JPH0472297A - 逆回転制動装置 - Google Patents

逆回転制動装置

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JPH0472297A
JPH0472297A JP18160490A JP18160490A JPH0472297A JP H0472297 A JPH0472297 A JP H0472297A JP 18160490 A JP18160490 A JP 18160490A JP 18160490 A JP18160490 A JP 18160490A JP H0472297 A JPH0472297 A JP H0472297A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は例えばウィンチの駆動部に装備される逆回転制
動装置に関する。
(従来の技術) ウィンチ装置では、巻下げ作業時に重力加速度を受けて
吊荷の下降速度(巻下げ速度)が増大してそのまま放置
すると落下事故が発生する危険性かあるために、巻下げ
作業時に吊荷の下降速度を抑制する制動装置が装備され
ている。すなわち、この制動装置は、巻上げ作業時にウ
ィンチのドラムの回転(正回転)を許容し、巻下げ作業
時に吊荷の下降速度の増大に伴いドラムの回転速度が増
大した時にドラムの回転(逆回転)を制動して回転速度
を抑制し吊荷の下降速度を適正に維持するものである。
従来、この逆回転制動装置は、油圧モータの回転をウィ
ンチのドラムに伝達するクラッチと、逆回転防止用の型
車装置とを組合せた構成が採用されている。
すなわち、この逆回転制動装置に用いる逆回転防止用型
車装置は、外周面に複数の爪を円周方向に向きを揃えて
並べて形成した型車と、この型車の半径方向外方におい
て型車の爪に係脱するように揺動自在に設けられるとと
もに、型車の爪に接触する向きに常時ばね力が加えられ
た揺動爪とを備え、ドラムの回転に合せて型車が正回転
(巻上げ方向に向けて回転)する時に、ばねにより押さ
れた揺動爪が型車の爪に常時すべり接触しながら型車の
回転を許容することによりドラムの正回転を可能とし、
型車が逆回転(巻下げ方向に向けて回転)する時に、ば
ねにより押された揺動爪が型車の爪に係合して型車の回
転を阻止することによりドラムの逆回転を阻止するもの
である。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような逆回転防止用型車装置を備え
た従来の逆回転制動装置は型車装置を使用することから
次に述べる問題が発生している。
ドラムが正回転する場合、すなわち型車が正回転する場
合、型車の爪に摺接する揺動爪が型車の冬瓜の段落部で
落下して爪の表面に当たる時に大きな打撃音が発して騒
音が発生する。
ドラムが逆回転する場合、すなわち型車が逆回転する場
合には、揺動爪が型車の爪の段部に係合して型車の回転
を停止するが、型車が逆回転を開始した時点と、型車の
逆回転により爪の段部が揺1爪まで移動して係合する時
点との間に時間的な間隔があり、型車の逆回転を瞬時に
停止することができない。この時間的なずれがドラムの
回転を停止する遅れとなり、この遅れによりその分だけ
吊荷が下降スリップして停止時に大きなショックが生じ
る。
型車はこれを装備するウィンチ毎にその仕様に応じた独
自の仕様を有する専用品であるから、それぞれ個別に製
作する必要があり、不経済である。
本発明は前記事情に基づいてなされたもので、逆回転制
動動作の信頼性が高く、低騒音で経済性に優れた逆回転
制動装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために本発明の逆回転制動装置は、
被駆動回転体を回転させる駆動軸と、この駆動軸に螺合
され回転および移動可能に設けられた駆動側回転体およ
び前記駆動軸に固定された従動側回転体を備え、駆動側
回転体が一方向に回転して移動する時に両方の回転体が
組合さり駆動側回転体から従動側回転体を介して前記駆
動軸に回転が伝達され、且つ駆動側回転体が他方向に回
転して移動する時に両方の回転体が離れ駆動側回転体か
ら前記駆動軸に回転が伝達されるクラッチと、このクラ
ッチの駆動側回転体が一方向に回転して前記従動側回転
体に回転伝達している時に前記駆動側回転体の回転を許
容し、前記駆動側回転体が他方向に回転して前記駆動軸
に回転を伝達している最中であって前記被駆動回転体の
回転により前記駆動軸の回転速度が前記駆動側回転体の
回転速度を越えた時に前記駆動側回転体の回転を制動す
る一方向クラッチとを具備しt:ことを特徴とするもの
である。
(作用) 上記構成により、駆動軸が正回転する時には一方向クラ
ッチが空回りして駆動軸の回転を許容し、駆動軸が逆回
転する時には一方向クラッチの動作により瞬時に駆動軸
の回転を停止する。一方向クラッチは動作時に打撃を伴
う部分か存在せず騒音の発生がない。一方向クラッチは
汎用品を使用することができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
本発明の逆回転制動装置の一実施例について第1図ない
し第4図、第5図および第7図を参照して説明する。
この実施例は、トラックに架装するクレーンに設けるウ
ィンチの駆動部に適用したものである。
トラック架装用のクレーンについて第6図および第7図
を参照して説明する。
図中1はトラックで、運転室部2と、荷台部3と、運転
室部2と荷台部3との間におけるクレーン架装部4を有
している。5はクレーンで、トラック1のクレーン架装
部4に搭載されている。このクレーン5はポスト6、ブ
ーム7、フック8、デリックシリンダ9およびウィンチ
10を備えており、ウィンチ10はポスト6において運
転室部2の屋根および荷台部3に設けた鳥居3aの上端
より低い位置に設けられている。
ウィンチ10は、ドラム11と、このドラム11を回転
駆動する駆動装置(減速機)12を装備している。ドラ
ム11は、旋回ポスト6に取り付けたドラム軸13に軸
受14を介して回転自在に支承され、また一端には第1
図に示すように後述する制動装置に設けられる駆動軸2
3の歯車26と噛合する歯車15が設けられている。ド
ラム11にはブーム7に沿ってフック8まで設けるワイ
ヤ16が巻き掛けである。駆動装置12は旋回ポスト6
に装着され、油圧モータ(図示せず)と、本発明の逆回
動制動装置が設けられている。
本発明の逆回転制動装置について第1図ないし第4図を
参照して説明する。
第1図および第2図は逆回転制動装置の全体を示してい
る。21はポスト6に固定されたハウジング、22はハ
ウジング21の開放部に組合せて固定された蓋である。
23は駆動軸で、ハウジング21および蓋22に設けた
軸受24.25に回転自在に支承されている。ハウジン
グ21から突出した駆動軸23の端部には歯車26が形
成され、この歯車26はドラム11に設けた歯車15と
噛合している。27は第一の歯車、28はディスク、2
9は第二の歯車であり、これら各部品はハウジング21
の内部に配置されている。第一の歯車27は中央部にね
じ孔27aが形成され、このねじ孔27aが駆動軸23
に形成したねじ部23aに螺合されている。ディスク2
8は中央部に孔28aが形成され、−側面に円形突部2
8bが形成されている。ディスク28は円形突部28b
を第一の歯車27に向けた状態で第一の歯車27に隣接
して配置され、孔28aが駆動軸23に嵌合されるとと
もにキー30を介して駆動軸23に固定されている。す
なわち、ディスク28は駆動軸23に一体に回転するよ
うに設けられる、第二の歯車29はリング形をなすもの
である。第二の歯車29は第一の歯車27とディスク2
8の間に位置して配置され、ディスク28の円形突部2
8bの外周部に設けられた軸受33に回転自在に支承さ
れている。すなわち、第二の歯車29は駆動軸23に対
して回転自在に設けられる。第一の歯車27およびディ
スク28に対面する第二の歯車29の両方の側面に摩擦
板31.32が固定されている。
これら第一の歯車27、ディスク28および第二の歯車
29でクラッチを構成している。すなわち、第一の歯車
27は駆動側回転体であり、図示しない油圧モータによ
って回転される歯車に噛合して該歯車により回転され、
且つ駆動軸23の軸方向に移動してクラッチをオン、オ
フさせる機能を有している。ディスク28は第一の歯車
27から回転伝達される従動側回転体である。第一の歯
車27はねし孔27aと駆動軸23のねじ部23aとの
螺合により次に述べる動作を行うように設けられている
。つまり、第一の歯車27は正回転されると第2の歯車
29に接近する向きに移動し、逆回転すると第2の歯車
35から離れる向きに移動する。
34は第三の歯車で、これは円筒体の外周部には第二の
歯車29に比較して小形のものである。
第三の歯車34は、ハウジング21の内部において第二
の歯車29の半径方向側方に設けられて第二の歯車29
と噛合している。すなわち、第三の歯車34は駆動軸2
3と平行に設けられた固定軸35に回転自在に嵌合支承
されている。固定軸35はハウジング21に嵌合して支
持され、さらにボルト36でハウジング21に取付けら
れたボルト押さえ37に押えられて回転しないように固
定されている。
円筒体をなす第三の歯車34と固定軸35とで形成され
る円形環状をなす空間部には、スブラグ形をなす一方向
クラッチ38が設けられている。
この一方向クラッチ38について第3図および第4図を
参照して説明する。39.40は第三の歯車34と固定
軸35とで形成される空間部に同心円状に配置された円
形リングをなす2個の保持器で、それぞれ円周方向に複
数の保持孔が並べて形成しである。41はスプラグで、
このスプラグ41は各保持器39.40の答礼に共通に
挿入保持して空間部の円周方向に並べて複数個配置され
、第三の歯車34の内周面と固定軸35の外周面に接触
子している。42はばねで、このばね42は第3図に示
すように各スプラグ41に対して第三の歯車34と固定
軸35に接触させるためのばね力を加えている。
各保持器39.40の答礼の形状、スプラグ41の形状
およびばね42のばね力に加え方は、一方向クラッチと
してスプラグ41に対して次の動作を行うものである。
第3図に示すように第三の歯車34が正方向(巻上げ方
向)に回転する時にスプラグ41が第三の歯車34の回
転方向に傾いて第三の歯車34を受は流しその回転を許
容し、また第4図に示すように第三の歯車34が逆方向
(巻下げ方向)に回転する時にスプラグ41が第三の歯
車34の回転方向に傾いて第三の歯車34を受は止めそ
の回転を阻止する。
本発明の逆回転制動装置を備えたウィンチ10で荷物の
昇降を行う場合には、フック8に荷物を吊り、ウィンチ
10のドラム11を正回転してワイヤ16を巻取ってフ
ック8および吊荷を巻上げ、ウィンチ10のドラム11
を逆回転してワイヤ16を繰出してフック8および吊荷
を巻き下げる。
本発明の逆回転制動装置に動作について説明する。
吊荷の巻上げ時について説明する。油圧モータにより第
一の歯車27を正回転(巻上げ方向回転)すると、第一
の歯車27は駆動軸23との螺合により回転しながら第
二の歯車29に接近する向きに移動し、第二の歯車29
を押圧してディスク28に圧接する。これにより摩擦板
31.32を挟んで第一の歯車27と第二の歯車29と
ディスク28とが一体化されてクラッチがオンになり、
第一の歯車27の回転が第二の歯車29とディスク28
を介して駆動軸23に伝達される。駆動軸23の回転に
より歯車26.15を介してウィンチ10のドラム11
が巻上げ方向に回転する。このため、ドラム11がワ(
ヤ16を巻取って吊荷を上昇させる。
第二の歯車29の回転により第三の歯車34に回転伝達
され、第三の歯車34が同じく正回転する。ここで、一
方向クラッチ38は、第3図に示すように第三の歯車3
4が正方向(巻上げ方向)に回転する時にスプラグ41
が第三の歯車34の回転方向に傾いて第三の歯車34を
受は流しその回転を許容する。すなわち、保持器39.
40、ばね42がスプラグ41を第三の歯車34の正回
転に対して自由な状態になるように保持しているので、
第三の歯車34は回転を阻止されずに回転する。この結
果、第二の歯車29の回転も許容され、クラッチにより
回転伝達が行われる。
吊荷の巻下げ時について説明する。油圧モータにより第
一の歯車27を逆回転(巻下げ方向回転)すると、第一
の歯車27は駆動軸23との螺合により回転しながら第
二の歯車29から離れる向きに移動し、第二の歯車29
を押圧してディスク28に圧接する状態を解放する。こ
れによりクラッチがオフになり、ディスク28が第一の
歯車27に対して自由になる。そして、第一の歯車27
の回転により駆動軸23が直接回転され、さらにウィン
チ10のドラム11か巻下げ方向に回転する。このため
、ドラム11がワイヤ16を繰り出して吊荷を下降する
。すなわち、駆動軸23およびドラム11は油圧モータ
の回転速度に応じた回転速度で回転して巻下げ動作を行
う。この状態は、駆動軸23およびドラム11の回転速
度が油圧モータの回転速度を越えない場合に継続される
巻下げ作業が進行して吊荷が下降して行くと、重力加速
度により吊荷の下降速度が増大し、これに伴いドラム1
1および駆動軸23の回転速度が増大する。そして、駆
動軸23の回転速度が油圧モータの回転速度を越えると
、第一の歯車27は駆動軸23に対して相対的に正回転
方向に回転することになり、同時に第一の歯車27は第
二の歯車2つに向けて接近するように移動する。これに
より第二の歯車29を押圧してディスク28に圧接する
。これにより摩擦板31.32を挟んで第一の歯車27
と第二の歯車29とディスク28とが一体化されてクラ
ッチがオンになり、第一の歯車27の逆回転が第二の歯
車29に伝達され、第二の歯車29が逆回転する。
しかし、第4図に示すように第三の歯車34が逆方向(
巻下げ方向)に回転する時にスプラグ41が第三の歯車
34の回転方向に傾いて第三の歯車34を受は止めその
回転を阻止する。すなわち、第三の歯車34が逆回転す
ると、一方向クラッチ38の各スプラグ41が第三の歯
車34に押されてその回転方向に傾くが、各スプラグ4
1は固定軸35に係止するととも保持器39.40およ
びばね42に保持され、傾いた状態で第三の歯車34を
受は止めて係止する。これにより第三の歯車34の逆回
転が阻止される。この結果、第二の歯車29が回転を阻
止されて停止する。このため、第一の歯車27は停止し
た第二の歯車29に取り付けられている摩擦板31に押
圧することにより、その摩擦抵抗により逆回転を抑制さ
れ回転速度が大幅に低下する。この結果、駆動軸23お
よびドラム11の回転速度が低下して吊荷が緩やかに下
降することとなる。従って、ドラム11を油圧モータの
回転速度を維持しながら安全に巻下げ作業を行う。
この実施例において使用しているスプラグ形の一方向ク
ラッチ38は、その構成から第三の歯車34が逆回転す
ると各スプラグ41か極めて短い時間、すなわち小さな
動きで第三の歯車34の回転を停止する。このため、第
三の歯車34が逆回転すると各スプラグ41が瞬時に第
三の歯車34の逆回転を停止する。このため、第三の歯
車34が逆回転を開始してから停止する間での間に殆ど
時間的な遅れがなく、この結果吊荷が定速の下降速度を
越えて急速に下降を介した直後に瞬時に吊荷の下降速度
を要請することができ、しかも急速に停止することがな
いので安全である。
しかも、一方向クラッチ38は動作時に打撃が伴う部分
がないために、騒音の発生がない。また、一方向クラッ
チ38は一般に市販の汎用品を使用できるので、ウィン
チ10の使用に応じて部品を特別に製作する必要がない
この実施例では、一方向クラッチ38の外側に設ける外
輪として第三の歯車34を使用し、この歯車34を第二
の歯車29の側方で該第二の歯車29に噛合して設けて
いる。すなわち、このように一方向クラッチ38をクラ
ッチの側方に設けることにより駆動軸23の軸方長さが
短くなり、ウィンチ10の駆動装置12の幅が短くなる
。また、第三の歯車34の歯車が第二の歯車29に比較
して小さい歯車になっているので、 一方向クラッチ38に伝達するトルクが小さく、駆動軸
23に直接設ける場合に比較してクラッチに容量が小さ
くて済む。
このように逆回転装置を小型化できると、この逆回転装
置を装備したウィンチ1oを第6図および第7図におい
てトラック1に架装するクレーン5に設けた場合には、
旋回ポスト6の旋回半径を小さくし、トラック1のクレ
ーン架装部4のスペースを小さくできる。第7図中0は
旋回中心である。
すなわち、トラック1のクレーン架装スペースは旋回ポ
スト6の旋回半径で決まり、旋回ポスト6の旋回半径は
ウィンチ10の駆動装置(減速機)12、シリンダ9の
大きさで決まる。また、ポスト6の外形寸法、ウィンチ
1oのドラム11の大きさはクレーン5の性能、強度で
規定されるために、ウィンチ10の駆動装置12を小型
にすることが要求される。これらのことがら本実施例の
逆回転装置を使用すると、駆動装置12を小型にしてト
ラック1のクレーン架装部4のスペースを小さくするこ
とに役立つ。
第5図は逆回転制動装置の他の実施例における一方向ク
ラッチ装備部を示している。この実施例では、第三の歯
車34を設けた回転軸42を、ハウジング21およびこ
のハウジング21にボルト43で取り付けたカバー44
に設けた軸受45.46で支承し、回転軸42とカバー
44との間で一方面クラッチ38を設けたもので、前述
した動作と同じ動作を得ることができる。
なお、本発明は前述した実施例に限定されず、種々変形
して実施することができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、駆動軸の逆回転を
制動するために一方面クラッチを使用しているので、逆
回転制動動作の信頼性が高く、低騒音で経済性に優れた
逆回転制動装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示し、第1図
は第2図A−A線に沿う逆回転制動装置の断面図、第2
図は逆回転制動装置の正面図、第3図および第4図は一
方面クラッチの一部を拡大して示す図、第5図は他の実
施例の逆回転制動装置における一方面クラッチ装備部を
示す図、第6図は車に搭載するクレーンを示す図、第7
図はクレーンのポスト部の横断面を示す図である。 21・・・ハウジンング、23・・・駆動軸、27・・
・第一の歯車、28・・・ディスク、29・・第二の歯
車、34・・・第三の歯車、38・・・一方向クラッチ
、41・・・スプラグ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 被駆動回転体を回転させる駆動軸と、この駆動軸に螺合
    されて回転および移動可能に設けられた駆動側回転体お
    よび前記駆動軸に固定された従動側回転体を備え、駆動
    側回転体が一方向に回転して移動する時に両方の回転体
    が組合さり駆動側回転体から従動側回転体を介して前記
    駆動軸に回転が伝達され、且つ駆動側回転体が他方向に
    回転して移動する時に両方の回転体が離れ駆動側回転体
    から前記駆動軸に回転が伝達されるクラッチと、このク
    ラッチの駆動側回転体が一方向に回転して前記従動側回
    転体に回転伝達している時に前記駆動側回転体の回転を
    許容し、前記駆動側回転体が他方向に回転して前記駆動
    軸に回転を伝達している最中であって前記被駆動回転体
    の回転により前記駆動軸の回転速度が前記駆動側回転体
    の回転速度を越えた時に前記駆動側回転体の回転を制動
    する一方向クラッチとを具備してなる逆回転制動装置。
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