
巻き掛けるプーリ、15は一つのガイドレール1
0の一端部に配置した駆動用モータ、16は他方
のガイドレール10の一端部に配置した牽引索1
3のテンシヨン装置、17は各液体供給口2に薬
液等を供給するための送液ポンプ、18は送液路
19中に配置した流路開閉弁であり、流路開閉弁
18よりも下流側の送液路19が分岐されてい
て、各分岐路19aがそれぞれ導液チユーブ1の
液体供給口2に接続されている。また、この流路
開閉弁18は後側台車6に固定した操作具20で
後側台車6の移動に連動して開閉制御されるよう
になつている。
第6図は別実施例の原理的構成図であり、これ
は導液チユーブ1の一端部を液体供給口2に、そ
の他端部を作業用走行台車4に固定した散布器3
にそれぞれ連結し、導液チユーブ1の中間部を調
整用走行台車5に枢支されているプーリに巻き掛
けたもので、前例のものに較べて調整用走行台車
の数を1つ減らした点が前例のものと相違してお
り、その作動時に両台車4,5間の間隔が変化す
るが、その変化量は牽引索13で接続されている
台車4,5の移動量で吸収することになるから隣
あつているガイドレール10での台車の異動量は
同じになる。なお、この構造では、作業用走行台
車4がハウス内の全長に亘つて移動することにな
る。台車の走行駆動系の構成は前例のものと同様
である。
以上のように構成した液体散布装置では、ハウ
ス内に並設した複数のガイドレールに、散布器を
それぞれ支持させても、1台の駆動モータで全部
の散布器を同期させて移動させることができる。
《効果》 本発明では、ハウスの上部にその長手方向に沿
つて複数の走行ガイド部材を並設し、各走行ガイ
ド部材にそれぞれ複数の走行体を走行可能に支持
させ、一つの走行体から導出した牽引索を隣接す
る走行ガイド部材に支持されている他端側の走行
体に連結することにより、各走行体を牽引索と導
液チユーブとで直列に接続し、牽引索と導液チユ
ーブとで形成した無端移送機構を一台の駆動モー
タで作動させるように構成しているので、走行体
の移動時に導液チユーブは常に一定の張力で張り
渡されることになるから、液体散布作業時に導液
チユーブがハウス内に垂れ下がることがなくな
る。
また、本発明では平行に配置した走行ガイド部
材で案内される走行体を直列に連結していること
になるから、一台の駆動モータで複数の散布器を
同期させて作動させることができる。これによ
り、ハウスの構造を簡略化できるうえ、メンテナ
ンスを容易にすることができる。
しかも、牽引索が、隣接する走行ガイド部材に
支持された走行体のうち他端側の走行体に連結し
てあるので、各散布器は同時に同一方向へ移動し
ていくことから、未散布の場所にいる害虫が散布
後の薬液の浮遊が収まつた場所へ移動するには散
布場所を必ず通らなければならず、飛遊可能な害
虫に対しても駆除用の薬液を直接散布することが
でき、害虫を確実に駆除することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は本発明
の実施例を示す概略斜視図、第2図はその原理的
構成を示す説明図、第3図は作業用走行台車の取
り出し斜視図、第4図は調整用走行台車の取り出
し斜視図、第5図は走行体支持構造を示す縦断面
図、第6図は別実施例の第2図相当図である。 1…導液チユーブ、2…液体供給口、3…散布
器、4,5,6…走行体、9…回転プーリ、10
…走行ガイド部材、13…牽引索、15…駆動モ
ータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 植物育成用ハウスの上部にハウスの長手方向
    に沿つて走行ガイド部材を配置し、この走行ガイ
    ド部材に複数の走行体を走行自在に支持させると
    ともに、走行体の走行面に対応させて液体供給口
    を固定し、この液体供給口と一つの走行体に支持
    させた散布器とを可撓性の導液チユーブで連通連
    結し、散布器を支持していない走行体に回転プー
    リを枢支させ、この回転プーリに導液チユーブの
    途中部を巻き掛けるとともに、牽引索の両端部を
    異なる走行体に連結することにより、牽引索と導
    液チユーブとで一つの無端移送機構を構成してな
    る植物育成ハウスでの液体散布装置において、 ハウスの上部に複数の走行ガイド部材を並設
    し、一つの走行体から導出した牽引索を隣接する
    走行ガイド部材に支持されている他端側の走行体
    に連結することにより、各走行体を牽引索と導液
    チユーブとで直列に接続し、牽引索と導液チユー
    ブとで形成した無端移送機構を一台の駆動モータ
    で作動させるように構成したことを特徴とする植
    物育成ハウスでの液体散布装置。
JP11384888A 1988-05-10 1988-05-10 植物育成ハウスでの液体散布装置 Granted JPH01285144A (ja)

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JP11384888A JPH01285144A (ja) 1988-05-10 1988-05-10 植物育成ハウスでの液体散布装置

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JPH01285144A JPH01285144A (ja) 1989-11-16
JPH0475738B2 true JPH0475738B2 (ja) 1992-12-01

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JP11384888A Granted JPH01285144A (ja) 1988-05-10 1988-05-10 植物育成ハウスでの液体散布装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS553671B2 (ja) * 1975-10-15 1980-01-26

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS596933Y2 (ja) * 1978-06-23 1984-03-02 有光工業株式会社 液体散布装置
JPS62123268U (ja) * 1986-01-29 1987-08-05

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS553671B2 (ja) * 1975-10-15 1980-01-26

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