JPH047398Y2 - - Google Patents

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JPH047398Y2
JPH047398Y2 JP1799586U JP1799586U JPH047398Y2 JP H047398 Y2 JPH047398 Y2 JP H047398Y2 JP 1799586 U JP1799586 U JP 1799586U JP 1799586 U JP1799586 U JP 1799586U JP H047398 Y2 JPH047398 Y2 JP H047398Y2
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screw cap
detent
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container
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JP1799586U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、圧力流体を収容するアキユムレー
タ,ボンベ,タンク等の圧力容器の安全装置。詳
しくはねじ蓋を締め込んだとき、小孔に回り止め
を挿して蓋の緩みを止め、蓋を外すとき、回り止
めを抜いて蓋を緩めると小孔から圧力流体が放出
されて圧力警報音を発する安全装置に関するもの
である。
(従来の技術) 従来、圧力容器の分解安全装置は、本考案者等
の発明に係る特公昭49−22002号公報により公知
である。この装置は、ねじ式の冠せ蓋か、又は嵌
込蓋により開口部を密封して内部に圧力気体を収
容する圧力容器において、容器の開口部か又は蓋
に、蓋を完全に締め込んだとき対応壁により密封
され、蓋を緩め始めたとき開放される小孔を設け
て、容器内に圧力気体を収容したまま容器を開蓋
するとき、前記小孔から噴射音を発しつつ流体を
噴出させて危険を報知させる構成のものである。
(考案が解決しようとする問題点) しかし前記した従来の分解安全装置は、蓋に回
り止めの手段を講じてないから、容器を振動の激
しい環境で使用すると、ねじ込み蓋が振動により
緩み、気付かずにいると流体圧により吹飛ばされ
る危険があつた。
本考案は、前記した従来の問題点を解決するた
めになされたもので、小孔に回り止めを抜き挿し
することにより、蓋の緩み止めと、警報音発生の
両方を行わせる安全装置を提供することを目的と
している。
(問題点を解決するための手段) 本考案に関する圧力容器の安全装置は、図面第
1図〜第13図にその実施例を示す通り、容器主
体1と、この容器主体1の開口を閉塞させたねじ
蓋2と、該ねじ蓋2と前記容器主体1とに跨つて
穿設した小孔9,10と、これらの小孔9,10
に挿した回り止め11と、この回り止め11の中
側か外側に設けた流体通路12とを備えさせた構
成のものである。
(作用) 前記の様に構成される装置は、容器主体1の開
口へねじ蓋2を締め込んで、前記開口を閉塞させ
ると、ねじ蓋2に設けた小孔9と容器主体1に設
けた小孔10が一致するから、両小孔9,10に
回り止め11を挿して置くと、容器主体1を激し
い振動環境に置いても、前記回り止め11がねじ
蓋2を回らせないから、ねじ蓋2が緩むことがな
い。
しかし、容器主体1を分解するときは、前記し
た小孔9,10から回り止め11を抜くと、ねじ
蓋2を回して緩めることができ、これに伴い容器
主体1内の圧力流体はねじ蓋2の小孔10から噴
射音を発しつつ噴射し危険を報知するから、報知
に伴いねじ蓋2の緩めを中止し、圧力流体の放出
を待つて放出後にねじ蓋2を外せば、安全に圧力
容器の分解ができる。
更に、小孔9,10に挿してねじ蓋2の緩みを
止めている回り止め11が激振や衝撃等のために
折れ、ねじ蓋2が緩み始めると、圧力流体が回り
止め11の中側か外側に設けた流体通路12から
噴射音を発して噴射し、回り止め11の損傷を報
知するものである。
(実施例) 以下に本考案に関する装置の実施の一例を図面
に基づいて説明する。
第1図は本考案に関する装置を実施したアキユ
ムレータを示すもので、容器主体1と、その上部
の開口を塞ぐねじ蓋2と、前記容器主体1内に装
入して、段部3と前記ねじ蓋2の抑え縁4とに取
付けフランジ5を挾ませ、容器主体1内に気体室
aと液体室bとを区画させるブラダ6と、前記容
器主体1の下部に設けた液体の出入口7と、前記
ねじ蓋2の中央に取付けた気体の封入弁8とを備
えさせたものである。
9,10は前記容器主体1と、前記ねじ蓋2と
に跨つて穿設した小孔で、ねじ蓋2を締め込んで
開口を閉塞させた状態において、容器主体1から
ねじ蓋2へ該ねじ蓋2を貫通しないように穿孔す
る。
11は前記した小孔9,10に挿すねじ蓋2の
回り止めで、第2図及び第3図に示すように板金
を隙間cを有するように丸めたスプリングピンを
用い、その内側を流体の通路12とするか、第4
図及び第5図に示すようにコイルスプリングを用
い、その内側を流体の通路12とするか、第6図
及び第7図に示すような中空ピンを用い、その内
側を流体の通路12とするか、第8図及び第9図
に示すように三角断面(四角、楕円形断面等でも
可)のピンを用い、その外側を流体の通路12と
するか、第10図及び第11図に示すように溝を
形成した丸ピンを用い、前記溝を流体の通路12
とするか、第12図及び第13図に示すような丸
ピンを用い、これに対してねじ蓋2の小孔9を大
きくして、外側を流体の通路12としたものであ
つて、これらの回り止め11は分解時、抜き取り
易くするために第2図、第8図、第12図に示す
ように掴み代13を容器主体1の外に突出させて
置くか、第6図及び第10図に示すように不用時
は回り止め11の中に収容して置き、回り止め1
1を抜き取るとき容器主体1を傾け、その先端を
外に突出させてこの部分を掴む抜き部材14を挿
入して置くものである。
(考案の効果) 本考案に関する圧力容器の安全装置は、容器主
体の開口をねじ蓋により閉塞して小孔に回り止め
を挿して置けば、容器主体を激しい振動環境に置
いても、ねじ蓋が緩んで圧力流体により吹飛ばさ
れる事故を起こさない。
小孔から回り止めを抜いてねじ蓋を緩め始める
と、圧力流体が噴射して音により危険を報知する
から、流体を放出した後にねじ蓋を外すようにし
て、圧力容器の分解を安全に行ない得る。
小孔に回り止めを挿した状態において、回り止
めが切断されるため、ねじ蓋が緩んで圧力流体の
流出を起こすときは、回り止めに設けた流体通路
から流体が噴射し危険を報知するから、この報知
に従つて補修を行なえば、事故を未然に防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に関する装置をアキユムレータ
に実施した例を示す縦断正面図。第2図は同上に
おけるねじ蓋の回り止めにスプリングピンを用い
た例を示す拡大断面図。第3図は同上スプリング
ピンの側面図。第4図はねじ蓋の回り止めにコイ
ルスプリングを用いた例を示す拡大断面図。第5
図は同上コイルスプリングの側面図。第6図はね
じ蓋の回り止めに中空ピンを用いた例を示す拡大
断面図。第7図は同上中空ピンの側面図。第8図
はねじ蓋の回り止めに三角断面のピンを用いた例
を示す拡大断面図。第9図は同上三角形断面のピ
ンの側面図。第10図はねじ蓋の回り止めに溝を
形成した丸ピンを用いた例を示す拡大断面図。第
11図は同上溝を形成した丸ピンの側面図。第1
2図はねじ蓋の回り止めに丸ピンを用いた例を示
す拡大断面図。第13図は同上丸ピンの側面図で
ある。 図において1は容器主体、2はねじ蓋、9と1
0は小孔、11は回り止め、12は流体通路であ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 容器主体と、この容器主体の開口を閉塞させ
    るねじ蓋と、該ねじ蓋と前記容器主体とに跨つ
    て穿設した小孔と、これらの小孔へ挿入した回
    り止めと、この回り止めの中側か外側に設けた
    流体通路とを備えさせたことを特徴とする圧力
    容器の安全容器。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項における小孔
    と回り止めを複数設けたことを特徴とする圧力
    容器の安全装器。
JP1799586U 1986-02-10 1986-02-10 Expired JPH047398Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1799586U JPH047398Y2 (ja) 1986-02-10 1986-02-10

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1799586U JPH047398Y2 (ja) 1986-02-10 1986-02-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62130260U JPS62130260U (ja) 1987-08-17
JPH047398Y2 true JPH047398Y2 (ja) 1992-02-27

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ID=30811264

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JP1799586U Expired JPH047398Y2 (ja) 1986-02-10 1986-02-10

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JPS62130260U (ja) 1987-08-17

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