JPH0471190B2 - - Google Patents

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JPH0471190B2
JPH0471190B2 JP59133928A JP13392884A JPH0471190B2 JP H0471190 B2 JPH0471190 B2 JP H0471190B2 JP 59133928 A JP59133928 A JP 59133928A JP 13392884 A JP13392884 A JP 13392884A JP H0471190 B2 JPH0471190 B2 JP H0471190B2
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JP
Japan
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radio waves
underground
time
radio wave
frequency signal
Prior art date
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JP59133928A
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JPS6111682A (ja
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Akio Kono
Tsutomu Hiraoka
Masaru Tsunasaki
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JFE Engineering Corp
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S13/00Systems using the reflection or reradiation of radio waves, e.g. radar systems; Analogous systems using reflection or reradiation of waves whose nature or wavelength is irrelevant or unspecified

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 この発明は地中埋設ガス導管等の地中埋設物体
の有無およびその位置を非掘削で検知するための
レーダ型地中探査装置に関するものである。 従来例の構成とその問題点 地中に埋設された物体の探査は、マイクロ波領
域のパルス状の送信電波を地表面から地中に向か
つて放射し、地中の物体で反射された電波を捉
え、この受信電波におけるピークの有無により地
中の物体の有無を検知し、さらに送信電波放射時
から受信電波のピークまでの時間によりその物体
の深度を検知するものである。 従来のレーダ型地中探査装置は、第5図に示す
ように、地表面1に送信アンテナ2および受信ア
ンテナ3を並べて設置し、パルス発生部4で発生
したマイクロ波領域のパルス波を送信アンテナ2
から地中5へ送信電波として放射し、地中5の物
体6,6′によつて反射されて地表面までもどる
反射電波を受信アンテナ3で受け、この受信電波
を高周波増幅部7が取り込んで高周波増幅し、こ
の高周波増幅部7の出力をもとにして物体6,
6′の有無およびその深さを検知するようになつ
ている。 このようなレーダ型地中探査装置は、深さ数十
cmから数mの物体6,6′を探査するものである
が、地中5の電波の速度は、土壌の誘電率を例え
ば9とすると、空中の伝播速度(30cm/ns)の
1/√9=1/3となり、10cm/nsである。したが
つて、送受信アンテナ2,3と物体6,6′との
間を電波が往復する時間は、深さが50cm、1m、
2mのときはそれぞれ10ns、20ns、40nsと非常に
短い時間となる。さらに、空中の場合と異なり、
地中5を伝播する場合は、電波が深さの指数関数
で大きく減衰し、1mで1/3〜1/10に減衰するこ
ともある。今、1mの減衰量を例えば1/√10≒
1/3.16とすると、50cm、1m、2mを往復すると
きの減衰量はそれぞれ1/√10、1/10、1/100と
大きく変化する。すなわち、1mの深さの物体か
らの反射電波が1/10に減衰しているときは、2m
の深さの物体からの反射電波は1/100に減衰する
ことになり、深部の物体の探査が困難であつた。 そこで、電波の減衰による深部の物体6′の探
査能の低下を改善し、深部の物体6′の探査をも
浅部の物体6の探査と同じように行えるようにす
るために、高周波増幅部7にセンシテイビテイ・
タイム・コントロール回路を内蔵して増幅度を時
間の経過とともに、すなわち物体6,6′の深さ
の増加とともに大きくし、浅部の物体6の反射電
波と浅部の物体6′の反射電波の振幅がほぼ等し
くなるようにしている。 第6図は上記レーダ型地中探査装置の各部のタ
イミング図を示している。同図Aは送信アンテナ
2から放射されるパルス状の送信電波の波形を示
し、実線はパルス幅3ns程度のベースバンド波で
あり、破線はモノパルス波である。同図Bは受信
アンテナ3を介して入力される受信電波の波形を
示し、その波形の第1ピークP1は地表面1での
表面反射によるものであり、第2ピークP2は反
射時間tが10nsであつて50cmの深さにある物体に
よるものであり、その振幅は第1ピークP1
1/√10となつている。第3ピークP3は反射時
間tが20nsであつて1mの深さにある物体による
ものであり、その振幅は第1ピークP1の1/10と
なつている。第4ピークP4は反射時間tが40ns
であつて2mの深さにある物体によるものであ
り、その振幅は第1ピークの1/100となつている。
同図Cは高周波増幅部7の増幅度の時間変化を示
し、tが10ns、20ns、40nsのときにそれぞれtが
零のときの√10倍、10倍、100倍となつている。
同図Dは高周波増幅部7から出力される波形を示
し、50cm、1m、2mの深さからの反射波による
ピークP1′〜P4′の高さがほぼ同じになつている。 受信電波は、前記したように、マイクロ波領域
の高周波信号であるが、地中探査のためには、第
6図DにおけるピークP1′〜P4′の有無およびその
出現時間を知るだけで十分であるため、上記高周
波信号を低周波変換部8によつて音声領域程度の
低周波信号に変換し、この低周波信号の波形をシ
ンクロスコープ等の表示器9に表示し、表示器9
の時間軸を物体6,6′の深さに対応させ、地中
5の物体6,6′の探査(物体6,6′の有無およ
びその深さ)を行えるようにしている。 上記の低周波変換部8は、サンプリングにより
高周波信号を低周波信号に変換するものであり、
送信電波を周期的に放射し、各送信電波に対する
受信電波を各送信電波の放射タイミングより順次
一定時間ずつ遅れたタイミングで1回ずつサンプ
リングすることにより1個の受信電波の時間軸を
伸長した低周波信号を得るようになつている。 サンプリング動作を第7図により詳細に説明す
る。同図Aは周期的に放射されるパルス状の送信
電波の波形を示し、同図Bは同図Aの送信電波に
対応する受信電波の波形を示し、同図Cは同図B
の1個の受信電波の時間軸を伸長した低周波信号
の一部分の波形を示している。第7図において、
パルス状の送信電波は周期Tで繰返し放射され、
受信電波もこれに応じた周期で生じる。今、受信
電波のサンプリング周期をT+ΔTとすると、t
=0、T+ΔT、2(T+ΔT)、3(T+ΔT)、…
…でサンプリングが行われ、これを各送信電波の
放射時刻を基準にして考えると、第1番目の受信
電波についてはt′=0でサンプリングされ、第2
番目はt′=ΔT、第3番目はt′=2ΔT、第4番目は
t′=3ΔTでそれぞれサンプリングされることにな
り、各受信電波が同じ波形であるとすれば1個の
受信電波をΔT毎にサンプリングしたのと同じサ
ンプリングデータがT+ΔT毎に得られることに
なり、このサンプリングデータをローパスフイル
タに通せば第7図Bの1個の受信電波をT+
ΔT/ΔT倍に時間軸伸長した第7図Cの低周波
信号が得られることになる。 上記のことを数字をあげて具体的に説明する。
探査時間(反射時間)は、土壌の誘電率によつて
異なるが、誘電率が9のときに深さ5m程度の探
査を行うものとすると、100nsまでとすればよい。
そして、送信電波を50μsの周期で放射するものと
し、探査時間内のサンプル数を1000個とすると、
1個の低周波信号を得るには、送信電波を1000回
送る必要があり、50ms(≒50μs×999+100ns)
程度要することになる。つまり、100nsの長さの
受信電波が50msの長さの低周波信号に変換され
ることになる。したがつて、低周波信号を出力す
る周期は50ms以上に設定すればよい。 次表は送信電波の番号とサンプルタイミングと
の関係を示している。
【表】 第5図において、10は、パルス発生部4、高
周波増幅部7および低周波変換部8の動作タイミ
ングを制御する制御部である。 しかしながら、このような従来のレーダ型地中
探査装置は、上記したように、数十nsの短い時間
内に増幅度を10倍から100倍に増加させる必要が
あり、受信波形に振動現象等の歪が生じやすくな
り、これが探査能および分解能の向上を制限する
一つの要因となつていた。 発明の目的 この発明は、地中の物体の探査能および分解能
の高めることができるレーダ型地中探査装置を提
供することを目的とする。 発明の構成 この発明のレーダ型地中探査装置は、地中での
電波の減衰量に対応して順次ピーク値が増大する
パルス波を周期的に発生するパルス発生器と、こ
のパルス発生器から発生するパルス波を送信電波
として地表面から地中へ向かつて放射する送信ア
ンテナと、地表面もでもどる前記地中の物体から
の反射波を捉える受信アンテナと、この受信アン
テナで受信した受信電波の各々を前記送信電波の
各々の放射時タイミングを基準にして順次一定時
間ずつ遅れた反射時間でサンプリングすることに
より前記受信電波の時間軸を伸長した低周波信号
を得るサンプラと、このサンプラから出力される
低周波信号を表示する表示器とを備え、前記低周
波信号中の前記物体からの反射によるピークの有
無により前記物体の有無を検知するとともに、前
記ピークの出現時間によつて前記物体の深さを検
知する構成にしたことを特徴とする。 実施例の説明 この発明の一実施例を第1図ないし第4図に基
づいて説明する。このレーダ型地中探査装置は、
第1図に示すように、地表面11に送信アンテナ
12および受信アンテナ13を並べて(近接し
て)設置し、ベースバンドパルサ14でベースバ
ンドパルス波を発生し、送信アンテナ12を介し
送信電波として地中15に放射するようになつて
いる。この場合、ベースバンドパルサ14は50μs
タイマ16によつてベースバンド波を50μs毎に発
生して地中15に放射させるようになつており、
さらに50msタイマ17によつて起動されて指数
関数等の単調増加関数を発生する関数発生回路2
5によつて発生するベースバンド波の強度を50m
sの間に漸増させるようになつている。 そして、地中15に放射された電波は、地中1
5の物体18,18′によつて反射されて再び地
表面11にもどり、受信アンテナ13によつて受
信電波として捉えられる。この受信アンテナ13
によつて捉えられた受信電波はスイツチ素子19
を介して一定増幅度のプリアンプ20に入力さ
れ、ここで高周波増幅され、さらにサンプラ21
でサンプリングされるとともに低域ろ波されて時
間軸伸長した低周波信号に変換され、シンクロス
コープ等の表示器22に表示される。 上記のスイツチ素子19の導通タイミングおよ
びサンプラ21のサンプルタイミングは50msタ
イマ17、50μsタイマ16、遅延時間発生回路2
3およびΔ時間遅れ回路24によつて決定され
る。すなわち、遅延時間発生回路23は、50ms
タイマ17により起動して50μsタイマ16の出力
が加えられた回数をカウントし、50msタイマ1
7の出力が加えられた時は遅延時間0でパルスを
出力し、50μsタイマ16の出力が加えられた時は
その出力回数iに対応して(100ns×i)/1000
の遅延時間でパルスを出力してスイツチ素子19
を導通させ、受信電波をプリアンプ20に加え
る。Δ時間遅れ回路24は、遅延時間発生回路2
3がパルスを出力した時よりΔ時間(例えば
0.5ns程度)遅れてパルスを発生しサンプラ21
を動作させる。この結果、サンプラ21がサンプ
ルする直前において、はじめてスイツチ素子19
が導通することになり、サンプル点より前の高振
幅部分(深部の物体18′からの反射電波をサン
プリングする際には送信パルスの強度が増大して
いるため、この際の表面反射や浅部の物体18に
よる反射電波の振幅がきわめて大きくなる。)プ
リアンプ20に入力されないようにし、プリアン
プ20が飽和してサンプル時の出力に悪影響を与
えることがないようにし、さらにプリアンプ20
の立上がり遅れによる誤差をなくすようにしてい
る。 次表は送信電波の番号とスイツチ素子19の導
通タイミングおよびサンプルタイミングとの関係
を示している。
【表】 第2図は上記第1図の各部の波形図を示してい
る。同図Aは送信アンテナ12から周期的に放射
される送信電波の波形図の示し、そのピーク値が
時間の経過とともに指数関数的に増大している。
同図Bは同図Aの送信電波に対する受信電波の波
形図を示し、そのピーク値が送信電波のピーク値
変化と同じように指数関数的に増大している。同
図Cは同図Bにおけるt=0ms付近、すなわち
サンプルがt′=0ns付近で行われる受信電波の波
形の拡大図を示し(区間Aの領域が順次サンプル
される)、同図Dは同図Bにおけるt=25ms付
近、すなわちサンプルがt′=50ns付近で行われる
受信電波の波形の拡大図を示し(区間Bの領域が
順次サンプルされる)、同図Eは同図Bにおける
t=50ms付近、すなわちサンプルがt′=100ns
付近で行われる受信電波の波形の拡大図を示し
(区間Cの領域が順次サンプルされる)、各図を見
るとわかるように送信電波の振幅の時間的な増加
によつて同図C,D,Eの各サンプル点における
受信電波の振幅がほぼ等しくなつていることがわ
かる。この結果、同図Fに示す低周波信号は物体
18,18′の埋設深さによる電波減衰が補償さ
れて深部の物体18′からの反射によるピークが
強調されて物体18,18′からの反射によるピ
ークの高さが物体18,18′の深さにかかわら
ずほぼ同じにすることができる。 なお、送信電波の強度を変えるには、送信パル
スのピーク値またはパルス幅を単独に変更するか
または両者を組み合わせて変更することにより行
うことができる。 また、電波の強度を変えると、送信電波の波形
が変化し、受信電波の波形も送信電波の強度が低
いときと高いときとで相似形を保つことができ
ず、波形が相似でない複数の受信電波を各々タイ
ミングをずらせてサンプリングすることにより受
信電波の時間軸を伸長した時間軸伸長波形を得て
いるので、時間軸伸長波形についても、元の受信
電波と相似なものを得ることはできない。 しかしながら、この発明の目的は、受信波形を
時間軸伸長した状態で正確に再現することではな
く、送信電波放射時から受信電波のピークまでの
時間を検出し、その時間から物体の深さを検出す
ることであつて、ピークの位置が認識できれば充
分であり、再現した時間軸伸長波形が送信電波の
強度の違いにより元の受信電波と相似にならなく
てもよい。 しかも、受信波形が相似形を保つことができな
いことによつて、再現した時間軸伸長波形のピー
ク位置が多少ずれることがあつても、この時間の
誤差による物体の深さの検出誤差は、元々地中の
誘電率等の不均一による予め予測した電波の伝搬
速度と実際の電波の伝搬速度との間の誤差による
物体の深さの検出誤差に比べて小さいと考えら
れ、物体の深さを検出する上では受信波形が相似
形でなくてもよい。 第3図はピーク値およびパルス幅を変更するこ
とにより強度を変えるベースバンドパルサ14の
一例を示している。第3図においては、31は電
源、32は抵抗、33はコンデンサ、34はパル
ストランスで2次側に送信アンテナ12が接続さ
れる。35はコンデンサ33の放電を制御するス
イツチである。動作について説明すると、電源3
1よりコンデンサ33に充電され、このコンデン
サ33の電荷がスイツチ35がオンとなつたとき
にパルストランス34の1次側に加えられ、この
パルストランス34の2次側に生じたパルス電圧
を送信アンテナ12を通して地中15に放射す
る。スイツチ35は、50μsタイマ16から信号が
入つたときにオントリガされ、関数発生回路18
の出力レベルに応じたタイミングでオフトリガさ
れることになり、送信アンテナ12から放射され
る送信電波の波形は、第4図に示すようにパルス
幅とピーク値とが同時に変化することになる。 このように、この実施例のレーダ型地中探査装
置は、送信電波を周期的に放射し、これに対応す
る受信電波を、送信電波の送信周期TよりΔT時
間長いサンプル周期で各受信電波を順次遅れたタ
イミングで1個ずつサンプリングすることによつ
て1個の受信電波の時間軸を伸長した低周波信号
を得るものにおいて、送信電波の強度(ピーク値
およびパルス幅)を時間の経過とともに順次増大
させるようにしたため、深さによる電波減衰が補
償されて低周波信号における深部の物体18′か
らの反射によるピークが強調され、物体18,1
8′からの反射によるピークの高さが物体18,
18′の深さに関係なくほぼ同じ高さにすること
ができる。したがつて、浅部の探査の期間は送信
電波が弱いので表面反射の影響が少く、また、深
部の探査の期間は送信電波が強いので深部の物体
18′からの反射によるピーク値を大きくするこ
とができ、浅部および深部ともに物体18,1
8′の探査能を高めることができる。また、送信
パルスの変動周期は50ms以上であり、従来例の
ように、100ns内に増幅度を変化させるのとは違
つて実施が容易である。また、プリアンプ20は
増幅度が一定であるので歪が少く、深さの分解能
が高い。 また、浅部の探査をする期間は、送信電波のパ
ルス幅を狭くしているので、浅部の物体18の深
さの分解能がより高い。一方、深部の探査をする
期間は送信電波のパルス幅を大きくして周波数を
低くしているので、土中の減衰が少くなつて単に
ピーク値を高めたものよりも物体18′の探査能
が向上する(ただ、深さの分解能はやや劣る)。 なお、送信アンテナ12と受信アンテナ13と
はひとつのアンテナを共用することもできる。ま
た、スイツチ素子19に代えてリミツタを用いる
ことも可能である。この場合、スイツチ素子19
のようなオンオフタイミングの制御は不要である
ので、第1図に比べ回路構成を簡単化することが
でき、コストダウンを達成できる。 発明の効果 この発明のレーダ型地中探査装置によれば、地
中における電波の減衰を歪なく補償することがで
き、地中の物体の探査能および分解能を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のブロツク図、第
2図はその各部の波形図、第3図は第1図の要部
の具体回路図、第4図はその出力波形図、第5図
は従来のレーダ型地中探査装置のブロツク図、第
6図はその各部のタイミング図、第7図はサンプ
リング動作の説明図である。 11……地表面、12……送信アンテナ、13
……受信アンテナ、14……ベースバンドパル
サ、15……地中、16……50μsタイマ、17…
…50msタイマ、25……関数発生回路、18,
18′……物体、19……スイツチ素子、20…
…プリアンプ、21……サンプラ、22……表示
器、23……遅延時間発生回路、24……Δ時間
遅れ回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 地中での電波の減衰量に対応して順次ピーク
    値が増大するパルス波を周期的に発生するパルス
    発生器と、このパルス発生器から発生するパルス
    波を送信電波として地表面から地中へ向かつて放
    射する送信アンテナと、地表面までもどる前記地
    中の物体からの反射波を捉える受信アンテナと、
    この受信アンテナで受信した受信電波の各々を前
    記送信電波の各々の放射時タイミングを基準にし
    て順次一定時間ずつ遅れた反射時間でサンプリン
    グすることにより前記受信電波の時間軸を伸長し
    た低周波信号を得るサンプラと、このサンプラか
    ら出力される低周波信号を表示する表示器とを備
    え、前記低周波信号中の前記物体からの反射によ
    るピークの有無により前記物体の有無を検知する
    とともに、前記ピークの出現時間によつて前記物
    体の深さを検知するレーダ型地中探査装置。 2 前記送信アンテナと受信アンテナはひとつの
    アンテナを共用している特許請求の範囲第1項記
    載のレーダ型地中探査装置。
JP59133928A 1984-06-27 1984-06-27 レ−ダ型地中探査装置 Granted JPS6111682A (ja)

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