JPH0470074B2 - - Google Patents

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JPH0470074B2
JPH0470074B2 JP63143592A JP14359288A JPH0470074B2 JP H0470074 B2 JPH0470074 B2 JP H0470074B2 JP 63143592 A JP63143592 A JP 63143592A JP 14359288 A JP14359288 A JP 14359288A JP H0470074 B2 JPH0470074 B2 JP H0470074B2
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JP
Japan
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JP63143592A
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JPH01315391A (ja
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Masashi Yukimoto
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Nikken Kogaku Co Ltd
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Nikken Kogaku Co Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

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  • Biological Treatment Of Waste Water (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は河川の汚水浄化装置に係るものであ
る。
(従来の技術) 従来、河川の浄化方法として、次の方法が行な
われていた。
() 礫間接触酸化法 河川敷等を掘削し、予め礫を敷き詰め、一定
の間隔で有孔管を設置して土砂を埋戻し、取水
堰によつて河川水を有孔管を介して礫層に導入
し、礫及び礫に付着した生物膜による吸着、沈
澱、酸化効果で河川の水の浄化を行ない、集水
有孔管によつて集水して清浄化された水を河川
に戻す。
() 希釈水の導入 清浄な河川からバイパスを作り、同バイパス
を介して清浄水を大量に導入して汚濁水の濃度
を低減し、水質の浄化を図る。
() 酸化池 河川水を池に導入し、沈澱分離及びプランク
トンの発生するDOを利用して生物酸化を行な
い、その水を河川に戻す。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、()の礫間接触酸化法では次
のような問題点があつた。
(a) 広い河川敷や用地が必要で、都市河川等の単
断面の河川や用地のない所では所要の施設が作
れない。
(b) 礫間の水質浄化によつて発生した泥が年月の
経過とともに目詰りを生起する。
この場合、礫の入れ換え工事が大規模とな
り、工事が大変である。
(c) 新しく魚道を設けて、魚の生態を乱さないよ
うにする必要がある。
(d) においが取れない。
また前記()の希釈水の導入による浄化方法
では、次のような問題点があつた。
(a) 水源の確保が地域特性に左右されるため、活
用場所が限定される。
(b) 根本的な水質の浄化とはならない。
(c) 水源の場所によつては、都市部における土地
の高騰等によりバイパスの費用が莫大になり、
実用的でない。
更に前記()の酸化池による方法は、次のよ
うな問題点があつた。
(a) 10〜30日間という滞流時間が必要である。
(b) 広大な土地が必要で、都市部での池の設置は
困難である。
本発明は前記従来技術の有する問題点に鑑みて
提案されたもので、その目的とする処は、広大な
用地を必要とせず、河川の浄化効果が優れ、維持
管理が容易な河川の汚水浄化装置及び同装置に使
用されるブロツクを提供する点にある。
(課題を解決するための手段) 前記の目的を達成するため、本発明に係る河川
の汚水浄化装置を少なくとも2辺が透過性を有
し、且つ上下面が開口した方形枠体の下端縁より
外側に鍔状張出部を突設するとともに、前記枠体
内部に汚水浄化用接触材を内蔵し、同枠体の上端
開口部を方形状の上蓋片で閉蓋してなるコンクリ
ートブロツクを、織布または不織布が敷設された
河川の河床に、相隣る前記ブロツクの鍔状張出部
が隣接するように設置して構成されている。
(作用) 本発明に係る河川の汚水浄化装置は前記したよ
うに構成されているので、河川の汚水が同河川の
河床に立設された相隣るコンクリートブロツクの
鍔状張出部と方形枠体との間に形成された回廊部
を流れ、同方形枠体内に少なくともその2辺に設
けられた透過性部分を介して流入出し、その間に
前記枠体に内蔵された汚水浄化用接触材を通過し
て浄化される。
なお前記接触材が目詰りを生起した場合、前記
コンクリートブロツクにおける方形枠体の上蓋片
を開蓋し、同枠体内の接触材の交換、清掃を行な
う。
而して前記方形枠体に内蔵された汚水浄化用接
触材は、河川の河床に、同河床に敷設された通気
性を有する不織布または織布を介して接している
ので、河床内部に棲息している微生物が前記接触
材に棲息し、生物膜が発生し、浄化効果をより向
上するとともに、前記不織布または織布によつて
ブロツクの不等沈下を防止し、前記接触材の目詰
りを防止する。
なお前記接触材が目詰りを生起した場合、前記
コンクリートブロツクにおける方形枠体の上蓋片
を取外し、同枠体内の接触材の交換、清掃を行な
うものである。
(実施例) 以下本発明を図示の実施例について説明する。
Aはコンクリート製の河川汚水浄化ブロツク本
体で、少なくとも2辺に透孔1を有する上下両面
が開口した方形枠体2の下端縁より外側に、鍔状
張出部3が突設され、同張出部3の隅角部には吊
鉄筋兼連結鉄筋4が突設され、更に前記方形枠体
2の上端部にはインサートナツト5が埋設されて
いる。なお図示の実施例で方形枠体2の相対する
2辺に透孔1が穿設されている。
6は上蓋片で、前記インサートナツト5に対応
する部位にボルト貫通孔7が設けられている。
前記方形枠体1内には、砂利、礫、その他多孔
質の石や繊維等の汚水浄化用接触材Bを容れた網
袋8を内蔵し、上蓋片6に設けたボルト貫通孔7
に貫通した連結ボルト9を方形枠体3の上端部に
設けたインサートナツト5に螺着して、方形枠体
2の上端開口部を上蓋片6で閉塞する。
このように汚水浄化用接触材Bを内蔵した汚水
浄化コンクリートブロツクを目詰り防止用織布ま
たは不織布Cが敷設された河床D上に、相隣るブ
ロツクの鍔状張出部3が互いに接するように敷き
並べる。
図中Eは護岸または堤防、Fは間詰用栗石であ
る。
図示の実施例は前記したように構成されている
ので、河川の水は前記ブロツク本体Aの方形枠体
2内に透孔1を介して直接流入出し、また相隣る
ブロツクの鍔状張出部3と方形枠体1との間に形
成された回廊部を流れて、前記方形枠体2に透孔
1を介して流入出する。
このように河川の流水が前記各ブロツク本体の
方形枠体2内に流出入する際、同枠体2に内蔵さ
れた接触材Bに接触して浄化される。
この際、同接触材Bは河床Dに敷設された通気
性の大きい目詰り防止用織布、または不織布Cに
接するので、河床Dに棲息している微生物が接触
材Bに棲息し易く、生物膜が発生し易いので、浄
化効果がより向上される。またブロツク本体Aに
内蔵された接触材Bと河床Dとが織布または不織
布Cを介して接していることにより、河床Dへの
水の流通もあり、河床Dでの自浄作用を併せた浄
化効果を期待することができる。
また前記織布または不織布Cは目詰りを防止
し、更にブロツクの不等沈下を防止する。
更にまた前記接触材Bが目詰りを生起した場
合、ブロツク本体Aの上蓋片6の取外し、前記接
触材Bの清掃、交換を行なうものである。
(発明の効果) このように本発明に係る河川の汚水浄化装置
は、少なくとも2辺が透過性を有する上下面が開
口し、且つ下端縁より外側に鍔状張出部を突設し
た方形枠体に汚水浄化用接触材を内蔵し、同枠体
の上部に上蓋片を閉蓋したコンクリートブロツク
構造体を織布または不織布が敷設された河川の河
床に、夫々の鍔状張出部が隣接するように設置し
たので、相隣る前記ブロツク間には鍔状張出部の
周縁部と方形枠体とによつて回廊部が形成され、
河川の流水は前記方形枠体に透過性を有する2辺
を介して直接流入出し、または前記回廊部を介し
て流入出し、前記枠体内の汚水浄化用接触材に接
触することによつて浄化されるものであり、本発
明によればこのように河川の河床を利用して河川
の水の浄化装置を構築するようにしたので、堤外
の広い河川敷や堤内の用地を必要とせず、経済的
であり、且つ前記浄化装置がブロツク化されてい
るので、施工が簡単である。
また相隣る前記ブロツク間に回廊部が設けられ
ていることによつて、同ブロツクの方形枠体内に
内蔵された前記接触材を河川水が通過し易く、汚
水浄化効率が向上される。
更に同接触材は前記ブロツクの方形枠体に内蔵
されるので流失が防止され、各種の浄化効率の高
い接触材を使用することができる。
また前記方形枠体は上下面が開口しているの
で、同枠体に内蔵する接触材の量が多く浄化効果
が高い。
また前記方形枠体内の接触材は河床上に敷設さ
れた織布または不織布に接しているので、河床内
部に棲息している微生物が前記接触材に棲息し易
く、生物膜が発生し易いのでその浄化効果が高
く、また互いに接触する方形枠体内の接触材と河
床上の織布または不織布とによつて河床への水の
流通があり、河床の自浄作用をも併せた浄化効果
を期待できる。
更にまた本発明によればブロツク本体の下面に
織布または不織布が敷設されるので、ブロツクの
不等沈下が防止され、接触材の目詰りが阻止され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る河川の汚水浄化装置に使
用されるブロツクの一実施例を示す分解斜視図、
第2図は本発明に係る河川の汚水浄化装置の一実
施例の一部を欠截して示す斜視図、第3図はその
平面図、第4図はその縦断面図、第5図は第4図
の矢視X−X図である。 A……汚水浄化ブロツク本体、B……汚水浄化
用接触材、C……織布または不織布、D……河川
の河床、1……透孔、2……方形枠体、3……鍔
状張出部、6……上蓋片。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 少なくとも2辺が透過性を有し、且つ上下面
    が開口した方形枠体の下端縁より外側に鍔状張出
    部を突設するとともに、前記枠体内部に汚水浄化
    用接触材を内蔵し、同枠体の上端開口部を方形状
    の上蓋片で閉蓋してなるコンクリートブロツク
    を、織布または不織布が敷設された河川の河床
    に、相隣る前記ブロツクの鍔状張出部が隣接する
    ように設置してなることを特徴とする河川の汚水
    浄化装置。
JP63143592A 1988-06-13 1988-06-13 河川の汚水浄化装置 Granted JPH01315391A (ja)

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JP63143592A JPH01315391A (ja) 1988-06-13 1988-06-13 河川の汚水浄化装置

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JPH01315391A JPH01315391A (ja) 1989-12-20
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KR100881655B1 (ko) * 2008-06-10 2009-02-06 양기해 징검다리형 수질정화기

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JPS559282B2 (ja) * 1975-06-05 1980-03-08
JPS6094195A (ja) * 1983-10-27 1985-05-27 Yamaguchi Yoshiyuki 河川水質浄化処理法

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