JPH0472820B2 - - Google Patents

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JPH0472820B2
JPH0472820B2 JP59145860A JP14586084A JPH0472820B2 JP H0472820 B2 JPH0472820 B2 JP H0472820B2 JP 59145860 A JP59145860 A JP 59145860A JP 14586084 A JP14586084 A JP 14586084A JP H0472820 B2 JPH0472820 B2 JP H0472820B2
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JP
Japan
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alkynamide
pharmaceutically acceptable
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vanillyl
octadecinamide
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JP59145860A
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JPS6084251A (ja
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Maikuru Yaanusu Jon
Robaato Rahan Tomasu
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Procter and Gamble Co
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Procter and Gamble Co
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Publication date
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Publication of JPH0472820B2 publication Critical patent/JPH0472820B2/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/16Amides, e.g. hydroxamic acids
    • A61K31/165Amides, e.g. hydroxamic acids having aromatic rings, e.g. colchicine, atenolol, progabide
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/04Centrally acting analgesics, e.g. opioids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C233/00Carboxylic acid amides
    • C07C233/01Carboxylic acid amides having carbon atoms of carboxamide groups bound to hydrogen atoms or to acyclic carbon atoms
    • C07C233/16Carboxylic acid amides having carbon atoms of carboxamide groups bound to hydrogen atoms or to acyclic carbon atoms having the nitrogen atom of at least one of the carboxamide groups bound to a carbon atom of a hydrocarbon radical substituted by singly-bound oxygen atoms

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、鎮痛活性を有する或る種のN−フエ
ニルメチルアルキンアミドを含有する組成物に関
する。 「疼痛」は、その基本的に主観的な特性のため
正確な定義をすることができないが、前記用語
は、分化した神経終末の刺激によつて生ずる窮迫
感または苦痛を意味すると一般に言うことができ
る。ヒトおよび他の動物の疼痛を減少するための
各種の薬物が、開発されている。或るものは、そ
の源における疼痛を排除することに向けられ、そ
して他のものは、悩による疼痛の同化を遮断する
ことに向けられる。疼痛の知覚を遮断しようとす
る後者の群の薬物のうちには、一般に無意識状態
を生じさせずに疼痛を軽減する鎮痛薬がある。鎮
痛薬は、更に2つの主要カテゴリー、即ちオピオ
イド(opioid)鎮痛薬、例えば、モルヒネ、コデ
イン、レボルフアノール、およびモルヒネ様鎮痛
薬、メペリジン、およびメサドン;および下熱鎮
痛薬、例えばアスピリン、フエナセチン、アセト
アミノフエン、フエニルブタゾン、およびインド
メタシンに分類され得る。 これらの鎮痛薬の正確な薬理作用は、不確かで
あるが、オピオイド鎮痛薬を下熱薬から容易に区
別する或る種の効果がある。詳細には、下熱薬
は、弱い鎮痛薬であり、多くの効果は、末梢神経
系においてであり、それ故挙動変化は通常生じな
い。一般に、これらの鎮痛薬は、筋肉、関節、腱
および筋膜から生ずる体性痛を軽減するだけであ
り、そして深い内臓痛に対しては有効ではない。
しかしながら、オピオイド鎮痛薬は、すべての種
類の疼痛に対して全く有効であり、大体は中枢神
経系における作用に基づく。効力のある無痛覚
(analgesia)のほかに、麻酔薬としても既知のオ
ピオイドは、しばしば気分および他の挙動変化に
対して影響を与える。多分、オピオイド鎮痛薬の
最も顕著な副作用は、それらの反復使用が許容性
並びに精神身体的依存性に関連するという事実で
ある。 最近、カプサイシン、即ちトウガラシ
(Capsicum)属の或る種の天然物は、動物におい
て無痛覚を生ずることが発見されている。カプサ
イシン(8−メチル−N−バニリル−6E−ノネ
ンアミド)および「合成」カプサイシン(N−バ
ニリルノナンアミド)は、米国特許第4313958号
明細書に鎮痛薬として開示されている。カプサイ
シンの鎮痛活性も、化学および医学の文献、例え
ばヤクシユ等、Science 206,481−483(1979)に
記載されている。ジピラトリー(dipilatory)刺
激を防止するためにカプサイシンを使用すること
も、1981年12月14日出願の米国特許出願第330731
号明細書に開示されている。 詳細には、カプサイシンは、皮膚痛覚過敏の発
生を防止し、そして深い内臓痛および激痛の軽減
も与える。或る試験においては、カプサイシン
は、モルヒネに匹敵する水準の無痛覚を生じさせ
るが、ナロルフインおよびナロキソンのような麻
酔拮抗薬によつて拮抗されない。このように、カ
プサイシンは、前記鎮痛薬の主要カテゴリーのい
ずれにも属さないらしい。 カプサイシンに構造的に類似の化合物は、化学
文献に記載されている。しかしながら、これらの
文献は、これらの化合物の鎮痛活性を示唆してい
ない。例えば、ニユースン、「天然および合成ペ
パー香物質(6)」、Chemical Products、102−106
(1954)は、約164種の化合物、例えばカプサイシ
ンのN−バニリルオレアミド誘導体および他のア
ルケンアミド誘導体の相対刺激性を記載してい
る。オツトおよびチンマーマン、Liebigs Ann.,
425,314−337(1921)は、N−バニリルオレアミ
ドの合成法を開示している。N−バニリルリノレ
アミドの合成法は、フエリス、Australian
Commonwealtb,Dep.Supply,Def.Stand.Lab.,
No.89(1966)(Chem.Abs.67:22919)に開示され
ている。 米国特許第4238505号明細書は、動物において
無痛感を生じさせる際に使用される3−ヒドロキ
シアセトアニリドを開示している。1982年3月18
日出願の米国特許出願第359464号明細書は、鎮痛
活性および抗刺激活性を有するヒドロキシフエニ
ルアセトアミドを記載している。同様に、鎮痛活
性および抗刺激活性は、N−バニリルスルホンア
ミドに対しては1982年3月23日出願の米国特許出
願第360953号明細書に開示され、N−バニリル尿
素に対しては1982年5月25日出願の米国特許出願
第381672号明細書に開示され、そしてN−バニリ
ルカルバメートに対しては1982年6月3日出願の
米国特許出願第384685号明細書に開示されてい
る。 或る種のN−フエニルメチルアルキンアミド
は、ヒトおよび下等動物(ヒト以外の動物)にお
いて鎮痛活性を有することが今や発見された。詳
細には、これらのアルキンアミドは、カプサイシ
ンと類似の効力のある鎮痛活性を有するが、実質
上、より毒性が小さい。 発明の概要 本発明は、 (a) 式 (式中、XはOまたはSであり、Rは炭素数11
〜23を有する直鎖または分枝鎖アルキンであり、
R1はH、OH、またはOCH3であり、R2はOHま
たは短鎖エステルであり、そしてR1およびR2
少なくとも1つはOHまたはOCH3である) のヒトまたは下等動物(ヒト以外の動物)におい
て無痛覚を生じさせるのに有用な化合物、および
それらの製薬上許容可能な塩を提供する。 本発明は、安全かつ有効な量のこれらの化合
物、またはそれらの混合物、および製薬上許容可
能なキヤリヤーからなる組成物も提供する。 発明の具体的説明 本発明の組成物は、式 (式中、XはOまたはSであり、Rは炭素数11
〜23を有する直鎖または分枝鎖アルキンであり、
R1はH、OH、またはOCH3であり、R2はOHま
たは短鎖エステルであり、そしてR1およびR2
少なくとも1つはOHまたはOCH3である) の或る種のN−〔(置換フエニル)メチル〕−アル
キニルアミド(例えば、N−バニリル−アルキニ
ルアミド)、またはそれらの製薬上許容可能な塩
(本明細書では「アルキンアミド」)を使用する。
Rは、好ましくは、炭素数16〜21を有し、そして
好ましくは不飽和結合は、6以上の位置であり、
即ちRは(n−アルキン)であり、nは少なくと
も6である。XがOであるアルキンアミド、R1
がOCH3であり、かつR2がOHであるアルキンア
ミド、およびR2が短鎖(即ち、C1〜C6)エステ
ル、例えばアセトキシであるアルキンアミドも、
好ましい。 好ましいアルキンアミドは、N−バニリル−9
−オクタデシンアミドである。好ましい製薬上許
容可能なアルキンアミド塩は、例えばナトリウム
塩、カリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム
塩、およびアンモニウム塩である。 本明細書に記載のアルキンアミドは、以下の一
般合成反応式によつて容易に生成され得る。 組成物 本発明の組成物は、 (a) 安全かつ有効な量のアルキンアミド、および (b) 製薬上許容可能なキヤリヤー からなる。 アルキンアミドの安全かつ有効な量は、無痛覚
を与え、それによつて薬物療法で意図されるよう
に合理的な利益/危険比で治療すべき疼痛を軽減
または予防する量である。明らかに、アルキンア
ミドの量は、治療すべき特定の状態、状態の重篤
度、治療期間、患者の身体的状態、同時治療薬の
特性(あるならば)、使用される特定の処方物お
よびキヤリヤー、およびアルキンアミドの溶解度
および濃度のような因子に応じて変化するであろ
う。 特定の投与ルートに応じて、技術上周知の各種
の製薬上許容可能なキヤリヤーが、使用され得
る。これらは、例えば固体または液体充填剤、希
釈剤、ヒドロトロープ、界面活性剤、およびカプ
セル化物質である。アルキンアミドと一緒に使用
されるキヤリヤーの量は、鎮痛薬の単位量当たり
の実際量の物質を与えるのに十分である。 本発明の組成物に配合できる全身投与用の製薬
上許容可能なキヤリヤーは、例えば糖類、デンプ
ン、セルロースおよびその誘導体、麦芽、ゼラチ
ン、タルク、硫酸カルシウム、植物油、合成油、
ポリオール、アルギニン酸、ホスフエート緩衝
液、乳化剤、等張生理食塩水、および発熱物質を
含まない水である。特定の製薬上許容可能なキヤ
リヤーは、下記米国特許出願、即ち1982年3月18
日出願の米国特許出願第359464号明細書、1982年
3月23日出願の米国特許出願第360953号明細書、
1982年5月25日出願の米国特許出願第381672号明
細書および1982年6月3日出願の米国特許出願第
384685号明細書に記載されている。非経口投与用
に好ましいキヤリヤーは、例えばプロピレングリ
コール、オレイン酸エチル、ピロリドン、エタノ
ール、およびごま油である。好ましくは、非経口
投与用の組成物中の製薬上許容可能なキヤリヤー
は、全組成物の少なくとも約90重量%を構成す
る。 各種の経口剤形、例えば錠剤、カプセル剤、顆
粒剤およびバルク粉末のような固体形態が、使用
され得る。これらの経口剤形は、アルキンアミド
の安全かつ有効な量、通常少なくとも約5%、好
ましくは約25%〜約50%を含有する。錠剤は、圧
縮、錠剤粉砕、腸溶皮形成、糖被覆、フイルム被
覆または多段圧縮され、好適な結合剤、潤滑剤、
希釈剤、解体剤、着色剤、フレーバー、流動化
剤、および溶融化剤を含有できる。液体経口剤形
は、例えば水溶液、乳濁液、非泡立ち顆粒から再
構成された溶液および(または)懸濁液および泡
立ち顆粒から再構成された泡立ち製剤であり、好
適な溶剤、防腐剤、乳化剤、懸濁化剤、希釈剤、
甘味剤、溶融化剤、着色剤およびフレーバーを含
有する。経口投与用に好ましいキヤリヤーは、例
えばゼラチン、プロピレングリコール、綿実油お
よびごま油である。経口剤形を処方するのに使用
でき、かつアルキンアミドを含有する経口剤形を
処方する際に使用できる製薬上許容可能なキヤリ
ヤーおよび賦形剤の特定例は、米国特許第
3903297号明細書に記載されている。固体経口剤
形の製造技術および組成物は、マーシヤル、「固
体経口剤形」、Modern Pharmaceutics,Vol.7
(編集者バンカーおよびローデス)、359−427
(1979)に記載されている。 本発明の組成物は、生物被検者に局所的に投与
することもでき、即ち組成物を表皮または上皮組
織上に直接塗るか広げることによつても投与でき
る。このような組成物は、例えばローシヨン、ク
リーム、溶液、ゲルおよび固体である。これらの
局所組成物は、アルキンアミドの安全かつ有効な
量、通常少なくとも約0.5%、好ましくは約1%
〜約2%を含有する。アルキンアミドの局所投与
用に好適なキヤリヤーは、好ましくは連続膜とし
て皮膚上の所定位置に残り、そして汗により、ま
たは水中浸漬により容易には洗い流されないよう
にする。一般に、キヤリヤーは、特性が有機であ
り、かつアルキンアミドをその中に分散または溶
解させることができる。キヤリヤーは、例えば製
薬上許容可能なエモリエント、乳化剤、増粘剤、
および溶媒であることができる。 本発明で有用な特定の全身処方物および局所処
方物は、下記米国特許出願、即ち1982年3月18日
出願の米国特許出願第359464号明細書、1982年3
月23日出願の米国特許出願第360953号明細書、
1982年5月25日出願の米国特許出願第381672号明
細書および1982年6月3日出願の米国特許出願第
384685号明細書に記載されている。本発明で有用
な局所ビヒクルは、下記米国特許出願、即ち1982
年6月21日出願の米国特許出願第506275号明細書
「1−ドデシルアザシクロヘプタン−2−オンを
含有する浸透局所製薬組成物」および1983年6月
21日出願の米国特許出願第506273号明細書「N−
(2−ヒドロキシエチル)ピロリドンを含有する
浸透局所製薬組成物」に開示されている。アルキ
ンアミドの非経口投与、経口投与、および局所投
与用に有用な追加の処方物は、以下の米国特許出
願、即ちローハンおよびバツクウオルターの「無
痛覚を生じさせるのに有用な組成物」、ローハン、
ジヤヌツおよびバツクウオルターの「無痛覚を生
じさせるのに有用な新規化合物および組成物」、
およびジヤヌツ、バツクウオルターおよびローハ
ンの「無痛覚を生じさせるのに有用な新規化合物
および組成物」に開示されている。 無痛覚を生じさせる方法 ヒトまたは下等動物(ヒト以外の動物)にアル
キンアミドの安全かつ有用な量、通常約1mg〜約
3600mg/日、好ましくは約200mg〜約2000mg/日
を投与することによつてヒトまたは下等動物(ヒ
ト以外の動物)において無痛覚を生じさせること
ができる。前記量よりも多い投与量は、無痛気を
生じさせるのに有効であるが、副作用を防止する
ための注意が、若干の個人においては払われなけ
ればならない。本発明のアルキンアミドおよび組
成物は、疼痛を治療しかつ予防するのに使用で
き、そして疾病および外傷に関連する深い構造
物、筋肉、腱、のうおよび関節における各種の疾
患、およびアスピリン、コデイン、およびモルヒ
ネのような化合物が従来疼痛および不快を軽減す
るのに使用されている各種の他の状態において無
痛覚を与えるのに使用できる。 本発明のアルキンアミドおよび組成物は、局所
的または全身的に投与され得る。全身適用法は、
アルキンアミドを体の組織に導入する如何なる方
法、例えば鞘内投与、硬膜外投与、筋肉内投与、
経皮投与、静脈内投与、腹膜組織内投与、皮下投
与、舌下投与、および経口投与も包含する。 好ましい非経口投与法は、筋肉内注射による。
技術上既知であり、かつ実用されるように、非経
口投与用のすべての処方物は、無菌でなければな
らない。哺乳動物、特にヒトの場合には(体質約
70Kgと仮定)、アルキンアミド約2mg〜約400mgの
個別的な投与量が、許容できる。約50mg〜約200
mgの個別的な投与量が、好ましい。 アルキンアミドの好ましい全身適用法は、経口
投与による。哺乳動物、特にヒトの場合には(体
重約70gと仮定)、アルキンアミド約1mg〜約900
mgの個別的な投与量が、許容できる。約50mg〜約
600mgの個別的な投与量が、特に好ましい。 局所投与は、安全かつ有用な量アルキンアミ
ド、またはアルキンアミドを含有する組成物を表
皮組織または上皮組織、例えば外皮および口腔組
織、歯肉組織、および鼻組織上に直接塗るか広げ
ることによつて局所または全身無痛覚を生じさせ
るのに使用され得る。局所的に投与すべきアルキ
ンアミドの量は、治療すべき組織の敏感性、種類
および位置、投与すべき組成物およびキヤリヤー
(あるならば)、および投与すべき特定のアルキン
アミド並びに治療すべき特定の疾患および全身
(局所とは区別される)鎮痛効果が望まれる程度
のような因子に依存する。全身無痛覚の程度も、
アルキンアミドの量、覆われるべき組織の面積、
および皮膚組織に浸透するアルキンアミド組成物
の能力のような因子に依存する。 以下の非限定例は、本発明の組成物とそれを用
いる方法および用途を説明する。 例 N−バニリル−9−オクタデシンアミドは、以
下の方法によつて合成された。 詳細には、9−オクタデセン酸(オレイン酸)
(5g)が、エーテルに溶解され、そして撹拌し
ながら水浴中で冷却された。臭素が、滴下され、
4〜5滴毎に消色させた。過剰の臭素(着色が残
つている)があるときには、溶媒および過の臭素
は、蒸発され、9,10−ジブロモオクタデカン酸
8gを生成した。エチレングリコール中の水酸化
カリウムの30%溶液(13ml)が、このジ臭素化オ
レイン酸生成物に添加され、そして185〜190℃で
6時間還流された。混合物は、一夜撹拌され、次
いで10%HClで酸性化された。9−オクタデシン
酸(ステアロール酸)が、石油エーテル100ml中
に抽出され、冷却され、そして得られる生成物結
晶4gが、過され、かつ乾燥された。塩化オキ
サリル15mlが、ステアロール酸生成物3.5gに添
加され、そして混合物は、1時間還流された。過
の塩化オキサリルが、蒸発され、塩化9−オクタ
デシニル(塩化ステアロイル)を生成した。 4−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルアミン
CHl2.4gが、N,N−ジメチルホルムアミド
(DMF)35mlに懸濁され、をして撹拌された。
NaOHの5N溶液5mlが、添加され、そして混合
物は、追加の10〜15分間撹拌された。DMF混合
物は、水浴中で冷却され、そして前記で生成され
かつエーテルに溶解された塩化ステアロイルが、
滴下された。次いで、混合物は、3時間撹拌さ
れ、室温にさせた。次いで、混合物は、水300ml
に注加され、層分離され、そして水層はエチルエ
ーテルで抽出された。抽出物は、HCl、重炭酸ナ
トリウム、水、およびブラインで洗浄され、次い
で乾燥され、そして過された。粗N−バニリル
−9−オクタデシンアミド5.3gが、得られた。
トルエンおよびヘキサンからの再結晶、次いでベ
ンゼンおよびヘキサンからの再結晶による精製
は、分析上純酔な生成物2.8gを与えた。その構
造は、核磁気共鳴および赤外分光分析によつて確
認された。 前記例において、N−バニリル−9−テトラデ
シンアミド、N−バニリル−9−ヘキサデシンア
ミド、N−バニリル−6−オクタデシンアミド、
N−バニリル−11−オクタデシンアミド、N−バ
ニリル−10−ノナデシンアミド、およびN−バニ
リル−13−ドコシンアミドが、前記合成でオクタ
デシン酸の代わりにそれぞれのn−アルキン酸を
使用することによつて各々生成される。 例 以下の成分からなる本発明に係る鎮痛組成物
が、調製された。 N−バニリル−9−オクタデシンアミド
127.2mg エタノール 0.3ml トウイーン80(ポリオキシエチレン(20)ソルビタ
ンモノオレエート)生理食塩水 2.4ml 組成物は、アルキンアミドを液体溶媒に単純に
溶解することによつて調製された。体重30gのマ
ウスに組成物0.2mlが皮下注射されて、無痛覚を
生じさせた。 例 以下の成分を有する非経口投与用の本発明の係
る組成物が調製される。 N−バニリル−10−ノナデシンアミド
100mg/キヤリヤー1ml キヤリヤー(重量%) プロピレングリコール 72% ポリエチレングリコール 17% 水 10% ベンジルアルコール 1% アルキンアミドが、キヤリヤーに溶解され、そ
して体重70Kgのヒトの被検者に前記で調製された
組成物1.0mlが皮下注射され、無痛覚を生じさせ
る。8時間間隔で、更に投与当たり組成物1.0ml
の更に2回の皮下注射がなされる。合計300mgの
N−バニリル−10−ノナデシンアミドが24時間の
期間にわたつて投与される。 前記例において、N−バニリル−10−ノナデシ
ンアミドの代わりに、N−バニリル−9−テトラ
デシンアミド、N−バニリル−6−オクタデシン
アミド、N−バニリル−11−オクタデシンアミ
ド、12−メチル−N−バニリル−9−オクタデシ
ンアミド、および12−エチル−N−バニリル−9
−オクタデシンアミドが、それぞれ使用され、実
質上同様の結果が得られる。 例 以下の成分を有する非経口投与用の本発明に係
る組成物が、調製される。 N−バニリル−9−オクタデシンアミド
100mg/キヤリヤー1ml キヤリヤー(重量%) ごま油 98% ベンジルアルコール 2% 体重70Kgのヒトの被検者に、前記で調製された
組成物1.0mlが深い筋肉内注射によつて注射され、
無痛覚を生じさせる。 前記例においてて、N−バニリル−9−オクタ
デシンアミドの代わりに、N−バニリル−10−ノ
ナデシンアミド、N−バニリル−9−ドデシンア
ミド、N−バニリル−13−ドコシンアミド、12−
ヒドロキシ−N−バニリル−9−オクタデシンア
ミド、N−バニリル−9−オクタデシンチオアミ
ド、およびN−〔(3,4−ジヒドロキシフエニ
ル)メチル〕−9−オクタデシンアミドN−〔(3
−メトキシフエニル)メチル〕−6−オクタデシ
ンアミドが、それぞれ使用され、実質上同様の結
果が得られる。 例 非経口投与用の本発明に係る組成物が、以下の
成分を混合することによつて調整される。 N−〔(4−アセトキシ−3−メトキシフエニ
ル)メチル〕−9−オクタデシンアミド
100mg/キヤリヤー1ml キヤリヤー(重量%) オレイン酸エチル 98.0% ベンジルアルコール 2.0% 体重70Kgのヒトの被検者に筋肉内注射によつ
て、前記で調製された組成物3.0mlが注射された
無痛覚を生じさせる。 例 以下の成分を有する本発明に係る組成物が、調
製された。 N−バニリル−9−オクタデシンアミド 20mg ごま油 0.5ml アルキンアミドが、ごま油キヤリヤーに溶解さ
れ、そしてこのようにして得られた溶液は、体重
100gのラツトに経口投与されて(投与量200mg/
Kgを生ずる)、無痛覚を生じさせる。 例 以下の成分を有する経口投与用の本発明に係る
組成物が、調製される。 N−バニリル−9−オクタデシンアミド
100mg/キヤリヤー1ml キヤリヤー(重量%) ロピレングリコール 100% このようにして調製されたシロツプ5.0mlが、
ヒトの被検者に経口投与されて無痛覚を生じさせ
る。 前記例において、フレーバ、甘味剤、例えばス
クロース、ラクトース、マンニトールおよびサツ
カリン、および防腐剤、例えばグリセリン、メチ
ルパラベン、プロピルパラベン、安息香酸、安息
香酸ナトリウムおよびアルコールが、前記で調製
された組成物に単独または組み合わせで添加され
て、実質上同様の結果が得られる。 【表】 前記成分は、混合されて全量217.4gのバルク
混合物とする。そしやく性錠剤が、技術上既知の
錠剤化法を使用して調製される。各々はバルク混
合物1.09gを含有し、合計200個の錠剤が調製さ
れる。体重約70Kgのヒトの被検者に錠剤3個(ア
ルキンアミドの合計投与量1500mg)が経口投与さ
れて無痛覚を生じさせる。 例 以下の成分を有する経口投与用の本発明に係る
組成物が、調製される。 N−バニリル−11−オクタデシンアミド 1000mg デンプン 10.2 ステアリン酸マグネシウム 5.1 カプセル剤が、前記成分を充填することによつ
て調製され、そして体重約70Kgのヒトの被検者に
投与されて無痛覚を生じさせる。 例 局所投与用の本発明に係るローシヨン組成物
が、以下の成分(重量%)を混合することによつ
て調製される。 N−バニリル−6−オクタデシンアミド 2.0% ミリスチン酸イソプロピル 8.0% とうもろこし油 5.0% プロピレングリコール 5.0% オレイン酸トリエタノールアミン 5.0% キサンタンゴム 0.5% 水 76.0% 調製されたローシヨン約4mlが、ヒトの被検者
の皮膚部分80cm2に適用されて無痛覚を生じさせ
る。 前記例において、N−バニリル−6−オクタデ
シンアミドの代わりにN−バニリル−9−オクタ
デシンアミドが使用されて、実質上同様の結果が
得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 (式中、XはOまたはSであり、Rは炭素数11
    〜23を有する直鎖または分枝鎖アルキンであり、
    R1はH、OH、またはOCH3であり、R2はOHま
    たは短鎖エステルであり、そしてR1およびR2
    少なくとも1つはOHまたはOCH3である) のアルキンアミド化合物、およびそれらの製薬上
    許容可能な塩。 2 R1がOCH3であり、そしてR2がOHである特
    許請求の範囲第1項に記載のアルキンアミド化合
    物、およびそれらの製薬上許容可能な塩。 3 R2が短鎖エステルである特許請求の範囲第
    1項に記載の組成物アルキンアミド化合物、およ
    びそれらの製薬上許容可能な塩。 4 前記アルキンアミドが、N−バニリル−9−
    オクタデシンアミドである特許請求の範囲第2項
    に記載のアルキンアミド化合物、およびそれらの
    製薬上許容可能な塩。 5 (a) 式 (式中、XはOまたはSであり、Rは炭素数
    11〜23を有する直鎖または分枝鎖アルキンであ
    り、R1はH、OH、またはOCH3であり、R2
    OHまたは短鎖エステルであり、そしてR1およ
    びR2の少なくとも1つはOHまたはOCH3であ
    る) のアルキンアミド化合物またはその製薬上許容
    可能な塩、またはそれらの混合物の安全かつ有
    用な量、および (b) 製薬上許容可能なキヤリヤーからなることを
    特徴とするヒトまたはヒト以外の動物において
    無痛覚を生じさせる組成物。 6 Rが炭素数16〜21を有する直鎖または分枝鎖
    アルキンである特許請求の範囲第5項に記載の組
    成物。 7 R1がOCH3であり、そしてR2がOHである特
    許請求の範囲第5項に記載の組成物。 8 R2が短鎖エステルであ特許請求の範囲第5
    項に記載の組成物。 9 ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、
    マグネシウム塩、およびアンモニウム塩からなる
    群から選択される前記アルキンアミド化合物の製
    薬上許容可能な塩を含有する特許請求の範囲第5
    項に記載の組成物。 10 前記製薬上許容可能なキヤリヤーが少なく
    とも約90重量%を含有する非経口投与用の特許請
    求の範囲第6項に記載の組成物。 11 前記アルキンアミド約25〜約50重量%を含
    有する経口投与用の特許請求の範囲第6項に記載
    の組成物。 12 前記アルキンアミドが、N−バニリル−9
    −オクタデシンアミドであるヒトまたはヒト以外
    の動物において無痛覚を生じさせるための特許請
    求の範囲第7項に記載の組成物。 13 前記アルキンアミドが、N−[(4−アセト
    キシ−3−メトキシフエニル)メチル]−9−オ
    クタデシンアミドである特許請求の範囲第8項に
    記載の組成物。
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