JPH0471959A - 電動式パワーステアリング装置 - Google Patents
電動式パワーステアリング装置Info
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- JPH0471959A JPH0471959A JP2182475A JP18247590A JPH0471959A JP H0471959 A JPH0471959 A JP H0471959A JP 2182475 A JP2182475 A JP 2182475A JP 18247590 A JP18247590 A JP 18247590A JP H0471959 A JPH0471959 A JP H0471959A
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- PEDCQBHIVMGVHV-UHFFFAOYSA-N Glycerine Chemical compound OCC(O)CO PEDCQBHIVMGVHV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Landscapes
- Power Steering Mechanism (AREA)
- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
電動式パワーステアリング装置に係り、特にPID制御
方式を用いた電動式パワーステアリング装置に好適な技
術に関し、 実際の助勢トルクとモータトルクとの非線形な関係を考
慮し、その関係により生じる弊害を防止し、制御系の安
定性および応答性を向上しうる電動式パワーステアリン
グ装置を提供することを目的とし、 ステアリング系の操舵トルクに対応する助勢トルクを出
力する電動機の駆動電流を、予め設定された目標操舵ト
ルクと実際の操舵トルクとを比較して得た制御偏差に応
じて少なくとも比例動作要素、および微分動作要素を含
む助勢トルク制御手段により制御するようにした電動式
パワーステアリング装置において、前記助勢トルク制御
手段は、前記比例動作要素および微分動作要素の制御ゲ
インを前記電動機の駆動電流値に依存して設定する制御
ゲイン設定手段を具備し構成する。
方式を用いた電動式パワーステアリング装置に好適な技
術に関し、 実際の助勢トルクとモータトルクとの非線形な関係を考
慮し、その関係により生じる弊害を防止し、制御系の安
定性および応答性を向上しうる電動式パワーステアリン
グ装置を提供することを目的とし、 ステアリング系の操舵トルクに対応する助勢トルクを出
力する電動機の駆動電流を、予め設定された目標操舵ト
ルクと実際の操舵トルクとを比較して得た制御偏差に応
じて少なくとも比例動作要素、および微分動作要素を含
む助勢トルク制御手段により制御するようにした電動式
パワーステアリング装置において、前記助勢トルク制御
手段は、前記比例動作要素および微分動作要素の制御ゲ
インを前記電動機の駆動電流値に依存して設定する制御
ゲイン設定手段を具備し構成する。
本発明は、電動式パワーステアリング装置に係り、特に
PID制御方式を用いた電動式パワーステアリング装置
に好適な技術に関する。
PID制御方式を用いた電動式パワーステアリング装置
に好適な技術に関する。
近年の自動車には、パワーステアリング装置(動力舵取
装置)が備えられているものが多い。
装置)が備えられているものが多い。
パワーステアリング装置には、助勢トルクの発生装置に
着目して、空気圧式、油圧式、電動式等かある。電動式
パワーステアリング装置は電動機から出力されるモータ
トルクによってステアリング系に働く操舵トルクを助勢
し、運転者のハンドル操作を補助するようにしたもので
ある。モータトルクの大きさは、ステアリング系の操舵
トルクの大きさに対応した値とする必要があり、フィー
ドバック制御により制御される。
着目して、空気圧式、油圧式、電動式等かある。電動式
パワーステアリング装置は電動機から出力されるモータ
トルクによってステアリング系に働く操舵トルクを助勢
し、運転者のハンドル操作を補助するようにしたもので
ある。モータトルクの大きさは、ステアリング系の操舵
トルクの大きさに対応した値とする必要があり、フィー
ドバック制御により制御される。
従来一般に、電動式パワーステアリング装置の制御装置
としては、比例(P)動作、積分(I)動作および微分
(D)動作を併用した、いわゆるPID制御方式が採用
されている。
としては、比例(P)動作、積分(I)動作および微分
(D)動作を併用した、いわゆるPID制御方式が採用
されている。
操舵トルクの制御に際しては、予め設定された目標操舵
トルクと実際の操舵トルクとを比較し、実際の操舵トル
クが目標操舵トルクを上回るとき電動機のモータトルク
を大きくして操舵トルクを目標操舵トルクに近づけるよ
う修正制御し、逆に実際の操舵トルクが目標操舵トルク
を下回っているときには電動機のモータトルクを小さく
して操舵トルクを目標操舵トルクに近づけるように修正
制御する。このとき、P動作、D動作、■動作の各制御
ゲインは固定されている。
トルクと実際の操舵トルクとを比較し、実際の操舵トル
クが目標操舵トルクを上回るとき電動機のモータトルク
を大きくして操舵トルクを目標操舵トルクに近づけるよ
う修正制御し、逆に実際の操舵トルクが目標操舵トルク
を下回っているときには電動機のモータトルクを小さく
して操舵トルクを目標操舵トルクに近づけるように修正
制御する。このとき、P動作、D動作、■動作の各制御
ゲインは固定されている。
ところが、電動機はギア機構を介してステアリング系に
連結されているため、電動機から出力されるモータトル
クの一部が上記ギア機構に吸収されてしまうことが起こ
る。このモータトルクの一部のギア機構での吸収は、ギ
ア相互の噛み合い摩擦等の種々の要因によって発生する
。このモータトルクの一部のギア機構への吸収により、
モータトルクと実際に作用する実際の助勢トルクとの関
係は第9図のようになる。つまり、電動機のモータトル
クT の変化と実際にステアリング系に作用する実際の
助勢トルクT とが非線型の関係となり応答性が悪化す
る。例えば、第10図に示すように、モータトルクT
を0からa点に上昇させたとき、実際の助勢トルクT
は0点にある。
連結されているため、電動機から出力されるモータトル
クの一部が上記ギア機構に吸収されてしまうことが起こ
る。このモータトルクの一部のギア機構での吸収は、ギ
ア相互の噛み合い摩擦等の種々の要因によって発生する
。このモータトルクの一部のギア機構への吸収により、
モータトルクと実際に作用する実際の助勢トルクとの関
係は第9図のようになる。つまり、電動機のモータトル
クT の変化と実際にステアリング系に作用する実際の
助勢トルクT とが非線型の関係となり応答性が悪化す
る。例えば、第10図に示すように、モータトルクT
を0からa点に上昇させたとき、実際の助勢トルクT
は0点にある。
モータトルクT をa点からさらにb点に上昇させると
、実際の助勢トルクT は0点となる。ところが、モー
タトルクT をb点からa点に戻したとき実際の助勢ト
ルクT はd点になるだけで、a点に対応する0点には
戻らないことが起る。また、いま、例えば、操舵トルク
が目標操舵トルクを上回り、実際の助勢トルクT をd
点からe点に変化させる必要があるとすると、モータト
ルクT はa点からb点に相当する大きさΔTだけ変化
させなければならない。また、実際の助勢トルクT を
f点から0点に変化させる必要がある場合、モータトル
クはg点からa点に変化させな番プればならないことに
なる。ところが、モータトルクT と実際の助勢トルク
T の関係は、第10m
!図に示すように、モータ
トルクT を上昇させる場合と下降させる場合とで直線
の傾きが異なるため、実際の助勢トルクT の同じΔT
の変化に対し、モータトルクT の変化量がa点とb点
間のω 変化とg点とa点間の変化ではそれぞれ異なってく る
。
、実際の助勢トルクT は0点となる。ところが、モー
タトルクT をb点からa点に戻したとき実際の助勢ト
ルクT はd点になるだけで、a点に対応する0点には
戻らないことが起る。また、いま、例えば、操舵トルク
が目標操舵トルクを上回り、実際の助勢トルクT をd
点からe点に変化させる必要があるとすると、モータト
ルクT はa点からb点に相当する大きさΔTだけ変化
させなければならない。また、実際の助勢トルクT を
f点から0点に変化させる必要がある場合、モータトル
クはg点からa点に変化させな番プればならないことに
なる。ところが、モータトルクT と実際の助勢トルク
T の関係は、第10m
!図に示すように、モータ
トルクT を上昇させる場合と下降させる場合とで直線
の傾きが異なるため、実際の助勢トルクT の同じΔT
の変化に対し、モータトルクT の変化量がa点とb点
間のω 変化とg点とa点間の変化ではそれぞれ異なってく る
。
このため、PID制御で制御偏差(エラー)に対する応
答性をP動作、D動作により設定しようとしても、実際
の助勢トルクT が小さい領域(例えば、f点〜C点)
では満足な応答が得られるものの、実際の助勢トルクT
が大きい領域工 (例えば、d点、e点)では応答が遅れてしまう。
答性をP動作、D動作により設定しようとしても、実際
の助勢トルクT が小さい領域(例えば、f点〜C点)
では満足な応答が得られるものの、実際の助勢トルクT
が大きい領域工 (例えば、d点、e点)では応答が遅れてしまう。
これとは逆に、実際の助勢トルクT が大きい領域に合
せて制御ゲインを設定すると、実際の助勢トルクT の
小さい領域では過敏な応答となり発振してしまう。
せて制御ゲインを設定すると、実際の助勢トルクT の
小さい領域では過敏な応答となり発振してしまう。
本発明の目的は、実際の助勢トルクとモータトルクとの
非線形な関係を考慮し、その関係により生じる弊害を防
止し、制御系の安定性および応答性を向上しつる電動式
パワーステアリング装置を提供することにある。
非線形な関係を考慮し、その関係により生じる弊害を防
止し、制御系の安定性および応答性を向上しつる電動式
パワーステアリング装置を提供することにある。
本発明は、第1図に示すように、ステアリング系の操舵
トルクTdに対応する助勢トルクT0を出力する電動機
300の駆動電流1 を、予め設定された目標操舵トル
クTIと実際の操舵トルクT、とを比較して得た制御偏
差に応じて少なくとも比例動作要素202、および微分
動作要素203を含む助勢トルク制御手段200により
制御するようにした電動式パワーステアリング装置にお
いて、前記助勢トルク制御手段200は、前記比例動作
要素202および微分動作要素2030制御ゲインK
SK sを前記電動機300の駆動電流I に依存し
て設定する制御ゲイン設定手段204を具備して構成す
る。
トルクTdに対応する助勢トルクT0を出力する電動機
300の駆動電流1 を、予め設定された目標操舵トル
クTIと実際の操舵トルクT、とを比較して得た制御偏
差に応じて少なくとも比例動作要素202、および微分
動作要素203を含む助勢トルク制御手段200により
制御するようにした電動式パワーステアリング装置にお
いて、前記助勢トルク制御手段200は、前記比例動作
要素202および微分動作要素2030制御ゲインK
SK sを前記電動機300の駆動電流I に依存し
て設定する制御ゲイン設定手段204を具備して構成す
る。
本発明によれば、P動作およびD動作の制御ゲインを電
動機のモータトルクの大きさに対応させて設定するため
、実際の助勢トルクとモータトルク間の非線形関係をキ
ャンセルすることができるため、実際の助勢トルクの大
きさによってモータトルクの変化量を変更する必要がな
く、応答遅れや過敏な応答となるなどの制御系の安定性
を損うことがない。
動機のモータトルクの大きさに対応させて設定するため
、実際の助勢トルクとモータトルク間の非線形関係をキ
ャンセルすることができるため、実際の助勢トルクの大
きさによってモータトルクの変化量を変更する必要がな
く、応答遅れや過敏な応答となるなどの制御系の安定性
を損うことがない。
次に、本発明に係る電動式パワーステアリング装置の実
施例を図面に基づいて説明する。
施例を図面に基づいて説明する。
電動式パワーステアリング装置の概要
第2図に電動式パワーステアリング装置の概要を示す。
ステアリング系において、ハンドル40を回動させるこ
とにより生じた操舵トルクTdはハンドル軸41、ユニ
バーサルジヨイント47を介して舵取り歯車機構46に
伝達される。操舵トルクT、は舵取り歯車機構46によ
りその作用方向が変換され、舵取りアーム44.45を
回動せしめてタイヤの方向転換を行わせる。
とにより生じた操舵トルクTdはハンドル軸41、ユニ
バーサルジヨイント47を介して舵取り歯車機構46に
伝達される。操舵トルクT、は舵取り歯車機構46によ
りその作用方向が変換され、舵取りアーム44.45を
回動せしめてタイヤの方向転換を行わせる。
上記ステアリング系には、動力倍力装置となる電動機8
が電磁クラッチ9を介して連結されている。この電動機
8を制御するのが本発明に係る制御装置である。制御装
置は、コントローラ1、トルクセンサ6、操舵角センサ
7により構成される。
が電磁クラッチ9を介して連結されている。この電動機
8を制御するのが本発明に係る制御装置である。制御装
置は、コントローラ1、トルクセンサ6、操舵角センサ
7により構成される。
コントローラ1はパワーステアリング制御以外の制御も
行なうが、本発明は直接関係しないので説明は省略する
。コントローラ1は発電機4およびバッテリー5から電
源の供給を受ける。トルクセンサ6は舵取り歯車機構4
6内に取付けられ、操舵トルクTdを出力する。操舵角
センサ7は舵取り歯車機構46に取付けられピニオン角
θ1を出力する。操舵トルクT 1ピニオン角θlはコ
ントローラ1に送られる。
行なうが、本発明は直接関係しないので説明は省略する
。コントローラ1は発電機4およびバッテリー5から電
源の供給を受ける。トルクセンサ6は舵取り歯車機構4
6内に取付けられ、操舵トルクTdを出力する。操舵角
センサ7は舵取り歯車機構46に取付けられピニオン角
θ1を出力する。操舵トルクT 1ピニオン角θlはコ
ントローラ1に送られる。
なお、第2図において符号2はスイッチ、3はエンジン
3.3aは車速センサ、4aは発電機のし端子を示して
いる。
3.3aは車速センサ、4aは発電機のし端子を示して
いる。
自動車の電子制御システムの概要
第3図に、自動車の電子制御システムの概要ブロック図
を示す。第2図と同一部分には同一の符号を附しである
。
を示す。第2図と同一部分には同一の符号を附しである
。
第3図において、コントローラーは信号処理部11を基
本要素として構成され、車速センサ3a。
本要素として構成され、車速センサ3a。
発電機4、トルクセンサ6、操舵角センサ7からの各信
号を受け、所定の信号処理を施したのち電磁クラッチ9
、ウオーニングランプ10、バッテリー5、電動機8の
制御を行う。第3図において、本発明と直接関係するブ
ロックは大枠で示しである。
号を受け、所定の信号処理を施したのち電磁クラッチ9
、ウオーニングランプ10、バッテリー5、電動機8の
制御を行う。第3図において、本発明と直接関係するブ
ロックは大枠で示しである。
すなわち、トルクセンサ6で検出された操舵トルクTd
はトルク電圧入力部14を介してA/D変換部16に入
力され、A/D変換部16においてディジタル信号に変
換されて信号処理部11に送られる。操舵角センサ7で
検出されたピニオン角θ1は操舵角度・角速度入力部1
5において操舵角度および角速度(θ の−同機分値)
θ1の算出に供され、A/D変換部16においてディジ
タル信号に変換されたのち信号処理部11に送られる。
はトルク電圧入力部14を介してA/D変換部16に入
力され、A/D変換部16においてディジタル信号に変
換されて信号処理部11に送られる。操舵角センサ7で
検出されたピニオン角θ1は操舵角度・角速度入力部1
5において操舵角度および角速度(θ の−同機分値)
θ1の算出に供され、A/D変換部16においてディジ
タル信号に変換されたのち信号処理部11に送られる。
信号処理部11は入力された操舵トルクT4、角速度θ
lに基づいて、予め内蔵ROM内に設定されたPID制
御プログラムに従って制御演算を行ない、PID制御出
力をPWM出力部21に出力する。PWM出力部21は
信号処理部11からのPID制御出力をパルス幅変調し
、方向切換部22を介してモータ駆動部31に与える。
lに基づいて、予め内蔵ROM内に設定されたPID制
御プログラムに従って制御演算を行ない、PID制御出
力をPWM出力部21に出力する。PWM出力部21は
信号処理部11からのPID制御出力をパルス幅変調し
、方向切換部22を介してモータ駆動部31に与える。
そ−タ駆動部31は与えられた制御信号に応じたモータ
電流I を電動機8に流し、そのモータトルクT をコ
ントロールする。モータ駆動部31には電流センサ32
が接続されており、電動機8に与えるモータ電流I を
検出する。検出されたモー少電流I はPWM出力部2
1およびA/D変換部16にフィードバックされ、PW
M出力部21はフィードバックされたモータ電流■ に
応じた■ 幅にPID出力を変調する。このようにして制御された
モータ電流I が与えられる電動機8はPID出力に応
じたモータトルクT を発生し、■ 操舵トルクT、を補助する。
電流I を電動機8に流し、そのモータトルクT をコ
ントロールする。モータ駆動部31には電流センサ32
が接続されており、電動機8に与えるモータ電流I を
検出する。検出されたモー少電流I はPWM出力部2
1およびA/D変換部16にフィードバックされ、PW
M出力部21はフィードバックされたモータ電流■ に
応じた■ 幅にPID出力を変調する。このようにして制御された
モータ電流I が与えられる電動機8はPID出力に応
じたモータトルクT を発生し、■ 操舵トルクT、を補助する。
制御ブロック
次に、本発明に係る制御装置の制御ブロックについて説
明する。
明する。
まず、先にも述べたように、モータトルクT と実際の
助勢トルクT との関係は第9図、Ia 第10図に示すような非線形特性を示す。これをモータ
電流I と助勢トルクT との関係についm
!てみれば、第7図の
ようなヒステリシス特性をもつことがわかっている。そ
の結果、操舵トルクT、を目標操舵トルクTIに追従制
御させるためには、モータトルクT を変化させる場合
、単調増加または減少により行うのではなく、モータ電
流■ に依存して、つまり、モータ電流I が大m きいほどモータ電流■ を大きく変化させなければなら
ない。そのためには、モータ電流l に依存してP動作
要素の制御ゲインに2およびD動作要素の制御ゲインに
3を設定するようにする。すなわち、 K1=Ko、 ・ (Im)
K=に+Kxl ・・・ (2)
2 02 02a mK=KXI
・・・ (3)3
03m m ここに、KO,:I動作の固定制御ゲイン、KO2’P
動作の固定制御ゲイン、K :D動作の固定制御ゲイン
を示している。
助勢トルクT との関係は第9図、Ia 第10図に示すような非線形特性を示す。これをモータ
電流I と助勢トルクT との関係についm
!てみれば、第7図の
ようなヒステリシス特性をもつことがわかっている。そ
の結果、操舵トルクT、を目標操舵トルクTIに追従制
御させるためには、モータトルクT を変化させる場合
、単調増加または減少により行うのではなく、モータ電
流■ に依存して、つまり、モータ電流I が大m きいほどモータ電流■ を大きく変化させなければなら
ない。そのためには、モータ電流l に依存してP動作
要素の制御ゲインに2およびD動作要素の制御ゲインに
3を設定するようにする。すなわち、 K1=Ko、 ・ (Im)
K=に+Kxl ・・・ (2)
2 02 02a mK=KXI
・・・ (3)3
03m m ここに、KO,:I動作の固定制御ゲイン、KO2’P
動作の固定制御ゲイン、K :D動作の固定制御ゲイン
を示している。
このようにモータ電流■ に依存する制御ゲインの設定
を可能とした制御ブロックを第6図に示すが、この第6
図に到るまでの制御ブロックの等価変換過程を第4図、
第5図を参照して以下説明する。
を可能とした制御ブロックを第6図に示すが、この第6
図に到るまでの制御ブロックの等価変換過程を第4図、
第5図を参照して以下説明する。
第4図は、PID制御方式による電動式パワーステアリ
ング装置の基本ブロックを示している。
ング装置の基本ブロックを示している。
この制御ブロックは、目標値発生手段50、PID制御
手段51、出力手段52、モータ系53およびステアリ
ング系54のブロックに大別される。このうち、目標値
発生手段50、PID制御手段51および出力手段52
はコントローラ1に対応し、モータ系53およびステア
リング系54は制御対象に対応する。さらに、目標値発
生手段50およびPID制御手段51は信号処理部11
においてROMに設定されたプログラムにより実現され
るブロックであり、出力手段52はPWM出力部21、
方向切換部22、モータ駆動部31を含むブロックであ
る。モータ系53は電動機8、電磁クラッチ9および舵
取り歯車機構46のトルク伝達要素を含み、ステアリン
グ系54はハンドル40〜ユニバーサルジヨイント47
のトルク伝達要素を含んでいる。モータ系53とステア
リング系54のブロックが重なり合っているのは、舵取
り歯車機構46において両者が連結されているからであ
る。
手段51、出力手段52、モータ系53およびステアリ
ング系54のブロックに大別される。このうち、目標値
発生手段50、PID制御手段51および出力手段52
はコントローラ1に対応し、モータ系53およびステア
リング系54は制御対象に対応する。さらに、目標値発
生手段50およびPID制御手段51は信号処理部11
においてROMに設定されたプログラムにより実現され
るブロックであり、出力手段52はPWM出力部21、
方向切換部22、モータ駆動部31を含むブロックであ
る。モータ系53は電動機8、電磁クラッチ9および舵
取り歯車機構46のトルク伝達要素を含み、ステアリン
グ系54はハンドル40〜ユニバーサルジヨイント47
のトルク伝達要素を含んでいる。モータ系53とステア
リング系54のブロックが重なり合っているのは、舵取
り歯車機構46において両者が連結されているからであ
る。
目標値発生手段50のブロックは、目標操舵トルクT、
を発生するためのブロックである。目標値発生手段50
はステアリング系54に生じる疑似反力Rに基づき関数
発生器fにより目標反力R1を生成する。一方、ステア
リング系54からフィードバックされた角速度θ に制
御係数F2■ をかげた値を生成し、この状態フィードバック値と目標
反力R,とを加え合せて目標操舵トルクT を出力する
。目標操舵トルクT、はPID制を 御手段51に与えられる。
を発生するためのブロックである。目標値発生手段50
はステアリング系54に生じる疑似反力Rに基づき関数
発生器fにより目標反力R1を生成する。一方、ステア
リング系54からフィードバックされた角速度θ に制
御係数F2■ をかげた値を生成し、この状態フィードバック値と目標
反力R,とを加え合せて目標操舵トルクT を出力する
。目標操舵トルクT、はPID制を 御手段51に与えられる。
PID制御手段51のブロックは、目標操舵トルクT
とトルクセンサ6からの操舵トルクTdとを比較し、P
ID演算によりPID出力を発生するためのブロックで
ある。すなわち、■動作の伝達関数はに/S、P動作の
伝達関数はに2、D動作の伝達関数はSK3で表わされ
それぞれ加算されてPIDID出力比る。PIDID出
力比力手段52に与えられる。
とトルクセンサ6からの操舵トルクTdとを比較し、P
ID演算によりPID出力を発生するためのブロックで
ある。すなわち、■動作の伝達関数はに/S、P動作の
伝達関数はに2、D動作の伝達関数はSK3で表わされ
それぞれ加算されてPIDID出力比る。PIDID出
力比力手段52に与えられる。
出力手段52のブロックでは、角速度θlに制御係数H
2を乗算した値をPIDID出力比え、さらにその加算
値に、モータ電流I と制御係数H3との乗算値を加え
モータ駆動出力りを算出する。モータ駆動出力りはモー
タ系53に与えられる。
2を乗算した値をPIDID出力比え、さらにその加算
値に、モータ電流I と制御係数H3との乗算値を加え
モータ駆動出力りを算出する。モータ駆動出力りはモー
タ系53に与えられる。
モータ系53のブロックにおいて、1/(LS十R)の
ブロックは、電動機8の電気的遅れ要素を示し、(ηM
N)のブロックは舵取り歯車機構46における伝達損失
分を示している。(Im/JS)のブロックは電動機8
およびステアリング系54の慣性要素を示している。な
お、Sはラプラス演算子、Lはモータインダクタンス、
Rはモータ抵抗、■ はモータ電、流、ηはギヤ効率、
Mはモータ定数、Nはギヤ比、T はモータトルり、R
は反力、Jは慣性係数、T4は操舵トルク、θlは角速
度、θはピニオン角、Kはトルクセンサバネ定数、θ0
はハンドル角をそれぞれ示している。
ブロックは、電動機8の電気的遅れ要素を示し、(ηM
N)のブロックは舵取り歯車機構46における伝達損失
分を示している。(Im/JS)のブロックは電動機8
およびステアリング系54の慣性要素を示している。な
お、Sはラプラス演算子、Lはモータインダクタンス、
Rはモータ抵抗、■ はモータ電、流、ηはギヤ効率、
Mはモータ定数、Nはギヤ比、T はモータトルり、R
は反力、Jは慣性係数、T4は操舵トルク、θlは角速
度、θはピニオン角、Kはトルクセンサバネ定数、θ0
はハンドル角をそれぞれ示している。
次に、第5図(a、 )〜(g)に、第4図、の制御ブ
ロックを、モータトルクTffiに対応して制御係数K
、K を自動設定可能とする本発明に係る制御ブ
ロック(第6図)に等価変換する過程のブロック図を示
す。
ロックを、モータトルクTffiに対応して制御係数K
、K を自動設定可能とする本発明に係る制御ブ
ロック(第6図)に等価変換する過程のブロック図を示
す。
ブロックは、第5図(b)のようになる。
(過程C)
第5図(b)をさらに展開すると、第5図(C)のよう
になる。(過程d−f) 第5図(c)をさらに順次展開すると、第5図(d)〜
(f)のようになる。(過程g)第5図(f)に示した
出力手段52、モータ系53およびステアリング系54
に、PID制御手段51からのPID出力C1すなわち
、■動作のに/S、P動作のに2およびD動作のSK3
が加わることにより、第5図(g)を得る。(過程h) ここで、第5図(g)の“*”印の部分をR+H = m−m−」2 aS ηMN + (MN+H2)b ・・・ (7) となる。上記(4)式を簡素化して αS2+βS+r を得る。ここで、α→に3、−β→に2、とすると、 K = (MN+82)b ・・・ (8) −Kl ・・・ (9) となるように、K、に2、K、を設定する。すなわち、
ブロック61の分母に着目して・・・ (Im0) となる。上記(Im0)式および(Im1)式には、そ
れぞれ非線形のηMNが含まれている。つまり、に2、
K3は非線形の特性を有していることを意味する。換言
すると、ηはギヤ効率であり、モータ電流l とモータ
トルクT との関係が第7図■
lのような非線形であることを意
味する。この非線形特性をキャンセルするためには、操
舵トルクTdを目標操舵トルクT1に近づけるべくモー
タトルクT を変化させるとき、モータトルクT。
になる。(過程d−f) 第5図(c)をさらに順次展開すると、第5図(d)〜
(f)のようになる。(過程g)第5図(f)に示した
出力手段52、モータ系53およびステアリング系54
に、PID制御手段51からのPID出力C1すなわち
、■動作のに/S、P動作のに2およびD動作のSK3
が加わることにより、第5図(g)を得る。(過程h) ここで、第5図(g)の“*”印の部分をR+H = m−m−」2 aS ηMN + (MN+H2)b ・・・ (7) となる。上記(4)式を簡素化して αS2+βS+r を得る。ここで、α→に3、−β→に2、とすると、 K = (MN+82)b ・・・ (8) −Kl ・・・ (9) となるように、K、に2、K、を設定する。すなわち、
ブロック61の分母に着目して・・・ (Im0) となる。上記(Im0)式および(Im1)式には、そ
れぞれ非線形のηMNが含まれている。つまり、に2、
K3は非線形の特性を有していることを意味する。換言
すると、ηはギヤ効率であり、モータ電流l とモータ
トルクT との関係が第7図■
lのような非線形であることを意
味する。この非線形特性をキャンセルするためには、操
舵トルクTdを目標操舵トルクT1に近づけるべくモー
タトルクT を変化させるとき、モータトルクT。
が大きいほどモータ電流■ を大きく変化させなければ
ならない。したがって、K 、K の設定はモータ
電流I に依存した大きさとする。すなわち、前述の(
Im)、(2)、(3)式%式%(Im) 以上の結果、制御ブロックは第6図のようS で操舵トルクT、の追従性もしくは応答性を設定するこ
とができる。
ならない。したがって、K 、K の設定はモータ
電流I に依存した大きさとする。すなわち、前述の(
Im)、(2)、(3)式%式%(Im) 以上の結果、制御ブロックは第6図のようS で操舵トルクT、の追従性もしくは応答性を設定するこ
とができる。
以上の制御ブロックによる本発明の制御ブロックを第8
図に示す。この制御フローは第3図のコントローラーに
より実行される。第8図において、ステップS −8に
より操舵トルクT 1角速13 d 度θ1およびモータ電流I、を取込み、ステップS4に
おいて疑似反力Rを算出し、かつ、ステップS5で目標
操舵トルクT1を算出する。算出されたデータを用いて
ステップS でK ”” K 3の演算を(Im)〜
(3)式に従って行う。そのモータ電流I を考慮した
に、−に3を加味してステツブS7でPID計算を実行
し、次いてステップS8でPWM処理を行う。その結果
、電動機8が駆動され、直線性のよい実際の助勢トルク
T を与えることができる。
図に示す。この制御フローは第3図のコントローラーに
より実行される。第8図において、ステップS −8に
より操舵トルクT 1角速13 d 度θ1およびモータ電流I、を取込み、ステップS4に
おいて疑似反力Rを算出し、かつ、ステップS5で目標
操舵トルクT1を算出する。算出されたデータを用いて
ステップS でK ”” K 3の演算を(Im)〜
(3)式に従って行う。そのモータ電流I を考慮した
に、−に3を加味してステツブS7でPID計算を実行
し、次いてステップS8でPWM処理を行う。その結果
、電動機8が駆動され、直線性のよい実際の助勢トルク
T を与えることができる。
なお、電動機8のモータ電流■ には外乱ノイズが含ま
れている場合が多いので、第3図に破線で示すように、
ローパスフィルタLPFを介在させることにより、円滑
な制御が可能である。
れている場合が多いので、第3図に破線で示すように、
ローパスフィルタLPFを介在させることにより、円滑
な制御が可能である。
以上の通り、本発明によれば、実際の助勢トルクとモー
タトルクとの非線形な関係を考慮して、助勢トルク制御
手段の比例動作要素および微分動作要素の制御係数をモ
ータ電流に対応した値に設定する制御ゲイン設定手段を
備えたので、モータトルクに関係するモータ電流の大小
によって実際の助勢トルクが非線形となるのを防止する
ことができる。その結果、モータ電流の大きな領域と小
さな領域での制御ゲインの設定を均一化することができ
るので、応答性の悪化、系の安定性の悪化を解消して制
御性の良い電動式パワーステアリング装置を提供しうる
。
タトルクとの非線形な関係を考慮して、助勢トルク制御
手段の比例動作要素および微分動作要素の制御係数をモ
ータ電流に対応した値に設定する制御ゲイン設定手段を
備えたので、モータトルクに関係するモータ電流の大小
によって実際の助勢トルクが非線形となるのを防止する
ことができる。その結果、モータ電流の大きな領域と小
さな領域での制御ゲインの設定を均一化することができ
るので、応答性の悪化、系の安定性の悪化を解消して制
御性の良い電動式パワーステアリング装置を提供しうる
。
第1図は本発明の原理説明図、
第2図は電動式パワーステアリング装置の概要図、
第3図は自動車の電子制御システムの概要図、第4図は
電動式パワーステアリング装置の制御ブロック図、 第5図は第4図から第6図の制御ブロックの等価変換過
程のブロック図、 第6図は本発明の実施例を示す制御ブロック図、第7図
はモータ電流と実際の助勢トルクとの関係を示す特性図
、 第8図はパワーステアリング装置の制御フローを示すフ
ローチャート、 第9図はモータトルクと実際の助勢トルクとの関係を示
す特性図、 第10図は第9図の詳細図である。 1・・・コントローラ 2・・・スイッチ 3・・・エンジン 3a・・・車速センサ 4・・・発電機 4a・・・発電機のし端子 5・・・バッテリー 6・・・トルクセンサ 7・・・操舵角センサ 8・・・電動機 9・・・電磁クラッチ 10・・・ウオーニングランプ 11・・・信号処理部 12・・・車速パルス入力部 13・・・L端子電圧検出部 14・・・トルク電圧入力部 15・・・操舵角度・角速度入力部 16・・・A/D変換部 17・・・クラッチ駆動部 18・・・ランプ駆動部 19・・・電源部 20・・・暴走検出部 21・・・PWM出力部 22・・・方向切換部 30・・・モータ駆動装置 31・・・モータ駆動部 32・・・電流センサ 40・・・ハンドル 41・・・ハンドル軸 43・・・タイロッド 44・・・舵取りアーム 45・・・舵取りアーム 46・・・舵取り歯車機構 47・・・ユニバーサルジヨイント 50・・・目標値発生手段 51・・・PID制御手段 52・・・出力手段 53・・・モータ系 54・・・ステアリング系 100・・・目標操舵トルク設定手段 200・・・助勢トルク制御手段 300・・・電動機 400・・・ステアリング系 500・・・トルク検出 θ0・・・ハンドル角 θ1・・・ピニオン角 θ1・・・角速度 K・・・トルクセンサバネ定数 Td・・・操舵トルク 数 R・・・反力 T ・・・モータトルク(助勢トルク)N・・・ギヤ比 η・・・ギヤ効率 M・・・モータ定数 ■ ・・・モータ電流(駆動電流) L・・・モータインダクタンス R・・・モータ抵抗 J・・・慣性係数 H、HSK 、K SK3、F2・・・制御体R・
・・疑似反力 R,・・・目標反力 T、・・・目標操舵トルク T ・・・実際の助勢トルク C・・・PID出力 D・・・モータ駆動出力 本梵′B月のΔじ!言靜日月図 第1図
電動式パワーステアリング装置の制御ブロック図、 第5図は第4図から第6図の制御ブロックの等価変換過
程のブロック図、 第6図は本発明の実施例を示す制御ブロック図、第7図
はモータ電流と実際の助勢トルクとの関係を示す特性図
、 第8図はパワーステアリング装置の制御フローを示すフ
ローチャート、 第9図はモータトルクと実際の助勢トルクとの関係を示
す特性図、 第10図は第9図の詳細図である。 1・・・コントローラ 2・・・スイッチ 3・・・エンジン 3a・・・車速センサ 4・・・発電機 4a・・・発電機のし端子 5・・・バッテリー 6・・・トルクセンサ 7・・・操舵角センサ 8・・・電動機 9・・・電磁クラッチ 10・・・ウオーニングランプ 11・・・信号処理部 12・・・車速パルス入力部 13・・・L端子電圧検出部 14・・・トルク電圧入力部 15・・・操舵角度・角速度入力部 16・・・A/D変換部 17・・・クラッチ駆動部 18・・・ランプ駆動部 19・・・電源部 20・・・暴走検出部 21・・・PWM出力部 22・・・方向切換部 30・・・モータ駆動装置 31・・・モータ駆動部 32・・・電流センサ 40・・・ハンドル 41・・・ハンドル軸 43・・・タイロッド 44・・・舵取りアーム 45・・・舵取りアーム 46・・・舵取り歯車機構 47・・・ユニバーサルジヨイント 50・・・目標値発生手段 51・・・PID制御手段 52・・・出力手段 53・・・モータ系 54・・・ステアリング系 100・・・目標操舵トルク設定手段 200・・・助勢トルク制御手段 300・・・電動機 400・・・ステアリング系 500・・・トルク検出 θ0・・・ハンドル角 θ1・・・ピニオン角 θ1・・・角速度 K・・・トルクセンサバネ定数 Td・・・操舵トルク 数 R・・・反力 T ・・・モータトルク(助勢トルク)N・・・ギヤ比 η・・・ギヤ効率 M・・・モータ定数 ■ ・・・モータ電流(駆動電流) L・・・モータインダクタンス R・・・モータ抵抗 J・・・慣性係数 H、HSK 、K SK3、F2・・・制御体R・
・・疑似反力 R,・・・目標反力 T、・・・目標操舵トルク T ・・・実際の助勢トルク C・・・PID出力 D・・・モータ駆動出力 本梵′B月のΔじ!言靜日月図 第1図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ステアリング系の操舵トルク(T_d)に対応する
助勢トルク(T_m)を出力する電動機(300)の駆
動電流(I_m)を、予め設定された目標操舵トルク(
T_t)と実際の操舵トルク(T_d)とを比較して得
た制御偏差に応じて少なくとも比例動作要素(202)
、および微分動作要素(203)を含む助勢トルク制御
手段(200)により制御するようにした電動式パワー
ステアリング装置において、 前記助勢トルク制御手段(200)は、前記比例動作要
素(202)および微分動作要素(203)の制御ゲイ
ン(K_2,K_3)を前記電動機(300)の駆動電
流(I_m)に依存して設定する制御ゲイン設定手段(
204)を具備することを特徴とする電動式パワーステ
アリング装置。 2、請求項1記載の電動式パワーステアリング装置にお
いて、前記助勢トルク制御手段(200)は、さらに積
分動作要素(201)を含むPID制御手段であること
を特徴とする電動式パワーステアリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2182475A JPH0471959A (ja) | 1990-07-10 | 1990-07-10 | 電動式パワーステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2182475A JPH0471959A (ja) | 1990-07-10 | 1990-07-10 | 電動式パワーステアリング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0471959A true JPH0471959A (ja) | 1992-03-06 |
Family
ID=16118922
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2182475A Pending JPH0471959A (ja) | 1990-07-10 | 1990-07-10 | 電動式パワーステアリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0471959A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007007694A1 (ja) * | 2005-07-08 | 2007-01-18 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | 車両の操舵アシスト装置 |
JP2008120124A (ja) * | 2006-11-08 | 2008-05-29 | Jtekt Corp | 電動パワーステアリング装置 |
CN102414073A (zh) * | 2009-04-29 | 2012-04-11 | Zf操作系统有限公司 | 确定用于操控车辆转向系统中转矩调节器的调节值 |
US20160221602A1 (en) * | 2013-12-02 | 2016-08-04 | Mitsubishi Electric Corporation | Electric power steering control device |
EP3282576A4 (en) * | 2015-04-10 | 2018-11-21 | NSK Ltd. | Motor control device and electric power steering device equipped with same |
-
1990
- 1990-07-10 JP JP2182475A patent/JPH0471959A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007007694A1 (ja) * | 2005-07-08 | 2007-01-18 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | 車両の操舵アシスト装置 |
US7974752B2 (en) | 2005-07-08 | 2011-07-05 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Steering assistance device for vehicle |
JP2008120124A (ja) * | 2006-11-08 | 2008-05-29 | Jtekt Corp | 電動パワーステアリング装置 |
CN102414073A (zh) * | 2009-04-29 | 2012-04-11 | Zf操作系统有限公司 | 确定用于操控车辆转向系统中转矩调节器的调节值 |
JP2012525295A (ja) * | 2009-04-29 | 2012-10-22 | ツェットエフ、レンクジステメ、ゲゼルシャフト、ミット、ベシュレンクテル、ハフツング | 車両ステアリング内のトルク制御器を制御するための操作量の確定 |
US20160221602A1 (en) * | 2013-12-02 | 2016-08-04 | Mitsubishi Electric Corporation | Electric power steering control device |
US9840274B2 (en) * | 2013-12-02 | 2017-12-12 | Mitsubishi Electric Corporation | Electric power steering control device |
EP3282576A4 (en) * | 2015-04-10 | 2018-11-21 | NSK Ltd. | Motor control device and electric power steering device equipped with same |
US10457322B2 (en) | 2015-04-10 | 2019-10-29 | Nsk Ltd. | Motor control unit and electric power steering apparatus equipped with the same |
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