JPH0473487A

JPH0473487A - ヒューム管継目部の止水方法

Info

Publication number: JPH0473487A
Application number: JP2187366A
Authority: JP
Inventors: Hiromi Nobuyasu; 延安　広美; Katsuo Nagai; 永井　勝男
Original assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Current assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date: 1990-07-16
Filing date: 1990-07-16
Publication date: 1992-03-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明はヒユーム管継目部の止水方法に関する。

（従来の技術）従来、ヒユーム管継目部における止水方法としては、２
通りの方法が提案されている。その１つは、第１１図に
示すように、ヒユーム管端部１の外側に埋込カラー２を
装着し、止水リング３（水に触れると膨張するゴム）に
よって止水する方法である。これは−段階の止水方法で
あり、長期的な止水に信頼性が不足しており、また、ヒ
ユーム管外周の止水方法であるため、将来のメンテナン
スもヒユーム管内面からは不可能という欠点があった。

次に他の方法は、ヒユーム管の外側の止水に、内側の止
水も加えた２段階の止水方法である。すなわち、第１２
図に示すように、ヒユーム管端部１の内側に綱板４を埋
込んでおき、鋼板４相互の溶接をヒユーム管全周にわた
りて実施し、止水を図る方法である。この方法は、鋼板
４の溶接部５に発生する熱によりヒユーム管端部１に悪
影響を与え、ヒユーム管端部１と鋼板４の一体化が損な
われ、綱板４とヒユーム管端部１の接触面からの漏水が
発生するという欠点があった。

また、この方法も第１の方法と同様に、将来のメンテナ
ンスが困難であるという欠点があった。

（発明が解決しようとする課題）本発明は上記の欠点を改善するために提案されたもので
、その目的は、ヒユーム管本体に影響を与えることなく
、ヒユーム管継目部の長期的な止水の信転性を向上させ
、さらにヒユーム管内から将来のメンテナンスが可能な
止水方法を提供することにある。

（課題を解決するための手段）上記目的を達成するため、本発明はヒユーム管継目部の
内面に環状ゴムを接着剤により貼付け、ヒユーム管内面
に環状ゴムを支圧する手段により接着剤が硬化するまで
環状ゴムを支圧し、前記環状ゴムの内側に２分割の環状
補強部材を配置し、接合板と、ボルトと、ベビージヤツ
キと当て板とからなる形状調整継手の当て板を前記環状
補強部材に溶接し、前記ベビージヤツキで前記当て板を
押圧して環状補強部材を円周方向に拡張し、前記ボルト
で環状補強部材同士を当て板を介して接合した後、前記
ベビージヤツキと前記当て板とを撤去し、環状補強部材
の両側の円周方向にシーリング材を施工することを特徴
とするヒユーム管継目部の止水方法を発明の要旨とする
ものである。

（作用）本発明によれば、ヒユーム管の内面に、環状ゴム及び環
状補強部材を用いて止水するため、水圧に充分耐えうる
と共に、漏水を完全に防止しうるちのである。

（実施例）次に本発明の実施例について説明する。なお、実施例は
一つの例示であって、本発明の精神を逸脱しない範囲で
、種々の変更あるいは改良を行いうることは言うまでも
ない。

第１図は本発明の止水方法を施したヒユーム管の断面図
を示すもので、図において、１はヒユーム管端部、６は
水に接すると膨張する環状ゴム、７は接着剤、８は環状
補強部材、１０はシーリング材を示す。

第２図は側面図を示すもので、図において、９は形状調
整継手である。

次に本発明の止水方法を順序を第３図〜第８図によって
説明する０図中（ａ）は断面図、（ｂ）は側面図を示す
。

まず第３図において（→、（ト））図に示すように、ヒ
ユーム管端部ｌの端面をつき合せ、この部分の内側に接
着剤７を介して環状ゴム６を貼り付ける。

次に第４図に示すように、組立装置１１．（第９図参照
）を用いて、環状ゴム６を外周方向に押圧する。

第９図は組立装置を示すもので、（ａ）図は正面図、ｂ
）図は側面図を示す。

互いにクロスして配置されているネジジヤツキ１２の先
端に、環状当て板１３を設けて構成され、この環状当て
板１３を環状ゴム６に当接し、ネジジヤツキ１２を操作
して環状ゴムをヒユーム管に押圧する。

この環状ゴムがヒユーム管端部１の内面に接着後、この
組立装置を取り外す０次に第５図に示すように、環状ゴ
ムの上に第１０図に示す２分割の環状補強部材１４を当
接する。この環状補強部材１４には当て板１５．１５’
　が溶接して取り付けられており、接合板１６のバカ孔
１７を貫通してボルト１８が取り付けられている。

次に当て板１５．１５’　の間にベビージヤツキ１９を
取り付け、このベビージヤツキを押し拡げることによっ
て、環状補強部材１４を環状ゴム６に押圧する（第６図
参照）。

次にボルト１８及びナツトによって接合板１６を環状補
強部材１４に固着し、ついでベビージヤツキ１９を取り
外し、当て板１５の溶接部を除去する。この状態は第７
図に示される。

最後に、環状補強部材の両側（円周方向）にシーリング
材２０を施工し、環状補強部材１４の横ズレ防止と整形
を行う。

（発明の効果）斜上のように本発明によれば、ヒユーム管内面に環状ゴ
ムを接着剤により貼付け、さらに環状ゴムの密着性を高
めるため環状補強部材で補強することにより、水圧に耐
えるようにする。このため、ヒユーム管継目からの漏水
を完全に防止でき、信鯨性の高いヒユーム管トンネル築
工することができる。また、ヒユーム管内における作業
が実施可能であり、また作業中ヒユーム管本体を損傷す
ることがないため、既設ヒユーム管トンネル等の漏水個
所にも適用できる利点がある。

また、将来常時メンテナンスも可能である等の効果を有
する。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明によるヒユーム管の断面図及
び側面図を示し、第３図乃至第８図は作琳順序を示すも
ので、（ａ）は断面図、（ｂ）は側面図、第９図は組立
装置、第１０図は形状調整継手を示すもので、（ａ）は
正面図、（ロ）は側面図、第１１図及び第１２図は従来
例を示すもので、第１２図（ａ）は全体の斜視図、（ｂ
）は（ａ）図においてＡ部の拡大断面図である。１・・・・ヒユーム管端部２・・・・押込カラー３　・　・４　・　・５　・　・６　・　・７　・　・８　・　・９　・　・１０・　・１１・　・１２・　・１３・　・１４・　・１５、　１５’ １６・　・　・１７・　・　・１８・　・　・１９・　・　・２０・　・　・止水リング鋼板溶接部環状ゴム接着剤環状補強部材形状調整継手シーリング材組立装置ネジジヤツキ環状当て板環状補強部材当て板接合板バカ孔ボルトベビージヤツキシーリング材第１図第２図了手続補正書は劃平成２年１０月１５日平成２年　特許側　第１８７３６６号２、発明の名称ヒユーム管継目部の止水方法３、補正をする者事件との関係　　特許出願人名称　（４２２）日本電信電話株式会社４、代理人〒１
６０６、補正の対象明細書中１°図面の簡単な説明」の欄７、補正の内容明細書第７頁第１６〜１８行目の「第１２図は・・・図
である。」を「第１２図は従来例を示す。」と補正する
。

Claims

【特許請求の範囲】

ヒューム管継目部の内面に環状ゴムを接着剤により貼付
け、ヒューム管内面に環状ゴムを支圧する手段により接
着剤が硬化するまで環状ゴムを支圧し、前記環状ゴムの
内側に２分割の環状補強部材を配置し、接合板と、ボル
トと、ベビージャッキと当て板とからなる形状調整継手
の当て板を前記環状補強部材に溶接し、前記ベビージャ
ッキで前記当て板を押圧して環状補強部材を円周方向に
拡張し、前記ボルトで環状補強部材同士を当て板を介し
て接合した後、前記ベビージャッキと前記当て板とを撤
去し、環状補強部材の両側の円周方向にシーリング材を
施工することを特徴とするヒューム管継目部の止水方法
。