JPH047444B2 - - Google Patents

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JPH047444B2
JPH047444B2 JP21210783A JP21210783A JPH047444B2 JP H047444 B2 JPH047444 B2 JP H047444B2 JP 21210783 A JP21210783 A JP 21210783A JP 21210783 A JP21210783 A JP 21210783A JP H047444 B2 JPH047444 B2 JP H047444B2
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JP
Japan
Prior art keywords
displacement
coil
movable part
force
measuring
Prior art date
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Expired
Application number
JP21210783A
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English (en)
Other versions
JPS60104202A (ja
Inventor
Akitoshi Kamei
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Seimitsu Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Seimitsu Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Seimitsu Co Ltd filed Critical Tokyo Seimitsu Co Ltd
Priority to JP21210783A priority Critical patent/JPS60104202A/ja
Publication of JPS60104202A publication Critical patent/JPS60104202A/ja
Publication of JPH047444B2 publication Critical patent/JPH047444B2/ja
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は三次元座標測定機等に用いられる三
次元変位検出装置(プローブ)の必要とする任意
の軸と方向に測定力を発生させ更に同一機構を用
いて所定の軸の動きを機械的原点にクランプする
機構に係るものである。
三次元変位検出装置は三次元空間の全方向に検
出方向を持つているため、接触子が自由の状態即
ち接触していない状態では、機械的原点の位置
(中心)にあつて、何れの方向にも測定力を持つ
ていない。今接触によつて一方向に変位が与えら
れるとこの変位の逆方向即ち中心へ向つて復元し
ようとする力が発生し、これが測定力として働
く。手動測定により作業者が常に被測定物に接触
させ測定する場合は何の支障も生じないがNC制
御により自動的に測定を行なう場合次の様な不都
合を生じる。
即ち第1図に示す様な被測定物Wを自動測定す
る場合、三次元座標測定機に付けられた三次元変
位検出器の接触子は、設計値の軌跡(点線)を描
く様にNC制御される。第1図のAからBの様な
状態の場合接触子は被測定物に接触し三次元変位
検出器に変位を与え誤差が有ることが検出され
る。しかし第1図BからCの状態の場合接触子は
設計上の寸法を示す空間を通過するだけで被測定
物に接触しない。この時三次元変位検出器は機械
的原点を保ち被測定物の寸法誤差は零であること
を示してしまう。この様な誤りを防ぐ為には三次
元変位検出器と被測定物の位置関係を判断し接触
子に測定力を与えて予想される誤差範囲をカバー
出来る量だけ接触子先端位置を変位させればよ
い。原点位置が変ることなく任意方向に測定力を
加える方法が本発明の要点である。
第2図に本発明の基になる三次元変位検出器の
概要を示す。X,Y,Z各軸の変位検出ユニツト
は基本的には同一機構の物で測定部の先端にある
接触子に与えられた変位はフイラーを経て順次各
ユニツトに伝えられそれぞれX,Y,Z直交座標
系の一軸方向の変位成分のみ検出する様に構成さ
れている。各ユニツトの機構は同一なのでX軸に
ついて説明する。
第3図はX軸の内部構造を示す。基礎部1をベ
ースにして1組の平行バネ2,3により第1可動
部材4を吊し、4の先に測定軸12を設け更にフ
イラーを経て接触子9が接続される。基礎部1を
ベースにして別の1組の平行バネ6,7は平行バ
ネ2,3に平行に取付けられて第2可動部8を吊
している。平行バネ2,3及び6,7は捩れ方向
に対して強い剛性を有しX方向以外の変位を生じ
ない機構となつている。基礎部1から伸びた腕3
0と第2可動部8の間には機械的ストツパー10
を設け、また第1可動部4から伸びた腕31と第
2可動部8の間には機械的ストツパー5を設け、
このストツパーを常に接触状態に不勢するための
スプリング32,33を設けている。この機構に
より測定部の接触子9の位置は非接触時に於いて
は常に定位置にあり安定な機械的原点を得られ
る。基礎部1の腕30と第1可動部4の腕31の
間には相対変位を検出する直線変位検出器11が
設けられ機械的原点にある時出力信号が零になる
様に設定される。
このような構造おいて接触子9に右方向変位が
与えられると第1可動部4はスプリング32の力
に抗して右に変位し、逆に左方向変位が与えられ
ると第1可動部4はストツパー5を左へ押し、ス
プリング33を伸して第2可動部8を左へ変位さ
せる。変位量は直線検出器11により出力され
る。接触子9が被測定物より離れ、変位入力がな
くなると再びスプリング32あるいは33の力に
より機械的原点に復帰し、直線検出器11の出力
も零になる。
次に本発明の第1の目的である測定力発生機構
について説明する。第3図において第1可動部4
の腕31と第2可動部8との間に第1コイル13
及びE型の第一磁石14を設ける。第1コイル1
3の各線は第1可動部4がX方向に変位したと
き、磁石14の磁束を切る様に組み合わされる。
この機構自体は音響用スピーカーのボイスコイル
部分と同様である。同様に第2可動部8と基礎部
1の腕30との間に第2コイル15及び第2磁石
16を設ける。
このような構造においてコイル13、15に電
流を供給する装置を設け、(図示せず)電流の方
向、電流の大きさを設定する。コイル13,15
に電流を供給すると磁石とコイルの間には力が発
生し、その方向は磁石の極性と電流の方向により
決定され、反発力或いは吸引力となる。力の大き
さは流れる電流の大きさに比例する。今、第1コ
イル13に反発力を発生させる方向に電流を流
す。電流値を増加すると反発力が増大し、ストツ
パー5を接触状態に付勢しているスプリング32
の力より大きくなつたとき第1可動部4は右方向
へ移動し、これに連なるフイラー、接触子9も右
へ移動する。スプリング32は伸びてコイル13
の反発力と平衡に達したところで第1可動部4は
停止する。この時のコイル13の反発力が右方向
の測定力として働く。なお第1可動部4が右に動
くとき反作用により第2可動部8を左に動かす力
が作用するが第2可動部8はスプリング32によ
り右方向に付勢されているので動くことはない。
左方向の測定力を発生させる場合は、第2コイ
ル15に反発力を発生する方向に電流を流し第2
可動部を左方へ変位させる。第1可動部4及びこ
れに連なるフイラー、接触子9はストツパー5を
介してスプリング32で結合されているので左方
へ変位する。なお磁石およびコイルの位置を右に
取付けた場合には吸引力を発生させて測定力とす
れば同じ動作となる。以上説明したように任意の
方向に測定力を加え接触子位置を変位させること
が可能であるからNC制御信号より接触子の移動
方向の信号を得て移動方向に接触子を変位させて
使用することが出来る。
本装置の構造としては第3図に示す他、磁石の
大型化により可動部重量が増大して測定部の動き
を悪化させる心配のある場合は第4図のごとく第
1磁石14、第2磁石16とも基礎部1より腕部
30に取付けても動作および効率は同じである。
次に本発明の第2の目的である同一機構を用い
たクランプ機構について説明する。第5図におい
てXY平面上に置かれた被測定物を三次元変位検
出装置をX軸にそつて(−)方向(図では左方
向)に移動し接触させ測定する場合を例示する。
三次元変位検出装置の原点がX0の所で接触子9
が被測定物Wのの点で接触した後更に−a量X
軸方向に移動した場合、三次元変位検出装置内の
可動部は変位を生じる。この時生ずる変位量はY
軸方向に変位が生じない場合には−aと逆方向の
Δ1となるが一般には被測定物と接触子の間の接
触角、摩擦係数、各軸相互の測定力の不均一性等
によりX軸方向変位0,Y軸変位のみΔ4を示す
までの間の任意の変位を生じ一定とならない。Z
軸変位を含む場合は更に複雑になる。実際の測定
の於ては指定する特定の軸方向変位を検知する必
要があり、この為にはそれ以外の軸方向変位を生
じない様にするクランプ装置が必要となる。本発
明においてはクランプ装置を特に設けることなく
前記した測定力発生用の磁石及びコイルを用い
て、コイルに吸引力が発する方向に電流を流し、
可動部の動きを制限することが可能である。
以上詳述したように本発明は三次元変位検出装
置のXYZ各軸ユニツトにそれぞれ2つの磁石お
よび電磁コイルを設け、所望する軸の2つの電磁
コイルを選択的に吸引あるいは反発させまたその
電流値を制御することによつて、その軸を変位さ
せて測定力を発生させると共に、同一機構を用い
て所望の軸を機械的原点にクランプするようにし
たものであつて、特に自動測定に際して測定誤差
を生ぜしめず、高精度の測定が可能となつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は測定力を付与しない状態におけるNC
測定の場合の測定位置の説明図、第2図は本発明
を内蔵する三次元変位検出器の外観図、第3図は
本発明の一実施例を示す正面図、第4図は他の実
施例正面図、第5図は軸をクランプしない状態に
おけるXY平面上での測定値のバラツキを示す説
明図。 1……基礎部、2,3,6,7……平行バネ、
4……第1可動部、5,10……ストツパ、8…
…第2可動部、9……接触子、11……直線検出
器、13……第1コイル、14……第1磁石、1
5……第2コイル、16……第2磁石。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 基礎部に対し、2組の平行バネによつて関連
    された第1、第2の可動部材と第1可動部材に取
    付けられた測定部によつて構成された定方向の変
    位検出装置において基礎部、第1可動部材、第2
    可動部材の間に相対してコイル、磁石を設け、コ
    イルに流す電流の方向、電流値を制御可能とし、
    この電流の方向、電流値を制御することにより任
    意の方向に測定力を発生させ或いは任意の軸方向
    変位をクランプすることを可能にした変位量検出
    装置。 2 特許請求の範囲第1項の記載において変位量
    検出装置を3ヶ用いて変位方向XYZ軸の座標系
    を構成したことを特徴とする変位量検出装置。
JP21210783A 1983-11-10 1983-11-10 変位量検出装置 Granted JPS60104202A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21210783A JPS60104202A (ja) 1983-11-10 1983-11-10 変位量検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21210783A JPS60104202A (ja) 1983-11-10 1983-11-10 変位量検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60104202A JPS60104202A (ja) 1985-06-08
JPH047444B2 true JPH047444B2 (ja) 1992-02-12

Family

ID=16616991

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21210783A Granted JPS60104202A (ja) 1983-11-10 1983-11-10 変位量検出装置

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JP (1) JPS60104202A (ja)

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Publication number Publication date
JPS60104202A (ja) 1985-06-08

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