JPH047488A - 建物開口部の巻取り式覆い体および巻取り式覆い装置 - Google Patents

建物開口部の巻取り式覆い体および巻取り式覆い装置

Info

Publication number
JPH047488A
JPH047488A JP10878790A JP10878790A JPH047488A JP H047488 A JPH047488 A JP H047488A JP 10878790 A JP10878790 A JP 10878790A JP 10878790 A JP10878790 A JP 10878790A JP H047488 A JPH047488 A JP H047488A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holding member
fabric
opening
roll
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10878790A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiko Yoshida
幸彦 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujisash Co Ltd
Original Assignee
Fujisash Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujisash Co Ltd filed Critical Fujisash Co Ltd
Priority to JP10878790A priority Critical patent/JPH047488A/ja
Publication of JPH047488A publication Critical patent/JPH047488A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Blinds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、窓などの建物開口部を開閉する弓違いガラ
ス障子なとの建具と建物内外方向に重ねて配置し、前記
建具と独立して前記開口部を開閉する網戸やスクリーン
などの巻取り式覆い体、およびこの覆い体を用いた巻取
り式覆い装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、住宅などの建物の窓や勝手口の出入口などの建物
開口部には、この開口部に固定された枠体に取付けられ
てガラス障子、ドア、シャッターなどの前記開口部を開
閉する建具が設けられ、建具の建物内外方向に重ねて網
戸、スクリーン、カーテンなどの覆い体を配置したもの
が一般に用いられている。
そして、前記覆い体として例えば実開昭60−1125
9号公報に示すように枠体の上方に設置したロールに網
生地を巻取って前記開口部を開き、ロールから網生地を
引出して開口部を閉じるようにした巻取り式の網戸があ
った。
さらに、実公昭62−29092号公報に示すように、
シャッターカーテンの建物内外方向に重ねて巻取り式の
スクリーンを配設し、このスクリーンの覆い体の生地を
着脱可能に開閉方向の適所で分割したものや、実開平2
−23697号公報に示すように、引違い障子の枠体の
上、下枠および一方の竪粋の建物外側面に網生地を含む
網戸全体を着脱可能に貼付けた使い捨て網戸があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
航速した従来の建物開口部の覆い体は、巻取り式のスク
リーンの覆い体を着脱可能にしたり、網戸全体を枠体に
着脱可能にしたりしたものがあったが、単一の用途のみ
に使用され、スクリーンが日除け、遮視、広告などの用
途であり、網戸は虫除けの用途であった。このため、夏
期には換気しつつ虫除は用として網戸を用い、冬期には
窓などの開口部から冷気侵入防止、断熱用としてスクリ
ーンやカーテンを別に設けることが必要であった。した
がって、網戸とスクリーンなどを別々に建物開口部に設
ける必要があり、これらの着脱や交換が面倒であると共
に、網戸と、スクリーンやカーテンなどとが建物内外方
向に重なるために、窓などの構成が複雑になるだけでな
く、その建物内外方向つまり窓などの厚さが厚くなって
しまうという問題点があった。
この発明は、前述した問題点を解決しようとするもので
あって、覆い体の生地保持部材に用途が異なる覆い生地
を交換して保持させることにより、1つの生地保持部材
を用い、覆い生地を使用者の希望に合せて多用途に使い
分けることが簡易にでき、また、体裁がよい上に窓など
の構造を簡単にできると共に、その厚さを薄くできる建
物開口部の巻取り式覆い体および巻取り式覆い装置を提
供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、建物開口部を開閉する建具と建物内外方向
に重ねて配置し、前記建具と独立して前記開口部を開閉
する建物開口部の巻取り式覆い体であって、可撓性材料
からなるほぼ枠状の生地保持部材と、この保持部材に着
脱可能に保持して生地保持部材内周側に張った可撓性覆
い生地とを有し、この覆い生地を用途が同一のもの又は
異なるものと交換可能にしたものである。
また、この発明は、建物開口部に固定される枠体と、こ
の枠体に取付けられて前記開口部を開閉する建具と、前
記建具と建物内外方向に重ねて配置され前記開口部を建
具と独立して開閉する覆い体と、前記枠体に回動可能に
取付けられて前記覆い体が連結されたロールとを備えた
建物開口部の巻取り式覆い装置であって、可撓性材料か
らなるほぼ枠状の生地保持部材と、この保持部材に着脱
可能に保持して前記保持部材の内周側に張った可撓性覆
い生地とを有する前記覆い体を、前記開口部の全体を覆
う大きさに構成し、前記枠体に回動可能に軸支したロー
ルに前記保持部材の基端部を連結し、前記枠体の内周面
両側部に覆い体の開閉方向に沿い相対向させて設けた溝
部に前記保持部材の縁側部分を開閉可能に挿入すると共
に、前記覆い生地を用途が同一のもの又は異なるものと
交換可能にしたものである。
〔作  用  〕 この発明による建物開口部の巻取り式覆い体は、可撓性
材料からなるほぼ枠状の生地保持部材の内周側に可撓性
覆い生地を着脱可能に張ったことにより、前記覆い生地
として、用途に応じ例えば防虫用の網生地と断熱用など
のスクリーン生地とを交換することができるようにした
ので、1つの生地保持部材を用い、季節に合せて網戸と
スクリーンとに使い分けるなど、使用者が希望によフて
多用途に使い分けることができる。しかも、前記網生地
やスクリーン生地などの覆い生地は、生地保持部材を巻
取り式覆い装置のロールに連結したままで着脱できるの
で、覆い生地を交換する作業が簡易にできる。
また、この発明による建物開口部の巻取り式覆い装置は
、この発明による前記覆い体で、窓開口部などの全体を
覆うことができるので、例えば弓違い窓の遮熱用として
用いた場合に、枠体の左。
右竪枠のような両側部に相対向させて設けた溝部に生地
保持部材の縁側部を挿入することにより、覆い体を閉じ
た使用時に前記保持部材への覆い生地の保持部分が外部
から見えず体裁がよい上に、網戸とスクリーンとを別々
に枠体に設けるのに比べ、前記溝部を枠体に1組だけ設
ければよく、したがって、窓などの構造が簡単にできる
と共に、その厚さを薄くできる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例につき図を参照して説明する。
第1図、第2図はこの発明の一実施例による巻取り式覆
い体を示す。第1図、第2図(a) 、 (b)におい
て、(1)は塩化ビニルなどの可撓性合成樹脂からなる
生地保持部材、(2)は覆い生地である網生地である。
前記保持部材(1)は、厚さが薄いほぼ枠状に構成され
ていると共に、第3図(a) 、 (b)にも示すよう
に帯状のベルベット式ファスナー(3)が各辺部の室内
側正面に接着などの適宜の手段によって固着されている
。前記網生地(2)は、可撓性のある防虫用のもので、
第4図(a) 、 (b)および第5図に示すように、
各辺部の背面に帯状のベルベット式ファスナー(4)が
縫着、接着などの適宜の手段によって固着されている。
また、網生地(2)は、これの前記ファスナー(4)が
前記保持部材(1)の前記ファスナー(4)に結合され
、保持部材(1)に着脱可能に保持されてその内周側に
張られている。さらに、保持部材(1)は、基端部すな
わち上辺部(1a)が後述する巻取り式覆い装置のロー
ル(5)にこれの軸方向に沿って固定され、先端部すな
わち下辺部(1b)が係止棒(6)に固定されている。
前記ロール(5)は両端部がブラケット(7)に回動可
能に軸支され、前記係止棒(6)の室内側面には長手方
向(左、右方向)中央部に操作用凹部(6a)が設けら
れている。
第6図および第7図は覆い生地である柄(8a)付きス
クリーン生地(8)および透明スクリーン生地(9)を
示し、これらの生地(8) 、 (9)は、前記網生地
(2)と同形同大に構成されていると共に、各辺部の裏
面に帯状のベルベット式ファスナー(4)が接着などの
適宜の手段によって固着され、使用者の希望により、網
生地(2)と交換してこれと同様に保持部材(1)に着
脱可能に保持されるように構成されている。
第8図、第9図および第1θ図は、保持部材と網生地な
どの覆い生地とを着脱可能に結合させる部材の変形例を
示す。第8図に示すものは、保持部材、覆い生地に、務
歯(10a) 、 (10b)を有するファスナー(1
0)の取付は布(10c) 、 (10d)をそれぞれ
固着し、ファスナー(10)を開閉摘み(10e)で開
閉することにより保持部材と覆い生地とを脱着するよう
にしたもの、第9図に示すものは、保持部材。
覆い生地にそれぞれ固着し、凸部(lla)と凹部(l
lb)との強制嵌合によって可撓性取付シート(IIC
) 、(lid)を介し保持部材と覆い生地とを着脱可
能に結合するようにしたもの、第10図に示すものは、
保持部材、覆い生地に可撓性取付シート(12c) 、
 (12d)を介し雌、雄フック(12a) 、 (1
2b)をそれぞれ固着し、雌、雄フック(12a) 、
 (12b)で保持部材と覆い生地とを着脱可能に結合
させるようにしたものである。そして、第8図、第9図
および第10図に示すものは、第1図ないし第7図に示
すベルベット式ファスナーと同様に使用できる。
なお、この発明において、保持部材と覆い生地とを結合
させる部材は、保持部材と覆い生地との対向する2辺部
に設ければ、他の辺部は省略してもよく、またこれらの
辺部の全長にわたって設けることなく適宜の個所に部分
的に設けるだけでもよい。そして、覆い生地は、前述し
た3種類に限られることなく、すだれ状のものや、比較
的厚いシート状のものなど適宜のものを用いることがて
きる。さらに、保持部材は、上辺部がない正面凹字状の
ものでもよい。
更に、この発明においては、保持部材(1)と覆い生地
である網生地(2)の形状は、第7図(b)に示すよう
に一部にR状部を設けた形状に形成する場合、第7図(
C)に示すように多角形状のものに形成する場合、或は
図示省略したが、円又は楕円形となるように、保持部材
(1)と覆い生地とを各種に組み合せて形成することも
できる。
次に、前述した覆い体を用いた巻取り式覆い装置の実施
例について説明する。
第1実施例である第11図、第12図において、(21
)は建物の屋外への開口部周囲に固定された窓の枠体で
あり、この枠体(21)は、上、下枠(22)。
(23)と左、右竪枠(24) 、 (25)とが固定
されて正面長方形状に枠組されている。(26) 、 
(27)は横引き障子の内、外障子であり、これらの障
子(26)。
(27)は上、下框(28) 、 (29)と戸当り、
召し合せ竪框(30) 、 (31)とが固定されて正
面長方形状の障子框(32)が構成され、障子框(32
)の内周側に板ガラス(33)が張設されている。また
、内、外障子(2B) 、 (27)は、前記上梓(2
2)と下枠(23)とにそれぞれ形成されたカイトレー
ル(22a) 、 (23a)に上框(28)、下框(
29)がそれぞれ枠体(21)の幅方向に係合されて、
内、外障子(26) 、 (27)が幅(間口)方向に
ガイドレール(22a) 、 (23a)の長手方向に
沿って横引きされることにより、枠体(21)の幅方向
にそれぞれ直線往復動されて枠体(21)内周側に設け
た開口部を開閉するように構成されている。なお、以上
の構成は、従来の引き障子を備えた窓と同様にされてい
る。
前記上梓(22)には、空間部(22d)が形成され、
空間部(22d)内に前記ロール(5)と、このロール
(5)に巻き付けられた保持部材(1)および網生地(
2)とを有する覆い体(34)とが収納されている。
前記ロール(5)はブラケット(7)(第1図、第2図
(a) 、 (b)参照)を介して上梓(22)に軸回
りに回動可能に軸支され、水平に配置されているととも
に、枠体(21)内周の開口と幅(横)方向寸法がほぼ
等しい軸方向長さに構成されている。前記保持部材(1
)は、基端部が前記ロール(5)の外周面に連結、固定
され、・覆い体(34)の不使用時には、これの大部分
が空間部(22d)に収納され、覆い体(34)は、上
梓(22)の下壁(22b)に設けた出入口(22c)
から上梓(22)下方に延び、出入口(22c)は前記
障子(2B) 、 (27)より室内側に隙間を有して
重なるように配設されている。覆い体(34)の先端部
に固定された係止棒(6)が下方から上梓(22)の下
壁(22b)下面に当接されるようになっている。覆い
体(34)の左、右両側縁部が左、右竪枠(24)。
(25)の対向部に形成した中空柱状の溝部(24a)
 。
(25a)に挿入部(24b) 、 (25b)から挿
入され、覆い体(34)の左、右両側縁部とこれらに結
合した網生地(2)の左、右両側縁部とがファスナー(
3)。
(4)と共に前記溝部(24a) 、 (25a)内に
遊挿されている。これらの溝部(24a) 、 (25
a)および挿入部(24b) 、 (25b)は竪枠(
24)、 (25)のほぼ全高にわたって垂直に延びて
いる。なお、ロール(5)は図示しないばねによって覆
い体(34)の巻取り方向に附勢され、また係止棒(6
)は図示しない永久磁石の磁力や係止具によフて下枠(
23)または竪枠(24)。
(25)の下端部に係脱可能に係止されるように構成さ
れ、係止棒(6)の下面には弾性物質からなる緩衝材(
35)がそのほぼ全長にわたって保持されている。さら
に、ロール(5)は、手動操作により、適宜正逆転操作
できるようにされている。
第1実施例の巻取り式覆い装置は、以上のように構成さ
れているので、不使用時には、第11図、第2図(a)
に示すようにロール(5)に網部材(34)が巻き付け
られて、これらが上梓(22)内の空間部(22d)に
収納されている。使用時には、内、外障子(26) 、
 (27)を所望の位置と開度に開き、ロール(5)を
回動させ、これに巻付けた覆い体(34)を繰出して、
枠体(21)内周側の開口部の全体を覆い体(34)で
覆い、係止棒(6)を下枠(23)または竪枠(24)
 、 (25)の下端部に係止することにより、覆い体
(34)を内、外障子(2B) 、 (27)の室内側
に配置して枠体(21)内周側の開口部の上下方向に張
ることができる。この使用時には、枠体(21)内周の
開口の全体が覆い体(34)で覆われているので、内、
外障子(26)、 (27)の位置や開度に関係なく、
虫の室内側への侵入を防止することができ、また内。
外障子(26) 、 (27)を枠体(21)の内周の
開口の幅(間口)方向中央部で重ねることで、内、外障
子(26) 、 (27)の両側から外気を室内側に採
り入れることができる。そして、係止棒(6)の下枠(
23)または竪枠(24) 、 (25)への係止を解
除することにより、ばね力でロール(5)を回動させて
これに覆い体(34)を巻き取り、前述した不使用時の
状態にすることができる。
さらに、覆い体(34)の網生地(2)を交換するには
、覆い体(34)を使用状態にして、保持部材(1)の
ベルベット式ファスナー(3)と網生地(2)のベルベ
ット式ファスナー(4)との結合を外し、網生地(2)
を保持部材(1)から取外す。次に、断熱または広告用
などの柄付きスクリーン生地(8)または断熱用の透明
スクリーン生地(9)のベルベット式ファスナー(4)
を保持部材(1)のベルベット式ファスナー(3)に結
合することにより、柄付きスクリーン生地(8)または
透明スクリーン生地(9)を保持部材(1)の内周側に
張る。この場合に、保持部材(1)の可撓性を利用して
、一部分ずつ枠体(21)外に網生地(2)などの覆い
生地と保持部材(1)を出して前記覆い生地の脱着を行
い、あるいは枠体(21)外に保持部材(1)と覆い生
地とのほぼ全体を出して脱着を行った後、保持部材(1
)の溝部(24b) 、 (25b)に覆い体(34)
の両側縁部を嵌める。なお、係止棒(6)は、前記溝部
(24b) 、 (25b)に挿入されない短い長さに
し、あるいは係止棒(6)にも可撓性をもたせてこれが
溝部(24b) 。
(25b)に対し着脱するようにする。さらに保持部材
(1)の下辺部を係止棒にビス止めしておき、係止棒に
対して保持部材(1)を脱着して覆い生地の脱着を行う
ようにしてもよい。
第13図、第14図は第2実施例を示す。第13図、第
14図にるいて、第11図、第12図と対応する部分は
同符合で示してあり、第2実施例は、覆い体(34)を
内、外障子(26) 、 (27)の室外側に配置して
枠体(21)の開口を覆うようにした点が第1実施例と
異なる。なお、第2実施例の前述した以外の構成、操作
は第1実施例のものと同様である。
第15図、第16図は第3実施例による網戸付き窓を示
す。第15図、第16図において、第11図ないし第1
3図と対応する部分は同符合で示してあり、(36)は
召し合せ方立てあり、この方立(36)は上。
下端が上、下枠にそれぞれ固定され、枠体(21)内周
側の開口部の幅(間口)方向中央に配置されている。ま
た内、外障子(26) 、 (27)は全閉時に召し合
せ竪框(31)、(31)が召し合せ方立(36)の内
、外で重なって召し合されるように構成され、覆い体(
34)は左、右2組に分割され、繰出し時に内、外障子
(26) 、 (27)の間に位置して枠体(21)内
に張設されるように構成されている。なお、第3実施例
の前述した以外の構成は第1、第2実施例のものと同様
である。
第3実施例のものは、以上のように構成されているので
、左、右2組の覆い体(34) 、 (34)を、独立
させて左、右に分割されたローラに巻き取り、これらか
ら繰出すことにより、独立させて不使用状態と使用状態
とに切り替えることができ、内。
外障子(26) 、 (27)の開閉動作が多様にでき
る。なお、第3実施例の前述した以外の動作は第1実施
例と同様である。
第17図、第18図は第4実施例および第5実施例をそ
れぞれ示す。第17図、第18図において、第15図、
第16図と対応する部分は同符合で示してある。
第17図に示す第4実施例は枠体(21)内周の幅方向
中央に配設された方立(36)の室外側に内、外障子(
26) 、 (27)が配設されて、内、外障子(2B
)。
(27)の室内側に覆い体(34) 、 (34)が位
置するように構成され、第18図に示す第5実施例は枠
体(21)に設けられた方立(36)の室内側に内、外
障子(26) 、 (27)が配設され、内、外障子(
26) 、 (27)の室外側に覆い体(34) 、 
(34)が位置するように構成されている。なお、第4
実施例および第5実施例の前述した以外の構成および動
作は、第3実施例のものとほぼ同様である。
また、第3、第4および第5実施例では、分割されたロ
ーラを独立して回動できるようにしたり、1本のローラ
を一体に回動できるようにしたり、ローラは分割しない
ものにしたりしてもよい。
そして、第3実施例、第4実施例および第5実施例のも
のは、枠体(21)の幅方向中央に方立(36)を配設
したので、方立(36)が補強部材となり、ロールなど
を収納して上梓が重くなってもその荷重を支えることが
でき、また覆い体(34) 、 (34)が左、右2組
に分割され、これらが竪枠(24) 、 (25)と方
立(36)との間に張られて枠体(21)内周側の開口
部全体を覆い、撓んだり緩んだりしにくい。
なお、前記第1ないし第5実施例の構成は、覆い体を除
き、出願人が先に出願した実願平1−129143号(
平成1年11月6日)のものと同様である。
また、前記第1ないし第5実施例において、覆い体のロ
ールへの巻付け、繰出し、繰出し状態での係止手段は、
必ずしも前述した実施例の手動操作に限られることなく
、例えば電動機によってロールを正、逆転させて覆い体
の巻付け、繰出しを行ったり、バランスウェイトを覆い
体の先端部に設けてその繰出し状態を維持させるなど適
宜変更できる。
さらに、この発明は、引違い窓に限られることなく、勝
手口を開閉するドア装置など、建物開口部を開閉する建
具と建物内外方向に重ねて配置した従来網戸が設けられ
ていた部分に広く適用できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明は、建物開口部を開閉す
る建具と建物内外方向に重ねて配置し、前記建具と独立
して前記開口部を開閉する建物開口部の巻取り式覆い体
であって、可撓性材料からなるほぼ枠状の生地保持部材
と、この保持部材に着脱可能に保持して生地保持部材内
周側に張った可撓性覆い生地とを有し、この覆い生地を
用途が同一のもの又は異なるものと交換可能にしたので
、次の効果が得られる。
すなわち、この発明による建物開口部の巻取り式覆い体
は、可撓性材料からなるほぼ枠状の生地保持部材の内周
側に可撓性覆い生地を着脱可能に張ったことにより、前
記覆い生地として、用途に応じ例えば防虫用の網生地と
断熱用などのスクリーン生地とを交換することができる
ようにしたので、1つの生地保持部材を用い、季節に合
せて網戸とスクリーンとに使い分けるなど、使用者が希
望によって多用途に使い分けることができる。しかも、
前記網生地やスクリーン生地などの覆い生地は、生地保
持部材を巻取り式覆い装置のロールに連結したままで着
脱できるので、覆い生地を交換する作業が簡易にできる
また、この発明は、建物開口部に固定される枠体と、こ
の枠体に取付けられて前記開口部を開閉する建具と、前
記建具と建物内外方向に重ねて配置され前記開口部を建
具と独立して開閉する覆い体と、前記枠体に回動可能に
取付けられて前記覆い体が連結されたロールとを備えた
建物開口部の巻取り式覆い装置であって、可撓性材料か
らなるほぼ枠状の生地保持部材と、この保持部材に着脱
可能に保持して前記保持部材の内周側に張った可撓性覆
い生地とを有する前記覆い体を、前記開口部の全体を覆
う大きさに構成し、前記枠体に回動可能に軸支したロー
ルに前記保持部材の基端部を連結し、前記枠体の内周面
両側部に覆い体の開閉方向に沿い相対向させて設けた溝
部に前記保持部材の縁側部分を開閉可能に挿入すると共
に、前記覆い生地を用途が同一のもの又は異なるものと
交換可能にしたので、次の効果が得られる。
すなわち、この発明による建物開口部の巻取り式覆い装
置は、この発明による前記覆い体で、窓開口部などの全
体を覆うことができるので、例えば引違い窓の遮熱用と
して用いた場合に、枠体の左、右竪棒のような両側部に
相対向させて設けた溝部に生地保持部材の縁側部を挿入
することによリ、覆い体を閉じた使用時に前記保持部材
への覆い生地の保持部分が外部から見えず体裁がよい上
に、網戸とスクリーンとを別々に枠体に設けるのに比べ
、前記溝部を枠体に1組だけ設ければよく、したがって
、窓などの構造が簡単にできると共に、その厚さを薄く
できる。したがって、多用途に使い分けることが簡易に
でき、しかも体裁がよい巻取り式覆い装置を安価に提供
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による建物開口部の巻取り
式覆い体を示す室内側正面説明図、第2図(a) 、 
(b)は同使用状態、不使用状態の縦断説明図、第3図
(a) 、 (b)は生地保持部材の辺部の部分正面図
9部分断面図、第4図(a) 、 (b)は網生地の辺
部の部分背面図1部分断面図、第5図は網生地の正面図
、第6図および第7図(a)はスクリーン生地右よび透
明スクリーン生地をそれぞれ示す正面図、第7図(b)
及び第7図(C)はそれぞれ保持部材(1)と覆い生地
の変形例を示す説明図、第8図、第9図、第10図は生
地保持部材と覆い生地とを結合する部材の互いに異なっ
た変形例をそれぞれ示す部分説明図であり、第11図お
よび第12図はこの発明の第1実施例による巻取り式覆
い装置を窓と共に示す縦断面図および横断面図、第13
図および第14図はこの発明の第2実施例による巻取り
式覆い装置を窓と共に示す縦断面図および横断面図、第
15図および第16図はこの発明の第3実施例による巻
取り式覆い装置を窓と共に示す縦断面図および横断面図
、第17図はおよび第18図はこの発明の第4実施例お
よび第5実施例による巻取り式覆い装置を窓と共にそれ
ぞれ示す横断面図である。 (1) −・・生地保持部材、 (2)−・・網生地(Nい生地)、 (3) 、 (4)・・・ベルベット式ファスナー(5
)・・・ロール、   (6) −・・係止棒、(7)
−・・柄付きスクリーン生地(Mい生地)、(8)−・
・透明スクリーン生地(覆い生地)、(10)・・・フ
ァスナー (lla)、(llb) ・・・強制嵌合される凸部、
凹部、(12a) 、 (12b)−・・雌、雄フック
、(21)・・・枠体、    (22)、(23)−
・・上、下枠、(22a) 、 (23b)−ガイドレ
ール(ガイド部材)、(22d) −・・空間部、  
 (24)、(25) −・・竪枠、(26) 、 (
27)・・・内、外障子、(28) 、 (29)・・
・上、下框、(30) 、 (31)・・・竪框、(3
2)−・・障子框、   (33)−・・板ガラス、(
34)−・・覆い体、   (35)−・・緩衝材、(
36)−・・召合せ方立。 特許出願人 不二サッシ株式会社 代理人 弁理士  島  1)  義  勝第4図 (b) 呂竺==典竺与=ぢ (a ) 手続補正書 (自発) 平成2年6月6日 特許庁長官  吉 1) 文 毅  殿1、事件の表示 平成2年特許願第108787号 2、発明の名称 建物開口部の巻取り式覆い体および巻取り式覆い装置3
、補正をする者 事件との関係  特許出願人 不二サッシ株式会社 4、代理人 5、補正の対象

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)建物開口部を開閉する建具と建物内外方向に重ね
    て配置し、前記建具と独立して前記開口部を開閉する建
    物開口部の巻取り式覆い体であって、可撓性材料からな
    るほぼ枠状の生地保持部材と、この保持部材に着脱可能
    に保持して生地保持部材内周側に張った可撓性覆い生地
    とを有し、この覆い生地を用途が同一のもの又は異なる
    ものと交換可能にしたことを特徴とする建物開口部の巻
    取り式覆い体。
  2. (2)可撓性覆い生地は、4辺部のうちの少なくとも対
    向する2辺部を生地保持部材に着脱可能に保持してある
    請求項(1)に記載した建物開口部の覆い体。
  3. (3)建物開口部に固定される枠体と、この枠体に取付
    けられて前記開口部を開閉する建具と、前記建具と建物
    内外方向に重ねて配置され前記開口部を建具と独立して
    開閉する覆い体と、前記枠体に回動可能に取付けられて
    前記覆い体が連結されたロールとを備えた建物開口部の
    巻取り式覆い装置であって、可撓性材料からなるほぼ枠
    状の生地保持部材と、この保持部材に着脱可能に保持し
    て前記保持部材の内周側に張った可撓性覆い生地とを有
    する前記覆い体を、前記開口部の全体を覆う大きさに構
    成し、前記枠体に回動可能に軸支したロールに前記保持
    部材の基端部を連結し、前記枠体の内周面両側部に覆い
    体の開閉方向に沿い相対向させて設けた溝部に前記保持
    部材の縁側部分を開閉可能に挿入すると共に、前記覆い
    生地を用途が同一のもの又は異なるものと交換可能にし
    たことを特徴とする建物開口部の巻取り式覆い装置。
JP10878790A 1990-04-26 1990-04-26 建物開口部の巻取り式覆い体および巻取り式覆い装置 Pending JPH047488A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10878790A JPH047488A (ja) 1990-04-26 1990-04-26 建物開口部の巻取り式覆い体および巻取り式覆い装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10878790A JPH047488A (ja) 1990-04-26 1990-04-26 建物開口部の巻取り式覆い体および巻取り式覆い装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH047488A true JPH047488A (ja) 1992-01-10

Family

ID=14493472

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10878790A Pending JPH047488A (ja) 1990-04-26 1990-04-26 建物開口部の巻取り式覆い体および巻取り式覆い装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH047488A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5367421A (en) * 1991-12-27 1994-11-22 Tdk Corporation Cartridge for a recording/reproducing medium having a transparent or semi-transparent cover member
JP4727049B2 (ja) * 2001-02-05 2011-07-20 文化シヤッター株式会社 シャッター装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5367421A (en) * 1991-12-27 1994-11-22 Tdk Corporation Cartridge for a recording/reproducing medium having a transparent or semi-transparent cover member
JP4727049B2 (ja) * 2001-02-05 2011-07-20 文化シヤッター株式会社 シャッター装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0560975B1 (en) Double layer shade
US5203129A (en) Window insulator
KR101851044B1 (ko) 롤스크린 장치
US10641031B2 (en) Mountable cover, blind and/or shade for glass/glazing panels in windows, skylights, walls or doors
MX2010005430A (es) Construccion de persiana.
US9970232B2 (en) Mountable cover, blind and / or shade for a window or skylight
JPH047488A (ja) 建物開口部の巻取り式覆い体および巻取り式覆い装置
US20030234087A1 (en) Multipanel window shade
US20070246172A1 (en) Rollable screen door and mounting system
CN209780598U (zh) 一种外遮阳一体化系统平开窗
JPH11166379A (ja) 日除け機構およびこれを備えた窓用シャッター
US6662846B1 (en) Washable window shade with removable components
CN215408389U (zh) 多功能窗帘机构
WO1984004559A1 (en) Insulating shade assembly with removable cover
JP2534981Y2 (ja) シヤツター装置
JPH10299349A (ja) シャッター付きサッシ装置
CN211851591U (zh) 一种具有收卷功能的复合窗系统
CN217841352U (zh) 一种一体化纱窗铝包木窗
CN214330340U (zh) 一种带防尘纱窗的门窗
KR102477901B1 (ko) 창문용 롤 방충망 장치
CN220434608U (zh) 一种断桥铝防水门窗
CN210460362U (zh) 一种带有隐形纱窗的平开窗
JPH1054187A (ja) 日除け
US10791863B2 (en) Cordless covering for sliding glass doors and large windows
JPH0736074Y2 (ja) 組合せブラインド