JPH0474506B2 - - Google Patents

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JPH0474506B2
JPH0474506B2 JP57219260A JP21926082A JPH0474506B2 JP H0474506 B2 JPH0474506 B2 JP H0474506B2 JP 57219260 A JP57219260 A JP 57219260A JP 21926082 A JP21926082 A JP 21926082A JP H0474506 B2 JPH0474506 B2 JP H0474506B2
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JP
Japan
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sound
absorbing material
material layer
housing
paper sheet
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JP57219260A
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JPS59109692A (ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 内部に紙葉類の分類機を収納して成る紙葉類分
類装置の筐体に関する。
〔背景技術と問題点〕
紙葉類分類装置(以下分類機と略称する)は回
転機や空気機械等を内蔵しており、その保守点検
のために分類機を覆うカバーが金属パネルの開閉
扉となつている。
第1図に従来の開閉扉6を示す。開閉扉は金属
パネル1と上下に回転ピン2により構成されてお
り、回転ピン2が分類機5の外枠3にあけられた
孔4に挿入されて回転するようになつており、閉
成状態では金属パネル1と外枠3が密着して、分
類機内部9と外部を遮断する構成になつている。
このとき回転機等の音源Aによる音響放射によつ
て、分類機内部9の反射音が問題となり、開閉扉
6が金属パネル1から出来ているために、分類機
内部9の反射音Bが大きく、分類機内部9の騒音
値が大きくなり、金属パネルからの透過音Cが大
きくなる。また第2図に示すように分類機5が通
常近接して設置されているために分類機から直接
音aが他の分類機の開閉扉6に反射して反射音b
が発生して、作業員の作業空間dの騒音値が大き
くなる欠点があつた。また作業空間の吸音による
騒音低減のために、高価な吸音つい立て等を使用
していた。
〔発明の目的〕
そこで本発明の目的は、上記問題点に鑑み、紙
葉類分類装置の配置される作業空間の騒音を低減
することのできる紙葉類分類装置の筐体を提供す
ることにある。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するために本発明においては、
内部に紙葉類の分類機を収納して成る紙葉類分類
装置の筐体において、前記筐体の少なくとも一部
分を、前記筐体の内部空間側に面して配置され前
記分類機から発生する音を吸音するための第1の
吸音材層と、前記筐体の外部空間側に面して配置
され前記筐体の外部から到達する音を吸音するた
めの第2の吸音材層と、この第2の吸音材層と前
記第1の吸音材層との間に挟まれ前記筐体の内部
から外部へ透過する音を遮断するための遮音材層
と、複数の貫通孔が形成され前記第2の吸音材層
の外面に取付けられた穿孔パネルとを有し、前記
穿孔パネルの開口率をほぼ15%以上に設定し前記
外部から到達する音が透過するように構成したこ
とを特徴とする紙葉類分類装置の筐体を提供す
る。
〔発明の実施例〕
以下本発明の一実施例を図面により説明する。
第3図に本発明の一実施例である分類機5の開閉
扉6を示す。開閉扉6は分類機内部9から順に吸
音材7→金属パネル8→吸音材11→穿孔板10
の積層構造になつている。分類機内部9の騒音を
吸音材7によつて吸音することで分類機内部9の
吸音率αが向上して低減出来る。低減量△Lは(1)
式から求まり、低減量に応じた吸音材を選定す
る。
△L=10logα1/α0(dB) ……(1) ここで α0:従来の吸音率 α1:実施例の吸音率 また金属パネル8によつて内部から外部への透
過音を減音させる。また第2図に示すように近接
配置される他の分類機からの反射音bを減じるた
めに吸音材11がある。吸音材11の上に穿孔板
10を設けるのは、吸音材11が柔らかくかつ飛
散するような多孔質材などの場合の保護、開閉扉
の補強、美観的な作用・効果を得ることに加え、
反射音を透過させて吸音材11で効率良く吸音さ
せるためのものである。穿孔板の開口率βは(2)式
に示す定義からほぼ15%以上とする。(ほぼ15%
以上にすれば外部からの広帯域の音を反射させる
ことなく完全に透過でき、吸音材11の吸音効果
を損なうことがない。) β={(πd2/4)p2}×100% ……(2) ここで d:孔径(mm),π:円周率3.14, p:孔間ピツチ(mm) 上記実施例は、筐体の一部として構成される開
閉扉を一例として示したが、本発明は開閉扉への
適用に限定されるものでもなく、本発明の騒音筐
体の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して用い
ることができるものである。
〔発明の効果〕
このようにして、本発明によれば紙葉類分類装
置の筐体内部の騒音を低減することで透過音を減
少させ、かつ近接配置された他の装置の筐体から
の反射音も減少させることで、作業空間における
透過音および反射音の両者の騒音低減が図れ、か
つ分類機設置室内に拡散している散乱音の吸音効
果が吸音材11によつて合せて期待出来る。また
高価な吸音つい立て等も使用することなく、吸音
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の分類機の要部を示す断面図、第
2図は分類機と分類機の設置状況を示す側面図、
第3図は本発明に係る分類機の開閉扉の断面図で
ある。 1……金属パネル、2……回転ピン、3……分
類機外枠、4……孔、5……分類機、6……開閉
扉、7……吸音材、8……遮音パネル、9……分
類機内部、10……穿孔パネル、11……吸音
材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内部に紙葉類の分類機を収納して成る紙葉類
    分類装置の筐体において、 前記筐体の少なくとも一部分を、 前記筐体の内部空間側に面して配置され前記分
    類機から発生する音を吸音するための第1の吸音
    材層と、 前記筐体の外部空間側に面して配置され前記筐
    体の外部から到達する音を吸音するための第2の
    吸音材層と、 この第2の吸音材層と前記第1の吸音材層との
    間に挟まれ前記筐体の内部から外部へ透過する音
    を遮断するための遮音材層と、 複数の貫通孔が形成され前記第2の吸音材層の
    外面に取付けられた穿孔パネルとを有し、 前記穿孔パネルの開口率をほぼ15%以上に設定
    し前記外部から到達する音が透過するように構成
    したことを特徴とする紙葉類分類装置の筐体。
JP57219260A 1982-12-16 1982-12-16 紙葉類分類装置の筐体 Granted JPS59109692A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57219260A JPS59109692A (ja) 1982-12-16 1982-12-16 紙葉類分類装置の筐体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57219260A JPS59109692A (ja) 1982-12-16 1982-12-16 紙葉類分類装置の筐体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59109692A JPS59109692A (ja) 1984-06-25
JPH0474506B2 true JPH0474506B2 (ja) 1992-11-26

Family

ID=16732730

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57219260A Granted JPS59109692A (ja) 1982-12-16 1982-12-16 紙葉類分類装置の筐体

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54177048U (ja) * 1978-05-31 1979-12-14

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Publication number Publication date
JPS59109692A (ja) 1984-06-25

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