JPH0470279A - ディジタルスチルカメラ - Google Patents

ディジタルスチルカメラ

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JPH0470279A
JPH0470279A JP2184774A JP18477490A JPH0470279A JP H0470279 A JPH0470279 A JP H0470279A JP 2184774 A JP2184774 A JP 2184774A JP 18477490 A JP18477490 A JP 18477490A JP H0470279 A JPH0470279 A JP H0470279A
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Japan
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exposure
switch
circuit
state
time
Prior art date
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JP2184774A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Taniguchi
信行 谷口
Hiroshi Ishibe
博史 石部
Hirokazu Naruto
弘和 鳴戸
Yoshihiro Tanaka
良弘 田中
Yoshito Tanaka
義人 田中
Masaru Shintani
大 新谷
Katsuyuki Nanba
克行 難波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、固体Ill素子により撮影された映像信号を
A/D変換し、ディジタル映像信号を記録するディジタ
ルスチルカメラに関する。
〔従来の技術〕
単板式カラーCODを用いたディジタルスチルカメラに
おいては、該CODからの出力信号をサンプリング周波
数の1/2以下に帯域制限し、いわゆる折り返しによる
偽信号を防ぐため、通常、ローパスフィルタを用いて高
周波成分をカットするようにしている。
(発明が解決しようとする課題) 近年、ディジタルスチルカメラを用いて人物、風景等の
被写体の他に文字情報等を撮影する機会が少なくない。
この場合、被写体の性質の相違から文字情報等の撮影に
好適の懇彰モードを設けることが望ましい。そこで、本
出願人は、従来の通常の撮影モードと文字撮影モードと
を有するディジタルスチルカメラを提案している。
ところで、前記文字撮影モードにおいてもローパスフィ
ルタを用いて撮影すると、ローパスフィルタにより高周
波成分がカットされるので、解像度の高い画像を得るこ
とができなくなる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであリ、光路
外へ退避可能なローパスフィルタを設け、必要に応じて
該ローパスフィルタを光路外へ退避させて撮影すること
により^解像度の撮影を可能にするディジタルスチルカ
メラを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、本発明は、通常撮影モード
と文字撮影モードとを選択可能に備え、撮影レンズによ
り結像された被写体像を固体撮像素子により撮影するよ
うになされたディジタルスチルカメラであって、前記固
体撮像素子の前方光路上に配設されたローパスフィルタ
と、該ローパスフィルタを光路外に退避させる駆動手段
と、前記通常llI影モードのときは前記ローパスフィ
ルタを前記光路上に配設させ、前記文字撮影モードのと
きは前記ローパスフィルタを前記光路外に退避させる駆
動−11111手段とを備えたものである。
〔作用〕 上記のように構成されたディジタルスチルカメラにおい
ては、通常撮影モードが選択されると、ローパスフィル
タは固体**素子の前方光路上に配設され、光学的な高
周波成分の除去された光像が撮像される。また、文字撮
影モードが選択されると、ローパスフィルタは光路外へ
退避され、光学的な高周波成分が除去されない光像が撮
像される。
〔実施例〕
第4図は、本発明に係るディジタルスチルカメラの一実
施例を示す正面図である。また、第5図及び第6図は、
それぞれ前記ディジタルスチルカメラの平面図と側面図
である。第4図において、1はカメラ本体、2はレリー
ズボタン、′3はオートホワイトバランス用の受光! 
(AWB!> 、4は透視型ファインダ、5はフラッシ
ュ発光窓、6は撮影レンズ、7はランプの投光窓である
。また、8は測光用の受光窓、9は撮影モード切換スイ
ッチである。撮影モード切換スイッチ9は、電源スィッ
チを兼ねており、rOFFJに設定すると電源供給が停
止される。また、撮影モードは、例えば人物、風景等の
自然画を撮影する通常撮影モードと、例えば文字1図形
等を近接撮影する文字撮影モードとが切換可能になされ
、rNORM、Jポジションでは通常撮影モードが選択
され、[CHARACT、Jポジションでは文字撮影モ
ードが選択される。また、10は撮影倍率を切換える切
換スイッチであり、該スイッチ10により撮影倍率を標
準撮影とマクOIl影とに選択的に切換えることができ
る。rNORM、Jポジションでは標準撮影が選択され
、rcLO8E  UPJポジションではマクロ撮影が
選択される。また、11はフラッシュの発光モードを切
換える操作ボタンであり、該発光モード切換ボタン11
を押すことにより強制発光又は発光禁止の2種類の発光
モードが選択可能となる。また、12は画像データの記
録媒体であるICカードのイジェクトスイッチであり、
該スイッチ12をrEJEcTJ側にスライドすると、
後述する挿入口15(第6図参照)内に装着されたIC
カードが排出される。
また、第5図において、13は撮影枚数、前記撮影モー
ド、露出tsm値、撮影日付等のデータを表示する、例
えばLC[)%LED等からなる表示部、14は日付設
定用の操作ボタンである。また、第今図において、15
はICカードの挿入口、16は電池装着部の蓋である。
第1図は、本発明に係るディジタルスチルカメラの光学
系及びその制御系の概略構成図である。
同図において、17はカメラの動作を集中1i1J 1
111すル中央fj)JWAlikM(以下、CPLI
という) 、28Lt固体撮像素子(以下、CODとい
う)、29はC0D28を変位させる変位部材である。
また、70はローパスフィルタ(以下、LPFという)
、71は該LPF70を光路上から退避させる0 −パ
スフィルタ(LPF)退避手段であり、スイッチSpは
撮影モード検出スイッチ、スイッチScは文字撮影モー
ド検出スイッチである。なお、CPU17、CCD28
、変位部材29及びスイッチSp、Scの詳細について
は後述する。
同図は前記LPF70を撮影レンズ6とCCD28との
間に退避可能に設けたものである。スイッチSpがオン
状態になり、通常撮影モードが選択されると、CPU1
7はLPF退避手段71に制御信号を送出してLPF7
0を光路上に配置する。これにより通常撮影モードでは
、高周波成分がカットされる。一方、スイッチScがオ
ンになり、文字撮影モードが選択されると、CPU17
はLPF退避手段71に制御信号を送出してLPPP7
0を光路上から退避させる。これにより文字撮影モード
においては、LPF70による解像度の低下が無くなり
、高解像度化が図られる。
次に、第2図は、前記ディジタルスチルカメラのシステ
ム構成図である。
同図において、17は前述したCPUである。
また、18は後述する各回路に電源を供給する電源回路
である。また、19はレンズの現在位1から主被写体の
合焦位置までのデイフォーカス量を算出する測距回路で
ある。この測距回路19では、主被写体までの絶対距離
も演算され、CPU17で主被写体距離と内蔵フラッシ
ュのガイドナンバーG、No、とから、いわゆるフラッ
シュマチックの適正露出が算出される。また、20は被
写体輝度を測定する測光回路、21はフラッシュの発光
及びフラッシュ発光用コンデンサへの充電を制御するフ
ラッシュ回路、22は前記表示部13に種々のデータを
表示させる表示回路、23は被写体の色温度を測定する
オートホワイトバランス(AWB)回路、24は文字撮
影時に被写体の照明等を行うランプの投光回路である。
また、25は露出時に前記撮影レンズ6の透過光を撮像
素子に導き、露出時以外は該m像素子を遮光するととも
に前記透過光を前記測光回路20に導くミラーである。
また、26は露出を制御するメカニカルシャッタであり
、該シャッタ26は、例えば第13図に示すように一方
のシャッタ1lI26aに設けられた孔65をフォトイ
ンタラプタ67で検出することによりその閉じ量がモニ
タ可能になされている。すなわち、全開状態からシャツ
タ幕26aが時計回りに回動し、仮想線で示すようにア
パーチャー66が閉じられると、フォトインタラプタ6
7から孔65を検出したパルスが出力され、このパルス
数をカウントすることによりシャツタ幕26aの回動量
が検出される。シャッタ1l126aの回動量はシャッ
タ1lI26a及び26bによる前記アパーチャー66
の閉じ量に対応するので、該回動量から対応するアパー
チャー66の閉じ量が検出可能となる。
第2図に戻り、27はモータMの駆動を制御するモータ
駆動回路である。モータMは前記ミラー25の移動、前
記シャッタ26の露出1111m及び撮影レンズ6の合
焦若しくは倍率切換等を行うための駆動源である。また
、28は被写体像を撮像するCOD、29は該C0D2
8を光軸に対して垂直方向に1/2画素ピッチ分だけ移
動させる変位部材、30は前記CCD28の駆動を制御
するCODドライバである。なお、前記C0D28と変
位部材29とは、後述するようにユニット化され、固体
撮像装置を構成するものである。また、31は前記C0
D28により画像された映像信号を後述する方法で信号
処理する信号処理回路、32は信号処理されたディジタ
ル画像情報を記憶するICカードである。
ここで、第10図、第11図及び第12図を用いて前記
固体撮像装置の変位機構について説明する。
第10図及び第11図は、それぞれC0D28が装着さ
れた変位部材29の正面図と側面図である。また、第1
2図は、第10図のXI−)G線断面図である。
第10図において、変位部材29は左辺中央に突出部2
91aが形成された基板291と該突出部291aに固
着された変位駆動部294とから構成されている。また
、C0D28の支持部材281が水平方向(図中、矢印
H方向)に摺動可能に前記基板291に取り付けられて
いる。すなわち、前記支持部材281の上辺両端部及び
下辺中央部にはV字形の軸受部281a、281b及び
281Cと、可撓性を有する圧接片283a、283b
及び283Cをそれぞれネジ化めするナツト部282a
、282b及び282Cとが形成されており、基板29
1の上辺部及び下辺部にはそれぞれ軸292と292′
とが設けられている。
支持部材281は、前記軸受部281a及び281bと
前記圧接片283a及び283bとにより前記軸292
を挟持するとともに前記軸受部281Cと前記圧接片2
83Cとにより前記軸292′を挟持することにより前
記軸292.292′の軸方向、すなわち、矢印左方向
に摺動可能に取り付けられている。
また、前記変位駆動部294は、第12図に示すように
、例えば外枠295と底面部に孔296bが形成された
内枠296とを嵌合して形成された円筒状の容器内に圧
電素子298と摺動部材297とを封入して構成されて
いる。すなわち、前記摺動部材297は、円筒部297
aの底面部外側に円筒状の6片297bが形成された構
造をしており、該円筒部297aは前記内枠296の内
径と路間−の外径を有し、前記6片297bの径は前記
孔296bと路間−となっている。また、前記円筒部2
97aの開口端は折り返され、前記内枠296の開口端
296aへの当接部297Cが形成されている。そして
、圧電素子298は摺動部材297の円筒部297a内
に挿入され、更に該摺動部材297はスプリング299
を介して6片297bを孔296bに貫通させるように
して内枠296に挿入されている。これにより前記摺動
部材297はスプリング299により常時外枠295側
に付勢され、圧電素子298は該摺動部材297と外枠
295とにより固定されるようになされている。なお、
前記内枠296の開口端296aと前記当接部297C
との闇には、圧電素子298に電圧が印加されていない
とき(初期状態)でC0D28の172画素ピッチ分、
例えば5μmの間隙dが設けられている。圧電素子29
8に電圧を印加し、該圧電素子298の変位により摺動
部材297を右方向に移動させると、1/2画素ピッチ
分だけ移動した点で当接部297Cが前記開口端296
aに当接し、その移動が停止されるので、摺l11部材
297は正確に1/2画素ピッチ分だけ移動する。
上記変位駆動部294は、突出部291aの側面部に外
枠295の底面部をネジ止めして固着されている。一方
、支持部材281は、スプリング293により前記変位
駆動部294側に付勢され、その側面部が該変位駆動部
294の6片297bの先端部に当接することにより該
支持部材281の移動が抑止されている。そして、圧電
素子298に電圧が印加されると、上述したように該圧
電素子298の伸長変位により摺動部材297が正確に
1/2j素ピッチ分だけ右方向に移動し、これにより支
持部材281も正確に1/2画素ピッチ分だけ右方向に
移動する。これによりC0D28を正確に1/2画素ピ
ッチ分だけ変位させることができる。また、電圧の印加
を停止すると、圧電素子298は元の状態に縮小変位す
ることにより摺動材部材297が正確に1/2画素ピッ
チ分だけ左方向に移動し、これにより支持部材281も
正確に1/2画素ピッチ分だけ左方向に移動し、初期状
態に復帰する。
第2図に戻り、スイッチ類について説明する。
スイッチSMは、カメラ起動用のメインスイッチである
。メインスイッチSMは、前記撮影モード切換スイッチ
9がrNORM、J又はrCHARACT、Jのポジシ
ョンにスライドされると、オン状態となる。メインスイ
ッチSMがオン状態になると、前記電源回路18から上
記各回路に電源が供給される。スイッチS1は、レリー
ズボタン2の半押し状態でオン状態となり、測光及び測
距等の撮影準備を開始させるスイッチである。スイッチ
S2は、レリーズボタン2の全押しでオン状態となり、
露光を開始させるスイッチである。
スイッチSpは、通常撮影モードが選択されたことを検
出するスイッチで、前記撮影モード切換スイッチ9がr
NORM、Jポジションに設定されると、オン状態とな
る。スイッチScは、文字撮影モードが選択されたこと
を検出するスイッチで、前記撮影モード切換スイッチ9
がrCHARACT、Jポジションに設定されると、オ
ン状態となる。スイッチSNOは、標準撮影モードが選
択されたことを検出するスイッチで、前記倍率切換スイ
ッチ10がrNORM、Jポジションに設定されると、
オン状態となる。スイッチSupは、マクロ撮影モード
が選択されたことを検出するスイッチで、前記倍率切換
スイッチ10がrcLOsE  UPjポジションに設
定されると、オン状態となる。スイッチSFLは、前記
発光モード切換ボタン11に相当するスイッチあり、該
ボタン11により強制発光モードが選択されるとオン状
態となり、発光禁止モードが選択されると、オフ状態と
なる。スイッチS!cは、ICカード32の装着状態を
検出するスイッチであり、装着されているとオン状態と
なる。
なお、上記スイッチ類によりCPU17に入力される信
号は、オン状態でロー信号となり、オフ状態でハイ信号
となる。
第3図は、上記信号処理回路31の回路構成図である。
同図に示す信号処理回路31は通常撮影モードにより撮
影された映像信号を処理する処理ブロック33と、文字
撮影モードにより撮影された映像信号を処理する処理ブ
ロック34とから構成されている。スイッチ35は、撮
影モード切換スイッチ9に対応するものであり、コモン
端子a+ 、a2はそれぞれC0D28のG(緑)信号
出力端子とR(赤)/B(青)信号出力端子とに接続さ
れている。また、コモン端子a1 、a2は、通常撮影
モードが選択されると、それぞれ端子b1 、b2に接
続され、文字撮影モードが選択されると1、それぞれ端
子C1、C2に接続されるようになされている。
前記処理ブロック33において、C0D28から出力さ
れるGのアナログ映像信号は、A 、/ D変換器36
aにより、例えば8ビツトのディジタル映像信号に変換
され、メモリ37aに一時的に記憶される。更にGのデ
ィジタル映像信号は、WB補正回路38aによりホワイ
トバランス(WB>補正が行われ、γ補正回路39aに
より階II(γ)補正が行われる。一方、R/Bのアナ
ログ映像信号は、A/D変換器36bによりディジタル
映像信号に変換された後、メモリ37bに一時的に記憶
され、更にR/Bのディジタル映像信号は、WB補正回
路38bによりホワイトバランス(WB)補正が行われ
、γ補正回路39bにより階ml(γ)補正が行われた
後、分離回路40によりR信号とB信号とに分離される
。前記信号処理されたRlG、Bの各信号は輝度信号生
成回路41及びマトリクス回路42に入力され、該輝度
信号生成回路41で輝度信号(Y)が生成がされ、該マ
トリクス回路42で色差信号(R−Y、B−Y)が生成
される。前記輝度信号(Y)は、ペデスタル回路43で
黒レベルが調整され、更に同期信号付加回路44でNT
SC方式の同期信号が付加された後、圧縮回路45aで
、例えばADCT方式による圧縮処理が施されてICカ
ード32内の画像メモリに記録される。一方、(R−Y
)及び(B−Y)の色差信号は、圧縮回路45b、45
Gによりそれぞれ上述同様の圧縮処理が施されてICカ
ード32内の画像メモリに記録される。なお、前記AD
CT圧縮方式は、ADCT (Adapt 1veDi
SCrete  Co51ne  Transform
)変換と呼ばれる直′交変換を用いて画像データを低周
波から高周波までの周波数領域のデータに変換し、例え
ば高周波成分のデータはどサンプリングビット数を低減
させるようにしてデータ数を圧縮するようにしたもので
ある。
前記処理ブロック34において、C0D28から出力さ
れるGのアナログ映像信号は、A/D変換器47aによ
り、例えば3ビツト(8階調)のディジタル映像信号に
変換され、メモリ48a又はメモリ48bに一時的に記
憶される。後述するように本発明に係るディジタルスチ
ルカメラは1回の撮影動作で2回の露出が行われるよう
にされている。文字撮影モードでは、1回目の露出によ
るGのディジタル映像信号は前記メモリ48aに記憶さ
れ、2回目の露出によるGのディジタル映像信号は前記
メモリ48bに記憶される。また、C0D28から出力
されるR/Bのアナログ映像信号は、R/B分離回路4
6によりR信号と8信号とに分離された後、それぞれA
/D変換器47aと47cとによりディジタル映像信号
に変換され、メモリ48c又はメモリ48(Iに一時的
に記憶される。1回目の露出によるR及びBのディジタ
ル映像信号は前記メモリ48Cに記憶され、2回目の露
出によるR及びBのディジタル映像信号は前記メモリ4
8dに記憶される。なお、前記A/D変換器47a〜4
7cにより変換されるディジタル値のビット数(階調数
)は被写体輝度によ変化し、後述するように撮影前の予
備測光の結果からCP(J17により演算され、設定さ
れるようになされている。RGBの各ディジタル映像信
号は、それぞれ1回目と2回目の露出データが加算され
てスライス回路49に入力される。そして、該スライス
回路49で各ビット毎にスライスされ、更にランレング
ス符号化回路50で符号化された後、ICカード32に
転送され、内蔵する画像メモリに記憶される。
第7図〜第9図は上記ディジタルスチルカメラの内部構
造を示す概略図である。第7図は正面概略図、第8図は
平面概略図、第9図は側面概略図である。
上記ディジタルスチルカメラの内部構造は、撮影レンズ
6を構成する光学系の適所にシャッタ26が配設される
とともに焦点距離切換用のり0−ズアップレンズ51が
配設されている(第9図参照)。また、撮影レンズ6に
隣接して前述したモータ駆動回路27を含む、ミラー2
5、シャッタ26及びクローズアップレンズ51の駆動
機構52が設けられている。また、駆動機構52の後方
にCPL、117及び各種1ilIWJ回路が組込まれ
たーJIm1回路基板53が配設され、更にその後部に
変位部材29と前述したCODドライバ30及び該変位
部材29の変位i制御回路等が組込まれた撮像回路基板
54とを結合してユニット化された撮像回路55が配設
されている。なお、この撮像回路55は、C0D28の
撮像面が前記撮影レンズ6の結像位置となる所定位置に
配設されている。そして、ICカード32の装着部56
を挾んでカメラ本体1の背面部に沿い前記信号処理回路
31等の組込まれた記録回路基板57が配設されている
また、投光窓7の内側適所にはランプ58が配設され、
測光118の内鍔所定位置には測光レンズ系59及び受
光素子60が配設されている。また、フラッシュ窓5の
内側適所には反射傘61と一体に構成されたキセノン管
62が配設され、その下方適所にはメインコンデンサ6
3とフラッシュ回路基板64とが配設されている。そし
て、1lllf池Bが本体部1の底部に収納されている
次に、上記ディジタルスチルカメラのII彰動作につい
て説明する。
まず、第14図のフローチャートを用いてメインルーチ
ンについて説明する。
電源電池Bが挿入されると、パワーオンリセットが働き
、CPU17によりRAMのクリア、各回路ブロック、
フラグ等の初期設定が行われ(#1)、以下のメインル
ーチンの動作が開始される。
まず、メインスイッチSMがオン状態かどうかの判別が
行われ(#2)、メインスイッチSMがオフ状態であれ
ば、#19に移行し、メインコンデンサ63が充電中で
ある場合は、昇圧を停止し、#2に戻る。メインスイッ
チSMがオン状態であれば、#3に移行し、更にメイン
スイッチSMはオフ状態からオン状態に変化した(今、
電源が投入された)のか、あるいはオン状態が保持され
ているのかの判別が行われる。メインスイッチSMがオ
フ状態からオン状態に変化したのであれば、前記昇圧を
指示するため昇圧フラグF1に1がセットされ(#4)
、オン状態が保持されているのであれば、#4の処理は
行わず、続いてスイッチSICの状態からICカード3
2が装着されているかどうかの判別が行われる(#5)
。ICカード32が装着されていれば(スイッチSrc
がON)、更に該スイッチSICがオフ状態からオン状
態に変化した(ICカード32が今、装着された)のか
、オン状態が保持されている(ICカード32が既に装
着されている)のかの判別が行われ(#6)、オフ状態
からオン状態に変化したのであれば、前記昇圧フラグF
1に1がセットされ(#7)、オン状態が保持されてい
るのであれば、特別な処理はされず、続いて装着された
ICカード32に記憶できるメモリ容量が残っているか
どうかの判定が行われる(#8)。ICカード32のメ
モリ容量が残っていれば、撮影可能として#9に移行し
、スイッチS1がオン状態かどうかの判別が行われ、メ
モリ容量が残っていなければ、撮影不可として#11に
移行し、前記昇圧フラグF1にOがセットされ、#12
に移行する。#9でスイッチS1がオン状態であれば、
更にCPLJ17は該スイッチS1がオフ状態からオン
状態に変化した(今、レリーズボタン2が全押しされた
)のか、あるいはオン状態が保持されている(レリーズ
ボタン2の半押し状態が保持されている)のかの判別が
行われ(#10)、スイッチS1がオフ状態からオン状
態に変化したのであれば、後述する「Sl」ルーチン(
#20)に移行し、オン状態が保持されているのであれ
ば、#12に移行する。
#12では、スイッチSNOの状11(l影倍率の設定
状Iりが判別され、スイッチSwoがオン状態〈標準撮
影)であれば、撮影レンズ6は標準状態に設定され、ス
イッチSNOがオフ状態(マクロ撮影)であれば、撮影
レンズ6はマクロ撮影状態に設定されて#15に移行す
る。なお、撮影レンズ6は、前記倍率切換用のクローズ
アップレンズ51を光路上に挿入することによりマクロ
撮影状態に切り換えられる。#15では前記昇圧フラグ
F1の状態が判定され、Oがセットされていれば、#1
9に移行し、昇圧動作が停止されて#2に戻る。昇圧フ
ラグF1に1がセットされていれば、更にCPU17は
メインコンデンサ63の充電が完了しているかどうかの
判定を行ない(#16)、充電が完了していれば、昇圧
は不要であるから前述の#19に移行し、昇圧が停止さ
れて#2に戻る。また、充電が完了していなければ、昇
圧が開始されるとともに昇圧タイマによる計時が開始さ
れる(#17)。続いて、所定の昇圧時間が経過したか
どうかの判定が行われ(#18)、所定時間が経過して
いなければ、#2に戻り、上記#2〜#16の動作が繰
り返される。一方、所定の昇圧時間内に充電が完了しな
いでタイムオーバになると(#18でYES) 、電源
電池Bの容量低下と判断して撮影動作が禁止される。
次に、第15図のフローチャートを用いて前記「Sl」
ルーチンについて説明する。
[S1]ルーチンに入ると、昇圧動作中であれば、その
昇圧動作は一旦停止され(#21)、撮影モード切換ス
イッチ9により設定された撮影モードが判別される(#
22)。文字撮影モードが設定(スイッチScがON)
されていれば、#5O−1(第16図)に移行し、#5
0−1〜#66で文字撮影処理が行われ、通常撮影モー
ドが設定(スイッチScがOFF>されていれば、#2
2−1に移行し、#22−1〜#50で通常両撮影処理
が行われる。
通常撮影モードでは、まず、ローパスフィルタ70が光
路上に配設され(#22−1 ) 、続いて測距回路1
9により被写体距離が測定され、撮影レンズ6が合焦状
態に調節される(#23)。続いて、測光回路20によ
り被写体輝度が測定され、CPLJ17により前記被写
体距離と該測定値とに基づきフラッシュの要否判定、フ
ラッシュ発光時のF値及びフラッシュ非発光時のF値等
の演算が行われる(#24)。更にAW8回路23によ
り被写体の色温度が測定され、ホワイトバランス(WB
)II整処理が行われる(#25>。続いて、昇圧フラ
グF1のセット状態が判別され(#26)、昇圧フラグ
F1=1であれば、更に充電が完了しているかどうかの
判定が行われる(#27)。
充電が完了していなければ、フラッシュ回路24により
メインコンデンサ63の充電が開始される(#28)。
続いて、所定時間内に充電が完了したかどうかの判定が
行われる一方で、当該充電動作中にスイッチS+ 、S
M及びSIcがオフ状態に、また、スイッチScがオン
状態に変化するかどうかの確認が順次行われる(#28
〜#33のループ)。すなわち、電源オフ、撮影準備動
作の解除、通常撮影モードから文字撮影モードへの撮影
モード切換え及びICカードの排出等の有無が確認され
る。
前記充電動作中にスイッチ81 8M及びSICのいず
れか1のスイッチがオフ状態に変化し、スイッチScが
オン状態に変化すると(#30、#31.#33のいず
れかのステップでNO1#32でYES)、#2に戻り
、再び最初から上述した撮影動作を行う。一方、当該充
電動作中にスイッチS1、SM、Sc及びSrcのいず
れも変化することなく、所定時間内に充電が完了すると
(#29でYES>、メインコンデンサ63の充電は停
止され(#35)、#23に戻り、再び上述した測距、
測光等の処理が行われる。また、所定時間内に充電が完
了しなければ(#34でYES)、III電池Bの容量
低下と判断して撮影動作が禁止される(#36)。
#26で昇圧フラグF1にOがセットされているか、あ
るいは#27で充電が完了していると、続いて、レリー
ズスイッチS2がオンされているかどうかの判別が行わ
れる(#37)。レリーズスイッチS2がオフ状態であ
れば(#37でNo)、#47に移行し、レリーズスイ
ッチS2がオン状態になるまで待機する一方で、#47
〜#50で前述したスイッチS1.5M5Sc及びSx
cの変化の有無が確認される。当該待機中にスイッチS
+ 、SM、SC及びSICのいずれか1のスイッチに
変化があると(#47.#48.#50のいずれかのス
テップでNo、#49でYES)、#2に戻り、再び最
初から上述した撮影動作を行う。一方、当該待機中にス
イッチS1、SM、Sc及びSxcのいずれも変化する
ことなく、レリーズスイッチS2がオン状態になると(
#37でYES)、ミラー25の光路外への退避が開始
されるとともにシャッタ26の開口が開始され(#38
.#39)、更にC0D28の初期化が行われる(#4
0)。そして、ミラー29が完全に光路外へ退避し、シ
ャッタ26が#25で算出された所定のF値に開口する
のを持って(#41及び#42でYES) 、後述する
通常撮影モードの露出が行われる(#43)。なお、前
記所定のF値は、フラッシュ発光時においては、被写体
距離と被写体輝度とから演算されるフラッシュマチック
のF値であり、フラッシュ非発光時においては、被写体
輝度から演算されるF値である。
ここで、第17図の「露出1」のフローチャートに従い
通常撮影モードの露出について説明する。
まず、#25で演算されたF値に対応する全露出時間t
(秒)とC0D28の変位時間ic (秒)とが比較さ
れ(#71)、全露出時間tがC0D28の変位時11
1tc以上であれば(t≧jc)、後述する#72〜#
86のフローに従って露出処理が行われ、全露出時間t
がC0D28の変位時間tc未満であれば(1<1c)
 、後述する#87〜#104でフローに従って露出処
理が行われる。以下、それぞれの場合に別けて露出処理
を説明する。
(1)t≧tcの場合 まず、全露出時間t(秒)と変位時間ic(秒)との時
間差j1(−i−t()が算出され(#72)、更にこ
の時間差t1の半分の時11tz  (秒)が算出され
る(#73)。続いて、CCD28の電荷蓄積が開始さ
れると同時に前記FR闇t2の計測が開始される(#7
4.#75)、そして、前記時間t2がOまでカウント
ダウンされると(#76でYES) 、昇任フラグF1
のセット状態が判別され(#77)、昇圧フラグF1が
1にセット〈フラッシュ発光)されていれば、フラッシ
ュが発光される(a78)。なお、この時のフラッシュ
の発光量は、ガイドナンバー〇、No、の半分の量であ
る。続いて、C0D28の変位が開始されると同時に前
記変位時間tcの計測が開始される(#79.#80)
。#77で昇圧フラグF1が0にセット(フラッシュ非
発光)されていれば、内蔵フラッシュを発光させること
なく、#79に移行し、C0D28の変位及び変位FR
a t cの計測が開始される。そして、変位時間tc
が経過し、C0D28の変位が完了すると(#81でY
ES) 、再び昇圧フラグF1のセット状態が判別され
(#82)、昇圧フラグF1が1にセットされていれば
、フラッシュが発光されると同時に時間t2の計測が開
始される(#83、#84)。
なお、この時のフラッシュの発光量も、1回目の発光量
と同様にガイドナンバー〇、No、の半分の農である。
一方、#82で昇圧フラグF1がOにセットされていれ
ば、フラッシュを発光させることなく、#85に移行し
、時間t2の計測が開始される。
そして、前記時+1t2がOまでカウントダウンされる
と(#85でYES)、CCD28の感光部への電荷蓄
積が停止され、更に該蓄積電荷はC0D28の転送部に
転送され(#86) 、!出を終了して#45にリター
ンする(#105)。
第18図は、上記(1)の場合の露出処理を示すタイム
チャートである。同図において、A点でスイッチS1が
オンされ、B点でレリーズスイッチ$2がオンされた場
合、A点とB点との間で測距及び測光処理が行われ、焦
点調節及び露出rtrmtの演算が行われる。また、B
点からミラー25の退避及びシャッタ26の開口が開始
され、それらの動作が完了した0点からC0D28の電
荷蓄積が開始される。そして、C0D28には0点から
E点までの前記露出時atだけ電荷蓄積が行われる。一
方、C0D28は0点からt2 (−(t−t C) 
/ 2 )秒間経過したD点から変位が開始され、時m
 t c秒後のE点で1/2画素ピッチ分の変位が完了
する。また、フラッシュを発光する場合は、前記り点と
前記E点、すなわち、C0D28の変位開始直前と変位
置後とにおいて、フラッシュの全発光量の1/2がそれ
ぞれ発光される。
なお、シャッタ26による絞りはフラッシュマチック演
算に基づき適正絞り値に設定されているので、フラッシ
ュの全発光量を2等分し、2回に別けて全露出時at内
に全発光量が照射されるようにしていても主被写体の露
出量は適正になる。
(2)tc>tの場合 まず、変位時開tc (秒)と全露出時間t(秒)との
時間差で1’  (−ic−j)が算出され(#87)
、更に前記全露出時間tの半分の時間t3(−t/2)
が算出される(#88)。続いて、C0D28の感光部
に1回目の電荷蓄積が開始されるとともに(#89)、
昇圧フラグF1のセット状態が判別され(#90)、昇
圧フラグF1が1にセットされていれば、フラッシュが
発光される(#91)。なお、この時のフラッシュの発
光量は、ガイドナンバーG、No、の半分の量である。
続いて、C0D28の変位が開始されると同時に1回目
の露出時間t3の計測が開始される(C92,#93)
、C90で昇圧フラグF1が1にセットされていれば、
フラッシュを発光させることなく、#92に移行し、C
0D2Bの変位及び露出時間t3の計測が開始される。
そして、前記露出時間t3がOまでカウントダウンされ
ると(#94でYES) 、C0D28の感光部への電
荷蓄積が停止され、1回目の蓄積電荷がC0D28の転
送部に転送される(#95)。続いて、C0D28のオ
ーバーフロードレイン(以下、OFDという)が開かれ
、感光部に発生した不要電荷がOFDに排出された後(
#96)、時間差t1’の計測が開始される(#97)
。前記時間差t1′がOまでカウントダウンされると(
#98でYES)、前記OFDが閉じられ、COD 2
8の感光部への2回目の電荷蓄積が開始される(#99
)。続いて、昇圧フラグF1のセット状態が判別され(
#100)、昇圧フラグF1が1にセットされていれば
、フラッシュが発光されると同時に露出時間t3の計測
が開始される(#101、#102)。なお、この時の
フラッシュの発光量も、1回目の発光−と同様にガイド
ナンバーG、No、の半分の量である。一方、#100
で昇圧フラグF1がOにセットされていれば、フラッシ
ュを発光させることなく、#102に移行し、露出時間
t3の計測が開始される。そして、前記露出時11!t
3がOまでカウントダウンされると(#103でYES
) 、C0D28の感光部への電荷蓄積が停止され、更
に該蓄積電荷はC0D28の転送部に転送され(#10
4)、露出を終了して#44にリターンする(#105
)、なお、このとき、転送部の電荷は、1回目の蓄積電
荷と2回目の蓄積電荷とが混合され、全露出時間t(−
2Xtl)の全蓄積電荷量となっている。
第19図は、上記(2)の場合の露出処理を示したタイ
ムチャートである。同図において、CC028は、ミラ
ー25の退避及びシャッタ26の開口が完了した0点か
ら変位が開始され、変位時開tc経過後の1点で該変位
が完了する。C0D28は、1点後は1/2j素ピツチ
分だけ横方内に変位している。また、0点からG点まで
の時閲t3 (−t/2>だけC0D28の感光部に1
回目の電荷蓄積が行われ、該G点で1回目の蓄積電荷は
C0D28の転送部に転送される。また、G点からt1
′経過したH点から1点までの時間t3 (−t/2)
間だけC0D28の感光部に2回目の電荷蓄積が行われ
、該1点で2回目の蓄積電荷はC0D28の転送部に転
送され、該転送部で1回目と2回目の蓄積電荷が混合さ
れる。なお、G点からH点までの闇はC0D28のOF
Dが開かれており、C0D28の感光部には電荷は蓄積
されない。また、フラッシュを発光する場合は、1回目
及び2回目の露出開始点である0点とH点とにおいて、
フラッシュの全発光量の172がそれぞれ発光される。
なお、この場合も全露出時間t(−2Xt3)内に全発
光量が照射されるようにしているので、フラッシュの全
発光量を2等分し、2回の露出動作でそれぞれフラッシ
ュを発光するようにしていても、(1)の場合と同様に
主被写体の露出量は適正になる。
第15図に戻り、露出が終了すると、開いているシャッ
タ26のrfI塞が開始され(#45)、それと同時に
C0D28の転送部の蓄積電荷(映像信号電荷)が信号
処理回j!31に転送される(#46)。続いて、前記
映像信号は、信号処理回路31で所定の信号処理が施さ
れ、輝度信@(Y)及び色差信号(R−Y、8−Y)に
変換された後、ICカード32に記憶される。
次に、文字撮影モードについて説明する。#20で文字
撮影モードが設定されていると、ローパスフィルタ70
が光路から退避され(第16図、#50−1>、続いて
投光回路24によりランプ58が点灯され、被撮影文字
にランプ光が照射される(#51)。ランプ光の照射範
囲は撮影範囲に対応しており、これにより撮影者は撮影
画角を知ることができる。また、ランプ光は被撮影文字
全体に均等に照射されるので、被写体輝度を均一にする
ことができる。続いて、測距回路19により被写体距離
が測定され、該被写体距離に基づき撮影レンズ6の焦点
がw/i節されるとともに、測光回路2oにより被写体
輝度が測定され、該測定結果から露出時間tが設定され
る(#52.#53)。続いて、レリーズスイッチS2
がオンされているかどうかの判定が行われ(#54)、
レリーズスイッチS2がオフ状態であれば(#54でN
o>、#62に移行し、オン状態になるまで待機する。
待機中に前述したスイッチS1.5M1Sc及びSIC
がオフ状態になるかどうかの確認が行われ(#62〜#
65)、当該待機中にスイッチ515M、SC及びSt
cのいずれか1のスイッチがオフ状態に変化すると(#
62〜#65のいずれかのステップでNo> 、投光回
路27によりランプ58が消灯された後(#66) 、
#2に戻る。
一方、スイッチS1.5M5Sc及びSIcのいずれも
変化することなくレリーズスイッチS2がオンすると(
#54でYES)、ミラー25の光路外への退避(ミラ
ーアップ)が開始され(#55)、続いてシャッタ26
の開口が開始される(#56)。また、CODドライバ
30によりC0D2Bの初期化が開始される(#57)
。続いて、ミラー25が完全に光路外へ退避し、シャッ
タ26が#23で算出された所定のFiIに開口するの
を待って(#58及び#59でYES)、後述する文字
撮影モードの露出が行われ(#60)、該露出が終了す
ると、投光回路27によりランプ7が消灯され(#61
 ) 、#2に戻る。
次に、第20図のフローチャートに従い文字撮影モード
の露出について説明する。
まず、#53の測光により決定された露出時間tだけC
CD28で予II出が行われ、該露出結果から階調レベ
ルのスレッシュホールドレベルが決定される(#111
)。すなわち、予iia出を行った輝度信号レベルから
A/D変換器47a〜47Cの階調化レベルが決定され
る。続いて、シャッタ26が開口され、1回目の露出が
開始される(#112)。そして、前記露出時間tが経
過すると、C0D28の感光部に蓄積された電荷は転送
部にフィールドシフトされ(#113)、それと同時に
OFDを開いて前記感光部への電荷蓄積が禁止され、1
回目の露出を終了する(#114)。続いて、C0D2
8の変位が開始され(#115)、更にシャッタ26の
閉塞が開始される(#116)。このとき、上述したよ
うにシャッタ26の閉塞動作によるアパーチャー65の
閉じ量がモニタされ(#117)、シャッタ26による
露出量が1回目の露出量と同一になる位置までシャッタ
26が閉塞されると(#117でYES)、CCD28
のOFDが閉じられ、2回目の露出が開始される(#1
18)。そして、シャッタ26が完全に閉塞し、2回目
の露光が終了すると(#119)、CCD28の転送部
に保持されている1回目の露出による蓄積電荷(第1の
画像データ)が信号処理回路31に読み出され(#12
0)、続いてC0D28の感光部に蓄積されている2回
目の露出による蓄積電荷(第2の画像データ)が前記転
送部を介して信号処理回路31に読み出される(#12
1>。信号処理回路31においては、A/D変換器47
a〜47Cは、#111で決定された階調レベルに従い
リファレンス電圧及び変換電圧範囲が設定される。例え
ば8階調レベルに設定されている場合、前記第1の画像
データのG信号はA/D変換器47aにより3ビツトの
ディジタル映像信号に変換された後、メモリ48aに一
旦記憶される。また、前記第1の画一データのR/B信
号はR/B分離回路46でR信号と8信号とに分離され
、それぞれA/D換器47b、47cにより3ピツトの
ディジタルII!像信号に変換された後、メモリ48C
に一旦記憶される。前記第2の画像データについても同
様のA/D変換処理が行われ、Gのディジタル映像信号
はメモリ48bに記憶され、R及びBのディジタル映像
信号はメモリ48dに記憶される。次にRの第1及び第
2の画像データに係るディジタル映像信号は合成されて
スライス回路49に入力され、その合成データについて
各ビット毎にスライスされた後、符号化回路50でラン
レングス符号化が行われる。また、G及びBの第1及び
第2の画像データに係るディジタル映像信号について同
様の処理が行われる。そして、ランレングス符号化され
たディジタル映像信号がICカー1:32に記憶される
(#122)。
第21図は、上記文字撮影モードの露出処理を示したタ
イムチャートである。同図において、ミラー25の退避
及びシャッタ26の開放が完了した0点から所定の露出
時Jiltだけ予備露出が行われ、A/D変換の階調レ
ベルが決定される。続いて、予1露出後、5点からC0
D28の感光部に1回目の電荷蓄積が開始され、前記露
出時間tが経過したに点で終了する。1回目の露出終了
後、K点からC0D28の変位が開始され、該変位が終
了したL点でシャッタ26の閉塞が開始される。
そして、アパーチャー66が所定量だけ閉じられたM点
でOFDが閉じられ、2回目の電荷蓄積が開始される。
そして、該電荷蓄積はシャッタ26が完全に閉じられる
N点まで行われる。
次に、−機素子としてFIT−CODを用いた場合の文
字撮影モードにおける露出動作について第22図のフロ
ーチャートに従い説明する。なお、第22図のフローチ
ャートは、第16図の#53〜#59のフローチャート
に代わるものであるから、同図の#52から第22図の
#131に移行した後の動作について説明する。
#52で測光し、該測光結果から露出時@tが設定され
ると、レリーズスイッチS2がオン状態であるかどうか
の判別が行われ(#131)、オフ状態であれば#62
に移行しく第16図参照)、オン状態であれば、C0D
2Bの初期化が行われる(#132)。続いて、ミラー
25の光路外への退避(ミラーアップ)とシャッタ26
の開口が開始される(#133)。そして、ミラー25
が完全に光路外へ退避し、シャッタ26が#23で算出
された所定のF値に開口すると(#134でYES)、
#53の測光により決定された露出時@1だけCCD2
8で予備露出が行われ(#135)、該露出結果から階
調レベルが決定される(#136)。続いて、C0D2
8の奇数ラインの感光部に蓄積された不要電荷が転送部
に排出され、該奇数ラインについて1回目の露出が開始
される(#137)。また、所定時間遅延してC0D2
8の偶数ラインの感光部に蓄積された不要電荷が転送部
に排出され、該偶数ラインについて1回目の露出が開始
される(#138)。続いて、前記奇数ラインの露出開
始から露出時間を経過後に奇数ラインの感光部に蓄積さ
れた電荷が転送部にフィールドシフトされ、該奇数ライ
ンの一回目の露出が終了する(#139)。続いて、転
送部に転送された奇数ラインの映像信号は信号処理回路
31に読み出され、第1実施例で説明したように所定の
階調レベルでA/D変換された後、メモリ48a及び4
8cに記憶され6 (#140)。
続いて、前記偶数ラインの露出開始から前記露出時WJ
t経過後に偶数ラインに蓄積された電荷が転送部にフィ
ールドシフトされ、該偶数ラインの一回目の露出が終了
する(#141)。転送部に転送された偶数ラインの映
像信号についても奇数ラインの映像信号と同様に信号処
理回路31に読み出され、所定の階調レベルでA/D変
換された後、メモリ48a及び48cに記憶される。そ
して、1回目の露出が終了すると、C0D28のOFD
が開かれ、感光部への電荷蓄積が禁止される(#142
)。続いて、C0D28の変位が開始され(#143)
、更にシャッタ26の閉塞が開始される(#144)。
このとき、上述したようにシャッタ26の閉塞動作によ
るアパーチャー65の閉じ量がモニタされ(#145)
、シャッタ26による露出量が1回目の露出口と同一に
なる位置までシャッタ26が閉塞されると(#145で
YES)、C0D28のOFD#閉じられ、2回目の露
出が開始される(#146)。2回目の露出動作は#1
46〜#150で処理されるが、この処理は前記第1実
施例で説明した#118〜#122(第20図参照)と
同じ処理を行うので説明は省略する。
第23図は上記FIT−CODを用いた場合の文字撮影
モードにおける露出動作を示すタイムチャートである。
同図において、ミラー25のミラーアップ及びシャッタ
26の開放が完了した0点から露出時間tだけ予備露出
が行われ、該予備露出結果から各階調のレベルが設定さ
れる。そして、前記予備露出後の0点からC0D28の
感光部の奇数ラインについて前記露出時間tだけ1回目
の露出が行われ、また、P点からC0D28の感光部の
偶数ラインについて前記露出時間tだけ1回目の露出を
行われる。そして、1回目の露出が終了した8点でC0
D28のOFDは開けられ、前記感光部への電荷蓄積が
禁止されるとともに該CC028の変位が開始される。
C0D28の変位が終了した8点でシャッタ26の閉塞
は開始され、アパーチャー66が所定量だけ閉じられた
下点でOFDが閉じられ、2回目の電荷蓄積が開始され
る。そして、該電荷蓄積はシャッタ26が完全に閉じら
れるU点まで行われる。
なお、上記実施例では、C0D28の変位手段として圧
電素子を使用したが、光路上に光学プリズム及び横形の
透過板とを設け、これらを変位させることによりC0D
28を変位させるのと同様の効果を得るようにしてもよ
い。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、人物、ms等を
撮影する通常−彰モードと、文字等を撮影する文字撮影
モードとを有し、前記通常撮影モードではローパスフィ
ルタを光路上に配設し、前記文字撮影モードではローパ
スフィルタを光路外に退避させるようにしたので、前記
文字撮影モードでは高解像度の撮影が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るディジタルスチルカメラの光学系
及びその制御系の概略構成図、第2図は本発明に係るデ
ィジタルスチルカメラの一実施例のシステム構成図、第
3図は信号処理回路の回路構成図、第4図は前記ディジ
タルスチルカメラの正面図、第5図は前記ディジタルス
チルカメラの平面図、第6図は前記ディジタルスチルカ
メラのIlI面図、第7図は前記スチルカメラのの内部
構造を示す正面概略図、第8図は前記スチルカメラの内
部構造を示す平面概略図、第9居は前記ディジタルスチ
ルカメラの内部構造を示す側面概略図、第10図はCO
D変位部材の正面図、第11図は該COD変位部材の側
面図、第12図は第10図の℃−℃線断面図、第13図
はシャッタの要部構成図、第14図は本発明に係るディ
ジタルスチルカメラの■彰動作を示すメインフローチャ
ート、第15図は「Sl」サブルーチンのフローチャー
ト、第16図は文字撮影モードの撮影動作を示すフロー
チャート、第17図は通常撮影モードにおける「露出1
」サブルーチンのフローチャト、第18図は通常撮影モ
ードにおけるCODの変位時間より露出時間が長い場合
の露出動作を示すタイムチャート、第19図は通常撮影
モード−におけるCCDの変位時間より露出時間が短い
場合の露出動作を示すタイムチャート、第20図は文字
撮影モードにおける「Il出2」サブルーチンのフロー
チャート、第21図は文字撮影モードにおける露出動作
を示すタイムチャート、第22図は文字撮影モードにお
ける露出動作の第2実施例に係るフローチャート、第2
3図は文字撮影モードにおける露出動作の第2実施例に
係るタイムチャートである。 1・・・カメラ本体、2・・・レリーズボタン、3・・
・AWB窓、4・・・ファインダ、5・・・フラッシュ
窓、6・・・撮影レンズ、7・・・投光窓、8・・・測
光窓、9・・・電源スイツチ兼撮影モード切換スイッチ
、10・・・撮影倍率切換スイッチ、11・・・フラッ
シュの強制発光/発光禁止ボタン、13・・・表示部、
15・・・ICカード挿入口、17・・・CPtJ、1
8・・・電源回路、19・・・測距回路、20・・・測
光回路、21・・・フラッシュ回路、22・・・表示回
路、23・・・AW8回路、24・・・投光回路、25
・・・ミラー、26・・・シャッタ、26a、26b・
・・シャツタ幕、27・・・モータ駆動回路、28・・
・CCD、29・・・変位部材、30・・・CODドラ
イバ1.31・・・信号処理回路、32・・・ICカー
ド、46−R/ B分離回路、47a〜47C・・・A
/D変換器、48a〜48d・・・メモリ、49・・・
スライス回路、50・・・ランレングス符号化回路、5
8・・・ランプ、65・・・孔、66・・・アバ−チア
、67・・・フォトインタラプタ、7o・・・ローパス
フィルタ(LPF) 、71・・・ローパスフィルタ(
LPF)退避手段、281・・・CCD支持部材、29
4・・・変位駆動部、298・・・圧電素子、SM。 Sl、82.8p、SC,SNO,Sup。 SFL、SIC・・・スイッチ。 第  1 図 第  13 図 第 図 第 図 乗j 距 に=コ 」11 距 に=口 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、通常撮影モードと文字撮影モードとを選択可能に備
    え、撮影レンズにより結像された被写体像を固体撮像素
    子により撮影するようになされたディジタルスチルカメ
    ラであつて、前記固体撮像素子の前方光路上に配設され
    たローパスフィルタと、該ローパスフィルタを光路外に
    退避させる駆動手段と、前記通常撮影モードのときは前
    記ローパスフィルタを前記光路上に配設させ、前記文字
    撮影モードのときは前記ローパスフィルタを前記光路外
    に退避させる駆動制御手段とを備えたことを特徴とする
    ディジタルスチルカメラ。
JP2184774A 1990-07-11 1990-07-11 ディジタルスチルカメラ Pending JPH0470279A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2184774A JPH0470279A (ja) 1990-07-11 1990-07-11 ディジタルスチルカメラ

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6002429A (en) * 1995-06-01 1999-12-14 Minolta Co., Ltd. Image input device in which the image sensing conditions are changed depending on a data format required by an external device
US6093445A (en) * 1998-08-12 2000-07-25 Shimane University Microscopic element manufacturing method and equipment for carrying out the same
US6181379B1 (en) 1995-05-17 2001-01-30 Minolta Co., Ltd. Image sensing device with different image sensing characteristics for documents and scenery
JP2003274273A (ja) * 2002-03-19 2003-09-26 Mitsubishi Electric Corp 監視カメラ装置

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