JPH04705Y2 - - Google Patents

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JPH04705Y2
JPH04705Y2 JP10432186U JP10432186U JPH04705Y2 JP H04705 Y2 JPH04705 Y2 JP H04705Y2 JP 10432186 U JP10432186 U JP 10432186U JP 10432186 U JP10432186 U JP 10432186U JP H04705 Y2 JPH04705 Y2 JP H04705Y2
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JP
Japan
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fish
serve
side frames
guide rails
guide rollers
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JP10432186U
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JPS6310885U (ja
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  • Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
  • Processing Of Meat And Fish (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、木製もしくはプラスチツク製の魚
函に入つた煮干原魚用小魚を一旦、水槽に入れて
魚体をほぐしたのち、水と共にこれをやや高所に
置かれた他の容器に移すのに使用する装置に関す
るものである。
従来の技術 煮干製造において、市場で購入した煮干原魚用
小魚は、通常トロ箱あるいはプラスチツク製の篭
である魚函に入つていて水分が少なくなつている
ため、魚函からそのまま取り出した場合は、魚が
相互にくつつき合つてしまい、あとから水を加え
ても分離不能となつて加工処理できない。
このため、取り出しは魚函を水を張つた水槽に
入れ水中でひつくり返して小魚を水槽中に放出
し、これを水と共に加工処理装置に連なるホツパ
ーに揚送することが行われている。
この揚送には、一端を水槽中に浸漬して傾斜設
置された横桟付きのベルトコンベヤやエレベータ
ーポケツトを水槽に形成したバケツトエレベータ
ーあるいはフイシユポンプが用いられている。
考案が解決しようとする問題点 しかし、上記ベルトコンベヤ、バケツトエレベ
ーターは一定速度で移行するベルトを利用したた
め、小量ずつの移送には不便であるとともに、横
桟やバケツトにすくい上げられる際、小いわしの
ような魚体の弱い小魚は特に損傷が甚だしい。ま
たフイシユポンプは設備が大規模で、しかも魚体
の傷みも激しい不利がある。
この考案の目的は、魚体の損傷を伴うことなし
に、揚送するための装置を提供することである。
問題点を解決するための手段 この考案者らは、種々研究の結果、前記水槽中
に小魚を放出したのち、これを水槽ごと搬送し、
ホツパー上で水と共に流出させればよい点に着目
し、さらに内容物を収容した容器を上昇し、次い
で転倒して内容物を流出させる装置として土砂や
鉱石の運搬に広く使用されるスキツプホイストの
原理を利用することによりその目的を達成しうる
ことを見出した。
ところで、スキツプホイストは、傾斜あるいは
垂直に設けたレールに沿つてスキツプバケツトを
ロープで巻き揚げ、レール頂部に形成された案内
部によりスキツプバケツトを前方に転倒させるも
のであるが、この考案では移行する無端チエーン
を介してスキツプバケツトを昇降するようにし
て、全体を基枠中に効率的にまとめ随所に移動設
置できるように工夫したものである。
すなわち、この考案は、基台上に、垂直部に連
なる上端部を半円状とした左右一対の案内レール
兼用側枠を立設し、これら案内レール兼用側枠の
内面に沿つて上下チエーンホイールならびにこれ
らを連ねる無端チエーンを配設するとともに、こ
の案内レール兼用側枠間に、一端開口し、開口部
に吐出しシユートを備えたスキツプバケツトをそ
の両側面に設けた案内ローラーを各案内レール兼
用側枠に係合し、かつ案内ローラーに近い適所を
無端チエーンに止着して上昇時、前方に転倒する
ように取付してなる煮干原魚用小魚の揚送装置を
提供するものである。
この考案の実施例を図面について説明すると、
全体は、基台1の上面に左右一対の案内レール兼
用側枠2,2を並立するとともに、その内側に上
部チエーンホイール3,3を串通した横軸4なら
びに下部チエーンホイール5,5を軸6,6で取
りつけ、上下チエーンホイール3,5,3,5に
わたつて無端チエーン7,7を懸装し、上記軸の
一方6を基台1上に設けた減速モーター8に接続
し、かつ左右の無端チエーン7,7間にスキツプ
バケツト9をその両側面に設けた案内ローラー1
0,10および案内ローラー11,11を案内レ
ール兼用側枠2,2に係合するとともに案内ロー
ラー10,10に近い適所を無端チエーン7,7
に止着して構成されている。
このスキツプバケツト9は、一端(図の状態に
おいて上端)開口する箱体に、開口部に連ねて吐
出シユート12を有している。そして案内レール
兼用側枠2,2に前記案内ローラー10,11を
係合して上昇され、吐出シユート12の底面に突
成したストツパー13を上部チエーンホイール
3,3の横軸4に当接して第1図鎖線で示すよう
に前方に転倒され、内容物をホツパー14に供給
するようになつている。
考案の作用、効果 この考案は上記の構造であつて、予め下降して
第1図の状態にあるスキツプバケツト9に水を満
たしておき、これに魚函を漬けて小魚を水中に放
出させたのち、減速モーター8を駆動すると、ス
キツプバケツト9は上昇し、次いで前方に転倒し
て小魚は水と共にホツパー14内に流下される。
次に減速モーター8を逆転してスキツプバケツト
9を下降させる。このようにして、所要の煮干原
魚用小魚を魚体を傷つけることなく能率的に加工
処理装置に送り込むことができる。しかも全体は
設置スペースが最小限であり、かつ随時移動する
ことも容易である等、多くの利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は側面図、第2図は第1図を右方からみ
た正面図である。 1……基台、2……案内レール兼用側枠、3…
…上部チエーンホイール、4……横軸、5……下
部チエーンホイール、7……無端チエーン、8…
…減速モーター、9……スキツプバケツト、1
0,11……案内ローラー、12……吐出シユー
ト、13……ストツパー、14……ホツパー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基台1上に、垂直部に連なる上端部を半円状と
    した左右一対の案内レール兼用側枠2,2を立設
    し、これら案内レール兼用側枠2,2の内面に沿
    つて、上下チエーンホイール3,3,5,5なら
    びにこれらを連ねる無端チエーン7,7を配設す
    るとともに、この案内レール兼用側枠2,2間に
    一端開口し、開口部に吐出シユート12を備えた
    スキツプバケツト9をその両側面に設けた案内ロ
    ーラー10,11,10,11を各案内レール兼
    用側枠2,2に係合し、かつ案内ローラーに近い
    適所を無端チエーン7,7に止着して上昇時、前
    方に転倒するように取付してなる煮干原魚用小魚
    の揚送装置。
JP10432186U 1986-07-09 1986-07-09 Expired JPH04705Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10432186U JPH04705Y2 (ja) 1986-07-09 1986-07-09

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JP10432186U JPH04705Y2 (ja) 1986-07-09 1986-07-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6310885U JPS6310885U (ja) 1988-01-25
JPH04705Y2 true JPH04705Y2 (ja) 1992-01-10

Family

ID=30977708

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JP10432186U Expired JPH04705Y2 (ja) 1986-07-09 1986-07-09

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JPS6310885U (ja) 1988-01-25

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