JPH0470830B2 - - Google Patents
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- JPH0470830B2 JPH0470830B2 JP11242780A JP11242780A JPH0470830B2 JP H0470830 B2 JPH0470830 B2 JP H0470830B2 JP 11242780 A JP11242780 A JP 11242780A JP 11242780 A JP11242780 A JP 11242780A JP H0470830 B2 JPH0470830 B2 JP H0470830B2
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- converter
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- 230000005236 sound signal Effects 0.000 claims description 14
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 12
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- 238000004804 winding Methods 0.000 description 30
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M19/00—Current supply arrangements for telephone systems
- H04M19/001—Current supply source at the exchanger providing current to substations
- H04M19/008—Using DC/DC converters
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Devices For Supply Of Signal Current (AREA)
- Interface Circuits In Exchanges (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は電話交換機等の加入者回路に関す
る。
る。
一般に時分割電話交換機の加入者回路には、通
話電流の供給、外来サージに対する保護、電鈴信
号の送出、加入者の監視、2線4線変換、加入者
試験、平衡不平衡変換等の各種の機能が要求され
る。
話電流の供給、外来サージに対する保護、電鈴信
号の送出、加入者の監視、2線4線変換、加入者
試験、平衡不平衡変換等の各種の機能が要求され
る。
この発明はこのうち特に通話電流の供給、外来
サージに対する保護、2線4線変換および平衡不
平衡変換の機能に関する。
サージに対する保護、2線4線変換および平衡不
平衡変換の機能に関する。
従来2線4線変換および平衡不平衡変換には、
電話回線に接続された第1の巻線と、一端が交換
回路入力に接続された第2の巻線と、一端が交換
回路出力に接続された第3の巻線とからなる三巻
線変成器と、前記第2の巻線の他端および前記第
3の巻線の他端に一端が、地気に他端がそれぞれ
接続された平衡回路網とによつて構成される回路
が知られている。
電話回線に接続された第1の巻線と、一端が交換
回路入力に接続された第2の巻線と、一端が交換
回路出力に接続された第3の巻線とからなる三巻
線変成器と、前記第2の巻線の他端および前記第
3の巻線の他端に一端が、地気に他端がそれぞれ
接続された平衡回路網とによつて構成される回路
が知られている。
この三巻線変成器を用いた加入者回路において
は、各電話機への給電は前記第1の巻線を通して
行なわれることが多く、この場合この直流電流に
よる磁心の飽和を防ぐ目的から前記三巻線変成器
には形状の大きな磁心を用いなければならなかつ
た。
は、各電話機への給電は前記第1の巻線を通して
行なわれることが多く、この場合この直流電流に
よる磁心の飽和を防ぐ目的から前記三巻線変成器
には形状の大きな磁心を用いなければならなかつ
た。
さらにまた従来の加入者回路は、通話電流の供
給を行なうなめの蓄電池と電話機との間に直列に
抵抗器を挿入することによつて通話電流の制限を
行なつており、このため電話回線の距離が短かい
場合には、蓄電池から供給される電力の大半は抵
抗器の熱エネルギーとして消費され、電力の利用
効率が著しく劣化するとともに加入者回路の集積
化を阻む一因となつていた。
給を行なうなめの蓄電池と電話機との間に直列に
抵抗器を挿入することによつて通話電流の制限を
行なつており、このため電話回線の距離が短かい
場合には、蓄電池から供給される電力の大半は抵
抗器の熱エネルギーとして消費され、電力の利用
効率が著しく劣化するとともに加入者回路の集積
化を阻む一因となつていた。
この発明の目的は、小型、軽量で大きな電力を
消費することがなく集積化の容易な加入者回路を
提供することにある。
消費することがなく集積化の容易な加入者回路を
提供することにある。
この発明によれば、一方の出力が電話回線に接
続された2出力DC−DCコンバータと、その2出
力DC−DCコンバータの一方の出力を流れる電流
を検出する電流検出回路の、前記2出力DC−DC
コンバータの他方の出力に入力が接続され、音声
信号を除去する低域波器と、交換回路出力に第
1の入力が、前記電流検出回路の出力に第2の入
力が、前記低域波器の出力に第3の入力がそれ
ぞれ接続された加算回路と、前記加算回路の出力
を基準電圧と比較する比較回路と、前記比較回路
の出力に応じて2出力DC−DCコンバータの出力
を制御する制御回路と、前記2出力DC−DCコン
バータの他方の出力に一方の入力が、交換回路出
力に他方の入力が、交換回路入力に出力がそれぞ
れ接続された減算回路とを備えたことを特徴とす
る加入者回路が得られる。
続された2出力DC−DCコンバータと、その2出
力DC−DCコンバータの一方の出力を流れる電流
を検出する電流検出回路の、前記2出力DC−DC
コンバータの他方の出力に入力が接続され、音声
信号を除去する低域波器と、交換回路出力に第
1の入力が、前記電流検出回路の出力に第2の入
力が、前記低域波器の出力に第3の入力がそれ
ぞれ接続された加算回路と、前記加算回路の出力
を基準電圧と比較する比較回路と、前記比較回路
の出力に応じて2出力DC−DCコンバータの出力
を制御する制御回路と、前記2出力DC−DCコン
バータの他方の出力に一方の入力が、交換回路出
力に他方の入力が、交換回路入力に出力がそれぞ
れ接続された減算回路とを備えたことを特徴とす
る加入者回路が得られる。
次にこの発明について図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は従来の加入者回路の一例を示す図で、
第1の端子100に一端が、第2の端子101に
他端がそれぞれ接続され、巻線の途中に直流阻止
コンデンサ102が挿入された第1の巻線103
と、第3の端子104に一端が接続された第2の
巻線105と、この第2の巻線の105の他端に
一端が、第4の端子106に他端がそれぞれ接続
された第3の巻線107とによつて構成される変
成器108と、直流阻止コンデンサ102の一端
に一端が接続された第1の抵抗器109と、直流
阻止コンデンサ102の他端に一端が、地気に他
端がそれぞれ接続された第2の抵抗器110と、
第1の抵抗器109の他端にマイナスの端子が、
地気にプラスの端子がそれぞれ接続された蓄電池
111と、第2の巻線105の他端に一端が、地
気に他端がそれぞれ接続された平衡回路網112
とから構成される。
第1の端子100に一端が、第2の端子101に
他端がそれぞれ接続され、巻線の途中に直流阻止
コンデンサ102が挿入された第1の巻線103
と、第3の端子104に一端が接続された第2の
巻線105と、この第2の巻線の105の他端に
一端が、第4の端子106に他端がそれぞれ接続
された第3の巻線107とによつて構成される変
成器108と、直流阻止コンデンサ102の一端
に一端が接続された第1の抵抗器109と、直流
阻止コンデンサ102の他端に一端が、地気に他
端がそれぞれ接続された第2の抵抗器110と、
第1の抵抗器109の他端にマイナスの端子が、
地気にプラスの端子がそれぞれ接続された蓄電池
111と、第2の巻線105の他端に一端が、地
気に他端がそれぞれ接続された平衡回路網112
とから構成される。
第1図において、電話機により第1の端子10
0と第2の端子101との間に対地平衡の形で加
えられた音声信号は、変成器108によつて対地
不平衡の形に変換された後、第3の端子104を
経て図示していない交換回路入力に伝達される。
0と第2の端子101との間に対地平衡の形で加
えられた音声信号は、変成器108によつて対地
不平衡の形に変換された後、第3の端子104を
経て図示していない交換回路入力に伝達される。
一方、交換回路によつて第4の端子106に対
地不平衡の形で加えられた音声信号は、変成器1
08によつて対地平衡の形に変換された後、第1
の端子100と第2の端子101との間に接続さ
れた電話機に送出される。
地不平衡の形で加えられた音声信号は、変成器1
08によつて対地平衡の形に変換された後、第1
の端子100と第2の端子101との間に接続さ
れた電話機に送出される。
この時、第1の端子100と第2の端子101
との間に接続される線路および電話機のインピー
ダンスと平衡回路網112のインピーダンスとが
充分平衡していれば、第1の巻線103による磁
界と第3の巻線107による磁界とが打ち消し合
つて第3の端子104には第4の端子106に加
えられる音声信号による誘起電圧は現われない。
との間に接続される線路および電話機のインピー
ダンスと平衡回路網112のインピーダンスとが
充分平衡していれば、第1の巻線103による磁
界と第3の巻線107による磁界とが打ち消し合
つて第3の端子104には第4の端子106に加
えられる音声信号による誘起電圧は現われない。
また第1図において電話機への給電は、蓄電池
111により、地気−第2の抵抗器110−第1
の巻線103−第2の端子101−線路および電
話機−第1の端子100−第1の巻線103−第
1の抵抗器109−蓄電池111の経路で行なわ
れる。
111により、地気−第2の抵抗器110−第1
の巻線103−第2の端子101−線路および電
話機−第1の端子100−第1の巻線103−第
1の抵抗器109−蓄電池111の経路で行なわ
れる。
このような従来の加入者回路では、直流重畳に
よる音声信号の劣化を防ぐため変成器108の磁
心に形状の大きなものが用いられ、さらに通話電
流を制限するための第1および第2の抵抗器10
9および110において多くの電力を消費してい
た。
よる音声信号の劣化を防ぐため変成器108の磁
心に形状の大きなものが用いられ、さらに通話電
流を制限するための第1および第2の抵抗器10
9および110において多くの電力を消費してい
た。
第2図はこの発明の第1の実施例を示す図であ
り、DC−DCコンバータとして特にフライバツク
コンバータを用いた例を示す。
り、DC−DCコンバータとして特にフライバツク
コンバータを用いた例を示す。
第2図によれば、この発明の第1の実施例は、
プラスの端子が地気に接続された蓄電池200
と、この蓄電池200のマイナスの端子に一端が
接続された第1の巻線201と、この第1の巻線
201と同一の磁心に巻かれた第2の巻線202
と、一端が地気に接続された第3の巻線203と
からなる変成器204と、前記第1の巻線の他端
にコレクタが、地気にエミツタがそれぞれ接続さ
れたトランジスタ205と、前記第2の巻線20
2の一端にカソードが、第1の端子206にアノ
ードがそれぞれ接続された第1のダイオード20
7と、この第1のダイオード207のアノードに
一端が、前記第2の巻線202の他端に他端がそ
れぞれ接続された第1の平滑コンデンサ208
と、この第1の平滑コンデンサ208の一端に入
力の一方が、第1の端子206に入力の他方が、
第5の端子210に出力がそれぞれ接続され利得
Kを有する電流検出回路211と、この電流検出
回路211の出力に一端が、地気に他端がそれぞ
れ接続され抵抗値Rを有する第1の抵抗器212
と、第1の端子206に一端が接続された第1の
直流阻止コンデンサ213と、この第1の直流阻
止コンデンサ213の他端に一端が、第2の端子
209に他端がそれぞれ接続され、抵抗値ROを
有する第2の抵抗器214と、第3の巻線203
の他端にカソードが接続された第2のダイオード
215と、この第2のダイオード215のアノー
ドに一端が、地気に他端がそれぞれ接続された第
2の平滑コンデンサ216と、第2のダイオード
215のアノードに一端が、地気に他端がそれぞ
れ接続された第3の抵抗器217と、第2のダイ
オード215のアノードに入力が接続され300Hz
以下の遮断周波数を有する低域波器218と、
第3の端子219に第1の入力が第5の端子21
0に第2の入力が、低域波器218の出力に第
3の入力がそれぞれ接続された加算回路220
と、プラスの端子が地気に接続され、起電力Esを
有する基準電圧源221と、この基準電圧源22
1のマイナスの端子に一方の入力が、加算回路2
20の出力に他方の入力がそれぞれ接続された比
較回路222と、この比較回路222の出力に入
力が、トランジスタ205のベースに出力がそれ
ぞれ接続され比較回路222の出力に応じてトラ
ンジスタ205の断続を制御する制御回路(たと
えば、昭和55年5月20日オーム社発行の電子通信
ハンドブツク第727頁図33aのデユーテイ可変
発振器)223と、第2のダイオード215のア
ノードに一端が接続された第2の直流阻止コンデ
ンサ224と、この第2の直流阻止コンデンサ2
24の他端に非反転入力が、第3の端子219に
反転入力が、第4の端子225に出力がそれぞれ
接続された差動増幅器226とから構成される。
プラスの端子が地気に接続された蓄電池200
と、この蓄電池200のマイナスの端子に一端が
接続された第1の巻線201と、この第1の巻線
201と同一の磁心に巻かれた第2の巻線202
と、一端が地気に接続された第3の巻線203と
からなる変成器204と、前記第1の巻線の他端
にコレクタが、地気にエミツタがそれぞれ接続さ
れたトランジスタ205と、前記第2の巻線20
2の一端にカソードが、第1の端子206にアノ
ードがそれぞれ接続された第1のダイオード20
7と、この第1のダイオード207のアノードに
一端が、前記第2の巻線202の他端に他端がそ
れぞれ接続された第1の平滑コンデンサ208
と、この第1の平滑コンデンサ208の一端に入
力の一方が、第1の端子206に入力の他方が、
第5の端子210に出力がそれぞれ接続され利得
Kを有する電流検出回路211と、この電流検出
回路211の出力に一端が、地気に他端がそれぞ
れ接続され抵抗値Rを有する第1の抵抗器212
と、第1の端子206に一端が接続された第1の
直流阻止コンデンサ213と、この第1の直流阻
止コンデンサ213の他端に一端が、第2の端子
209に他端がそれぞれ接続され、抵抗値ROを
有する第2の抵抗器214と、第3の巻線203
の他端にカソードが接続された第2のダイオード
215と、この第2のダイオード215のアノー
ドに一端が、地気に他端がそれぞれ接続された第
2の平滑コンデンサ216と、第2のダイオード
215のアノードに一端が、地気に他端がそれぞ
れ接続された第3の抵抗器217と、第2のダイ
オード215のアノードに入力が接続され300Hz
以下の遮断周波数を有する低域波器218と、
第3の端子219に第1の入力が第5の端子21
0に第2の入力が、低域波器218の出力に第
3の入力がそれぞれ接続された加算回路220
と、プラスの端子が地気に接続され、起電力Esを
有する基準電圧源221と、この基準電圧源22
1のマイナスの端子に一方の入力が、加算回路2
20の出力に他方の入力がそれぞれ接続された比
較回路222と、この比較回路222の出力に入
力が、トランジスタ205のベースに出力がそれ
ぞれ接続され比較回路222の出力に応じてトラ
ンジスタ205の断続を制御する制御回路(たと
えば、昭和55年5月20日オーム社発行の電子通信
ハンドブツク第727頁図33aのデユーテイ可変
発振器)223と、第2のダイオード215のア
ノードに一端が接続された第2の直流阻止コンデ
ンサ224と、この第2の直流阻止コンデンサ2
24の他端に非反転入力が、第3の端子219に
反転入力が、第4の端子225に出力がそれぞれ
接続された差動増幅器226とから構成される。
第2図において、第1および第2の端子206
および209には線路および電話機が、第3の端
子219には交換回路出力が、第4の端子225
には交換回路入力がそれぞれ接続される。
および209には線路および電話機が、第3の端
子219には交換回路出力が、第4の端子225
には交換回路入力がそれぞれ接続される。
さらに第2図において、トランジスタ205と
第1および第2のダイオード207および215
とは相補のスイツチを構成しており、トランジス
タ205がオンの時に蓄電池200からの電流に
よつて変成器204の励磁エンダクタンスにエネ
ルギーを蓄え、オフの時にはこのエネルギーを第
1のおよび第2のダイオード207および215
を通してそれぞれ第1の端子206および第2の
端子209に接続された線路および電話機と、第
3の抵抗器217に供給する。
第1および第2のダイオード207および215
とは相補のスイツチを構成しており、トランジス
タ205がオンの時に蓄電池200からの電流に
よつて変成器204の励磁エンダクタンスにエネ
ルギーを蓄え、オフの時にはこのエネルギーを第
1のおよび第2のダイオード207および215
を通してそれぞれ第1の端子206および第2の
端子209に接続された線路および電話機と、第
3の抵抗器217に供給する。
この時、第1および第2の平滑コンデンサ20
8および216はそれぞれ線路および電話機の直
流抵抗ならびに第3の抵抗器217とともに出力
電圧を平滑化する働きをする。
8および216はそれぞれ線路および電話機の直
流抵抗ならびに第3の抵抗器217とともに出力
電圧を平滑化する働きをする。
第2図において、第2の巻線202と第3の巻
線203の巻線数が等しく比較回路222の入力
から第1のおよび第2の平滑コンデンサ208お
よび216に至る伝達関数をA、第1および第2
の平滑コンデンサ208および216の両端の直
流電圧をVO、電流検出回路211の入力抵抗を
rf、第1の端子および第2の端子206および2
09に接続される線路および電話機の直流抵抗を
RL、第1の端子206と第2の端子209との
間の直流電圧をEO、電話機に供給される直流電
流をILとすると、低域波器218の低域遮断周
波数以下の周波数に対して次式が成立する。
線203の巻線数が等しく比較回路222の入力
から第1のおよび第2の平滑コンデンサ208お
よび216に至る伝達関数をA、第1および第2
の平滑コンデンサ208および216の両端の直
流電圧をVO、電流検出回路211の入力抵抗を
rf、第1の端子および第2の端子206および2
09に接続される線路および電話機の直流抵抗を
RL、第1の端子206と第2の端子209との
間の直流電圧をEO、電話機に供給される直流電
流をILとすると、低域波器218の低域遮断周
波数以下の周波数に対して次式が成立する。
IL=VO/rf+RL ……(1)
EO=ILRL ……(2)
VO=A{Es−(VO+KRIL)} ……(3)
ここでA≫1、RL≫rfであれば次式が得られ
る。
る。
EO=Es−KRIL ……(4)
すなわち第2図に示した第1の実施例は、第1
の端子206および第2の端子209に接続され
た線路および電話機に対して抵抗値KRの電流制
限抵抗を有する起電力Esの定電圧源として給電を
行なう。
の端子206および第2の端子209に接続され
た線路および電話機に対して抵抗値KRの電流制
限抵抗を有する起電力Esの定電圧源として給電を
行なう。
また図示していない交換回路によつて第3の端
子219に加えられる音声信号の電圧をeio、第
1および第2の平滑コンデンサ208および21
6の両端の交流電圧をvO、第1の端子206およ
び第2の端子209に接続される線路および電話
機のインピーダンスをZL、第1の端子206と第
2の端子209との間の交流電圧をeO、電流検出
回路211を流れる交流電流をiLとし音声帯域に
おける第1の直流阻止コンデンサ213のインピ
ーダンスが抵抗値ROに比し十分小さなものであ
るとすると低域波器218の遮断周波数以上の
周波数に対して次式が成立する。
子219に加えられる音声信号の電圧をeio、第
1および第2の平滑コンデンサ208および21
6の両端の交流電圧をvO、第1の端子206およ
び第2の端子209に接続される線路および電話
機のインピーダンスをZL、第1の端子206と第
2の端子209との間の交流電圧をeO、電流検出
回路211を流れる交流電流をiLとし音声帯域に
おける第1の直流阻止コンデンサ213のインピ
ーダンスが抵抗値ROに比し十分小さなものであ
るとすると低域波器218の遮断周波数以上の
周波数に対して次式が成立する。
νO=rfiL+eO ……(5)
eO=iL(ROZL) ……(6)
νO=A(−KRiL+eio) ……(7)
ここでA≫1であれば次式が得られる。
eO=ROZL/KReio ……(8)
すなわち、交換回路によつて第3の端子219
に対地不平衡の形で加えられた音声信号は、(RO
ZL)/KRの利得をもつて第1および第2の端
子206および209に接続された線路および電
話機に対し対地平衡の形で送出される。
に対地不平衡の形で加えられた音声信号は、(RO
ZL)/KRの利得をもつて第1および第2の端
子206および209に接続された線路および電
話機に対し対地平衡の形で送出される。
さらにまた電話機によつて第1の端子206と
第2の端子209との間に加えられる音声信号の
電圧をes、これによつて電話機を流れる電流をis
とすると、低域波器218の遮断周波数以上の
周波数に対して次式が成立する。
第2の端子209との間に加えられる音声信号の
電圧をes、これによつて電話機を流れる電流をis
とすると、低域波器218の遮断周波数以上の
周波数に対して次式が成立する。
νO=rfiL+eS ……(9)
eS=RO(iL+iS) ……(10)
νO=−AKRiL ……(11)
ここでA≫1であれば次式が得られる。
νO=eS ……(12)
eS/iS=RO ……(13)
すなわち図示していない電話機によつて第1の
端子206と第2の端子209との間に対地平衡
の形で加えられた音声信号は、第2のダイオード
215のアノードに対地不平衡の形で得られ、こ
の音声信号はさらに第2の直流阻止コンデンサ2
24および差動増幅器226を経て第4の端子2
25に接続された交換回路入力に伝えられる。
端子206と第2の端子209との間に対地平衡
の形で加えられた音声信号は、第2のダイオード
215のアノードに対地不平衡の形で得られ、こ
の音声信号はさらに第2の直流阻止コンデンサ2
24および差動増幅器226を経て第4の端子2
25に接続された交換回路入力に伝えられる。
さらにまた第1の端子206と第2の端子20
9との間から第1の実施例を見込んだインピーダ
ンスは第2の抵抗214の抵抗値ROで定まり、
この値は通常600Ωあるいは900Ωに選ばれる。
9との間から第1の実施例を見込んだインピーダ
ンスは第2の抵抗214の抵抗値ROで定まり、
この値は通常600Ωあるいは900Ωに選ばれる。
第2図において、交換回路によつて第3の端子
219に加えられた音声信号の一部は、加算回路
220−比較回路222−制御回路223−トラ
ンジスタ205−変成器204−第2のダイオー
ド215−第2の直流阻止コンデンサ224の経
路で差動増幅器226の非反転入力に加えられ
る。
219に加えられた音声信号の一部は、加算回路
220−比較回路222−制御回路223−トラ
ンジスタ205−変成器204−第2のダイオー
ド215−第2の直流阻止コンデンサ224の経
路で差動増幅器226の非反転入力に加えられ
る。
一方、交換回路によつて第3の端子219に加
えられた音声信号は差動増幅器226の反転入力
にも直接加えられており変成器204を経て非反
転入力に加えられる音声信号成分の減算を行なつ
ている。
えられた音声信号は差動増幅器226の反転入力
にも直接加えられており変成器204を経て非反
転入力に加えられる音声信号成分の減算を行なつ
ている。
このようにして第2図に示した第1の実施例
は、通話電流の供給、2線4線変換および平衡不
平衡変換の機能を果たす。
は、通話電流の供給、2線4線変換および平衡不
平衡変換の機能を果たす。
さらに第1および第2の端子206および20
9に接続された線路および電話機と第3および第
4の端子219および225に接続される交換回
路との間は変成器204によつて絶縁されている
ため、外来サージに対しても大きな絶縁耐力を有
する。
9に接続された線路および電話機と第3および第
4の端子219および225に接続される交換回
路との間は変成器204によつて絶縁されている
ため、外来サージに対しても大きな絶縁耐力を有
する。
第2図に示した変成器204はトランジスタ2
05のスイツチング周波数を高くすることによつ
て第1図に示した変成器108に比し十分小さく
することが可能である。
05のスイツチング周波数を高くすることによつ
て第1図に示した変成器108に比し十分小さく
することが可能である。
また電流検出回路211の利得Kを1に比し十
分小さく選べば、第1の抵抗器212における消
費電力を低減することができる。
分小さく選べば、第1の抵抗器212における消
費電力を低減することができる。
第3図はこの発明の第2の実施例を示す図であ
り、第2図に示した電流検出回路211に1つの
発光ダイオード300と2つの受光ダイオード3
01および302を有する光結合素子を用いたも
ので、第2図における変成器204の第2の巻線
202側のみを示した図である。
り、第2図に示した電流検出回路211に1つの
発光ダイオード300と2つの受光ダイオード3
01および302を有する光結合素子を用いたも
ので、第2図における変成器204の第2の巻線
202側のみを示した図である。
なお、第3図の回路301〜309は第2の電
流検出回路211に対応する。図中第2図と同一
番号を付したものは第2図と同一の構成要素を示
す。
流検出回路211に対応する。図中第2図と同一
番号を付したものは第2図と同一の構成要素を示
す。
第3図における定電流回路303および第1、
第2のFET304,305は差動増幅器を構成
しており、抵抗値rfを有する抵抗器306を流れ
る電流iLによつて生じる電圧νioを検出する。
第2のFET304,305は差動増幅器を構成
しており、抵抗値rfを有する抵抗器306を流れ
る電流iLによつて生じる電圧νioを検出する。
抵抗器306の一端と第2のFET305のゲ
ートに接続された抵抗器307の抵抗値をRgと
すると受光ダイオード301を流れる電流i1は次
式で与えられる。
ートに接続された抵抗器307の抵抗値をRgと
すると受光ダイオード301を流れる電流i1は次
式で与えられる。
i1=νio/Rg=rf/RgiL ……(14)
一方受光ダイオード302、演算増幅器308
および抵抗値RKを有する抵抗器309は負帰還
増幅器を構成しており、発光ダイオード300の
発光によつて受光ダイオード302を流れる電流
をi2、出力端子210の電圧をvputとすると次式
を得ることができる。
および抵抗値RKを有する抵抗器309は負帰還
増幅器を構成しており、発光ダイオード300の
発光によつて受光ダイオード302を流れる電流
をi2、出力端子210の電圧をvputとすると次式
を得ることができる。
i2=νput/RK ……(15)
ここで2つの受光ダイオード301および30
2の特性が十分マツチングしていればi1=i2が成
り立ちこれより次式が得られる。
2の特性が十分マツチングしていればi1=i2が成
り立ちこれより次式が得られる。
νout=RK/RgrfiL ……(16)
このように第3図に示した出力端子210には
抵抗器306を流れる電流iLに比例した出力電圧
を得ることができる。
抵抗器306を流れる電流iLに比例した出力電圧
を得ることができる。
第4図はこの発明の第3の実施例を示す図であ
り、第2図の電流検出回路211としてインダク
タンス素子400および磁電変換素子401を用
いたもので、第2図における変成器204の第2
の巻線202側のみを示した図である。
り、第2図の電流検出回路211としてインダク
タンス素子400および磁電変換素子401を用
いたもので、第2図における変成器204の第2
の巻線202側のみを示した図である。
第4図において第2図と同一番号を付したもの
は第2図と同一の構成要素を示す。
は第2図と同一の構成要素を示す。
第4図におけるインダクタンス素子400は、
素子内を流れる電流に比例した磁界402を発生
する。
素子内を流れる電流に比例した磁界402を発生
する。
このようにして得られた磁界402はホール素
子等の磁電変換素子401によつて電圧に変換さ
れ、さらに差動増幅器403によつて増幅された
後に端子210に出力される。
子等の磁電変換素子401によつて電圧に変換さ
れ、さらに差動増幅器403によつて増幅された
後に端子210に出力される。
以上説明したように、この発明によれば小型、
軽量集積化が容易な上、大きな電力を消費するこ
とのない加入者回路が得られる。
軽量集積化が容易な上、大きな電力を消費するこ
とのない加入者回路が得られる。
第1図は従来の加入者回路の一例を示す図、第
2図はこの発明の第1の実施例を示す図、第3図
はこの発明の第2の実施例を示す図、第4図はこ
の発明の第3の実施例を示す図である。 図において、112は平衡回路網、211は電
流検出回路、218は低域波器、220は加算
回路、222は比較回路、223は制御回路、2
26は差動増幅器、300は発光ダイオード、3
01および302は受光ダイオード、303は定
電流源、308および403は差動増幅器401
は磁電変換素子をそれぞれ示す。
2図はこの発明の第1の実施例を示す図、第3図
はこの発明の第2の実施例を示す図、第4図はこ
の発明の第3の実施例を示す図である。 図において、112は平衡回路網、211は電
流検出回路、218は低域波器、220は加算
回路、222は比較回路、223は制御回路、2
26は差動増幅器、300は発光ダイオード、3
01および302は受光ダイオード、303は定
電流源、308および403は差動増幅器401
は磁電変換素子をそれぞれ示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一方の出力が電話回線に接続された2出力
DC−DCコンバータと、そのDC−DCコンバータ
の一方の出力を流れる電流を検出する電流検出回
路と、前記2出力DC−DCコンバータの他方の出
力に入力が接続され、音声信号を除去する低域
波器と、交換回路出力に第1の入力が、前記電流
検出回路の出力に第2の入力が、前記低域波器
の出力に第3の入力がそれぞれ接続された加算回
路と、前記加算回路の出力を基準電圧と比較する
比較回路と、前記比較回路の出力に応じて2出力
DC−DCコンバータの出力を制御する制御回路
と、前記2出力DC−DCコンバータの他方の出力
に一方の入力が、交換回路出力に他方の入力が、
交換回路入力に出力がそれぞれ接続された減算回
路とを備えたことを特徴とする加入者回路。 2 前記電流検出回路として、光結合素子を用い
た特許請求の範囲第1項記載の加入者回路。 3 前記電流検出回路として、前記2出力DC−
DCコンバータの一方の出力と電話回線との間に
直列に挿入されたインダクタンス素子と、前記イ
ンダクタンス素子を流れる電流によつて生ずる磁
界を検出する磁電変換素子とを用いた特許請求の
範囲第1項記載の加入者回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11242780A JPS5737995A (en) | 1980-08-15 | 1980-08-15 | Subscriber's circuit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11242780A JPS5737995A (en) | 1980-08-15 | 1980-08-15 | Subscriber's circuit |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5737995A JPS5737995A (en) | 1982-03-02 |
JPH0470830B2 true JPH0470830B2 (ja) | 1992-11-12 |
Family
ID=14586363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11242780A Granted JPS5737995A (en) | 1980-08-15 | 1980-08-15 | Subscriber's circuit |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5737995A (ja) |
-
1980
- 1980-08-15 JP JP11242780A patent/JPS5737995A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5737995A (en) | 1982-03-02 |
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