JPH047488B2 - - Google Patents
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- JPH047488B2 JPH047488B2 JP58197095A JP19709583A JPH047488B2 JP H047488 B2 JPH047488 B2 JP H047488B2 JP 58197095 A JP58197095 A JP 58197095A JP 19709583 A JP19709583 A JP 19709583A JP H047488 B2 JPH047488 B2 JP H047488B2
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- Japan
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- light
- optical
- optical heterodyne
- module according
- splitter
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Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 35
- 230000001427 coherent effect Effects 0.000 claims description 11
- 230000010287 polarization Effects 0.000 claims description 3
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 3
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 3
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000001069 Raman spectroscopy Methods 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000004556 laser interferometry Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Optical Communication System (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は二台の光変調器を一体に組み込んだ光
ヘテロダインモジユールに関するものである。
ヘテロダインモジユールに関するものである。
従来光へテロダイン測定に用いるトランスミツ
ターには大がかりで複雑なものが多く取り扱いや
調節に手間どるという欠点があつた。
ターには大がかりで複雑なものが多く取り扱いや
調節に手間どるという欠点があつた。
本発明は上記従来技術の欠点を改良するもので
安価、小型かつ安定な光ヘテロダインモジユール
を提供することを目的とする。
安価、小型かつ安定な光ヘテロダインモジユール
を提供することを目的とする。
以下図面に示す実施例によつて本発明を詳述す
る。
る。
第1図は本発明にかかる光ヘテロダインモジユ
ールの用途について説明する為の図である。1が
本発明にかかる光ヘテロダインモジユールであ
る。
ールの用途について説明する為の図である。1が
本発明にかかる光ヘテロダインモジユールであ
る。
光ヘテロダインモジユール1からは周波数1及
び2を有する2つのコヒーレント光が放出されて
いる。この二つのコヒーレント光は分割可能な状
態で混合されている。従つて2つのコヒーレント
光を導びく為に1本の光フアイバーが有れば足り
る。この2つのコヒーレント光は被測定物体2に
導びかれる。混合されていたコヒーレント光は測
定時何からの方向で分割され一方は被測定物体を
通過し他方は参照物体を通過する。この際両者間
に位相差△φが生じる。この位相差は被測定物体
2の物理量例えば変位、速度、屈折率等の関数で
ある。従つて位相差△φを検出すればこれら物理
量が精密に測定できる。ところで光ヘテロダイン
の場合、被測定物体を通過した後のコヒーレント
光f1及びf2を干渉させることにより、 I∞1Ocos(2π|f1−f2|−△φ) なる光強度を有する干渉光が得られる。すなわち
|1−2|という周波数の正弦波であつて位相差
成分として△φを含む。従つてこれと位相差Oの
参照信号を位相検出回路より構成されている検出
器3により比較することにより位相差△φが知れ
る。このように本発明にかかる光ヘテロダインモ
ジユールは光ヘテロダインレーザー干渉測定法に
用いられるトランスミツターを提供するものであ
る。
び2を有する2つのコヒーレント光が放出されて
いる。この二つのコヒーレント光は分割可能な状
態で混合されている。従つて2つのコヒーレント
光を導びく為に1本の光フアイバーが有れば足り
る。この2つのコヒーレント光は被測定物体2に
導びかれる。混合されていたコヒーレント光は測
定時何からの方向で分割され一方は被測定物体を
通過し他方は参照物体を通過する。この際両者間
に位相差△φが生じる。この位相差は被測定物体
2の物理量例えば変位、速度、屈折率等の関数で
ある。従つて位相差△φを検出すればこれら物理
量が精密に測定できる。ところで光ヘテロダイン
の場合、被測定物体を通過した後のコヒーレント
光f1及びf2を干渉させることにより、 I∞1Ocos(2π|f1−f2|−△φ) なる光強度を有する干渉光が得られる。すなわち
|1−2|という周波数の正弦波であつて位相差
成分として△φを含む。従つてこれと位相差Oの
参照信号を位相検出回路より構成されている検出
器3により比較することにより位相差△φが知れ
る。このように本発明にかかる光ヘテロダインモ
ジユールは光ヘテロダインレーザー干渉測定法に
用いられるトランスミツターを提供するものであ
る。
第2図は本発明にかかるヘテロダインモジユー
ルの一実施例である。4はレーザー光源から発せ
られた周波数0のコヒーレント光である。コヒー
レント光4はウオラストンプリズム5によつて平
行な2つの光線束に分割される。一方の光線束は
X方向に偏光軸を有する偏光子6を通過しX直線
偏光束となる。他方の光線束はY方向に偏光軸を
有する偏光子7を通過しY直線偏光束となる。次
にX直線偏光束は光変調器8を通過し周波数が0
から1に変調される。光変調器8としてはBragg
cellやRaman Cellの様な音響変変調器が用いら
れる。又他方のY直線偏光束は光変調器9を通過
し周波数が0から2に変調される。これら二つの
変調された偏光束はケスタープリズム10によつ
て混合され一本の光線束となつて外部に放出され
る。この場合混合される両光線束は互いに直交す
る直線偏光であるから混合されても干渉を起さな
い。従つて混合された後に再分割することは極め
て容易で例えば分割型検光子により容易に分割で
きる。本発明の特徴は光ヘテロダインの為の2つ
の光線f1とf2を一つの光路ですなわち一本の光フ
アイバーで、非干渉状態で伝送する点にある。
ルの一実施例である。4はレーザー光源から発せ
られた周波数0のコヒーレント光である。コヒー
レント光4はウオラストンプリズム5によつて平
行な2つの光線束に分割される。一方の光線束は
X方向に偏光軸を有する偏光子6を通過しX直線
偏光束となる。他方の光線束はY方向に偏光軸を
有する偏光子7を通過しY直線偏光束となる。次
にX直線偏光束は光変調器8を通過し周波数が0
から1に変調される。光変調器8としてはBragg
cellやRaman Cellの様な音響変変調器が用いら
れる。又他方のY直線偏光束は光変調器9を通過
し周波数が0から2に変調される。これら二つの
変調された偏光束はケスタープリズム10によつ
て混合され一本の光線束となつて外部に放出され
る。この場合混合される両光線束は互いに直交す
る直線偏光であるから混合されても干渉を起さな
い。従つて混合された後に再分割することは極め
て容易で例えば分割型検光子により容易に分割で
きる。本発明の特徴は光ヘテロダインの為の2つ
の光線f1とf2を一つの光路ですなわち一本の光フ
アイバーで、非干渉状態で伝送する点にある。
又ケスタープリズム5及び10、偏光子6及び
7並びに光変調器8及び9は全体として一体的に
構成されユニツト化された光ヘテロダインモジユ
ール1を構成している。
7並びに光変調器8及び9は全体として一体的に
構成されユニツト化された光ヘテロダインモジユ
ール1を構成している。
光変調器8及び9の2台の変調器を内蔵してい
ることにより、2つの周波数を自由に選ぶことが
でき、それにより応用できる用途が格段に広が
る。たとえば、1と2が極めて接近している方が
よい場合があるが、変調器が1台の場合には、空
間的に分割可能かどうかにより周波数に制限を受
けてしまい、このような接近した周波数1、2を
選ぶことができない。
ることにより、2つの周波数を自由に選ぶことが
でき、それにより応用できる用途が格段に広が
る。たとえば、1と2が極めて接近している方が
よい場合があるが、変調器が1台の場合には、空
間的に分割可能かどうかにより周波数に制限を受
けてしまい、このような接近した周波数1、2を
選ぶことができない。
第3図は本発明にかかる光ヘテロダインモジユ
ール1の他の実施例を示めす。本実施例において
はケスタープリズムの代りにビームスプリツター
11と14が使われている点に特徴がある。レー
ザー光源から発したコヒーレント光4はビームス
プリツター11により二つの光線束に分割され
る。分割された二光線束は偏光板6及び7並びに
光変調器8及び9を通過し、ミラー12及び13
によつて方向を変えられ光混合器14に導びか
れ、一本の混合光線束となる。これら部品も一体
的に組み込まれ光ヘテロダインモジユール1を構
成する。
ール1の他の実施例を示めす。本実施例において
はケスタープリズムの代りにビームスプリツター
11と14が使われている点に特徴がある。レー
ザー光源から発したコヒーレント光4はビームス
プリツター11により二つの光線束に分割され
る。分割された二光線束は偏光板6及び7並びに
光変調器8及び9を通過し、ミラー12及び13
によつて方向を変えられ光混合器14に導びか
れ、一本の混合光線束となる。これら部品も一体
的に組み込まれ光ヘテロダインモジユール1を構
成する。
第4図は光ヘテロダインモジユールの外観図で
ある。15及び16は鋼性のある金属板であつて
光ヘテロダインモジユールを構成する部品をサン
ドイツチして一体的に構成している。これら部品
は金属板15及び16によつて強固に固定されて
いるので光線f1とf2の光路は常に一体に保たれて
おり、誤差としての位相差が生じないようにでき
ている。
ある。15及び16は鋼性のある金属板であつて
光ヘテロダインモジユールを構成する部品をサン
ドイツチして一体的に構成している。これら部品
は金属板15及び16によつて強固に固定されて
いるので光線f1とf2の光路は常に一体に保たれて
おり、誤差としての位相差が生じないようにでき
ている。
このような光ヘテロダインモジユールにレーザ
ー光源からのコヒーレント光4をインプツトする
と、アウトプツトとして、周波数1と2の混合し
た光束が得られるのである。この混合光束は一本
の光フアイバーによつて測定箇所に導びかれるの
である。
ー光源からのコヒーレント光4をインプツトする
と、アウトプツトとして、周波数1と2の混合し
た光束が得られるのである。この混合光束は一本
の光フアイバーによつて測定箇所に導びかれるの
である。
以上述べたように本発明にかかる光ヘテロダイ
ンモジユールにおいては、1つの光路すなわち一
本の光フアイバーで二つの光束を非干渉状態で伝
送できるという利点がある。又一体的にモジユー
ルとして構成されているので取り扱いが便利で精
度安定性にも優れている。
ンモジユールにおいては、1つの光路すなわち一
本の光フアイバーで二つの光束を非干渉状態で伝
送できるという利点がある。又一体的にモジユー
ルとして構成されているので取り扱いが便利で精
度安定性にも優れている。
第1図は本発明にかかる光ヘテロダインモジユ
ールの用途を示めす図、第2図及び第3図は本発
明の実施例を示めす図、第4図は本発明の外観図
である。 1……光ヘテロダインモジユール、5,10…
…ウオラストンプリズム、6,7……偏光板、
8,9……光変調器。
ールの用途を示めす図、第2図及び第3図は本発
明の実施例を示めす図、第4図は本発明の外観図
である。 1……光ヘテロダインモジユール、5,10…
…ウオラストンプリズム、6,7……偏光板、
8,9……光変調器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 単一の光源から発するコヒーレント光を2つ
の光束に分離する為の光分割器と、二つに分かれ
た光束の各々を互いに直交する方向に偏光する為
の一組の偏光子と、偏光された光の各々を互いに
異なつた周波数に変調する為の一組の変調器と、
変調された二つの光束を一本に混合する為の光混
合器を一体に組み込んだ光ヘテロダインモジユー
ル。 2 特許請求の範囲第1項において変調器はブラ
ツグセル(Bragg cell)であることを特徴とす
る光ヘテロダインモジユール。 3 特許請求の範囲第1項において変調器は
Raman Nath Cellであることを特徴とする光ヘ
テロダインモジユール。 4 特許請求の範囲第1項において光分割器はケ
スターのプリズムであることを特徴とする光ヘテ
ロダインモジユール。 5 特許請求の範囲第1項において光分割器は偏
光分割能力のあるビームスプリツターであること
を特徴とする光ヘテロダインモジユール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58197095A JPS6088929A (ja) | 1983-10-20 | 1983-10-20 | 光ヘテロダインモジユ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58197095A JPS6088929A (ja) | 1983-10-20 | 1983-10-20 | 光ヘテロダインモジユ−ル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6088929A JPS6088929A (ja) | 1985-05-18 |
JPH047488B2 true JPH047488B2 (ja) | 1992-02-12 |
Family
ID=16368638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58197095A Granted JPS6088929A (ja) | 1983-10-20 | 1983-10-20 | 光ヘテロダインモジユ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6088929A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6146936A (ja) * | 1984-08-13 | 1986-03-07 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光通信方法 |
JPS62125220U (ja) * | 1986-01-31 | 1987-08-08 | ||
JP5117430B2 (ja) * | 2009-03-06 | 2013-01-16 | 国立大学法人埼玉大学 | 光分岐装置 |
JP5394805B2 (ja) * | 2009-04-17 | 2014-01-22 | 株式会社ミツトヨ | リング照明装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54114005A (en) * | 1978-02-24 | 1979-09-05 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Optical communication system |
-
1983
- 1983-10-20 JP JP58197095A patent/JPS6088929A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54114005A (en) * | 1978-02-24 | 1979-09-05 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Optical communication system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6088929A (ja) | 1985-05-18 |
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