JPH047022Y2 - - Google Patents

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JPH047022Y2
JPH047022Y2 JP3486885U JP3486885U JPH047022Y2 JP H047022 Y2 JPH047022 Y2 JP H047022Y2 JP 3486885 U JP3486885 U JP 3486885U JP 3486885 U JP3486885 U JP 3486885U JP H047022 Y2 JPH047022 Y2 JP H047022Y2
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JP
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fluid pressure
brake fluid
boot
load
pressure control
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  • Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)
  • Diaphragms And Bellows (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車等の液圧ブレーキ装置におい
てブレーキマスタシリンダからホイルブレーキシ
リンダに供給されるブレーキ液圧を積載荷重に応
答して制御する積載荷重応答型ブレーキ液圧制御
装置に使用されるブーツに関するものである。
(従来の技術) 積載荷重応答型ブレーキ液圧制御装置は、例え
ば実開昭54−127097号公報に記載されているよう
に、ブレーキマスタシンダとホイルブレーキシリ
ンダ間のブレーキ液圧回路を開閉制御する弁とこ
の弁をブレーキ液圧に応答して開閉制御するピス
トンとを有したブレーキ液圧制御弁部と、前記ピ
ストンに車両の積載荷重に応じた付勢力を伝達す
る荷重伝達部材とを備えており、普通、荷重伝達
部材と前記ピストンとの当接部を外気から遮断す
るべく前記ブレーキ液圧制御弁部の一部及び前記
荷重伝達部材の一部を覆うブーツが設けられてい
る。
従来のブーツは、ブレーキ液圧制御弁部、荷重
伝達部材への取り付け部を肉厚にしているが、そ
の他の部分は肉薄に形成されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、従来のブーツにおいては、車両
走行中に車両によつて跳ね飛ばされた小石がブー
ツの肉薄部分に衝突して肉薄部分が小石とブレー
キ液圧制御弁部、荷重伝達部材との間に挟み付け
られることにより亀裂が生じ、ブーツとしての機
能を失うことがあると言う問題があつた。
そこで本考案は、簡単な手段により上記問題を
解決することを目的とする。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため本考案は、ブーツに緩
衝用小突起を多数形成した。
(作用) しかして、本考案においては、車両走行中に車
輪によつて跳ね飛ばされた小石がブーツの肉薄部
分に衝突して肉薄部分が小石とブレーキ液圧制御
弁部、荷重伝達部材との間に挟み付けられた時、
小突起が弾性変形してブーツ肉薄部分が強く挟み
付けられることを回避させるため、ブーツ肉薄部
分に亀裂が生じると言う問題は解消する。そし
て、本考案は、ブーツに小突起を多数形成するだ
けであり、小突起はブーツの肉薄部分の柔軟性を
殆ど低下させないため、ブーツ本来の機能は何等
損なわれない。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図において、10はブレーキ液圧制御弁
部、13は棒状の荷重伝達部材、15は引張りス
プリング、16はゴムよりなるブーツである。
ブレーキ液圧制御弁部10は、周知のように、
ブレーキマスタシリンダに連通される入口11a
とホイルブレーキシリンダに連通される出口11
bを有して車両のバネ上部分(またはバネ下部
分)に固定されるボデー11と、このボデー11
内に配置されて入口11aと出口11b間の連通
を断続制御する弁(図示省略)と、ブレーキ液圧
に応動して弁を開閉制御するピストン12を備え
る。
荷重伝達部材13の一端は軸14によりボデー
11に枢着され、荷重伝達部材13の他端と車両
のバネ下部分(またはバネ上部分)間に引張りス
プリング15が張設される。この引張りスプリン
グ15の力は荷重伝達部材13とピストン12と
の当接によりピストン12にこれをボデー内方へ
付勢するように加わる。車両の積載荷重に応じて
車両のバネ上部分とバネ下部分との間隔が変化
し、引張りスプリング15の力が変化して荷重伝
達部材13に加えられる付勢力が変化する。
ブレーキ液圧制御弁部10、荷重伝達部材13
及び引張りスプリング15で構成される荷重応答
型ブレーキ液圧制御装置の作動は本考案に直接関
係せず、またよく知られているため、説明を省略
する。
ブーツ16はその開口部16aにてブレーキ液
圧制御弁部10のボデー11に嵌合され、またそ
の開口部16bにて荷重伝達部材13に嵌合され
る。開口部16bは肉厚にされており、その他の
部分は肉薄に形成されている。ブーツ16の内面
には、ブレーキ液圧制御弁部10のボデー11、
荷重伝達部材13への嵌合部を除き緩衝用小突起
16cが無数形成されている。この緩衝用小突起
16cの詳細形状が第2図に示されている。緩衝
用突起16cはブーツ16の肉薄部分が小石等の
衝突により荷重伝達部材13やボデー11と小石
等との間に挟まつた時、弾性変形して緩衝作用を
しブーツに亀裂が生じることを防止する。
ブーツ16の小突起16cの形状は適宜形状に
設定できるもので、第3図及び第4図の各実施例
の他実施例においてはフイン形状に形成されてい
る。
尚、小突起16cはブーツ16の外面に形成す
ることもできる。
〔考案の効果〕
如上の如く、本考案によれば、ブーツの肉薄部
の表面に緩衝用小突起を形成するだけで小石等の
衝突等によるブーツ破損を防止できる優れた効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の部分断面図、第2
図は第1図の要部拡大図、第3図は他実施例の第
2図に相当する図、第4図は更に別の実施例の第
2図に相当する図である。 符号の説明、10……ブレーキ液圧制御弁部、
11……ボデー、12……ピストン、13……荷
重伝達部材、15……引張りスプリング、16…
…ブーツ、16c……緩衝用小突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブレーキマスタシンダとホイルブレーキシリン
    ダ間のブレーキ液圧回路を開閉制御する弁とこの
    弁をブレーキ液圧に応答して開閉制御するピスト
    ンとを有したブレーキ液圧制御弁部と、前記ピス
    トンに車両の積載荷重に応じた付勢力を伝達する
    荷重伝達部材とを備えた積載荷重応答型ブレーキ
    液圧制御装置の前記荷重伝達部材と前記ピストン
    との当接部を外気から遮断するべく前記ブレーキ
    液圧制御弁部の一部及び前記荷重伝達部材の一部
    を覆うブーツにおいて、緩衝用小突起を多数形成
    してなる積載荷重応答型ブレーキ液圧制御装置用
    ブーツ。
JP3486885U 1985-03-11 1985-03-11 Expired JPH047022Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3486885U JPH047022Y2 (ja) 1985-03-11 1985-03-11

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JP3486885U JPH047022Y2 (ja) 1985-03-11 1985-03-11

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Publication Number Publication Date
JPS61150261U JPS61150261U (ja) 1986-09-17
JPH047022Y2 true JPH047022Y2 (ja) 1992-02-25

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JPS61150261U (ja) 1986-09-17

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