JPH0472904B2 - - Google Patents
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- JPH0472904B2 JPH0472904B2 JP15672188A JP15672188A JPH0472904B2 JP H0472904 B2 JPH0472904 B2 JP H0472904B2 JP 15672188 A JP15672188 A JP 15672188A JP 15672188 A JP15672188 A JP 15672188A JP H0472904 B2 JPH0472904 B2 JP H0472904B2
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Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、回転機の回転部に鉄心として用いら
れる電磁鋼板、特に回転時の応力あるいは加減速
時の応力変動に耐え得る優れた機械特性と磁気特
性を具備した降伏強度の高い回転機用電磁鋼板に
関するものである。 〔従来の技術〕 近年、エレクトロニクスの発達により回転機の
駆動システムの機能が高度化し、さまざまな回転
駆動制御が可能となつてきた。即ち、駆動電源の
周波数を制御することにより、可変速運転、商用
周波数以上での高速運転を可能とした回転機が増
加してきた。 一方、メカトロニクスの発展により、回転機の
高速化の要求が高まり、さらに従来、高速回転機
は比較的小容量に限られていたが、この傾向は
中・大型の回転機分野にを広がりつつある。 このような高速回転機を実現するには、高速回
転に耐え得る構造の回転子とする必要がある。一
般に、回転する物体に作用する遠心力は回転半径
に比例し、回転速度の2乗に比例して大きくなる
ので、中・大型の高速回転機ではその回転子に作
用する力が60Kg/m2を超える場合がある。 また、超大型の回転機の場合、回転数が比較的
低くても回転個の直径が大きいために、結果的に
60Kg/mm2以上の応力が作用する場合があり、回転
子には高抗張力の素材が必要となる。 さらに、可変速運転が必要な回転機では加減速
が頻繁に行なわれるため、素材として単に抗張力
が高いだけでなく、繰返し応力に対して疲労破壊
する限度応力(疲労限)の高い素材でなければな
らない。 通常、回転機の回転子には積層した無方向性電
磁鋼板が使われるが、前記のような回転機では所
要の機械強度を満足できない場合があり、その際
には中実の鋳鋼製の回転子などが採用されてい
る。しかし、回転機の回転子は電磁気現象を利用
するものであるから、その素材としては前述の機
械特性と同時に磁気特性が優れていることが要求
される。 回転子用の鉄心素材に要求される磁気特性のう
ち、特に重要であるのは鉄損と磁束密度である。
回転子に発生する鉄損の主たるものは、回転子鉄
心表面に生じるリツプル損と呼ばれる高周波磁束
による損失で、その周波数fRは次式のように表わ
される。 fR=2・fO・M/P ここにfO:駆動電源の周波数 M:固定子鉄心の歯数(テイース数) P:回転機の磁極数 一例として、駆動電源の周波数を商用周波数の
2倍程度とした2極回転機の場合を考えると、そ
のリツプル磁束の周波数は1〜10KHzの範囲と
なる。 従つて、このような回転子用鉄心素材として
は、上記の周波数領域における鉄損が小さいもの
が望ましい。しかし、前述の中実鋳鋼の回転子は
一体のものであるために、高周波領域では渦電流
損失が非常に大きくなつて、電磁鋼板を積層して
なる回転子を用いた場合に比べ、回転機としての
効率が数%低いと言われている。 もう一つの重要な磁気特性は励磁特性である。
回転子鉄心素材の磁束密度が低いと、所要のトル
クを発生させるために必要な磁束を回転子に流す
ために、励磁アンペアターンを大きくしなければ
ならない。これは励磁コイルでの銅損の増加につ
ながるため、回転機の総合的な効率の低下を招
く。 即ち、中実鋳鋼製の回転子から、機械特性およ
び鉄損ともに優れた素材を積層した回転子に置き
換えれば、鉄損は確実に減少するが、その素材の
磁束密度が低いと銅損が増加し、場合によつては
鉄損の減少分が相殺されて、効率が向上しないこ
ともありうる。 このように、かかる回転機の回転子鉄心素材と
しては、機械的には高い抗張力と疲労強度を有
し、かつ磁気的には高周波数における鉄損が低
く、磁束密度が高いことを同時に満足するもので
なければならない。 鋼板の機械強度を高める手段として、冷延鋼板
の分野で一般的に用いられる方法には、固溶硬
化、析出硬化、細粒化による硬化、変態組織によ
る硬化などがあるが、一般に、高い機械強度と低
鉄損・高磁束密度という優れた磁気特性とは相反
する関係にあり、これらを同時に満足させるのは
困難であつた。 公知の技術として、例えば特開昭60−238421号
公報のようにSi含有量を3.5〜7.0%と高め、これ
に固溶硬化の大きい元素を添加し、抗張力を高め
る方法が提案されているが、この方法ではSi含有
量に依存している割合が高いために、熱延板から
最終冷延厚みに圧延するに際して、100〜600℃の
温間圧延が必要という欠点があつた。さらに、こ
の技術によつて得られる鋼板の磁束密度B50は
1.56〜1.61Tと極めて低いという大きな問題があ
つた。 また特開昭61−9520号公報では、Si含有量を高
め、これに固溶硬化の大きい元素を添加した溶鋼
を急冷凝固法により鋼帯とし、これを冷間あるい
は温間圧延し、さらに焼鈍を施して、抗張力が高
く、鉄損の低い高抗張力無方向性電磁鋼板を製造
する方法が提案されている。この技術によれば、
Si含有量を高めても急冷凝固法であるため、従来
の圧延による製造製造法のように材料の脆化によ
る制約は緩和される。 しかし、前出の技術と同様、例えば70Kg/mm2以
上の高抗張力を得るためには、Si含有量を4〜
4.5%と高めねばならず、磁束密度B50は非常に低
くなるという問題があつた。 一方、特開昭55−65349号公報などに提案され
ているように、センダスト系の硬度が非常に高
く、透磁率の高い磁性材料を製造する技術がある
が、これらの材料は主に磁気ヘツドあるいは小型
の高周波トランスなどの静止器用である。 本発明が対象としている回転機の回転子鉄心
は、通常打ち抜きにより加工され、積層結束され
る。そして実際の回転機の運転状態では回転・停
止・加減速による繰返し応力を受ける。 従つて、かかる回転子用鉄心材料としては、打
ち抜き加工で割れなどが発生することなく、かつ
繰返し応力に耐する破壊強度の高いものでなけれ
ばならない。センダスト系の材料は機械的に高強
度で耐摩耗性に優れているが、半面非常に脆いた
め、上記の観点から回転機用には使用できなかつ
た。 そこで、本発明者らは特開昭62−256917号公報
で回転機用高抗張力無方向性電磁鋼板及びその製
造方法を提示した。これはYP60Kgf/mm2級の
無方向性電磁鋼板の工業生産を可能とした。 その後、YPの更に高いものの開発に取り組ん
だ結果、磁気特性への悪影響を軽微におさめ
つゝ、YP70Kgf/mm2級の高張力無方向性電磁
鋼板の工業生産を可能とするに至つた。 〔発明が解決しようとする課題〕 本発明の目的は、磁気特性の優れたYP70Kg
f/mm2級の高張力無方向性電磁鋼板及びその製造
方法を提供しようとするものである。 〔課題を解決するための手段〕 鋼の強化機構として、固溶強化、析出強化、細
粒化による強化、変態組織による強化、加工によ
る強化等があるが、いずれの強化方法によつても
本質的に材料の軟磁性が損なわれることは避けら
れない。 しかし乍ら、固溶強化、析出強化、細粒化によ
る強化に対し、変態組織による強化、加工による
強化の場合、磁性への悪影響は非常に大きなもの
がある為、前3者を組み合わせて活用することに
よつて磁気特性の良好な高張力無方向性電磁鋼板
を開発した。 以下に本発明を詳細に説明する。 まず成分の限定理由を説明する。 Si:2.0%以上〜4.0未満 Siは鋼の固有抵抗を増し、渦電流を減少させる
ので、鉄損減少に最も効果の大きい元素である。
同時にSiは抗張力を高めるにも有効な元素である
が、添加量が2%未満ではその効果が不充分であ
る。 一方、Siは鋼を脆化し、かつ製品の飽和磁束密
度を低下させる。従つて、本発明では現状の圧延
技術で工業的規模の製造が可能でかつ高い磁束密
度を確保するため、上限を4.0%とする。 Al:2.0%以下 AlもSiと同様の効果を有するため適量添加す
る。但し、全く添加しなくても良いことから、脆
性上の問題から上限のみ2.0%とする。 P:0.2%以下 Pは強度を高める効果が非常に大きい元素であ
るが、粒界に偏析することから鋼の粒界脆性をも
たらすことが知られている。この粒界脆性の問題
を避けて、工業的規模で連続鋳造・熱間圧延・冷
間圧延を可能とするために上限を0.2%とする。 Mn,Ni:0.3%Mn+Ni<10% Mn,Niはともに磁気特性に与える悪影響が比
較的小さく、かつ固溶効果による強度上昇効果も
大きい。ここでMnとNiの添加量を合計量で規定
したのは、両元素の強度におよぼす効果と磁束密
度に与える悪影響がほゞ同じであるためで、合計
添加量で添加効果が明確となる0.3%以上から、
磁束密度の低下が許容できる限度から10%未満と
する。 Nb,Zr: 実施例5に示すように、Nb/8(C+N)が
0.1以下では高張力化の効果が不充分であること、
又、1.0以上では添加コスト及び再結晶温度の上
昇等の不利があること及びZrはNbとほゞ同等の
効果が期待できることから、(Nb+Zr)/8(C
+N)を0.1超、1.0未満に限定した。 Ti,V: 実施例6に示すように、Ti/4(C+N)が0.4
以下では高張力化の効果が不充分であること、又
4.0以上では添加コスト及び再結晶温度の上昇等
の不利があること及びVはTiとほゞ同等の効果
が期待できることから、(Ti+V)/4(C+N)
を0.4超、4.0未満に限定した。 尚、上述のNb,Zr,Ti,V等の炭窒化物形成
元素を利用する場合のCは、0.04%以下を限定し
た。これは0.04%超とした場合、磁性の劣化が余
りに大きくなるためである。 B: Pによる粒界脆化を回避するためにBを適量添
加することは有効であり、その添加量を40±
30ppmに限定した。 次に、製造方法についてその限定理由を述べ
る。 連続鋳造、熱間圧延については公知の方法によ
つて行なうことができる。そして熱延板焼鈍は、
磁気特性上の要請と機械特性上の要請とを勧案し
て、適用するかしないかを決めて良い。 また、冷間圧延についても公知の方法によつて
行なうことができるが、鋼成分によつて温間圧延
等の適用が好適な場合もある。 最も大切なポイントは製品板の結晶粒径を規定
する焼鈍条件であり、700℃以上900℃未満の温度
範囲で再結晶させることが必要である。 実施例の中には750℃未満で焼鈍したケースは
ないが、工業的に等価な焼鈍温度×焼鈍時間を考
慮して、温度範囲の下限を700℃とした。尚、上
限についても900℃未満×30秒と等価な焼鈍温度
×焼鈍時間を考えれば、900℃以上の高温短時間
焼鈍でも良い訳だが、工業的に安定して製造可能
な範囲を考慮して上限を900℃とした。 〔実施例〕 実施例 1 表1に示す成分組成の各鋼を鋼塊に鋳造し、
1100℃に加熱して分塊圧延し、スラブとした。次
いで、1100℃に加熱してから熱間圧延を施して、
板厚を2.3mmとした後、酸洗し、次いで冷間圧延
により板厚を0.5mmないし0.65mmとした。 続いてこの冷間鋼帯を750℃から800℃の温度で
30秒間焼鈍した。 その結果得られた機械特性と磁気特性を表1に
示した。
れる電磁鋼板、特に回転時の応力あるいは加減速
時の応力変動に耐え得る優れた機械特性と磁気特
性を具備した降伏強度の高い回転機用電磁鋼板に
関するものである。 〔従来の技術〕 近年、エレクトロニクスの発達により回転機の
駆動システムの機能が高度化し、さまざまな回転
駆動制御が可能となつてきた。即ち、駆動電源の
周波数を制御することにより、可変速運転、商用
周波数以上での高速運転を可能とした回転機が増
加してきた。 一方、メカトロニクスの発展により、回転機の
高速化の要求が高まり、さらに従来、高速回転機
は比較的小容量に限られていたが、この傾向は
中・大型の回転機分野にを広がりつつある。 このような高速回転機を実現するには、高速回
転に耐え得る構造の回転子とする必要がある。一
般に、回転する物体に作用する遠心力は回転半径
に比例し、回転速度の2乗に比例して大きくなる
ので、中・大型の高速回転機ではその回転子に作
用する力が60Kg/m2を超える場合がある。 また、超大型の回転機の場合、回転数が比較的
低くても回転個の直径が大きいために、結果的に
60Kg/mm2以上の応力が作用する場合があり、回転
子には高抗張力の素材が必要となる。 さらに、可変速運転が必要な回転機では加減速
が頻繁に行なわれるため、素材として単に抗張力
が高いだけでなく、繰返し応力に対して疲労破壊
する限度応力(疲労限)の高い素材でなければな
らない。 通常、回転機の回転子には積層した無方向性電
磁鋼板が使われるが、前記のような回転機では所
要の機械強度を満足できない場合があり、その際
には中実の鋳鋼製の回転子などが採用されてい
る。しかし、回転機の回転子は電磁気現象を利用
するものであるから、その素材としては前述の機
械特性と同時に磁気特性が優れていることが要求
される。 回転子用の鉄心素材に要求される磁気特性のう
ち、特に重要であるのは鉄損と磁束密度である。
回転子に発生する鉄損の主たるものは、回転子鉄
心表面に生じるリツプル損と呼ばれる高周波磁束
による損失で、その周波数fRは次式のように表わ
される。 fR=2・fO・M/P ここにfO:駆動電源の周波数 M:固定子鉄心の歯数(テイース数) P:回転機の磁極数 一例として、駆動電源の周波数を商用周波数の
2倍程度とした2極回転機の場合を考えると、そ
のリツプル磁束の周波数は1〜10KHzの範囲と
なる。 従つて、このような回転子用鉄心素材として
は、上記の周波数領域における鉄損が小さいもの
が望ましい。しかし、前述の中実鋳鋼の回転子は
一体のものであるために、高周波領域では渦電流
損失が非常に大きくなつて、電磁鋼板を積層して
なる回転子を用いた場合に比べ、回転機としての
効率が数%低いと言われている。 もう一つの重要な磁気特性は励磁特性である。
回転子鉄心素材の磁束密度が低いと、所要のトル
クを発生させるために必要な磁束を回転子に流す
ために、励磁アンペアターンを大きくしなければ
ならない。これは励磁コイルでの銅損の増加につ
ながるため、回転機の総合的な効率の低下を招
く。 即ち、中実鋳鋼製の回転子から、機械特性およ
び鉄損ともに優れた素材を積層した回転子に置き
換えれば、鉄損は確実に減少するが、その素材の
磁束密度が低いと銅損が増加し、場合によつては
鉄損の減少分が相殺されて、効率が向上しないこ
ともありうる。 このように、かかる回転機の回転子鉄心素材と
しては、機械的には高い抗張力と疲労強度を有
し、かつ磁気的には高周波数における鉄損が低
く、磁束密度が高いことを同時に満足するもので
なければならない。 鋼板の機械強度を高める手段として、冷延鋼板
の分野で一般的に用いられる方法には、固溶硬
化、析出硬化、細粒化による硬化、変態組織によ
る硬化などがあるが、一般に、高い機械強度と低
鉄損・高磁束密度という優れた磁気特性とは相反
する関係にあり、これらを同時に満足させるのは
困難であつた。 公知の技術として、例えば特開昭60−238421号
公報のようにSi含有量を3.5〜7.0%と高め、これ
に固溶硬化の大きい元素を添加し、抗張力を高め
る方法が提案されているが、この方法ではSi含有
量に依存している割合が高いために、熱延板から
最終冷延厚みに圧延するに際して、100〜600℃の
温間圧延が必要という欠点があつた。さらに、こ
の技術によつて得られる鋼板の磁束密度B50は
1.56〜1.61Tと極めて低いという大きな問題があ
つた。 また特開昭61−9520号公報では、Si含有量を高
め、これに固溶硬化の大きい元素を添加した溶鋼
を急冷凝固法により鋼帯とし、これを冷間あるい
は温間圧延し、さらに焼鈍を施して、抗張力が高
く、鉄損の低い高抗張力無方向性電磁鋼板を製造
する方法が提案されている。この技術によれば、
Si含有量を高めても急冷凝固法であるため、従来
の圧延による製造製造法のように材料の脆化によ
る制約は緩和される。 しかし、前出の技術と同様、例えば70Kg/mm2以
上の高抗張力を得るためには、Si含有量を4〜
4.5%と高めねばならず、磁束密度B50は非常に低
くなるという問題があつた。 一方、特開昭55−65349号公報などに提案され
ているように、センダスト系の硬度が非常に高
く、透磁率の高い磁性材料を製造する技術がある
が、これらの材料は主に磁気ヘツドあるいは小型
の高周波トランスなどの静止器用である。 本発明が対象としている回転機の回転子鉄心
は、通常打ち抜きにより加工され、積層結束され
る。そして実際の回転機の運転状態では回転・停
止・加減速による繰返し応力を受ける。 従つて、かかる回転子用鉄心材料としては、打
ち抜き加工で割れなどが発生することなく、かつ
繰返し応力に耐する破壊強度の高いものでなけれ
ばならない。センダスト系の材料は機械的に高強
度で耐摩耗性に優れているが、半面非常に脆いた
め、上記の観点から回転機用には使用できなかつ
た。 そこで、本発明者らは特開昭62−256917号公報
で回転機用高抗張力無方向性電磁鋼板及びその製
造方法を提示した。これはYP60Kgf/mm2級の
無方向性電磁鋼板の工業生産を可能とした。 その後、YPの更に高いものの開発に取り組ん
だ結果、磁気特性への悪影響を軽微におさめ
つゝ、YP70Kgf/mm2級の高張力無方向性電磁
鋼板の工業生産を可能とするに至つた。 〔発明が解決しようとする課題〕 本発明の目的は、磁気特性の優れたYP70Kg
f/mm2級の高張力無方向性電磁鋼板及びその製造
方法を提供しようとするものである。 〔課題を解決するための手段〕 鋼の強化機構として、固溶強化、析出強化、細
粒化による強化、変態組織による強化、加工によ
る強化等があるが、いずれの強化方法によつても
本質的に材料の軟磁性が損なわれることは避けら
れない。 しかし乍ら、固溶強化、析出強化、細粒化によ
る強化に対し、変態組織による強化、加工による
強化の場合、磁性への悪影響は非常に大きなもの
がある為、前3者を組み合わせて活用することに
よつて磁気特性の良好な高張力無方向性電磁鋼板
を開発した。 以下に本発明を詳細に説明する。 まず成分の限定理由を説明する。 Si:2.0%以上〜4.0未満 Siは鋼の固有抵抗を増し、渦電流を減少させる
ので、鉄損減少に最も効果の大きい元素である。
同時にSiは抗張力を高めるにも有効な元素である
が、添加量が2%未満ではその効果が不充分であ
る。 一方、Siは鋼を脆化し、かつ製品の飽和磁束密
度を低下させる。従つて、本発明では現状の圧延
技術で工業的規模の製造が可能でかつ高い磁束密
度を確保するため、上限を4.0%とする。 Al:2.0%以下 AlもSiと同様の効果を有するため適量添加す
る。但し、全く添加しなくても良いことから、脆
性上の問題から上限のみ2.0%とする。 P:0.2%以下 Pは強度を高める効果が非常に大きい元素であ
るが、粒界に偏析することから鋼の粒界脆性をも
たらすことが知られている。この粒界脆性の問題
を避けて、工業的規模で連続鋳造・熱間圧延・冷
間圧延を可能とするために上限を0.2%とする。 Mn,Ni:0.3%Mn+Ni<10% Mn,Niはともに磁気特性に与える悪影響が比
較的小さく、かつ固溶効果による強度上昇効果も
大きい。ここでMnとNiの添加量を合計量で規定
したのは、両元素の強度におよぼす効果と磁束密
度に与える悪影響がほゞ同じであるためで、合計
添加量で添加効果が明確となる0.3%以上から、
磁束密度の低下が許容できる限度から10%未満と
する。 Nb,Zr: 実施例5に示すように、Nb/8(C+N)が
0.1以下では高張力化の効果が不充分であること、
又、1.0以上では添加コスト及び再結晶温度の上
昇等の不利があること及びZrはNbとほゞ同等の
効果が期待できることから、(Nb+Zr)/8(C
+N)を0.1超、1.0未満に限定した。 Ti,V: 実施例6に示すように、Ti/4(C+N)が0.4
以下では高張力化の効果が不充分であること、又
4.0以上では添加コスト及び再結晶温度の上昇等
の不利があること及びVはTiとほゞ同等の効果
が期待できることから、(Ti+V)/4(C+N)
を0.4超、4.0未満に限定した。 尚、上述のNb,Zr,Ti,V等の炭窒化物形成
元素を利用する場合のCは、0.04%以下を限定し
た。これは0.04%超とした場合、磁性の劣化が余
りに大きくなるためである。 B: Pによる粒界脆化を回避するためにBを適量添
加することは有効であり、その添加量を40±
30ppmに限定した。 次に、製造方法についてその限定理由を述べ
る。 連続鋳造、熱間圧延については公知の方法によ
つて行なうことができる。そして熱延板焼鈍は、
磁気特性上の要請と機械特性上の要請とを勧案し
て、適用するかしないかを決めて良い。 また、冷間圧延についても公知の方法によつて
行なうことができるが、鋼成分によつて温間圧延
等の適用が好適な場合もある。 最も大切なポイントは製品板の結晶粒径を規定
する焼鈍条件であり、700℃以上900℃未満の温度
範囲で再結晶させることが必要である。 実施例の中には750℃未満で焼鈍したケースは
ないが、工業的に等価な焼鈍温度×焼鈍時間を考
慮して、温度範囲の下限を700℃とした。尚、上
限についても900℃未満×30秒と等価な焼鈍温度
×焼鈍時間を考えれば、900℃以上の高温短時間
焼鈍でも良い訳だが、工業的に安定して製造可能
な範囲を考慮して上限を900℃とした。 〔実施例〕 実施例 1 表1に示す成分組成の各鋼を鋼塊に鋳造し、
1100℃に加熱して分塊圧延し、スラブとした。次
いで、1100℃に加熱してから熱間圧延を施して、
板厚を2.3mmとした後、酸洗し、次いで冷間圧延
により板厚を0.5mmないし0.65mmとした。 続いてこの冷間鋼帯を750℃から800℃の温度で
30秒間焼鈍した。 その結果得られた機械特性と磁気特性を表1に
示した。
【表】
【表】
実施例 2
表2に示す成分組成の各鋼を鋼塊に鋳造し、
1100℃にて加熱して分塊圧延し、スラブとした。
次いで、1100℃に加熱してから熱間圧延を施して
板厚を1.8mmまたは2.0mmとした後、表2に示す如
く、あるものはそのまま、あるものは900℃にて
1分間の熱延板焼鈍を施し、次いで酸洗し、冷間
圧延により板厚を0.5mmとした。 続いてこの冷延鋼帯を750℃ないし800℃の温度
で30秒間焼鈍した。 その結果得られた機械特性と磁気特性を表2に
示した。
1100℃にて加熱して分塊圧延し、スラブとした。
次いで、1100℃に加熱してから熱間圧延を施して
板厚を1.8mmまたは2.0mmとした後、表2に示す如
く、あるものはそのまま、あるものは900℃にて
1分間の熱延板焼鈍を施し、次いで酸洗し、冷間
圧延により板厚を0.5mmとした。 続いてこの冷延鋼帯を750℃ないし800℃の温度
で30秒間焼鈍した。 その結果得られた機械特性と磁気特性を表2に
示した。
【表】
以上のように、本発明により高い降伏強度を有
し、かつ鉄損が小さく、磁束密度が高いことを同
時に併せ持つ高張力電磁鋼板が得られ、小型回転
機の超高速回転化、中・大型回転機の高速回転化
に伴なうロータ材料の高張力化要請に充分応える
ことができ、その工業的効果は非常に大きい。
し、かつ鉄損が小さく、磁束密度が高いことを同
時に併せ持つ高張力電磁鋼板が得られ、小型回転
機の超高速回転化、中・大型回転機の高速回転化
に伴なうロータ材料の高張力化要請に充分応える
ことができ、その工業的効果は非常に大きい。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 重量%で C :0.04%以下、 Si:2.0%以上〜4.0%未満 Al:2.0%以下、 P :0.2%以下 を含み、かつ Mn,Niのうち1種または2種を0.3%≦Mn+
Ni<10%の範囲で含有し、 Nb,Zrのうち1種または2種を制御して 0.1<(Nb+Zr)/8(C+N)<1.0 残部Fe及び不可避下純物元素よりなる降伏強
度(YP)≧70Kgf/mm2の機械特性を有し、磁気特
性に優れた高張力電磁鋼板。 2 重量%で C :0.04%以下、 Si:2.0%以上〜4.0%未満、 Al:2.0%以下、 P :0.2%以下 を含み、かつ Mn,Niのうち1種または2種を0.3%≦Mn+
Ni<10%の範囲で含有し、 Nb,Zrのうち1種または2種を制御して 0.1<(Nb+Zr)/8(C+N)<1.0 さらに B :40±30ppm 残部Fe及び不可避不純物元素よりなる降伏強
度(YP)≧70Kgf/mm2の機械特性を有し、磁気特
性に優れた高張力電磁鋼板。 3 重量%で C :0.04%以下、 Si:2.0%以上〜4.0%未満、 Al:2.0%以下、 P :0.2%以下 を含み、かつ Mn,Niのうち1種または2種を0.3%≦Mn+
Ni<10%の範囲で含有し、 Ti,Vのうち1種または2種を制御して 0.4<(Ti+V)/4(C+N)<4.0 残部Fe及び不可避不純物元素よりなる降伏強
度(YP)≧70Kgf/mm2の機械特性を有し、磁気特
性に優れた高張力電磁鋼板。 4 重量%で C :0.04%以下、 Si:2.0%以上〜4.0%未満、 Al:2.0%以下、 P :0.2%以下 を含み、かつ Mn,Niのうち1種または2種を0.3%≦Mn+
Ni<10%の範囲で含有し、 Ti,Vのうち1種または2種を制御して 0.4<(Ti+V)/4(C+N)<4.0 さらに B:40±30ppm 残部Fe及び不可避不純物元素よりなる降伏強
度(YP)≧70Kgf/mm2の機械特性を有し、磁気特
性に優れた高張力電磁鋼板。 5 請求項1〜4記載の成分よりなる鋼を、連続
鋳造あるいは鋼塊−分塊圧延によつてスラブとな
し、次いで熱間圧延してそのままあるいは焼鈍し
て後、酸洗し、冷間圧延して最終板厚となして
後、700℃以上900℃未満の温度範囲で再結晶させ
ることを特徴とする降伏強度(YP)≧70Kgf/mm2
の機械特性を有し、磁気特性に優れた高張力電磁
鋼板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15672188A JPH028346A (ja) | 1988-06-27 | 1988-06-27 | 高張力電磁鋼板及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15672188A JPH028346A (ja) | 1988-06-27 | 1988-06-27 | 高張力電磁鋼板及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH028346A JPH028346A (ja) | 1990-01-11 |
JPH0472904B2 true JPH0472904B2 (ja) | 1992-11-19 |
Family
ID=15633886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15672188A Granted JPH028346A (ja) | 1988-06-27 | 1988-06-27 | 高張力電磁鋼板及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH028346A (ja) |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP5194535B2 (ja) * | 2006-07-26 | 2013-05-08 | 新日鐵住金株式会社 | 高強度無方向性電磁鋼板 |
JP5076510B2 (ja) * | 2007-01-17 | 2012-11-21 | 住友金属工業株式会社 | 回転子用無方向性電磁鋼板およびその製造方法 |
EP2390376B1 (en) | 2009-01-26 | 2019-05-01 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation | Non-oriented electrical steel sheet |
US20120156086A1 (en) | 2009-09-03 | 2012-06-21 | Takeshi Kubota | Non-oriented electrical steel sheet |
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JP5418469B2 (ja) * | 2010-11-08 | 2014-02-19 | 新日鐵住金株式会社 | 時効熱処理用無方向性電磁鋼板の製造方法 |
RU2536711C1 (ru) | 2011-02-24 | 2014-12-27 | ДжФЕ СТИЛ КОРПОРЕЙШН | Лист из нетекстурированной электротехнической стали и способ его изготовления |
US9721706B2 (en) | 2011-08-18 | 2017-08-01 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation | Non-oriented electrical steel sheet, manufacturing method thereof, laminate for motor iron core, and manufacturing method thereof |
JP5713100B2 (ja) | 2011-08-18 | 2015-05-07 | 新日鐵住金株式会社 | 無方向性電磁鋼板、その製造方法、モータ鉄心用積層体及びその製造方法 |
MX354354B (es) | 2012-02-23 | 2018-02-28 | Jfe Steel Corp | Metodo para la produccion de una lamina de acero electrico. |
IN2015DN00288A (ja) | 2012-08-08 | 2015-06-12 | Jfe Steel Corp | |
CN106119686A (zh) * | 2016-06-27 | 2016-11-16 | 马鞍山钢铁股份有限公司 | 一种冷轧无取向电工钢及其生产方法 |
WO2018164185A1 (ja) | 2017-03-07 | 2018-09-13 | 新日鐵住金株式会社 | 無方向性電磁鋼板、及び、無方向性電磁鋼板の製造方法 |
WO2020166718A1 (ja) | 2019-02-14 | 2020-08-20 | 日本製鉄株式会社 | 無方向性電磁鋼板 |
BR112023017117A2 (pt) | 2021-03-31 | 2023-11-21 | Nippon Steel Corp | Chapa de aço elétrico não orientado, núcleo de motor, e, métodos para fabricar uma chapa de aço elétrico não orientado e um núcleo de motor |
-
1988
- 1988-06-27 JP JP15672188A patent/JPH028346A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH028346A (ja) | 1990-01-11 |
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