JPH0470597B2 - - Google Patents
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- JPH0470597B2 JPH0470597B2 JP61267890A JP26789086A JPH0470597B2 JP H0470597 B2 JPH0470597 B2 JP H0470597B2 JP 61267890 A JP61267890 A JP 61267890A JP 26789086 A JP26789086 A JP 26789086A JP H0470597 B2 JPH0470597 B2 JP H0470597B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- fuel assembly
- cladding tube
- end plug
- nuclear fuel
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21C—NUCLEAR REACTORS
- G21C3/00—Reactor fuel elements and their assemblies; Selection of substances for use as reactor fuel elements
- G21C3/02—Fuel elements
- G21C3/04—Constructional details
- G21C3/06—Casings; Jackets
- G21C3/10—End closures ; Means for tight mounting therefor
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21C—NUCLEAR REACTORS
- G21C3/00—Reactor fuel elements and their assemblies; Selection of substances for use as reactor fuel elements
- G21C3/30—Assemblies of a number of fuel elements in the form of a rigid unit
- G21C3/32—Bundles of parallel pin-, rod-, or tube-shaped fuel elements
- G21C3/334—Assembling, maintenance or repair of the bundles
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S294/00—Handling: hand and hoist-line implements
- Y10S294/906—Atomic fuel handler
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
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- Plasma & Fusion (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の背景
発明の分野
この発明は一般に原子炉の核燃料集合体(燃料
集合体)に関し、特に、核燃料棒(燃料棒)の端
栓の改良形状に関し、この形状によつて、製造所
で初期の装荷中に燃料集合体の下部から上部に燃
料棒を引き入れること、および、原子炉設備での
後の保守時に燃料集合体の上部からそこに燃料棒
を押し入れることが容易になる。
集合体)に関し、特に、核燃料棒(燃料棒)の端
栓の改良形状に関し、この形状によつて、製造所
で初期の装荷中に燃料集合体の下部から上部に燃
料棒を引き入れること、および、原子炉設備での
後の保守時に燃料集合体の上部からそこに燃料棒
を押し入れることが容易になる。
先行技術の説明
典型的な原子炉において、炉心は多数の細長い
燃料集合体を備えている。これら燃料集合体の従
来一般の構造は上部および下部ノズルを備え、両
ノズルの間で延びると共に両端でこれらノズルに
連結される複数の横方向に互いに離間された細長
い案内シンブルと、該案内シンブルに沿つて軸方
向に互いに離間された複数の横向きの支持格子と
を有している。また、各燃料集合体は複数の細長
い燃料要素、即ち燃料棒から成り、これらの燃料
棒は、相互におよび案内シンブルから横方向に隔
てられて上部ノズルと下部ノズルとの間で格子に
より支持されている。これらの燃料棒は、それぞ
れ、核分裂性物質を収容しており、高核分裂率を
維持し、もつて熱の形で多量のエネルギの放出を
維持するのに十分な中性子束を炉心内に生じさせ
るように、組織化された或る配列に群別されてい
る。炉心に発生される熱の幾らかを抜き出して有
用な仕事を行わせるために、液状の冷却材が炉心
を通つて上方にポンプで送られる。
燃料集合体を備えている。これら燃料集合体の従
来一般の構造は上部および下部ノズルを備え、両
ノズルの間で延びると共に両端でこれらノズルに
連結される複数の横方向に互いに離間された細長
い案内シンブルと、該案内シンブルに沿つて軸方
向に互いに離間された複数の横向きの支持格子と
を有している。また、各燃料集合体は複数の細長
い燃料要素、即ち燃料棒から成り、これらの燃料
棒は、相互におよび案内シンブルから横方向に隔
てられて上部ノズルと下部ノズルとの間で格子に
より支持されている。これらの燃料棒は、それぞ
れ、核分裂性物質を収容しており、高核分裂率を
維持し、もつて熱の形で多量のエネルギの放出を
維持するのに十分な中性子束を炉心内に生じさせ
るように、組織化された或る配列に群別されてい
る。炉心に発生される熱の幾らかを抜き出して有
用な仕事を行わせるために、液状の冷却材が炉心
を通つて上方にポンプで送られる。
燃料集合体の組立は、一般に、以下のようにし
て行われている。まず、横向きの支持格子を、縦
方向に延びる案内シンブルに沿う軸方向に間隔を
置いた所定の位置で、これら案内シンブルに取り
付ける。次いで、燃料棒を支持格子を通して装荷
し、下部ノズルを案内シンブルの下端に取り付け
る。最後に、上部ノズルを案内シンブルの上端に
取り付ける。
て行われている。まず、横向きの支持格子を、縦
方向に延びる案内シンブルに沿う軸方向に間隔を
置いた所定の位置で、これら案内シンブルに取り
付ける。次いで、燃料棒を支持格子を通して装荷
し、下部ノズルを案内シンブルの下端に取り付け
る。最後に、上部ノズルを案内シンブルの上端に
取り付ける。
燃料棒は、一般に、燃料集合体の下部から支持
格子を通して引き寄せることによつて装荷され
る。組立時における燃料集合体は、燃料棒装荷機
と燃料棒収容容器との間に配置される。燃料集合
体の下部で、グリツパ・ツール(グリツパ)が、
燃料棒装荷機から燃料集合体を通つて燃料集合体
の上部に配置された燃料棒収容容器まで、外方に
伸ばされる。グリツパは、燃料棒収容容器内に収
容された燃料棒の下部端栓と係合されて、燃料集
合体を介して引き戻され、燃料棒を収容容器から
燃料集合体の支持格子内に引き入れる。
格子を通して引き寄せることによつて装荷され
る。組立時における燃料集合体は、燃料棒装荷機
と燃料棒収容容器との間に配置される。燃料集合
体の下部で、グリツパ・ツール(グリツパ)が、
燃料棒装荷機から燃料集合体を通つて燃料集合体
の上部に配置された燃料棒収容容器まで、外方に
伸ばされる。グリツパは、燃料棒収容容器内に収
容された燃料棒の下部端栓と係合されて、燃料集
合体を介して引き戻され、燃料棒を収容容器から
燃料集合体の支持格子内に引き入れる。
燃料集合体の下部から引き寄せることによつて
燃料集合体の上部に燃料棒を装荷する手段は、製
造工場において、満足いくものであるが、燃料集
合体が原子炉設備で一旦供用されると、燃料集合
体の下部から引き寄せることによる燃料棒の交換
装荷は、より困難となる。これは、燃料集合体の
保守は、通常、燃料集合体が作動位置で水中に浸
漬されている間に行われ、また、燃料棒を燃料集
合体の下部から引き寄せる燃料棒装荷機を原子炉
設備では利用できないからである。従つて、燃料
棒を原子炉設備内で交換する必要がある場合に
は、燃料棒を引き寄せる代わりに、燃料集合体の
中に燃料棒を押し込むことによつて上部から燃料
集合体に燃料棒を装荷するのが一般的である。
燃料集合体の上部に燃料棒を装荷する手段は、製
造工場において、満足いくものであるが、燃料集
合体が原子炉設備で一旦供用されると、燃料集合
体の下部から引き寄せることによる燃料棒の交換
装荷は、より困難となる。これは、燃料集合体の
保守は、通常、燃料集合体が作動位置で水中に浸
漬されている間に行われ、また、燃料棒を燃料集
合体の下部から引き寄せる燃料棒装荷機を原子炉
設備では利用できないからである。従つて、燃料
棒を原子炉設備内で交換する必要がある場合に
は、燃料棒を引き寄せる代わりに、燃料集合体の
中に燃料棒を押し込むことによつて上部から燃料
集合体に燃料棒を装荷するのが一般的である。
しかしながら、燃料棒が燃料集合体内に押し込
まれる際に、しばしば、問題が生じる。比較的先
の鋭い先端面を有する燃料棒の下部端栓が、燃料
棒を通す必要がある燃料集合体の支持格子によつ
て支持されているミキシングベーンに、しばし
ば、引つ掛かることがある。この問題の解決は、
幾つかの相反する利害関係によつて困難となつて
いる。即ち、下部端栓の先端面を先の鋭い形状に
した場合に、燃料棒の下部からの装荷のためにグ
リツパがこの下部端栓に挿入されて把持できる程
十分な側壁構造を持つ大きく開口した内部穴を設
けることができる。他方、完全な先細り、即ち
“鉛筆の先”のような下部端栓の形状によつて、
燃料棒の上部からの装荷中に、この端栓が支持格
子のミキシングベーンに引つ掛かるのを防止する
ことができるであろう。しかしながら、下部端栓
が完全な先細り形状であるならば、グリツパが燃
料棒の下部からの装荷を行うべく係合できる程の
内部穴を画成するには不十分な側壁構造となるで
あろう。従つて、これらの相反する利害関係の間
の実施可能な中間的な手段を採り、それによつ
て、燃料集合体への燃料棒の引き寄せおよび押し
込みを可能として、燃料集合体の下部および上部
の両方から燃料棒の装荷を容易にする必要性が燃
料棒の端栓にある。
まれる際に、しばしば、問題が生じる。比較的先
の鋭い先端面を有する燃料棒の下部端栓が、燃料
棒を通す必要がある燃料集合体の支持格子によつ
て支持されているミキシングベーンに、しばし
ば、引つ掛かることがある。この問題の解決は、
幾つかの相反する利害関係によつて困難となつて
いる。即ち、下部端栓の先端面を先の鋭い形状に
した場合に、燃料棒の下部からの装荷のためにグ
リツパがこの下部端栓に挿入されて把持できる程
十分な側壁構造を持つ大きく開口した内部穴を設
けることができる。他方、完全な先細り、即ち
“鉛筆の先”のような下部端栓の形状によつて、
燃料棒の上部からの装荷中に、この端栓が支持格
子のミキシングベーンに引つ掛かるのを防止する
ことができるであろう。しかしながら、下部端栓
が完全な先細り形状であるならば、グリツパが燃
料棒の下部からの装荷を行うべく係合できる程の
内部穴を画成するには不十分な側壁構造となるで
あろう。従つて、これらの相反する利害関係の間
の実施可能な中間的な手段を採り、それによつ
て、燃料集合体への燃料棒の引き寄せおよび押し
込みを可能として、燃料集合体の下部および上部
の両方から燃料棒の装荷を容易にする必要性が燃
料棒の端栓にある。
発明の概要
この発明によれば、燃料棒の端栓には、上記必
要性を満足するために設計された改良型の切頭先
細りの先端形状が設けられている。この改良型の
端栓の形状によつてその先端に十分な側壁構造が
設けられ、グリツパによつて係合されるのに十分
な大きさの内部穴を形成することができる。従つ
て、従来の燃料棒装荷装置と方法は引き続き用い
ることができる。更に、端栓の先端の切頭先細り
形状は、燃料集合体の支持格子のミキシングベー
ンに燃料棒が引つ掛かるのを防止するのに十分な
角度の傾斜を与えている。従つて、原子炉設備で
の燃料棒交換の場合の上部からの装荷は、この改
良された端栓の形状によつて容易に行われる。
要性を満足するために設計された改良型の切頭先
細りの先端形状が設けられている。この改良型の
端栓の形状によつてその先端に十分な側壁構造が
設けられ、グリツパによつて係合されるのに十分
な大きさの内部穴を形成することができる。従つ
て、従来の燃料棒装荷装置と方法は引き続き用い
ることができる。更に、端栓の先端の切頭先細り
形状は、燃料集合体の支持格子のミキシングベー
ンに燃料棒が引つ掛かるのを防止するのに十分な
角度の傾斜を与えている。従つて、原子炉設備で
の燃料棒交換の場合の上部からの装荷は、この改
良された端栓の形状によつて容易に行われる。
従つて、この発明は、核燃料集合体内に核燃料
棒を装荷するためのグリツパ・ツールの使用を容
易にする、核燃料棒の被覆管の一方の端部に取り
付けられる端栓を目的としている。この改良され
た端栓は、(a)被覆管の前記端部に挿入されるよう
になつている内部部分と、(b)この内部部分が被覆
管の端部に挿入された場合にこの端部から延びる
ようになつている外部部分であつて、前記端部に
隣接して配置される本体部分、および、被覆管の
端部から離れて配置された先端部分を具備してい
る前記外部部分とから成つている。端栓の外部部
分の先端部分は、内部に画成された中空の内部穴
と、先端に画成された環状の切頭外面と、側面に
画成された環状のテーパ外面とを有している。テ
ーパ外面は、本体部分と切頭外面との間に亘つて
延び、また、このテーパ外面は、被覆管の端部に
取り付けられた場合に、核燃料集合体への端栓の
挿入を容易にすべく十分な角度の傾斜が与えられ
ている。
棒を装荷するためのグリツパ・ツールの使用を容
易にする、核燃料棒の被覆管の一方の端部に取り
付けられる端栓を目的としている。この改良され
た端栓は、(a)被覆管の前記端部に挿入されるよう
になつている内部部分と、(b)この内部部分が被覆
管の端部に挿入された場合にこの端部から延びる
ようになつている外部部分であつて、前記端部に
隣接して配置される本体部分、および、被覆管の
端部から離れて配置された先端部分を具備してい
る前記外部部分とから成つている。端栓の外部部
分の先端部分は、内部に画成された中空の内部穴
と、先端に画成された環状の切頭外面と、側面に
画成された環状のテーパ外面とを有している。テ
ーパ外面は、本体部分と切頭外面との間に亘つて
延び、また、このテーパ外面は、被覆管の端部に
取り付けられた場合に、核燃料集合体への端栓の
挿入を容易にすべく十分な角度の傾斜が与えられ
ている。
特に、先端部分における内部穴は、内端と、前
記切頭外面で画成されて囲まれた開口と、前記内
端および前記開口を相互に連結する環状の内壁面
とを有している。また、内部穴の内壁面は、開口
から離間された位置でこの内壁面に画成されると
共にこの内壁面よりも大きな直径寸法を有する環
状の溝を有している。溝は、核燃料集合体内に核
燃料棒を装荷するために開口を介して嵌合され
る。グリツパ・ツールによつて係合可能となつて
いる。
記切頭外面で画成されて囲まれた開口と、前記内
端および前記開口を相互に連結する環状の内壁面
とを有している。また、内部穴の内壁面は、開口
から離間された位置でこの内壁面に画成されると
共にこの内壁面よりも大きな直径寸法を有する環
状の溝を有している。溝は、核燃料集合体内に核
燃料棒を装荷するために開口を介して嵌合され
る。グリツパ・ツールによつて係合可能となつて
いる。
更に、内部穴の内端は、開口から軸方向に一定
の距離を置いて先端部分内に配置される。この距
離は、先端部分のテーパ外面が切頭外面から本体
部分まで延びる軸方向の距離よりも短い。従つ
て、内部穴は内端で、端栓の外部部分における本
体部分から外方に隔てられている。また、本体部
分は、環状の円柱外面を有しており、これは、先
端部分のテーパ外面と結合され、燃料棒の被覆管
の直径寸法と実質的に等しい。更に、先端部分
は、内部穴の溝の半径よりも小さく且つ切頭外面
の幅よりも大きい肉厚を、テーパ外面と溝との間
に有している。内部穴の内壁面は、切頭外面と溝
との間に、溝の軸方向の幅よりも大きい軸長を有
している。このようにして、端栓の外部部分の先
端部分には、内部穴の溝内にグリツパ・ツールの
係合により発生される力を作用させるための、内
部穴を取り囲む十分な側壁構造が形成される。
の距離を置いて先端部分内に配置される。この距
離は、先端部分のテーパ外面が切頭外面から本体
部分まで延びる軸方向の距離よりも短い。従つ
て、内部穴は内端で、端栓の外部部分における本
体部分から外方に隔てられている。また、本体部
分は、環状の円柱外面を有しており、これは、先
端部分のテーパ外面と結合され、燃料棒の被覆管
の直径寸法と実質的に等しい。更に、先端部分
は、内部穴の溝の半径よりも小さく且つ切頭外面
の幅よりも大きい肉厚を、テーパ外面と溝との間
に有している。内部穴の内壁面は、切頭外面と溝
との間に、溝の軸方向の幅よりも大きい軸長を有
している。このようにして、端栓の外部部分の先
端部分には、内部穴の溝内にグリツパ・ツールの
係合により発生される力を作用させるための、内
部穴を取り囲む十分な側壁構造が形成される。
この発明の上記利点や効果およびその他の利点
や効果は、この発明の一実施例を示している図面
に沿つての以下の詳細な説明を読むことによつ
て、当業者にとつて明らかとなるであろう。
や効果は、この発明の一実施例を示している図面
に沿つての以下の詳細な説明を読むことによつ
て、当業者にとつて明らかとなるであろう。
発明の詳細な説明
以下の説明において、同一の参照符号は、全図
面を通して同一または相当部分を示している。ま
た、以下の説明において、「前方」、「後方」、「左
方」、「右方」、「上方」、「下方」等の語は便宜上の
言葉であり、限定的な語として理解されるべきも
のではない。
面を通して同一または相当部分を示している。ま
た、以下の説明において、「前方」、「後方」、「左
方」、「右方」、「上方」、「下方」等の語は便宜上の
言葉であり、限定的な語として理解されるべきも
のではない。
全体的な説明
図面、特に第1図を参照すると、燃料集合体
が、正面図で、垂直方向に短縮した形で符号10
により総括的に示されている。この燃料集合体1
0は加圧水型原子炉(PWR)に用いられる型式
であり、基本的に、原子炉(図示しない)の炉心
領域における下部炉心板(図示しない)上に燃料
集合体10を支持するための下端構造、即ち下部
ノズル12と、この下部ノズル12から上方に向
かつて突き出して長手方向に延びる複数の案内
管、即ち案内シンブル14とを備えている。更
に、この燃料集合体10は、案内シンブル14に
沿つて軸線方向に互いに隔てられた複数の横向き
の支持格子16と、該支持格子16によつて互い
に横方向に隔てられ且つ支持された細長い燃料棒
18の組織化された配列とを備えている。また、
燃料集合体10は、その中心部に配置されている
計装管20と、案内シンブル14の上端24に取
り付けられる上端構造、即ち上部ノズル22とを
備えている。燃料集合体10は、各部材のこのよ
うな配列によつて、構成部材を損傷させることな
く普通に取り扱うことのできる一般的なユニツト
を形成している。
が、正面図で、垂直方向に短縮した形で符号10
により総括的に示されている。この燃料集合体1
0は加圧水型原子炉(PWR)に用いられる型式
であり、基本的に、原子炉(図示しない)の炉心
領域における下部炉心板(図示しない)上に燃料
集合体10を支持するための下端構造、即ち下部
ノズル12と、この下部ノズル12から上方に向
かつて突き出して長手方向に延びる複数の案内
管、即ち案内シンブル14とを備えている。更
に、この燃料集合体10は、案内シンブル14に
沿つて軸線方向に互いに隔てられた複数の横向き
の支持格子16と、該支持格子16によつて互い
に横方向に隔てられ且つ支持された細長い燃料棒
18の組織化された配列とを備えている。また、
燃料集合体10は、その中心部に配置されている
計装管20と、案内シンブル14の上端24に取
り付けられる上端構造、即ち上部ノズル22とを
備えている。燃料集合体10は、各部材のこのよ
うな配列によつて、構成部材を損傷させることな
く普通に取り扱うことのできる一般的なユニツト
を形成している。
上述したように、燃料集合体10において前記
配列の燃料棒10は、燃料集合体10の長手方向
に沿つて隔てられた支持格子16によつて相互に
離間された関係に保持されている。第1図、特に
第2図に示されるように、各燃料棒18は、細長
い中空の被覆管25内に積重状態に配置された複
数個の核燃料ペレツト24を具備しており、被覆
管25の両端は、燃料棒18を気密に封止するよ
うに、上部端栓26と下部端栓28により閉じら
れている。下部端栓28は、後述するが、本発明
によつて形状が改良されている。一般に、核燃料
棒18内に燃料ペレツト24を〓間なく、積重体
の関係で保持するために、プレナムばね30が上
部端栓26と燃料ペレツト24との間の被覆管2
5内に配置されている。核分裂性物質から構成さ
れた燃料ペレツト24はPWRの反応出力の発生
を担つている。炉心に発生される熱を抜き出して
有用な仕事を行わせるために、水またはホウ素含
有水のような液状の減速・冷却材が炉心の燃料集
合体を通つて上方にポンプにより送られる。
配列の燃料棒10は、燃料集合体10の長手方向
に沿つて隔てられた支持格子16によつて相互に
離間された関係に保持されている。第1図、特に
第2図に示されるように、各燃料棒18は、細長
い中空の被覆管25内に積重状態に配置された複
数個の核燃料ペレツト24を具備しており、被覆
管25の両端は、燃料棒18を気密に封止するよ
うに、上部端栓26と下部端栓28により閉じら
れている。下部端栓28は、後述するが、本発明
によつて形状が改良されている。一般に、核燃料
棒18内に燃料ペレツト24を〓間なく、積重体
の関係で保持するために、プレナムばね30が上
部端栓26と燃料ペレツト24との間の被覆管2
5内に配置されている。核分裂性物質から構成さ
れた燃料ペレツト24はPWRの反応出力の発生
を担つている。炉心に発生される熱を抜き出して
有用な仕事を行わせるために、水またはホウ素含
有水のような液状の減速・冷却材が炉心の燃料集
合体を通つて上方にポンプにより送られる。
核分裂過程を制御するために、多数の制御棒3
2が、燃料集合体10の所定の位置に配置された
案内シンブル14内で、往復運動が可能となつて
いる。特に、上部ノズル22は、棒クラスタの制
御機構34を備えており、この制御機構34は、
複数本の放射状に延びるフルーク、即ちアーム3
8を具備するめねじが切られた円筒状部材36を
有している。各アーム38は制御棒32に連結さ
れており、制御機構34が案内シンブル14内で
垂直に制御棒32を動かすように作動し、これに
よつて全て周知の態様で燃料集合体10における
核分裂過程を制御するようになつている。
2が、燃料集合体10の所定の位置に配置された
案内シンブル14内で、往復運動が可能となつて
いる。特に、上部ノズル22は、棒クラスタの制
御機構34を備えており、この制御機構34は、
複数本の放射状に延びるフルーク、即ちアーム3
8を具備するめねじが切られた円筒状部材36を
有している。各アーム38は制御棒32に連結さ
れており、制御機構34が案内シンブル14内で
垂直に制御棒32を動かすように作動し、これに
よつて全て周知の態様で燃料集合体10における
核分裂過程を制御するようになつている。
端栓の改良された形状
ここで、第3図を参照すると、燃料棒収容・装
荷装置が総括的に符号40で示されており、この
装置40は、一般に、燃料棒18を燃料集合体1
0の下部から上部まで引き寄せることによつて燃
料棒18を燃料集合体10に装荷するのに用いら
れる。この燃料棒収容・装荷装置40は燃料棒装
荷機42と、燃料棒収容容器44とを具備してい
る。燃料棒装荷機42は伸縮可能なグリツパ46
を有している。燃料集合体10の下部側に燃料棒
装荷機42、上部側に燃料棒収容容器44が位置
するようにして組立時に燃料集合体10が燃料棒
装荷機42と燃料棒収容容器44との間に配置さ
れると、グリツパ46は燃料棒装荷機42から、
燃料集合体10の支持格子16を通つて、燃料棒
収容容器44まで外方に伸ばされる。そこで、第
4図に示されるように、グリツパ46の端部にお
ける或る配列の半径方向に拡張・収縮可能な端部
突起48が、燃料棒収容容器44に収容されてい
る燃料棒18のうち1本の下部端栓28と係合
し、燃料集合体10を介して引き戻され、燃料棒
収容容器44から燃料集合体10の支持格子16
内に燃料棒18を引き入れる。
荷装置が総括的に符号40で示されており、この
装置40は、一般に、燃料棒18を燃料集合体1
0の下部から上部まで引き寄せることによつて燃
料棒18を燃料集合体10に装荷するのに用いら
れる。この燃料棒収容・装荷装置40は燃料棒装
荷機42と、燃料棒収容容器44とを具備してい
る。燃料棒装荷機42は伸縮可能なグリツパ46
を有している。燃料集合体10の下部側に燃料棒
装荷機42、上部側に燃料棒収容容器44が位置
するようにして組立時に燃料集合体10が燃料棒
装荷機42と燃料棒収容容器44との間に配置さ
れると、グリツパ46は燃料棒装荷機42から、
燃料集合体10の支持格子16を通つて、燃料棒
収容容器44まで外方に伸ばされる。そこで、第
4図に示されるように、グリツパ46の端部にお
ける或る配列の半径方向に拡張・収縮可能な端部
突起48が、燃料棒収容容器44に収容されてい
る燃料棒18のうち1本の下部端栓28と係合
し、燃料集合体10を介して引き戻され、燃料棒
収容容器44から燃料集合体10の支持格子16
内に燃料棒18を引き入れる。
第5図には、燃料棒18の被覆管25の下端に
取り付けられるようになつている下部端栓28の
改良された切頭先細り形状が示されている。この
下部端栓28は、燃料集合体10の下部から燃料
棒18を引き寄せることにより、或は、その上部
から燃料棒18を押し込むことにより、燃料集合
体10の支持格子16上のミキシングベーン(図
示しない)に引つ掛けることなく、燃料棒18を
燃料集合体10内に挿入するのを容易にする。改
良された下部端栓28は、基本的に、燃料棒18
の被覆管25の端部に挿入されるようになつてい
る内部部分50と、被覆管25の下端から伸びる
ようになつている外部部分52とを備えている。
また、下部端栓28の外部部分52は、被覆管2
5の下端に隣接して配置される本体部分54と、
被覆管25の下端から離間して配置された先端部
分56とを備えている。
取り付けられるようになつている下部端栓28の
改良された切頭先細り形状が示されている。この
下部端栓28は、燃料集合体10の下部から燃料
棒18を引き寄せることにより、或は、その上部
から燃料棒18を押し込むことにより、燃料集合
体10の支持格子16上のミキシングベーン(図
示しない)に引つ掛けることなく、燃料棒18を
燃料集合体10内に挿入するのを容易にする。改
良された下部端栓28は、基本的に、燃料棒18
の被覆管25の端部に挿入されるようになつてい
る内部部分50と、被覆管25の下端から伸びる
ようになつている外部部分52とを備えている。
また、下部端栓28の外部部分52は、被覆管2
5の下端に隣接して配置される本体部分54と、
被覆管25の下端から離間して配置された先端部
分56とを備えている。
下部端栓28の改良された切頭先細り形状は、
先端部分56に画成されている。先端部分56
は、そこに画成された中空の内部穴58と、先端
に画成された環状の切頭外面60と、側面に画成
された連続する環状のテーパ外面62とを有して
いる。テーパ外面62は、本体部分54と切頭外
面60との間に亘つて延びている。テーパ外面6
2はまた、燃料集合体10の支持格子16のミキ
シングベーン(図示しない)に引つ掛けることな
く、燃料棒18の被覆管25に取り付けられた下
部端栓28を燃料集合体10内に挿入するのを容
易にするために、十分な角度の傾斜が付けられて
いる。
先端部分56に画成されている。先端部分56
は、そこに画成された中空の内部穴58と、先端
に画成された環状の切頭外面60と、側面に画成
された連続する環状のテーパ外面62とを有して
いる。テーパ外面62は、本体部分54と切頭外
面60との間に亘つて延びている。テーパ外面6
2はまた、燃料集合体10の支持格子16のミキ
シングベーン(図示しない)に引つ掛けることな
く、燃料棒18の被覆管25に取り付けられた下
部端栓28を燃料集合体10内に挿入するのを容
易にするために、十分な角度の傾斜が付けられて
いる。
下部端栓28における外部部分52の本体部分
54は、連続する環状の円柱外面64を有してお
り、この円柱外面64は、先端部分56のテーパ
外面62と接合し、燃料棒18の被覆管25の直
径寸法とほぼ同じ直径寸法である。下部端栓28
は溶接(図示しない)により被覆管25の下端に
取り付けられるようになつており、この溶接は、
下部端栓28の内部部分50と外部部分52との
間の境目に画成された内向きの肩部66の回りに
形成される。円柱外面64は、下部端栓28に円
柱形の領域を形成するのに十分な軸長を有してお
り、この円柱形領域の周囲で、下部端栓28は、
その製造中、例えば、内部穴58およびテーパ外
面62の加工中に、しつかりと保持される。
54は、連続する環状の円柱外面64を有してお
り、この円柱外面64は、先端部分56のテーパ
外面62と接合し、燃料棒18の被覆管25の直
径寸法とほぼ同じ直径寸法である。下部端栓28
は溶接(図示しない)により被覆管25の下端に
取り付けられるようになつており、この溶接は、
下部端栓28の内部部分50と外部部分52との
間の境目に画成された内向きの肩部66の回りに
形成される。円柱外面64は、下部端栓28に円
柱形の領域を形成するのに十分な軸長を有してお
り、この円柱形領域の周囲で、下部端栓28は、
その製造中、例えば、内部穴58およびテーパ外
面62の加工中に、しつかりと保持される。
下部端栓28の先端部分56における内部穴5
8は、内端68と、環状の切頭外面60に画成さ
れると共にこれにより取り囲まれる開口70と、
内端68および開口70を相互に連結する環状の
内壁面72とを有している。内部穴58の内壁面
72は、そこに画成された環状の溝74を有して
おり、この溝74は内壁面72よりも大きな直径
寸法を有し、また、開口70から離間されてい
る。この溝74は、グリツパ46の半径方向の突
起48が燃料集合体10に燃料棒18を装荷する
ために開口70を介して嵌合されると、これら突
起48と係合可能となる。特に、突起48が第4
図に示されるように、収縮された内方に偏倚した
位置にある場合に、それらは、開口70を介して
挿入され、内部の溝74と並べられる。そして、
中央ピン76が移動すると、突起48が溝74の
中に向かつて外方に押し出され、内部穴58回り
で下部端栓28を把持するようになつている。更
に、内部穴58の内端68は開口70から軸方向
に一定の距離を置いて配置されており、この距離
は、切頭外面60から本体部分54まで延びてい
る先端部分56のテーパ外面62の軸方向の距離
よりも短い。従つて、内部穴58は内端68で、
外部部分52の本体部分54から外方に隔てられ
ている。
8は、内端68と、環状の切頭外面60に画成さ
れると共にこれにより取り囲まれる開口70と、
内端68および開口70を相互に連結する環状の
内壁面72とを有している。内部穴58の内壁面
72は、そこに画成された環状の溝74を有して
おり、この溝74は内壁面72よりも大きな直径
寸法を有し、また、開口70から離間されてい
る。この溝74は、グリツパ46の半径方向の突
起48が燃料集合体10に燃料棒18を装荷する
ために開口70を介して嵌合されると、これら突
起48と係合可能となる。特に、突起48が第4
図に示されるように、収縮された内方に偏倚した
位置にある場合に、それらは、開口70を介して
挿入され、内部の溝74と並べられる。そして、
中央ピン76が移動すると、突起48が溝74の
中に向かつて外方に押し出され、内部穴58回り
で下部端栓28を把持するようになつている。更
に、内部穴58の内端68は開口70から軸方向
に一定の距離を置いて配置されており、この距離
は、切頭外面60から本体部分54まで延びてい
る先端部分56のテーパ外面62の軸方向の距離
よりも短い。従つて、内部穴58は内端68で、
外部部分52の本体部分54から外方に隔てられ
ている。
内部穴58の溝74内での突起48の係合によ
つて発生される力を作用させるための、内部穴5
8を取り囲む十分な側壁構造を形成するために、
先端部分56に含まれる外形の2つの関係が重要
となる。第1は、先端部分56は、テーパ外面6
2と内部穴58内の溝74との間に延びる領域に
亘つて、溝74の半径よりも小さく且つ切頭外面
60の幅よりも大きな肉厚を有しなければならな
い。第2は、内部穴58の内壁面72は、切頭外
面60と溝74との間に、溝74の軸方向の幅よ
りも大きな軸長を有しなければならない。
つて発生される力を作用させるための、内部穴5
8を取り囲む十分な側壁構造を形成するために、
先端部分56に含まれる外形の2つの関係が重要
となる。第1は、先端部分56は、テーパ外面6
2と内部穴58内の溝74との間に延びる領域に
亘つて、溝74の半径よりも小さく且つ切頭外面
60の幅よりも大きな肉厚を有しなければならな
い。第2は、内部穴58の内壁面72は、切頭外
面60と溝74との間に、溝74の軸方向の幅よ
りも大きな軸長を有しなければならない。
下部端栓28の実施例において、上記形状の寸
法は以下の通りである。
法は以下の通りである。
下部端栓28の軸長 13.0±0.254mm
内部部分50の軸長 3.3±0.127mm
外部部分52の軸長 9.7±0.254mm
内部部分50の直径 8.0mm(−25.4μ〜+12.7μ)
本体部分54の直径 9.2±0.076mm
本体部分54の軸長 3.8±0.254mm
切頭外面60の直径 3.2±0.076mm
開口70の直径 2.9±0.076mm
溝74の直径 3.6±0.076mm
溝74の幅 0.7±0.051mm
テーパ外面62の軸Aに対する角度 27±1度
先端部分56におけるテーパ外面62の傾斜の
程度は、内部穴58の実施可能な内径を維持でき
る角度に制限される。実験を通して、製造におい
て維持できる内部穴58の実施可能な最小内径は
2.9mm(0.113インチ)であることが定められた。
切頭外面60の最大直径は3.8mm(0.150インチ)
で(先端部分56が最も先の鋭いものとなるが)、
十分にミキシングベーンを避けることができる。
開口70と切頭外面60が上記寸法の場合、十分
な側壁構造が先端部分56により組み入れられ、
先端部分56が割れることなく、下部端栓28の
グリツパ46の反力を吸収することができる。
程度は、内部穴58の実施可能な内径を維持でき
る角度に制限される。実験を通して、製造におい
て維持できる内部穴58の実施可能な最小内径は
2.9mm(0.113インチ)であることが定められた。
切頭外面60の最大直径は3.8mm(0.150インチ)
で(先端部分56が最も先の鋭いものとなるが)、
十分にミキシングベーンを避けることができる。
開口70と切頭外面60が上記寸法の場合、十分
な側壁構造が先端部分56により組み入れられ、
先端部分56が割れることなく、下部端栓28の
グリツパ46の反力を吸収することができる。
この発明およびこれに付随する多くの利点は、
上の説明から理解されるであろう。また、この発
明の精神および範囲を逸脱することなく、或はそ
の実質的な利点を犠牲にすることなく形態、構成
および配列に関し、種々の変更が可能であること
は明らかであり、よつて、以上に述べられた形態
は単にこの発明の好適な実施例に過ぎない。
上の説明から理解されるであろう。また、この発
明の精神および範囲を逸脱することなく、或はそ
の実質的な利点を犠牲にすることなく形態、構成
および配列に関し、種々の変更が可能であること
は明らかであり、よつて、以上に述べられた形態
は単にこの発明の好適な実施例に過ぎない。
第1図はこの発明による改良された切頭先細り
の先端部分形状を有する下部端栓が適用された燃
料棒を具備する燃料集合体の部分切欠き正面図で
あり、明瞭化のために縦方向に短縮されている
図、第2図は第1図の燃料集合体における燃料棒
の縦方向に短縮した断面図、第3図は燃料集合体
の下端と上端にそれぞれ隣接して配置された燃料
棒装荷機と燃料棒収容容器を示す概略説明図、第
4図は、第3図の燃料棒装荷機のグリツパが、第
2図の燃料棒の下端に設けられた下部端栓の切頭
先細り先端部分に挿入するために一直線上に並べ
られているところを示す拡大図、第5図は第4図
の下部端栓の改良形状の拡大断面図である。図
中、 10:燃料集合体、18:燃料棒、25:被覆
管、28:下部端栓、40:燃料棒収容・装荷装
置、46:グリツパ(グリツパ・ツール)、5
0:内部部分、52:外部部分、54:本体部
分、56:先端部分、58:内部穴、60:切頭
外面、62:テーパ外面、64:円柱外面、6
8:内端、70:開口、72:内壁面、74:
溝。
の先端部分形状を有する下部端栓が適用された燃
料棒を具備する燃料集合体の部分切欠き正面図で
あり、明瞭化のために縦方向に短縮されている
図、第2図は第1図の燃料集合体における燃料棒
の縦方向に短縮した断面図、第3図は燃料集合体
の下端と上端にそれぞれ隣接して配置された燃料
棒装荷機と燃料棒収容容器を示す概略説明図、第
4図は、第3図の燃料棒装荷機のグリツパが、第
2図の燃料棒の下端に設けられた下部端栓の切頭
先細り先端部分に挿入するために一直線上に並べ
られているところを示す拡大図、第5図は第4図
の下部端栓の改良形状の拡大断面図である。図
中、 10:燃料集合体、18:燃料棒、25:被覆
管、28:下部端栓、40:燃料棒収容・装荷装
置、46:グリツパ(グリツパ・ツール)、5
0:内部部分、52:外部部分、54:本体部
分、56:先端部分、58:内部穴、60:切頭
外面、62:テーパ外面、64:円柱外面、6
8:内端、70:開口、72:内壁面、74:
溝。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 核燃料集合体内に核燃料棒を装荷するための
グリツパ・ツールの使用を容易にする、核燃料棒
の被覆管の一方の端部に取り付けられる端栓であ
つて、 (a) 前記被覆管の前記端部に挿入されるようにな
つている内部部分と、 (b) 前記内部部分が前記被覆管の前記端部に挿入
された場合に該端部から延びるようになつてい
る外部部分であつて、前記端部に隣接して配置
される本体部分と、前記被覆管の前記端部から
離れて配置された先端部分とを具備している前
記外部部分と、 から成り、 (c) 前記先端部分は、内部に画成された中空の内
部穴と、先端に画成された環状の切頭外面と、
側面に画成された環状のテーパ外面とを有し、 (d) 前記テーパ外面は、前記本体部分と前記切頭
外面との間に亘つて延び、且つ、前記被覆管の
前記端部に取り付けられた場合に前記核燃料集
合体への前記端栓の挿入を容易にすべく十分な
角度の傾斜が与えられ、 (e) 前記先端部分の前記内部穴は、内端と、前記
切頭外面で画成されて囲まれた開口と、前記内
端および前記開口を相互に連結する環状の内壁
面とを有し、 (f) 前記内部穴の前記内壁面は、前記開口から離
間された位置で該内壁面に画成されると共に該
内壁面よりも大きな直径寸法を有する環状の溝
を有し、該溝は、前記核燃料集合体内に前記核
燃料棒を装荷するために前記開口を介して嵌合
される前記グリツパ・ツールによつて係合可能
となつている、核燃料棒の端栓。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US797331 | 1985-11-12 | ||
US06/797,331 US4716018A (en) | 1985-11-12 | 1985-11-12 | End plug with truncated tapered leading end configuration |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62116289A JPS62116289A (ja) | 1987-05-27 |
JPH0470597B2 true JPH0470597B2 (ja) | 1992-11-11 |
Family
ID=25170542
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61267890A Granted JPS62116289A (ja) | 1985-11-12 | 1986-11-12 | 核燃料棒の端栓 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4716018A (ja) |
JP (1) | JPS62116289A (ja) |
ES (1) | ES2004863A6 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4747997A (en) * | 1987-03-30 | 1988-05-31 | Westinghouse Electric Corp. | Nuclear fuel rod loader for pulling fuel rods into a fuel assembly skeleton |
US4800061A (en) * | 1987-05-06 | 1989-01-24 | Westinghouse Electric Corp. | Apparatus for loading fuel rods into grids of nuclear fuel assemblies |
US5000906A (en) * | 1987-06-18 | 1991-03-19 | Westinghouse Electric Corp. | System and method for removing and consolidating the fuel rods of a nuclear fuel assembly |
US4855100A (en) * | 1988-03-02 | 1989-08-08 | Westinghouse Electric Corp. | Reconstitutable control rod spider assembly |
US4921663A (en) * | 1988-06-06 | 1990-05-01 | Westinghouse Electric Corp. | End plug weld for nuclear fuel rod |
US5043134A (en) * | 1989-06-28 | 1991-08-27 | Westinghouse Electric Corp. | Fuel rod gripper end cap for minimizing impact with grid cell dimples |
US4966745A (en) * | 1989-06-28 | 1990-10-30 | Westinghouse Electric Company | Fuel rod gripper end cap for minimizing impact with grid cell dimples |
US5069865A (en) * | 1990-12-14 | 1991-12-03 | Westinghouse Electric Corp. | Method of forming a gripper cavity in a fuel rod end plug |
US5158740A (en) * | 1991-08-05 | 1992-10-27 | Westinghouse Electric Corp. | Fuel rod end plug welding method |
US5251243A (en) * | 1992-08-21 | 1993-10-05 | Westinghouse Electric Corp. | Automatic fuel assembly loader |
FR2765028B1 (fr) * | 1997-06-23 | 1999-09-10 | Framatome Sa | Procede et dispositif de rectification du profil d'un bouchon d'un crayon d'un assemblage de combustible d'un reacteur nucleaire |
US20070160178A1 (en) * | 2006-01-11 | 2007-07-12 | Eaton Corporation | Electrical enclosure, structural assembly, and insert therefor |
CN109935371B (zh) * | 2017-12-19 | 2024-07-02 | 中国原子能科学研究院 | 一种带有绕丝的双面冷却环形燃料棒 |
Citations (3)
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JPS60147684A (ja) * | 1984-01-13 | 1985-08-03 | 三菱原子力工業株式会社 | 核燃料集合体 |
JPS61116690A (ja) * | 1984-11-10 | 1986-06-04 | 三菱原子燃料株式会社 | 燃料集合体組立装置 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US3009869A (en) * | 1959-01-19 | 1961-11-21 | Charles H Bassett | Fuel element for nuclear reactors |
US3413196A (en) * | 1965-09-08 | 1968-11-26 | Atomic Energy Commission Usa | Fuel element |
BE755835A (fr) * | 1969-09-19 | 1971-02-15 | Commissariat Energie Atomique | Dispositif d'accrochage d'aiguilles de combustible nucleaire dans un assemblage |
US3683148A (en) * | 1970-05-05 | 1972-08-08 | Eugene S Boyko | Fabrication of nuclear fuel assemblies and resultant product |
US3836431A (en) * | 1971-05-04 | 1974-09-17 | Belgonucleaire Sa | Nuclear fuel rods having end plugs with bores therethrough sealed by frangible membranes |
US4236966A (en) * | 1977-11-30 | 1980-12-02 | Savin Nikolai I | Nuclear reactor |
US4576787A (en) * | 1983-12-21 | 1986-03-18 | Westinghouse Electric Corp. | Burnable absorber assembly |
-
1985
- 1985-11-12 US US06/797,331 patent/US4716018A/en not_active Expired - Lifetime
-
1986
- 1986-11-11 ES ES8602983A patent/ES2004863A6/es not_active Expired
- 1986-11-12 JP JP61267890A patent/JPS62116289A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5537719A (en) * | 1978-09-08 | 1980-03-15 | Hitachi Ltd | X-ray analyzer |
JPS60147684A (ja) * | 1984-01-13 | 1985-08-03 | 三菱原子力工業株式会社 | 核燃料集合体 |
JPS61116690A (ja) * | 1984-11-10 | 1986-06-04 | 三菱原子燃料株式会社 | 燃料集合体組立装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62116289A (ja) | 1987-05-27 |
US4716018A (en) | 1987-12-29 |
ES2004863A6 (es) | 1989-02-16 |
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