JPH0472956A - 宅内無線応答システム及び携帯用送受信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、老人や下肢の不自由な人のための福祉対策用
の宅内無線応答システム及び携帯用送受信装置に関する
ものである。

〔従来の技術〕

従来、身体にハンディキャップを有する人たちの通信通
話装置として、ボタンひとつであらかじめ定められたあ
て先に電話がかけられる自動ダイヤル機能や、急病など
の緊急時には自動ダイヤル機能であて先に接続されたあ
と録音テープが起動して緊急事態であることを伝える緊
急メッセージ自動送出機能をもつ老人福祉電話装置があ
る。

また、無線電波を使って宅内で自由に持ち運んで利用で
きるものとして、コードレス電話がある。

なお、この種の装置としては、例えば、特開昭６４５７
１１６０号や特開昭６４−８６６３３号等が挙げられる
。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術は、通話装置が携帯用ではないため、下肢
が弱く起居や歩行に時間のかかる人が通話装置から離れ
た場所に居るときに訪問者があったり電話がかかつてき
た場合、その相手に応答するまでに時間を要し、そのた
め訪問者や電話先の相手は宅内者が不在であると思い込
む可能性がある。また、老人や病人が通話装置から離れ
ている場所で急病など緊急事態が発生した場合、上記従
来技術では、その緊急事態通報機能を十分に果たすこと
ができない。

本発明の目的は、起居や歩行に不自由な人でも容易に訪
問者や電話先の相手と応対することができ、さらに宅内
のどこにいても緊急事態の通報ができるような宅内無線
応答システム及び携帯用送受信装置を提供することにあ
る。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、訪問者や宅外者が宅内者と通信通話するた
めの装置を制御するための通信制御装置と、その通信制
御装置と無線通信可能な携帯用送受信器から成る無線応
答システムで達成することができる。

〔作用〕

無線を使った小型の送受信器によって訪問者や宅外者と
の通話装置の常時携帯が可能となり、下肢が弱く起居や
歩行の不自由な人が宅内のどこにいても容易に訪問者あ
るいは宅外者と通話することができ、さらに急病などの
緊急時には、即座に緊急連絡先に通報することも可能と
なる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例について第１図〜第４図を用いて
説明する。

第１図は本発明の宅内無線応答システムの既略図で１図
中１は制御装置、送受信装置及びアンテナを有する通信
制御装置、２は例えば、病人などの宅内者１６が携帯し
ている携帯用送受信装置である。３は画像処理装置、４
は通話装置で、訪問者１５があると、その訪問者１５の
画像および音声はそれぞれ前述の画像処理装置３および
通話装置４によって、通信制御装置１に送られる。通信
制御装置１は、訪問者１５の画像信号および音声信号を
無線電波信号によって、宅内者１６の携帯用送受信装置
２に送る。また、通信制御装置１は、電話機５とも接続
されているので、宅内者１６は、電話先の相手とも同様
に会話することができる。

第２図及び第３図は、携帯用送受信装置２の一例を示す
ものである。携帯用送受信器２には、画像出力装置９と
スピーカ１０ａ及びマイクロホン１０ｂを有する音声入
出力装置１０と、操作ボタンｌｌａ、ｌｌｂ、緊急ボタ
ンｌｌｃ、ブザー１１ｄを有する信号入出力装置１１が
内蔵されており、宅内者１６は玄関先に出なくても、携
帯用送受信装置２と、通信制御装置１との無線信号によ
って、訪問者１５と応答することができる。また、この
携帯用送受信器２は、携帯が容易なようにバンド７によ
って手首に取付けることができ、さらにバンド７には、
前記通信制御装置１と無線通信するための送受信装置及
びアンテナが内蔵されている。また、バンド７の内側に
は、脈搏あるいは血圧あるいは体温またはそれらの組合
せを検知するための状態検知装置１２を設けである。ま
た、この状態検知装置１２によって検知される脈搏、血
圧２体温などの各種データは、予め記憶されている使用
者の脈搏、血圧２体温などの各種データと、比較され、
異常時には、異常信号を発するような手段も設けられて
いる。これによって、宅内者１６の健康状態をはかるこ
とができ、状態表示パネル１３でその信号を見ることが
できる。

第４図は本発明におけるシステム全体の一例を示すもの
である。通信制御装置１の制御装置１ａには、画像処理
装置３９通話装置４及び電話機５が接続されている。ま
た、携帯用送受信装置２の無線制御装置８には画像出力
装置９．音声入出力装置１０．信号入出力装置１１．状
態検知装置１２及び状態表示パネル１３が接続されてい
る。そして、これら通信制御装置１と携帯用送受信装置
２とは、送受信装置１ｂ及び７ｂを介して各々の信号が
送受信される。

次に本発明における動作の一例を第１図〜第４図によっ
て説明する。訪問者１５あるいは電話があるとブザーｌ
ｉｄが鳴り、同時に操作ボタン１１ａ、ｌｌｂのどちら
かが点灯することで、訪問者１５なのか電話なのかを知
らせ、宅内者１５が応答するときには、その点灯してい
るボタンを押しケース１４を開けることで訪問者１５あ
るいは電話先の相手と通話する。訪問者１５の画像は画
像出力装置９に映し出され、訪問者１５あるいは電話先
の相手とは音声入出力装置１０のスピーカ１０ａおよび
マイクロホン１０ｂによって通話する。

図中１１０は、緊急ボタンであり、宅内者が急病など緊
急事態が発生した場合には、このボタンを押すことで、
携帯用送受信器からの無線信号で通信制御装置が作動し
、あらかじめセットされた緊急連絡先へ電話回線で連絡
することができる。

緊急ボタン１１ｃを押せない場合には、状態検知装置の
異常検知によって、自動的に緊急連絡先へ連絡すること
もできる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、下肢が弱く起居や歩行が困難で、訪問
者や電話に応対するのが難儀だった人でも容易に応答で
きる効果がある。

また、携帯用送受信装置は手首に取付けることができる
ので邪魔にならず、置き忘れたりすることもないので、
宅内のどこにいても訪問者や電話先の相手と応答するこ
とができる効果がある。

さらに、急病などの緊急事態が発生しても容易に緊急連
絡先へ通報できるので、体の不自由で発作などの持病を
有する人には特に便利である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の宅内無線応答システムの既略図、第２
図及び第３図は本発明における携帯用送受信装置の一例
の外観図、第４図は本発明のシステムの一例を示す図で
ある。 １・・・通信制御装置、２・・・携帯用送受信装置、３
・・・画像処理装置、４・・・通話装置、５・・・電話
機、６・・・制御装置、１ａ・・・通信制御装置側送受
信装置、７ａ・・・携帯用送受信器側送受信装置、８・
・・無線制御装置、９・・・画像出力装置、１０・・・
音声入出力装置、１１・・・信号入出力装置、１２・・
・状態検知装置、１３・・・状態表示パネル、１４・・
・ケース、１５・・・訪第 回 暖 ケー人 貞 葉 回 鵬・ ■ 」

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、宅外または宅内の離れた場所にいる相手と通信可能
   な応答システムにおいて、訪問者の有無を検知しその画
   像を処理する画像処理装置と、訪問者が宅内者と通話す
   るための通話装置と、宅外者が宅内者と通話するための
   電話機と、これらを制御するための通信制御装置と、訪
   問者の画像を出力するための手段と宅内者が訪問者ある
   いは宅外者と通話するための手段とを有し、前記通信制
   御装置と無線通信可能な携帯用送受信装置から成る宅内
   無線応答システム。 ２、請求項１記載のものにおいて、通信制御装置および
   携帯用送受信装置として、宅内者の緊急事態発生時に、
   隣接する家や病院などの緊急連絡先へ、電話回線などに
   よつて即座に通報できる手段を有することを特徴とする
   宅内無線応答システム。 ３、手首に取付けるためのバンドを有し、該バンドに操
   作ボタンと、他の通信機器と送受信を行うためのアンテ
   ナの機能を有することを特徴とする携帯用送受信装置。 ４、請求項３記載のものにおいて、携帯者の脈搏あるい
   は血圧あるいは体温またはそれらの組合せを検知する手
   段を有することを特徴とする携帯用送受信装置。