JPH0474620A - 低圧射出成形用金型 - Google Patents
低圧射出成形用金型Info
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- JPH0474620A JPH0474620A JP18706190A JP18706190A JPH0474620A JP H0474620 A JPH0474620 A JP H0474620A JP 18706190 A JP18706190 A JP 18706190A JP 18706190 A JP18706190 A JP 18706190A JP H0474620 A JPH0474620 A JP H0474620A
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、熱可塑性プラスチック(以後樹脂という)の
射出成形用金型に係わるもので、特に、射出圧力を低圧
で行う金型の加熱、冷却に関する。
射出成形用金型に係わるもので、特に、射出圧力を低圧
で行う金型の加熱、冷却に関する。
(従来の技術)
一般に、樹脂の射出成形は下記の5工程から成り立って
いる。
いる。
すなわち、
■ 成形機への樹脂の投入工程
■ 樹脂の加熱溶融工程
■ 溶融樹脂の金型内への射出工程
■ 金型の冷却工程
■ 樹脂成形品の取り出し工程
ここで、■樹脂の加熱溶融工程では、樹脂温度を高温に
して粘性を低下させて流動性を良くすることが可能であ
る。
して粘性を低下させて流動性を良くすることが可能であ
る。
また、■溶融樹脂の金型内への冷却工程において、金型
温度が樹脂の融点温度に比べ低い場合には、金型内への
射出時に樹脂温度の低下が早くて粘性が大となり、樹脂
の回りが悪くなるため、射出圧力は高い圧力を必要とす
る。しかし、金型温度が樹脂の固化点以下と低いため、
■金型の冷却工程および■樹脂成形品の取り出し工程の
2工程は短時間で済み、結果としてサイクルタイムか早
くなり、現在一般の方法(A方式)として用いられてい
る。
温度が樹脂の融点温度に比べ低い場合には、金型内への
射出時に樹脂温度の低下が早くて粘性が大となり、樹脂
の回りが悪くなるため、射出圧力は高い圧力を必要とす
る。しかし、金型温度が樹脂の固化点以下と低いため、
■金型の冷却工程および■樹脂成形品の取り出し工程の
2工程は短時間で済み、結果としてサイクルタイムか早
くなり、現在一般の方法(A方式)として用いられてい
る。
ただし、射出圧力は200〜300)cg/c−と高圧
なため、機械装置は大型化し、また、その金型も剛性が
必要なことから、大型、大重量化する。
なため、機械装置は大型化し、また、その金型も剛性が
必要なことから、大型、大重量化する。
また、金型加熱用ヒータは初期加熱用として金型側面へ
の張り付は或いは、局所的に埋め込まれて用いられるだ
けで、通常運転では樹脂により加熱されている。
の張り付は或いは、局所的に埋め込まれて用いられるだ
けで、通常運転では樹脂により加熱されている。
ところが、金型温度が樹脂の融点近辺、或いは、それ以
上の温度に昇温できたとすると、樹脂は粘性が小さく、
したがって、流動性が良く、金型内に容易に充填できる
ので、射出圧力は低くて済み(B方式)、上記A方式の
数分の工程度となる。
上の温度に昇温できたとすると、樹脂は粘性が小さく、
したがって、流動性が良く、金型内に容易に充填できる
ので、射出圧力は低くて済み(B方式)、上記A方式の
数分の工程度となる。
従って、機械本体や金型の剛性は小さくて済むとともに
、軽量化が計られるため、エネルギーロスを小さくでき
る。
、軽量化が計られるため、エネルギーロスを小さくでき
る。
しかしながら、金型自体の温度は樹脂を射出後に固化点
温度以下まで冷却する必要かあるが、短時間(20〜3
0秒)での温度下降は困難である(温度下降百数十度)
。
温度以下まで冷却する必要かあるが、短時間(20〜3
0秒)での温度下降は困難である(温度下降百数十度)
。
(発明が解決しようとする課題)
このため、B方式が優位する点があるにもかかわらず、
B方式は採用されず、A方式が採用されていた。
B方式は採用されず、A方式が採用されていた。
なお、近年、B方式による各種の方法が実施され始めて
いるが、それぞれ特徴を有しているものの決定的なもの
はまだ無い。
いるが、それぞれ特徴を有しているものの決定的なもの
はまだ無い。
下記にその3例を示す。
1、高周波誘導加熱(冷却は水による)(特徴)急速加
熱は可能であるが、成形対象形状に左右されるため、温
度斑が出来やすい。
熱は可能であるが、成形対象形状に左右されるため、温
度斑が出来やすい。
■、蒸気圧縮加熱(冷却は水による)
(特徴)200℃前後の蒸気を1kg/c−程度で圧送
するので、蒸気自体は加熱蒸気で飽和蒸気となっていな
い。
するので、蒸気自体は加熱蒸気で飽和蒸気となっていな
い。
従って、熱風より多密度のエネルギーが送れるので短時
間での昇温は可能であるが、凝縮潜熱はあまり関与しな
いので流量も多く、廃棄熱量も多い。
間での昇温は可能であるが、凝縮潜熱はあまり関与しな
いので流量も多く、廃棄熱量も多い。
また、空気などの非凝縮性ガスも混入し易く、熱伝達効
率も悪い。
率も悪い。
■、耐熱油による加熱冷却
(特徴)シリコンオイルなどを昇温し、直接加熱するも
ので、上記n項より多密度のエネルギーを有しているの
で、昇降温度は短時間に行われるが、液体であるだけに
温度斑が発生し易く、また、昇降温の切り替えにエネル
ギーロスを伴い時間を要してしまう。
ので、上記n項より多密度のエネルギーを有しているの
で、昇降温度は短時間に行われるが、液体であるだけに
温度斑が発生し易く、また、昇降温の切り替えにエネル
ギーロスを伴い時間を要してしまう。
熱可塑性プラスチックの低圧射出成形用金型には次の条
件か必要と考えられる。
件か必要と考えられる。
a、昇降温速度が早い。
b、昇降温の切り替えが早い。
C6昇降温時に対象物に温度斑を発生させないd、熱サ
イクルによる変形域は歪みが少ない。
イクルによる変形域は歪みが少ない。
e、昇降温という熱サイクルに対し、エネルギーロスが
小さい。
小さい。
そこで、本発明は合成樹脂材の射出時に使用される金型
の加熱、冷却サイクルを速くするとともに、熱媒体に温
度斑を発生させず、更には、サイクル全体に渡るエネル
ギーロスを減少させることが可能な低圧射出成形用金型
を提供することを目的とする。
の加熱、冷却サイクルを速くするとともに、熱媒体に温
度斑を発生させず、更には、サイクル全体に渡るエネル
ギーロスを減少させることが可能な低圧射出成形用金型
を提供することを目的とする。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明は上記課題を解決するため、合成樹脂材の射出寸
前に金型の温度を前記合成樹脂材の融点近傍に昇温し、
前記合成樹脂材の射出充填後、前記金型を前記合成樹脂
材の固化点以下に急冷して使用する低圧射出成形用金型
において、第1の金型部およびこの第1の金型部に接合
してキャビティを構成する第2の金型部からなる上記金
型と、上記第1および第2の金型部の内部にそれぞれ設
けられ液体を収容するとともに蒸気が充填され飽和蒸気
状態を呈する内部空間と、上記第1および第2の金型部
の内壁面に上記キャビティの裏面側に位置して設けられ
上記液体を含有する多孔体と、上記第1および第2の金
型部内の液体を加熱して蒸発させる加熱手段と、上記第
1および第2の金型部内の蒸気を冷却して凝縮させる冷
却手段とを具備してなることを特徴とするものである。
前に金型の温度を前記合成樹脂材の融点近傍に昇温し、
前記合成樹脂材の射出充填後、前記金型を前記合成樹脂
材の固化点以下に急冷して使用する低圧射出成形用金型
において、第1の金型部およびこの第1の金型部に接合
してキャビティを構成する第2の金型部からなる上記金
型と、上記第1および第2の金型部の内部にそれぞれ設
けられ液体を収容するとともに蒸気が充填され飽和蒸気
状態を呈する内部空間と、上記第1および第2の金型部
の内壁面に上記キャビティの裏面側に位置して設けられ
上記液体を含有する多孔体と、上記第1および第2の金
型部内の液体を加熱して蒸発させる加熱手段と、上記第
1および第2の金型部内の蒸気を冷却して凝縮させる冷
却手段とを具備してなることを特徴とするものである。
(作用)
上記手段により、金型自体をヒートパイプ化し、金型内
に充填した飽和蒸気の特性を利用することにより、低圧
射出成形用金型に要求される条件を満足できるようにし
た。
に充填した飽和蒸気の特性を利用することにより、低圧
射出成形用金型に要求される条件を満足できるようにし
た。
(実施例)
以下、本発明を図面に示す一実施例を参照して説明する
。
。
第1図は金型を示すもので、この金型は第1の金型部(
雌型)1と、この第1の金型部1に接離自在に接合され
てキャビティ20を構成する第2の金型部(雄型)2と
からなる。
雌型)1と、この第1の金型部1に接離自在に接合され
てキャビティ20を構成する第2の金型部(雄型)2と
からなる。
上記第1および第2の金型部1.2は密閉箱状体をなし
、その内部に空間部12.13を有している。
、その内部に空間部12.13を有している。
また、上記第1および第2の金型部1,2の内底部には
作動液体10.11が収容されている。
作動液体10.11が収容されている。
さらに、上記第1および第2の金型部1,2の内底部に
は加熱用パイプ8,9が配設され、これら加熱用パイプ
8.9は上記作動液体10.11に浸漬するか、または
、常に、作動液体10゜11が加熱用パイプ8.9の周
辺に存在して、加熱用パイプ8,9と作動液体10.1
1とが熱交換可能な状態とする。
は加熱用パイプ8,9が配設され、これら加熱用パイプ
8.9は上記作動液体10.11に浸漬するか、または
、常に、作動液体10゜11が加熱用パイプ8.9の周
辺に存在して、加熱用パイプ8,9と作動液体10.1
1とが熱交換可能な状態とする。
すなわち、第2図に示すように、加熱用パイプ8.9の
回りに多孔体14を巻回し、この多孔体14の一部を作
動液体10.11の中に侵潰し、多孔体14の持つ毛細
管作用により作動液体1゜を多孔体14中に常に供給す
る。
回りに多孔体14を巻回し、この多孔体14の一部を作
動液体10.11の中に侵潰し、多孔体14の持つ毛細
管作用により作動液体1゜を多孔体14中に常に供給す
る。
上記加熱用パイプ8,9内には加熱用の高温流体15が
流される。
流される。
また、上記第1および第2の金型部1.2の空間部12
.13内には作動液体10.11の蒸気が満たされ、飽
和蒸気状態となっている。
.13内には作動液体10.11の蒸気が満たされ、飽
和蒸気状態となっている。
一方、上記第1および第2の金型部1.2の空間部12
.13内の上部側には冷却用パイプロ。
.13内の上部側には冷却用パイプロ。
7が配設され、これら冷却用パイプロ、7内には冷却媒
体(たとえば水)が流されるようになっている。
体(たとえば水)が流されるようになっている。
さらに、上記第1および第2の金型部1,2の内壁面に
は上記キャビティ20の裏面側に位置して多孔体4,5
か密着して設けられている。
は上記キャビティ20の裏面側に位置して多孔体4,5
か密着して設けられている。
また、上記第2の金型2には射出成形機のノズル3が押
圧接続されるようになっており、このノズル3を金型2
に設けた導入パイプ部21を介して上記キャビティ20
に連通させるようになっている。上記導入パイプ部21
の周囲も上記多孔体5により巻回されている。
圧接続されるようになっており、このノズル3を金型2
に設けた導入パイプ部21を介して上記キャビティ20
に連通させるようになっている。上記導入パイプ部21
の周囲も上記多孔体5により巻回されている。
第3図は飽和蒸気圧線図で、温度T1の時、圧力Pまた
とすると、冷却凝縮により圧力がP2になれば、温度は
T2となるまで下降し、加熱により、圧力がP3になれ
ば、温度はT3となるまで上昇することを示している。
とすると、冷却凝縮により圧力がP2になれば、温度は
T2となるまで下降し、加熱により、圧力がP3になれ
ば、温度はT3となるまで上昇することを示している。
また、上記加熱用パイプ8,9および冷却用パイプロ、
7は第4図に示すように、加熱、冷却温度コントローラ
22に接続され、上記第1および第2の金型部1,2へ
の加熱、冷却パワーの供給が制御されるようになってい
る。
7は第4図に示すように、加熱、冷却温度コントローラ
22に接続され、上記第1および第2の金型部1,2へ
の加熱、冷却パワーの供給が制御されるようになってい
る。
なお、射出成形機における金型は製品の取り比しのため
、2分割されており、開閉のための移動が加わるため、
加熱、冷却用パイプロ、7.89としてはフレキシブル
チューブ(例えば耐熱ゴム)が用いられる。
、2分割されており、開閉のための移動が加わるため、
加熱、冷却用パイプロ、7.89としてはフレキシブル
チューブ(例えば耐熱ゴム)が用いられる。
つぎに、製品を射出成形する場合について説明する。
まず、加熱用パイプ8,9内に昇温した加熱用の高温流
体15を流す。これにより、加熱用パイプ8,9を被覆
する多孔体14中の作動液体10゜11か蒸発する。
体15を流す。これにより、加熱用パイプ8,9を被覆
する多孔体14中の作動液体10゜11か蒸発する。
このとき、第1および第2の金型部1,2の内部空間1
2.13か飽和蒸気状態となっているため、余分な蒸気
は低温の第1および第2の金型部1.2の内壁面に凝縮
し、特に、キャビティ20の近傍では、その内壁に密着
して設けた多孔体4゜5を介して凝縮し、キャビティ2
0を昇温させる。
2.13か飽和蒸気状態となっているため、余分な蒸気
は低温の第1および第2の金型部1.2の内壁面に凝縮
し、特に、キャビティ20の近傍では、その内壁に密着
して設けた多孔体4゜5を介して凝縮し、キャビティ2
0を昇温させる。
このようにキャビティ20を昇温させたのち、樹脂吐出
用のノズル3から溶融樹脂を吐出させる。
用のノズル3から溶融樹脂を吐出させる。
この樹脂は第2の金型部2の導入パイプ部21を介して
キャビティ20内に供給される。
キャビティ20内に供給される。
しかるのち、冷却用パイプロ、7内に冷却媒体を流すb
これにより、第1および第2の金型部1゜2の空間部1
2.13内の蒸気が冷却凝縮され、その分蒸気圧か低下
し、この蒸気圧の低下に見合う分だけ多孔体4.5の液
体が蒸発する。この蒸発により、多孔体4.5およびキ
ャビティ20か冷却されるとともに、成形品か冷却され
る。こののち、第1および第2の金型部1.2を開放さ
せて成形品を取り出す。
これにより、第1および第2の金型部1゜2の空間部1
2.13内の蒸気が冷却凝縮され、その分蒸気圧か低下
し、この蒸気圧の低下に見合う分だけ多孔体4.5の液
体が蒸発する。この蒸発により、多孔体4.5およびキ
ャビティ20か冷却されるとともに、成形品か冷却され
る。こののち、第1および第2の金型部1.2を開放さ
せて成形品を取り出す。
上述したように、金型自体をヒートパイプ化する長所は
第3図の様な飽和蒸気の特性を利用するため、 ■均温化が図れること(例えば肉厚の不均一さからくる
大きな温度斑かあっても、熱は蒸気となって温度による
圧力差で移動するため、より低温部に集中して凝縮し放
熱する。
第3図の様な飽和蒸気の特性を利用するため、 ■均温化が図れること(例えば肉厚の不均一さからくる
大きな温度斑かあっても、熱は蒸気となって温度による
圧力差で移動するため、より低温部に集中して凝縮し放
熱する。
すなわち、均温となるように作用する。
■第1および第2の金型部1,2を密閉箱体状に構成し
、その内部に凝縮性の蒸気並びにその液体を封入してい
るため、凝縮熱伝達が効率良く行われヒートパイプ化し
てない場合の高温蒸気と比べて格段の熱伝達率が向上し
、昇温時の大幅なエネルギースが防止できるなど直接に
製品或いは運転において改良が可能となる。
、その内部に凝縮性の蒸気並びにその液体を封入してい
るため、凝縮熱伝達が効率良く行われヒートパイプ化し
てない場合の高温蒸気と比べて格段の熱伝達率が向上し
、昇温時の大幅なエネルギースが防止できるなど直接に
製品或いは運転において改良が可能となる。
なお、上記一実施例では、加熱用パイプ8,9内に加熱
用の流体15を流したが、これに限られず、電気ヒータ
(例えばシーズヒータ)を用いてもよい。、この場合、
第4図における加熱用パイプ8.9は電気のリード線と
なる。
用の流体15を流したが、これに限られず、電気ヒータ
(例えばシーズヒータ)を用いてもよい。、この場合、
第4図における加熱用パイプ8.9は電気のリード線と
なる。
また、第1図における加熱用パイプ8,9は第1および
第2の金型部1.2の液溜まり部である底壁中またはそ
の下部に密着させて設けてもよく、冷却用パイプロ、7
は前記底壁およびキャビティ20の部分を除く、金型内
壁面の残り四面のうち空いたスペースの壁部に密着させ
て設けても良い。
第2の金型部1.2の液溜まり部である底壁中またはそ
の下部に密着させて設けてもよく、冷却用パイプロ、7
は前記底壁およびキャビティ20の部分を除く、金型内
壁面の残り四面のうち空いたスペースの壁部に密着させ
て設けても良い。
なお、この場合、第1および第2の金型部1゜2の内部
には作動液体10.11或いは、蒸気゛との熱交換をス
ムーズに行わせる熱交換器(例えばフィンなど)を金型
内壁に密着させて設けることにより、熱伝達効果を向上
できる。
には作動液体10.11或いは、蒸気゛との熱交換をス
ムーズに行わせる熱交換器(例えばフィンなど)を金型
内壁に密着させて設けることにより、熱伝達効果を向上
できる。
また、第5図に示すように、金型部1,2のキャビティ
20を形成する型部1a、2aを金型部lb、2bから
分離可能に形成し、型部1a。
20を形成する型部1a、2aを金型部lb、2bから
分離可能に形成し、型部1a。
2aを交換することにより、種々の成形を可能にいても
良い。
良い。
また、第5図に示すように、キャビティ20の裏面(内
壁面)に射出圧力によるキャビティ20の変形を防止す
るためのステー23.24を溶接などによって設けるこ
とか好ましい。
壁面)に射出圧力によるキャビティ20の変形を防止す
るためのステー23.24を溶接などによって設けるこ
とか好ましい。
なお、第5図において、25.26は真空排気および液
体注入用のバルブである。
体注入用のバルブである。
[発明の効果コ
本発明は以上説明したように、合成樹脂射出成形時に使
用される金型自体をヒートパイプ化したことにより、金
型の加熱、冷却サイクルを早くすることかできる上、成
形サイクル全体に渡る熱伝達率が大幅に向上し、さらに
、それに伴うエネルギーロスが減少されるため、効率的
な低圧射出成形を実現することかできるという効果を奏
する。
用される金型自体をヒートパイプ化したことにより、金
型の加熱、冷却サイクルを早くすることかできる上、成
形サイクル全体に渡る熱伝達率が大幅に向上し、さらに
、それに伴うエネルギーロスが減少されるため、効率的
な低圧射出成形を実現することかできるという効果を奏
する。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は低圧射出
成形用金型を示す断面図、第2図は加熱用パイプを示す
断面図、第3図は作動液体の飽和蒸気圧線図、第4図は
低圧射出成形用金型の加熱、冷却システムを示す構成図
、第5図は本発明の他の実施例による金型の断面図であ
る。 1・・・第1の金型部、2・・・第2の金型部、4,5
・・・多孔体、6.7・・・冷却用パイプ(冷却手段)
、8.9・・・加熱用パイプ(加熱手段)、10.11
・・作動液体、12.13・・・空間部、14・・・多
孔体、20・・・キャビティ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 艷1
成形用金型を示す断面図、第2図は加熱用パイプを示す
断面図、第3図は作動液体の飽和蒸気圧線図、第4図は
低圧射出成形用金型の加熱、冷却システムを示す構成図
、第5図は本発明の他の実施例による金型の断面図であ
る。 1・・・第1の金型部、2・・・第2の金型部、4,5
・・・多孔体、6.7・・・冷却用パイプ(冷却手段)
、8.9・・・加熱用パイプ(加熱手段)、10.11
・・作動液体、12.13・・・空間部、14・・・多
孔体、20・・・キャビティ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 艷1
Claims (3)
- (1)合成樹脂材の射出寸前に金型の温度を前記合成樹
脂材の融点近傍に昇温し、前記合成樹脂材の、射出充填
後、前記金型を前記合成樹脂材の固化点以下に急冷して
使用する低圧射出成形用金型において、 第1の金型部およびこの第1の金型部に接合してキャビ
ティを構成する第2の金型部からなる上記金型と、 上記第1および第2の金型部の内部にそれぞれ設けられ
液体を収容するとともに蒸気が充填され飽和蒸気状態を
呈する内部空間と、 上記第1および第2の金型部の内壁面に上記キャビティ
の裏面側に位置して設けられ上記液体を含有する多孔体
と、 上記第1および第2の金型部内の液体を加熱して蒸発さ
せる加熱手段と、 上記第1および第2の金型部内の蒸気を冷却して凝縮さ
せる冷却手段とを具備してなることを特徴とする低圧射
出成形用金型。 - (2)加熱手段は第1および第2の金型部の底壁に密着
して設けられ、第1および第2の金型部の底壁を加熱す
るとともに、前記底壁の内面に放熱板を設け、前記底壁
と前記放熱板とを介して液体に熱を伝達させて蒸発させ
る請求項1記載の低圧射出成形用金型。 - (3)冷却手段は第1および第2の金型部の底壁並びに
キャビティ面を除く壁部にパイプ状流路管を密着して設
け、このパイプ状流路管内に冷却流体を流して冷却する
とともに、金型壁部に冷却フィンを設け、金型内の蒸気
を冷却して凝縮させる請求項1記載の低圧射出成形用金
型。
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---|---|---|---|
JP18706190A JP2912685B2 (ja) | 1990-07-17 | 1990-07-17 | 低圧射出成形用金型 |
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JPH0474620A true JPH0474620A (ja) | 1992-03-10 |
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JP18706190A Expired - Fee Related JP2912685B2 (ja) | 1990-07-17 | 1990-07-17 | 低圧射出成形用金型 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US11975462B2 (en) | 2017-02-16 | 2024-05-07 | Billio Pty Ltd | Cooling system for moulds |
-
1990
- 1990-07-17 JP JP18706190A patent/JP2912685B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP2912685B2 (ja) | 1999-06-28 |
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