JPH0469548B2 - - Google Patents
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- JPH0469548B2 JPH0469548B2 JP17791085A JP17791085A JPH0469548B2 JP H0469548 B2 JPH0469548 B2 JP H0469548B2 JP 17791085 A JP17791085 A JP 17791085A JP 17791085 A JP17791085 A JP 17791085A JP H0469548 B2 JPH0469548 B2 JP H0469548B2
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- JP
- Japan
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- ink
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- electrode
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/015—Ink jet characterised by the jet generation process
- B41J2/04—Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand
- B41J2/06—Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand by electric or magnetic field
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
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- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/015—Ink jet characterised by the jet generation process
- B41J2/04—Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand
- B41J2/06—Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand by electric or magnetic field
- B41J2002/061—Ejection by electric field of ink or of toner particles contained in ink
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、微小間口よりインクを吐出して被記
録物に文字、画像等を記録するインクジエツ記録
装置に関する。
録物に文字、画像等を記録するインクジエツ記録
装置に関する。
従来の技術
従来、空気流と静電力を利用して微小開口より
インクを吐出するようにしインクジエツト記録装
置として例えば特開昭57−120452号公報に記載さ
れているような構成が知られている。以下、従来
のインクジエツト記録装置について第２図を参照
しながら説明する。ボデイ部材１０１の外壁の先
端に絶縁材製の空気ノズル板１０２が取付けら
れ、内壁の先端に絶縁材製のインクノズル板１０
３がが取付けられ、ボデイ部材１０１の外壁と内
壁の間に空気室１０４が形成され、空気ノズル板
１０２とインクノズル板１０３の間に空気室１０
４に連通する空気流路１０５が形成され、インク
ノズル板１０３の内側にインク室１０６が形成さ
れている。インクノズル板１０３にはインク吐出
口１０７が形成され、空気ノズル板１０２にはイ
ンク吐出口１０７に対向して空気吐出口１０８が
形成されている。空気ノズル板１０２の外面には
空気吐出口１０８の外周において電極１０９が設
けられている。空気室１０４は空気供給管１１０
により空気供給源（図示省略）に連通され、イン
ク室１０６は導電材製のインク供給管１１１によ
りインク供給源（図示省略）に連通されている。
電極１０９とインク供給管１１１は信号源１１２
に接続されている。
インクを吐出するようにしインクジエツト記録装
置として例えば特開昭57−120452号公報に記載さ
れているような構成が知られている。以下、従来
のインクジエツト記録装置について第２図を参照
しながら説明する。ボデイ部材１０１の外壁の先
端に絶縁材製の空気ノズル板１０２が取付けら
れ、内壁の先端に絶縁材製のインクノズル板１０
３がが取付けられ、ボデイ部材１０１の外壁と内
壁の間に空気室１０４が形成され、空気ノズル板
１０２とインクノズル板１０３の間に空気室１０
４に連通する空気流路１０５が形成され、インク
ノズル板１０３の内側にインク室１０６が形成さ
れている。インクノズル板１０３にはインク吐出
口１０７が形成され、空気ノズル板１０２にはイ
ンク吐出口１０７に対向して空気吐出口１０８が
形成されている。空気ノズル板１０２の外面には
空気吐出口１０８の外周において電極１０９が設
けられている。空気室１０４は空気供給管１１０
により空気供給源（図示省略）に連通され、イン
ク室１０６は導電材製のインク供給管１１１によ
りインク供給源（図示省略）に連通されている。
電極１０９とインク供給管１１１は信号源１１２
に接続されている。
次に上記記従来例について説明する。空気供給
源より空気が空気室１０４に送られ、これより急
激な曲りを生じながら空気流路１０５に空気層と
して一定流速で流出し、この空気が空気吐出口１
０８及びインク吐出口１０７近傍で急激な曲りを
生じながら空気吐出口１０８より流出している。
一方、インク室１０６はインク供給源からのイン
クで常時満たされており、空気供給源より送られ
る空気圧力によりインク供給源及びインク室１０
６内のインクには一定の圧力が加えられている。
これによりインクジエツト記録装置の非記録時
に、空気流により生じるインク吐出口１０７近傍
の空気圧力とインク吐出口１０７内のインク圧力
がほぼ等しくインク吐出口１０７に生じるインク
のメニスカスが静止して保たれている。そして電
極１０９とインク供給管１１１に電位差を生じさ
せると、この電位差による静電力によつてインク
吐出口１０７に生じているインクのメニスカスが
空気吐出口１０８の方向に引き伸ばされる。イン
ク吐出口１０７から空気吐出口１０８に至る空気
流路１０５には空気流によつて急激な圧力勾配の
変化が生じているめ、インク吐出口１０７のイン
クのメニスカスは一定長さ以上引き伸ばされると
急激に加速され、空気吐出口１０８より吐出す
る。
源より空気が空気室１０４に送られ、これより急
激な曲りを生じながら空気流路１０５に空気層と
して一定流速で流出し、この空気が空気吐出口１
０８及びインク吐出口１０７近傍で急激な曲りを
生じながら空気吐出口１０８より流出している。
一方、インク室１０６はインク供給源からのイン
クで常時満たされており、空気供給源より送られ
る空気圧力によりインク供給源及びインク室１０
６内のインクには一定の圧力が加えられている。
これによりインクジエツト記録装置の非記録時
に、空気流により生じるインク吐出口１０７近傍
の空気圧力とインク吐出口１０７内のインク圧力
がほぼ等しくインク吐出口１０７に生じるインク
のメニスカスが静止して保たれている。そして電
極１０９とインク供給管１１１に電位差を生じさ
せると、この電位差による静電力によつてインク
吐出口１０７に生じているインクのメニスカスが
空気吐出口１０８の方向に引き伸ばされる。イン
ク吐出口１０７から空気吐出口１０８に至る空気
流路１０５には空気流によつて急激な圧力勾配の
変化が生じているめ、インク吐出口１０７のイン
クのメニスカスは一定長さ以上引き伸ばされると
急激に加速され、空気吐出口１０８より吐出す
る。
実際には、インクジエツト記録ヘツドの応答
性、吐出量等の特性を考慮して、第３図ａに示す
ように電極１０９にはマイナスのバイアス電極
Vb、インク供給管１１１にはプラス矩形波状の
信号電圧Vsを印加する。バイアス電圧Vbは、イ
ンク吐出口１０７におけるインクメニスカスをや
や凸状にしてインク吐出を容易に行ない得る状態
に設定しておく。バイアス電圧Vbの尊入により
信号電圧Vsの値を不げることができる。実際の
駆動電圧としては、第３図ｂに示すようにバイア
ス電圧Vb＝−500V、信号電圧Vs＝＋500Vに設
定してある。
性、吐出量等の特性を考慮して、第３図ａに示す
ように電極１０９にはマイナスのバイアス電極
Vb、インク供給管１１１にはプラス矩形波状の
信号電圧Vsを印加する。バイアス電圧Vbは、イ
ンク吐出口１０７におけるインクメニスカスをや
や凸状にしてインク吐出を容易に行ない得る状態
に設定しておく。バイアス電圧Vbの尊入により
信号電圧Vsの値を不げることができる。実際の
駆動電圧としては、第３図ｂに示すようにバイア
ス電圧Vb＝−500V、信号電圧Vs＝＋500Vに設
定してある。
発明が解決しようとする問題点
しかし、上記従来例のようなインクジエツト記
録ヘツドの駆動電圧の形態では、電極１０９に印
加するバイアス電圧Vbが−500V、インク供給管
１１１、即ちインクに印加する信号電圧Vsが＋
50Vと駆動電圧として高い。特に信号電圧Vsは、
矩形波状の高電圧であるので、電気回路が大がか
りで、高価なものになつてしまう。駆動電圧が高
いと、インクジエツト記録ヘツドの放電による破
損等の危険性があり、信頼性に問題がある。
録ヘツドの駆動電圧の形態では、電極１０９に印
加するバイアス電圧Vbが−500V、インク供給管
１１１、即ちインクに印加する信号電圧Vsが＋
50Vと駆動電圧として高い。特に信号電圧Vsは、
矩形波状の高電圧であるので、電気回路が大がか
りで、高価なものになつてしまう。駆動電圧が高
いと、インクジエツト記録ヘツドの放電による破
損等の危険性があり、信頼性に問題がある。
そこで、本発明は、インクに印加する信号電圧
を低くし、これにより電気回路の小型化、低コス
ト化を図ると共に放電による破損等の危険性を防
止して信頼性を向上させることができ、更にイン
ク吐出量を増加して記録濃度を向上させることが
できるようにしたインクジエツト記録装置を提供
しようとするものである。
を低くし、これにより電気回路の小型化、低コス
ト化を図ると共に放電による破損等の危険性を防
止して信頼性を向上させることができ、更にイン
ク吐出量を増加して記録濃度を向上させることが
できるようにしたインクジエツト記録装置を提供
しようとするものである。
問題点を解決するための手段
そして上記問題点を解決するたの本発明の技術
的な手段は、インク吐出口と同軸上に空気吐出口
を対向して設置しインク吐出口と空気吐出口の間
〓部分において急激な曲がりを生じさせながら空
気吐出口より空気流を送出させ、インク吐出口か
ら空気吐出口に至る方向に空気の圧力の減少する
ような圧力勾配の変化する空間を形成する第一の
手段と、、空気吐出口が形成されている部材とイ
ンク吐出口のインクとの間に信号に応じて選択的
に電位差を生じさせる第二の手段とを有し、第二
の手段の電位差による誘引力によりインク吐出口
に生じているインクのメニスカスを引き伸ばし、
前記第一の手段により圧力勾配の変化する空間に
生じる空気流の加速力を作用させ、インク吐出口
内のインクを空気吐出口を経て外方に吐出させる
インクジエツト記録装置において、インク吐出口
に対向して空気吐出口を有する空気ノズル板の表
面側に設けられた第１の電極と、上記空気ノズル
板の内面側で、上記第１の電極と上記インク吐出
口の間に設けられた第２の電極を備え、上記第１
と第２の電極にそれぞれ同極の電圧Vb，Vb′を
印加し、一方インクに対しVb，Vb′と逆極性の
電圧Vsを印加し、絶対値で｜Vb｜＞｜Vs｜＞か
つ｜Vb｜＞｜Vb′｜の関係となるように設定し
たものである。
的な手段は、インク吐出口と同軸上に空気吐出口
を対向して設置しインク吐出口と空気吐出口の間
〓部分において急激な曲がりを生じさせながら空
気吐出口より空気流を送出させ、インク吐出口か
ら空気吐出口に至る方向に空気の圧力の減少する
ような圧力勾配の変化する空間を形成する第一の
手段と、、空気吐出口が形成されている部材とイ
ンク吐出口のインクとの間に信号に応じて選択的
に電位差を生じさせる第二の手段とを有し、第二
の手段の電位差による誘引力によりインク吐出口
に生じているインクのメニスカスを引き伸ばし、
前記第一の手段により圧力勾配の変化する空間に
生じる空気流の加速力を作用させ、インク吐出口
内のインクを空気吐出口を経て外方に吐出させる
インクジエツト記録装置において、インク吐出口
に対向して空気吐出口を有する空気ノズル板の表
面側に設けられた第１の電極と、上記空気ノズル
板の内面側で、上記第１の電極と上記インク吐出
口の間に設けられた第２の電極を備え、上記第１
と第２の電極にそれぞれ同極の電圧Vb，Vb′を
印加し、一方インクに対しVb，Vb′と逆極性の
電圧Vsを印加し、絶対値で｜Vb｜＞｜Vs｜＞か
つ｜Vb｜＞｜Vb′｜の関係となるように設定し
たものである。
作 用
上記技術的手段による作用は次のようになる。
即ち、第２の電極でインク吐出口よりインクを引
き出し、第１の電極でインクを空気吐出口の外方
へ吐出させることができる。このように第２の電
極を用いることにより静電力をより効率よくイン
ク吐出口のインクに集中させることができ、従つ
てインクに印加する信号電圧を低くすることがで
き、またインク吐出量を増加させることができ
る。
即ち、第２の電極でインク吐出口よりインクを引
き出し、第１の電極でインクを空気吐出口の外方
へ吐出させることができる。このように第２の電
極を用いることにより静電力をより効率よくイン
ク吐出口のインクに集中させることができ、従つ
てインクに印加する信号電圧を低くすることがで
き、またインク吐出量を増加させることができ
る。
実施例
以下、本発明の実施例を図面に基いて詳細に説
明する。第１図ａに示すようにボデイ部材１の外
壁の先端に絶縁材製の空気ノズル板２が取付けら
れ、内壁の先端に絶縁材製のインクノズル板３が
取付けられ、ボデイ部材１の外壁と内壁の間に空
気室４が形成され、空気ノズル板２とインクノズ
ル板３の間に空気室４に連通する空気流路５が形
成され、インクノズル板３の内側にインク室６が
形成されている。インクノズル板３にはインク吐
出口７が形成され、空気ノズル板２にはインク吐
出口７に対向して空気吐出口８が形成されてい
る。空気室４は空気供給管９により空気供給源
（図示省略）に連通され、インク室６は導電材製
のインク供給管１０によりインク供給源（図示省
略）に連通されている。空気ノズル板２の外面に
は空気吐出口８の外周において第１の電極１１が
設けられ、空気ノズル板２の内面には空気流路５
内の空気吐出口８付近の外周部において第２の電
極１２が設けられている。
明する。第１図ａに示すようにボデイ部材１の外
壁の先端に絶縁材製の空気ノズル板２が取付けら
れ、内壁の先端に絶縁材製のインクノズル板３が
取付けられ、ボデイ部材１の外壁と内壁の間に空
気室４が形成され、空気ノズル板２とインクノズ
ル板３の間に空気室４に連通する空気流路５が形
成され、インクノズル板３の内側にインク室６が
形成されている。インクノズル板３にはインク吐
出口７が形成され、空気ノズル板２にはインク吐
出口７に対向して空気吐出口８が形成されてい
る。空気室４は空気供給管９により空気供給源
（図示省略）に連通され、インク室６は導電材製
のインク供給管１０によりインク供給源（図示省
略）に連通されている。空気ノズル板２の外面に
は空気吐出口８の外周において第１の電極１１が
設けられ、空気ノズル板２の内面には空気流路５
内の空気吐出口８付近の外周部において第２の電
極１２が設けられている。
而して第１の電極１１と第２の電極１２にそれ
ぞれマイナスのバイアス電圧（DC電圧）Vb，
Vb′が印加され、インク供給管１０、即ちインク
に対しプラスの電圧Vsが印加され、絶対値で｜
Vb｜＞｜Vs｜かつ｜Vb｜＞｜Vb′｜の関係とな
るように設定されている。
ぞれマイナスのバイアス電圧（DC電圧）Vb，
Vb′が印加され、インク供給管１０、即ちインク
に対しプラスの電圧Vsが印加され、絶対値で｜
Vb｜＞｜Vs｜かつ｜Vb｜＞｜Vb′｜の関係とな
るように設定されている。
次に上記実施例の動作について説明する（イン
ク吐出原理は従来と同様であるので、その詳細に
ついては省略する。）。上記実施例においては、上
記のように第２の電極１２を設けたことにより、
この第２の電極１２でインク吐出口７よりインク
を引き出し、吐出の状態まで導き、第１の電極１
１でインクを空気吐出口８の外方向へ吐出させる
ことができる。従つて第１の電極１１による静電
力をさらに効率良くインク吐出口７のインクに集
中させ、インク吐出を容易に行なうことができ
る。ここで、バイアス電圧Vb′はマイナス電圧で
大きな値になるとインクの吐出量、応答性は増加
するが、チリの現象が発生し、画質が低下した
り、インクジエツト記録ヘツド前面にインクが溜
つたりする。一方０からプラス方向の電圧では、
画質は向上するが、応答性が低下する。これらの
理由より第１図ｂに示すようにバイアス電圧Vb
が−500Vの時、バイアス電圧Vb′は−200V〜0V
の間にほぼ最適値が存在することが分つた。また
この時の信号電圧Vsは上記のように第２の電極
１２を用いることにより効果率よくインクの吐出
を行なうことができるようになつたので、、従来
例と比較して約半分の＋250〜＋300Vまで低下さ
せることが可能となつた。またインク吐出量も従
来例と比較して30％程度増加させることができ
た。
ク吐出原理は従来と同様であるので、その詳細に
ついては省略する。）。上記実施例においては、上
記のように第２の電極１２を設けたことにより、
この第２の電極１２でインク吐出口７よりインク
を引き出し、吐出の状態まで導き、第１の電極１
１でインクを空気吐出口８の外方向へ吐出させる
ことができる。従つて第１の電極１１による静電
力をさらに効率良くインク吐出口７のインクに集
中させ、インク吐出を容易に行なうことができ
る。ここで、バイアス電圧Vb′はマイナス電圧で
大きな値になるとインクの吐出量、応答性は増加
するが、チリの現象が発生し、画質が低下した
り、インクジエツト記録ヘツド前面にインクが溜
つたりする。一方０からプラス方向の電圧では、
画質は向上するが、応答性が低下する。これらの
理由より第１図ｂに示すようにバイアス電圧Vb
が−500Vの時、バイアス電圧Vb′は−200V〜0V
の間にほぼ最適値が存在することが分つた。また
この時の信号電圧Vsは上記のように第２の電極
１２を用いることにより効果率よくインクの吐出
を行なうことができるようになつたので、、従来
例と比較して約半分の＋250〜＋300Vまで低下さ
せることが可能となつた。またインク吐出量も従
来例と比較して30％程度増加させることができ
た。
なお、第２の電極１２はその大きさ、形状が記
録特性を左右する要因となるので、できるだけイ
ンク吐出口７及び空気吐出口８に近い方が望まし
いが、あまり近過ぎると、インクの一部が第２の
電極１２に付着する恐れが出てくる。従つてイン
ク吐出口７及び空気吐出口８に対し適切な距離が
必要となる。また第２の電極１２を空気流路５の
厚さをコントトロールするスペーサとして兼用さ
せることもできる。
録特性を左右する要因となるので、できるだけイ
ンク吐出口７及び空気吐出口８に近い方が望まし
いが、あまり近過ぎると、インクの一部が第２の
電極１２に付着する恐れが出てくる。従つてイン
ク吐出口７及び空気吐出口８に対し適切な距離が
必要となる。また第２の電極１２を空気流路５の
厚さをコントトロールするスペーサとして兼用さ
せることもできる。
発明の効果
以上の説明のように本発明によれば、インク吐
出口に対向して空気吐出口を有する空気ノズル板
の表面側に第１の電極を設け、、空気ノズル板の
内面側で、第１の電極とインク吐出口の間に第２
の電極を設け、第１と第２の電極にそれぞれ同極
の電圧Vb，Vb′を印加し、インクに対しVb，
Vb′と逆極性の電圧Vsを印加し、絶対値で｜Vb
｜＞｜Vs｜＞かつ｜Vb｜＞｜Vb′｜の関係にな
るように設定しているので、第２の電極でインク
吐出口よりインクを引き出し、第１の電極で、イ
ンクを空気吐出口を外方へ吐出させることがで
き、静電力をより効率よくインク吐出口のインク
に集中させることができる。従つてインクに印加
する信号電圧を低くすることができ、放電の危険
性を防止し、信頼性を向上させることができ、し
かも電気回路の小型化、低コスト化を図ることが
できる。更にインク吐出量を増加させ、記録濃度
を向上させることができる。
出口に対向して空気吐出口を有する空気ノズル板
の表面側に第１の電極を設け、、空気ノズル板の
内面側で、第１の電極とインク吐出口の間に第２
の電極を設け、第１と第２の電極にそれぞれ同極
の電圧Vb，Vb′を印加し、インクに対しVb，
Vb′と逆極性の電圧Vsを印加し、絶対値で｜Vb
｜＞｜Vs｜＞かつ｜Vb｜＞｜Vb′｜の関係にな
るように設定しているので、第２の電極でインク
吐出口よりインクを引き出し、第１の電極で、イ
ンクを空気吐出口を外方へ吐出させることがで
き、静電力をより効率よくインク吐出口のインク
に集中させることができる。従つてインクに印加
する信号電圧を低くすることができ、放電の危険
性を防止し、信頼性を向上させることができ、し
かも電気回路の小型化、低コスト化を図ることが
できる。更にインク吐出量を増加させ、記録濃度
を向上させることができる。
第１図ａは本発明のインクジエツト記録装置の
一実施例を示す断面図、同図ｂはその駆動電圧説
明図、第２図は従来のインクジエツト記録装置を
示す断面図、第３図ａはその駆動電圧説明用の断
面図、同図ｂは駆動電圧説明図である。 ２……空気ノズル板、３……インクノズル板、
７……インク吐出口、８……空気吐出口、１１…
…第１の電極、１２……第２の電極。
一実施例を示す断面図、同図ｂはその駆動電圧説
明図、第２図は従来のインクジエツト記録装置を
示す断面図、第３図ａはその駆動電圧説明用の断
面図、同図ｂは駆動電圧説明図である。 ２……空気ノズル板、３……インクノズル板、
７……インク吐出口、８……空気吐出口、１１…
…第１の電極、１２……第２の電極。
Claims (1)
- １ インク吐出口と同軸上に空気吐出口を対向し
て設置しインク吐出口と空気吐出口の間〓部分に
おいて急激な曲がりを生じさせながら空気吐出口
より空気流を送出させ、インク吐出口から空気吐
出口に至る方向に空気の圧力の減少するような圧
力勾配の変化する空間を形成する第一の手段と、
空気吐出口が形成されている部材とインク吐出口
内のインクとの間に信号に応じて選択的に電位差
を生じさせる第二の手段とを有し、第二の手段の
電位差による誘引力によりインク吐出口に生じて
いるインクのメニスカスを引き伸ばし、前記第一
の手段により圧力勾配の変化する空間に生じる空
気流の加速力を作用させ、インク吐出口内のイン
クを空気吐出口を経て外方に吐出させるインクジ
エツト記録装置において、インク吐出口に対向し
て空気吐出口を有する空気ノズル板の表面側に設
けられた第１の電極と、上記空気ノズル板の内面
側で、上記第１の電極と、上記インク吐出口７の
間に設けられた第２の電極を備え、上記第１と第
２の電極にそれぞれ同極の電圧Vb，Vb′を印加
し、インクに対しVb，Vb′と逆極性の電圧Vsを
印加し、絶対値で｜Vb｜＞｜Vs｜かつ｜Vb＞
｜Vb′｜の関係となるように設定したことを特徴
とするインクジエツト記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17791085A JPS6239251A (ja) | 1985-08-13 | 1985-08-13 | インクジエツト記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17791085A JPS6239251A (ja) | 1985-08-13 | 1985-08-13 | インクジエツト記録装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6239251A JPS6239251A (ja) | 1987-02-20 |
| JPH0469548B2 true JPH0469548B2 (ja) | 1992-11-06 |
Family
ID=16039198
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17791085A Granted JPS6239251A (ja) | 1985-08-13 | 1985-08-13 | インクジエツト記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6239251A (ja) |
-
1985
- 1985-08-13 JP JP17791085A patent/JPS6239251A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6239251A (ja) | 1987-02-20 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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