JPH0469567A - 空燃比センサの故障判定装置 - Google Patents

空燃比センサの故障判定装置

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JPH0469567A
JPH0469567A JP2182137A JP18213790A JPH0469567A JP H0469567 A JPH0469567 A JP H0469567A JP 2182137 A JP2182137 A JP 2182137A JP 18213790 A JP18213790 A JP 18213790A JP H0469567 A JPH0469567 A JP H0469567A
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air
signal
sensor
control
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JP2182137A
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Tetsuro Ishida
哲朗 石田
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Mitsubishi Motors Corp
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は内燃機関の排気中の酸素濃度に応じた空燃比情
報を出力する空燃比センサの故障判定装置に関する。
(従来の技術) 従来、ジルコニアの酸素濃度電池作用と酸素イオンポン
ピング作用という特性を利用して、空燃比(A/F)を
単にストイキオよりもリーン側かリッチ側かだけでなく
、どの程度の値であるか検出するリニアA/Fセンサが
提案されている。(特開昭63−36140号公報参照
) このリニアA/Fセンサは第10図に示すように、その
基部が各々安定化ジルコニア素子であるセンサセル20
とポンプセル21とを絶縁層22を介して結合して構成
される。両セルには排ガスの通過する拡散口23.24
が形成され、絶縁層22内には拡散口23、24からの
排ガスを収容する検出室25が形成され、これらにより
、拡散律速体が構成されている。
また、絶縁層22にはリファレンス室25aが形成され
、ここに参照気体例えば大気を導くように構成されてい
る。更に、両セルには触媒を兼ねて白金の電極26.2
7.28.29が設けてあり、これらには・多数の微小
穴があけられている。30は電気ヒータであり、セル全
体を例えば800±100℃に加熱して各セルを活性状
態で作動させている。
センサセル20は従来の02センサと同様の原理で電極
26 、27間に酸素濃度差があると起電力を生じる性
質を備え、ポンプセル21は逆に電極28.29間に強
制的にポンプ電流Ipが流されると酸素をマイナス電極
側からプラス電極側に汲み出す性質を備えている。
そこで、制御部31にてセンサセル20の起電力■Sを
検出し、この起電力Vsを一定に保つように。
即ち検出室25内または拡散孔23.24内をストイキ
オに対応する酸素濃度に保つようにポンプ電流IPをフ
ィードバック制御する。これにより、ポンプ電流IPは
第12図に示すように空燃比に対して連続的に変化する
ので、ポンプ電流IPがら空燃比を算出することが出来
る。
制御部31としては、比較@路1にてセンサセル20の
起電力Vsをストイキオ相当の参照電圧Vrefと比較
し、比較回路1の出力を正負電源付き積分アンプ2で積
分し、その積分出力でポンプセル21にポンプ電流IP
を流す。
そして、ポンプ電流IPの回路に電流検出用の抵抗l1
5を介装し、抵抗器の降下電圧から電流検出回路3によ
りポンプ電流Ipを検出している。
更に、回路3の出力を加算回路4に入力し、下式の処理
により、たとえば、0〜5ボルトの信号V。UTにより
、空燃比(A/F)を表す様にしている。
VOUT= G  ′ I p+ V8TP但し、Gは
電流−電圧変換ゲインb VB7pはステップアップ電
圧である。
処で、内燃機関は空燃比を目標空燃比にtI!111す
べく、空燃比センサからの空燃比情報に基づきフィード
バック制御を行っている。例えば、空燃比をストイキオ
近傍の狭いウィンドウ内に制御することにより、排気系
に用いられる三元触媒を効率良く作動させている。ある
いは、リーンNo工触媒及び三元触媒を排気系に備えた
リーンバーンエンジンの場合は、その空燃比を目標値で
ある所定のリーン側の値に保持すべく、リニアA/Fセ
ンサからの空燃比情報に基づきフィードバック制御を行
っている。
(発明が解決しようとする課題) このように内燃機関を駆動させる上で、空燃比を目標値
に精度良く制御することは燃費の向上、機関出力の向上
、アイドル回転の安定化、排ガスの改善、ドライバビリ
ティ−の改善の上で極めて重要である。このため、この
空燃比情報が得られるリニアA/Fセンサが熱劣化やブ
ラッキング破壊に至らないように制御する必要がある。
処で、空燃比センサ、特にリニアA/Fセンサはその構
造が複雑である上に、機能させるには、ヒータとセンサ
セルとポンプセルとを組み合わせて作動させる必要があ
る。
このため、リニアA/Fセンサ、特にポンプセル21に
故障が起きると、空燃比信号Voutやストイキオ信号
Vstcにずれが生じ、空燃比情報はその信頼性を低下
させることとなる。
そこで、リニアA、 / Fセンサの故障時にはこれを
早期に検出し、このセンサ出力でのフィードバック制御
を停止させ、それに代わる制御方式での空燃比制御に切
り換えることが望ましい。
本発明の目的は、空燃比センサの故障判定を確実に行え
る空燃比センサの故障判定装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上述の目的を達成するために、本発明は、混°合気燃焼
後の排ガス中の酸素濃度と参照気体中の酸素濃度との差
に応じた電気信号を出力するセンサセルと、上記センサ
セルからの出力が所定値となるように電気制御信号を出
力する制御手段と、上記制御手段から供給される電気制
御信号に応じて酸素イオンを移動させるポンプセルと、
上記制御手段とポンプセルとの間で授受される制御電流
に応じた空燃比信号を出力する第一の検出手段と、上記
制御手段からポンプセルに印加される制御電圧を検出し
て理論空燃比信号を出力する第二の検出手段とを備えた
空燃比センサに付設され、上記空燃比信号と理論空燃比
信号との内の少なくとも一方と目標空燃比とを比較する
比較手段と、上記比較手段の出力に基づきセンサの故障
を判定する故障判定手段とを備えたことを特徴とする。
(作  用) 第一の検出手段が制御電流に応じた空燃比信号を出力し
、第二の検出手段が制御手段からポンプセルに印加され
る制御電圧を検出して理論空燃比信号を出力し、比較手
段が空燃比信号と理論空燃比信号との内の少なくとも一
方と目標空燃比とを比較し、その出力である比較値に基
づき故障判定手段がセンサの故障を判定するので、故障
判定手段の出力である故障信号に応じて、空燃比信号に
基づく制御を確実に停止させることができる。
(実 施 例) 第1図に示した空燃比センサの故障判定装置は、内燃機
関の燃料供給系の制御システム内に配設されている。こ
の燃料供給系は、排気路に配設されるリニアA/Fセン
サSより得られた空燃比(A/F)情報に基づき燃料供
給量を算出し、その供給量の燃料を噴射ノズルNが適時
に吸気路に噴射供給するという構成を採る。
ここで、リニアA/FセンサS及びそれに接続される制
御手段としての制御部31、電流検出回路3、加算回路
4、電流検出用の抵抗器5は第11図に示した従来装置
と同じ構成を採るためその重複説明を略す。
第1図において、比較回路1と正負電源付き積分アンプ
2が制御手段を構成し、センサセル2σの電極26.2
7間の起電力Vsを参照電圧Vref (例えば0.4
V)と比較し、その出力を積分アンプ2で積分して正又
は負の制御出力をポンプセル21の電極28.29間に
印加し、Vs=Vrefとなるように、ポンプセル21
にポンプ電流Ipを流す。
電流検出用抵抗器5及び電流検出回路3が第一の空燃比
検出手段を構成しており、抵抗器5に生じる電圧降下か
ら回路3でポンプ電流Ipを検出する。ポンプ電流Ip
自体が空燃比の情報を有するが、加算回路4によりO〜
5ボルトの空燃比信号Voutに変換してこの空燃比信
号Voutをエンジンコントロールユニット(以後単に
コントローラと記す)37に出力させている。
ポンプセル21のA点には電極28.29間のポンプ電
圧Vpが印加され、ここには第二の空燃比検出手段とし
ての、バッファアンプ8と、cRフィルタ10と、オペ
アンプ(演算増幅器)11と、抵抗器17と2個のダイ
オード15.16が順次接続されている。
ここで、A点の電圧をバッファアンプ8を経てフィルタ
10に通し、ここでポンプ電流Ipのフィードバックに
よる発振の防止、サージ対策、ノイズ除去を行っている
。さらに、オペアンプ(演算増幅器)11の反転入力端
子に抵抗器12を介して与え、オペアンプ11の出力を
抵抗器13を介し反転入力端子に帰還し、非反転久方端
子には抵抗分圧器14によりアップシフト用の電圧を与
えている。そして、直流接続した2個のダイオード15
.16を特定電圧の電源とアース間に逆バイアスに接続
し、ダイオード同志の接続点とオペアンプ11の呂カ端
子とを抵抗器17で接続することにより、クリップ機能
を有するアンプを構成している。
このようにすると、基本的にポンプ電圧VPは第3図(
b)に示すように、ストイキオ点でジャンプする特性を
有し、その不連続部分を閾値を用いて検出した場合、ス
トイキオ点を境にリーン側とリッチ側で異なるレベルと
なる理論空燃比λ(ストイキオ)信号Vstcをコント
ローラ37に出力できる。特に、第3図(a)に示す波
形の入力電圧に対し、ストイキオ信号Vstcの波形は
第3図(b)に示すようにストイキオ近傍での変化が若
干滑らかとなり、いわゆるλセンサ並みの出力特性とな
る利点がある。
リニアA/FセンサSに装着される加熱手段は電気ヒー
タ30(以後単にヒータと記す)とこれに接続されるヒ
ータ駆動回路32とで構成されている。
ヒータ駆動回路32はヒータ抵抗Rイを設定値に保持す
べく作動できる周知のブリッジ回路等(図示せず)で構
成されている。
センサセル20と制御部31間にはセンサセル起電力V
sの検出回路38が接続される。
比較回路1と正負電源付き積分アンプ2間にはコントロ
ーラ37からのポンプカット入力を受けてポンプ電流I
pをカットするポンプカット回路39が接続される。
なお、符号40はエンジンの図示しないコンビネイショ
ンスイッチ内のスタータスイッチを示している。
コントローラ37はマイクロコンピュータでその要部が
構成され、特に、各8力信号を受けて、適時にその情報
を取り込み、あるいは適時に制御信号を駆動回路371
,372等に出力する入出力回路373と、第4図乃至
第8図に示す故障判定プログラム及び第9図の燃料噴射
量算出プログラムや各特性値等を書き込まれた記憶回路
374と、各制御プログラムに沿って制御値を算出する
制御回路375゜等で構成されている。
ここで、コントローラ37の機能を発明に関してのみ説
明すると第2図に示すように、比較手段と、故障判定手
段としての機能を備える。
ここで、比較手段は、制御手段よりの制御電流に応じた
空燃比信号Voutを出力するの第一の検出手段と、制
御手段からポンプセルに印加される制御電圧を検出して
理論空燃比信号であるストイキオ信号V stcを出力
する第二の検出手段との少なくとも1つより信号を受け
(第1図の空燃比センサは雨検出手段を備える)、その
値と目標空燃比信号との比較をする。他方、故障判定手
段はその比較出力に基づきその値が正常値としての所定
の許容幅内にないと、空燃比センサフェールの°判定を
する。
なお、コントローラ37は、故障時停止処理手段と、空
燃比信号に基づく燃料噴射量のフィードバック制御を行
う手段としての機能をも備える。
故障時停止処理手段は故障信号を受けると、ポンプカッ
ト回路39と共動してフィードバック制御を行う手段に
よる空燃比制御を停止させ、即ち。
検出室25がストイキオに保たれているとの擬似信号を
出力する。
ここで、コントローラ37による燃料噴射量の制御(フ
ィードバック制御及び適時に行われるオープンループ制
御)と共に行わ、れる空燃比センサの故障判定処理及び
燃料噴射量算出処理を第4図乃至第9図の制御プログラ
ムと共に説明する。
コントローラのプログラムは、第7図に示すようにスタ
ータスイッチのオン処理によりスタートする。この場合
、メインルーチンではヒータ30のオン処理がなされ、
それに続いてスタータフラグが1か否か判定し、スター
タオン処理がなされていないと、ステップa8に、スタ
ータオンされるとステップa3に進む。
ステップa3ではスタータフラグがクリアされ、各フェ
ール判定フラグFl、F2がクリアされ、ポンプ電流I
Pの作動を許容するポンプセル作動フラグがクリアされ
る。ステップa6ではリニアA/FセンサSの起動時期
を規制するセンサ起動タイマがまずリセットされ、その
後スタートされる。
ステップa8に達すると、ここでは、センサ起動タイマ
のカウント値が設定値θ(この値は起動時における空燃
比センサの確実な活性化を待つ、待ち時間に応じた値)
を上回ったか否かを判定する。上回らない間はステップ
a15に進み、空燃比フィードバックを禁止処理し、燃
料噴射量のオープンループ制御、即ち、エンジン回転数
及び負荷に応じた燃料噴射量を所定のマツプより算出し
、その算出した現燃料噴射量を所定のエリアに取り込み
、ステップa1に戻る。
この処理と共に図示しない燃料噴射ルーチンが所定クラ
ンク角での割込みタイミングに応じて実行され、所定の
目標空燃比を達成出来る燃料噴射が行われる。
この後、ステップa2ではスタータフラグがゼロである
ことより、ステップa8に進み、センサ起動タイマがθ
をカウントし、カウント値がθを上回るとステップa9
に達する。ここではセンサ起動タイマがまだ作動中であ
ればそのカウント作動をそのときの値のまま停止圧させ
、ステップalOに進む。
ここでは始め、ポンプセル作動フラグが1でないとステ
ップallに進み、ポンプセル21を作動し、フラグを
1とし、ポンプセル作動タイマをスタートさせ、同タイ
マのカウントが設定値ε(空燃比センサの出力が安定す
るのを待つ待ち時間に相当する値)を上回ったか否かを
判定し、上回らない間はステップals側のオープンル
ープ処理を継続し、上回ると、即ち待ち時間が経過しポ
ンプ電流工、が信頼性を持つと、ステップa17に進み
、ポンプセル作動タイマが作動中であればその時のカウ
ント値のままで、その作動を停止させ、ステップa18
に進む。
ステップa18よりステップa20では空燃比センサS
の故障判定をする。
まず、ステップa18としてのサブルーチン#1では、
第4図に示す!うに、空燃比信号V outに基づくセ
ンサ故障の判定をする。ここでは、フェール判定フラグ
F1が1とならない間で、フィードバック制御中のみ、
ステップb3に進み、そうでないとメインルーチンへリ
ターンする。
ステップb3,4ではメインルーチンで既に決定されて
いる車両の運転状況に応じた目標空燃比A/Fの値の読
み込みを行い、リニアA/FセンサSより空燃比信号V
outを読み込む。更に、所定の空燃比A/F算出マツ
プ(図示せず)に沿って、空燃比信号Voutに応じた
実空燃比を概算する。
ステップb6では目標空燃比A/Fとセンサ検出の空燃
比との偏差ΔA/Fを算出する。そして、偏差ΔA/F
がフェール判定値αを上回ったか否かを判定し、上回っ
ていないとリターンし、上回っているとフェール判定フ
ラグF1を1としてリターンする。
ステップa19としてのサブルーチン#2では、第5図
に示すように、ストイキオ信号V stcに基づくセン
サ故障の判定をする。ここでは、フェール判定フラグF
2が1でなくフィードバック制御中のみ、ステップc3
に進み、そうでないとメインルーチンへリターンする。
ステップC3ではメインルーチンで既に決定されている
車両の運転状況に応じた目標空燃比A/Fの値の読み込
みを行い、ステップc4に進む。
ここでは目標空燃比がストイキオ近傍(第3図に符号e
で示した)であるとリターンし、そうでないと、ステッ
プc5に進む。
ステップc5では目標空燃比がリッチでステップc6に
、リーンでステップc8にそれぞれ進む。
ステップc6では現ストイキオ信号Vstcを読み込み
、これがリッチであるとリターンし、リーンではフェー
ル判定フラグF2を1としてリターンする。ステップc
8ではストイキオ信号V stcを読み込み、これがリ
ーンであるとリターンし、リッチではフェール判定フラ
グF2を1としてリターンする。
ステップa20としてのサブルーチン#3では、第6図
に示すように、センサセル25の起電力Vsによる故障
の判定をする。ここでは、フェール判定フラグF1が1
でないと、ステップd2に進み、そうでないとリターン
する。
ステップd2では検出回路38より起電力Vsを読み込
み、ステップd3に進む。ここでは、起電力Vs(例え
ば450mVに設定される)が許容域φ< V s <
ψにあるか否かの判定をする。なお。
この許容域は前厄て実験的に適正値が設定されている。
ここで、許容域内に起電力Vsがあるとリターンし、外
れているとセンサセル20のフェールと判定して、フェ
ール判定フラグF1を1としてリターンする。
このようなフェール判定の後、ステップa21に達する
。ここでは、フェール判定フラグFlがゼロか否かを見
て、フェールであるとポンプセル2工のブラッキング等
を防止すべく直ちにステップa22で、ポンプセル作動
停止出力を駆動回路372を介してポンプカット回路3
9に出力し、ポンプ電流工pをカットし、ステップa1
5に進む。
他方、ステップa21でフェール判定フラグFlがゼロ
としてステップa23に進む。ここでは現在の運転状態
がフィードバック条件を満たしているか否かを判定し、
フィードバック許容判定域に無い場合は、ステップa1
5のオープンループ制御に進み、判定域内にあるとステ
ップa24に達する。ここでは現運転状態での目標空燃
比がストイキオか否かを判断し、ストイキオであると、
ステップa26にそうでない、リーンあるいはリッチ運
転域であればステップa25に進む。
ステップa26ではフェール判定フラグF2が1でない
場合のみステップa27に進む。ここでは、ストイキオ
信号V stcに基づき理論空燃比での運転を達成出来
るフィードバック制御を第9図の燃料噴射量算出ルーチ
ンに沿って行い、ステップa1に戻る。
ステップa26でフェール判定フラグF2も1でストイ
キオ信号Vstcに異常があると、ステップa15に進
み、オープンループ制御に進む。
他方、ステップa24で現運転状態での目標空燃比がス
トイキオでなく、リーンあるいはリッチ域にある場合、
ステップa25に達する。ここでは、空燃比信号Vou
tに基づき目標空燃比(ここではり−ンあるいはリッチ
側の値)を達成出来るフィードバック制御を第9図の燃
料噴射量算出ルーチンに沿って行い、ステップa1に戻
る。
第9図の燃料噴射量算出ルーチンでは、まず、ステップ
e1で、燃料噴射フィードバック制御の条件が満たされ
ているか否かを入力信号より判断する。
NOの場合はステップe2に進み、YESではステップ
e3へ進む。
ステップe2に達した場合、即ち、オープンループでの
ストイキオ運転域にある時、燃料量補正係数に、を1と
する。そして、ステップe4で燃料量FueQの算出を
行う。ここでは、割込みにより、エンジン回転センサ4
1、エアフローセンサ42、大気圧センサ43より各デ
ータを取り込む。そして、吸入空気量A/Nとエンジン
回転数Nに基づき基本燃料量F (A/N、N)を算出
し、この値に後述の空燃比による補正係数に□を乗じ、
更に、その他の条件例えば大気圧等による補正係数Kを
乗じて適正燃料量FueΩを算出し、メインルーチンに
リターンする。
なお、A/Hの代わりに、吸気圧、スロットル開度等を
用いても良い。
ステップe1からe3へ進むフィードバック制御の場合
、差分ΔVの平均値ΔvMの算出に先立ち、これをクリ
アする必要があるか否かという初期設定の判断をし、必
要ならステップe5でクリアを行い、その後はステップ
e6へ進む。
ステップe6ではストイキオ信号Vstcと空燃比信号
Voutを読み取る。
次にステップe7で、Vstcの値が前回取り込み時に
おける値と比べられ、両者に変化があるか否かを判断し
、理論空燃比に達したことによる変化がある場合はステ
ップe8へ進む。
ステップe8では、現在の混合比が理論空燃比に達して
いるので、差分平均値ΔvMを修正する条件(アクセル
開度の変化が基準値以下か、目標空燃比を変更した直後
でないのかなど)が適正であるとステップeloへ、不
適格の場合は直接、ステップe9に進む。
ステップalOでは空燃比信号V outを、理論空燃
比に達した時点での実際の値vsTとして読み取り。
予め設定しておいた理論空燃比信号Us丁との差分ΔV
を算出し、更に、外乱排除等のため、前回またはそれ以
前の差分との平均化を行い、差分平均値ΔvMを更新す
る。
そしてステップe9では燃料量補正係数KFBの算出を
行う。ここでは、その時点での空燃比信号V outの
偏差を61Mにより修正し、例えば(A/F)x=f 
(Vout−ΔVM)なる空燃比算出を行う。
続いて、メインルーチンで既に決定されている現車両の
運転状況に応じた目標空燃比A/Fの値の読み込みを行
い、この目標空燃比A/Fと実際の空燃比(A/F)x
との差を求め、しかも、これの前回値との差Δεも算出
しておき、空燃比による燃料量補正係数K。の算出に入
る。
ここでは、差Δξのレベルに応じたゲインの比例項KA
(t)と、三元触媒の応答遅れを防ぐためのオフセット
量に、を算出し、更に、微分項としてのKo (Δε)
、積分項としてのΣic I (ε、 t Fll)を
各々算出し、これらの加減算により、KFmを求める。
この後ステップe4に進み、各補正係数KFBIKo及
び基準燃料量Fにより、この時点での適正燃料供給量を
算比し、メインルーチンにリターンする。
このような燃料噴射量算出ルーチンで得られた値はメイ
ンルーチン中における所定クランク角信号の割込み時に
行われる燃料噴射ルーチンで呼び出され、その値に応じ
た噴射時間だけ燃料噴射ノズルNが駆動回路371を介
して駆動され、所定の空燃比を達成可能な燃料噴射がな
されることとなる。
上述の処において、第−及び第二の検出手段が空燃比信
号及び理論空燃比信号を共に比較手段の機能を持つコン
トローラに出力していたが、この内の1つだけの空燃比
信号を比較手段側に出力し故障判定を行う構成を採って
も良く、この場合装置の簡素化を図れる。
(発明の効果) 以上のように、本発明は第一の検出手段が空燃比信号を
出力し、第二の検出手段が理論空燃比信号を出力し、比
較手段が空燃比信号と理論空燃比信号との内の少なくと
も一方と目標空燃比とを比較し、故障判定手段が比較値
に基づきセンサの故障を判定するので、この故障信号に
応じて空燃比フィードバック制御を確実に停止させ、こ
れに代えたオープンループ制御等の空燃比制御を実行可
能であり、空燃比のずれによる排ガスの悪化、ドライバ
ビリティ−の低下、アイドルの不安定化等の弊害を防止
し、あるいは最小限に押えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としての空燃比センサの故障
判定装置の概略構成図、第2図は同上装置のコントロー
ラの機能を表すブロック図、第3図は同上装置における
ストイキオ信号V stcの特性線図、第4図乃至第9
図は第1図の故障判定装置のコントローラが行う空燃比
セン プログラム及び燃料噴射量算出プロ ローチャート、第1O図は従来の空ダ ンサ素子部分の構成の説明図、第11図は従来の空燃比
センサの概略構成図、第12図はポンプ電流と空燃比の
関係を示す図、第13図はポンプ電流の方向に基づくス
トイキオ信号の特性を示す図である。 3・・・電流検出回路、4・・・加算回路、5・・・抵
抗器、11・・・オペアンプ、2o・・・センサセル、
21・・・ポンプセル、31・・・制御部、35.36
・・・検出回路、37・・・コントローラ、38・・・
検出回路、Vout・・・空燃比信号、工、・・・ポン
プ電流、Vs・・・センサセルの起電力、S・・・空燃
比センサ、N・・・燃料噴射ノズル、V stc・・・
ストイキオ信号。 形Z (資) bD 図 (ム) 馬6 図 (b)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 混合気燃焼後の排ガス中の酸素濃度と参照気体中の酸素
    濃度との差に応じた電気信号を出力するセンサセルと、
    上記センサセルからの出力が所定値となるように電気制
    御信号を出力する制御手段と、上記制御手段から供給さ
    れる電気制御信号に応じて酸素イオンを移動させるポン
    プセルと、上記制御手段とポンプセルとの間で授受され
    る制御電流に応じた空燃比信号を出力する第一の検出手
    段と、上記制御手段からポンプセルに印加される制御電
    圧を検出して理論空燃比信号を出力する第二の検出手段
    とを備えた空燃比センサに付設され、上記空燃比信号と
    理論空燃比信号との内の少なくとも一方と目標空燃比と
    を比較する比較手段と、上記比較手段の出力に基づきセ
    ンサの故障を判定する故障判定手段とを備えたことを特
    徴とする空燃比センサの故障判定装置。
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