JPH047569Y2 - - Google Patents

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JPH047569Y2
JPH047569Y2 JP1985113263U JP11326385U JPH047569Y2 JP H047569 Y2 JPH047569 Y2 JP H047569Y2 JP 1985113263 U JP1985113263 U JP 1985113263U JP 11326385 U JP11326385 U JP 11326385U JP H047569 Y2 JPH047569 Y2 JP H047569Y2
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JP
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battery
terminal
battery cover
output terminal
storage
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JP1985113263U
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JPS6224475U (ja
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    • Y02E60/12

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、密閉型電池の安全性を向上させる改
良に関するものである。
従来の技術 先に、本考案者等は密閉型電池の出力端子に磁
力で動作する開閉素子の取り付けることにより、
取扱い時及び保存時の安全性が向上することの特
許性を主張した(昭和60年3月28日付出願、特許
昭60−64239号、発明の名称 電池)。
考案が解決しようとする問題点 上記のように出力端子に磁力で動作する開閉素
子を取り付けた時、磁力を及ぼすマグネツトを電
池使用の時としない時にどのように保管するのか
問題点が生じ、実用上の障害になつている。
第2図は負極活物質にリチウム、正極活物質に
塩化チオニールを用いるリチウム/塩化チオニー
ル電池を示すもので、電極群2を収納した収納缶
1と電池蓋3はその合せ部でレーザ溶接されてい
る。電池蓋3にはセラミツクまたはガラス材で構
成された絶縁体4により電気的に絶縁した端子9
が固定され、端子9と電極群2の正極が端子接続
板7により接続されている。電極群2の負極は端
子接続板6により収納缶1に接続されているの
で、これまでの電池では端子9と収納缶1から電
気エネルギーを取り出すことができるが、両端子
とも露出しているので取扱い時の安全性に問題点
がある。この問題点の解決に、第2図において磁
力で動作する開閉素子11を設けることを発明
し、その特許性を主張した。即ち、端子9を開閉
素子の一端に出力端子8を他端に接続しておく。
開閉素子11に例えば周囲から磁力が作用すると
接点が閉じるリードスイツチを用いると、マグネ
ツト5を近づけることにより出力端子8と収納缶
1から電気エネルギーを取り出せ、電池を使用し
ない時にはマグネツト5を遠ざけることにより安
全に保存できる。10は絶縁体で、電池蓋3の上
面を被覆している。
しかし、上記構成ではマグネツト5の保管及び
固定が問題であり、開閉素子11が閉じている場
合に、依然として電池蓋3と収納缶1の合せ部と
出力端子8の間で、取扱い時に電気的に短絡させ
る恐れが解決してない。
本考案は上記問題点を解決することを目的とす
るものである。
問題点を解決するための手段 この目的を達成するために、本考案は、第1図
に示すように出力端子8と、端子9と、磁力によ
り動作する開閉素子11と、電池カバー12とを
有する密閉型電池であつて、 端子9は、電池蓋3に取付けられ、該電池蓋3
は、電極群2を収納した収納缶1の開口部を密閉
するものであり、 出力端子8は、端子9に対し、その上部に絶縁
状に固着され、かつ開閉素子11を介して電気的
に接続されたものであり、 電池カバー12は、絶縁性樹脂からなり、貫通
孔Xを有し、マグネツト5が一体化されたもので
あつて、電池蓋3の上方に於いて、収納缶1の開
口部に対して回動自在、または着脱自在に装着さ
れ、出力端子8の先端を貫通孔Xから露出せしめ
た構成としたものである。
作 用 これにより、マグネツトと電池本体の間を取外
し可能な絶縁樹脂製の電池カバーを介して一体化
でき、しかも電池カバーで電池本体の周囲先端部
(電池蓋と収納缶の合せ部付近)を覆うことによ
る取扱い時の電気的短絡を未然に防ぐことができ
るようになる。
実施例 本考案の一実施例を第1図により説明する。電
池は負極活物質にリチウム、正極活物質に塩化チ
オニールを用いるリチウム/塩化チオニール電池
で、電池の主要な構成は第2図で説明した通りで
ある。本考案の実施例になる電池では絶縁樹脂製
の電池カバー12にマグネツト5を一体化してお
り、電池カバー12の中央部には出力端子8用に
貫通孔Xが開けられている。第1図には電池カバ
ー12を収納缶1に容易に取外し可能なように、
収納缶1と電池蓋3の合せ部に嵌合固定してい
る。
開閉素子11を作動させる時にはマグネツト5
の位置がこれに接近した位置に、また作動させな
い時にはこれより離れた位置にくるように電池カ
バー12を固定すればよい。
また電池カバー12の別の固定手段として、電
池カバー12を収納缶1に取外しが可能な範囲で
固定し、かつ電池カバー12を収納缶1に対して
回転できるようにし、かつ所定の位置に合せられ
るように電池カバー12及び収納缶1に表示また
は印を設け、該表示または印がマグネツト5が開
閉素子11に影響を及ぼす位置とそうでない位置
で区別できるようにすることもできる。なお本実
施例ではリチウム/塩化チオニール電池について
説明したが、本考案を他の一次及び二次電池に適
用することができることは勿論である。
考案の効果 上述のように本考案を採用すると電池を安全に
取扱うことができ、かつ簡単な操作で必要な時に
電気エネルギーを取り出すことができる点実用的
価値は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になるリチウム/塩化チオニー
ル電池の概略断面図、第2図は従来のリチウム/
塩化チオニール電池の概略断面図である。 1……収納缶、2……電極群、3……電池蓋、
4……絶縁体、5……マグネツト、8……出力端
子、9……端子、11……開閉素子、12……電
池カバー、X……貫通孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 出力端子8と、端子9と、磁力により動作する
    開閉素子11と、電池カバー12とを有する密閉
    型電池であつて、 端子9は、電池蓋3に取付けられ、該電池蓋3
    は、電極群2を収納した収納缶1の開口部を密閉
    するものであり、 出力端子8は、端子9に対し、その上部に絶縁
    状に固着され、かつ開閉素子11を介して電気的
    に接続されたものであり、 電池カバー12は、絶縁性樹脂からなり、貫通
    孔Xを有し、マグネツト5が一体化されたもので
    あつて、電池蓋3の上方に於いて、収納缶1の開
    口部に対して回動自在、または着脱自在に装着さ
    れ、出力端子8の先端を貫通孔Xから露出せしめ
    るものである 密閉型電池。
JP1985113263U 1985-07-24 1985-07-24 Expired JPH047569Y2 (ja)

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JPS6224475U JPS6224475U (ja) 1987-02-14
JPH047569Y2 true JPH047569Y2 (ja) 1992-02-27

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