JPH0473533B2 - - Google Patents

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JPH0473533B2
JPH0473533B2 JP60154436A JP15443685A JPH0473533B2 JP H0473533 B2 JPH0473533 B2 JP H0473533B2 JP 60154436 A JP60154436 A JP 60154436A JP 15443685 A JP15443685 A JP 15443685A JP H0473533 B2 JPH0473533 B2 JP H0473533B2
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JP
Japan
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output
photoelectric element
charge transfer
gate
parallel
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JP60154436A
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JPS6214040A (ja
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  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は物品の表面欠陥検査用カメラの撮像部
に用いられるリニアイメージセンサの改良に関す
るものである。
(従来の技術) 従来のリニアイメージセンサ50は第6図に示
すように感光部が1列の光電素子列51によつて
構成されたものであり、光電素子列51に比較し
て集積度を上げ難いゲート部52と電荷転送部5
3とを光電素子列51の両側に配置し、片側で奇
数番を光電素子からの出力信号を処理させ、反対
側で偶数番の光電素子からの出力信号を処理させ
るとともに各電荷転送部53からの出力信号を出
力ゲート54により交互に取込んでプリアンプ5
5で増幅したうえ出力するものであつた。このよ
うなリニアイメージセンサ50を内蔵したカメラ
56を用いた表面欠陥検査システムの一例は第7
図に示されるとおりであつて、リニアイメージセ
ンサ50からの出力信号をすべてコンピユータ5
7に入力して良否の判断を行わせる必要があるの
で入力情報量が膨大なものとなり、コンピユータ
57の内部処理に時間を要し工場等における検査
システムとしては実用性に乏しいものであつた。
そこで検査対象物58が第7図に示すようなシー
ト状の物品である場合には適当なスライスレベル
を設定しておき、これを越える欠陥信号のみをコ
ンピユータ57へ入力させるようにしたシステム
も実用化されているが、検査対象物が第4図に示
す碍子のような凹凸表面を有する場合には凹部と
凸部との明度差が表面欠陥による明度差よりもは
るかに大となるため、適当なスライスレベルを設
定することが不可能となり、シート状の物品以外
には実用化されていない状況にあつた。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明はこのような従来の問題点を解決して、
表面形状が複雑な検査対象物についてもオンライ
ンで高速かつ正確な表面欠陥の検査を行うことが
できる表面欠陥検査用カメラのためのリニアイメ
ージセンサを提供することを目的として完成され
たものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は細幅の光遮蔽膜を挟んで2列の光電素
子列を並列に配置し、各光電素子列の外側にそれ
ぞれゲート部と電荷転送部とを平行に配設すると
ともに、その各出力端には各電荷転送部からの出
力信号を独立して処理する出力ゲートとこれらの
出力ゲートの差動出力を増幅する差動増幅回路と
を設たことを特徴とするものである。
以下に本発明を第1図及び第2図によつて更に
詳細に説明すると、1,2は細幅の光遮蔽膜3を
挟んで並列に配置された2列の光電素子列であ
り、各光電素子の大きさは例えば第2図に示すよ
うに10μm×14μmであり、その長手方向のピツチ
は14μm、光遮蔽膜3の幅dは数μmから十数μm
の範囲で適当に設定できる。各光電素子列1,2
の外側にはそれぞれゲート部4,5と電荷転送部
6,7とが平行に配設されており、ゲート部4,
5が電子的にゲートを開くと各光電素子列1,2
の各ビツトに受光強度に応じて発生し蓄えられて
いた電荷は電荷転送部6,7へ移動し、更にクロ
クパルスにより第1図の左方向へシフトすること
となる。8,9はこのようにシフトして出力端に
達した出力信号を読み取るため各電荷転送部6,
7の出力端に設けられた出力ゲート、10は各出
力ゲート8,9の差動出力を増幅する差動増幅回
路であつて、各電荷転送部6,7からの出力信号
は出力ゲート8,9により例えば同一のクロツク
パルスに応じて同一タイミングで読み取られたう
え差動増幅回路10によつて両信号間の差である
差動出力が演算され、さらに増幅されたうえで出
力されることとなる。
(作 用) このように構成されたものは、例えば第3図に
示すように表面欠陥検査用カメラ12の撮像部と
して使用すれば、細幅の光遮蔽膜3を挟んで並列
に配置された2列の光電素子列1,2上に検査対
象物40の表面上の極めて近接した2本のライン
41,42の像を結ばせることができ、その明度
に応じた電荷を各光電素子列1,2の各ビツトに
発生させることができる。そこで各ビツトの電荷
をゲート部4,5を介して電荷転送部6,7へ移
動させたうえでクロツクパルスによつて順次出力
端へシフトさせつつ出力ゲート8,9により出力
信号として読み取り、さらに差動増幅回路10に
よつて両信号間の差動出力を増幅したうえでリア
ルタイムで出力させるようにすれば、検査対象物
40に表面欠陥100が存在する場合にはその表
面欠陥100が2本のライン41,42の一方に
掛かつた瞬間にライン41,42の対応部分の明
度差をリアルタイムで差動出力として取り出すこ
とができ、その表面欠陥の有無をコンピユータ1
4によつて直ちに判別することが可能となる。こ
のときには、コンピユータ14が処理すべき入力
情報量は差動増幅回路10によつて増幅された差
動出力が持つ情報量のみとなるから、従来のよう
にリニアイメージセンサから出力される全部の情
報量を処理する場合に比較して10-4〜10-5倍とな
り、その処理速度を飛躍的に向上させることがで
きるとともにコンピユータ14を小型で低価格の
ものとすることができる。本発明のリニアイメー
ジセンサは特に第4図に示される碍子のような凹
凸表面を有する検査対象物40を検査するカメラ
の撮像部として有効なものである。即ち、このよ
うな検査対象物40に対しては照明をどのように
工夫してもライン41,42上の各点の明度を一
定にすることは極めて困難であつて第5図に信号
出力1、信号出力2として示すような明度差を生
ずるが、円周方向の明度差はわずかであるから、
極めて近接したライン41,42の像が光電素子
列1,2に結ばれるようにすればその差信号は表
面に欠陥がない場合にはゼロとなり、表面欠陥1
00が一方のライン上に存在する場合にのみ差信
号が生ずることとなる。このような方式の表面欠
陥検査システムにおいて2本のライン41,42
間の距離をできるだけ小さくすることが検査精度
向上のために重要であり、本発明によれば例えば
カメラ倍率を100倍としたときにも2本のライン
41,42間の距離を1〜2mmとすることがで
き、高い検査精度が得られる利点がある。
(発明の効果) 本発明は以上の説明からも明らかなように、2
列の光電素子列を微小間隔で並列に配置するとと
もに各光電素子列の外側にそれぞれゲート部と電
荷転送部とを平行に配設して出力信号を並列的に
取り出すことができるようにしたものであるか
ら、表面形状の複雑な検査対象物のための表面欠
陥検査用カメラの撮像部として使用すれば高速度
で正確な検査を行わせることができるものであ
る。また本発明おいては各電荷転送部からの出力
信号を独立して処理する出力ゲートとこれらの出
力ゲートの差動出力を増幅する差動増幅回路とを
設けたので、検査のために必要な信号のみを外部
へ取り出すことができ、外部に差動演算回路を設
ける必要もないので検査装置を簡素化すること
が、できる利点もある。よつて本発明は従来のリ
ニアイメージセンサの問題点を解決したものとし
て、産業の発展に寄与するところは極めて大であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のリニアイメージセンサの構成
を示すブロツク図、第2図はその要部の拡大平面
図、第3図及び第4図は使用状態の説明図、第5
図は表面欠陥を検出した状態における各電荷転送
部からの信号出力の波形図、第6図は従来のリニ
アイメージセンサの構成を示すブロツク図、第7
図はその使用状態の説明図である。 1,2:光電素子列、3:光遮蔽膜、4,5:
ゲート部、6,7:電荷転送部、8,9:出力ゲ
ート、10:差動増幅回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 細幅の光遮蔽膜3を挟んで2列の光電素子列
    1,2を並列に配置し、各光電素子列1,2の外
    側にそれぞれゲート部4,5と電荷転送部6,7
    とを平行に配設するとともに、その各出力端には
    各電荷転送部6,7からの出力信号を独立して処
    理する出力ゲート8,9とこれらの出力ゲート
    8,9の差動出力を増幅する差動増幅回路10と
    を設けたことを特徴とするリニアイメージセン
    サ。
JP60154436A 1985-07-12 1985-07-12 リニアイメ−ジセンサ Granted JPS6214040A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60154436A JPS6214040A (ja) 1985-07-12 1985-07-12 リニアイメ−ジセンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60154436A JPS6214040A (ja) 1985-07-12 1985-07-12 リニアイメ−ジセンサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6214040A JPS6214040A (ja) 1987-01-22
JPH0473533B2 true JPH0473533B2 (ja) 1992-11-24

Family

ID=15584148

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60154436A Granted JPS6214040A (ja) 1985-07-12 1985-07-12 リニアイメ−ジセンサ

Country Status (1)

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JP (1) JPS6214040A (ja)

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Publication number Publication date
JPS6214040A (ja) 1987-01-22

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